JPS63315936A - パタ−ンと異物弁別装置 - Google Patents

パタ−ンと異物弁別装置

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JPS63315936A
JPS63315936A JP15112187A JP15112187A JPS63315936A JP S63315936 A JPS63315936 A JP S63315936A JP 15112187 A JP15112187 A JP 15112187A JP 15112187 A JP15112187 A JP 15112187A JP S63315936 A JPS63315936 A JP S63315936A
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JP
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pattern
light
illumination
detection
laser diodes
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JP15112187A
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Minoru Noguchi
稔 野口
Hiroaki Shishido
弘明 宍戸
Mitsuyoshi Koizumi
小泉 光義
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、LSIなど集積度の高い半導体装置を製造す
る時に使用するレチクルやマスク等のパターンを検査す
る装置に係り、特に、レチクルやマスクに付着した微細
な異物(パターン欠陥も含む。)をパターンエツジから
弁別して検出するパターンと異物弁別装置に関する。
〔従来の技術〕
レチクルやマスクに付着した異物を検出する装置として
種々のものが開発されている。特開昭59−65112
8号公報に記載されている従来技術では。
特定の入射角度で直接偏光レーザをレチクルに照射し、
レチクル基板やパターンと異物とはその反射光の偏光方
向が異なることを利用して異物を弁別している。特開昭
5a −101390号公報記載の従来装置では、レチ
クル上のパターンエツジカ一般的に視野内で同一方向か
あるいは2〜3方向の組合せで構成されていることに着
目し、この方向のパターンエツジによる回折光をフーリ
エ変換面に設置した空間フィルタで除去し、異物からの
反射光のみ強調して検出している。特開昭59−186
324号公報記載の従来装置では、パターンエツジ部で
生じた散乱光は指向性があるが、異物による散乱光は指
向性がないことに着目し、複数箇所に設置した受光素子
の夫々の受光量の論理積をとることで異物を弁別してい
る。また、特開昭60−154634号や特開昭60−
154635号公報記載の従来装置では。
パターンエツジからの回折光はある特定の方向にのみ集
中して回折していくのに対し、異物からの散乱光は全て
の方向に散乱していくという現象を利用し、複数の検出
器を配置することで異物を弁別している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
LSI等の半導体装置の製造では、露光工程でレチクル
と呼ばれる原版上のパターンを半導体ウェハに焼き付は
転写する。このとき、レチクル上に異物が存在すると、
パターンが正確に転写せず。
チップ全体が不良になってしまう。従って、レチクル管
理上焼き付は前に異物を検出する必要がある。
レチクルやマスク等を製造する場合、レジストの残留物
やパターン形成用のクロムあるいは酸化クロムのエツチ
ング残、レチクル洗浄液に溶けていた不純物のレチクル
洗浄乾燥時に凝集した異物等がレチクルに付着する。こ
のような異物は、微小であったり薄膜状であったりして
、従来は殆ど問題になっていなかった。しかし+ LS
Iの高集積化の技術が進歩し、配線パターンが微細にな
るに従い、従来は問題とならなかったサブミクロンオー
ダの上述した°異物の存在も重要な問題となってきてい
る。
前述した特開昭54−65428号公報記載の従来装置
は、微小塊状異物および薄膜状異物からの反射光がパタ
ーンエツジからのそれに較べて微弱になり、微小塊状異
物および薄膜状異物とパターンエツジとを区別できない
。微小塊状異物の反射光については1%開昭59−10
1390号公報記載の従来技術で強調することは可能で
ある。しがし、消去可能なパターンエツジからの反射光
が限られ、同一の空間フィルタで全てのパターンエツジ
からの反射光を除去することは不可能である。
その他の前記従来技術でも、1μ風以下の微小塊状異物
や薄膜状異物をパターンエツジと区別して検出すること
ができない。これは、従来は広い領域に光を照射してい
るため、パターンエツジの荒れ等による散乱光の強度の
和が太きくなり、その影響を受けて微小異物からの散乱
光の信号がうずもれてし−15からである。斯かる悪影
響を避けるため、レンズの開口数を太きくして光の照射
領域を微小領域に絞り込んでも、従来装置の構成ではパ
ターンエツジと異物を区別することはできない。
何故なら、レンズの開口数が太きいと多方向から光が照
射されることになり、パターンエツジからの散乱光の指
向性が失われ異物からの散乱光と区別できなくなるため
である。つまり、1点を照明する方法で照明領域を小さ
くするには限界がある。
本発明の目的は、サブミクロンオーダの微小異物や薄膜
状異物でも弁別できるパターンヒ異物弁別装置を提供す
ることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、被検査試料上の一点を入射角i(〈90°
)の指向性の良い光線で互いに異なる方向から照射する
。(≧2の整数)個の照明源と、前記被検査試料からの
反射光を結像する開口数N。
A、のレンズを前記m個の照明源の配置位置に対して #、 j4. <mi −m(π/ 2m )  −曲
−・−(11の関係を満たすように配置した1つの光学
検出系と、前記レンズの結像位置に設置された光検出器
と、前記m個の照明源から照射され前記被検査試料で反
射された光またはその前記光検出器による検出信号を前
記照明源対応に分離する分離手段と分離して得た前記各
検出信号の論理積をとる信号処理手段とを備えることで
、達成される。
〔作用〕
複数の照明源と反射光検出レンズとを前記(1)式を満
たすように配置することで形成された空間フィルタによ
り、パターンエツジからの指向性の高い反射光の大部分
は除去される。また、照明光として指向性の高い光線た
とえばレーザ光を使用するので照明領域が太きくなり、
開口数N、 A、の大きいレンズが使用できる。このた
め、検出領域を微小領域1例えば、具体的にいうと、0
.1μmの異物を検出するのに適当とされる0、5μm
四方〜3μm四方の領域に絞り込むことが可能となる。
更に、多方向照明1方向検出方式なので、いずれかの照
明源からの照射に対してパターンエツジからの反射光が
検出されないときがある。これに対して異物は全ての照
明源からの照明光を散乱する。従って、照明源対応に反
射光あるいはその検出信号を分離し論理積をとることで
、微小異物や薄膜状異物をパターンエツジから弁別可能
となる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は1本発明の第1実施例に係るパターン/異物弁
別装置の構成図である。本実施例に係るパターン/異物
弁別装置は、レチクル等の被検査試料1を載置するステ
ージ部5と、反射照明部14と、透過照明部19と、検
出部22と、信号処理部46と、制御部36から成る。
ステージ部5は、被検査試料1を載置するステージ2と
、被検査試料1をステージ2に機械的に固定するクラン
プ3と、ステージ2を後述するマイクロコンピュータ3
4からの指示によりX方向およびY方向に駆動するステ
ージ駆動系4から成る。
ステージ2は、例えば、X方向への各0.1秒の等加速
運動1等速運動1等減速運動を2分の1周期とし、最高
速度約1rlL/秒、振幅200■の周期運動をする。
そして、X方向の等加速時間と等減速時間に同期してY
方向に0.15■ずつステップ状に送る。1回の検査時
間に670回送ると、約130秒で100m送ることが
できる。これにより、  100■四方の領域を約13
0秒で走査できる。
尚、ステージ2は、本実施例のXYステージに限定され
るものではない。例えば、第2図に示すXθステージを
使用することもできる。第2図のXθステージは、Xス
テージ42と、Xステージ駆動系4と、θステージ38
と、θステージ58の底部外周に刻設された歯39と噛
み合うギア4oを回転させるθステージ駆動系41と、
被検査試料1を憶うマスク37と、クランプ3から成る
。例えば、θステージ39は4回/秒で等速回転し、X
ステージ42は0.6■/seeの等速で約70■送ら
れる。従って、100■四方の領域は約120秒で走査
される。このとき、θステージ38に固定されたマスク
57により検査領域以外は遮光される。
第1図の透過照明部19は、被検査試料1の斜め下側に
配された4個の高速スイッチングが可能なレーザダイオ
ード15.16.17.18で構成される。
反射照明部14は、被検査試料1の斜め上側に配された
4個の高速スイッチングが可能なレーザダイオード6.
7.B、9と、各レーザダイオード6.7,8゜9に夫
々駆動パルス電力を供給するレーザダイオード駆動源1
0.1 +、 12.15から成る。各レーザダイオー
ド駆動源10,11,12.13は、前記透過照明部1
9の夫々のレーザダイオード15.16.17.18に
も接続され、一対のレーザダイオード6と15.7と1
6゜8と17,9と18が同時にレーザビームを照射す
るようになっている。
反射照明部1404個のレーザダイオード6〜9と透過
照明部1904個のレーザダイオード15〜18は、夫
々被検査試料1に対して面対称な位置に配置され、これ
ら8個のレーザダイオードは、被検査試料1上の同一の
1点に向けて入射角i −60’でレーザビームを照射
するようになっている。第3図は、第1図のI[[−1
線矢視図である。4個のレーザダイオード6〜9は、夫
々の入射面が隣り合うレーザダイオードの入射面に対し
て45°の角度になるように固定されている。
検出部22は、被検査試料1の真上に配された1つの対
物レンズ20と、該対物レンズ2oによる結像を電気信
号に変換する例えば−次元ピンシリコンフォトダイオー
ドプレイで成る検出器21で構成される。この対物レン
ズ20の開口数N、 A、は5次式(1)を満たすよう
に設定されている。
N、 A、 <幽i・虐(π/2m )  旧・・・叩
・・叩・山・・+1)斯かる対物レンズ2oは、第(1
)式を満たすレンズをそのまま使用しても良いし、また
、絞りKよってその開口数N、 A、を第(1)式を満
たすようにしてもよい。ここで、iはレーザダイオード
6〜9の入射角であり、罵はレーザダイオード6〜9の
個数である。つまり、本実施例では、1=60°でrn
m 4であるので、レンズ開口舷N、 A、は0.33
となる。尚、第+1)式中の(π/rn)は、隣り合う
レーザダイオードの入射面の角度45°である。
制御部36は、パルス(タイミング)発生器24とマイ
クロコンピュータ64と、出力装置35からなる。
パルス発生器24は、マイクロコンピュータ34からの
指示によりレーザダイオード駆動源10,11,12゜
13に順次制御パルスを出力し、レーザダイオード(6
と15)→(7と16)→(8と17)→(9と18)
の順に発光させる。また、これに同期したパルスを信号
処理部43の遅延回路(シフトレジスタ)29〜52に
送ってこれらを作動させる。
信号処理部43は、検出器21の1画素毎に設けられ(
第1図には1つの信号処理部のみ図示しである。)、検
出器21の検出信号を2値化する2値化回路25と、該
2値化回路23の出力信号および前記レーザダイオード
駆動源10〜13に夫々供給されるパルス発生器24の
出力パルス信号を入力とする4個の2人カアンド回路2
5.26.27.28と、アンド回路25の出力信号を
遅延させる4段シフトレジスタ29と、アンド回路26
の出力信号を遅延させる3段シフトレジスタ30と、ア
ンド回路27の出力信号を遅延させる2段シフトレジス
タ31と、アンド回路28の出力信号を遅延させる1段
シフトレジスタ32と、これら4イ固のシフトレジスタ
29〜32の出力信号の論理積をとりその結果を前記マ
イクロコンピュータ34に送る4人カアンド回路33か
ら成る。
このように遅延段数が1つずつ異なるシフトレジスタ2
9〜32を設けたので、4回に分けて被検査試料1をレ
ーザビームで照射した結果が同時にアンド回路33に取
り込まれる。
マイクロコンピュータ34は、各信号処理部43のアン
ド回路33から送られてくる信号を、ステージ駆動系4
への駆動制御信号と同期して取り込み。
異物が存在した場合、即ちアンド回路33の出力がハイ
レベルになったとき、その時のステージ2の座標位置を
記憶すると共にプリンタやディスプレイ装置等の出力装
置に検査結果を出力する。
次に、上述した構成のパターン/異物弁別装置の動作に
ついて説明する。
被検査試料1がステージ2に載置され、マイクロコンピ
ュータ34からの制御信号でパルス発生器24が作動す
る。先ず、第1タイミングでレーザダイオード6および
15が約100ナノ秒間パルス発光する。このレーザビ
ームの照射時にレンズ20で集光された光は検出器21
で電気信号に変換される。
この信号は2値化回路23で2値化され、アンド回路2
5を通して4段シフトレジスタ29に取り込まれる。
前記第1パルス発光が終了して約100ナノ秒後に、第
2タイミングでレーザダイオード7と16が約100ナ
ノ秒間パルス発光し、このときの検出信号が3段シフト
レジスタ30に取り込まれる。またこの第2タイミング
で、4段シフトレジスタ29に取り込まれていたデータ
が1段シフトする。
前記第2パルス発光が終了して約100ナノ秒後に、第
3タイミングでレーザダイオード8と17が約100ナ
ノ秒間パルス発光し、このときの検出信号が2段シフト
レジスタ31に取り込まれる。捷たこの第3タイミング
で、4段シフトレジスタ29と3段シフトレジスタ30
に取り込まれていたデータが1段シフトする。
前記第3パルス発光が終了して約100ナノ秒後に、第
4タイミングでレーザダイオード9と18が約100ナ
ノ秒間パルス発光し、このときの検出信号が1段シフト
レジスタ32に取り込まれる。またこの第4タイミング
で、4段シフトレジスタ29と3段シフトレジスタ30
と2段シフトレジスタ61に取り込まれていたデータが
1段シフトする。
次のタイミングで、各シフトレジスタ29〜62内のデ
ータはアンド回路33に同時に入力し、アンド回路33
の出力信号がマイクロコンピュータ34に送られる。そ
して、マイクロコンピュータ64からの制御信号でステ
ージ2が移動され1次の検査領域で上記手順が繰り返さ
れる。
斯かる検出動作によりどのようにして微小異物が検出さ
れるかを、第4図〜第10図を用いて説明する。
第4図および第5図は、被検査試料の部分平面図および
部分断面図である。両図において、56はガラス基板、
1はレチクル等の被検査試料、45はパターン、 54
,5Abは検査領域、57はパターン上以外の微小異物
、58はパターン上の異物、71ハパターン欠陥、51
はパターンエツジ%55はパターンコーナ一部である。
第6図は、一般の回折現象を説明する図である。
パターン45に入射角iで入射する光束46は、パター
ンエツジで光束47 、48として回折する。第6図で
は、レンズ20に接する球面49を考え、光束46〜4
8とこの球面49との交点を見てみる。第7図および第
8図は第6図の平面図および側面図である。
回折光束47.48を結ぶ曲線は回折の理論より第8図
に示すように円50となる。これを第7図に示すと直線
になる。つまり、パターン45のパターンエツジによる
回折光は1円50の方向に射出する。ここで、パターン
45と円50とは垂直になる。
従って、パターン45のエツジ51の方向が、第7図に
示す範囲52内にある場合は1回折光はレンズ20に取
り込まれる。しかし、範囲53内にある場合は、取り込
まれない。これは、実験により確認されている。第9図
は、レンズ20の開口数N、 A。
−0,5,1=60°のときのエツジ51方向と入射面
のなす角度θと、パターンエツジ51からの検出器21
の検出信号の強度との関係を示すグラフである。
このグラフから分かるように、・−30°〈θり+30
゜の範囲における検出信号の強度に対し、それ以外の範
囲での検出信号の強度は11500になる。
つまり、次の第(2)式の条件が成立するときのみパタ
ーンエツジからの回折光が開口数N、 A、のレンズ2
0に取り込まれることになる。
#、A、>dni一部θ ・・−・・・・・・・・・・
・・・・・+21従って、第4図に示す場合、検出視野
54内に第(2)式を満たすパターンエツジが存在しな
いので、異物57からの散乱光のみがレンズ20に取り
込まれ異物57だけが検出される。一方、検出視野が5
4hのときは、パターンエツジが検出されてし1う。
しかし、本発明では、多方向照明1方向検出方式なので
、検出視野が54bの場合であっても、パターンエツジ
を異物とし【誤検出することはない。
これを、第10図を使用して説明する。
第10図は、パターンエツジ角度θと1発光したときそ
のパターンエツジが検出されてしまうレーザダイオード
の関係を示したものである。レーザダイオード6が発光
するとエツジ角度θが範囲60内にあるパターンエツジ
が検出されてしまい、レーザダイオード7が発光すると
エツジ角度θが範囲70内にあるパターンエツジが検出
されてしまいレーザダイオード8が発光するとエツジ角
度θが範囲80内にあるパターンエツジが検出されてし
まい、レーザダイオード9が発光するとエツジ角度θが
範囲90内にあるパターンエツジが検出されてしまう。
しかし、第10図から明らかなように、いかなる角度θ
のパターンエツジでも、レーザダイオード6〜9が発光
したときいつでも検出されてし捷うということはない。
従って、アンド回路33で論理積をとれば、パターンエ
ツジを異物として誤検出することはない。また、2つの
パターンエツジが交わるコーナ一部55を考える。コー
ナ一部55は、エツジの方向が00〜9o0に徐々に変
化する様々なエツジの集合と見ることができる。つまり
エツジの角度θは、00〜90’であるため、4つのレ
ーザダイオードのうち必ず1つのレーザダイオードでは
輝くことはない。従って、上述と同様にこれを異物とし
て誤検出することはない。本実施例の場合、4個のレー
ザダイオード6〜9を用いているので 00〜135°
の広い範囲で変化するとみなせるパターンコーナ一部が
検出視野内にあると、全てのレーザダイオードの発光で
該コーナ一部が輝いてしまい、これを異物と同様に検出
してしまう。しかし、通常の半導体装置製造工程で使用
するパターンにはこのような特殊なパターンコーナ一部
は極めて少ないので、仮にこれを異物と誤検出してもさ
ほど問題とはならない。
以上の説明から明らかなように、検出視野が広いとパタ
ーンエツジの方向が00〜18o0で変わるため、パタ
ーンエツジと異物とを弁別できなくなる。しかし、本実
施例では、レーザビームの多方向照射1方向検出方式を
採用し対物レンズの開口数N、 A、を第(1)式を満
たすように設定しているので、検出視野をパターン寸法
より狭くでき、パターンエツジを異物として誤検出する
ことはない。
しかも、狭い検出視野内に第4図に示すようなパターン
欠陥71があると、パターン欠陥71は0°〜180°
で変化するエツジの集合とみなせるので、これを異物と
同様に検出できる。また、異物での散乱光と異なりパタ
ーンエツジでの回折光が回折現象に従って対物レンズに
殆ど入射しないという現象を利用しているので、偏光を
用いる方法に較べ極めて高い弁別比で微小異物や薄膜状
異物を弁別できる。被検査試料1のパターン45上にあ
る異物58に対し、ガラス基板56上にある異物57は
、その検出信号が小さくなる。しかし1本実施例では透
過照明部19を設けているので、異物57からの検出信
号は異物58からの検出信号と同程度になり、検出もれ
が起きることはない。尚1本実施例ではレーザダイオー
ドをスイッチング動作させたが。
連続発振レーザなシャッタでオンオフさせるようにして
もよいことはいうまでもない。
上述した第1実施例に係るパターン/異物弁別装置では
、各レーザダイオード対応に検出信号を分離させるため
、各レーザダイオードをスイッチング動作させているが
、他の方法で各レーザダイオード対応に検出信号を分離
する構成としても良い。例えば、第11図は、本発明の
第2実施例に係るパターン/異物弁別装置の信号分離手
段の構成図である。本実施例では、第1実施例における
レーvp−’rオード6(15,7α119.8([7
1,9αlとして、その出力レーザ光の波長が夫々異な
るものを使用し、対物レンズ20の後方に波長分離ミラ
ー61,62゜63を設置し、各ミラー61〜63を透
過した検出光及び各ミラー61〜63で分離された検出
光を夫々検出器21,21α、21A、21cで電気信
号に変換し、更に2値化回路25.25a、 23b、
 23cで夫々2値化したあとアンド回路53で論理積
をとる様にしている。斯かる構成でも、第1実施例と同
じ効果が得られる。
尚、本発明のパターン/異物弁別装置は、シェリーシン
法および位相差顕微鏡の原理を参考にしたものであるが
、これらに関する参考文献とじて例えば、久保田広著「
応用光学JP129〜P136(岩波全書)がある。ま
た、回折現象に関しては同書のP106〜P145に述
べられている。更に、散乱現象に関する参考文献として
、ポルン、ウルフ著「プリンスプルズ オプ オプテイ
クス」p627〜p 664  (Bor+% &F6
ん+  PrinzpLgz  ofOptics )
がある。
〔発明の効果〕
本発明によれば、微小異物や薄膜状異物でもパターンエ
ツジと区別して検出できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例に係るパターンと図は被検
査試料表面の拡大図、第5図は第4図の■−V線断面図
、第6図は光の回折現象を説明する図、第7図および第
8図は夫々第6図の平面図および側面図、第9図はパタ
ーンエツジ角度とその検出信号の強度との関係を示すグ
ラフ、第10図は第1実施例の4個のレーザダイオード
の位置とそれらの発光で検出されるパターンエツジ方向
との関係を説明する図、第11図は本発明の第2実施例
に係るパターン6異物弁別装置の検出信号分離手段の構
成図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、被検査試料上の一点を入射角i(<90°)の指向
    性の良い光線で互いに異なる方向から照射するm(≧2
    の整数)個の照明源と、前記被検査試料からの反射光を
    結像する開口数N.A.のレンズを前記m個の照明源の
    配置位置に対してN.A.<sin i・sin(π/
    2m)の関係を満たすように配置した1つの光学検出系
    と、前記レンズの結像位置に設置された光検出器と、前
    記m個の照明源から照射され、前記被検査試料で反射さ
    れた光またはその前記光検出器による検出信号を前記照
    明源対応に分離する分離手段と、分離して得た前記各検
    出信号の論理積をとる信号処理手段とを備えてなること
    を特徴とするパターンと異物弁別装置。
JP15112187A 1987-04-27 1987-06-19 パタ−ンと異物弁別装置 Pending JPS63315936A (ja)

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Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5410400A (en) * 1991-06-26 1995-04-25 Hitachi, Ltd. Foreign particle inspection apparatus
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JP2014052367A (ja) * 2012-08-08 2014-03-20 Hoya Corp 光学部材

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