JPS63291864A - 光学セラミックスの製造方法 - Google Patents

光学セラミックスの製造方法

Info

Publication number
JPS63291864A
JPS63291864A JP62127209A JP12720987A JPS63291864A JP S63291864 A JPS63291864 A JP S63291864A JP 62127209 A JP62127209 A JP 62127209A JP 12720987 A JP12720987 A JP 12720987A JP S63291864 A JPS63291864 A JP S63291864A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
powder
hafnium
calcined
plht
mixture solution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP62127209A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2607520B2 (ja
Inventor
Kazunori Suzuki
一徳 鈴木
Shinichi Shirasaki
信一 白崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National Institute for Research in Inorganic Material
Denso Corp
Original Assignee
National Institute for Research in Inorganic Material
NipponDenso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by National Institute for Research in Inorganic Material, NipponDenso Co Ltd filed Critical National Institute for Research in Inorganic Material
Priority to JP62127209A priority Critical patent/JP2607520B2/ja
Publication of JPS63291864A publication Critical patent/JPS63291864A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2607520B2 publication Critical patent/JP2607520B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光学(オプト)セラミックス、より詳しくはハ
フニウム・チタン酸鉛・ランタン((Pb 、 La)
 ()If 、 Ti)Ox(以下、PLHTと略記す
る)〕セラミックス(焼結体)の製造方法に関するもの
である。
PLOTセラミックスは透光性と電気光学特性とを存し
ており、偏光素子、光シャフタ、画像記憶素子などの光
学セラミックスとして広範囲の応用が期待されている。
〔従来の技術〕
光学セラミックスとしてのPLHTは、代表的には、シ
ルコア(ZrOz)粉末、酸化鉛(PbO)粉末、酸化
チタン(TiOz)、および酸化ランタン(tazoi
)粉末を混合し、仮焼して得た原料粉末をホットプレス
(HP)や熱間静水圧プレス(HI P)などで焼結す
ることによって製造されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
PLOTの構成成分の原料粉末の中で、ハフニア原料粉
末は極めて凝集し易い。この様なハフニア原料粉末を使
用して乾式法でPLOT原料粉末を作成しても平均粒径
は1〜2μm以上のものとなる。この程度の粒度のPL
HT原料粉末を使用しても、高密度且つ透光性が高く光
学的に均一なPLHTセラミックスを得ることは難しい
本発明は上記のPLHTの乾式法による合成における欠
点を解消すべくなされたもので、その目的は、分散性の
良いサブミクロン級の変成ハフニア原料粉末を作成し、
該粉末を用いて単なる乾式法によって易焼結性且つ高嵩
密度のPLHT粉末を合成し、更にこの粉末を焼結して
高密度且つ透光性が高く光学的に均一なPLHTセラミ
ックスを製造する方法を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは前記目的を達成すべく鋭意研究の結果、一
般式(pb+−x Law ) (Hf +−y TI
F ) l−x/aOs+(0< xlo、3 、0/
y/1.0)で示されるPLHTの乾式法による製造過
程において、ハフニウム以外の少なくとも一金属成分の
適量とハフニウムとを含有する混合溶液を作り、該混合
液に加水分解反応を行わせることによって生成したゾル
を、乾燥後に、700〜1300℃で仮焼すると、凝集
の極めて少ないサブミクロン級の粉末(変成ハフニア粉
末)と成し得ることが分った。これを原料とし、目的と
するPLHT組成の残りの構成部分の化合物を乾式法に
よって混合すれば、サブミクロン級の粉末特性の優れた
原料粉末が容易に得られ、これを成形して焼結すると、
HPやHIPなどの操作を省略しても極めて高密度且つ
透光性が高く光学的に均一なPLHTセラミックスが容
易に得られることを究明し得た。
これらの知見に基いて本発明を完成した。
本発明の要旨は、(a)PLHTを構成することになる
ハフニウム以外の少なくとも一金属成分の適量と、ハフ
ニウムとを含有する混合液を作り、加水分解反応を行っ
て、ゾルを生成し、乾燥後に、700〜1300℃で仮
焼する工程、(b)工程(a)で得られた仮焼物と、目
的とするPLHT組成の残りの構成成分の化合物を混合
して500〜1300℃で仮焼する工程、および(C)
工程(b)で得られた仮焼粉末を成形して1000〜1
300℃で焼結してPLHT焼結体を得る工程、からな
ることを特徴とする光学セラミックスの製造方法にある
混合溶液は水溶液又はアルコール溶液テアリ、ハフニウ
ム溶液と、ハフニウム以外の少なくとも一金属成分の溶
液とを混合するのが好ましい。ハフニウム溶液(水溶液
又はアルコール溶液)を作るために、オキシ塩化ハフニ
ウム、オキシ硝酸ハフニウム、塩化ハフニウム、硝酸ハ
フニウム、及び、金属ハフニウム等が用いられる。ハフ
ニウム以外の金属成分の溶液(水溶液又はアルコール溶
液)を作るために、硝酸鉛、硝酸チタン、塩化チタン、
硫酸チタン、硝酸ランタン、塩化ランタン、硫酸ランタ
ンなどが用いられる。これら溶液を別々に調製するのが
望ましいが、同一の溶媒に所定の成分金属ないしその化
合物を溶解させて調製してもよい。
混合溶液に溶解するPLHTのハフニウム以外の構成成
分の種類とその量は、該構成成分の添加によって最終的
に得られるハフニア粉末の凝集を抑制し得る範囲が好ま
しい。
加水分解反応は加熱状態で行なわせ、得られたゾルはろ
過および洗浄によって回収される。
得られたゾルの乾燥物の仮焼温度は、700〜1300
℃である。700℃より低いと凝集が顕著に起り、13
00℃を超えると粒子が粗大化する傾向がある。この様
にして得られたものに、ハフニウム以外の構成成分の不
足分を加えて混合する。勿論、ハフニアに添加した成分
の不足分も補充する必要がある。この場合、いずれの化
合物粉末(主として酸化物)の粒度もサブミクロン級の
ものを使用する。ただし、酸化鉛粉末は粗大粒径のもの
を使用しても、得られるPL)IT粉末の特性に殆んど
影響を与えない。
これら混合物の仮焼温度は、Ttを含む場合、Laを含
む場合、TiとLaを含む場合とで、500〜1300
℃の範囲で大幅に変化する。要は固相反応がほぼまたは
完全に完了する最低温度以上で、顕著な粒子成長が生じ
ない最高温度範囲内であることが必要であり、500〜
1300℃の範囲がよい。
この様にして得られた粉末を成形する。焼結温度は上記
の混合物の仮焼温度と同様にその構成成分の種類によっ
て異なるが、一般に1000〜1300℃の範囲である
。1000℃より低いと焼結が不十分で高密度が得られ
ず、1300℃を超えると粒子が粗大化したり、あるい
はPbの揮発が促進される。焼結方法は、従来法におけ
るようにHPやHIPである必要はなく、単純な焼結法
によって光学セラミックスとして優れた特性を有するP
LHT焼結体くセラミックス)を得ることができる。
〔実施例〕
以下、本発明に係る実施例および比較例によって本発明
の詳細な説明する。
1上班上 四塩化チタン水溶液(1,2501/mol濃度> 4
0.0ccとオキシ塩化ハフニウム水溶液(1,250
j! /mol濃度)160.0ccを混合した。この
混合水溶液を100℃で100時間保持することによっ
て加水分解反応を行いTi’+とHf’“を含むゾルを
得た。これをろ過、洗浄、乾燥した後に、1100℃で
仮焼して(Hfo、 5Tio、 1)0!粉末を作成
した。この粉末の平均粒径は0.32μmであった。
この得られた粉末14.64grと、市販のTi0zf
fi粉末1.46grと、PbO粉末(平均粒径15 
p m)20.31grと、Lag’s 1粉末1.4
7grとを、ボールミルで一昼夜混合した後、850℃
で2時間仮焼して(Pbo、q+Lao、 69) (
Hfo、 1sTio、 ss) o、 *ts03粉
末を得た。その平均粒径は0.32μmであった。
この仮焼粉末を1ton/−で成形したタブレットを、
鉛蒸気、酸素ガス共存雰囲気下、1200℃で10時間
焼結した。得られたPLHTセラミックスの密度は7.
84に達し、透光率は波長600nmを用いサンプル厚
み2.5 mの場合約45%であった。
1隻1 四塩化−f−’)7水溶液(1,250j’ /1do
l 濃度)40.00cc、硝酸ランタン水溶液(1,
2501/+wol ta度)10.53ccとオキシ
塩化ハフニウム水溶液(1,2501/IIo1濃度)
74.32ccを混合した。この混合水溶液を100℃
で100時間保持することによって加水分解反応を行な
い、La’・とTi’・とHf”を含むゾ″を得た・こ
れをろ過、洗浄、乾燥した後に、1100℃で仮焼して
Lao、 oq(Hfo、 hsTio、 3%) 0
. qtsO□、。、粉末を作成した。この粉末の平均
粒径は0.32μmであった。
この得られた粉末175.74grと、市販のLazO
+ a粉末8.189grと、PbO粉末(平均粒径1
5μm)203.11grとをボールミルで一昼夜混合
した後、850℃で2時間仮焼して(Pbo、 q+L
ao、 oJ (Hfo、 hsTio、 :lS) 
O,qqsOz粉末を得た。その平均粒径は0.35μ
mであった。
この仮焼粉末を1ton/aJで成形したタブレットを
、鉛蒸気、酸素ガス共存雰囲気下、1200℃で10時
間焼結した。得られたPL)ITセラミックスの密度は
7.81に達し、透光率は波長600nmを用いサンプ
ル厚み2.5Hの場合約40%であった。
裏隻皿l 硝酸ランタン水溶液(1,2501/mol濃度’)2
2.67ccとオキシ塩化ハフニウム水溶液(1,25
01/ mol濃度)160ccを混合した。この混合
水溶液を100℃で100時間保持することによって加
水分解反応を行ない、La”とHf’“を含むゾルを得
た。これをろ過、洗浄、乾燥した後1100℃で仮焼し
てLao、 oJfo、 hssol、 4を粉末を得
た。この粉末の平均粒径は0.32μmであった。
この得られた粉末148.41grと、市販のTi1t
微粉末、27.33grと、PbO粉末(平均粒径15
μm)203.11grとをボールミルで一昼夜混合し
た後、850℃で2時間仮焼して(Pbo、 w+La
o、 09) ()Ifo、 bsTio、 ss)。
、 v’reos粉末を得た。その平均粒径は0.41
μmであった。
この仮焼粉末をl ton/adで形成したタブレット
を、鉛蒸気、酸素ガス共存雰囲気下、1200℃で10
時間焼結した。得られたPL)l↑セラミックスの密度
は7.80に達し、透光率は波長600nmを用いサン
プル厚み2.5mの場合約36%であった。
止較炭 市販のPbO粉末、TiO□粉末、)IfO□粉末およ
びLa2O3粉末を(Pbo、 v+Lao、 09)
 (Hfo、 1sTio、 3%) O,*ts03
の組成になるように配合し、ボールミルで1昼夜部合し
た後900℃で2時間仮焼した。この粉末を1ton/
adで成形し、実施例1,2.3と同じ条件下で焼結し
た。
得られたPLHTセラミックスの密度は7.6程度であ
ったが、透明な焼結体にならなかった。なお仮焼時の粉
末の平均粒径は2.8μmであった。
〔発明の効果〕
本発明の方法によると、加水分解を利用した湿式法によ
るPLHTの構成成分の一種以上を含むハフニア粉末(
変成ハフニア粉末)は、二次粒子の極めて少ないサブミ
クロン粒子となし得、これを使用することによって、以
後単なる乾式法によって、容易にサブミクロン級のPL
HT原料粉末が得られ、更にこれを原料として透光性が
良く高密度のPL)ITセラミックスが得られる、とい
う優れた効果が奏せられる。そのほか次のような効果が
ある。
(1)仮焼によって得られる変成ハフニア粉末が十分分
散されたものが得られるため、仮焼物の粉砕工程を特に
必要としないで、原料粉末として供給し得られる。
(2)該仮焼変成ハフニア粉末から乾式法で得られるP
LHT粉末も単分散状態で得られ、従って粉砕工程を除
いても十分易焼結性且つ高密度の特性を有する。
(3)極めて高密度且つ光学的高均一性を要求されるオ
プトエレクトロニクス用PLHTセラミックスをホント
プレスやHIPなどの操作を省略して単なる同相焼結に
よって、理論密度に極めて近い高密度で得ることができ
る。
(4)優れた粉末特性を有する変成ハフニア粉末を大量
生産することによって、任意の組成のPLHTを極めて
安価に供給し得る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)ハフニウム・チタン酸鉛・ランタンを構成す
    ることになるハフニウム以外の少なくとも一金属成分の
    適量と、ハフニウムとを含有する混合液を作り、加水分
    解反応を行って、ゾルを生成し、乾燥後に、700〜1
    300℃で仮焼する工程、 (b)工程(a)で得られた仮焼物と、目的とするハフ
    ニウム・チタン酸鉛・ランタン組成の残りの構成成分の
    化合物を混合して500〜1300℃で仮焼する工程、
    および (c)工程(b)で得られた仮焼粉末を成形して100
    0〜1300℃で焼結してハフニウム・チタン酸鉛・ラ
    ンタン焼結体を得る工程、からなることを特徴とする光
    学セラミックスの製造方法
JP62127209A 1987-05-26 1987-05-26 光学セラミックスの製造方法 Expired - Lifetime JP2607520B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62127209A JP2607520B2 (ja) 1987-05-26 1987-05-26 光学セラミックスの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62127209A JP2607520B2 (ja) 1987-05-26 1987-05-26 光学セラミックスの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63291864A true JPS63291864A (ja) 1988-11-29
JP2607520B2 JP2607520B2 (ja) 1997-05-07

Family

ID=14954423

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62127209A Expired - Lifetime JP2607520B2 (ja) 1987-05-26 1987-05-26 光学セラミックスの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2607520B2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6291467A (ja) * 1985-06-20 1987-04-25 東ソー株式会社 透光性ジルコニア焼結体の製造法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6291467A (ja) * 1985-06-20 1987-04-25 東ソー株式会社 透光性ジルコニア焼結体の製造法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2607520B2 (ja) 1997-05-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Ciftci et al. Hydrothermal precipitation and characterization of nanocrystalline BaTiO3 particles
AU601275B2 (en) Stabilised metallic oxides
JP2528043B2 (ja) 焼結セラミック体及びその製造法
JPH05155659A (ja) 透明セラミック及びその製造方法
JPS63291864A (ja) 光学セラミックスの製造方法
JP2608558B2 (ja) 光学セラミックスの製造方法
JP2607519B2 (ja) 光学セラミックスの製造方法
JPS63288960A (ja) (Pb,Bi)(Zr,Ti)0↓3の製造方法
JP2607518B2 (ja) 光学セラミックスの製造方法
JPH0717447B2 (ja) Plztの製造方法
JPS63288961A (ja) (Pb,La)(Hf,Ti)0↓3の製造方法
JPS63291844A (ja) 光学セラミックスの製造方法
JPH0678190B2 (ja) チタン酸ジルコニウム系セラミツクスの製造方法
JPS63288962A (ja) (Pb,Sr)(Zr,Ti)0↓3の製造方法
JPH0478580B2 (ja)
US4832893A (en) Method for producing a PLZT compound
JP2607517B2 (ja) ジルコニアセラミックスの製造方法
JPS6363512B2 (ja)
JPH0818867B2 (ja) ジルコニウムを含むペロブスカイトセラミツクスの製造方法
JPS63288963A (ja) (Pb,Ba)(Zr,Ti)0↓3の製造方法
JPH0784350B2 (ja) ペロブスカイトセラミックスの製造方法
JPS60180959A (ja) Plζt透明焼結体の製造法
JPH0678191B2 (ja) チタン酸ジルコニウム系セラミツクスの製造方法
JPS63239119A (ja) Plzt粉末の製造方法
JPH0220586B2 (ja)