JPS6328457A - ダブルロ−ルクラツシヤのロ−ル構造 - Google Patents

ダブルロ−ルクラツシヤのロ−ル構造

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JPS6328457A
JPS6328457A JP17210986A JP17210986A JPS6328457A JP S6328457 A JPS6328457 A JP S6328457A JP 17210986 A JP17210986 A JP 17210986A JP 17210986 A JP17210986 A JP 17210986A JP S6328457 A JPS6328457 A JP S6328457A
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JP
Japan
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roll
rolls
circumferential surface
outer circumferential
axial direction
Prior art date
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Pending
Application number
JP17210986A
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English (en)
Inventor
塩山 仁
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、例えば製鉄所において鉄鉱石等を破砕する
のに用いられるダブルロールクラッシャのロール構造に
関する。
(従来の技術) 製鉄所で使用される破砕設備としては、各種のものがあ
り、原材料の硬さ、形状などの種類、処理量および破砕
後の品質性状の要求内容などに応じて適切なものが選ば
れている。上記破砕設備の一つにダブルロールクラッシ
ャがある。これは第5図に示すようなもので、平行な軸
心回りに互いに逆回転する一対のロール1.1が設けら
れ、これら両ロール1,1間に被破砕物の一例である鉄
鉱石が挟み込まれて破砕される。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、従来より上記のようなロールクラッシャには
単位時間当りの破砕量を増大させることが望まれている
また、一方において、上記ロールL、1を長期使用する
と、図中二点鎖線で示すように特に各ロール1.1の軸
方向中央部の外周面が両端部に比較して著しく摩耗し、
画ロール1.1間に大間疎部Cが生じてくる。
そして、上記大間隙部°Cが生じると、第6図で示すよ
うに生産性曲線(PC:)が徐々に低下する。即ち、こ
の図では縦軸に生産速度(V)、横軸にロール1.1の
使用開始後の日数([+)をとってあり、この日数(D
)が増加するに従って生産性曲線(pc)が低下する。
そして、従来では、上記日数は長いもので約6カ月、短
いものでは約1カ月で上記大間隙部Cが生じている。
また、上記のように大間隙部Cが生じたときには、第7
図で示すように破砕物の粒度分布に変化が生じる。即ち
、この図では横軸に破砕粒度である細粒(S)、中粒(
M)、粗粒(L)をとり、縦軸に比率(R)%をとっで
ある。そして、ロール1,1の使用開始時で上記大間隙
部Cが生じていない場合における粒度分布を実線で示し
である。これによれば、初期のロール1.1間の間隙は
軸方向で均一であるため、破砕物には粗粒(L)がほと
んど存在せず、細粒(S)も極めて少ない、よって、高
品質のものが得られており、これは高歩留りになってい
ることを示している。
また、同上第7図において、両ロール1,1間に大間隙
部Cが生じた場合の粒度分布を二点鎖線で示しである。
これによれば、その破砕物には多くの粗粒(L)が存在
すると共に細粒(S)も増大し、品質の低下により低歩
留りとなっていることを示している。
更に、上記従来の構成では、大間隙部Cの発生によりロ
ーラの寿命が短いことから、ローラの交換作業が頻繁と
なり、作業性の点で好ましくない。
(発明の目的) この発明は、上記のような事情に注目してなされたもの
で、ダブルロールクラッシャにより破砕を行う場合に、
被破砕物の破砕量を増大させると共に、歩留りを向上さ
せ、更にローラの交換作業の頻度を少なくさせて作業性
を向上させることを目的とする。
(発明の構成) 上記目的を達成するためのこの発明の特徴とするところ
は、各ロールの外周面にそのロールと同軸上で環状凸部
と環状凹部とを軸方向に交互に形成し、上記両ロールの
うち一方のロール外周面の環状凸部と他方のロール外周
面の環状凹部とを対向させた点にある。
(実施例) 以下、この発明の実施例を第1図から第4図により説明
する。
〔第1実施例〕 第1図は第1実施例を示している。lはそれぞれロール
であり、これらロール1.1は軸心が平行となるように
並設されている。この各ロールlは軸部2と、この軸部
2の両端部にそれぞれ溶接された鏡板3と、この両鏡板
3に架設される中空円筒状の胴部4とで構成される。
上記各ロール1の胴部4外周面にはそのロール1と同軸
上で環状凸部6と環状凹部7とが軸方向に交互に形成さ
れている。そして、ロール1の軸方向に沿って切断した
ロール1外周面の断面がサインカーブのような波形状と
なるよう形成されている。上記の場合、各ロール1にお
ける環状凸部6と環状凹部7は軸方向に対し等しいピッ
チPで配設されている。
上記ロール1,1のうち一方のロール1外周面の環状凸
部6と他方のロールl外周面の環状凹部7とが対向して
おり、即ち、一方のロール1の波形状と他方のロール1
の波形状はこれらロール1の軸方向で半ピツチづつずれ
た構成となっている。また、この場合1両ロール1,1
間にこれら両ロール1,1の回転で被破砕物を強制的に
噛み込ませるための間隙8が形成されている。そして、
この噛み込みによって破砕がなされる。
なお、図示しないが、上記ロール1.1間の間隙8の寸
法は調整可能とされており、この調整によって所望粒径
の破砕物を得ることができる。
また、上記各ロールlの軸方向両端部9.9は低硬度で
あり、中央部10は高硬度とされている。
上記構成によれば、各ロール1外周面の断面形状を波形
状としたため、被破砕物を破砕するためのロール1外周
面の面積が増大する。よって、外径寸法が均一な従来構
成のロール1に比較して単位時間当りの破砕量を増大さ
せることができる。
また、前記したようにロール1,1を長期使用すると、
ロール1,1の軸方向中央部の外周面が両端部に比較し
て大きく摩耗するが、上記構成では各ロールlの中央部
10を高硬度としたため、この部分の摩耗が抑制され、
よってロールl外周面の軸方向各位置における摩耗は均
一に進行することとなる。よって1両ロール1.1間の
間隙8を軸方向各位置でほぼ一定に保つことができるこ
とから、破砕物の粒径が均一化でき、歩留りの向上が達
成される。
次に、上記実施例における第1、第2具体例を示す。
第1具体例では、各ロールlにおける環状凸部6の幅寸
法を20mm、高さを5■とし、環状凹部7の幅寸法を
20mm、高さを51層としである。即ち。
ピッチPは40mm、環状凸部6の頂端から環状凹部7
の底面までの高さは5間層である。また、各ロール1外
周面の断面を図のようにサインカーブ形状に加工した後
、表面深さが約Bow、ショア硬度85〜90となるよ
うに高周波焼入れが施されている。
更に、胴部4の径寸法を約1200mm、長さを約75
0III11としである。
上記ロール1.1を使用する場合には、破砕の当初にお
ける両ロール1.1間の間隙8の寸法を8■とする。そ
して、ロール1.1外周面の摩耗によりこの間隙8の寸
法が12mmとなった時には、軸部2を受ける軸受部を
移動し、初期の間隙8の寸法である 8■に調整する。
この繰り返しにより破砕を行うと、寿命は従来の5倍と
なり、歩留りは95%が確保されるという効果が得られ
た。
また、第2具体例では、胴部4の端部9,9をこの胴部
4の長さの約嵐の範囲でショア硬度70〜75の中硬質
とし、中央部10を胴部4の長さの約局の範囲でショア
硬度90〜95の超硬質としておく、このようにした場
合には、2回目の再使用完了時においても、環状凸部6
と環状凹部7の断面形状に大きな変化はなく、かつ、ロ
ール1の軸方向で均一に摩耗が進行するため1両ロール
1.1を接近させるように調整すると、これら両ロール
1.1間の間隙8が軸方向でほぼ均一となる。
よって、均一な所望粒径の破砕物が得られるため、歩留
りの低下が抑制される。
この場合、被破砕物を1例えば、鉄鉱石粉末を原料とす
る焼成ペレットとしたときには、破砕量と歩留りの向上
に特に侵れた効果を発揮する。なお、この焼成ペレット
は鉄鉱石粉末に少量のベントナイト等を添加してペレタ
イザーで造粒し、これをロータリキルンで焼結すること
により成形されたものである。
以下の各図はこの発明の他の実施例を示しており、共通
の構成については図面に符号を付してその説明を省略し
、異なる構成について説明する。
(第2実施例) 第2図は第2実施例を示している。
図において、ff;1部4は鋳造等により成形した筒状
体を機械加工し、その外周面に環状凸部6と環状凹部7
とによる波形状を形成して成形されたものである。また
、この胴部4の外周面には浸炭、窒化、熱処理による析
出硬化あるいは硬化肉盛溶接やレーザーリメルト硬化が
施されており、より高硬度なものとされている。
(第3実施例) 第3図は第3実施例を示している。
図において、各ロール1における胴部4の外周面には、
ビッカース硬度が600前後の析出硬化型の第1肉盛溶
接部12と、ビッカース硬度が450前後のマルテンサ
イト系硬化型の第2肉盛溶接部13とがこのロール1の
軸方向で交互に設けられている。これら各溶接部12.
13は10〜501程度の範囲で軸方向の肉盛幅を適宜
選定したもので、各溶接部12.13毎にそれぞれ等し
い肉盛幅とされている。
また、一方のロール1の第1肉盛溶接部12と他方のロ
ール1の第2肉盛溶接部13とが互いに対向するように
されている。そして、これらロール1.1を使用し第1
肉盛溶接部12と第2肉盛溶接部13とが摩耗するとき
、高硬度の第1肉盛溶接部12に対応して環状凸部6が
、また、これより低い硬度の第2肉盛溶接部13に対応
して環状凹部7がそれぞれ成形される。
(第4実施例) 第4図は第4実施例を示している。
図において、硬化肉盛溶接により環状凸部6とχ状凹部
7を形成しである。この場合、溶接ビードにおいて自然
に出来る円弧状線を利用してロールl外局面を滑らかな
波形状としである。
なお、以上は図示の例によるが、上記の場合の硬化肉盛
溶接はW、Cr、Ti、Nbなどの炭化物の他、Si、
Crなどの窒化物を添加したり、C1,2〜5.5%の
白銑鋳鉄系にする場合や、C,Mn、Si、N、Ni、
Cr。
Mo、V、W、Nbなどの多合金元素復合添加型として
もよい、また、熱を加える処理を付加して超硬質ロール
を成形してもよい、更に、上記実施例は新作、補修、改
良のいずれにも適用し得るものである。
(発明の効果) この発明によれば、各ロールの外周面にそのロールと同
軸上で環状凸部と環状凹部とを軸方向に交互に形成し、
上記両ロールのうち一方のロール外周面の環状凸部と他
方のロール外周面の環状凹部とを対向させたため、被破
砕物を破砕するためのロール外周面の面積が増大する。
よって、外径寸法が均一な従来構成のロールに比較して
単位時聞出りの破砕量を増大させることができる。
また、ロールを長期使用すると、このロールの軸方向中
央部の外周面が両端部に比較して大きく摩耗するが、こ
の場合、ロールの軸方向両端部から中央部に向うに従い
ロール外周面の硬度が高くなるようにすれば、このロー
ルの中央部が太きく摩耗することは抑制され、よってロ
ール外周面の摩耗は軸方向各位置で均一に進行すること
となる。よって1両ロール間の間隙を軸方向各位置でほ
ぼ一定に保つことができることから、破砕物の粒径を所
望粒径に均一化でき、この結果、歩留りの向上が達成さ
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図はこの発明の実施例を示し、第1図は
第1実施例で両ロールの全体斜視図、第2図から第4図
は第2〜第4実施例でそれぞれ両ロールの一部分を示す
断面図、第5図から第7図は従来例で、第5図は両ロー
ルの全体斜視図、第6図は生産性曲線を示すグラフ図、
第7図は粒度分布を示すグラフ図である。 l・φロール、6・・環状凸部、7拳・環状凹部、9・
・端部、10・・中央部。 特 許 出 願 人  株式会社神戸製鋼所第7図 ML

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、平行な軸心回りに互いに逆回転する一対のロールを
    設け、これら両ロール間に被破砕物を挟み込んで破砕す
    るダブルロールクラッシャにおいて、上記各ロールの外
    周面にそのロールと同軸上で環状凸部と環状凹部とを軸
    方向に交互に形成し、上記両ロールのうち一方のロール
    外周面の環状凸部と他方のロール外周面の環状凹部とを
    対向させたことを特徴とするダブルロールクラッシャの
    ロール構造。 2、ロールの軸方向両端部から中央部に向うに従いロー
    ル外周面の硬度が高くなるようにしたことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項に記載のダブルロールクラッシャ
    のロール構造。
JP17210986A 1986-07-21 1986-07-21 ダブルロ−ルクラツシヤのロ−ル構造 Pending JPS6328457A (ja)

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JP17210986A JPS6328457A (ja) 1986-07-21 1986-07-21 ダブルロ−ルクラツシヤのロ−ル構造

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JP17210986A JPS6328457A (ja) 1986-07-21 1986-07-21 ダブルロ−ルクラツシヤのロ−ル構造

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JPS6328457A true JPS6328457A (ja) 1988-02-06

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ID=15935719

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JP17210986A Pending JPS6328457A (ja) 1986-07-21 1986-07-21 ダブルロ−ルクラツシヤのロ−ル構造

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JP (1) JPS6328457A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015136645A (ja) * 2014-01-21 2015-07-30 新日鐵住金株式会社 焼結鉱破砕機
JP2016179428A (ja) * 2015-03-24 2016-10-13 宇部興産機械株式会社 竪型粉砕機の粉砕ローラ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015136645A (ja) * 2014-01-21 2015-07-30 新日鐵住金株式会社 焼結鉱破砕機
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