JPS6328372A - 茶碗蒸しの製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はレストランやホテルのように、多量の茶碗蒸
しを製造する場合に適用して好都合な茶碗蒸しの製造方
法に関するものである。

〔従来の技術、その問題点〕

量を茶碗蒸し用の茶碗へ入れ、蓋をして蒸し器へ入れる
一方、これとは別に熱源としてのコンロＦに水或いは湯
を満たした蒸気温を載せ、その−ヒに前記の具とだし汁
とを充填した茶碗蒸しの茶碗を入れて加熱し、製造して
いた。

すなわち、茶碗蒸しを蒸し一ヒげる過ｆ■とだし汁を作
る過程とを別個に行っていたため、行程が複雑になり、
光熱費削減を困難にしていた。

〔発明の目的、構成の概要〕

この発明はＬ配子具合を解消し、茶碗蒸しの製造過程を
簡略化すると共に、合わせて食事者の食欲をそそるよう
にすることを目的とするもので、熱源−ヒに載置される
茶碗蒸し用のだし鍋に所要のだし棟を入れ、このだし鍋
の上に茶碗蒸しの茶碗を入れた木製の蒸し器の複数個を
載置し、だし鍋から芸発するだし汁の蒸気によって茶碗
蒸しを蒸しヒげることを特徴とする。

〔実施例〕

以下、図示の実施例によってこの発明を説明すると、第
１図中、１は熱源たるガスコンロで、２個の火炎口を有
する、いわゆる２０コンロである。

コンロ１のトには、だし鍋２が載せられ、更にそのトに
は３個の木製の蒸し器３．３が積み重ねである。

だし鍋２は第３図で示すように、上側が開いた金属鍋で
あり、内部にはだし汁Ｓとなるべき湯が満たされ、昆布
、野菜、椎茸、鰹節その他のだし棟を入れただし箱４が
沈めである。だし箱４は第４図で示すように、多数の透
孔を穿設したステンレス製の箱体４ａと、そのトに載せ
た蓋４ｂからなっている。４ｃは箱体４ａの下面に固設
した金属製の脚である。

蒸し器３は第３図で丞すように、木材製の側枠３ａの下
部内面に内枠３ｂを釘【トめし、そのＦ面に多数の透孔
を穿設した同じくステンレス製の底板３ｃを載置したも
のである。３ｄは側枠３ａに開口させた手掛は用の透孔
であり、その透孔３ｄの内面はゴム状のカバー３８で覆
われている。すなわち、カバー３８はＦ面でのみ側枠３
ａに固定されており、下部は内側へ撓曲可能とされてい
る。よって、蒸し器３を持ちヒげるときは、指先が側枠
３ａの中まで入れられるので比較的大きい重量でも持ち
トげが容易である。また、常時はカバー３ｅの弾性で透
孔３ｄを閉じるので、蒸気の浪費を生じることはない。

茎し器３は更に、下面からヒ面に向けて開拡するテーパ
状をなしており、組み合わされた３個は下からヒヘ少し
ずつ大きく作ってあって、積み重ねたときは丁度、運動
用の飛び箱を逆さにしたような、下から一ヒヘ寸法が大
きくなるようにしである。よって、分解したときは、小
さいものを大きいもの＼内側へ収容することが出来、格
納時の外形が小さくなるように工夫しである。５は茎し
器３内へ並べられた茶碗蒸し用の茶碗、６は最上部の茎
し器３の一ヒ面開口を閉じる孔明き蓋である。

次に、この実施例の使用方法を説明すると、まず、だし
鍋２にだし箱４へ収容した所要のだし種を入れ、更に、
そのヒに具とだし汁Ｓとを入れた茶碗蒸しの茶碗５を入
れた蒸し器３の３個を載置し、最−ヒ部の蒸し器３を孔
明きＭ６で閉じ、ガスコンロ１に着火する。だし鍋２の
湯が沸騰し始めると、だし箱４内のだし種から、成分が
湯中へ流れ出し、その結果、湯はだし汁Ｓとなる。また
、沸騰した出し汁からは、だし種の成分を含んだ蒸気が
吹きトがり、茎し器３の内部を加熱しつ＼上方へ上がっ
て、孔明き蓋６から大気中へ放出される。所定の時間が
経過した後には、各茎し器３の温度が１００″Ｃに近い
高温に達し、茶碗５が熱っせられて、茶碗むしが出来上
がる。

また、同時に次回に茶碗蒸しを作るためのだし汁も出来
トがる。なお、このだし汁はこの用途に限るものではな
い。

〔発明の効果〕

この発明は以ヒのように、熱源上に載置される茶碗蒸し
用のだし鍋のヒに茶碗蒸しの茶碗を入れた木製の蒸し器
を載せ、だし鍋から蒸発するだし汁の蒸気によって茶碗
蒸しを作るものであるから、従来のように、だし汁の煮
出しと茶碗蒸しの蒸しヒげとを別々に行う場合に比し、
熱の使用が有効で経済的である。また、茎し器３の内部
はだし汁の蒸気が染み込むので、蒸し器３ごと食事場所
へ運んで真前へ供すれば、料理の分配に先立って、蒸し
器３の内壁からだし汁の香りを含んだ蒸気が食事場所を
漂い、−層、食欲を増進させる等の効果がある。

【図面の簡単な説明】 図面はこの発明の一実施例を示すものであり、第１図は
蒸し器の使用状態を示す外観図、第２図はその正面図、
第３図は范ｍ−ｍ断面図、第４図は要部の外観図、第５
図も同様に要部の外観図、第６図は収納状態を示す第２
図相当のＩＥ面図である。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）熱源上に載置される茶碗蒸し用のだし鍋に所要の
   だし種を入れ、このだし鍋の上に茶碗蒸しの茶碗を入れ
   た木製の蒸し器の複数個を載置し、だし鍋から蒸発する
   だし汁の蒸気によって茶碗蒸しを蒸し上げる茶碗蒸しの
   製造方法。
2. （２）だし種は内外を連通する多数の透孔を有するだし
   種容器に収めてだし鍋に入れてある特許請求の範囲第１
   項記載の茶碗蒸しの製造方法。
3. （３）蒸し器の複数個は下面から上面に向けて開拡する
   テーパ状をなしている特許請求の範囲第１項記載の茶碗
   蒸しの製造方法。
4. （４）蒸し器の側枠には手掛け用の透孔が設けられ、そ
   の透孔の内面には、透孔の上面でのみ側壁に固定された
   ゴム状のカバーが吊り下げられ、前記透孔が開閉自在に
   構成されている特許請求の範囲第１項記載の茶碗蒸しの
   製造方法。