JPS6328703A - 3ピ−ス型ホイ−ルのリム構造とその製造法 - Google Patents

3ピ−ス型ホイ−ルのリム構造とその製造法

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JPS6328703A
JPS6328703A JP17243586A JP17243586A JPS6328703A JP S6328703 A JPS6328703 A JP S6328703A JP 17243586 A JP17243586 A JP 17243586A JP 17243586 A JP17243586 A JP 17243586A JP S6328703 A JPS6328703 A JP S6328703A
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JP
Japan
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rim
disc
center
mold
disk
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JP17243586A
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English (en)
Inventor
Junichi Suzuki
順一 鈴木
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ENBISHI ARUMIHOIILE KK
Original Assignee
ENBISHI ARUMIHOIILE KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は自動車用の3ピース型ホイールにおけるリム構
造と、その製造法の改良に関する。
〈従来の技術とその問題点〉 予じめ別体に作成したフロントリム並びにリヤーリムの
一対と、ホイールディスクとを複数のボルト・ナツトに
より組立一体化した3ピース型の自動車用ホイールは既
知であるが、その従来品では両リムの相互によって、そ
の境界位置に凹状のウェル部を画定している通例である
ため、そのウェル部の底面が自動車のディスクブレーキ
装置におけるキャリパ−や、その他の付属部品に衝当す
ることとなり、FF車などへの装着使用上制約を受ける
問題がある。
そして、この問題を解決したホイール製品としては、実
開昭60−104302号が従業されているけれども、
これではその製造上リヤーリムを取りはずし可能とする
ために、中子型を割り型とするか、又は偏心配置する必
要があり、そのS味から製造金型として特殊化・複雑化
し、未だ量産性に劣る問題を有している。
〈問題点を解決するための手段〉 本発明はこのような問題点の改良を企図しており、その
ためのリム構造として、リヤーリムに凹状のウェル部を
設けると共に、そのリムの前端位置から内向き屈曲状に
張り出すホイールディスクへの取付け用接合フランジ部
を、前後方向から見て凸片と凹溝との交互に変化する全
体的な鋸歯型又は花弁型に刻成して、その凸片にボルト
挿通孔を開口させる一方、 上記接合フランジ部と対応するように、フロントリムの
後端位置からやはり内向き屈曲状に張り出すホイールデ
ィスクへの取付け用接合フランジ部も、同じく前後方向
から見て凸片と凹溝との交互に変化する全体的な鋸歯型
又は花弁型に刻成し、その凸片にボルト挿通孔を開口さ
せて、上記フロントリムとリヤーリムとの両接合フラン
ジ部を、その凸片のボルト挿通孔同志が合致する状態の
もとに、互いに溶接一体化したことを特徴とする。
又、そのためのリム製造法として、軽合金素材のブラン
クをプレス打抜き加工して、成形金型への取付け用セン
ター孔が開口された円板を作成し、その円板をセンター
孔により成形金型の回転中心部に嵌め付け、その金型を
回転させ乍ら倣いロールによりスピニング加工して、上
記円板を断面ほぼコ字型に折り曲げると同時に、その円
周面へタイヤ係止用フランジ部とビードシート部を成形
することにより、フロントリム予備体とし、その予備体
を成形金型から取りはずして後、その中心部を上記セン
ター孔よりも大きくプレス打抜き加工して、ホイールデ
ィスクへの取付け用接合フランジ部が形成されたフロン
トリムとして仕上げる一方; やはり軽合金素材のブランクをプレス打抜き加工して、
2種の成形金型に対する取付け用センター孔が開口され
た、且つ上記円板よりも大きな円板を作成し、 その円板をセンター孔により、先づ1次成形金型の回転
中心部に嵌め付け、その金型を回転させ乍う倣いロール
によりスピニング加工して、上記円板を断面ほぼコ字型
に折り曲げて、リヤーリムの1次子備体に粗成形し、 次いで、その1次子備体を同様な嵌め付け状態として2
次成形金型の回転中心部に付け替え、その金型を回転さ
せ乍ら倣いロールにより再度スピニング加工して、上記
予備体の円周面にタイヤ係止用フランジ部、ビードシー
ト部、ハンプ部並びに凹状のウェル部を成形することに
より、リヤーリムの2次子備体とし、 その2次子備体を金型から取りはずして後、その中心部
を上記センター孔よりも大きくプレス打抜き加工して、
ホイールディスクへの取付け用接合フランジ部が形成さ
れたリヤーリムとして仕上げると共に; 上記フロントリムとリヤーリムとの両接合フランジ部を
、その各個に開口されたボルト挿通孔が合致する状態の
もとに、溶接一体化することを第1の特徴とし、 更に、軽合金素材のブランクをプレス打抜き加工して、
成形金型への取付け用センター孔が開口された円板を作
成し、 その円板をセンター孔により成形金型の回転中心部に嵌
め付け、その金型を回転させ乍ら倣いロールによりスピ
ニング加工して、上記円板を断面ほぼコ字型に折り曲げ
ると同時に、その円周面へタイヤ係止用フランジ部とビ
ードシート部を成形することにより、フロントリム予備
体とし、その予備体を成形金型から取りはずして後、そ
の中心部を上記センター孔よりも大きくプレス打抜き加
工して、5片と凹溝との交互に変化する全体的な鋸歯型
又は花弁型をなすホイールディスクへの取付け用接合フ
ランジ部が刻成されたフロントリムとして仕上げる一方
; やはり軽合金素材のブランクをプレス打抜き加工して、
2種の成形金型に対する取付け用センター孔が開口され
た、且つ上記円板よりも大きな円板を作成し、 その円板をセンター孔により、先づ1次成形金型の回転
中心部に嵌め付け、その金型を回転させ乍う倣いロール
によりスピニング加工して、上記円板を断面ほぼコ字型
に折り曲げて、リヤーリムの1次子備体に粗成形し、 次いで、その1次子備体を同様な嵌め付け状態として2
次成形金型の回転中心部に付け替え、その金型を回転さ
せ乍ら倣いロールにより再度スピニング加工して、上記
予備体の円周面にタイヤ係止用フランジ部、ビードシー
ト部、ハンプ部並びに凹状のウェル部を成形することに
より、リヤーリムの2次子備体とし、 その2次子備体を金型から取りはずして後、その中心部
を上記センター孔よりも大きくプレス打抜き加工して、
5片と凹溝との交互に変化する全体的な鋸歯型又は花弁
型をなすホイールディスクへの取付け用接合フランジ部
が刻成されたリヤーリムとして仕上げると共に; 上記フロントリムとリヤーリムとの両接合フランジ部を
、その各5片に開口されたボルト挿通孔が合致する状態
のもとに、溶接一体化することを第2の特徴とするもの
である。
〈実施例〉 以下、図面に基いて本発明の詳細な説明すると、第1〜
4図はその本発明に係る3ピース型の自動車用ホイール
を表わしており、(D)は軽合金から一体に鋳造又は鍛
造されたホイールディスクであって、その車軸に対する
取付面の中心部には軸穴(11)が開設されている。(
12)はその周辺部に開口された複数のディスク取付孔
であり、これに挿通されるボルト・ナツトによって、車
軸のハブへ取付け固定されること、言うまでもない。
(13)は上記取付面から放射状に派出する複数のスポ
ーク部であり、その隣り合う相互によって放熱窓(S)
が区画開口されている。(14)はその各スポーク部(
13)の派出先端部に貫通形成された位置決めボルト挿
通孔、(15)は同じく各スポーク部(13)の先端近
傍部から後方へ突設された位置決め補強リブであり、こ
れによってディスクCD)の周縁部には断面り字型のリ
ム受は入れ切欠(16)が形作られている。尚、隣り合
うスポーク部(13)の相互間は、その派出先端部にお
いて言わば分断されることもあり得る。
タイヤの支材をなすリムは、別個独立するフロントリム
(R1)とリヤーリム(R2)との一対から成る。
そして、そのフロントリム(R1)は比較的に狭い帯@
 (W1)の円周面を備えており、その中間部がビード
シート部(17)とされていると共に、そのビードシー
ト部(17)の前端位置からはタイヤ係止フランジ部(
18)が外向きに、又同じく後端位五からはディスク(
D)への取付け用接合フランジ部(19)が内向き屈曲
状に各々張り出し形成されているのである。
他方、リヤーリム(R2)はフロントリム(R1)より
もかなり広い帯幅(讐2)の円周面を有していると共に
、その前端位置には上記接合フランジ部(19)と対応
するディスク(D)への取付け用接合フランジ部(20
)が、同じ<1&端位置には上記係止フランツ部(18
)と対をなす外向きのタイヤ係止フランジ部(21)が
やはり屈曲状に張り出されている。(22)はその相互
中間位置に陥没された凹状のウェル部、(23)はフロ
ントリム(R1)の上記ビードシート部(17)と対を
なすビードシート部であり、ウェル部(22)との境界
位置にハンプ部(24)を介在している。
上記フロントリム(R1)とリヤーリム(R2)との両
接合フランジ部(19) (20)は、特に前後方向か
ら見た場合、第7.8.12.13図から明白なように
何れも凸片(a1)(R2)と凹溝 (b1) (b2
)との交互に変化する全体的な鋸歯型又は花弁型に刻設
されており、しかもその内向きに突出する両凸片(a1
)(R2)に、相互に合致するボルト挿通孔(25) 
(26)が開口形成されているのである。そして、フロ
ントリム(R1)とリヤーリム(R2)は、その接合フ
ランジ部(19) (20)同志の接合状態において溶
接一体化されると共に、ディスク(D)の上記リム受は
入れ切欠(16)内へ密嵌され、且つその三者のボルト
挿通孔(14) (25) (26)へ貫通されるボル
ト(27)と、これに螺合される固定ナツト(28)と
によって、互いに組立一体化されることになる。(29
)はその溶接の肉盛り作用やその後のフライス切削加工
により膨出形成されたハンプ部であって、リヤーリム(
R2)の上記ハンプ部(24)と対をなし、タイヤのと
一ド部を係止する。
上記製品のように、両リム(R1) (R2)の接合フ
ランジ部(19) (20)を全体的な鋸歯型又は花弁
型に切り欠き形成すると共に、その凸片(a1)(R2
)をディスクCD)のリム受は入れ切欠(16)に嵌め
付けて、ボルト(27)とナツト(28)により組立一
体化する構成を採るならば、そのディスク(D)と両リ
ム(R1) (R2)との組立強度をいささかも低下さ
せることな(、ディスクCD)自身の限られた直径寸法
範囲内において、そのスポーク部(13)の派出長さを
極力に長く見せることができ、又放熱窓(S)も極力に
長大開口として定めることができるので、ホイールにお
ける前面デザイン上の興趣変化と、ディスクブレーキ装
置の効率良い放熱作用とを容易に得られることとなる。
但し、両リム(R1) (R2)の接合フランジ部(1
9) (20)を全体として特殊な鋸歯型又は花弁型に
切り欠き形成せず、その第8.13図と対応する第16
図の部分変形例に示唆する如く、言わば単純な円形開口
として打抜き形成すると共に、そのフランジ部(19)
 (20)に上記と同様なボルト挿通孔(25) (2
6)を穿設しても勿論良い。そのリヤーリム(R2)に
予じめ凹状のウェル部(22)を具備している点で、変
りがないからである。
く作用〉 上記ホイールのリム(R1) (R2)は本発明におい
て、次の諸工程により製造される。即ち、フロントリム
(R1)の製造に当っては、先づ軽合金素材のブランク
をプレス打抜き加工して、第5図(1)のような所期す
る大きさの円板(30)を作成し、その際成形金型(3
1)への取付け用センター孔(32)も、−早開時に打
抜き開口させておく。
そして、その円板(30)の板面が成形金型(31)の
間転軸線(X −X)と直交する如く、その円板(30
)を第6図(+)のように成形金型(31)の中心部に
嵌め付けて、該金型(31)を回転させ乍ら倣いロール
(33)により、円板(30)をスピニング加工するの
である。つまり、同図(n)から明白な通りl工程によ
って、その円1i (30)を断面ほぼコ字型に折り曲
げると同時に、成形金型(31)の円周面に沿い塑性変
形させて、タイヤ係止フランジ部(18)とビードシー
ト部(17)とを備えたフロントリム予備体(34)に
成形完了するのである。
その後、その予備体(34)を成形金型(31)から取
りはずして、該予備体(34)の中心部を上記センター
孔(32)よりも大きくプレス打)友き加工することに
より、上記凸片(a1)と凹溝(b1)とが交互に変化
するディスク(D)への取付け用接合フランジ部(19
)を形成すると一挙同時に、その凸片(at)にボルト
挿通孔(25)も開口させるのであり、八に第7.8図
のようなフロントリム(R1)としての製造を完了する
。但し、そのボルト挿通孔(25)は第5図(■)のよ
うに、上記円板(30)のプレス打抜き加工と一挙同時
に、センター孔(32)と同じく予しめ開口させておく
ことも可能である。
他方、リヤーリム(R2)の製造に当っては、先づ第9
図(1)のようにフロントリム(R1)における上記円
板(30)よりも大きな直径寸法の円板(35)を、や
はり軽合金素材のブランクに対するプレス打抜き加工に
よって作成し、その際には1次成形金型(36)と2次
成形金型(37)への取付け上架用できるセンター孔(
38)も、併せて一挙に打抜き開口させる。
次いで、その円板(35)の板面が1次成形金型(36
)の回転軸111(X−X)と直交する如く、その円板
(35)を第10図(+)のように咳金型(36)の中
心部へ嵌め付けて、その金型(36)を回転させ乍ら倣
いロール(39)によりスピニング加工し、同図(■)
のように断面ほぼコ字型に折り曲げると同時に、成形金
型(36)の円周面に沿う第1次的な塑性変形作用を与
えて、リヤーリム(R2)の1次子備体く40)を粗成
形するのである。その金型(36)の円周面は図から明
白なように、回転軸線(X−X)と鋭角(θ)に交叉す
る外法がりの平坦なfIJ斜勾配面を備えており、これ
によって1次子備体(4o)のほぼ後半部が滑らかなラ
ッパ型に拡開されることとなっている。
引き続き、その1次子備体(40)を第11図(1)の
ように、2次成形金型(37)へ同様な嵌め付け状態と
して付け替えるのであり、その成形金型(37)をやは
り回転させ乍ら、再度倣いロール(41)によってスピ
ニング加工し、タイヤ係止フランジ部(21)、ビード
シート部(23)、ハンプ部(24)並びに凹状のウェ
ル部(22)を有するリヤーリム(R2)の2次子備体
(42)として、上記2工程を経ることにより所期する
最終断面形状に変形させる。その場合、ウェル部(22
)の成形は倣いロール(41)による絞り作用始点(Y
−Y)を位置決めして、1次子備体(40)を言わば決
め押すことにより、その2次成形金型(42)を特殊な
割り型とすることなく、しかもその回転軸線(X−X)
を中心として唯単に回転作用させるだけで、正確に陥没
成形することができる。
その後には、上記2次子備体(42)を成形金型(37
)から取りはずし、その中心部を上記センター孔(38
)よりもやはり大きくプレス打抜き加工して、凸片(R
2)と凹溝(b2)とが交互に変化するディスク(D)
への取付け用接合フランジ部(20)を形成すると同時
に、その凸片(R2)にボルト!畢通孔(26)も−挙
に開口させるのであり、このようにして第12.13図
のようなリヤーリム(R2)に完成させる。
尚、そのポルト挿通孔(26)も第9図(n)のように
、上記円板(35)のプレス打抜き加工と一挙同時に、
予しめ開口させておくことができる。
そして、上記のように作成完了したフロントリム(R1
)の接合フランジ部(19)と、リヤーリム(R2)の
接合フランジ部(20)とを、その両凸片(a1) (
R2ンのポルト挿通孔(25) (26)が合致する状
態に接合して、第14図に示す通り互いに溶接すること
により、リムとして組立一体化するのである。これと相
前後して、第15図から示唆されるように、その両接合
フランジ部(19) (20)がディスク(D)のリム
受は入れ切欠(16)内に密嵌され、その三者のボルト
挿通孔(14) (25) (26)に貫通されるボル
ト(27)とナツト(28)によって、ディスク(D)
とも結合一体化され、ホイールとして完成されること言
うまでもない。
上記フロントリム(R1)とリヤーリム(R2)との両
接合フランジ部(19) (20)を、第16図の変形
例に示す如く、凸片(a1)(R2)と凹溝 (b1)
 (b2)との交互に変化する全体的な花弁型又は鋸歯
型として特殊化しない場合には、これに開口させる上記
ボルト挿通孔(25) (26)を、第5図(II)並
びに第9図(■)のように円板(30) (35)の作
成当初段階において、そのセンター孔(32) (38
)と−早開時にプレス打抜き加工することができる。但
し、その余の製造工程は第5〜15図につき説示したも
のと同一である。
その何れの製造法をt采る場合にも、フロントリム(R
1)とリヤーリム(R2)との両接合フランジ部(19
) (20)を溶接する時、その溶接部によってリヤー
リム(R2)のハンプ部(24)と対をなすハンプ部(
29)を膨出成形することができる。又、第17図のよ
うにその?g tD l&フライスによる削り加工も施
して、ハンプ部(29)を膨出させることも可能である
。尚、その他の図示符号(43) (44)はエヤーバ
ルブ用の取付孔、(45)はカッターである。
〈発明の効果〉 以上のように、本発明に係る3ピース型ホイールのリム
製造法によれば、軽合金素材のブランクをプレス打抜き
加工して、成形金型(31〕への取付け用センター孔(
32)が開口された円板(3o)を作成し、 その円板(30)をセンター孔(32)により成形金型
(31)の回転中心部に嵌め付け、その金型(31)を
回転させ乍ら倣いロール(33)によりスピニング加工
して、上記円板(30)を断面ほぼコ字型に折り曲げる
と同時に、その円周面へタイヤ係止用フランジ部(18
)とビードシート部(17)を成形することにより、フ
ロントリム予備体(34)とし、その予備体(34)を
成形金型(31)から取りはずして後、その中心部を上
記センター孔(32)よりも大きくプレス打抜き加工し
て、ホイールディスク(D)への取付け用接合フランジ
部(19)が形成されたフロントリム(R1)として仕
上げる一方;やはり軽合金素材のブランクをプレス打抜
き加工して、2種の成形金型(36) (37)に対す
る取付け用センター孔(38)が開口された、且つ上記
円板(30)よりも大きな円Fi(35)を作成し、そ
の円板 (35)をセンター孔(38)により、先づ1
次成形金型(36)の回転中心部に嵌め付け、その金型
(36)を回転させ乍ら倣いロール(39)によりスピ
ニング加工して、上記円板(35)を断面ほぼコ字型に
折り曲げて、リヤーリム(R2)の1次子備体(40)
に粗成形し、 次いで、その1次子備体(40)を同様な嵌め付け状態
として2次成形金型(37)の回転中心部に付け替え、
その金型(37)を回転させ乍ら倣いロール(41)に
より再度スピニング加工して、上記予備体(40)の円
周面にタイヤ係止用フランジ部(21)、ビードシート
部(23)、ハンプ部(24)並びに凹状のウェル部(
22)を成形することにより、リヤーリム(R2)の2
次子備体(42)とし、 その2次子備体(42)を金型(37)から取りはずし
て後、その中心部を上記センター孔(38)よりも大き
くプレス打抜き加工して、ホイールディスク(D)への
取付け層接合フランジ部(20)が形成されたリヤーリ
ム(R2)として仕上げると共に;上記フロントリム(
R1)とリヤーリム(R2)とノ両接合フランジ部(1
9) (20)を、その各個に開口されたボルト挿通孔
(25) (26)が合致する状態のもとに、溶接一体
化するように設定しであるため、冒頭に述べた従来技術
の問題点を解決することができ、そのリヤーリム(R2
)へ凹状のウェル部(22)を成形するに当り、全体と
して簡素な成形金型を用いつつ、これを高能率に成形作
業できるのであり、量産性に著しく優れる。
特に、そのリム製造法として、軽合金素材のブランクを
プレス打抜き加工して、成形金型(31)への取付け用
センター孔(32)が開口された円板(3o)を作成し
、 その円板(30)をセンター孔(32)により成形金型
(31)の回転中心部に嵌め付け、その金型(31)を
回転させ乍ら倣いロール(33)によりスピニング加工
して、上記円板(30)を断面ほぼコ字型に折り曲げる
と同時に、その円周面へタイヤ係止用フランジ65(1
8)とビードシート部(17)を成形することにより、
フロントリム予備体(34) トL、その予備体(34
)を成形金型(31)から取りはずして後、その中心部
を上記センター孔(32)よりも大きくプレス打抜き加
工して、凸片(a1)と凹溝(b1)との交互に変化す
る全体的な鋸歯型又は花弁型をなすホイールディスク(
D)への取付け用接合フランジ部(19)が刻成された
フロントリム(R1)として仕上げる一方; やはり軽合金素材のブランクをプレス打抜き加工して、
2種の成形金型(36) (37)に対する取付け用セ
ンター孔(38)が開口された、且つ上記円板(30)
よりも大きな円板(35)を作成し、その円板(35)
をセンター孔(38)により、先づ1次成形金型(36
)の回転中心部に嵌め付け、その金型(36)を回転さ
せ乍ら倣いロール(39)によりスピニング加工して、
上記円板(35)を断面ほぼコ字型に折り曲げて、リヤ
ーリム(R2)の1次子備体(40)に粗成形し、 次いで、その1次子備体(40)を同様な嵌め付け状態
として2次成形金型(37)の回転中心部に付け替え、
その金型り37)を回転させ乍ら倣いロール(41)ニ
ヨリ再度スピニング加工して、上記予備体(40)の円
周面にタイヤ係止用フランジ部(21)、ビードシート
部(23)、ハンプ部(24)並びに凹状のウェル部(
22)を成形することにより、リヤーリム(R2)の2
次子備体(42)とし、 その2次子備体(42)を金型(37)から取りはずし
て後、その中心部を上記センター孔(38)よりも大き
くプレス打抜き加工して、口片(R2)と凹溝 (b2
)との交互に変化する全体的な鋸歯型又は花弁型をなす
ホイールディスク(D)への取付け用接合フランジ部(
20)が刻成されたリヤーリム(R2)として仕上げる
と共に; 上記フロントリム(R1)とリヤーリム(R2)との両
接合フランジ部(19) (20)を、その各口片(a
1) (R2)に開口されたボルト挿通孔(25) (
26)が合致する状態のもとに、溶接一体化するよう定
めるならば、上記効果に加えて、そのリムやこれを含む
ホイール全体として、デザイン上興趣変化に富む造形も
その製造工程を増すことな(得られることになり、又そ
のリム製品としても、FF車に装着使用する場合、その
ディスクブレーキ装置を収容さ仕るに足る充分な空間が
確保されると共に、リムセンターとホイールディスク(
D)の取付面との距離(オフセット量)も、自由に大き
く保持し得るのである。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は本発明のリム構造を備えたホイールに係り
、第1図はその正面図、第2図は背面図、第3図は第1
図のm−m線断面図、第4図はそのホイールディスクを
抽出した正面図、第5〜8図はフロントリムの製造工程
であって、第5図(1)(■)は円板の加工状態を2種
示す正面図、第6図(+)(11>はそのスピニング加
工の作用過程を示す説明図、第7.8図は加工完了後の
フロントリムを示す正面図と背面図、第9〜13図はリ
ヤーリムの製造工程に関し、第9図(■)(■)はその
円板の加工状態を2種示す正面図、第10図(1)(I
I)はその第1次的スピニング加工の作用過程を示す説
明図、第11図(+)  (II)は同じく第2次的ス
ピニング加工の作用過程を示す説明図、第12.13図
は加工完了後のリヤーリムを示す正面図と背面図、第1
4.15図はそのフロントリムとリヤーリムの組立過程
と、その完了状態とを示す各説明図、第16図は第8.
13図に対応する変形例のリムを示す背面図、第17図
はフライス削りの作用過程を示す説明図である。 (D)  ・・・・・ホイールディスク(R1)  ・
・・・・フロントリム (R2)・ ・ ・ ・ ・リヤーリム(17) (2
3)  ・・ ・ビードシート部(18) (21) 
 ・ ・タイヤ係止フランジ部(19) (20)  
・・・接合フランジ部(22)・・ ・・ウェル部 (24) (29)  ・・・ハンプ部(14) (2
5) (26)  ・ボルト挿通孔(27)・・・・・
ボルト (28)・・・・・ナツト (30) (35)  ・・・円板 (31) (36) (37)  成形金型(32) 
(38)  ・・・センター孔(33) (39) (
41)  ・倣いロール(34)・・・・・フロントリ
ム予備体(40)・・・・・リヤーリムの1次子備体(
42)・・・・・リヤーリムの2次子備体(a1) (
R2)  ・・・口片 (b1) (b2)  ・・・凹l& 特許出願人  遠菱アルミホイール株式会社第1図 ゴ 第3図 第4図 第6図 第7図 bl 第11図 (1)                      
                    (II)第
9図 (II)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、リヤーリム(R2)に凹状のウェル部(22)を設
    けると共に、そのリム(R2)の前端位置から内向き屈
    曲状に張り出すホィールディスク(D)への取付け用接
    合フランジ部(20)を、前後方向から見て凸片(a2
    )と凹溝(b2)との交互に変化する全体的な鋸歯型又
    は花弁型に刻成して、その凸片(a2)にボルト挿通孔
    (26)を開口させる一方、上記接合フランジ部(20
    )と対応するように、フロントリム(R1)の後端位置
    からやはり内向き屈曲状に張り出すホィールディスク(
    D)への取付け用接合フランジ部(19)も、同じく前
    後方向から見て凸片(a1)と凹溝(b1)との交互に
    変化する全体的な鋸歯型又は花弁型に刻成し、その凸片
    (a1)にボルト挿通孔(25)を開口させて、上記フ
    ロントリム(R1)とリヤーリム(R2)との両接合フ
    ランジ部(19)(20)を、その凸片(a1)(a2
    )のボルト挿通孔(25)(26)同志が合致する状態
    のもとに、互いに溶接一体化したことを特徴とする3ピ
    ース型ホィールのリム構造。 2、軽合金素材のブランクをプレス打抜き加工して、成
    形金型(31)への取付け用センター孔(32)が開口
    された円板(30)を作成し、 その円板(30)をセンター孔(32)により成形金型
    (31)の回転中心部に嵌め付け、その金型(31)を
    回転させ乍ら倣いロール(33)によりスピニング加工
    して、上記円板(30)を断面ほぼコ字型に折り曲げる
    と同時に、その円周面へタイヤ係止用フランジ部(18
    )とビードシート部(17)を成形することにより、フ
    ロントリム予備体(34)とし、その予備体(34)を
    成形金型(31)から取りはずして後、その中心部を上
    記センター孔(32)よりも大きくプレス打抜き加工し
    て、ホィールディスク(D)への取付け用接合フランジ
    部(19)が形成されたフロントリム(R1)として仕
    上げる一方; やはり軽合金素材のブランクをプレス打抜き加工して、
    2種の成形金型(36)(37)に対する取付け用セン
    ター孔(38)が開口された、且つ上記円板(30)よ
    りも大きな円板(35)を作成し、その円板(35)を
    センター孔(38)により、先づ1次成形金型(36)
    の回転中心部に嵌め付け、その金型(36)を回転させ
    乍ら倣いロール(39)によりスピニング加工して、上
    記円板(35)を断面ほぼコ字型に折り曲げて、リヤー
    リム(R2)の1次子備体(40)に粗成形し、 次いで、その1次子備体(40)を同様な嵌め付け状態
    として2次成形金型(37)の回転中心部に付け替え、
    その金型(37)を回転させ乍ら倣いロール(41)に
    より再度スピニング加工して、上記予備体(40)の円
    周面にタイヤ係止用フランジ部(21)、ビードシート
    部(23)、ハンプ部(24)並びに凹状のウェル部(
    22)を成形することにより、リヤーリム(R2)の2
    次子備体(42)とし、その2次子備体(42)を金型
    (37)から取りはずして後、その中心部を上記センタ
    ー孔(38)よりも大きくプレス打抜き加工して、ホィ
    ールディスク(D)への取付け用接合フランジ部(20
    )が形成されたリヤーリム(R2)として仕上げると共
    に; 上記フロントリム(R1)とリヤーリム(R2)との両
    接合フランジ部(19)(20)を、その各個に開口さ
    れたボルト挿通孔(25)(26)が合致する状態のも
    とに、溶接一体化することを特徴とする3ピース型ホィ
    ールのリム製造法。 3、軽合金素材のブランクをプレス打抜き加工して、成
    形金型(31)への取付け用センター孔(32)が開口
    された円板(30)を作成し、 その円板(30)をセンター孔(32)により成形金型
    (31)の回転中心部に嵌め付け、その金型(31)を
    回転させ乍ら倣いロール(33)によりスピニング加工
    して、上記円板(30)を断面ほぼコ字型に折り曲げる
    と同時に、その円周面へタイヤ係止用フランジ部(18
    )とビードシート部(17)を成形することにより、フ
    ロントリム予備体(34)とし、その予備体(34)を
    成形金型(31)から取りはずして後、その中心部を上
    記センター孔(32)よりも大きくプレス打抜き加工し
    て、凸片(a1)と凹溝(b1)との交互に変化する全
    体的な鋸歯型又は花弁型をなすホィールディスク(D)
    への取付け用接合フランジ部(19)が刻成されたフロ
    ントリム(R1)として仕上げる一方; やはり軽合金素材のブランクをプレス打抜き加工して、
    2種の成形金型(36)(37)に対する取付け用セン
    ター孔(38)が開口された、且つ上記円板(30)よ
    りも大きな円板(35)を作成し、その円板(35)を
    センター孔(38)により、先づ1次成形金型(36)
    の回転中心部に嵌め付け、その金型(36)を回転させ
    乍ら倣いロール(39)によりスピニング加工して、上
    記円板(35)を断面ほぼコ字型に折り曲げて、リヤー
    リム(R2)の1次子備体(40)に粗成形し、 次いで、その1次子備体(40)を同様な嵌め付け状態
    として2次成形金型(37)の回転中心部に付け替え、
    その金型(37)を回転させ乍ら倣いロール(41)に
    より再度スピニング加工して、上記予備体(40)の円
    周面にタイヤ係止用フランジ部(21)、ビードシート
    部(23)、ハンプ部(24)並びに凹状のウェル部(
    22)を成形することにより、リヤーリム(R2)の2
    次子備体(42)とし、その2次子備体(42)を金型
    (37)から取りはずして後、その中心部を上記センタ
    ー孔(38)よりも大きくプレス打抜き加工して、凸片
    (a2)と凹溝(b2)との交互に変化する全体的な鋸
    歯型又は花弁型をなすホィールディスク(D)への取付
    け用接合フランジ部(20)が刻成されたリヤーリム(
    R2)として仕上げると共に; 上記フロントリム(R1)とリヤーリム(R2)との両
    接合フランジ部(19)(20)を、その各凸片(a1
    )(a2)に開口されたボルト挿通孔(25)(26)
    が合致する状態のもとに、溶接一体化することを特徴と
    する3ピース型ホィールのリム製造法。 4、両接合フランジ部(19)(20)を溶接するに当
    り、その肉盛り溶接によって、又はその溶接とその後の
    フライス削りによって、リヤーリム(R2)自身のハン
    プ部(24)と対をなすハンプ部(29)を膨出成形す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第2項又は第3項記
    載の3ピース型ホィールのリム製造法。
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