JPS63298821A - 光学ヘッド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、光ディスク等の情報記憶媒体にレーザ光等の
光を集光させて光学的に情報の読取り等の処理を施す装
置に設けられる光学ヘッドに関する。

（従来の技術） 従来、光ディスク等の情報記憶媒体にレーザ光等の光を
用いて、情報の書込み、再生、再よ込み等の処理を行な
う装置においては、正確に情報記憶媒体に対して上記の
処理を行なうために、情報記憶媒体の右する“そり″や
°撮れ′に対して光学ヘッドを忠実に追従さＩ！る必要
があった。

そのために上記光学ヘッドの対物レンズと情報記憶媒体
のトラック面との距離を制御するフォーカス制御と、こ
のトラックの偏心に対して対物レンズを追従１１１１　
ｌｌｌする１〜ラツキング制御を行なっていた。

また、このトラッキング制御は光学ヘッドを情報記憶媒
体の所定の位置に移動する粗アクセスの後に、この光学
ヘッドの対物レンズの光軸を情報記憶媒体の所定のトラ
ック位置に微細に駆動する微細アクセスを行なうことに
よって迅速かつ正確なトラッキングを可能としていた。

しかしながら粗アクセスのように移動最の大きなアクセ
スを高速で行なうと、対物レンズおよびその保持体が振
動して粗アクセスに連続して微細アクセスを行なうこと
が困難となった。

そこで、第３図に示す様に、対物レンズ１１１、この対
物レンズ１１１を保持する対物レンズ保持枠１１３、対
物レンズ１１１をフォーカス方向に駆動りる駆動コイル
（以下、フォーカスコイルという）１０７、同じくトラ
ッキング方向に駆動する駆動コイル（以下、トラックコ
イルという）１０９．１０９を一体に形成して可動部を
構成し、また基台１０１上には対向する向きに１対のヨ
ーク１０３Ａ、１０３Ｂとマグネット１０５Ａ、１０５
Ｂを立設し、さらに平行して配置されたワイヤ１１６を
用いて上記可動部を支持することによって対物レンズ１
１１をフォーカス方向及びトラック方向の２方向へ駆動
できるようにすると共に、このワイＡ７１１６の周Ｉ１
０には撮動減衰用ゴムを嵌装して、粗アクセスによって
発生した振動をこの振動減衰用ゴムにＪ：って減衰させ
るようにしていた。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、ボＩ記可動部はリニアモータ等を用いて
高速で駆動されるため、この駆動侵停止した際に発生す
る振動をこの振動減衰用ゴムだけで急速に減衰させるこ
とは非常に困難であった。

本発明は上記した従来の問題点に鑑み光学ヘッドのｎ速
アクセスの実現化のために粗アクセスの際の可動部の揺
動を防止した光学ヘッドを提供することを目的とする。

［発明の構成１ （問題点を解決するための手段） 上記目的を達成するため、本発明は光学ヘッドに、情報
記憶媒体上に光を集光させる対物レンズを保持する保持
手段と、この保持手段を離脱自在に固定する固定手段と
を有して構成した。

（作用） 本発明における光学ヘッドにおいては、例えば情報の読
取りの際く情報記憶媒体上に光を集光させる対物レンズ
を情報記憶媒体の所定の位置に移動したときに、この対
物レンズを保持する保持体が振動するのを防止するため
に、この保持体を固定手段を用いてＩＩｔｌ脱自在に固
定するようにしたので、当該光学ヘッドの移動を短時間
で行い得るものである。

（実施例） 以下、図面を用いて本発明の一実施例を詳述する。

まず、光デイスク装置に使用される本ｖ装置の概要につ
いて説明する。情報の書込み、または再生を行なうため
、レーザービームを光ディスクなどの情報記憶媒体面に
結像させることにより、情報記憶媒体上に刻設されたス
パイラル状若しくは同心円状の溝（トラック）によって
結像点を所定の位置まで案内する。

そこで、占込みはレーザー光の熱によって情報記憶媒体
面上の薄膜（記録膜）を溶かし、ビットを形成すること
によって行なわれ、読出しは情報記憶媒体上にレーザー
光を照射してその反射光を検知し、ビットの有無を検出
することによって行なわれる。

上記レーｔ１−光を所定の位置まで案内するには光学系
で焦点ぼけおよびトラックの位置ずれを検知し、サーボ
回路を介してアクチュエータを駆動し、フォーカス方向
のぼけやトラックの位置ずれがなくなるように制御する
必要がある。この制御を実現するため、対物レンズの駆
動５Ａ置は対物レンズをフォーカス方向およびトラック
に対して垂直方向く以下トラック方向と称す）の２方向
へ駆動できるようになっている。

次にこの対物レンズの駆動装置について詳細に説明する
。

第１図において、基台１上には磁性体（例えばＦＱ）よ
りなるヨーク３Ａ、３Ｂおよび３Ｃを立設し一体的に形
成されており、上記ヨーク３Δおよび３Ｂの内壁面は、
それぞれ一対のマグネット５Ａ、５Ｂが対向して取付Ｇ
ノである。一方、ヨーク３Ｃの外周には、離間してフォ
ーカスコイル７およびトラック方向駆動コイル（以下、
トラックコイルという）９が巻装されて磁気回路を構成
している。

対物レンズ１１は、保持体１３に固定されており、この
保持体１３には前記フォーカスコイル７が巻装されると
共に保持体１３の両側面に２対の前記トラックコイル９
が設けられている。

板バネ体１５は、保持体１３をフォーカス方向（第１図
中矢印Ｂによって示す）に移動自在に支持するもので、
保持体１３がフォーカス方向に移動可能となる向きに複
数の板バネを平行に、保持体１３と後述の支持体１７と
の間に架設してなる。

支持体１７は、基台１に立設した支持軸１７ａを軸とし
て保持体１３をトラック方向（第１図中矢印Ａによって
示す）に回動自在に支持するもので、この支持体１７の
上記板バネ体１５の取付部に対向する側面には、楔状の
切込みをフォーカス方向に刻設して嵌合凹部１７ｂが形
成される。

固定装置１９は、駆動部１９ａと嵌合凸部１９ｂよりな
る。

駆動部１９ａはソレノイド等を有するアクチュ：Ｌ−タ
であって、１■合凸部１９ｂを前後方向（第１図上で右
左方向、以下同様）に駆動する。嵌合凸部１９ｂは、前
面に前記支持体１７の嵌合凹部１７ｂに嵌脱自在に嵌合
する形状に突出して形成される。さらに駆動部１９ａは
基台１上の、嵌合凸部１９ｂを前方に繰り出したときに
嵌合凸部１９ｂｌｆｉ嵌合凹ｉ’Ｍ１１７ｂを押圧する
ように嵌合して保持体１３を固定し得る位置に固設され
る。

次に本実施例の光学ヘッドを用いた場合のトラックアク
セスについて説明する。

まずリニアモータＬＭを駆動して対物レンズ１１を基台
１共、高速回転するターンテーブルＴ土に載ｉｅ１され
た光ディスクの所定のトラックの極近傍に高速移動して
粗アクセスを行なう。このとぎ固定装置１９は、駆動Ｐ
ＩＳ１９　ａの駆動によって嵌合凸部１９ｂを繰り出し
嵌合凸部１９ｂを支持体１７の嵌合凸部１７ｂに押圧し
て、嵌合四部１７ｂすなわち保持体１３を固定せしめる
。

次に駆動部Ｈ１９ａは嵌合凸部１９ｂを繰り込み、嵌合
凹部１７ｂとの嵌合状態を解放する。

この嵌合凸部１９ｂの嵌合凹部１７ｂからの離脱と同時
に、トラックコイル９に電流が供給され、このトラック
コイル９とマグネット５Ａ、５Ｂとの電磁作用により対
物レンズ１１は、所定のトラックに微細（５）移動して
微細アクセスが終了する。

このようにして、粗アクセスの際には対物レンズ１１は
固定されているので、リニアを−９１，Ｍを強力に駆動
して高速アクセスを行なうことができ、またこのような
高速アクセスを行なっても対物レンズが揺動することが
ないので粗アクセスの直後に、微細アクセスを行なうこ
とができ、トラックアクセスの所要時間を大幅に短縮す
ることができる。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明によれば対物レンズを保持
する保持体を固定手段を用いて離脱自在に固定するよう
にしたので粗アクセスの際に対物レンズが揺動すること
がなく光学ヘッドの高速アクセスが可能となった。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の対物レンズの駆動装置を示
す拡大外形図であって、第２図は全体の外観を示す斜視
図、第３図は従来の対物レンズの駆動装置を承り斜視図
である。 １・・・基台　　　　　　　３・・・ヨーク５・・・マ
グネッ１〜　　　７・・・フォーカスコイル９・・・ト
ラックコイル　１１・・・対物レンズ１３・・・保持体
　　　°　　１５・・・板バネ体１７・・・支持体　　
　　　１７ｂ・・・嵌合凹部１９・・・固定装置　　　
　１９ｂ・・・嵌合凸部片１”ｌ’　入（パＦ　ｌ−三
　リＴ、　　ｌｒ？：男第１７　（Ａ） 第１図　（Ｂ） 第３図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）情報記憶媒体上に光を集光させる対物レンズを保
   持する保持手段と、 この保持手段を離脱自在に固定する固定手段とを有する
   ことを特徴とする光学ヘッド。
2. （２）前記保持手段は、前記対物レンズを情報記憶媒体
   上の所定の位置に移動可能に保持することを特徴とする
   特許請求の範囲第１項に記載の光学ヘッド。
3. （３）前記固定手段は、前記保持手段に形成した嵌合部
   に当該固定手段に形成した嵌合部を嵌脱自在に嵌合して
   保持手段を固定することを特徴とする特許請求の範囲第
   １項に記載の光学ヘッド。