JPS63283504A - 農作業機の傾斜制御装置 - Google Patents

農作業機の傾斜制御装置

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JPS63283504A
JPS63283504A JP12036487A JP12036487A JPS63283504A JP S63283504 A JPS63283504 A JP S63283504A JP 12036487 A JP12036487 A JP 12036487A JP 12036487 A JP12036487 A JP 12036487A JP S63283504 A JPS63283504 A JP S63283504A
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machine
inclination
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speed
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JP12036487A
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JPH088803B2 (ja
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Yuji Kanefuji
祐治 金藤
Yoshinori Doi
義典 土居
Seishin Tamai
玉井 制心
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は二作業機の左右方向℃傾斜を制御するための傾
斜制御装置に関する。
[従来の技術] トラクタ本機にリンク装置を介して耕耘機等の作業機を
装着した農作業機には、作業機の左右方向の傾きを制御
する制御装置を備えたものが多い、この種の制御装置は
、作業機の左右方向の傾きを検出するセンサの検出結果
に基づいてトラクタ本機の油圧装置を駆動し、作業機の
傾斜角度を所定の設定角度(水平の場合が多い)とする
ようになっている。
ところで、上記傾斜制御装置の油圧シリンダ制御用バル
ブとしてはON−OFF型のソレノイドバルブが採用さ
れているが、該ソレノイドバルブは、圧油の粘性、慣性
力等の影響で、第5図(a)。
(b)に示すようにソレノイドに負荷される電気出力に
対して油圧シリンダの動作が遅れるという動作特性を有
する。この動作特性による制御遅れを補正するため、従
来、単位時間毎の応答を読み取ることによって制御速度
を検出し、この検出値を次回の制御にフィードバックさ
せて電気出力停止のタイミングを調整するという方法が
採られていた。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、この方法は、フィードバック機構を構成
する構成部材相互間に機械的な遊びやガタ等がある場合
には、制御速度が正確に検出されず、適切な制御を行な
うことができないという問題点があった。
例えば、第7図(a) 、 (b) 、 (c)に示す
如く、対本機角センサであるストロークセンサ33は基
部に設けた取付穴50でセンサアームの取付軸51に回
動自在に連結されているが、取付穴と取付軸とは余裕を
持たせて嵌合されているので、ストロークセンサが伸び
るときには取付軸が取付穴の上部に係合し、また縮むと
きには取付軸が取付穴の下部に係合する。すなわち、取
付穴と取付軸との隙間Sが遊びとなっており、この隙間
5分だけローリング用油圧シリンダの動きに対するスト
ロークセンサの反応が遅れるのである。したがって、こ
の遅れ時間aを制御速度を計測するための応答時間に含
ませると、導き出された制御速度が実際の制御速度より
も遅くなり、作業機を正確に設定角度に保つことができ
ない。
また、傾斜制御用の電気出力が作業機を上動させる方向
と下動させる方向に交互に繰り返し出される場合、トラ
クタ本機の左右方向の傾斜を検出する傾斜センサの固有
振動の周期に前記電気出力の周期が同期すると、ハンチ
ングを生ずることがあるという問題点もあった。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、上記問題点を解決するために、つぎのように
構成された傾斜制御装置を提供するものである。
すなわち、本発明にかかる農作業機の傾斜制御装置は、
トラクタ本機に作業機を装着した農作業機の左右方向の
傾斜を制御するための制御装置であって、トラクタ本機
に対する作業機の相対的傾斜度を検出する対本機角セン
サの検出結果に基づいて出力される出力信号でON−O
FF型ソレノイドバルブを駆動して作業機をローリング
させるように作業機ローリング用油圧装置を構成し、前
記対本機角センサの安定動作時における動作速度から導
き出される油圧装置のオイル流量に基づいて前記出力信
号の出力タイミングを補正することを特徴ととしている
[作 用] 安定動作時における対本機角センサの動作速度をもって
制御速度とするので、検出値が正確なものとなり適切な
傾斜制御を行なえる。
[実施例] 第1図乃至第3図は本発明にかかる農作業機の1実施例
をあられす図で、トラクタ本機2の後部に3Pリンク方
式の連結装置(3Pピツチ)3を設け、該3Pピツチに
作業機としてロータリ耕耘機5を装着した状態をあられ
している。
3Pヒツチ3は、前端部がそれぞれトラクタ本機2に枢
着された1本のトップリンク10と左右1対のロワリン
ク11 、11 ′をそなえ、トラクタ本機2の油圧式
リフトアーム12 、12の先端部に取り付けたリフト
ロッド14とリフトロー2ドシリンダ15がロアリンク
11 、11 ′の中間部に連結されている。
ロータリ耕耘機5は、取付枠13の上端部をトップリン
ク10の後端部に連結するとともに、取付枠19の下部
をロアリンク11 、11 ′の後端部に連結す・るこ
とにより、°3Pヒツチ3に装着される。
左右1対のリフトアーム12,12は、トラクタ本1!
2の機枠22の上部に水平に設けた中空軸23に一体に
取り付けられており、図示を省略した昇降用油圧シリン
ダで中空軸23を回動させることにより、リフトアーム
12,12を上下に回動させるようになっている。また
、中空軸23の内部には、該中空軸23に対して回動自
在に回動軸30が設けられており、この回動軸30の左
右前突出端部にセンサアーム31 、31 ”がそれぞ
れ一体に設けられている。前記リフトロッド14側(左
側)のセンサアーム31にはセンサロッド32が、また
前記リフトロッドシリンダ20側(右側)のセンサアー
ム31′にはシリンダ式のストロークセンサ33がそれ
ぞれ取り付けられている。そして、これらセンサロッド
32およびストロークセンサ33の下端部はロアリンク
11.1ビのトラクタ本機寄りの位置に連結されている
。なお、回動軸30にはセンサアーム31(リフトアー
ム12)の回動量を検出するセンサアーム角センサ(リ
フトアーム角センサ)35が設けられており、このセン
サアーム角センサの検出値にもとづいて作業機の昇降制
御が行なわれる。
:1IJ4図は本発明にかかる傾斜制御装置40の構成
をあられす図である。コントローラ41には、作業機5
の左右方向の傾斜度(普通は水平)を設定する傾斜角設
定器43、前記ストロークセンサ33、およびトラクタ
本機2の左右方向の傾斜度を検出する傾斜センサ44が
接続されており、これらから供給されるデータを処理し
てソレノイドバルブ48に電気出力を発信する。この電
気出力によりソレノイド413a、4Eibが励磁され
、ローリング用油圧シリンダであるリフトロッドシリン
ダ15が伸縮させられる。
電気出力、油圧出力、および制御速度の相互関係は第5
図(a)、(b)、(c)に示すようになっている。す
なわち、電気出力は一定であるので、出力時にはバルブ
4Bが全開状態に保たれ、リフトロッドシリンダ15が
一定速度で伸縮する。ただし、圧油の粘性等のために時
間a、b、c、dの反応遅れが生じている。また、リフ
トロッドシリンダ15の伸縮にともないストロークセン
サ33の長さが変化するが、前述したストロークセンサ
連結部の遊び等のため、リフトロッドシリンダ15の動
作に対するストロークセンサ33の反応が時間a’、c
′だけ遅れている。
この傾斜制御装置40には、電気出力停止後圧油の惰性
による伸縮分を補正してリフトロッドシリンダを目標位
置に正確に停止させるためのフィードバック機構が設け
られている。該フィードバック機構は、単位時間当りの
応答を読み取ることによってストロークセンサの動作速
度Δe/ΔtまたはΔf/Δtを検出し、これを次回の
制御にフィードバックさせるものであるが、ストローク
センサの動作速度を検出するにあたり、伸縮動作開始後
a′またはC′時間の時間帯を含まない安定動作時に応
答時間が設定されているので、検出された動作速度は実
際の動作速度をあられしている。
第6図は出力をOFFするためのニュートラル巾を電気
−油圧のOFF時の応答性と出力中の上げまたは下げ速
度に応じて補正するようにした例をあられすもので、図
は横軸を時間、縦軸をストロークセンサの伸縮量として
いる。目標とする作業機の停止高さく停止ラインSL)
から上下にf、eの位置に電気出力停止ラインFT、E
Tがそれぞれ設定されている。ここで、e、fはそれぞ
れ伸長時と収縮時におけるストロークセンサの電気出力
停止後の伸縮量であって、前記伸縮速度Δe/Δt、Δ
f/Δtから導き出されている。
上昇軌跡に沿って作業機が上昇する際、電気出力停止ラ
インETを検出すると電気出力が停止され、5時間後に
停止ラインSLの位置で停止する。同様に、下降軌跡に
沿って作業機が下降する際、電気出力停止ラインFTを
検出すると電気出力が停止され、6時間後に停とライン
SLの位置で停止する。
このようにすれば、傾斜制御において油温差による粘度
の影響や油圧系の流量バランスの影響を吸収して安定し
た制御を行なうことができる。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明にかかる農作業
機の傾斜制御装置は、安定動作時における対本機角セン
サの動作速度を制御速度とし、これを次回の制御にフィ
ードバックさせてソレノイドバルブの出力停止タイミン
グを補正するので、フィードバックに用いる制御速度が
正確であり、作業機を設定角度に正確に保つことができ
、またハンチングも生じなくなった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を施した農作業機の1例の側面図、第2
図はその妻部の斜視図、第3図はその一部を断面であら
れした平面図、第4図は本発明にかかる傾斜制御装置の
構成をあられすブロック図、第5図(a) 、 (b)
 、 (c)は電気出力、油圧出力および制御速度の相
互関係をあらゎす説明図、ggB図(a)、(b)は傾
斜制御における補正の実例をあられす説明図、第7図(
a) 、 (b) 、 (c)はストロークセンナの遊
びの説明図である。 1・・・農作業機 2・・・トラクタ本機 3・・・3
Pヒツチ 5・・・ロータリ耕耘機(作業機)12・・
・リフトアーム 15・・・リフトロッドシリンダ(ロ
ーリング用油圧シリンダ)  31.31’・・・セン
サアーム32・・・センサロッド 33・・・ストロー
クセンサ(対本機角センサ)40・・・傾斜制御装置4
4・・・傾斜センサ 48・・・ソレノイドバルブ 4
8a、48b・・・ソレノイド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) トラクタ本機に作業機を装着した農作業機の左
    右方向の傾斜を制御するための制御装置であって、トラ
    クタ本機に対する作業機の相対的傾斜度を検出する対本
    機角センサの検出結果に基づいて出力される出力信号で
    ON−OFF型ソレノイドバルブを駆動して作業機をロ
    ーリングさせるように作業機ローリング用油圧装置を構
    成し、前記対本機角センサの安定動作時における動作速
    度から導き出される油圧装置のオイル流量に基づいて前
    記出力信号の出力タイミングを補正することを特徴とす
    る農作業機の傾斜制御装置。
JP12036487A 1987-05-18 1987-05-18 農作業機の傾斜制御装置 Expired - Lifetime JPH088803B2 (ja)

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JP12036487A JPH088803B2 (ja) 1987-05-18 1987-05-18 農作業機の傾斜制御装置

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JPS63283504A true JPS63283504A (ja) 1988-11-21
JPH088803B2 JPH088803B2 (ja) 1996-01-31

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105309079A (zh) * 2015-11-26 2016-02-10 浙江理工大学 拖拉机悬挂机组水平自动控制装置
CN105340402A (zh) * 2015-11-26 2016-02-24 浙江理工大学 前置式拖拉机悬挂机组水平自动控制装置
JP2017154867A (ja) * 2016-03-03 2017-09-07 富士電機株式会社 吊り荷のスキュー振れ止め制御装置
CN114467394A (zh) * 2022-02-14 2022-05-13 广东皓行科技有限公司 一种悬挂升降自动平衡***及其控制方法

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CN105309079A (zh) * 2015-11-26 2016-02-10 浙江理工大学 拖拉机悬挂机组水平自动控制装置
CN105340402A (zh) * 2015-11-26 2016-02-24 浙江理工大学 前置式拖拉机悬挂机组水平自动控制装置
JP2017154867A (ja) * 2016-03-03 2017-09-07 富士電機株式会社 吊り荷のスキュー振れ止め制御装置
CN114467394A (zh) * 2022-02-14 2022-05-13 广东皓行科技有限公司 一种悬挂升降自动平衡***及其控制方法

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JPH088803B2 (ja) 1996-01-31

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