JPS63317001A - ロ−タリ耕耘装置のカバ−構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、リヤカバーに培土器取付用の切欠部を形成し
、この切欠部を塞ぐ塞板を、着脱自在に設けるとともに
、前記塞板に培土器の支持棒の挿通孔を形成し、この挿
通孔を塞く蓋体を開閉可能に設けてあるロータリ耕耘装
置のカバー構造に関するものである。

〔従来の技術〕

一般に、ロークリ耕耘装置に培土器を取り付ける場合、
成形する畝の高さに応じて２つの取り付は方がある。

即ち、浅く耕起して畝を低く盛り上げる場合には、リヤ
カバーから塞板を取り外し、切欠部に培土器を入り込ま
せ、垂れ下がったりャカハーを整地具として利用する。

また、深く耕起して畝を高く盛り上げる場合には、第５
図に示すように塞板を取り外さずに挿通孔に培土器の支
持棒を挿通させ、培土器の上にまくられたりャカバー（
８）を土飛散防止用として利用する。従って、畝を高く
盛り上げる場合には蓋体を開いて挿通孔を開放し、それ
以外の場合、例えば普通の耕耘作業をする場合には蓋体
を閉じて挿通孔を閉塞しておくことになる。

旧来のロータリ耕耘装置では、蓋体を塞仮にボルトを用
いて固定してあった（実開昭５９−１３６９０５号公報
）。

〔発明が解決しようとするｌ’、’１題点〕そのため、
蓋体の開閉を行う度にボルトの挿抜を行わなければなら
ず面倒であった。しかも、ボルトが錆びたりすると挿抜
がなお一層困難になった。

本発明は、このような実情に鑑みて側基されたものであ
り、その目的は挿通孔の蓋体の開閉を簡単に行えるよう
にすることにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の特徴構成は、蓋体を塞板にその外面に沿って揺
動自在、且つ、塞板外面に対して遠近変位可能に枢支す
るとともに、前記外面側に向けて弾性付勢し、蓋体のＭ
側に前記挿通孔に嵌入可能な嵌入部を突出形成しである
点にあり、その作用・効果は次の通りである。

〔作　用〕

つまり、挿通孔を開放する場合には、蓋体を弾性付勢力
に抗して塞板外面から遠ざかる方向に変位させ、裏側に
形成された嵌入部を挿通孔から脱出させる。そして、そ
の状態のまま蓋体を塞板の外面に沿って揺動する。また
、挿通孔を閉塞する場合には、蓋体を塞板の外面に沿っ
て挿通孔側へ揺動する。そして、蓋体が適正な位置にく
ると、弾性付勢力によって嵌入部が挿通口に自動的に嵌
入し、挿通孔が閉塞される。

〔発明の効果〕

従って、本発明による挿通孔の蓋体の開閉を、ビスを挿
抜するための手間をかけたり工具を使用しなくとも、簡
単且つ短時間で行えるようになった。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第４図には農用トラクタの後部に、昇降自在に連結され
たサイドドライブ型ロークリ耕耘装置（Ａ）が示されて
いる。

前記サイドドライブ型ロータリ耕耘装置（Ａ）は、伝動
軸が内装される筒状の伝動フレーム（３）の一方側端部
にチェーンケース（４）を連結するとともに、他方側の
端部にサイドフレーム（５）を連結し、チェーンケース
（４）とガイドフレーム（５）の下端部間に亘ってロー
タリ耕耘爪軸（６）を横架し、この耕耘爪軸（６ン　の
上部を覆うロータリカバー（７）を配設して概略が構成
されている。

前記ロークリカバー（７）の後部に垂設されたりャカバ
ー（８）の後端側には、培土器の前端部を入り込ませる
ためのｖ字状切欠部（９）が形成され、このリヤカバー
（８）の切欠部（９）を塞ぐ三角形状の塞板（１０）を
着脱自在に設けである。

前記塞板（１０）は、第３図に示すように、その上部に
左右全幅に亘る屈折部（Ｃ）を有し、塞板（１０）を装
着した状態において、第５図に示すように、培土器（Ｂ
）の支持棒（１６）を挿通させるための長円形の挿通孔
（１１）がこの屈折部の中央に形成され、この挿通孔（
１１）を開閉する蓋体（１２）を備えている。この蓋体
（１２）について詳述すると、第１図及び第２図に示す
ように、挿通孔（１１）の上縁部に突設されたボルト（
１３）を蓋体（１２）の上部の孔に差し込んで、更にそ
の突出する部分につる巻バネ（１４）を遊嵌し、先端側
に螺合した２個のロックナツト（１５）でこのつる巻バ
ネ（１４）を蓄圧状態にしである。従って、前記蓋体（
１２）は、ボルト（１３）を軸にして塞Ｆｉ、（１０）
の外面に沿って揺動自在であり、且つ、つる巻バネ（１
４）の圧縮と孔の隙間を利用して塞板外面に対して遠近
変位可能であるとともに、つる巻ハネ（１４）の弾発力
で塞板（１２）の外面側へ付勢された状態になっている
。尚、蓋体（１２）の裏側には、挿通孔（１１）に嵌入
可能で且つそれと同形の嵌入部（１２ａ）を位置決め用
として突出形成しである。

前記挿通孔（１１）の開閉は、作用の項で記した手順で
行う。即ち、挿通孔（１１）を開放する場合には、蓋体
（１２）の下端を摘んでつる巻バネ（１４）に抗して持
ち上げ、嵌入部（１２ａ）を挿通孔（１１）からばすし
、そのままの状態で揺動する。また、挿通孔（１１）を
閉塞する場合には、蓋体（１２）の下端を摘んで挿通孔
（１１）側へ揺動し、適正な位置に来たらつる巻ハネ（
１４）の付勢力を利用して嵌入部（１２ａ）を挿通孔（
１１）に嵌入させるのである。

前記つる巻ハネ（１４）の付勢力は、ロックナツト（１
５）の螺合度合を変更することで自由に調節できる。

尚、本発明を実施するにあたって、つる巻バネ（１４）
の代わりに蓋体（１２）の揺動支点部分に板ハネを用い
てもよい。

特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為に符
号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造に限
定されるものではない。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係るロークリ耕耘装置のカバー構造の実
施例を示し、第１図は蓋体の後面図、第２図は第１図の
ｎ−ｎ線断面図、第３図は塞板の後面図、第４図はロー
クリ耕耘装置の斜視図であり、第５図は高い畝立てをす
る場合の培土器の取付状態を示すロークリ耕耘装置の側
面図である。 （８）・・・・・・リヤカバー、（９）・・・・・・切
欠部、（１０）・・・・・・塞板、（１１）・・・・・
・挿通孔、（１２）・・・・・・蓋体、（１２ａ）・・
・・・・嵌入部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. リヤカバー（８）に培土器取付用の切欠部（９）を形成
   し、この切欠部（９）を塞ぐ塞板（１０）を、着脱自在
   に設けるとともに、前記塞板（１０）に培土器の支持棒
   の挿通孔（１１）を形成し、この挿通孔（１１）を塞ぐ
   蓋体（１２）を開閉可能に設けてあるロータリ耕耘装置
   のカバー構造であって、前記蓋体（１２）を塞板（１０
   ）にその外面に沿って揺動自在、且つ、塞板外面に対し
   て遠近変位可能に枢支するとともに、前記外面側に向け
   て弾性付勢し、蓋体（１２）の裏側に前記挿通孔（１１
   ）に嵌入可能な嵌入部（１２ａ）を突出形成してあるロ
   ータリ耕耘装置のカバー構造。