JPS63289574A - クリ−ニング装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、複写機等の電子写真装置におけるクリーニン
グ装置に関する。

従来技術 一般に、複写機等にあっては、感光体上に残留したトナ
ーをクリーニング除去するためにブレード等によるクリ
ーニング装置が備えられている。

ここに、トナーを掻き落し除去するブレード先端部には
転写紙等に基づく紙粉、ごみ等の粉体も徐々に付着して
クリーニング能力が低下するので、クリーニングブレー
ド先端部の粉体を除去するブレードクリーナを設けたも
のがある。より具体的には、ある一定タイミングでのブ
レード解除時にブレードクリーナが作動するように構成
されている。

しかるに、使用する転写紙の紙質等によりブレード先端
のエツジ部に付着する紙粉等の粉体量は異なるものであ
り、一定タイミングによるブレードクリーニングでは十
分な効果が得られない。この結果、コピー上に白スジや
黒スジ等を生じ、画像品質が低下しているものである。

この点、発生する紙粉量の多い転写紙を基準にブレード
クリーニングのタイミングを設定、即ちクリニング間隔
を短くしたものがある。しかし、この方法による場合、
ブレードクリーニング時（即ち、ブレード解除時）にブ
レード先端のエツジ部分に付着したトナー等が機内に飛
散しやすく、これが感光体ないしは転写紙等に付着して
画像品質の低下を招くものとなる。

目的 本発明は、このような点に鑑みなされたもので、ブレー
ドに付着した粉体のクリーニング除去を適正に行ない、
高品質の画像を得ることができるクリーニング装置を得
ることを目的とする。

構成 本発明は、上記目的を達成するため、感光体上の残留ト
ナーを除去するブレードと、選択的に作。

動して前記ブレード先端に付着した粉体な除去するブレ
ードクリーナとを備えたクリーニング装置において、前
記感光体に対する転写紙搬送経路中に紙粉捕集部材を設
け、この紙粉捕集部材上に捕集された紙粉量を検出する
紙粉量検出手段を設け、選択的に作動して前記紙粉捕集
部材上に付着した紙粉を除去するクリーナを設け、前記
紙粉検出手段による紙粉検出量が所定量に達した時点で
前記ブレードクリーナと前記クリーナとを作動させる制
御手段を設けたことを特徴とするものである。

以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。ま
ず、画像形成に供されるドラム状の感光体１に対向させ
て転写・分離チャージャ２が設けられ、転写部が形成さ
れている。この転写部に向けて転写紙カセット３内の転
写紙４が給紙コロ５、給紙ガイド６、レジストローラ７
等による転写紙搬送経路８を経て給紙搬送されるように
構成きれている。転写に供された転写紙４は後段の定着
装置等に搬送される一方、転写後の感光体１に対しては
ユニット状のクリーニング装置９が配設されている。こ
のクリーニング装置９は感光体１表面の残留トナー１０
を除去するものであり、上流側にはクリーニング性を向
上させるために前記残留トナー１０の電荷を除去させる
クリーニング前除電チャージャ１１が設けられ′ている
。そして、クリーニング装置９はケーシング１２内に設
けられて前記感光体１表面に接触させたファーブラシ１
３とブレード１４とを主体とするものである。即ち、ク
リーニング前除電チャージャ１１により除電された残留
トナー１０を回転駆動されるファーブラシ１３により掻
き落し、更に感光体１表面に残留した残留トナー１０を
ブレード１４により完全に掻き落すというものである。

これらのファーブラシ１３やブレード１４により掻き落
された残留トナー１０はケーシング１２内に設けたトナ
ー排出コイル１５によってユニット側方に搬送され回収
容器に回収される。

ここに、前記ブレード１４は感光体１表面に常時接触し
ているものではなく、ブレード作動回路１６に基づき加
圧支点１７を中心に回動制御されることにより、感光体
１表面に接離するものである。即ち、ブレード１５の先
端部が感光体１がら離反した状態が解除状態である。

一方、このようなブレード１４の下面には支持部材１８
によって支持され、その先端側が常にブレード１４下面
に押圧追従接触させた弾性板状のブレードクリーナ１９
が設けられている。より詳細に説明すると、ブレード１
５先端が感光体１に接触した状態ではブレードクリーナ
１９先端はブレード１５先端よりも後退した位置に位置
してブレード作用を妨げず、かつ、ブレード１５先端が
感光体１表面から後退離反する時にはブレードクリーナ
１９先端の方が突出した状態となるように設定されてい
る。つまり、ブレード１５が後退移動するブレード解除
動作時に、ブレードクリーナ１９が作動する二とになり
、ブレードクリーナ１９先端によってブレード１５先端
部に付着している紙粉等の粉体が除去されるというもの
である。

しかして、本実施例では、前記転写紙搬送経路８中に位
置させて紙粉捕集部材としての紙粉捕集ローラ２０が設
けられている。二の紙粉捕集ローラ２０は表面に絶縁性
テフロンを被膜させてなるものであり、コピー面側にて
転写紙４に接触する状態で回転駆動されるものである。

ここに、紙粉捕集ローラ２０には転写紙４を介して帯電
チャージャ２１が対向配置されている。この帯電チャー
ジャ２１は前記転写紙４上の紙粉を前記紙粉捕集ローラ
２０上に静電吸着させるものである。

又、前記紙粉捕集ローラ２０に対してはブレード作動回
路２２により選択的に作動されて前記紙粉捕集ローラ２
０表面に接離するクリーナとしてのスクイズブレード２
３がケーシング２４とともに設けられている。このスク
イズブレード２３は通常は離反状態にある。

更に、前記紙粉捕集ローラ２０に対してはその表面に捕
集された紙粉等の紙粉量を検出する紙粉量検出手段２５
が設けられている。二〇紙粉量検出手段２５は前記紙粉
捕集ローラ２ｏ表面を照明するランプ２６とこの紙粉捕
集ローラ２０表面がらの反射光を受光する受光素子２７
と受光素子２７の検出信号をとり込む検出回路２８とに
よる光学的構成のものである。そして、この検出回路２
８からの検出信号は比較回路２９に入力され、所定の基
串電圧と比較され、前記紙粉捕集ローラ２０表面に捕集
された紙粉量が所定量に達したかが検出され得るように
構成されている。この比較回路２９からの出力信号は制
御手段としての制御回路３ｏに取込まれ、前記ブレード
作動回路１６゜２２を介して前記ブレード１４　（従っ
て、ブレードクリーナ１９）及びスクイズブレード２３
の作動を制御し得るように構成されている。

このような構成において、ブレード１４　（従って、ブ
レードクリーナ１９）及びスクイズブレード２３は第４
図のフローチャートに従い制御される。まず、コピーす
る枚数ｎをセットした後、コピー動作がスタートし、ｎ
秋分のコピー動作が実行される。ここに、コピ一枚′数
が増えれば、給紙搬送される転写紙４による紙粉量も第
２図に示す如く増加する。これにより、コピ一枚数が増
えた場合には感光体１を介してブレード１４に付着する
紙粉量も増え、掻き落しクリーニング効果が低下する。

そこで、本実施例ではコピー動作中において、このよう
なコピ一枚数増加に伴う紙粉量の増加状態を紙粉捕集ロ
ーラ２０及び紙粉量検出手段２５により検出するもので
ある。つまり、紙粉捕集ローラ２０上に付着した紙粉量
が所定量以上になれば、感光体１上、従ってブレード１
４先端に付着する粉体量も所定量以上となっているもの
とみなすものである。ここに、紙粉捕集ローラ２０表面
に対して付着する紙粉量が増えるに従い、受光素子２７
ないしは検出回路２８の検出するセンサ出力は第３図に
示すように増加する。しかして、その検出量が基準電圧
による一定量以上に増加したら（比較回路２９から出力
が生ずる）、その時点で制御回路３０は異常であると判
断する。

そして、複写機のメインモータをオフさせる一方、ブレ
ード作動回路１６．２２を介してブレードクリーナ１９
及びスクイズクリーナ２３を作動させる。これにより、
ブレード１４先端部に付着した紙粉等の粉体がブレード
クリーナ１９でクリーニング除去されるとともに、紙粉
捕集ローラ２０表面に付着していた紙粉もスクイズブレ
ード２３でクリーニング除去されて初期化される。その
後、一定時間経過するとブレードクリーナ１９及びスク
イズクリーナ２３はオフされ、装置はコピー可能状態に
復帰する。

効果 本発明は、上述したように転写紙搬送経路中に設けた紙
粉捕集部材の補集紙粉量を検出して所定量に達した時点
で制御手段によってブレードクリーナとクリーナとを作
動させてブレード及び紙粉捕集部材のクリーニングを行
なうようにしたので、ブレードに付着した紙粉等の粉体
が所定量に達した適時タイミングにてそのクリーニング
を行なわせることができ、クリーニング効果が不十分と
なることがないとともに、頻繁すぎることによりトナー
等の機内飛散をも防止するこ、とができ、高品質コピー
を得ることができるものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図は概略側
面図、第２図はコピ一枚数−紙粉量特性図、第３図は紙
粉量−センサ出力特性図、第４図はフローチャートであ
る。 １・・・感光体、４・・・転写紙、８・・・転写紙搬送
経路、１ｏ・・・残留トナー、１４・・・ブレード、１
９・・・ブレードクリーナ、２０・・・紙粉捕集ローラ
（紙粉捕集部材）、２３・・・スクイズブレード（クリ
ーナ）、３０・・・制御回路（制御手段） 出　願　人　　　株式会社　　　リ　コ　−・ｒ１ｊ′
： 代　理　人　　　相　　　木　　　　　　明；！・・、
・、′１買・

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 感光体上の残留トナーを掻き落し除去するブレードと、
   選択的に作動して前記ブレード先端に付着した粉体を除
   去するブレードクリーナとを備えたクリーニング装置に
   おいて、前記感光体に対する転写紙搬送経路中に紙粉捕
   集部材を設け、この紙粉捕集部材上に捕集された紙粉量
   を検出する紙粉量検出手段を設け、選択的に作動して前
   記紙粉捕集部材上に付着した紙粉を除去するクリーナを
   設け、前記紙粉検出手段による紙粉検出量が所定量に達
   した時点で前記ブレードクリーナと前記クリーナとを作
   動させる制御手段を設けたことを特徴とするクリーニン
   グ装置。