JPS63280799A - ボディ−用洗浄剤組成物 - Google Patents

ボディ−用洗浄剤組成物

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JPS63280799A
JPS63280799A JP11773787A JP11773787A JPS63280799A JP S63280799 A JPS63280799 A JP S63280799A JP 11773787 A JP11773787 A JP 11773787A JP 11773787 A JP11773787 A JP 11773787A JP S63280799 A JPS63280799 A JP S63280799A
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acid
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sodium
substance
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JP11773787A
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Ryoji Tanabe
田辺 良二
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は固形のボディー用洗浄剤組成物に関する。
更に詳しくは、発生する炭酸ガスによる血行促進、末梢
血管拡張効果による洗い上りのさっばりとした感じを付
与することを目的とした固形状のボディー用洗浄剤組成
物に関する。
(従来の技術) 従来、ボディー用洗浄剤は形状別に液状、クリーム状、
ゲル状、ペース]・状、粉末状、固形状等に分tノられ
る。この内、現在多く市販されているらのは大部分が固
形状の石鹸であり、一部液状の皮膚洗浄剤が用いられて
いる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
脂肋醇アルカリ塩である石鹸は古くから現在に至るまで
皮膚洗浄剤として主要な位置を占めて来ており、最近に
いたるまでは石鹸とは単に泡が立って汚れの除去機能を
有するという認識が大勢を占めていた。近時、この石鹸
も多面的な機能を要求され、例えばアルカリ性が強すぎ
てさっばり感が出ない。すすぎに時間がかかるなどの欠
点の改良について検討され、シャンプーや洗顔料などの
分野の如く、洗浄橢能に加えて、それ以外の機能をもT
−iする洗浄剤への移行が始まりつつある。即ら石鹸で
は皮膚刺戟、洗lT1後の皮膚のつっばり感、石鹸自体
の溶1ノ崩れ、亀裂発生等の問題がある。
これらの問題を改良するものとして液体洗浄剤が登場し
た。
しかし液体洗浄剤は、成分巾約80%が水であるため、
製品の容積及び市場が増加し且つ堅固なガラス製あるい
は合成樹脂製の容器を使用するので容器代及び運搬費が
製品価格の大きな割合を占め、資源節約の趣旨にも反す
る。
また液体状の形態を確保するため、凍結防止剤、増粘剤
、ハイドロトロープ、乳濁剤、キレート剤、紫外線吸収
剤、安定剤、色素などの所謂洗浄剤活性成分以外の成分
が多種多様かつかなりの(n含有されており、時として
皮膚刺戟を生ずるなど有害となる場合がある欠点を有す
る。
特開昭48−55.904号公報、特開昭48−56,
205号公報、特開昭48− 56.708号公報にJ3いて、皮膚に対して温和な作
用を有し、しかも優れた洗浄力、起泡力を有する液体洗
浄剤としてN−アシルグルタミン酸塩に各種の両性界面
活性剤を配合した組成が開示されている。
しかし、いずれも起泡力及び使用時のすすぎ易さが不足
で、ヌルライたり泡立ちが悪かったり、また皮膚に苅り
る作用もボディー用洗浄剤として満足のいくものではな
く、化粧石鹸程には広く受は入れられていない。
前記のような固形石鹸、液体洗浄剤の問題点の改善、無
駄な或いは無効な成分を刊除するためには粉末洗浄剤が
好ましい。
しかし従来の粉末状洗浄剤は水、温水に対し凝集などを
起し、必ずしも溶解速度は大きくなく、また粉立ちによ
る目や0の刺戟があり、水面での粉浮き等の現蒙がある
。更に使用時にこぼれ落ちて無駄になったり、微粉末の
ためにむせる様な感覚を与えたり、また長時間保存した
時水分や温気の混入によるケーキングやペースト状化を
起し易く、結束として起泡性、洗浄効果などが低下する
欠点を有している。
本発明は従来の固形状、液体、または粉末状の洗浄剤の
問題点を全て解消し、溶解性、起泡性及び洗浄力が改善
され、使用感に優れ、製品の長期保存安定性がよく、使
用時に飛散や落ちこぼれがない使用し易いボディー用洗
浄剤を提供することを目的とする。
更に本発明は洗浄剤使用時に血行促進、末梢血管拡張効
果を発揮し、洗い上りのすがすがしさを有でるボディー
用洗浄剤を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者等は前記問題点を解決するために鋭意研究を行
い、洗浄剤に炭酸ガス発主成分を配合すれば、例えば顆
粒状等の固形洗浄剤であっても、溶解性が優れ、表皮角
質層のpH(5,5〜6.5)に近い弱酸性であり、従
って皮膚刺戟がなく、すがすがしい使用感があり、驚異
的な起泡性、洗浄効果を発揮するばかりでなく、血行促
進効果及び末梢内管拡張効果が付与される串を見い出し
本発明を完成した。
ずなわら本発明は炭酸ガス発主成分を必須成分として含
有し−Cいる固形状のボディー用洗浄剤組成物である。
炭酸ガス発主成分とは炭酸ガス発生物質と、これに作用
して炭酸ガスを発生させる炭酸ガス発生促進物!1とか
らなっている。
炭酸ガス発生物質としては各種炭酸塩があり、具体的に
は炭酸水素ナトリウム、炭11iフトリウム、セスキ炭
酸カリウム、炭酸水素カリウム、炭酸カリウム、セスキ
炭酸カリウム、炭酸水素アンモニウム塩、炭酸アンモニ
ウム塩、セスキ炭酸アンモニウム塩等が挙げられる。こ
れら単独又は2種以上を組合せて使用してもよい。これ
らの中で安定供給性、コスト、洗汀性、すすぎ性等の点
から炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウムが最も好まし
い。
この炭酸ガス発生物質の添加配合量は、洗浄剤組成物全
量に対し5〜30千01%であり、最す好ましくは10
〜25重量%の範囲である(以下型■%を単に%と略称
づる)。
5%未満であると炭酸ガスの発生量が少なく、且つその
発泡の持続性が低下し、泡が流れ出し、洗浄効果、溶解
速度、血流fn、末梢毛細血管の拡張効果が各々低減し
てくるので好ましくない。一方、30%を超えると、炭
酸ガスの発生が予示となり、洗浄剤本来の洗浄効果が希
釈されてしまうばかりでなく、使用感が悪くなり、更に
は時として、洗浄時、人によっては不快感につながる場
合も出てくるので好ましくない。
本発明の洗浄剤に水を加えた時、炭酸ガスを発生させる
炭酸ガス発生促進物質としては有機酸、無機酸あるいは
酸性塩が使用できるが、中でも固形状のものが好ましい
有機酸の具体例としては、蟻酸、酢酸、プロピオン酸、
酪酸、吉草酸等の直鎖の脂肪酸;シュウ酸、マロン酸、
コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、フマ
ル酸、マレイン酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタ
ル酸等のジカルボンM:グルタミン酸、アスパラギン酸
、等の酸性アミノ酸;ゲルコール酸、乳酸、ヒドロキシ
アクリル酸、α−オキシ酪酸、グリセリン酸、タルトロ
ン酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、サリチル酸、没食
子酸、マンデル酸、トロパ酸、アスパラギン酸、グルコ
ン酸等のオキシ酸:桂皮酸、安息香酸、フェニル酢酸、
ニコチン酸、カイニン酸、ソルビン酸、ピロリドンカル
ボン酸、トリメリット酸、ベンゼンスルボン酸、トルエ
ンスルホン酸並びにこれら有機酸の酸性塩が例示できる
無機酸の具体例としては、リン酸、リン酸二水素カリウ
ム、リン酸二水素ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、亜硫
酸カリウム、ピロ亜1[Qナトリウム(メタ平曲硫酸ナ
トリウム)、ピロ亜硫酸カリウム(メタ重亜硫酸カリウ
ム)、酸性ヘキサメタリン酸ナトリウム、酸性ピロリン
酸ナトリウム、酸性ピロリン酸カリウム、スルファミン
酸等が挙げられる。
これらの中で最も好ましい酸類は、基本的には低刺戟性
、マイルド性、更に水を加えた時のpI−1の点、発泡
の形状のきめこまかさ、そして発泡状態の持続性等の観
点から有nM類が好ましく、具体的にはフマール酸、ク
エン酸、コハク酸、酒石酸、リンゴ酸、グルタミン酸、
グルコン1ktf’t9のジカルボン酸、オキシ酸、酸
性アミノ酸等が好ましい。
酸類の添加配合量は、基本的には水を加えた時必要とす
る酸性度すなわちpH,そして発泡量、発泡の持続性等
の観点から、炭酸塩とばぽ5吊またはこれに近い吊で、
洗浄剤組成物仝最に対して5〜30%が適当であり、最
も好ましくは10〜25%の範囲である。
本発明においては、これらの炭酸塩と酸の聞を調整する
ことにより、炭酸ガスが発生する酸性側どするように調
整する。同時に炭酸ガス発生の速度及び発泡の持続性を
も調整することができる。
炭酸塩及び酸の添加配合量は合計で洗浄剤組成物全量に
対して10〜60%の範囲がよく、好ましくは15〜5
0%になる様に添加配合するのがよい。
本発明のボディー用洗浄剤に使用する洗浄活性成分とし
ては界面活性剤又は石鹸が用いられる。
合成界面活性剤は酸性側、アルカリ性側、何れの場合に
も洗浄効果が■われず、よく泡立ち、硬水でb使用でき
るので好ましい。
より好ましいのはアニオン界面活性剤である。
アニオン界面活性剤としては、アルキル硫酸塩ではラウ
リル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸カリウム、ミリスチ
ルTa酸ナトリウム、セヂル硫酸すトリウム、ステアリ
ル硫酸ナトリウム、硬化ヤシ油脂肪酸、グリセリル硫酸
ナトリウムなどが挙げられ、特にラウリル硫酸ナトリウ
ム、セスキ炭酸ナトリウムが好ましい。
その他好ましいアニオン界面活性剤としてはα−オレフ
ィン硫酸塩、メチルタウリン誘導体、アミノ酸系界面活
性剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテル@酸塩など
があげられる。
ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩としては、
液体状であるが、ポリオキシエヂレンラウリルエーテル
硫酸ナトリウム、ポリオキシエヂレンラウリルエーテル
硫酸トリエタノールアミンなどが挙げられる。
N−アシルアミノ酸とその塩としては、ラウロイルサル
コシン、ラウロイルサルコシンナトリウム、ミリストイ
ルサルコシンナトリウム、バルミトイルサルコシンナト
リウム、N−アシル−し−グルタミン酸ナトリウム、N
−アシル−L−グルタミン酸トリエタノールアミン等が
あげられ、特に好ましいのはラウロイルナルコシンナト
リウム、N−アシル−し−グルタミン酸ナトリウムであ
る。
N−アシルメチルタウリン塩として【ま、N−ラウロイ
ルメチルタウリンナトリウム、N−ココイルメチルタウ
リンナトリウム、N−ミリストイルメチルタウリンナト
リウム、N−パルミトイルメチルタウリンナトリウム、
N−スデアロイルメチルタウリンナトリウム等が挙げら
れ、特に好ましいのはN−ラウロイルメチルタウリンナ
トリウム、N −、aコイルメチルタウリンナトリウム
である。
更に液状ではあるがラウリルl1llI酸トリエタノー
ルアミンも使用できる。
その他に2−エチルへキシルスルホコハク酸ナトリウム
などのアルキルスルホカルボン酸塩、α−オレフィンス
ルホン酸ナトリウムなどのα−オレフィンスルホン!塩
、ラウリルリン酸ナトリウムなどのアルキルリン!I!
l塩、ポリオキシエチレンアルキル酢酸ナトリウム、ポ
リオキシエチレンラウリルエーテルリン酸ナトリウム、
ポリオキシエヂレンセヂルエーテルリン酸ナトリウムな
どのポリオキシエチレンアルキルエーテルリンPa塩、
ヤシ油脂肪酸コラーゲンペプチドなどのアシルコラーゲ
ンペプチド塩、更にアミドエーテル硫Pi塩なども用い
られる。
常温で液体のものは、他の配合成分と配合したとき顆粒
状を保つ範囲で使用できる。
以上のアニオン性界面活性剤は単独で又は2秤以上組合
U゛て、又は他の洗浄活性成分と組合せて使用される。
アニオン性界面活性剤とともに使用される他の界面活性
剤としては通富用いられる両性界面活性剤、ノニオン性
界面活性剤も用いられる。
一方、石鹸類も洗浄活性成分として使用できる。
例えばカプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチ
ン酸、バルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノ
ール酸、リシルイン酸などの高級脂肪酸の一種又は二種
以上の混合のアルカリ塩、好ましくはラウリン酸、ミリ
スチン酸、バルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸と
苛性ソーダ又は苛性カリからの塩が用いられる。この中
でカリ石鹸はペースト状である。石鹸は炭酸ナトリウム
、セスキ炭酸ナトリウム、リン酸ナトリウム、サポニン
、ふのり、小麦粉、澱粉などの希釈剤で適宜の割合に希
釈して用いることができる。
本発明のボディー用洗浄剤組成物への洗浄活性成分の添
加配合層としては、組成物全量に対して5〜50%、好
ましくは10〜30%である。
5%より少ないと洗浄効果、起泡力共に低下してしまう
ので好ましくない。一方50%を超えるとぎは、肌荒れ
、皮膚刺戟等の障害が起き易い点で好ましくない。この
添加配合♀は洗浄効率及び発泡61、発泡の持続性の観
点から決定される。
本発明のボディー用洗浄剤組成物には、皮膚洗ン争n)
過分に脱脂されることによるがさつき感を防止するため
にエモリエント剤〈皮膚柔軟剤)を配合することができ
る。
該エモリエント剤としては天然の油状油脂、脂肪酸エス
テル、ラノリンどその誘導体、脂肪族高級アルコール、
炭化水素類、ポリペブタイド、リン脂質、脂肪酸類、ス
テリン類などでポリペブタイドケラチン、シュガーエス
テル、オリーブ油が好ましい。
該工[リエント剤として通常市販されているものが使用
できる。
但し、好ましくは、造粒成型接の形体保持つまり製品の
経時安定性、保存温度、使用時湿度等の各条着を考慮す
ると、該−[モリエンド剤は常温で固形状のものがより
好ましい。液状型のエモリエント剤と固形状のエモリエ
ント剤を4jf用してもよい。但しこの場合上記の理由
から固形状のエモリエント剤を豊富に配合する方が好ま
しい。
この意味からコラーゲンポリペブタイド、ケラチンポリ
ペブタイドへとがより好ましい。
このエモリエント剤の添加配合量は本発明の洗浄剤組成
物に対して2〜10%の範囲であり、好ましくは3〜7
%の範囲である。
該配合量が10%を超えると、洗浄性、泡立ち竹などに
支障をきたし、また3%未満の場合にはエモリエント剤
としての効力が低下してくるので好ましくない。
その他、本発明の組成物には増泡及び泡の先立ちあるい
は後立ちそしてその泡の持続性を調節する制泡剤として
、更には使用感の改良及びさっばりとした感じなどを確
保するためガム質物質及び/又は水溶性高分子化合物を
配合することができる。
具体例とし・では、ガム質物質としてアラビアゴム、グ
アヤク脂、カラヤゴム、トラガカントゴム、ダンマルゴ
ムなどが用いられる。
水溶性又は水分散性の天然高分子化合物及びその誘導体
として寒天、カゼイン、デキストリン、ゼラチン、ペク
チン、ペクチン酸ナトリウム、デンプン、アルギン酸ナ
トリウム、メチルセルローズ、エチルl?/レローズ、
カルボキシメチルセルロ−ズ ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセル
ロース、結晶セルロース等が挙げられる。
更に水溶性高分子化合物であるポリビニルアルコール、
ポリビニルメチルエーテル、ポリビニルピロリドン、ポ
リアクリル酸ナトリウム、カルボキシビニルポリマー、
ポリエヂレンイミン、ポリエチレングリコール類などが
挙げられる。
これらの中で若干増粘性を示すものが好ましい。
該ガム質物質及び/又は水溶性高分子化合物の添加配合
量は組成物仝吊に対して0.1〜5%の範囲であり、好
ましくは0.2〜3%の範囲である。
その他の本発明の組成物に添加配合される成分として賦
形剤、ケーキング防止剤、洗浄力増強剤、再汚染防止剤
、表面張力低下剤、脱臭剤、香料などが挙げられる。
これらの中で吟味検問して配合するものとしては賦形剤
である。
賦形剤を用いる目的は、分散、嵩の増量、洗浄活性成分
の有効分散、有効利用等の各機能の付与にある。
従って、基本的には水溶性のものである必要がある。
具体例としては糖類が好ましく、マルトース、マンニト
ール、乳糖、その他の単糖類、多糖類などが挙げられる
該賦形剤の添加配合恒は、本発明の組成物全量に対し1
〜30%の範囲が適当であり、最す好ましくは5〜20
%の範囲である。
ケーキング防止剤としてはポリオール類を使用すること
が好ましく、具体的にはプロピレングリコール、1,3
−ブタンジオール、グリセリンなどが挙げられる。
更に本発明の洗浄剤組成物には結合剤、保温剤、エモリ
エント剤として作用する卵黄末、脱脂粉乳、いりぬかな
どや、局所刺戟、殺菌消毒作用のための薬剤としてdl
−メントール、d−メントール、1−メントール、d−
カンフル、dlカンフル。
サリチル酸メチル、サリチル酸、サリチル酸プトリウム
、安息香酸などを、また増量剤、緩衝剤として一般に洗
浄剤に添加される無機塩などを添加することができる。
本発明の固形状のボディー用洗浄剤組成物としては顆粒
状の形態とすることが固形石鹸や、粉末洗浄剤における
問題点を解決し、且つ溶解性を高める点から望ましいが
、その顆粒状洗浄剤組成物の好ましい製造方法について
例示する。
炭酸ガス発主成分、洗浄活性成分、エモリエント剤、消
毒殺菌剤等の薬効成分、制泡剤成分、試形剤、ケーキン
グ防止剤、洗浄力増強剤、再汚染防止剤、表面張力低下
剤、脱臭剤などを先ず個別に粉砕しておき、しかる侵一
括混合し粉砕し乍ら充分混合する。ついで必要に応じて
香1などを添加配合して製造する。
顆粒状の粒径としては100μ以上の・bのが好ましい
この造粒方法としては、前記粉砕混合した配合物を加圧
ロールを用いて圧fi′i造粒することにより製造する
。更に詳しく述べると、これらの配合物を均一に混合し
た優、乾式の加圧ロール例えばコンパクティング−ンシ
ンやブリケラティングマシンで加圧成型し、粗砕して1
00μ〜i、oooμ好ましくは350〜850μの粒
径に篩い分けして目的の粒剤を1!7る。
粒径が100μより小さいと粉立らや破砕した場合用に
微細になる傾向があるので好ましくない。
よた粒径がi oooμより大きい場合は溶解性に優れ
るといっても溶解性に欠ける傾向になるのでこれまた好
ましくない。
造粒性を良くするためステアリン酸又はその塩、タルク
、硼酸等のIA活又は滑沢剤を加える事が好ましい。
配合物中の水分はできる限り低水分に1べく、必要に応
じて乾燥した方が製品の保存安定性が良いので好ましい
更に長期間の保存安定性を付与させる場合は無水硼酸を
添加するのもよい。これら各配合原料の粒子径は20〜
300μ好ましくは40〜200μのものを使用した方
が造粒化がし易い。
この粒子径の範囲外のものは各原料の供給が円滑でない
ばかりか、均一な厚みやVJ!度を持つ顆粒が得られに
くく、またロールのスリップも起り易く更には顆粒化の
収率が低くなる。本洗浄剤組成物はその配合組成割合を
適宜変えることにより目的とする発泡、拡散、溶解速度
の程度を変えることができる。
〔作 用〕
本発明の固形状ボディー用洗浄剤組成物は、水を加えた
時、系のl)Hが皮膚の等電点附近の3〜7、特に5.
0〜6.7となるように炭酸ガス発主成分及びその他の
成分が配合されているので、洗浄剤の内部より炭酸ガス
が発生し水に溶けた洗浄活性成分を効果的に発泡させる
。これにより本来の洗浄効果が倍加すると共に、皮膚表
面に使用時快感を伴った一種のよい刺戟を与え、よって
血行促進、末梢血管拡張作用を促進する。
更に洗い上りのヌルツキを解消し、さっばりとした感じ
を与え、更に濯ぎ時間の短縮化に寄与するものである。
〔実施例〕
以下に実施例によって本発明の洗浄剤組成物を具体的に
説明するが本発明は勿論この実施例によって限定される
ものではない。
以下に記載する部及び%は特記せぬ限りivl 基準に
よる。
(実施例1〜12、比較例1〜2) 粒径を100μ〜250μに調整した炭酸ガス発主成分
、各種洗浄活性成分、エモリエント剤、顆粒状にするた
めの成分、その他の成分を第1表及び第2表に示す配合
v1合に均一に混合し、調製した後、該混合物を加圧ロ
ール式造粒機(ターボ工業礼装)を用いて薄板状成形物
に成形した後、これをブレーカ−により粉砕し、該粉砕
品を20メツシユ(850μ)パス、48メツシユ(3
00μ)オンに分級し、顆粒物を得た。
比較例1は炭酸ガス発生物質の炭酸水素ナトリウムを3
右しない場合、比較例2は炭酸ガス発生促進物質のフマ
ル酸を含有しない場合でありいずれも炭酸ガス発主成分
を含まないというべき場合である。
実施例1〜12、比較例1〜2で1:1られたボディー
用洗浄剤組成物を次に示す各種試験に供した。
(1)溶解速度の評価 高さ約1m1直径約10c1nのガラス管に水温25℃
の純水を1TrLの高さまで入れ水面にW1粒0.5g
を静かに落とし、顆粒が発泡、分散して溶解する迄の長
さを引り、溶解速度を評価した。
その結果を第3表に示した。第3表より明らかなように
、本発明の洗浄剤は水への溶解性に優れていることがわ
かる。
(2)血流増加量の測定 レーザードツプラー血流計(Perimed−KB?J
: ”A )を用いて測定した。被験者は両手を洗い直
ちに左手の甲の中心に該血流Δ1のプローブを装着し、
血流■を測定した。
その結果を第4表に示した。第4表中、比較例1を用い
た場合の血流量(μV)を測定し、これを1.00とし
て他を比較した。第4表より明らかなように本発明の洗
浄剤は血行促進効果に優れていることがわかる。
(3)保温作用の効果評価(末梢毛細血管の拡張効果) 皮盾には毛細血管が網の目状にはりめぐらされており、
体内の熱(よこの毛細血管を介して体外に放出されると
同時に又体内に取り込まれるものである。即ち末梢の毛
細血管の拡張により同−温1身で同一時間内に体内に取
り入れられる熱是の差を見ようとするものである。
この現象を確認する意味でザーミスター渇度gl(To
p Surgical−HGF社製)を用いて測定し、
間接的に末梢毛細血管の拡張効果作用を保温作用の効果
というパラメーターを用いて確認した。その実験方法は
被験者は両手を洗い直ちに左手の甲の中心部に壜ナーミ
スターを装着し、その温度を測定した。その結果を第5
表に示した。第5表より明らかなように本発明の洗浄剤
は末梢毛細血管の拡張効果があることがわかる。
(4)ボディー用洗浄剤としての性能評価実施例及び比
較例において得られたボディー用洗浄剤組成物について
官能検査による性能評価を行った。無作為に選んだ人2
0名をパネルとして使用結果を報告してもらい調査した
。その結果を第6表に示す。
第6表中の数字は20名中、言過ないし良好と答えた人
の人数である。
第6表より明らかなように、本発明の洗浄剤は起泡性、
すすぎ易さ、洗浄力、泡され、しっとり感、泡の感触な
どに優れていることがわかる。
(5)ボディー用洗浄剤水溶液のo H値顆粒状ボディ
ー用洗浄剤2gを取り、水1009に溶解し、pH測定
を行った。その結果を第7表に示した。
第7表より明らかな様に本発明の洗浄剤は弱酸性を示し
た。
第  2  表 第  3  表 溶解速度評価結果 第  4  表 血流雇測定結果 第  5  表 保温作用の効果評価結果(末梢毛細血管の拡張効果)第
  6  表 第  7  表 pH測定値 〔発明の効果〕 本発明のボディー用洗浄剤組成物は、溶解性に優れ、驚
異的な起泡性洗浄効51!ど、血行促進効果および末梢
血管拡張効果を右し、すづ゛ぎ易さ、泡され、泡のきめ
、しっとり感、泡の感触などの使用感に優れ、また長期
保存安定性がよく、使用時の飛散や落らこぼれしなく使
い易いボディー用洗浄剤組成物である。
そして形状が顆粒状であるため包装等が簡易であり、適
宜、分包状、ワンバック状あるいは振りか1ノ式のbの
とその製品包装形]ぷも様々のbのをとることができ、
史には+:y ffiぐあるので成帯にも便利である。
また液体洗浄剤にくらべて容器代、運搬費などの経費の
節減もでき、固形石鹸における皮肩刺戟ヤ)つっばり感
、石鹸自゛体の溶は崩れ、亀裂発生等の問題もない。極
めて商品価値の高い全く新規なボディー用洗浄剤組成物
である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、炭酸ガス発生成分を必須成分として含有している固
    形状のボディー用洗浄剤組成物。 2、炭酸ガス発生成分が炭酸ガス発生物質と炭酸ガス発
    生促進物質とよりなる特許請求の範囲第1項記載のボデ
    ィー用洗浄剤組成物。 3、炭酸ガス発生成分が炭酸ガス発生物質5〜30重量
    %、炭酸ガス発生促進物質5〜30重量%とよりなる特
    許請求の範囲第1項又は第2項記載のボディー用洗浄剤
    組成物。 4、炭酸ガス発生物質、炭酸ガス発生促進物質、洗浄活
    性成分を主成分として含有する特許請求の範囲第2項記
    載のボディー用洗浄剤組成物。 5、炭酸ガス発生物質5〜30重量%、炭酸ガス発生促
    進物質5〜30重量%、洗浄活性成分5〜50重量%を
    主成分として含有する特許請求の範囲第4項記載のボデ
    ィー用洗浄剤組成物。 6、炭酸ガス発生物質、炭酸ガス発生促進物質、洗浄活
    性成分、エモリエント剤、ガム質物質及び/又は水溶性
    高分子化合物、賦形剤を主成分として含有する特許請求
    の範囲第4項記載のボディー用洗浄剤組成物。 7、炭酸ガス発生物質5〜30重量%、炭酸ガス発生促
    進物質5〜30重量%、洗浄活性成分5〜50重量%、
    エモリエント剤2〜10重量%、ガム質物質及び/又は
    水溶性高分子化合物0.1〜5重量%、賦形剤1〜30
    重量%を主成分として含有する特許請求の範囲第6項記
    載のボディー用洗浄剤組成物。 8、固形状の形態が顆粒状である特許請求の範囲第1項
    〜第7項のいずれかに記載のボディー用洗浄剤組成物。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0232008A (ja) * 1988-07-19 1990-02-01 Lion Corp 洗浄剤組成物
JPH0657289A (ja) * 1992-08-06 1994-03-01 Kawaken Fine Chem Co Ltd 改良された固形洗剤
JPH09188616A (ja) * 1996-01-08 1997-07-22 Kanebo Ltd 尻部洗浄用錠剤

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