JPS63301558A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

Info

Publication number
JPS63301558A
JPS63301558A JP62312640A JP31264087A JPS63301558A JP S63301558 A JPS63301558 A JP S63301558A JP 62312640 A JP62312640 A JP 62312640A JP 31264087 A JP31264087 A JP 31264087A JP S63301558 A JPS63301558 A JP S63301558A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
potential
transistor
power supply
node
mos transistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62312640A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Sueda
末田 昭洋
Hiroyuki Mogi
宏之 茂木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Electronic Device Solutions Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Microelectronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Microelectronics Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP62312640A priority Critical patent/JPS63301558A/ja
Publication of JPS63301558A publication Critical patent/JPS63301558A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は相補型MO3半導体集積回路装置に係り、特
に電源端子からのサージ混入に対する耐ラツチアツプ特
性の向上が図られた半導体集積回路装置に関する。
(従来の技術) 相補型MO8半導体集積回路装置(0MO8−IC>で
は、信号出力端子に混入するサージ(通常動作時の信号
電圧もしくは電流に対して、急激に値が変化するような
過電圧もしくは過電流と定義する)がトリがとなり、内
部の寄生サイリスタがオン状態にされて電源間に大電流
が流れ続けるいわゆるラッチアップ現象が発生すること
がよく知られている。さらに信号出力端子ばかりではな
く信号入力端子についても、入力保護用のダイオードを
設けること等の影響によりランチアップ現象が発生する
ことが知られている。
従来では、このような信号入出力端子に関するラッチア
ップ現象の発生を防止するため、混入したサージが内部
素子に広がらないように、信号入出力端子付近の基板バ
イアスを強化する等の対策を施し、これらのサージを電
源端子に吸収するようにしている。
ところが、電源端子にサージが直接印加されると、奇生
サイリスタを構成するバイポーラトランジスタそのもの
がオンし易くなる。また、本来、サージ印加時において
サージの逃げ道である電源にサージが印加されているの
で、外部サージが吸収されにくくなり、寄生サイリスタ
をオン状態にさせ易い。従って、電源端子から混入した
サージに対する耐ラツチアツプ特性は他の端子に比べて
悪いものとなっている。しかしながら、従来ではこの電
源に対するサージ対策が何等施されていないため、電源
端子から混入するサージによりラッチアップ現象が発生
し易いという問題がある。
(発明が解決しようとする問題点) このように従来では電源端子から混入する外部サージに
対する対策が施されていないので、電源端子に関する耐
ラツチアツプ特性が悪いという欠点がある。
この発明は上記のような事情を考慮してなされたもので
あり、その目的は、電源端子から混入する外部サージに
対する耐ラツチアツプ特性の向上を図ることができる半
導体集積回路装置を提供することにある。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) この発明の半導体集積回路装置は、第1の電源電位が印
加される第1のノードにMOSトランジスタのソース電
極及びゲート電極を接続し、第2の電源電位が印加され
る第2のノードに上記MOSトランジスタのドレイン電
極を接続するようにしている。
(作用) この発明の半導体集積回路装置では、まず、第1、第2
のノードにサージが印加されない通常状態のときには、
MOSトランジスタはオフ状態である。従って、この場
合にはMOSトランジスタは何も作用しない。
一方、第1、第2のノードに高電圧サージが印加される
と、両ノード間の電位が変動し、かつその値は通常動作
時よりもはるかに大きな値となる。
このときには次のような作用が働く。
まず始めに、第1のノードに接続されたMOSトランジ
スタのゲート電極と第2のノードに接続されたドレイン
電極間の電圧がこのトランジスタの閾ra宵圧を越える
と、このトランジスタがオン状態になる。これにより第
1、第2のノード間に電流経路が発生し、一方のノード
に印加されたサージが他方のノードに吸収される。
また、上記MoSトランジスタのソース、ドレイン電極
間の電圧が上昇し、これがパンチスルー電圧を越えると
、このトランジスタがパンチスル−現象を引ぎ起こし、
ソース、ドレイン電極間がショート状態になる。これに
より第1、第2のノード間に電流経路が発生し、一方の
ノードに印加されたサージが他方のノードに吸収される
さらに、ソースもしくはドレイン電圧が上昇し、上記M
oSトランジスタのソース、ドレイン領域をエミッタ、
コレクタ領域とするPNP型もしくはNPN型の奇生バ
イポーラトランジスタにベース電流が流れることにより
この寄生バイポーラトランジスタがオン状態となり、そ
のコレクタ電流により第1、第2のノード間に電流経路
が発生し、一方のノードに印加されたサージが他方のノ
ードに吸収される。なお、大電流サージが印加された場
合にはこの寄生バイポーラトランジスタによるコレクタ
電流が主となる。
(実施例) 以下、図面を参照してこの発明の詳細な説明する。
第1図はこの発明の第1の実施例の構成を示す回路図で
ある。
図において、11は高電位のVDD電位、例えば+5V
が印加されるICの外部電源接続端子であり、12は同
じく低電位のGND電位(OV)が印加される外部電源
接続端子である。ICの内部において、上記Voo用の
端子11にはPチャネルでエンハンスメント型のMOS
トランジスタ13のソース電極とゲート電極とが接続さ
れている。このトランジスタ13のドレイン電極は上記
GND用の端子12に接続されている。さらに上記トラ
ンジスタ13のバックゲート電極、いわゆる基板は端子
11に接続されている。
第2図は上記第1図回路を集積回路で実現する場合の素
子構造を示す断面図である。図において、21はN型基
板、22及び23はこのN型基板21内に形成されP+
型領域からなるソース、ドレイン領域、24はゲート電
極、25は基板21にVOO電位を供給するために設け
た基板バイアス用のN+領領域ある。図示するように、
基板21内にはソース、ドレイン領域22.23をコレ
クタ及びエミッタ、基板21をベースとするPNPI−
ランジスタ26が寄生的に発生しており、さらにこのP
NPトランジスタ26のベースとN+領域25との間に
は基板21自体が持つ抵抗成分により抵抗27が寄生的
に接続された状態となっている。なお、上記寄生PNP
トランジスタ26のエミッタ、コレクタはそのときの電
位関係に応じて位置が逆転することがある。
このような構成において、端子11.12にサージが印
加されるのは次の四つの場合である。
■ VDDの端子11に負極性のサージ電圧が印加され
るとき ■ GNDの端子12に正極性のサージ電圧が印加され
るとき ■ Vooの端子11に正極性のサージ電圧が印加され
るとき ■ GNDの端子12に負極性のサージ電圧が印加され
るとき まず、■の場合の動作を説明する。すなわち、+5Vの
VDD電位が印加される端子11に負極性のサージ電圧
が印加され、VDD電位が低下した場合、Voo電位の
低下に伴いトランジスタ13のゲートN極24の電位も
低下する。そして、このゲート電位が領域23の電位に
対してトランジスタ13の閾値電圧力(PチャネルMo
Sトランジスタでは通常−1v程度)を越えると、第2
図中のソース、ドレインl[22,23間にチャネル層
が形成され、トランジスタ13がオンする。これにより
、第2図中に示すようなチャネル電流i chaが流れ
る。
また、Voo電位の低下に伴いトランジスタ13のソー
ス領域22の電位も低下する。このとき、抵抗27の存
在により基板21の電位はンース領ii!!22の電位
はど急徴には変化しない。そして、基板21の電位に対
してソース電位が通常、20Vないし30V程度である
PN接合のブレークダウン電圧Vsを越えると、基板2
1からソース領域22に向かってブレークダウン電流が
流れ始める。これにより基板21の電位が不時し、電位
の低下したソース電位に近づこうとする。そして、基板
電位がソース電位に近づくことによって、今度は基板2
1の電位がGNDに対してPN接合の順方向電圧(VF
 )を越えると、ドレイン領域23から基板21に向か
ってPN接合電流が流れ始める。この電流が寄生PNP
トランジスタ26のベース電流となり、このトランジス
タ26がオンして第2図中に示すようなコレクタ電流i
 cotが流れる。
さらにVDD電位の低下に伴、い、トランジスタ13の
ソース領域22とドレイン領域23との間の電位差がパ
ンチスルー電圧(MO8I−ランジスタのチャネル長に
大きく依存するが、約10Vないし20V程度)を越え
ると、ソース、トレイン領域間がショートし、両領域間
には第2図中に示すようなパンチスルー電流i pan
が流れる。
次に上記■の場合の動作を説明する。すなわち、GND
の端子12に正極性のサージ電圧が印加されてGND電
位が上昇した場合に、ゲート電極24の電位に対してド
レイン領域23の電位がPチャネルMO8I−ランジス
タ13の閾値電圧を越えるとトランジスタ13がオンし
、第2図中に示すようなチャネル電流i chaが流れ
る。
また、GND電位が上昇し、N型基板21に対してPN
接合の順方向電圧を越えると、ドレイン領域23から基
板21に向かってPN接合電流が流れ始める。この電流
が寄生PNPトランジスタ26のベース電流になり、こ
のトランジスタ26がオンして第2図中に示すようなコ
レクタ電流1colが流れる。
上記■の場合、すなわちVDOの端子11に正極性のサ
ージ電圧が印加され、VDO電位が上昇した場合にはソ
ース領域22の電位が上昇する。そしてソース電位が基
板21の電位に対してPN接合の順方向電圧を越えると
、ソース領域22から基板21に電流が流れ始める。こ
の電流が前記寄生PNPトランジスタ26のベース電流
になり、このトランジスタ26がオンして第3図中に示
すように第2図とは逆向きのコレクタ電流1colが流
れる。
上記■の場合、すなわちGNDの端子12に負極性のサ
ージ電圧が印加され、GND電位が降下した場合にはド
レイン領[23の電位が降下する。そして基板21の電
位に対してPN接合のブレークダウン電圧を越えると、
基板21からドレイン領域23に向かってブレークダウ
ン電流が流れ始める。これにより基板21の電位も低下
し、ドレイン電位に近づこうとする。そして、基板電位
がトレイン電位に近づくことによって、今度は基板21
の電位がソース領域22に対してPN接合の順方向電圧
を越えると、ソース領域22から基板21に向がってP
N接合電流が流れ始める。これが、寄生PNPトランジ
スタ26のベース電流となり、この後、トランジスタ2
6がオンして第3図中に示すような向きでコレクタ電流
1colが流れる。
さらにこの■の場合、GND電位の低下に伴い、トラン
ジスタ13のソース領域22とドレイン領域23との間
の電位差がパンチスルー電圧を越えると、ソース、ドレ
イン領域22.23間がショートし、両領域間には第3
図中に示すような向きでパンチスルー電流i panが
流れる。
このように、上記実施例回路では端子11もしくは12
に正極性もしくは負極性のサージ電圧が印加されたとき
には、ソース、ドレイン領域22.23間に上記のよう
な種々の電流1cha 、  1col 。
i panが流れ、これらの電流によって端子11.1
2の一方に印加されたサージ電圧が他方に吸収される。
第4図は上記実施例回路を半導体回路装置内部で使用す
るCMOSインバータ回路と共に内蔵したときの素子構
造を示す断面図である。図において、30はN型基板内
に形成されたPウェル領域、31、32はこのPウェル
領域30内に形成され、CMOSインバータを構成する
NチャネルMOSトランジスタのソース、ドレイン領域
、33はこのトランジスタのゲート電極、34はPウェ
ル領1430にGND電位を供給するためのバイアス用
P”領域、35.36は上記N型基板21内に形成され
、CMOSインバータを構成するPチャネルMOSトラ
ンジスタのソース、ドレイン領域、37はこのトランジ
スタのゲート電極である。
ここでN型基板21内にCMOSインバータを形成する
ことにより、N+型の領域31をエミッタ、Pウェル領
域30をベース、N型基板21をコレクタとする寄生N
PNトランジスタ38と、P+型の領域36をエミッタ
、N型基板21をベース、Pウエル領域30をコレクタ
とする寄生PNPトランジスタ39とで前記寄生サイリ
スタが形成される。
端子11.12の一方にサージ電圧が印加され、保護用
のトランジスタ13に図中の矢印で示すような電流が流
れることにより、サージ印加によって奇生サイリスタを
オンさせるトリガ電流、すなわち寄生サイリスタを構成
するPNPトランジスタ39及びNPNトランジスタ3
8にお(プる領1g36.31を流れるエミッタ電流が
増加するのを防ぐ働きをする。この結果、奇生サイリス
タのオン状態が阻止され、電源端子11もしくは12か
ら混入したサージに対して耐ラツチアツプ特性の向上が
図られる。
第5図はこの発明の第2の実施例の構成を示す回路図で
ある。
図において、11及び12は高電位のVoo電位、GN
D電位がそれぞれ印加される外部電源接続端子である。
ICの内部において、上記端子11にはNチャネルでエ
ンハンスメント型のMOSトランジスタ14のドレイン
電極が接続されている。このトランジスタ14のソース
電極とゲート電極は上記端子12に接続されている。ざ
らに上記トランジスタ14のバックゲート電極、いわゆ
る基板は端子12に接続されている。
第6図は上記第5図回路をPウェル領域を使用した集積
回路で実現する場合の素子構造を示す断面図である。図
において、41はN型基板、42はこの基板41内に形
成されたPウェル領域、43及び44はこのPウェル領
域42内に形成されたN+型領領域らなる前記Nチャネ
ルMOSトランジスタ14のソース、ドレイン領域、4
5はこのトランジスタのゲート電極、46はPウェル領
域42をGND電位に設定するためのバイアス用のP1
領域、47はN型基板41をVDD電位に設定するため
のバイアス用のN+領領域ある。図示するように、Pウ
ェル領域42内にはN+型のソース、ドレイン領域43
.44をコレクタ及びエミッタ、Pウェル領域42をベ
ースとするNPNI−ランジスタ48が寄生的に発生し
ており、さらに領域46と上記寄生バイポーラトランジ
スタ48のベースとの間にはPウェル領域42自体が持
つ抵抗成分により抵抗49が寄生的に接続されている。
なお、上記寄生NPNトランジスタ48のエミッタ、コ
レクタはそのときの電位関係に応じて位置が逆転するこ
とがある。
このような構成の回路でも端子11.12にサージが印
加されるのは前記した■ないし■の場合である。
まず、■の場合、すなわち、VOOの端子11に負掻性
のサージ電圧が印加され、VDD電位が低下した場合に
は、Voo電位の低下に伴いトランジスタ14のドレイ
ン電位域44の電位が低下する。そして、ドレイン電位
がゲート電位に対してトランジスタ14の閾値電圧弁(
NチャネルMOSトランジスタでは通常+1v程度)を
越えると、第6図中のソース、ドレイン領域43.44
間にチャネル層が形成され、トランジスタ14がオンす
る。これにより、第6図中に示すようなチャネル電流:
 chaが流れる。
また、トランジスタ14のドレイン領域44の電位が低
下し、ドレイン電位がPウェル領域42の電位に対して
PN接合の順方向電圧を越えると、P型ウェル領域42
からドレイン領域44に向かってPN接合電流が流れ始
める。この電流が寄生バイポーラトランジスタ48のベ
ース電流となり、このトランジスタ48がオンして第6
図中に示すようなコレクタ電流1colが流れる。
■の場合、すなわち、GNDの端子12に正極性のサー
ジ電圧が印加され、GND電位が上昇した場合には、ゲ
ート電極45の電位が上昇する。そしてゲート電位がド
レイン領域44の電位に対してNチャネルMoSトラン
ジスタの閾値電圧を越えるとトランジスタ14がオンし
、第6図中に示すような向きでチャネル電流i cha
が流れる。
また、GND電位が上昇してソース領域43の電位が上
昇し、Pウェル領域42の電位に対してPN接合のブレ
ークダウン電圧を越えると、ソース領域43からPウェ
ル領域42に向かってブレークダウン電流が流れ始める
。この電流が流れることによってPウェルf!4域42
の電位が上昇する。そして、Pウェルfr4域の電位が
ドレイン領域44の電位VDDに対しPN接合の順方向
電圧を越えると、Pウェル領域42からドレイン領域4
4にPN接合電流が流れ始める。この電流は寄生NPN
トランジスタ48のベース電流となり、これによりこの
トランジスタ48がオンし、第6図に示すような向きで
コレクタ電流1colが流れる。
さらに、ソース領域43の電位が上昇して、ソース領域
43とドレイン領域4域44との間の電位差がパンチス
ルー電圧を越えると、ソース、トレイン間がショートし
て、両頭域43.44間には第6図に示すようなバント
スルー電流i panが流れる。
上記■の場合、すなわち端子11に正極性のサージ電圧
が印加され、VDD電位が上昇した場合にはドレイン領
域44の電位が上昇する。そしてトレイン電位がPウェ
ル領域42の電位に対してPN接合のブレークダウン電
圧を越えると、ドレイン領域44からPウェル領域42
にブレークダウン電流が流れ始める。この電流が流れる
ことにより、Pウェル領域42の電位が上昇する。そし
てこのPウェル領域42の電位がソース領域43の電位
GNDに対してPN接合の順方向電圧を越えると、Pウ
ェル領域42からソース領域43にPN接合電流が流れ
始める。この電流が奇生NPNトランジスタ48のベー
ス電流になり、このトランジスタ48がオンして、第7
図中に示すように上記第6図の場合とは逆向きのコレク
タ電流1colが流れる。
ざらに、ドレイン電位が上昇してソース領域43とドレ
イン領域44との間の電位差がパンチスルー電圧を越え
ると、ソース、ドレイン領域間がショートし、両領域間
には第7図中に示すような向きでパンチスルー電流i 
panが流れる。
■の場合、すなわらGNDの端子12に負極性のサージ
電圧が印加され、GND電位が降下した場合にはソース
領域43の電位が降下する。そしてPウェル領tii1
42の電位に対してソース電位がPN接合の順方向電圧
を越えると、Pウェル領域42からソース領域43に向
かってPN接合の順方向電流が流れ始める。これが寄生
NPNトランジスタ48のベース電流となり、この後、
トランジスタ48がオンして第7図中に示すような向き
でコレクタ電流1colが流れる。
このように、この実施例回路の場合にも、端子11もし
くは12に正極性もしくは負極性のサージ電圧が印加さ
れたときには、ソース、ドレイン領域43、44間に上
記のような種々の電流i aha 。
i col 、  i panが流れ、これらの電流に
よって端子11.12の一方に印加されたサージ電圧が
他方に吸収される。
第8図は上記実施例回路を半導体回路装置内で使用する
CMOSインバータ回路と共に内蔵したときの素子構造
を示す断面図である。図において、51及び52はPウ
ェル領1d42内に形成され、CMOSインバータを構
成するNチャネルMOSトランジスタ側のソース、ドレ
イン領域、53はこのトランジスタのゲート電極、54
及び55は上記N型基板41内に形成され、CMOSイ
ンバータを構成するPチャネルMOSトランジスタ側の
ソース、トレイン領域、56はこのトランジスタのゲー
ト電極、57はN型基板41にVoo電位を供給するバ
イアス用のN+領領域ある。
ここでN型基板41内にCMOSインバータを形成する
ことにより、N+型の領域51をエミッタ、Pウェル領
域42をベース、N型基板41をコレクタとする奇生N
PNトランジスタ58と、P+型の領域54をエミッタ
、N型基板41をベース、Pウェル領域42をコレクタ
とする奇生PNPトランジスタ59とで前記寄生サイリ
スタが寄生的に発生することになる。
端子11.12の一方にサージ電圧が印加されると保護
用のトランジスタ14に図中の矢印で示すような電流が
流れることにより、サージ印加によって寄生サイリスタ
をオンさせるトリガ電流、すなわち寄生サイリスタを構
成するPNPトランジスタ59及びNPNトランジスタ
58における領域54.51を流れるエミッタ電流が増
加するのを防ぐ働きをする。この結果、寄生サイリスタ
のオン状態が阻止され、電源端子から混入したサージに
対する耐ラツチアツプ特性の向上が図られる。
第9図はこの発明の第3の実施例の構成を示す回路図で
ある。この実施例回路では上記第1の実施例回路のPチ
ャネルMO8トランジスタ13と、第2の実施例回路の
NチャネルMOSトランジスタ14とを共に設けるよう
にしたものである。そして、この第9図回路をPウェル
領域を使用した集積回路で実現するときの素子構造を第
10図及び第11図の断面図で示す。なお第10図では
サージ入力が前記■、■の場合を、第11図では前記■
、■の場合をそれぞれ示している。図において、21は
N型基板、22及び23はこのN型基板21内に形成さ
れP1型領域からなるPチャネルMOSトランジスタ1
3のソース、ドレイン領域、24はゲート電極、25は
基板21にVoo電位を供給するために設けたN+領領
域26はソース、ドレイン領1ii!22゜23をコレ
クタ及びエミッタ、基板21をベースとする寄生のPN
Pトランジスタ、27は基板21自体が持つ抵抗成分に
よる奇生抵抗であり、さらに42は基板21内に形成さ
れたPウェル領域、43及び44はこのPウェル領域4
2内に形成されたN+型領領域らなるNチャネルMOS
トランジスタ14のソース、ドレイン領域、45はこの
トランジスタのゲート電極、46はPウェル領域42を
GNDIi位に設定するためのP+領域、48はN+型
のソース、ドレイン領[43,44をコレクタ及びエミ
ッタ、Pウェル領域42をベースとする寄生のNPNト
ランジスタ、49はPウェル領1ilt42自体が持つ
抵抗成分による奇生抵抗である。
このような構成の回路において、サージが電源に吸収さ
れる能力は上記第1、第2の実施例回路に比べて、端子
11.12間の電流経路がNチャネル側とPチャネル側
との2箇所に増加したことにより充分高められる。この
ため、より短時間でサージを電源に吸収させることがで
き、耐ラツチアツプ特性の大幅な向上が図られる。
第9図の実施例回路において、端子N、12にサージが
印加される際に上記トランジスタ13.14に生じる電
流をまとめて示したものが第12図である。すなわち、
第12図において、VOO電位の端子に負極性のサージ
が印加された場合、PチャネルMOSトランジスタ13
にはチャネル電流、コレクタ電流及びパンチスルー電流
が生じる共にNチャネルMO8トランジスタ14にはチ
ャネル電流とコレクタ電流が生じる。VDD電位の端子
に正極性のサージが印加された場合、PチャネルMOS
トランジスタ13にはコレクタ電流が生じると共にNチ
ャネルMOSトランジスタ14にはコレクタ電流とパン
チスルー電流が生じる。またGND電位の端子に正極性
のサージが印加された場合、PチャネルMOSトランジ
スタ13にはチャネル電流とコレクタ電流が生じると共
にNチャネルMOSトランジスタ14にはチャネル電流
、コレクタ電流及びパンチスルー電流が生じる。GND
電位の端子に負極性のサージが印加された場合、Pチャ
ネルMOSトランジスタ13にはコレクタ電流とパンチ
スルー電流が生じ、NチャネルMOSトランジスタ14
にはコレクタ電流が生じる。
この第12図から明らかなように、例えばGNDの端子
12に負極性のサージが印加された場合、Nチャネルト
ランジスタ14のみが設けられた前記第5図に示す実施
例回路ではNチャネルMOSトランジスタ14にコレク
タ電流のみが生じるだけである。ところが、この実施例
回路の場合にはPチャネルMOSトランジスタ13にコ
レクタ電流とパンチスルー電流が生じ、Pチャネル側の
電流が加わるため、サージが素早く電源に吸収される。
従って、この実施例回路の場合には、NチャネルMoS
トランジスタ14もしくはPチャネルMOSトランジス
タ13のみを設けた場合に比較して耐ラツチアツプ特性
が大幅に向上する。
第13図及び第14図はそれぞれ、上記第9図に示され
るようにPチャネルMO8t−ランジスタ13とNチャ
ネルMOSトランジスタ14の両方が設けられたこの発
明の0MO8−I Cの外部電源接続端子に対し、高電
圧サージを印加してそのときにラッチアップ現象が発生
するか否かを試験するための試験回路の構成を示す回路
図である。第13図はVDD電位に対してサージを印加
する試験回路であり、0MO8−IC60の端子11に
はVoo電位が、端子12にはGN[)電位がそれぞれ
供給される。この回路において、始めはスイッチ61を
閉じることにより例えば200pFの各機を持つコンデ
ンサ63へ電圧1t)ii62の電圧で充電する。次に
スイッチ61を開き、さらにスイッチ64を閉じること
により、コンデンサ63の電荷を端子11に印加放電す
ることによりサージが端子11に加えられる。
この結果、ラッチアップ現象が発生すれば、その時の重
圧源62の電圧をラッチアップ現象発生のサージ電圧と
みなすことができる。
第14図はGND電位に対してサージを印加する試験回
路であり、スイッチ64を閉じることにより、コンデン
サ63の充電電荷を端子12に印加し、これにより端子
12におけるラッチアップ発生電圧を測定することがで
きる。
このような試験回路により、電源端子11.12間にこ
の発明のような保護用のトランジスタが挿入されていな
い従来のICの試験を行なったところ、第13図の試験
回路ではコンデンサ63の充電電圧が50V(正極性サ
ージ)及び−50v(負極性サージ)以下で、第14図
の試験回路では同じり50■及び−50V以下でそれぞ
れラッチアップが発生した。これに対し、この発明のI
Cの試験を行なったところ、第13図の試験回路ではコ
ンデンサ63の充電電圧が5oov及び−500■まで
、第14図の試験回路ではコンデンサ63の充電電圧が
5oov及び−500Vまでそれぞれラッチアップが発
生しなかった。この結果、この発明の回路では外部電源
接続端子に混入するサージ電圧に対する耐ラツチアツプ
特性が大幅に改善されていることがわかる。
なお、この発明は上記実施例に限定されるものではなく
、他の種々のICに実施が可能であることはいうまでも
ない。例えば、上記各実施例はこの発明を2電源のIC
に実施した場合のものであるが、0MO8−ICにはこ
の他に3電源や4′7ii源あるいはそれ以上のものも
あり、これらのICについても各一対の外部電源接続端
子間にPチャネルもしくはNチャネルMOSトランジス
タのいずれか一方あるいは両方を挿入することによって
外部電源接続端子に混入するサージに対する耐ラツチア
ツプ特性の向上を図ることができる。
第15図はこの発明の第4の実施例の構成を示す回路図
であり、この発明を高電位のVo o 1位、低電位の
Vs s 1電位並びに準低電位のVs s 2電位の
3電源を使用するICに実施したものであり、高電位の
VDD電位が印加される外部電源接続端子71と準低電
位のVs s 2電位が印加される外部電源接続端子1
2との間にはPチャネルMOSトランジスタ81とNチ
ャネルMO8トランジスタ82とが、外部電源接続端子
71と低電位のv881電位が印加される外部電源接続
端子73との間にはPチャネルMoSトランジスタ83
とNチャネルMOSトランジスタ84とが、端子72と
73との間にはPチャネルMO8t−ランジスタ85と
NチャネルMO8l〜ランジスタ86とがそれぞれ挿入
されている。そして上記各トランジスタのゲート電極は
各端子間に通常値の電源電位が印加されているときには
オン状態にならないように所定の電源電位にバイアスさ
れている。なお、この実施例回路の場合に、各一対の端
子間にPチャネルあるいはNチャネルいずれか一方のト
ランジスタを設けるようにしてもよいが、サージによる
電流通路を増やすために両方設けることが好ましい。
第16図はこの発明の第5の実施例の構成を示す回路図
であり、この発明を高電位のVoo1電位、準高電位の
Voo2電位、低電位のVssl電位並びに準低電位の
Vs s 2電位の4電源を使用するICに実施したも
のであり、Voo1電位が印加される外部電源接続端子
91とVo o 2 if位が印加される外部電源接続
端子92との間にはPチャネルMO3)−ランジスタ 
101とNチャネルMOSトランジスタ 102とが、
上記外部電源接続端子92とVs s 2電位が印加さ
れる外部電源接続端子93との間にはPチャネルMOS
トランジスタ103とNチャネルMO8トランジスタ 
104とが、上記外部電源接続端子93と低電位のVs
sl電位が印加される外部電源接続端子94との間には
PチャネルMOSトランジスタ 105とNチャネルM
OSトランジスタ 106とが、端子91と93との間
にはPチャネルMOSトランジスタ 107とNチャネ
ルMoSトランジスタ 108とが、端子91と94と
の間にはPチャネルMoSトランジスタ 109とNチ
ャネルMOSトランジスタ 110とが、端子92と9
4との間にはPチャネルMoSトランジスタ 111と
NチャネルMOSトランジスタ 112とがそれぞれ挿
入されている。そしてこの場合にも各トランジスタのゲ
ート電極は各端子に通常値の電源電位が印加されている
ときにはオン状態にならないように所定の電源電位にバ
イアスされている。また、この実施例回路の場合にも、
各一対の端子間にPチャネルあるいはNチャネルいずれ
か一方のトランジスタを設けるようにしてもよいが、両
方設けることが効果的である。
第17図は前記第5図の実施例回路におけるMOSトラ
ンジスタ14を実際に半導体集積回路装置(半導体チッ
プ)内に形成した場合の配置状態を示す平面図である。
図において、200は半導体チップであり、この半導体
チップ200の周囲には複数個の外部接続端子201と
低電位のGND電位用の外部電源接続端子12とが設け
られている。そして、上記トランジスタ14は上記外部
電源接続端子12と1個の外部接続端子201との間に
、端子12と隣接するように配置形成されている。この
トランジスタ14のソース領域とゲート電極及びバック
ゲートは共に上記GND省位相位用部電源接続端子12
に接続されており、ドレイン領域は図示しない高電位の
外部電源接続端子から供給されるVDD電位が印加され
るようになっている。
このように前記MOSトランジスタ14をGND電位用
の外部電源接続端子12に隣接して配置することにより
、外部からサージがこの外部N源接続端子12に入力さ
れた場合に、トランジスタ14は素早くオン状態となり
、サージを高電位のVDD電位に効果的に逃がすことが
できる。また、外部電源端子付近には、他の信号入出力
用外部端子付近に設けられている入出力用トランジスタ
が設けられてないため、端子の周囲に空きスペースが発
生し易く、特に外部電源端子と他の端子との間や、外F
A電源端子の周囲にこのトランジスタ14を配置するこ
とによってこのトランジスタを形成するための余分な面
積が不用となる。この結果、チップサイズの大型化を招
くことがなく、トランジスタ14を設けることによるコ
ストの上昇はない。
第18図は前記第5図の実施例回路におけるMOSトラ
ンジスタ14を実際に半導体チップ内に形成した場合の
他の配置状態を示す平面図である。
この場合には、前記MOSトランジスタ14をGND電
位用の外部′R源接続端子12の下部に配置形成するよ
うにしたものである。通常、外部電源接続端子の面積は
10000μm2程度であるため、この端子の下部には
同程度の面積のトランジスタを形成することができる。
この場合にも、トランジスタ14のソース領域とゲート
電極及びバックゲートは共に端子12に接続されており
、ドレイン領域にはVDD電位が印加されるようになっ
ている。
第19図は上記第18図に示す部分の断面構造を示す図
である。N型基板211上にはPウェル領域212が形
成されており、さらにこのPウェル領Ia212の表面
には前記MOSトランジスタ14のソース、ドレイン領
域となる一対のN+型領領域213214が形成されて
いる。なお、215はPウェル領[212の周囲に設け
られたP+型のガードリング領域であり、216はMO
Sトランジスタ14のゲート電極、217はGND用の
外部電源接続端子12として使用される例えばAλによ
る金属電極であり、この金属電極217は上記N+型領
領域13、ゲート7!1極216及びガードリング領域
215にそれぞれ接続されている。さらに、他方のN+
型領領域214は例えばARによる金属電極218が接
続されており、この金属電極218にはVDD電位が印
加されている。
この場合にも、外部からサージが外部電源接続端子12
に入力された場合に、トランジスタ14は素早くオン状
態となり、サージを高電位のVoo電位に効果的に逃が
すことができる。また、MOSトランジスタ14を端子
12の下部に配置形成しているため、このトランジスタ
14を形成するための余分な面積は不用である。この結
果、チップサイズの大型化を招くことがなく、トランジ
スタ14を設けることによるコストの上昇はない。
第20図は前記第1図の実施例におけるPチャネルのM
OSトランジスタ13を実際の半導体チップ内に形成す
る場合の他の配置状態を示す平面図である。この場合に
はMOSトランジスタ13を半導体チップ200のコー
ナー部に配置形成するようにしたものである。なお、図
において、201はそれぞれ外部接続端子、202はG
NDI位用の配線、203はVoo電位用の配線であり
、トランジスタ13のソース領域とゲート電極及びバッ
クゲートは共に上記V。。電位用の配FJ 203に接
続されており、ドレイン領域はGND電位用の配線20
2に接続されている。
一般に半導体チップではチップ周辺とチップ内部との4
5号の授受を行うため、チップのコーナー部では信号の
授受を行う配線が内側で密の状態に、外側で粗の状態に
なり易い。そこで、上記MOSトランジスタ13をチッ
プのコーナー部に形成するということは、空き面積を有
効に利用するという観点から見て極めて有効であり、ひ
いては前記トランジスタを設けたことによるチップサイ
ズの大型化によるコスト上昇を招かない等の利点がある
すなわち、この場合にはトランジスタ13に対して電源
用の配線を延長するだけで自由に耐ラツチアツプ特性が
高めることができる。なお、第21図は上記第20図に
おけるトランジスタ13の配置状態をより詳細に示した
ものである。
第22図は前記第9図の実施例におけるP″ft7ft
7ネルャネルの両方のMOSトランジスタ13、14を
実際の半導体チップ内に形成する場合の配置状態を示す
平面図である。図において、200は半導体チップであ
り、この半導体チップ200の周囲には複数個の外部接
続端子201、高電位のVDO電位用の外部電源接続端
子11及び低電位のGND電位用の外部電源接続端子1
2が設けられている。この場合、PチャネルMOSトラ
ンジスタ13とNチャネルMOSトランジスタ14とは
半導体チップ200の四辺の互いに隣合った二辺にそれ
ぞれ端子201と隣接して配置し、それぞれのソース領
域、ゲート電極、バックゲート及びドレイン領域をGN
Dit位用の配線202もしくは■。o1位用の配線2
03に接続するようにしたものである。
このように上記両トランジスタを半導体チップの異なる
二辺に配置形成することにより、両トランジスタ間の距
離を十分に離すことができる。このため、両トランジス
タ13.14を設けたことによって新たに形成される寄
生サイリス構造におけるPNP型及びNPN型バイポー
ラトランジスタの電流増幅率hfeを低下させることが
できる。従って、両トランジスタ自体が形成する寄生サ
イリス構造はオンしにくなり、本来の目的であるサージ
入力時におけるサージを両トランジスタが他の電源に逃
がす働きにより、耐ラツチアツプ特性が向上する。
第23図は前記第9図の実施例におけるPチャネル及び
Nチャネルの両方のMoSトランジスタ13、14を実
際の半導体チップ内に形成する場合の他の配置状態を示
す平面図である。この場合にはPチャネルMOSトラン
ジスタ13とNチャネルMOSトランジスタ14とを半
導体チップ200の対向する二辺にそれぞれ端子201
と隣接して配置形成したものである。このように両トラ
ンジスタ13゜14を半導体チップの対向する辺に配置
すれば、両トランジスタ間の距離をさらに十分に離すこ
とができる。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明によれば、電源端子から
混入する外部サージに対する耐ラツチアツプ特性の向上
を図ることができる半導体集積回路装置を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1の実施例の構成を示す回路図、
第2図及び第3図はそれぞれ上記第1の実施例回路の動
作を説明するための断面図、第4図は上記実施例回路を
CMOSインバータ回路と共に示す断面図、第5図はこ
の発明の第2の実施例の構成を示す回路図、第6図及び
第7図はそれぞれ上記第2の実施例回路の動作を説明す
るための断面図、第8図は上記第2の実施例回路をCM
OSインバータ回路と共に示す断面図、第9図はこの発
明の第3の実施例の構成を示す回路図、第10図及び第
11図はそれぞれ上記第3の実施例回路の断面図、第1
2図は上記第3の実施例回路を説明するための図、第1
3図及び第14図はそれぞれ上記第3の実施例回路の特
性試験を行なうために使用される試験回路の回路図、第
15図はこの発明の第4の実施例の構成を示す回路図、
第16図はこの発明の第5の実施例の構成を示す回路図
、第17図は第5図の実施例回路におけるトランジスタ
の配置状態を示す平面図、第18図は第5図の実施例回
路におけるトランジスタの他の配置状態を示す平面図、
第19図は第18図回路の断面図、第20図は第1図の
実施例回路におけるトランジスタの配置状態を示す平面
図、第21図は第20図におけるトランジスタの配置状
態をより詳細に示した示す平面図、第22図は第9図の
実施例回路におけるトランジスタの配置状態を示す平面
図、第23図は第9図の実施例回路におけるトランジス
タの他の配置状態を示す平面図である。 11、12・・・外部電源接続端子、13.14・・・
MOSトランジスタ、21・・・N型基板、22.23
・・・ソース、ドレイン領域、24・・・ゲート電極、
26・・・寄生PNPトランジスタ、27・・・寄生抵
抗、41・・・N型基板、42・・・Pウェル領域、4
3.44・・・N+型領領域らなるソース、ドレイン領
域、45・・・ゲート電極、48・・・奇生NPNトラ
ンジスタ、49・・・寄生抵抗、71.72.73゜9
1、92.93.94・・・外部端子、81.83.8
5. 101゜103、 105. 107. 109
. 111・・・PチャネルMOI−ランジスタ、82
.84.86. 102. 104゜106、 108
. 110. 112・・・NチャネルMOSトランジ
スタ、200・・・半導体チップ、201・・・外部接
続端子、202・・・GND電位用の配線、203・・
・Vo。 電位用の配線。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 2] 第2図 GND     Vo。 第3図 第6図 第 7 図 bu 第13図 5(J 第14図 第17図

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1の電源電位が印加される第1のノードと、第
    2の電源電位が印加される第2のノードと、上記第1の
    ノードにソース電極及びゲート電極が接続され、上記第
    2のノードにドレイン電極が接続されたMOSトランジ
    スタとを具備したことを特徴とする半導体集積回路装置
  2. (2)前記第1の電源電位が高電位、前記第2の電源電
    位が低電位であり、前記MOSトランジスタがPチャネ
    ルのMOSトランジスタである特許請求の範囲第1項に
    記載の半導体集積回路装置。
  3. (3)前記第1の電源電位が低電位、前記第2の電源電
    位が高電位であり、前記MOSトランジスタがNチャネ
    ルのMOSトランジスタである特許請求の範囲第1項に
    記載の半導体集積回路装置。
  4. (4)前記MOSトランジスタが外部電源接続端子に隣
    接して配置形成されている特許請求の範囲第1項に記載
    の半導体集積回路装置。
  5. (5)前記MOSトランジスタが外部電源接続端子の下
    部に配置形成されている特許請求の範囲第11に記載の
    半導体集積回路装置。
  6. (6)前記MOSトランジスタがその半導体集積回路装
    置のコーナー部に配置形成されている特許請求の範囲第
    1項に記載の半導体集積回路装置。
  7. (7)高電位の電源電位が印加される第1のノードと、
    低電位の電源電位が印加される第2のノードと、上記第
    1のノードにソース電極及びゲート電極が接続され、上
    記第2のノードにドレイン電極が接続されたPチャネル
    のMOSトランジスタと、上記第1のノードにドレイン
    電極が接続され、上記第2のノードにソース電極及びゲ
    ート電極が接続されたNチャネルのMOSトランジスタ
    とを具備したことを特徴とする半導体集積回路装置。
  8. (8)前記Pチャネル及びNチャネルのMOSトランジ
    スタのそれぞれが異なる辺に配置形成されている特許請
    求の範囲第7項に記載の半導体集積回路装置。
  9. (9)前記Pチャネル及びNチャネルのMOSトランジ
    スタのそれぞれが外部電源接続端子に隣接して配置形成
    されている特許請求の範囲第7項に記載の半導体集積回
    路装置。
JP62312640A 1987-01-28 1987-12-10 半導体集積回路装置 Pending JPS63301558A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62312640A JPS63301558A (ja) 1987-01-28 1987-12-10 半導体集積回路装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1753787 1987-01-28
JP62-17537 1987-01-28
JP62312640A JPS63301558A (ja) 1987-01-28 1987-12-10 半導体集積回路装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63301558A true JPS63301558A (ja) 1988-12-08

Family

ID=26354075

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62312640A Pending JPS63301558A (ja) 1987-01-28 1987-12-10 半導体集積回路装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63301558A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02237147A (ja) * 1989-03-10 1990-09-19 Matsushita Electron Corp Cmos型半導体装置
JP2002313947A (ja) * 2001-04-12 2002-10-25 Fuji Electric Co Ltd 半導体装置
JP2016516300A (ja) * 2013-03-12 2016-06-02 マイクロン テクノロジー, インク. 過電圧保護用装置および方法
US9698343B2 (en) 2013-09-13 2017-07-04 Micron Technology, Inc. Semiconductor device structures including ferroelectric memory cells

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6023155A (ja) * 1983-07-11 1985-02-05 オ−エンス−イリノイ・インコ−ポレ−テツド 小「じ」安全包装
JPS6143468A (ja) * 1984-08-07 1986-03-03 Mitsubishi Electric Corp 保護回路

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6023155A (ja) * 1983-07-11 1985-02-05 オ−エンス−イリノイ・インコ−ポレ−テツド 小「じ」安全包装
JPS6143468A (ja) * 1984-08-07 1986-03-03 Mitsubishi Electric Corp 保護回路

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02237147A (ja) * 1989-03-10 1990-09-19 Matsushita Electron Corp Cmos型半導体装置
JP2002313947A (ja) * 2001-04-12 2002-10-25 Fuji Electric Co Ltd 半導体装置
JP2016516300A (ja) * 2013-03-12 2016-06-02 マイクロン テクノロジー, インク. 過電圧保護用装置および方法
US10193334B2 (en) 2013-03-12 2019-01-29 Micron Technology, Inc. Apparatuses and method for over-voltage event protection
US11183837B2 (en) 2013-03-12 2021-11-23 Micron Technology, Inc. Apparatuses and method for over-voltage event protection
US11901727B2 (en) 2013-03-12 2024-02-13 Micron Technology, Inc. Apparatuses and method for over-voltage event protection
US9698343B2 (en) 2013-09-13 2017-07-04 Micron Technology, Inc. Semiconductor device structures including ferroelectric memory cells
US10062703B2 (en) 2013-09-13 2018-08-28 Micron Technology, Inc. Methods of forming a ferroelectric memory cell
US10403630B2 (en) 2013-09-13 2019-09-03 Micron Technology, Inc. Semiconductor devices including ferroelectric materials
US11043502B2 (en) 2013-09-13 2021-06-22 Micron Technology, Inc. Semiconductor devices including ferroelectric materials

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6271999B1 (en) ESD protection circuit for different power supplies
US10147717B2 (en) Electrostatic discharge protection circuit
US7106562B2 (en) Protection circuit section for semiconductor circuit system
JP3275095B2 (ja) 集積回路の過渡防護開路
EP1087441A2 (en) Stacked mosfet protection circuit
JPH0216764A (ja) 静電気放電集積回路保護装置
US10181721B2 (en) Area-efficient active-FET ESD protection circuit
US8102002B2 (en) System and method for isolated NMOS-based ESD clamp cell
US6215135B1 (en) Integrated circuit provided with ESD protection means
CN113206075A (zh) 用于保护电路的方法、静电放电电路和集成电路
US7408754B1 (en) Fast trigger ESD device for protection of integrated circuits
US10454269B2 (en) Dynamically triggered electrostatic discharge cell
US7023676B2 (en) Low-voltage triggered PNP for ESD protection in mixed voltage I/O interface
KR0145642B1 (ko) 반도체 장치
JP3559075B2 (ja) Cmos技術の集積電子回路用の極性反転保護装置
KR920000635B1 (ko) 반도체집적회로장치
US6833590B2 (en) Semiconductor device
JPS63301558A (ja) 半導体集積回路装置
US6583475B2 (en) Semiconductor device
JPH0590520A (ja) 半導体保護装置
KR100631961B1 (ko) 정전기 방전 보호 회로
US6631059B1 (en) ESD protection circuit
JP2021022687A (ja) 静電気保護回路
JPH05315552A (ja) 半導体保護装置
CN202651110U (zh) 一种集成电路及其保护电路