JPS63290842A - 2−(置換フェニル)プロピオン酸またはそのアルキルエステルの製造法 - Google Patents

2−(置換フェニル)プロピオン酸またはそのアルキルエステルの製造法

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JPS63290842A
JPS63290842A JP62125684A JP12568487A JPS63290842A JP S63290842 A JPS63290842 A JP S63290842A JP 62125684 A JP62125684 A JP 62125684A JP 12568487 A JP12568487 A JP 12568487A JP S63290842 A JPS63290842 A JP S63290842A
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substituted phenyl
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JP62125684A
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Eiji Takahashi
英二 高橋
Kazuo Ozaki
尾崎 和男
Takao Yamada
隆男 山田
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Maruzen Petrochemical Co Ltd
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、一般式CI) (式中、R’Fiフェニル基またはメチル基を示し、R
“は水素または低級アルキル基を示す)で表される2−
(ft換フェニル)プロピオン酸およびそのアルキルエ
ステルを経済的に製造する新劫な方法に関するものであ
る。
一般式(I)で表される2−(置換フェニル)fロビオ
ン酸およびそのアルキルエステルには、医薬またはその
中間体として有用なものが多く、例えば、本発明の方法
によって得られる2−(3−フェノキシフェニル)プロ
ピオン酸は抗炎症、鎮痛および解熱作用を有していて、
一般名フエノプロフエンとして知られている。
(従来の技術) 一般式〔!〕で表される2−(置換フェニル)プロピオ
ン酸およびその誘導体を製造する方法は、従来から数多
く提案されているが、その代表的なプロセスは次の通シ
である。
1)芳香核に置換基を有するアセトフェノン誘導体を還
元して1−(Ilf換フェニル)エチルアルコールとし
たのち、ハロダン置換、シアン化、加水分解の工程を経
る方法(米国特許第3600437号、特開昭58−7
7841号参照)、2)芳香核に置換基を有するフェニ
ル酢酸エステルを炭酸ジアルキルと反応させて相当する
マロン醇ジエステルとし、ヨウ化メチルでメチル化した
のち加水分解、ついで脱炭酸する方法(特公昭51−4
5586号参照)。
3)2−(41換フエニル)プロピオンアルデヒドまた
は3−メチル−3−(置換フェニル)ピルビン酸を酸化
する方法(特開昭51−16636号、同53−128
35号、同54−39043号参照)、なお、上記プロ
ピオンアルデヒド誹導体およびピルビン酸誘導体は、例
えは芳香核に置換基を有するアセトフェノン誘導体とモ
ノクロロ酢酸エステルとの反応で得られる3−メチル−
3−(置換フェニル)グリシド酸エステルを含水条件下
で鉱酸処理することによシ合成される(特公昭56−2
0239号、同59−41976号参照)、4)  f
l換フェニルエチレンをパラジウム系触媒の存在下で−
1化炭素、および低級アルコールまたは水と反応させて
カルざニル化する方法C特公昭60−45171号参照
)、 なお、上記置換フェニルエチレンは、本発明におけるフ
ェノキシフェニルエチレンおよびメトキシフェニルエチ
レンに該当する。fR置換基してフェノキシ基またにメ
トキシ基を芳香核に有しているこのようなフェニルエチ
レン類を製造する方法としては、 a)相当する置換フ
ェニルエチルアルコールまたi[換フェニルエチルハラ
イドを脱水または脱ハロゲン化水素する方法が最も一般
的で8、B。例えば、1−(3−フェノキシフェニル)
エチルアルコールを脱水して3−フェノキシフェニルエ
チレンを製造する方法(特開昭53−18533号参照
)が知られている。その他の方法としては、b)ジアリ
ールエタン類の分解による方法(Ind。
Eng、Ch@m、Prod、R@s、D@v*lop
、  3(I) 116 (I964)参照)、 C)
炭素数3以上のアルキル基を持ったアニソールを分解し
て3−メトキシフェニルエチレンを得る方法(米国特許
第2698868号参照)、 d)メトキシ桂皮酸を脱
炭酸する方法(J、Appli@d Ch@m、 1 
、95(I951)参照)、e)芳香核に置換基を有す
るアセトフェノン誘導体をアルミニウムアルコキサイド
と共に加熱する方法(特開昭49−86332)、り硫
化カルがニルを酸化剤とし、4−メトキシフェニルエタ
ンを酸化脱水素して4−メトキシフェニルエチレンを得
る方法(米国特許第3875252号参照)、等が知ら
れている。しかし、酸化剤を用いずにフェノキシ基また
はメトキシ基を有するフェニルエタン類を脱水素して相
当するフェニルエチレン類を製造した例は見受けられな
い。
(発明が解決しようとする問題点) 上記した従来法のうち、方法1)および2)の出発物I
xは高価で入手し雛い物質であるうえ、いずれも工程が
多く、繁雑なプロセスを含む等の問題点がある。
工程数の比較的少ない例として、方法3)および4)が
あけられる。しかし、方法3)においてもなお出発物質
の合成が容易であるとは言い難い。
方法4)は、工程数が少なく、目的物の収率もよいので
、工業的な方法として有力である。しかり、#換フェニ
ルエチレンを得る工程において、方法a)は、原料の置
換フェニルエチルアルコ−ルおよび置換フェニルエチル
ハライドが高価で入手困難な物質であるため、工業的に
有利な方法とは言えない。方法b)およびC)のような
分解による方法は、置換基であるフェノキシ基またはメ
トキシ基が不安定であるため、多量の藺生物を生成し、
精製が困難である。方法d)は、原料の桂皮ル・誘導体
が高価であるうえ、目的物の収率も低い。
方法e)も原料が高価であシ、収率も低いので工業的に
有利な方法とは言えない。また、方法f)では、4−メ
トキシフェニルエチレンの収率は高いが、熱に不安定な
硫化カルビニルを酸化剤として用いるので、経済上およ
び操作上の問題がある。
本発明の目的は、上記のような従来法のもつ欠点を解消
しようとするものである。すなわち本発明の目的は、容
易に入手し得る安価な原料から、簡単な操作で経済的に
2−(置換フェニル)プロピオン酸またはそのアルキル
エステルを製造スる方法を提供するにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは、前記一般式(I)で表される2−(置換
フェニル)プロピオン酸およびそのアルキルエステルの
工業的生産に適した製造法を鋭意研究した結果、置換フ
ェニルエタンを原料とし、脱水素工程、ついでカルダニ
ル化工程を行なうことからなる新油な製造法を完成した
すなわち、本発明は、つぎの工程(I)および(n)か
らなることを特徴とする前記一般式[1)で表されル2
−(fi!換フェニル)プロピオン酸またはそのアルキ
ルエステルの製造法に関するものである。
(I)  一般式〔■〕 (式中、R′はフェニル基またはメチル基を示す)で表
される置換フェニルエタンを脱水素触媒の存在下400
〜700℃で脱水素して、一般式[1[1)(式中、R
′は前記と同じ意味を示す)で表される置換フェニルエ
チレンを製造する工程、および(II)  上記置換フ
ェニルエチレンをノfラジタム系触媒の存在下で一酸化
炭素、および水または低級アルコールと反応させるとと
Kより前記2−(*換フェニル)プロピオン酸またはそ
のアルキルエステルを製造する工程。
したがって、本発明によれば、置換フェニルエタン、−
酸化炭素、および水または低級アルコールのような工業
的に安価に、かつ大量に入手し得る原料から、わずか2
段階で2−(M換フェニル)プロピオン酸またはそのア
ルキルエステルが容易に得られる。
本発明の出発原料である前記一般式CUEの置換フェニ
ルエタンは、具体的には、3−フェノキシフェニルエタ
ン、4−フェノキシフェニルエタン。
2−フェノキシフェニルエタン、3−メトキシフェニル
エタン、4−メトキシフェニルエタン、2−メトキシフ
ェニルエタンである。これらの置換フェニルエタンは従
来公知のいずれの方法によって得られたものでも使用で
きる。公知の合成法としては、例えば下記に示す方法が
知られておシ、安価な原料から、容易に製造できる。
+++U 以下に、各工程について、その実施方法を具体的に説明
する。
本発明の方法における第一段の反応である工程(I)は
、前記一般式[11)の置換フェニルエタンを脱水素し
て前記一般式(I)の置換フェニルエチレンを得ること
を目的としている。
本発明で用いられる置換フェニルエタンの置換基は、酸
素原子を介してフェニル基に結合した構造であるため、
転移または脱離を生じやすい。また、このような置換基
を有するフェニルアルカン類は、一般にアルキル基が脱
離しやすい。したがって、工程(I)では、該置換基お
よびエチル基が転移または脱離しない方法を選ぶことが
肝要である。
本発明者らは、このような置換フェニルエタンの脱水素
反応について種々検討した結果、アルキルフェノール類
を脱水素シてアルケニルフェノール類を製造する方法に
準じて行なうことによシ、目的が達成できることを見い
だした。アルキルフェノール類を脱水素する方法は、特
公昭49−41183号、同53−43491号、特開
昭54−55529号、同55−28958号、同57
−203022号、同61−293942号等に示され
ておシ、従来から知られている。すなわち、本発明の工
程(I)は、このようなアルキルフェノール類の脱水素
方法に準じて行なうのが好ましく、脱水素触媒としては
、例えば酸化鉄、酸化亜鉛、酸化マグネシワム、酸化ク
ロム、酸化スズ、e9化チタン、1・化パリクム等が単
独ないし混合物として用いられる。反応温度は通常40
0〜700℃、好ましくは450〜650℃である。原
料の供給速度は、触媒を基準として液時空間速度(LH
8V) 0.1〜10br  の範囲が通常採用される
。反応圧力は、常圧、減圧、加圧のいずれでもよいが、
常圧付近で反応を行なうのが実際的である。脱水素反応
は、平衡論的に分圧の低い方が有利であシ、通常は希釈
剤の存在下で行なわれる。希釈剤としては、例えば水、
ベンゼン、トルエン、窒素、炭酸ガス等が用いられる。
希釈剤の使用量は、原料1モルに対し2〜200モル、
好ましくは3〜100モルである。
なお、希釈剤として水などの液状物を使用するときは、
生成物中に希釈剤が混入するので、必要に応じてその一
部または全部の除去が行なわれる。
このようKして得られる脱水素反応生成物は、本工程の
目的物である置換フェニルエチレンの他に未反応物およ
び若干の副生物を含む混合物であシ、この混合物はその
まま、または置換フェニルエチレンを濃縮ないし精製し
て1次の工程(II)に付される。
工程(II)Fi、前記工程(I)によシ得られる置換
フェニルエチレンから、2−(置換フェニル)フロピオ
ン酸またはそのアルキルエステルを得るものである。こ
の方法は、オレフィン性不飽和化合物をノ譬うジ9ム系
触媒の存在下で一酸化炭素、および水または舒級アルコ
ールと反応させる公知のカルメニル化方法に準じて行な
うことができ、水を用いたときは2−(置換フェニル)
プロピオン酸が得られ、低級アルコールを用いたときは
それに対応スるアルキルエステルが得られる。
使用されるノf2ジクム系触媒としては、ノーラジウム
錯体が適当であシ、ノタラゾウムの原子価が0価から2
価のものでハロダン族原子、三価の燐化合物、π−アリ
ル基、アミン、ニトリル、オキシム、オレフィンあるい
は一酸化炭素等を配位子として含有するものが有効であ
る。具体例としては、ビストリブチルホスフィンジクロ
ロノぐラジウム、ビストリブチルホスフィンジクロロ/
やラジウム、ビストリシクロへキシルジクロロパラジウ
ム、π−アリルトリフェニルホスフィンクロロパラジウ
ム、トリフェニルホスフィンピペリジンジクロロパラジ
ウム、ビスベンゾニトリルジクロロ/9ラジウム、ビス
シクロヘキシルオキシムジクロロノ!ラジウム、1.5
.9−シクロドデカトリエンージクロロノラジウム、ビ
ストリフェニルホスフィンジカルボニルパラジウム、ビ
ストリフェニルホスフインノやラジウムアセテート、テ
トラキストリフェニルホスフインノダラジウム等を挙け
ることができる。
また、これらiiAラジクム錯体として単離されたもの
を使用する必要はなく、反応系において上記錯体を形成
し得る化合物を用いることもできる。
すなわちノぐラジウム塩、例えば酸化ノダラジウム、硫
か・ノ々ラジクム、塩化パラジウムと、配位子となりう
る化合物、すなわちホスフィン、ニトリル、アリル化合
物、アミン、オキシム、オレフィン、あるいは−酸化炭
素等とを同時に反応系に存在させる方法である。
ホスフイントシては例えはトリフェニルホスフィン、ト
リトリルホスフィン、トリブチルホスフィン、トリエチ
ルホスフィン等、ニトリルとしては例えはベンゾニトリ
ル、プロピオニトリル等、アリル化合物としては例えは
アリルクロライド、アリルアルコール等、アミンとして
は例えばベンジンアミン、ピリジン等、オキシムとして
は例えばシクロへキシルオキシム、アセトオキシム等、
オレフィンとしては例えば1,5−シクロオクタジエン
、1,5.9−シクロドデカトリエン等が挙げられる。
配位子となシ得るこれらの化合物の添加量は、パラジウ
ムlグラム原子あたシ0.8〜lOモル、好ましくは1
〜4モルである。
反応に使用する・やラジウム量は、置換フェニルエチレ
ン1モルに対して0.0001〜0.5グラム原子、好
ましくは0.001〜0.1グラム原子である。
なお、上記のようなノタラジタム系触媒は、触媒助剤を
用いなくても活性を有するが、反応速度をさらに向上さ
せる目的で、塩化水素、三弗化ホウ素、ヨウ素等を助触
媒として倣量添加することができる。
本発明の方法において使用される低級アルコールは、特
に限定されるものではなく、例えは、メタノール、エタ
ノール、n−7’ロバノール、  la。
−プロノヂノール、n−シタノール、1ea−ブタノー
ル、3eC−ブタノール等が挙げられる。アルコールお
よび水は反応原料であると共に溶媒としての働きもなし
、その使用量は、置換フェニルエチレン1部に対し重量
で0.5〜50部、好ましくは1〜20部である。
カルビニル化反応は、反応温度40〜200℃、好まし
くFi60〜150℃、−酸化炭素圧力30〜400k
g/crIL2、好ましくは50〜300 kyメー意
で行なう。
反応は一般に一酸化炭素の吸収がなくなるまで行なえば
よく、通常は1−10時間の反応で十分収率よ〈目的物
を得ることができる。
本工程のような置換フェニルエチレンのカルボニル化反
応では、目的物である2−(置換フェニル)プロピオン
酸およびそのアルキルエステルのほかに、その異性体で
ある3(*換フェニル)プロピオン酸またはそのアルキ
ルエステルも少量生成するが、これらは通常の黒部操作
によって容易に分離できる。また、回収された触媒は、
再度カルビニル化反応に使用できる。
(発明の効果) 本発明の方法は、従来法に比較して安価な原料を使用し
、各工程においても複雑な中間体や特殊な薬剤を扱う童
女<、簡単な操作で実施できる。
本発明の工程(I)は、酸化剤を用いずに脱水素を行な
うので、取シ扱い上の特殊な処置および装置を必要とせ
ず、経済的である。オた、工程(I)で得られる置換フ
ェニルエタンを工程(n)のカルがニル化反応に付する
と、収率よ〈目的物が得られ、不純物の含有量が少ない
ので精製が容易であり、高純度品を必要とする医薬品ま
たはその中間原料の製造法として有利である。
以上述べたように、本発明は、新規な方法により、簡単
な操作で収率よ<、シかも効率的かつ経済的にz−(f
!l換フェニル)プロピオン酸またはそのアルキルエス
テルを製造することを可能くしたものである。
(実施例) 以下、実施例によシ本発明をさらに具体的に説明するが
、これらは単に例示にとどまシ、本発明を限定するもの
ではない。
実施例1 工程(I):300mの酸化スズ触媒を充填した脱水素
反応装flK、s−フエノキシフェニルエタンヲLH8
V 0.5 br  で3−フェノキシフェニルエタン
の10倍モルの水と共に供給し、常圧下580℃で脱水
素反応を行なった。得られた生成物をガスクロマトグラ
フィーで分析したところ、3−フェノキシフェニルエタ
ンの転化率は61.3tII、3−フェノキシフェニル
エチレンへの選択率1196.3チであった。この反応
液から水を分離したのち、次の工程(n)K付した。
工程(D):水を除いた後の上記脱水素反応液1001
、インプロピルアルコール250.5+、ビストリフェ
ニルホスフインノクロロパラジウム1.0g、トリフェ
ニルホスフィン0.4M’、35%塩酸0.51を10
00dのオートクレーブに入れ、−り化炭素で120 
kg/am”に加圧し、110℃で3時間反応させた。
オートクレーブを冷却後、残ガスを放出し、生成物を内
部標準法によシガスクロマトグラフィーで分析シたとこ
ろ、3−フェノキシフェニルエチレンの転化率が99.
8チであシ、2−(3−フェノキシフェニル)fロピオ
ンα、イングロビルエステルへの選択率が93.2%、
3−(3−フェノキシフェニル)プロピオン酸イソプロ
ピルエステルへの選択率が6.4チであった。
上記の反応液を減圧黒部して2−(3−フェノキシフェ
ニル)プロピオン酸イソプロピルエステルを精製し、N
MRKよシその杖造を確認した。
NMR(TMS 、 CDCl 3)  δ(ppm)
 : 1.13〜1.23(dd、6H)、1.46(
d、3H)、3.66(q、IH)、5.00(m、I
H)、6.90〜7.39(m、9H)実施例2 工程(I):実施例1と同じ脱水素反応装置に、4−フ
ェノやジフェニルエタンをLH8V O,5br−’で
4−フェノキシフェニルエタンの10倍モルのベンゼン
と共に供給し、常圧下530℃で脱水素反応を行なった
。その結果、4−フェノキシフェニルエタンの転化率F
i20.514−フェノキシフェニルエチレンへの選択
率は95.3%であった。
この反応液からベンゼンを減EFT溜去したのち、次の
工程(II)に付した。
工程(n):ベンゼンを除いた後の脱水素反応液100
J100JLブタノール250 y、ビストリフェニル
ホスフィンジクロロノ母ラジウム1.OJI。
30慢の三弗化ホ9素エーテル錯体0.2IをlO■ゴ
のオートクレーブに入れ、−酸化炭素で80に9/cr
n”に加圧し、反応温度 70℃で一酸化炭素の吸収が
見られなくなるまで反応させた。
得られた反応液を分析したところ、4−フェノキシフェ
ニルエチレンの転化率が99.8%であシ、2−(4−
フェノキシフェニル)プロピオン酸■C−ブチルエステ
ルへの選択率が92.6チ、3−(4−フェノキシフェ
ニル)fロビオン酸5ee−ブチルエステルへの選択率
が7.0俤であった。
実施例3 工程(υ:実施例1と同じ脱水素反応装置に、3−フェ
ノキシフェニルエタンをLH8V O,3b r −’
で3−フェノキシフェニルエタンの10倍モルのベンゼ
ンと共に供給し、常圧下560℃で脱水素反応を行なっ
た。その結果、3−フェノキシフェニルエタンの転化率
は57.11.3−フェノキシフェニルエチレンへの選
択率は94.11であった。
工程(ω:ベンゼンを含む上記脱水素反応液50y、t
oチ塩酸水溶液301、ビストリフェニルホスフィンジ
クロロノやラジウム0.5Ji’ヲ200x/のオート
クレーブに入れ、−酸化炭素を200kg/cm” K
圧入し、反応温度120℃で、−酸化炭素の吸収が見ら
れなくなるまで反応させた。室温に冷却後、反応液に炭
酸ナトリウムを加えてアルカリ抽出し、ベンゼン層を分
離したのち、抽出液を塩酸酸性とし、エーテルで抽出し
た。エーテル層を水洗後、硫酸マグネシウムで乾燥し、
エーテルtm去して、2−(3−フェノキシフェニル)
プロピオン酸5.11を得た。
実施例4 工程(■):実施例1と同じ脱水素反応装置に、4−メ
トキシフェニルエタンをLH8V O,3br  で4
−メトキシフェニルエタンの10倍モルの水と共に供給
し、常圧下490℃で脱水素反応を行なった。その結果
、4−メトキシフェニルエタンの転(IJFit8.8
4.4−メトキシフェニルエチレンへの選択率は92.
0%であった。この反応液から水を分離したのち、次の
工程(n)に付した。
工程(■):水を除いた後の脱水素反応液Zoo、P。
5ee−!タノール250g、ビストリフェニルホスフ
ィンジクロロパラジウム1.011.ト9フエ二に*、
’、フイ:10.51!、35%塩rI!IO,5Ff
:IO00mlのオートクレーブに入れ、−酸化炭素で
120kg/cIrL” K加圧し、反応温度110℃
で一酸化炭素の吸収が見られなくなるまで反応させた。
得られた反応液を分析したところ、4−メトキシフェニ
ルエチレンの転化率が99.012−(4−メトキシフ
ェニル)プロピオンasec−ブチルエステルへの選択
率が93.0%、3−(4−メトキシフェニル)プロピ
オン酸mee−ブチルエ ゛ステルへの選択率が5.9
−であった。
実施例5 工程(I):実施例1と同じ脱水素反応装置に、3−メ
トキシフェニルエタンをLH8V O03br−’で3
−メトキシフェニルエタンの10倍モルの峙ンゼンと共
に供給し、常圧下560℃で脱水素反応を行なった。そ
の結果、3−メトキシフェニルエタンの転化率は58.
8%、転化した3−メトキシ7xニルエタンニ対スる3
−メトキシフェニルエチレンの収率は93.9%であっ
た。仁の反応液を黒部し、3−メトキシフェニルエチレ
ン68俤、3−メトキシフェニルエタン32%からなる
属性を得た。
工程(■)二上記部分100.?を用いた他は実施例1
工程(II)と同様に反応を行なったところ、3−メト
キシフェニルエチレンの転化率が99.8チ、2−(3
−メトキシフェニル)プロピオン酸イングロビルエステ
ルへの選択率が93.2qb、3−(3メトキシフエニ
ル)プロピオンjイソプロピルエステルへの選択率が6
.3チであった。
代理人弁理士(8107)  佐々木 清 隆(ほか3
名) 手続補正書 昭和62年6月四日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 次の工程( I )および(II)からなることを特徴
    とする、一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 (式中、R′はフェニル基またはメチル基を示し、R″
    は水素または低級アルキル基を示す)で表される2−(
    置換フェニル)プロピオン酸またはそのアルキルエステ
    ルの製造法。 ( I )一般式〔II〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔II〕 (式中、R′は前記と同じ意味を示す)で表される置換
    フェニルエタンを脱水素触媒の存在下400〜700℃
    で脱水素して、一般式〔III〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔III〕 (式中、R′は前記と同じ意味を示す)で表される置換
    フェニルエチレンを製造する工程、および(II)上記置
    換フェニルエチレンをパラジウム系触媒の存在下で一酸
    化炭素、および水または低級アルコールと反応させるこ
    とにより前記2−(置換フェニル)プロピオン酸または
    そのアルキルエステルを製造する工程。
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