JPS6328456A - 粉砕方法 - Google Patents

粉砕方法

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JPS6328456A
JPS6328456A JP17144386A JP17144386A JPS6328456A JP S6328456 A JPS6328456 A JP S6328456A JP 17144386 A JP17144386 A JP 17144386A JP 17144386 A JP17144386 A JP 17144386A JP S6328456 A JPS6328456 A JP S6328456A
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JP
Japan
Prior art keywords
roll mill
crushing
mill
crusher
roll
Prior art date
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Pending
Application number
JP17144386A
Other languages
English (en)
Inventor
藤原 邦久
靖裕 末岡
土屋 捷造
吉富 克見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication of JPS6328456A publication Critical patent/JPS6328456A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はセメント原料、セメントクリンカ、鉱石、石炭
、石灰、ボーキサイト、ドロマイト等をロールミルで圧
砕する粉砕方法に関するものである。
(従来の技術) 一般にロールミルは第4図に示すように、2本の円筒形
ロールを押圧して同一の周速で互いに反対方向に回転さ
せ、その間隙に粉砕すべき材料(以下原料とよぶ)を噛
込んで圧縮粉砕を行う形式のミルである。本形式のミル
は、従来粉砕比(粉砕前後の粒径比)がおよそ4程度の
大塊の予備破砕用として多く使用されて来た。
また最終的に更に細かい製品粒度を望む場合には、ロー
ルミルの後段にボールミル等信形式の粉砕機を接続して
2段又は多段の粉砕を行うようにしている。例えば、セ
メントクリンカを粉砕してセメント製品を得る場合、最
大LOOim程度の大塊を含むセメントクリンカを20
〜30m以下に予備破砕して、その後チユーブミルで1
5岬程度まで微粉砕する方法をとっている。この場合チ
ューブミルにおける粉砕比は、ロールミルにおけるそれ
よりも著しく大きく、実質的な粉砕はチューブミルで行
われており、消費動力についてもロールミルのそれはチ
ューブミルの1割以上である。
しかるにロールミルは、比較的静的に近い形で圧縮力に
より粒子を破壊するので、粉砕媒体や粒子の運動エネル
ギー、摩擦エネルギー等のロスが少く、チューブミル等
信形式のミルと比較して粉砕効率が高いことは周知のこ
とである。
そこでロールミルにおける粉砕比を上げ、最終製品粒度
近くまで、あるいは最終製品に含まれる微粒子の一部を
含む程度までロールミルで粉砕を行い、粉砕に要する全
エネルギーを前述の方法より低減させる粉砕方法も従来
特開昭53−106968号公報、特開昭59−160
54号公報等で提案されている。
すなわち、原料にもよるが、ロールミルにおける原v斗
に動く圧縮力を500kg/C:rA以上、望ましくは
1000kg/cnt以上(原料にもよるが1000k
g/cdの圧縮力は、100cmの径を有するロールの
場合、ロール単位巾当りのプレス力は約2t/cmに相
当する)となるように、ロールのプレス力を設定しく破
砕機として用いる場合のプレス力は僅かにこの値の17
10以下である)で大きな粉砕比を得ており、この際生
しる凝集物を後段のチューブミル等に供給し、凝集物の
解砕(解きは<シ)、あるいは最終製品粒度までの仕上
粉砕を行うようにしている。上述の凝集物は一旦破壊さ
れた粒子同志が高い圧縮力のため再びI凝集したもので
あるが、その凝集力は破壊前の結晶としての結合力より
もはるかに小さく、後段の粉砕機におけるその解砕のた
めのエネルギーは僅かなものである。このようにロール
に高いプレス力を与え、ロールミルにおける粉砕負荷を
上げて後段の解砕機の粉砕負荷を下げる粉砕方法は、ロ
ールミルを解砕機として用いて実質的粉砕をチューブミ
ル等により行う粉砕方法よりも、解砕機(仕上粉砕機)
を含めた全粉砕動力を低減することができる。
また通常は、ミルから排出される粉砕物の全てを1回の
ミル通過で製品として満足できる粒度まで粉砕すること
は困難な場合が多いので、第6図及び第7図に示すよう
に解砕機(または仕上粉砕機)から排出される粉砕物を
分級機に供給し、製品として満足される微粉部分と粗粉
部分に分け、粗粉部分をロールミルまたは解砕機(仕上
粉砕機)に戻して微粉となるまで繰返し粉砕する。この
ようなミルと分級機よりなる粉砕方式は閉回路粉砕方式
と呼ばれ、セメント業界等において用いられている。
(発明が解決しようとする問題点) このようなロールミルを含む粉砕方法に従って本発明者
らが実施した粉砕データを第8図及び第9図に示す。第
8図はロールミルにおけるプレス圧力とプレスに要する
エネルギーの比(プレス圧力500 kg/ cnlの
場合を1とする)Ep、及びロールミル粉砕物中に含ま
れる製品(微粉)の割合の比(プレス圧力= 500 
kg / cnlの場合を1とする)Rpの関係である
。これよりプレス圧力の増加と共にプレスに要するエネ
ルギーは増加するが、製品割合はプレス圧力2000k
g/co!程度までは急激に増加するものの、それ以上
の圧力では頭打ちとなる。したがってロールミル自体の
粉砕効率は、プレス圧力の上昇と共に低下することが判
る。第9図はプレス圧力とロールミルと後続のチューブ
ミルを含む動力w単位(単位製品量当りの粉砕消費エネ
ルギー)の比Rw(プレス圧力−500kg/cniの
場合を1とする)の関係を示す。
これより動力原単位が最小となる適正プレス圧力が存在
することが判る。これは大略2000kg / cJA
以下の範囲にある。第8図に示す特性は、プレス圧力の
上昇と共に粉砕効率の良いロールミルの粉砕負荷が増加
して、チューブミルを含む全体としての粉砕効率は上昇
するが、プレス圧力が適正域を越えるとロールプレス自
体の粉砕効率が低下してくるため、全体としての粉砕効
率も再び低下してくるものである。このような粉砕方法
による同様の粉砕データは他の文献にも公表されている
〔例えばに、5chOnert:ZE!IENT−KA
LK−GIPS、、’io、l、Pi〜9(1979)
  3  。
したがってプレス圧力は2000kg/c++を以下程
度に設定することが粉砕効率上望ましいが、この程度の
プレス圧力では粉砕物中に含まれる製品割合が少く、粗
粉の量が多いため、第4図に示すようなプロセスでは分
級機から戻る粉体量が著しく多く、この循環のための輸
送機の設備及び運転コストが高くなると共に、ミル及び
分級機を通過する粉体量も多いので、これらの機器の寸
法を大きくする必要があるが、これにより設備コストが
高くなるため実用的でない。したがって通常はプレス圧
力を2000〜8000kg/−程度の高い圧力に設定
している。
しかし前述のように粉砕効率上はこれ以下のプレス圧力
が望ましい上に、プレス圧力の上昇につれロールの摩耗
が増加してその寿命が短くなると共に、ロールミルはそ
の高圧力に耐えうる堅固な構造にする必要があり、その
設備コストが高くなるなどの問題があった。
(問題点を解決するための手段及び作用)本発明は前記
従来の問題点を解決するために提案されたもので、ロー
ルミルのロール間隙で、層状の形で連続的に粒状物を圧
砕し、同圧砕物を後続の粉砕機に供給して解砕あるいは
最終微粉度までの粉砕を行うにあたり、前記ロールミル
において粒状物に与える加圧力を2000kg/a+を
以下にすると共に、同ロールミルから排出される圧砕物
の一部を、同ロールミルの入口側へ直接再循環して、ロ
ールミルへ入る粒状物が1回以上ロール間隙を通過して
後続の粉砕機へ供給されるようにしたものであり、これ
を問題点解決のための手段及び作用とするものである。
(実施例) 以下本発明を図面の実施例について説明すると、本発明
の実施例による粉砕システムを第1図及び第2図に示す
第1図において10は原料供給機、30はロールミル、
11は分配器で、ロールミル30を出た粉砕物は分配器
11を経て生原料20と同量が後続の粉砕機12へ供給
され、残りはそのまま再度ロールミル30の入口側へ戻
され、供給原料20と共にロールミル30へ供給される
。また粉砕@12へ供給された粉砕物は粉砕機12で解
砕及び最終粉砕された後、分級機13へ入り微粉は製品
24として回収され、粗粉は粉砕機12へ戻され再粉砕
される。
第2図は分級機13からの粗粉をロールミル30の入口
側へ戻す場合の実施例で、ロールミルの負荷をさらに上
げるようにした場合である。
ここで第1図に示すプロセスに従って、プレス圧力を5
00kg/a+fに設定して分配器11からのロールミ
ル30への戻粉量を変えた場合の粉砕データの例を第3
図に示す。この第3図は供給原料量Pに対する分配器か
らの戻粉量Rの割合R/Pと、ロールミル粉砕物中に含
まれる製品(微粉)の割合の比(R/P=Oの場合を1
とする) Rp及びロールミルと解砕機を含めた全体の
動力原単位の比(R/P=0の場合を1とする) Rw
との関係を示す。R/Pの増加、すなわち分配器からの
戻粉量の増加に伴い、ロールミルを去る粉砕物中の製品
(微粉)の割合は大幅に増加する。例えばR/Pが3程
度であれば従来のプレス圧力約soo。
kg/c冨相当の製品割合を得ることができる。またこ
れによりロールミルの粉砕負荷が増加し、後続の粉砕負
荷が下がるので全体の動力原単位も低下する。
(発明の効果) 以上詳細に説明した如(本発明によれば、プレス圧力の
適正範囲の2000 kg / cal以下においても
、ロールミルを出る粉砕物中の製品(微粉)割合を向上
させることができ、粉砕消費動力を低減できるばかりか
、後続の粉砕機、分級機あるいは閉回路粉砕の循環輸送
機等をコンパクトにし、ロールミル自体もロール摩耗の
低減、設計強度の低減により、設備費を大幅に低減でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は夫々本発明の実施例を示す粉砕シス
テムのフローシート、第3図は本発明の実施例による粉
砕データの1例を示す線図、第4図は従来のロールミル
の側断面図、第5図は従来による粉砕データの1例を示
す線図である。 図の主要部分の説明 lO−・−原料供給機 11−・分配器 12−粉砕機 13・・・分級機 30・−・ロールミル 第1図      第2図 第3図 R/P (−) 第4図 第8図 プレス圧7] (k3/CI+2) ブレ又B力(鞠/ctnす

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ロールミルのロール間隙で、層状の形で連続的に粒状物
    を圧砕し、同圧砕物を後続の粉砕機に供給して解砕ある
    いは最終微粉度までの粉砕を行うにあたり、前記ロール
    ミルにおいて粒状物に与える加圧力を2000kg/c
    m^2以下にすると共に、同ロールミルから排出される
    圧砕物の一部を、同ロールミルの入口側へ直接再循環し
    て、ロールミルへ入る粒状物が1回以上ロール間隙を通
    過して後続の粉砕機へ供給されるようにしたことを特徴
    とする粉砕方法。
JP17144386A 1986-07-21 1986-07-21 粉砕方法 Pending JPS6328456A (ja)

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JP17144386A JPS6328456A (ja) 1986-07-21 1986-07-21 粉砕方法

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JP17144386A JPS6328456A (ja) 1986-07-21 1986-07-21 粉砕方法

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JPS6328456A true JPS6328456A (ja) 1988-02-06

Family

ID=15923209

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JP17144386A Pending JPS6328456A (ja) 1986-07-21 1986-07-21 粉砕方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04253740A (ja) * 1991-02-05 1992-09-09 Dainichiseika Color & Chem Mfg Co Ltd 吸水性ポリスチレン発泡体及びその製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04253740A (ja) * 1991-02-05 1992-09-09 Dainichiseika Color & Chem Mfg Co Ltd 吸水性ポリスチレン発泡体及びその製造方法

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