JPS6331736Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6331736Y2 JPS6331736Y2 JP1982035645U JP3564582U JPS6331736Y2 JP S6331736 Y2 JPS6331736 Y2 JP S6331736Y2 JP 1982035645 U JP1982035645 U JP 1982035645U JP 3564582 U JP3564582 U JP 3564582U JP S6331736 Y2 JPS6331736 Y2 JP S6331736Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coating
- nozzle
- coating liquid
- slit
- width
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000576 coating method Methods 0.000 claims description 87
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims description 86
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 37
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 238000007754 air knife coating Methods 0.000 description 3
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
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Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は連続走行しているウエブに塗液を塗布
するための塗布装置に関し、特に塗液を供給する
ためのスリツトを先端に有するノズル型塗布ヘツ
ドとエアーナイフ装置を併せ有する塗布装置に関
する。
するための塗布装置に関し、特に塗液を供給する
ためのスリツトを先端に有するノズル型塗布ヘツ
ドとエアーナイフ装置を併せ有する塗布装置に関
する。
従来、塗液をエアーナイフ装置を用いて、ウエ
ブ面に塗布された余剰の塗液をエアージエツトで
吹き落して目的とする所定の塗布量に計量する塗
布方法において、ウエブ面に余剰の塗液を塗布す
る方式としてロール方式、デイツプ方式、フアウ
ンテン方式等があるが、ロール方式は塗液に泡の
発生が起こりやすく、良質な塗膜が得られにくい
こと、又デイツプ方式は高速塗布における余剰の
塗液供給コントロールが困難という欠点がある。
これらの方式に対し、フアウンテン方式は泡の発
生が起こりにくく、又、高速塗布における塗液供
給コントロールに適している。
ブ面に塗布された余剰の塗液をエアージエツトで
吹き落して目的とする所定の塗布量に計量する塗
布方法において、ウエブ面に余剰の塗液を塗布す
る方式としてロール方式、デイツプ方式、フアウ
ンテン方式等があるが、ロール方式は塗液に泡の
発生が起こりやすく、良質な塗膜が得られにくい
こと、又デイツプ方式は高速塗布における余剰の
塗液供給コントロールが困難という欠点がある。
これらの方式に対し、フアウンテン方式は泡の発
生が起こりにくく、又、高速塗布における塗液供
給コントロールに適している。
フアウンテン方式は塗液をウエブ面に供給する
ためのスリツトを先端に有するノズル型塗布ヘツ
ドを有し、このスリツトから走行するウエブ面に
目的とする所定の塗布量よりも余剰の塗布量を供
給し、これをエアーナイフ装置から吹き出すエア
ージエツトにより、余剰の塗液を吹き落して目的
の塗布量を得る。
ためのスリツトを先端に有するノズル型塗布ヘツ
ドを有し、このスリツトから走行するウエブ面に
目的とする所定の塗布量よりも余剰の塗布量を供
給し、これをエアーナイフ装置から吹き出すエア
ージエツトにより、余剰の塗液を吹き落して目的
の塗布量を得る。
通常、フアウンテン型塗布ヘツドのスリツト巾
はウエブ面へ塗布する塗液の塗布巾と同一の長さ
に設定される。そしてノズルの巾は、スリツトの
両端から塗液がはみ出して流れ出ないように、ノ
ズルの設計の段階でノズルの両端部を措置する
か、あるいはノズルを製作した後に、フイルム等
の材料を用いてスリツトの両端部をつめる等の措
置がとられるが、ノズル巾は塗布巾より数ミリメ
ートルから10ミリメートル程度長くなる程度で、
ノズル巾と塗布巾はほぼ同じ長さとなる。
はウエブ面へ塗布する塗液の塗布巾と同一の長さ
に設定される。そしてノズルの巾は、スリツトの
両端から塗液がはみ出して流れ出ないように、ノ
ズルの設計の段階でノズルの両端部を措置する
か、あるいはノズルを製作した後に、フイルム等
の材料を用いてスリツトの両端部をつめる等の措
置がとられるが、ノズル巾は塗布巾より数ミリメ
ートルから10ミリメートル程度長くなる程度で、
ノズル巾と塗布巾はほぼ同じ長さとなる。
ところが塗布巾とほぼ同じ巾のノズルでウエブ
面に塗液を供給し、これを所定の塗布量にするた
め、余剰の塗液をエアージエツトで吹き落すと、
塗液の塗布されたウエブの耳部の塗液がウエブか
らはみ出し、ウエブの裏面に塗液がまわり込む所
謂「裏まわり」現象が生じ、裏まわりが生じたウ
エブは商品として使えず廃棄される。裏まわりが
生じないまでも塗布された耳部の塗布量が所定の
塗布量とならなかつたり、塗布ムラが著しいため
に廃棄されることとなる。このような現象は余剰
の塗液を吹き落すために吹きつけるエアー圧が高
い場合や塗液の粘度が低い場合、あるいは余剰の
塗液が多い場合に著しく発生する。
面に塗液を供給し、これを所定の塗布量にするた
め、余剰の塗液をエアージエツトで吹き落すと、
塗液の塗布されたウエブの耳部の塗液がウエブか
らはみ出し、ウエブの裏面に塗液がまわり込む所
謂「裏まわり」現象が生じ、裏まわりが生じたウ
エブは商品として使えず廃棄される。裏まわりが
生じないまでも塗布された耳部の塗布量が所定の
塗布量とならなかつたり、塗布ムラが著しいため
に廃棄されることとなる。このような現象は余剰
の塗液を吹き落すために吹きつけるエアー圧が高
い場合や塗液の粘度が低い場合、あるいは余剰の
塗液が多い場合に著しく発生する。
この様な現象は塗布巾の耳の部分では、エアー
ナイフから吹き出した風が、ノズルを巻くように
流れ、この風の流れに沿つて塗液が塗布巾からは
み出して吹き飛ばされることに原因しているもの
と考えられる。
ナイフから吹き出した風が、ノズルを巻くように
流れ、この風の流れに沿つて塗液が塗布巾からは
み出して吹き飛ばされることに原因しているもの
と考えられる。
本考案の目的は上述した欠点を取り除くことの
できるフアウンテン方式を用いたエアーナイフ塗
布装置を提供することにある。
できるフアウンテン方式を用いたエアーナイフ塗
布装置を提供することにある。
本考案の目的はノズルのスリツトの塗布巾の両
側に、約30mm以上、好ましくは約50mm以上の非塗
液供給部を設けることにより達成される。
側に、約30mm以上、好ましくは約50mm以上の非塗
液供給部を設けることにより達成される。
すなわち本発明は、連続走行しているウエブに
塗液を供給するためのスリツトを先端に有するノ
ズル型塗布ヘツドを用いて、塗液を目的とする所
定の塗布量より余剰状態に塗布し、この余剰の塗
液をエアーナイフ装置を用いて所定の塗布量に計
量する塗布装置において、該ノズルにスリツトの
塗布巾に加え、スリツトの塗布巾方向の両側に、
各々約30mm以上の非塗液供給部を設けたことを特
徴とする塗布装置である。
塗液を供給するためのスリツトを先端に有するノ
ズル型塗布ヘツドを用いて、塗液を目的とする所
定の塗布量より余剰状態に塗布し、この余剰の塗
液をエアーナイフ装置を用いて所定の塗布量に計
量する塗布装置において、該ノズルにスリツトの
塗布巾に加え、スリツトの塗布巾方向の両側に、
各々約30mm以上の非塗液供給部を設けたことを特
徴とする塗布装置である。
以下に本考案を図により詳細に説明する。第１
図はフアウンテン型エアーナイフ塗布装置を用
い、塗布バツキングロール１の表面に沿つて走行
するウエブ２の表面にノズル３のスリツト４から
塗液５を供給し、この余剰の塗液をエアーナイフ
６から吹き出すエアージエツトで吹き落して所定
の塗布量に計量する状況を表わしたものである。
図はフアウンテン型エアーナイフ塗布装置を用
い、塗布バツキングロール１の表面に沿つて走行
するウエブ２の表面にノズル３のスリツト４から
塗液５を供給し、この余剰の塗液をエアーナイフ
６から吹き出すエアージエツトで吹き落して所定
の塗布量に計量する状況を表わしたものである。
第２図は従来のノズルを示したもので、第３図
及び第４図は本考案に係るノズルの実施例を示し
たものであるが本考案はこれらに限定されない。
図中ａは塗布巾に合せて作られた塗液を供給する
ためのスリツト、ｂはスリツトａの塗布巾方向の
両側に設けられた非塗液供給部を示す。本考案に
おいて、ｂは各々塗布巾方向に対して約30mm以
上、好ましくは約50mm以上である。この長さの上
限は本考案の効果上の理由では制限されないが、
取り扱い上あるいはコスト上等の理由で任意の長
さに設定すればよい。
及び第４図は本考案に係るノズルの実施例を示し
たものであるが本考案はこれらに限定されない。
図中ａは塗布巾に合せて作られた塗液を供給する
ためのスリツト、ｂはスリツトａの塗布巾方向の
両側に設けられた非塗液供給部を示す。本考案に
おいて、ｂは各々塗布巾方向に対して約30mm以
上、好ましくは約50mm以上である。この長さの上
限は本考案の効果上の理由では制限されないが、
取り扱い上あるいはコスト上等の理由で任意の長
さに設定すればよい。
本考案において、ノズルのスリツト先端部ａに
対し非塗液供給部面ｂは同一面上であつてもよい
し、若干凹状あるいは凸状であつてもよいが、１
mm以下のオーダーで若干へこんだ形になつている
方が好ましい。
対し非塗液供給部面ｂは同一面上であつてもよい
し、若干凹状あるいは凸状であつてもよいが、１
mm以下のオーダーで若干へこんだ形になつている
方が好ましい。
実施例
第３図に示したノズルにおいてスリツトａを
1100mm巾、スリツトの両側の塗液非供給部ｂを
各々100mmとした本考案のノズル型塗布ヘツドを
作製し、第１図に示したフアウンテン型エアーナ
イフ塗布装置のノズル３として用い100ｍ／分の
速度で走行する巾1150mmのポリエチレンテレフタ
レートフイルムにハロゲン化銀写真乳剤を塗布し
たところ、裏まわり現象もなく、均一な塗膜を得
ることができた。これに対し、同じ巾のスリツト
ａを有する第２図に示した従来のノズル型塗布ヘ
ツドを用いて同様に塗布したところ裏まわり現像
を生じ、耳部に塗布ムラが発生した。
1100mm巾、スリツトの両側の塗液非供給部ｂを
各々100mmとした本考案のノズル型塗布ヘツドを
作製し、第１図に示したフアウンテン型エアーナ
イフ塗布装置のノズル３として用い100ｍ／分の
速度で走行する巾1150mmのポリエチレンテレフタ
レートフイルムにハロゲン化銀写真乳剤を塗布し
たところ、裏まわり現象もなく、均一な塗膜を得
ることができた。これに対し、同じ巾のスリツト
ａを有する第２図に示した従来のノズル型塗布ヘ
ツドを用いて同様に塗布したところ裏まわり現像
を生じ、耳部に塗布ムラが発生した。
第１図はフアウンテン型エアーナイフ装置によ
る塗布状況を示した説明図、第２図は従来のノズ
ル型塗布ヘツドの斜視図、第３図及び第４図は本
考案の実施例を示すノズル型塗布ヘツドの斜視図
である。 １……塗布バツキングロール、２……ウエブ、
３……ノズル型塗布ヘツド、４……ノズル先端の
スリツト部、５……塗液、６……エヤーナイフ、
７……塗液回収装置、ａ……スリツト、ｂ……非
塗液供給部。
る塗布状況を示した説明図、第２図は従来のノズ
ル型塗布ヘツドの斜視図、第３図及び第４図は本
考案の実施例を示すノズル型塗布ヘツドの斜視図
である。 １……塗布バツキングロール、２……ウエブ、
３……ノズル型塗布ヘツド、４……ノズル先端の
スリツト部、５……塗液、６……エヤーナイフ、
７……塗液回収装置、ａ……スリツト、ｂ……非
塗液供給部。
Claims (1)
- 連続走行しているウエブに塗液を供給するため
のスリツトを先端に有するノズル型塗布ヘツドを
用いて、塗液を所定の塗布量より余剰となるよう
に塗布し、この余剰の塗液をエアーナイフ装置を
用いて所定の塗布量に計量する塗布装置におい
て、該ノズルにスリツトの塗布巾に加え、スリツ
トの巾方向の両側に、各々約30mm以上の非塗液供
給部を設けたことを特徴とする塗布装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3564582U JPS58137475U (ja) | 1982-03-12 | 1982-03-12 | 塗布装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3564582U JPS58137475U (ja) | 1982-03-12 | 1982-03-12 | 塗布装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58137475U JPS58137475U (ja) | 1983-09-16 |
| JPS6331736Y2 true JPS6331736Y2 (ja) | 1988-08-24 |
Family
ID=30047107
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3564582U Granted JPS58137475U (ja) | 1982-03-12 | 1982-03-12 | 塗布装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58137475U (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5386741A (en) * | 1977-01-11 | 1978-07-31 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | Device for coating |
| JPS55119470A (en) * | 1979-03-06 | 1980-09-13 | Fuji Photo Film Co Ltd | Coating method |
| JPS56113373A (en) * | 1980-02-13 | 1981-09-07 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Transcriptor of coating apparatus |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6218301Y2 (ja) * | 1979-05-12 | 1987-05-11 |
-
1982
- 1982-03-12 JP JP3564582U patent/JPS58137475U/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5386741A (en) * | 1977-01-11 | 1978-07-31 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | Device for coating |
| JPS55119470A (en) * | 1979-03-06 | 1980-09-13 | Fuji Photo Film Co Ltd | Coating method |
| JPS56113373A (en) * | 1980-02-13 | 1981-09-07 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Transcriptor of coating apparatus |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58137475U (ja) | 1983-09-16 |
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