JPS63297040A - スクリ−ン印刷用ｐｓ版の製造方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ０発明の目的 〔産業上の利用分野〕 本発明は、スクリーン印刷用ＰＳ版の製造方法及び装置
に関するものである。

〔従来の技術〕

スクリーン印刷用ＰＳ版は一般に、ポリエステル、ナイ
ロン、ステンレス等で編成したメツシュに感光性乳剤を
コーティングすることによって作製されるが、そのため
の方法として直接方及び直間法が存する。直接法には、
スクリーン版にパケット、スキージを用いて感光性乳剤
を塗布し、必要な厚さになるまで塗布、乾燥を繰り返す
方法と、水平状態にしたスクリーンメツシュ上にカーテ
ンコータ一方式で感光性乳剤を滴下していく方法（第１
図）とがある、また、直間法は、予めベースフィルム上
に感光性乳剤を塗布し、乾燥させたものを水又は感光性
乳剤にてスクリーンメツシュに貼着するという方法であ
る。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来の方法のうち、直接法でパケット、スキージに
よる方法の場合、 ■圧力によってｅＨの厚みが不均一となる。

■スクリーンのテンションのｒ＃響を受けやすい■枠の
サイズ毎にパケットを交換しなければならず、作業効率
が悪い ■メツシュの凹凸の影響を受け、膜面の平滑性に欠ける といった欠点がある。

また、第１図に示すカーテンコータ一方式の場合、枠の
高さＡが一定でないために、スクリーンメツシュからパ
ケットの口までの距離ａも不定となるので、ａを一定に
するための措置を購しなければならない煩わしさがある
。それだけでなく、上記同様パケット交換の必要性もあ
る。

一方、直間法におけろ水貼りの場合には、水によって膨
潤させられたフィルムの感光剤がスクリーン版の裏面ま
では回り込まず、フィルムはスクリーン版の片面に載っ
た状態となっているため、接着性が悪く、耐刷性に劣る
という欠点がある。また、乳剤貼りの場合には、その乳
剤とフィルムとの界面に気泡が混入しやすく、やはり接
着性が悪く、耐剛性に劣る。

本発明は、上記従来技術の持つ欠点を除去するためにな
されたもので、耐刷性、平滑性に優れたスクリーン印刷
用２３版を、迅速且つ低コストにて、しかも均質にて量
産しうるスクリーン印刷用２３版の製造方法及び装置を
提供することを目的とする。

また、本発明の他の目的は、密閉した室内において無人
での作業を可能ならしめ、以て十分な防塵効果を期待で
きるスクリーン印刷用２３版の製造方法及び装置を提供
することにある。

口０発明の構成 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、フィルム上に感光性乳剤の塗膜を設け、それ
が乾燥する前にスクリーン枠を押し付ける、という手段
、並びに、フィルムを搬送すルヘースフィルム給送装置
、フィルム上に塗膜を形成する塗膜装置、フィルム上の
塗膜にスクリーン枠を押し付けて貼着するスクリーンメ
ツシュ貼着装置、及び、塗膜にメツシュを張った枠を貼
着したスクリーンＰＳ版を乾燥させる乾燥装置を、この
順に連設する、という手段によって上記問題点を解決し
た。その場合、フィルムを所定長に切断する工程は、塗
膜形成前又は塗膜形成後のいずれに置いてもよい、また
、塗膜装置、スクリーンメツシュ貼着装置においてフィ
ルムの平滑性を保持するために、バキュームによりフィ
ルムを吸着する方法、あるいは、フィルムの両端若しく
は周辺を金具、チャック等で緊張固定する固定方法等適
宜採用し得る。

〔作　　用〕

フィルム上に塗布した感光性乳剤が乾燥する前に、スク
リーン枠を一定圧で押し付けて若干乳剤中に沈み込ませ
、ローラー又はスキージのようなもので物理的に貼着し
、あるいは、枠の自重によって若干乳剤中に沈み込ませ
、その後、乾燥することによって塗膜を完了する。

装置の発明においては、人手によらず、フィルムの切断
、搬送、塗膜形成、スクリーン枠貼着、スクリーンＰＳ
版乾燥という一連の作業を自動的に行うことができる。

そして、その装置を密閉したクリーンルーム内に設置す
ることにより、防頭効果を期待できる。

〔実施例〕

本発明の実施例を図面に依拠して説明する。

第２図は本発明に係る方法を実施するためのシステムラ
インの一例を示すものである。

図中１はベースフィルム給送装置で、３段に配置された
フィルム送出ローラー２、フィルムカッター３、ベルト
コンベアー４及びフィルム搬送ローラー５から成ってい
る。６はロール状に巻かれたポリエステル、ポリエチレ
ン等のベースフィルムで、フィルム送出ローラー２によ
って定量引き出される。図示した実施例では、幅の異な
る３種類のベースフィルム６が用意されている。ベース
フィルム６が定量引き出されると、フィルムカッター３
が作動してベースフィルム６を所望の長さに切断する。

切断されたフィルム７はベルトコンベアー４によって搬
送され、Ｉ！送ロール５に噛み込まれることにより、更
に前方の塗膜装置８上にフィードされる。以上のベース
フィルム給送装置においては、随時スクリーン枠のサイ
ズに合わせてマイラーを選択し、後続工程へと搬送する
システムになっている。

塗膜装置８は、カーテンコータ一方式（勿論ロールコー
タ−その他の公知の塗工方法を単独で、又は組み合わせ
て採用することもできる。）により、フィルム７上に感
光性乳剤を塗着するためのもので、パケット９が移動し
ながら感光性乳剤１０をフィルム７上に滴下し、塗膜を
行う。

パケット９の横幅は最大幅のフィルムに合わせる。そう
することにより、それよりも幅の狭いフィルムに使用す
ることが可能となる。即ち、フィルムの幅に合わせて一
々パケット９を交換する必要がなく、作業効率を向上さ
せることになる。また、感光性乳剤塗膜の際に、フィル
ム７の平滑状態を保つために、バキューム等の手段によ
り、下方からフィルム７を吸着しておくことが好ましい
。そのようにすることにより、フィルム７上に均一な塗
膜を形成することが可能となる。

スクリーンメツシュ貼着装置１１は、フィルム７上に均
一に塗膜された感光性乳剤１０に、ポリエステル、ナイ
ロン、ステンレス等で編成したメツシュを張ったスクリ
ーン枠１２を印刷面側から載せ、一定圧で押し付けて密
着させるものである。その際フィルムは、スクリーンＰ
Ｓ版の印刷面を平滑にし、解像性を向上させ、精度の高
い画像形成に寄与するものであり、更には、光ｍ台系感
光乳剤の光硬化反応の際に酸素の影響を除去する効果も
、併せ持つ、なお、スクリーン枠１２の載置は人手によ
ってもよい。

乾燥装置１３は、上記の如くして作製されたスクリーン
印刷版を、水平状態にて乾燥するものである。１４は、
温風が直接スクリーンＰＳ版にあたらないようにする風
除はフィルターである。

以上で一連の塗膜作業が完了する。なお、フィルムを所
定長に切断する装置は、塗膜装置の後に配置してもよい
。

更に、上記装置は密閉したクリーンルーム内に設置する
ことができるので、その場合十分な防塵効果が得られる
。

ハ３発明の効果 本発明は上述した通りであって、従来手作業による職人
的手法により製造されたものに比較して、均一で安定し
た品質の製品を低コストにて提供でき、しかもそれは耐
剛性、平滑性に優れ、無塵で高品質である等の長所を有
し、プリント基板、ハイブリッ）ＩＣ等の精密電子部品
等の高精度な印刷技術にスクリーン印刷が対応し、進展
していくために寄与するところ大なる効果がある。

【図面の簡単な説明】 第１図は従来の直接法を示す図、第２図は本発明に係る
方法を実施するためのシステムラインを示す図である。 符号の説明 １〜ベースフイルム給送装置、２・−フィルム送出ロー
ラー、３・・−フィルムカッター、４−・ベルｌ−コン
ベアー、５−・フィルムｌｌｉ！送ローラー、６・−ベ
ースフィルム、７−フィルム、８−！膜装置、９・・−
パケット、１０−・感光性乳剤、１１・−スクリーンメ
ツシュ貼着装置、１２−・スクリーン枠、１３・−・乾
燥装置、１４−・風除はフィルター、１５−・・温風、
ａ−・−スクリーンメツシュからパケットの口までの距
離、八・−枠の高さ 特許出願人　　　株式会社プロセス・ ラボ・ミクロン （Ｖ：　　とど−・ ・シ゛１市→

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）フィルム上に感光性乳剤の塗膜を設け、それが乾
   燥する前にスクリーン枠を押し付けることを特徴とする
   スクリーン印刷用ＰＳ版の製造方法。
2. （２）フィルムを搬送するベースフィルム給送装置、フ
   ィルム上に塗膜を形成する塗膜装置、フィルム上の塗膜
   にスクリーン枠を押し付けて貼着するスクリーンメッシ
   ュ貼着装置、及び、塗膜にメッシュを張った枠を貼着し
   たスクリーンＰＳ版を乾燥させる乾燥装置を、この順に
   連設して成るスクリーン印刷用ＰＳ版の製造装置。