JPS6329936Y2 - - Google Patents

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JPS6329936Y2
JPS6329936Y2 JP14297984U JP14297984U JPS6329936Y2 JP S6329936 Y2 JPS6329936 Y2 JP S6329936Y2 JP 14297984 U JP14297984 U JP 14297984U JP 14297984 U JP14297984 U JP 14297984U JP S6329936 Y2 JPS6329936 Y2 JP S6329936Y2
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JP
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tip
staples
legs
staple
needle portion
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JP14297984U
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  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、畳にへり布や吸湿紙を接合したり、
ベニヤ板やシート状断熱材などを壁等に接合する
のに用いられる連結ステープルに関する。
(従来の技術) 従来、畳又は壁等の取付主体にへり布や吸湿紙
又はベニヤ板やシート状断熱材等の被取付部材を
能率良く接合するものとしてステープルがある。
前記ステープルは頭部の両側から一対の脚部が
対向状に一対的に延設されて成り、このステープ
ルの脚部を、取付主体上に重合した被取付部材を
貫通して取付主体に打込むことにより、被取付部
材が取付主体に接合される。この種のステープル
として、実開昭54−49457号(従来例1)、実公昭
51−6619号(従来例2)、実開昭57−83910号(従
来例3)公報に記載されたものがある。
前記従来例1には、両脚部の対向間隔が先端に
向かつて漸次拡開状とされ、先端部の外側に先端
に向かつて内側に傾斜した傾斜面が形成されたも
のが開示されている。従来例2には、水平頭部の
両側端部から脚部が平行状に形成され、多数個の
ステープルが幅方向に間隔を有して配置され、隣
接する水平頭部がそれと同厚の厚肉の連結部によ
り連結されたものが開示されている。従来例3に
は水平頭部の両側端部から脚部が平行状に形成さ
れ、その脚部の内側に抜止爪が形成され、且つ多
数個のステープルが水平頭部及び脚部全体に亘つ
て連着されるものが開示されている。
(考案が解決しようとする問題点) 前記従来例2にあつては、脚部が平行状に形成
されているので、取付主体からの抜脱抵抗が小さ
いものである。そこで、従来例1にあつては脚部
が取付主体に打込まれる際には、漸次拡開しなが
ら打込まれることになり、これによつて抜脱抵抗
を大としたものである。また、従来例3にあつて
は脚部の内側に形成した抜止爪によつて抜脱抵抗
を大としものである。しかしながら、これらのも
のでは抜脱抵抗は十分とはいえず、また、従来例
2にあつては連結部が厚肉とされ、従来例3にあ
つてはステープルは全体に亘つて連結されている
ので大きい打込力を必要とするものであつた。本
考案は、前記従来例に比して取付主体からの抜脱
抵抗を一層大ならしめ、被取付部材を取付主体に
強固に接合することができ、また、ステープルの
打込力を軽減することのできる連結ステープルを
提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案が前記目的を達成するために講じた技術
的手段は水平頭部2の両側から一対の脚部3,3
が対向状に一体的に延設されて成るステープル1
の多数個を幅方向に間隔を有して配設し、各ステ
ープル1を相互に一体的に連結した合成樹脂製の
連結ステープルにおいて、 前記両脚部3,3の対向間隔は先端に向かつて
漸次拡開状に形成され、且つ脚部3の厚みは先端
に向けて先細テーパ状とされると共に、脚部3の
先端に四角錐状針部4が形成され、この針部4の
外側には、外方に突出する段部5とこの段部5の
外端から針部4の尖端にかけて内側に傾斜して針
部4の四角錐の一面を構成する傾斜面6とから成
る抜止爪7が形成され、各ステープル1の相互は
間隔を有して配設された複数の薄肉の連結部8で
連結された点にある。
(作用) 畳にへり布や吸湿紙を接合するには、水平頭部
2を押圧若しくは打撃を加えることによりステー
プル1の脚部3をへり布等を貫通して畳内に打込
んで没入させる。その際、脚部3はその先端に形
成した四角錐状針部4の頂点から打込まれ、かつ
脚部3の厚みが先端に向かつて先細テーパ状とさ
れているので、打込による抵抗は極小とされてス
テープル1は円滑に打込まれる。また、第5図に
示すように両脚部3,3は畳内部から抗力R1
受けて漸次拡開しながら打込まれていく。これに
より、ステープル1の畳からの抜脱抵抗が大とな
ると共に、針部4の外側に外方突出状に形成した
抜止爪7が畳内に食い込み、これらによつて、ス
テープル1は畳から抜けにくいものとなる。ま
た、針部4の外側に形成した抜止爪7の段部5の
外端から針部4の尖端にかけて内側に傾斜する傾
斜面6に畳内部から抗力R2が作用して抗力R1
対抗する。これにより、脚部3が必要以上に拡開
するのを規制している。さらに幅方向に間隔を有
して配設されたステープル1は間隔を有して配置
された複数の薄肉の連結部8で連結されて、ステ
ープル1の打込力が軽減されている。
(実施例) 以下、本考案の実施例を第1図乃至第5図に示
す図面に基づいて説明する。
1はステープルで、水平頭部2とその両側端部
から対向状に垂設された一対の脚部3,3とから
成り、合成樹脂によつて一体形成されている。
前記脚部3は第1図に示すように、その厚みが
先端に向かつて先細テーパ状とされると共に、両
脚部3,3の対向間隔が先端に向かつて漸次拡開
状に形成されている。また、脚部3の先端には四
角錐形状とされた針部4が形成され、この針部4
の外側には、外方に突出する水平状の段部5と、
この段部5の外端から針部4の尖端にかけて内側
に傾斜する側面視三角形状の傾斜面6とから成る
抜止爪7が形成されている。前記傾斜面6は四角
錐状針部4の一面を構成している。
前記構成のステープル1は第2図乃至第4図に
示すように、幅方向に間隔を有して多数個配置さ
れ、各ステープル1は連結部8により相互に連結
されている。この連結部8は水平頭部2の中央部
及び両脚部3,3の基部側の3個所に配置され、
且つ水平頭部2及び脚部3より薄肉とされて、ス
テープル1と一体形成されている。
なお、各ステープル1間の間隔は狭い程コンパ
クトで且つ材料の節約になり好ましい。
連結されたステープル1は打込機に装填され、
打込機構によつて水平頭部2が押圧されることに
より連結部8が切断されて、ステープル1は一個
づつ打出される。この打出されたステープル1は
その両脚部3,3がへり布や吸湿紙等を貫通して
畳に打込まれることにより、へり布等が畳に接合
される。
なお、前記ステープル1はベニヤ板やシート状
断熱材等を壁等に接合するのにも使用でき、要す
るに、脚部3が貫通可能な被取付部材を脚部3が
没入可能な取付主体に接合するものであれば何に
でも使用可能である。
(考案の効果) 本考案によれば、ステープル1の脚部3の先端
に設けられた四角錐状針部4及び脚部3の厚みを
先端に向かつて先細テーパ状としたことによつ
て、ステープル1の取付主体への打込抵抗が極小
とされ、円滑に打込むことができると共に、打込
機による打込力を軽減することができる。また、
両脚部3,3は漸次拡開しながら取付主体に打込
まれて、ステープル1の取付主体からの抜脱抵抗
が大となり、これに加えて、前記両脚部3,3の
拡開によつて、脚部3の下端の針部4の外側に外
方突出状に形成した抜止爪7が取付主体に食い込
み、ステープル1はより一層取付主体から抜けに
くいものとなつている。また、抜止爪7を構成す
る傾斜面6によつて、両脚部3,3の過拡開を規
制してステープル1を良好に打込むことができ
る。さらに、本考案の抜止爪7は針部4の先端に
設けてあるので、この針部4の補強効果をも奏す
る。さらに、また、幅方向に間隔を有して配設さ
れたステープル1は間隔を有して配置された複数
の薄肉の連結部8により連結されたので、ステー
プル1を打込む際、大きな打込力を必要とせずに
連結部8は容易に切断することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の実施例を示し、第
1図はステープルの正面図、第2図は連結された
ステープルの斜視図、第3図は同平面図、第4図
は同側面図、第5図は脚部の先端の拡大図であ
る。 1……ステープル、2……水平頭部、3……脚
部、4……針部、5……水平段部、6……傾斜
面、7……抜止爪、8……連結部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 水平頭部2の両側から一対の脚部3,3が対向
    状に一体的に延設されて成るステープル1の多数
    個を幅方向に間隔を有して配設し、各ステープル
    1を相互に一体的に連結した合成樹脂製の連結ス
    テープルにおいて、 前記両脚部3,3の対向間隔は先端に向かつて
    漸次拡開状に形成され、且つ脚部3の厚みは先端
    に向けて先細テーパ状とされると共に、脚部3の
    先端に四角錐状針部4が形成され、この針部4の
    外側には、外方に突出する段部5とこの段部5の
    外端から針部4の尖端にかけて内側に傾斜して針
    部4の四角錐の一面を構成する傾斜面6とから成
    る抜止爪7が形成され、各ステープル1の相互は
    間隔を有して配設された複数の薄肉の連結部8で
    連結されたことを特徴とする連結ステープル。
JP14297984U 1984-09-20 1984-09-20 Expired JPS6329936Y2 (ja)

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JP14297984U JPS6329936Y2 (ja) 1984-09-20 1984-09-20

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JP14297984U JPS6329936Y2 (ja) 1984-09-20 1984-09-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6157213U JPS6157213U (ja) 1986-04-17
JPS6329936Y2 true JPS6329936Y2 (ja) 1988-08-11

Family

ID=30701292

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JP14297984U Expired JPS6329936Y2 (ja) 1984-09-20 1984-09-20

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5282565B2 (ja) * 2008-12-25 2013-09-04 マックス株式会社 貫通荷重低減ステープル
JP5500338B2 (ja) * 2009-08-04 2014-05-21 株式会社川崎エンジニアリング 軟質ステープル

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Publication number Publication date
JPS6157213U (ja) 1986-04-17

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