JPS63299779A - 単相インバータの並列接続回路 - Google Patents

単相インバータの並列接続回路

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JPS63299779A
JPS63299779A JP62133011A JP13301187A JPS63299779A JP S63299779 A JPS63299779 A JP S63299779A JP 62133011 A JP62133011 A JP 62133011A JP 13301187 A JP13301187 A JP 13301187A JP S63299779 A JPS63299779 A JP S63299779A
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Masateru Igarashi
征輝 五十嵐
Kazuo Kuroki
一男 黒木
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、同一の動作信号で交流を出力している単相
インバータの複数台を、電流の不平衡を生ぜしめること
なく並列運転させるとかできる単相インバータの並列接
続方法に関する。
〔従来の技術〕
第6図は同一の動作信号を受けて並列運転する複数台の
単相インバータに出力iit流の不平衛生ぜしめない従
来例を示した主回路接続図であって、2台の単相インバ
ータの並列接続方法をあられしている。
この第6図において、4個の酸化金属半導体電界効果ト
ランジスタ(以下ではMOS  FETと略記する)3
1〜34の単相ブリッジ接続で構成された第1インバー
タ3の直流側と、同じく4個のM○5FET41〜44
の単相ブリッジ接続で構成された第2インバータ4の直
流側には、共通の直iJgi源2を接続しているが、こ
れら両インバータ3と4には、図示していない制御回路
から同一の動作信号が与えられるので、これら両インバ
ータ3と4の交流出力側を相互に並列接続することで、
共通の負荷5へ交流電力を供給することができる。
このように複数台のインバータを並列接続することによ
り、負荷5の容量の増大に対応するのであるが、インバ
ータに直接負荷5を接続すると、−IGに第1インバー
タ3の出力インピーダンスと、第2インバータ4の出力
インピーダンスとには差異があることから、両インバー
タ3と4とが同一動作信号で動作していても、それぞれ
の出力電流に不平衡を生じる不都合がある。
そこで第1インバータ3の第1相U1の出力側にはりア
クドル11を、また第2インバータ4の第1相U2の出
力側にはりアクドル13をそれぞれ接続し、このリアク
トル11 と13 とを介して両者を並列接続したのち
、これを負荷5の一端に接続する。同様に第1インバー
タ3の第2相V1の出力□側にはりアクドル12を、ま
た第2インバータ4の第2相■2の出力側にはりアクド
ル14をそれぞれ接続し、これらのりアクドル12 と
14とを介して両者を並列接続したのちに、これを負荷
5の他端に接続する。この4個のりアクドル11〜14
のインピーダンス値を第1インバータ3と第2インバー
タ4の出力インピーダンス値よりも十分に大きな値とし
、かつこれら4個のりアクドル11〜14が等しい値の
インピーダンスを有するように製作するならば、直流電
源2から第1インバータ3を経て負荷5への経路のイン
ピーダンス値と、直流電源2から第2インバータ4を経
て負荷5への経路のインピーダンス値との差異の比率を
僅かなものにできることから、各インバータ3と4の出
力電流の不平衝を解消させることができるので、このよ
うな並列接続方法が多用されている。
〔発明が解決しようとする問題点] しかしながら、第6図に示す従来例回路に使用するりア
クドル11〜14 は、そのインダクタンス(直を各イ
ンバータ3.4の出力インピーダンスに比して十分に大
きな値に構成しなければならないことから、当1亥リア
クトル11〜14 は大きな体格のものとなって重量が
増大し、コストが上昇する。またこのようなりアクドル
11〜14をインバータの交流出力回路に挿入するため
、その分だけ当該インバータの容量を増大させなければ
ならないので、装置全体が大形化し、コストも上昇する
。さらにそれぞれのりアクドル11〜14のインダクタ
ンス値を等しく製作しなければ、電流の不平衡を抑制で
きないので、そのためにもリアクトル11〜14の価格
が上昇するなど、各種の不都合があった。
そこで、この発明の目的は、インバータ容量を増大させ
ることなく、しかもインバータの出力インピーダンスを
軽減しつつ、並列運転している各インバータの出力電流
を平衡させることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、この発明の並列接続方法
は、単相交流を出力するインバータの複数台を並列接続
し、各インバータに同一の動作信号を与えて同期運転を
させている単相インバータの並列接続方法において、前
記各インバータは、自己の第1相交流出力電流と、残余
のインバータのうちの少くとも1台の第2相交流出力電
流とが平衡するように磁気結合させ、自己の第2相交流
出力電流と、残余のインバータのうちの少くとも1台の
第1相交流出力を流とが平衡するように磁気結合させ、
かつ少くとも1台のインパークの第1相交流出力電流と
、第2相交流出力電流とが平衡するように磁気結合させ
るものとする。
〔作用〕
この発明は、複数台の単相インバータの交流出力側同士
を並列接続する場合に、あるインバータの第1相交流出
力電流と、他のインバータの第2相交流出力電流とを磁
気結合により平衡させ、また、あるインバータの第2相
交流出力電流と他のインバータの第1相交流出力電流と
を磁気結合により平衡させ、さらに同一インバータの第
1相交流出力電流と第2相交流出力電流とを磁気結合に
より平衡させることで、すべてのインバータの交流出力
電流が第1相・第2相ともに平衡するようにしているの
であるが、この磁気結合は、鉄心に2組の巻線を施した
電流バランサ、あるいは電流量が同じで方向が逆の導体
同士を権力接近させ、あるいは絶縁物を介して撚合わせ
ることで達成させているので、この磁気結合に同じ値の
電流が流れているときは、両導体の相互インダクタンス
分だけ配線インダクタンスを軽減でき、また電流が不平
衡になれば、その差電流と相互インダクタンスにより、
電流が平衡するように誘起電圧を発生し、各インバータ
間の電流不平衡を解消させている。
(実施例) 第1図は本発明の実施例を示す主回路接続図であって、
2台の単相インバータを並列接続する場合をあられして
いる。
この第1図において、4個のMOS  FET31〜3
4  を単相ブリッジ接続することで構成されている第
1インバータ3の直流側と、同じく4個のMOS  F
ET41〜44を単相ブリッジ接続することで構成され
ている第2インバータ4の直流側には、共通の直流電源
2が接続されており、これら両インバータ3と4の交流
側は、磁気結合としての第1電流バランサ17 と第2
電流バランサ18 とを介して両者に共通の負荷5を接
続することで、第1インバータ3と第2インバータ4と
は並列運転することができる。なお、これら両インバー
タ3と4とは、同一の動作信号により動作するのである
が、その部分の図示は本発明と直接の関係がないので省
略している。
上述の電流バランサ17 と18の接続は次のとおりで
ある。すなわち、第1インバータ3の交流出力の第1相
U1は第1電流バランサ17を介して負荷5に、またこ
の第1インバータ3の交流出力の第2相■1は第1電流
バランサ17 と第2電流バランサ18 とを介して負
荷5に、第2インバータ4の交流出力の第1相U2は第
2電流バランサ18を介して負荷5に、また同該第2イ
ンバータ4の交流出力の第2相V2は直接負荷5に接続
されているので、結局両インバータ3と4の交流出力の
第1相UlとU2)および第2相■1と■2とは、それ
ぞれが両電流バランサ17と18を通過後に負荷5の入
力端子部で並列接続されている。
ここで第1電流バランサ17と第2電流バランサ1Bは
、ともに2個の巻線が磁気的に結合されるように構成さ
れていて、これら両巻線に流れる電流が等しいときには
、それぞれの巻線の誘起電圧はほぼ零となるが、一方の
巻線の電流が他方の巻線の電流よりも増大しようとする
と、当該巻線には電流を減らす方向の電圧が誘起される
とともに、他方の巻線には、電流を増大させる方向の電
圧が誘起されることとなる。
第2図は第1図に示す本発明の実施例回路を説明するた
めの説明回路図である。この第2図において、スイッチ
21 と22はそれぞれがインバータのスイッチング動
作をあられすスイッチであり、インバータ出力抵抗24
 と28は、それぞれがインバータの出力インピーダン
スを抵抗分であられしたものであって、スイッチ21 
と直流量′a22と負荷23およびインバータ出力抵抗
24 とが直列接続された第1ループ回路と、スイッチ
25 と直流′r4源26 と負荷27ならびにインバ
ータ出力抵抗28とが直列接続された第2ループ回路と
が、電流バランサ20により磁気的に結合されたものと
なる。
第3図は第2図に示す説明回路を等価的にあられした等
価回路図であって、この第3図に示すスイッチ21 と
25、直流電源22と26、負荷23と27、およびイ
ンバータ出力抵抗24 と28 は第2図に図示のもの
と同じである。また第2図に図示の電流バランサ20を
第3図に示す等価回路ではバランサ漏れインダクタンス
20Aと20Bおよびバランサ相互インダクタンス20
Mであられしている。
第3図に示す等価回路において、スイッチ21と25 
とを同時にオンにしたとき、第1ループ回路の電圧方程
式は下記の(1)式で、また第2ループ回路の電圧方程
式は(2)式であられされる。
ただしこの(1)式と(2)式における■、は第1ルー
プ回路の電流、■、は第2ループ回路の電流、Eは直流
ilt源22と26の電圧、R,はインバータ出力抵抗
24の抵抗値、R2はインバータ出力抵抗28の抵抗値
、L+ はバランサ漏れインダクタンス2OAのインダ
クタンス値、L8はバランサ漏れインダクタンス20B
のインダクタンス値、Mはバランサ相互インダクタンス
20Mのインダクタンス値であり、さらにRは負荷23
 と27の抵抗値である。
−−−−−−−・・−−−−−−・・・−(1)dI*
      d(It−1s) di           dt ・・−・−・・・・−・・・−・−・・  (2)この
(1)式と(2)式からあきらかなように、第1ループ
回路の電流I、の方が第2ループ回路電流■、よりも大
になろうとすると、(1)式の左辺第2項に示す電圧が
誘起されて、第1ループ回路電流I、を減少させるよう
に動作するとともに、(2)式の左辺第2項に示す電圧
が誘起されて、第2ループ回路電流I、を増大させよう
とするので、結局第1ループ回路電流I、と第2ループ
回路電流■6とは相等しい値に落着くこととなる。
前述の第1項に示す本発明の実施例回路において、第1
インバータ3の第1相U1の出力電流をIt 、第2相
v1の出力電流を12とし、第2インバータ4の第1相
U2の出力電流を■3、第2相v2の出力電流を■1と
するとき、これら各電流が平衡する条件は下記の(3)
式で与えられる。
1、−1.−−1.−−1. −−−・−・・・・−(
3)ここでI、−−r、なる条件は第1電流バランサ1
7で確立できるし、また−Ig””Isなる条件は第2
T!1流バランサ18で確立できるので、これら第11
流バランサ17と第2電流バランサ18とにより下記の
(4)式が得られる。
1+−1z=Ts      −・・・・−・−・・・
・・ (4)一方、キルヒホッフの法則により下記の(
5)式が成立する。
It  +1.+13+In =O−・・・・・−−−
−−(5)結局、上記の(4)式と(5)式とにより(
3)式に示す電流平衡条件が満足される。すなわち第1
図に示す位置に2&llの電流バランサ17 と18と
を設置することにより、両インバータ3と4とを並列接
続して運転する場合に、出力交流電流が不平衡になるお
それがないことがわかる。
複数台の単相インバータを相互に並列接続して運転する
場合の交流出力電流を平衡させるのに、前述のような磁
気結合を利用する場合に、第1図に示す回路において、
この磁気結合を利用した電流バランサの挿入場所は、第
1図に示す以外に各種の組合わせが存在し得るし、単相
インバータの並列運転台数が増加するのに従って、その
組合わせの数は飛躍的に増大することとなるが、いずれ
にしてもすべての単相インバータの交流出力の第1相電
流と第2相電流とが、なんらかの組合わせで磁気結合さ
れるようにすればよいことになる。
第4図は本発明の第2の実施例を示す主回路接続図であ
って、2台の単相インバータを並列接続する場合に、第
1相の交流出力電流が流れる導体と第2相の交流出力電
流が流れる導体とを、可能なかぎり長い距離にわたって
、できるかぎり接近して配列することで磁気結合を得る
ようにしている。
この第4図において、4個のMOS  FET31〜3
4の単相ブリッジ接続で構成された第1インバータと、
同じく4個のMOS  FET41〜44の単相ブリッ
ジ接続で構成された第2インバータとを相互に並列に接
続し、両者に共通の直流電源2から供給される直流電力
を単相交流電力に変換して、共通の負荷5へ給電するの
であるが、第1インバータの第1相電2itI + が
流れる導体51 と、同じく第1インバータの第2相電
流1.が流れる導体52 とを、長い距離にわたって極
力接近して配置することにより、電流■1 と■2が流
れるときに磁気結合を生じ、この磁気結合が電流バラン
サの役割を果たすことから下記の(6)式に示す電流平
衡条件が得られる。
!、=−1.     −・−・−・−・・・−・−・
(6)この第1インバータの第1相電流■1を上述の導
体51 に直列している導体53を介して負荷5へ流す
とともに、第2インバータの第2相電流■4を導体54
を介して負荷5へ供給するにあたって、これら両導体5
3 と54 とを極力接近させることで磁気結合を発生
させるならば、(7)式に示す電流平衡条件が得られる
1+=  Is      ”−・−・−・・・−・・
・・(7)また第1インバータの第2相電流1.を、前
述の導体52に直列している導体55に流すとともに、
第2インバータの第1相電流I、を導体56に流し、こ
れら両導体55 と56を極力接近させることで磁気結
合を発生させるならば、(8)式に示す電流平衡条件が
得られる。
−1,−1,・・−・−・・−・(8)これら(6)、
(7)、(8)式から前述の(3)式に示す電流平衡条
件が得られるので、交流出力電流が流れる導体を第4図
に示すように配置するならば、並列運転している2台の
単相インバータの交流出力電流をバランスさせることが
できる。
第5図は本発明の第3の実施例を示す主回路接続図であ
って、2台の単相インバータを並列接続する場合をあら
れしている。すなわち、4個のMOS  FET31〜
34の単相ブリッジ接続で構成された第1インバータと
、同じく4個のMO3FET41〜44の単相ブリッジ
接続で構成された第2インバータとを相互に並列接続し
て、両者に共通の直流電源2からの直流電力を単相交流
電力に変換して、共通の負荷5へ給電するのは第4図に
示す第2の実施例回路と同じである。
第5図に示す第3の実施例回路では、第1インバータの
第1相電流■1を電線61に、また第2相電流■、を電
線62にそれぞれ流すのであるが、このとき電線61 
と62 とを撚合わせることにより、磁気結合を発生さ
せる。同様に電線61に直列している電線63に第1イ
ンバータの第1相電流I、を流し、この電線63 と撚
合わされている電線64には第2インバータの第2相電
流I4を流す。また電線62に直列している電線65に
第1インバータの第2相電流I2を流し、この電線65
 と撚合わされている電線66には、第2インバータの
第1相電[1sを流すことにより、これら撚合わされた
電線間に磁気結合を生じ、結局(3)式に示す電流平衡
条件が成立するのは第4図に示す第2の実施例の場合と
同じである。
第11111に示す実施例回路に使用している電流バラ
ンサは鉄心に2個の巻線を備えた構成であって、(1)
式と(2)式に示す漏れインダクタンスの値し、とL2
が、配線インダクタンスに比して極めて大であることか
ら、インバータの出力インピーダンスを増大させるが、
第4図と第5図に示す実施例回路においては、配線自体
を用いて磁気結合させているので、配線インダクタンス
の値をそれぞれLA、L、とするならば、このようにし
て得られる磁気結合の漏れインダクタンスの値L+ 。
L、は、相互インダクタンス値をMとするならば下記の
(9)式と(10)式となる。
Ll =LA−M    −・・−−−−−−−−−−
−(9)L、 =Ll −M    −−・−−−−−
−−(10)すなわち第4図あるいは第5図に示す磁気
結合により、並列接続されているインバータの出力イン
ピーダンスの方が、インバータ単独運転の場合の出力イ
ンピーダンスよりも小となる。
第1図の実施例回路と第4図あるいは第5図の実施例回
路とを対比して見ればあきらかなように、第4図の実施
例回路における導体53と導体54とで構成される磁気
結合、あるいは第5図の実施例回路における電線63と
電線64 とで構成される磁気結合は存在しなくても、
’f:i ?iを平衡させるのに支障はないが、上述し
たように、これらの磁気結合により各インバータの出力
インピーダンスを軽減できるし、かつ他方の磁気結合(
第4図における導体55と56、あるいは第5図におけ
る電線65 と66 とで構成される磁気結合)を補助
する役割をも有している。
また第4図、第5図に示す実施例回路に用いられている
磁気結合は鉄心を使用していないので、鉄心を使用した
電線バランサにくらべ、相互インダクタンスの値Mが小
となる。従って差電流の変化分、すなわちd (Is 
  Ih ) / dLあるいはd(1,−Is )/
 dtが大きな高調波インバータや大容量インバータに
適している。
〔発明の効果〕
この発明によれば、複数台の単相インバータを同一の動
作信号で動作させつつ並列運転する場合に、あるインバ
ータの第1相交流出力電流と他のインバータの第2相交
流出力電流とを平衡させる磁気結合、あるいはあるイン
バータの第2相交流出力電流と他のインバータの第1相
交流出力電流とを平衡させる磁気結合、さらには特定イ
ンバータの第1相と第2相交流出力電流を平衡させる磁
気結合を備えることで、並列運転中の各インバータの電
流不平衡を、従来の大きなインピーダンスを有するリア
クトル挿入によらずに抑制できるので、インバータの出
力インピーダンスを増大させることがなく、従って当該
インバータの容量も大きくしなくてよい、さらにリアク
トルを不用にすることから装置の大形化を抑制し、コス
トを上昇させずに済む利点を存する。さらに上記の磁気
結合を、インバータ交流出力電流を流す導体や電流の近
接配置あるいは撚合わせにより達成させる場合は、鉄心
を使用する電流バランサに比して、更に小形・低価格化
が実現できるばかりでなく、相互インダクタンスも減少
できるので、特に裔調波数でのスイッチング動作を行う
インバータや、大容量のインバータに好適であり、鉄心
を使用しないことから、装置の小形軽量化と低価格化に
寄与できる効果も合わせて有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す主回路接続図であり、第
2図は第1図に示す本発明の詳細な説明するための説明
回路図、第3図は第2図に示す説明回路を等価的にあら
れした等価回路図であり、第4図は本発明の第2の実施
例を示す主回路接続図、第5図は本発明の第3の実施例
を示す主回路接続図である。第6図は同一の動作信号を
受けて並列運転する複数台の単相インバータに出力電流
の不平衡を生ぜしめない従来例を示した主回路接読図で
ある。 2.22.26・・・直流電源、3・・・第1インバー
タ、4・・・第2インバータ、5.23.27・・・負
荷、11.12゜13、14・・・リアクトル、17・
・・磁気結合としての第1電流バランサ、18・・・磁
気結合としての第2電流バランサ、20・・・電流バラ
ンサ、20A、20B・・・バランサ漏れインダクタン
ス、20M・・・バランサ相互インダクタンス、21.
25・・・スイッチ、24.28・・・インバータ出力
抵抗、31〜34.41〜44・MOS  FET。 51〜56・・・導体、61〜66・・・電線。 1A1 図 ¥2図 V、4図 75図 第 6(!l

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1) 単相交流を出力するインバータの複数台を並列接
    続し、各インバータに同一の動作信号を与えて同期運転
    をさせている単相インバータの並列接続方法において、
    前記各インバータは、自己の第1相交流出力電流と、残
    余のインバータのうちの少くとも1台の第2相交流出力
    電流とが平衡するように磁気結合させ、自己の第2相交
    流出力電流と、残余のインバータのうちの少くとも1台
    の第1相交流出力電流とが平衡するように磁気結合させ
    、かつ少くとも1台のインバータの第1相交流出力電流
    と、第2相交流出力電流とが平衡するように磁気結合さ
    せていることを特徴とする単相インバータの並列接続方
    法。 2) 特許請求の範囲第1項記載の並列接続方法におい
    て、前記の第1相交流出力電流と、第2相交流出力電流
    とを平衡させる磁気結合は、それぞれの電流を流す導体
    同士を、近接させることで達成することを特徴とする単
    相インバータの並列接続方法。 3) 特許請求の範囲第1項あるいは第2項に記載の並
    列接続方法において、前記の第1相交流出力電流と、第
    2相交流出力電流とを平衡させる磁気結合は、それぞれ
    の電流を流す導体同士を、絶縁物を介して相互に撚合わ
    せることで達成することを特徴とする単相インバータの
    並列接続方法。
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