JPS6330184Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6330184Y2 JPS6330184Y2 JP1982119726U JP11972682U JPS6330184Y2 JP S6330184 Y2 JPS6330184 Y2 JP S6330184Y2 JP 1982119726 U JP1982119726 U JP 1982119726U JP 11972682 U JP11972682 U JP 11972682U JP S6330184 Y2 JPS6330184 Y2 JP S6330184Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- stop unit
- cable
- mold
- mold stop
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 8
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 2
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 6
- 239000003822 epoxy resin Substances 0.000 description 3
- 229920000647 polyepoxide Polymers 0.000 description 3
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Gas Or Oil Filled Cable Accessories (AREA)
- Processing Of Terminals (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
［考案の技術分野］
本考案はOFケーブルの油止接続部の改良に関
する。
する。
［考案の技術的背景］
従来からOFケーブルの油止接続部として、第
１図に示すように、中央部外周面に沿つて断面Ｖ
字状の凹溝Ｖを設け、この凹溝Ｖの底部に内側に
ねじ溝S1を切つたシールドリングＳを前記ねじ溝
S1を内側に露出させて埋設し、凹溝Ｖを埋めるよ
うに油浸絶縁紙Ｉを巻回してなるモールドストツ
プユニツト１を用いたものが知られている。
１図に示すように、中央部外周面に沿つて断面Ｖ
字状の凹溝Ｖを設け、この凹溝Ｖの底部に内側に
ねじ溝S1を切つたシールドリングＳを前記ねじ溝
S1を内側に露出させて埋設し、凹溝Ｖを埋めるよ
うに油浸絶縁紙Ｉを巻回してなるモールドストツ
プユニツト１を用いたものが知られている。
この油止接続部は次のように構成されている。
すなわち接続すべきOFケーブル２ａ，２ｂの
段剥して露出させた導体３ａ，３ｂ端は、導体挿
通孔Ｈにそれぞれ同じ側に開口する油通路Pa，
Pbを有し、外周に前記シールドリングＳのねじ
溝S1に螺合するねじ溝S2を有する導体接続スリー
ブ４で接続されている。そして前記モールドスト
ツプユニツト１のねじ溝S1が導体接続スリーブ５
のねじ溝S2に螺合され、その外周の凹溝Ｖには油
浸絶縁紙Ｉが巻回され、これらの外側をモールド
ストツプユニツト１のフランジ１ａで仕切られる
ように接続ケース５により包囲されるとともに前
記接続ケース５内に絶縁油６が充填されて構成さ
れている。なお、モールドストツプユニツト１
は、エポキシ樹脂により一体モールド成型されて
いる。
段剥して露出させた導体３ａ，３ｂ端は、導体挿
通孔Ｈにそれぞれ同じ側に開口する油通路Pa，
Pbを有し、外周に前記シールドリングＳのねじ
溝S1に螺合するねじ溝S2を有する導体接続スリー
ブ４で接続されている。そして前記モールドスト
ツプユニツト１のねじ溝S1が導体接続スリーブ５
のねじ溝S2に螺合され、その外周の凹溝Ｖには油
浸絶縁紙Ｉが巻回され、これらの外側をモールド
ストツプユニツト１のフランジ１ａで仕切られる
ように接続ケース５により包囲されるとともに前
記接続ケース５内に絶縁油６が充填されて構成さ
れている。なお、モールドストツプユニツト１
は、エポキシ樹脂により一体モールド成型されて
いる。
図中、７ａ，７ｂはケーブル絶縁体上に形成さ
れた補強絶縁層、８ａ，８ｂは錫めつき軟銅線、
９ａ，９ｂはエポキシ樹脂製ベルマウス、１０
ａ，１０ｂは鉛工部である。
れた補強絶縁層、８ａ，８ｂは錫めつき軟銅線、
９ａ，９ｂはエポキシ樹脂製ベルマウス、１０
ａ，１０ｂは鉛工部である。
［背景技術の問題点］
しかしながらこのような従来のOFケーブルの
油止接続部においては、エポキシ樹脂製のモール
ドストツプユニツト１と油浸絶縁紙Ｉの巻回層と
の傾斜した界面にその高圧側から外部遮蔽層側ま
で、油浸絶縁紙Ｉに含浸されない油が独立して存
在するギヤツプ（油ギヤツプ）ｇが連続的に並び
易く、そのためこの油ギヤツプｇが次々に絶縁破
壊して接続部全体を絶縁破壊させるおそれがあつ
た。
油止接続部においては、エポキシ樹脂製のモール
ドストツプユニツト１と油浸絶縁紙Ｉの巻回層と
の傾斜した界面にその高圧側から外部遮蔽層側ま
で、油浸絶縁紙Ｉに含浸されない油が独立して存
在するギヤツプ（油ギヤツプ）ｇが連続的に並び
易く、そのためこの油ギヤツプｇが次々に絶縁破
壊して接続部全体を絶縁破壊させるおそれがあつ
た。
［考案の目的］
本考案はこのような問題を解決するためになさ
れたもので、絶縁破壊特性の改良されたOFケー
ブルの油止接続部を提供することを目的とする。
れたもので、絶縁破壊特性の改良されたOFケー
ブルの油止接続部を提供することを目的とする。
［考案の概要］
すなわち本考案のOFケーブルの油止接続部は、
中央部外周面に沿つて凹部を設け、この凹部に油
浸絶縁紙を巻回してなるモールドストツプユニツ
トを導体接続部外周に装着してなるOFケーブル
の油止接続部において、前記モールドストツプユ
ニツトの凹部の内側傾斜面に、外径の異なる複数
の円筒状部とこれらの円筒状部を結ぶ複数の円錐
状部とからなる階段状の段部を設けて、前記モー
ルドストツプユニツトの円錐状部と前記油浸絶縁
紙の端縁間に生ずる連続する油ギヤツプを、前記
モールドストツプユニツトの円筒状部において遮
断してなることを特徴としている。
中央部外周面に沿つて凹部を設け、この凹部に油
浸絶縁紙を巻回してなるモールドストツプユニツ
トを導体接続部外周に装着してなるOFケーブル
の油止接続部において、前記モールドストツプユ
ニツトの凹部の内側傾斜面に、外径の異なる複数
の円筒状部とこれらの円筒状部を結ぶ複数の円錐
状部とからなる階段状の段部を設けて、前記モー
ルドストツプユニツトの円錐状部と前記油浸絶縁
紙の端縁間に生ずる連続する油ギヤツプを、前記
モールドストツプユニツトの円筒状部において遮
断してなることを特徴としている。
［考案の実施例］
以下第２図および第３図に示す一実施例につい
て本考案の詳細を説明する。
て本考案の詳細を説明する。
第２図および第３図において、本考案の油止接
続部は、モールドストツプユニツトを除いて従来
の油止接続部と同一構造であるので、第１図と共
通する部分には第１図と共通符号を付して説明を
省略する。
続部は、モールドストツプユニツトを除いて従来
の油止接続部と同一構造であるので、第１図と共
通する部分には第１図と共通符号を付して説明を
省略する。
しかして本考案の油止接続部においては、モー
ルドストツプユニツト１の外側傾斜面には長手方
向に、外径の異なる複数の円筒状部C1とこれら
の円筒状部を結ぶ複数の円錐状部C2とからなる
階段状の段部１１が設けられており、油浸絶縁紙
Ｉは、第３図に示すように段部１１の立上り部に
端縁を当接させて円筒状に巻回されている。
ルドストツプユニツト１の外側傾斜面には長手方
向に、外径の異なる複数の円筒状部C1とこれら
の円筒状部を結ぶ複数の円錐状部C2とからなる
階段状の段部１１が設けられており、油浸絶縁紙
Ｉは、第３図に示すように段部１１の立上り部に
端縁を当接させて円筒状に巻回されている。
このような構造のOFケーブルの油止接続部に
おいては、第３図に示すように油ギヤツプｇがモ
ールドストツプユニツト１の外側傾斜面と油浸絶
縁紙Ｉ間に生じても段部１１の円筒状部分C1に
おいて連続的なつながりが遮断されるので、油ギ
ヤツプｇの部分的絶縁破壊が油止接続部全体の絶
縁破壊に至るようなことはない。
おいては、第３図に示すように油ギヤツプｇがモ
ールドストツプユニツト１の外側傾斜面と油浸絶
縁紙Ｉ間に生じても段部１１の円筒状部分C1に
おいて連続的なつながりが遮断されるので、油ギ
ヤツプｇの部分的絶縁破壊が油止接続部全体の絶
縁破壊に至るようなことはない。
特に本考案においては、階段状の段部１１を、
外径の異なる複数の円筒状部C1とこれらの円筒
状部を結ぶ複数の円錐状部C2とから構成したの
で、単に段部を複数の円筒状部により構成した場
合と比べて、該部の沿面距離が長くなり、絶縁耐
力が一段と向上している。
外径の異なる複数の円筒状部C1とこれらの円筒
状部を結ぶ複数の円錐状部C2とから構成したの
で、単に段部を複数の円筒状部により構成した場
合と比べて、該部の沿面距離が長くなり、絶縁耐
力が一段と向上している。
［考案の効果］
以上説明したように本考案のOFケーブルの油
止接続部は、モールドストツプユニツトの外側の
テーパー面にに外径の異なる複数の円筒状部とこ
れらの円筒状部を結ぶ複数の円錐状部とからなる
段部を形成して、油ギヤツプが連続して生じない
ようにするとともに沿面距離を長くしたから、絶
縁破壊特性に優れている。
止接続部は、モールドストツプユニツトの外側の
テーパー面にに外径の異なる複数の円筒状部とこ
れらの円筒状部を結ぶ複数の円錐状部とからなる
段部を形成して、油ギヤツプが連続して生じない
ようにするとともに沿面距離を長くしたから、絶
縁破壊特性に優れている。
第１図は従来のOFケーブルの油止め接続部の
部分断面図、第２図は本考案の一実施例の部分縦
断面図、第３図はそのＢ部の拡大断面図である。 １……モールドストツプユニツト、２ａ，２ｂ
……OFケーブル、３ａ，３ｂ……導体、４……
導体接続スリーブ、５……接続ケース、６……絶
縁油、７ａ，７ｂ……補強絶縁層、１１……段
部、Ｉ……油浸絶縁紙、ｇ……油ギヤツプ、Ｖ…
…凹溝、Ｓ……シールドリング、C1……円筒状
部、C2……円錐状部。
部分断面図、第２図は本考案の一実施例の部分縦
断面図、第３図はそのＢ部の拡大断面図である。 １……モールドストツプユニツト、２ａ，２ｂ
……OFケーブル、３ａ，３ｂ……導体、４……
導体接続スリーブ、５……接続ケース、６……絶
縁油、７ａ，７ｂ……補強絶縁層、１１……段
部、Ｉ……油浸絶縁紙、ｇ……油ギヤツプ、Ｖ…
…凹溝、Ｓ……シールドリング、C1……円筒状
部、C2……円錐状部。
Claims (1)
- 中央部外周面に沿つて凹部を設け、この凹部に
油浸絶縁紙を巻回してなるモールドストツプユニ
ツトを導体接続部外周に装着してなるOFケーブ
ルの油止接続部において、前記モールドストツプ
ユニツトの凹部の内側傾斜面に、外径の異なる複
数の円筒状部とこれらの円筒状部を結ぶ複数の円
錐状部とからなる階段状の段部を設けて、前記モ
ールドストツプユニツトの円錐状部と前記油浸絶
縁紙の端縁間に生ずる連続する油ギヤツプを、前
記モールドストツプユニツトの円筒状部において
遮断してなることを特徴とするOFケーブルの油
止接続部。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11972682U JPS5925920U (ja) | 1982-08-06 | 1982-08-06 | Ｏｆケ−ブルの油止接続部 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11972682U JPS5925920U (ja) | 1982-08-06 | 1982-08-06 | Ｏｆケ−ブルの油止接続部 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5925920U JPS5925920U (ja) | 1984-02-17 |
| JPS6330184Y2 true JPS6330184Y2 (ja) | 1988-08-12 |
Family
ID=30274661
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11972682U Granted JPS5925920U (ja) | 1982-08-06 | 1982-08-06 | Ｏｆケ−ブルの油止接続部 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5925920U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5633933A (en) * | 1979-08-28 | 1981-04-04 | Ishii Kogyo Kk | Method of producing synthetic resin molding for button backel and miscellaneous goods |
-
1982
- 1982-08-06 JP JP11972682U patent/JPS5925920U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5633933A (en) * | 1979-08-28 | 1981-04-04 | Ishii Kogyo Kk | Method of producing synthetic resin molding for button backel and miscellaneous goods |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5925920U (ja) | 1984-02-17 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS58154514U (ja) | ゴム、プラスチツク絶縁電力ケ−ブル | |
| US6787703B2 (en) | Connection structure and connection member for electrical connection of power cables | |
| JPS6330184Y2 (ja) | ||
| JPH03180011A (ja) | 変圧器ブッシングにおける電界制御のためのコンデンサ本体 | |
| JPH0667085B2 (ja) | ケーブル設置方法 | |
| US4006286A (en) | High-voltage cable joint with conductive means to decrease electric field intensity therein | |
| US4638112A (en) | Stop joint for interconnecting two electrical cables of different types | |
| JP2515202Y2 (ja) | バイパスケーブル終端部 | |
| US1895396A (en) | Joint for high tension electric cables | |
| JPS6259450B2 (ja) | ||
| JP2677869B2 (ja) | 電力ケーブル用接続箱の組立方法 | |
| JPS6131444Y2 (ja) | ||
| US3080447A (en) | Inorganic shielded cable termination system | |
| JPH0312018Y2 (ja) | ||
| JP2683574B2 (ja) | 電力ケーブルの接続部 | |
| JPS58192422A (ja) | 電力ケ−ブル用絶縁接続箱 | |
| JPH0226189Y2 (ja) | ||
| JPS619110A (ja) | 架橋ポリエチレンケ−ブル端末部補強絶縁層の形成方法 | |
| KR200177486Y1 (ko) | 절연케이블 | |
| JPH0429448Y2 (ja) | ||
| JPS6226991Y2 (ja) | ||
| JPS6022768Y2 (ja) | ケ−ブル接続部 | |
| JPS5872313A (ja) | Ｏｆケ−ブルの油止接続部 | |
| JPS5854837Y2 (ja) | ケ−ブル終端部 | |
| JPS636859Y2 (ja) |