JPS63274466A - 液体の微粒化装置 - Google Patents

液体の微粒化装置

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Publication number
JPS63274466A
JPS63274466A JP10621987A JP10621987A JPS63274466A JP S63274466 A JPS63274466 A JP S63274466A JP 10621987 A JP10621987 A JP 10621987A JP 10621987 A JP10621987 A JP 10621987A JP S63274466 A JPS63274466 A JP S63274466A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
air
liquid
flow path
agricultural chemicals
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10621987A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigemori Otani
大谷 茂盛
Takatoshi Miura
隆利 三浦
Shoji Tanno
丹野 庄二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Morinaga Engineering Co Ltd
Original Assignee
Morinaga Engineering Co Ltd
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Publication date
Application filed by Morinaga Engineering Co Ltd filed Critical Morinaga Engineering Co Ltd
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Publication of JPS63274466A publication Critical patent/JPS63274466A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (1)産業上の利用分野 本発明は農作物の病害中の防除、油の燃焼バーナ、粉乳
等の噴霧乾燥、セラミック粉の製造その他種々の産業に
おいて用いられる液体の微粒化装置に関する。
(2)従来の技術 例えば農作物の育成管理にあたり、病害中の駆除は収穫
量に大きく影響し、特に温室等を利用しての施設栽培の
場合、密閉、密植状況にあり高温多湿で風通しが悪いた
め、病害中には絶好の繁殖の場になっている。そこで、
施設栽培における病害中の駆除のために、従来では低コ
ストで比較的構造が簡単な液体噴霧法が最も広く採用さ
れている。そしてこの液体噴霧法を行うために第9図の
如き粒化装置が採用されている。
即ち該粒化装置は内外2重の円筒(a)(b)でその先
端部の閉塞部(C)において該内筒(a)内に連る同心
状の多数の第1細孔(d)と前記外筒(b)内に連りこ
れら側孔(d)に合流する第2細孔(e)とを形成して
構成されており、内筒(a)内に高圧のエアーを供給し
て該エアーが第1細孔(d)より噴出するに際して外筒
(b)内の農薬が両線孔(d)(e)の合流点において
エアーと急速に混合衝突を行い霧化されて外部に噴出す
るようになっている。
(3)発明が解決しようとする問題点 この従来の粒化装置によれば、前記第2細孔(e)から
前記合流点へ液柱状に流出する農薬に第1細孔(d)か
らのエアーが斜側方に衝突して霧化する式であるので、
この霧化により得られた粒子はその粒径が約100P静
の粗粒子が多く、かくて噴霧後の粒子は沈降時間が速く
葉や茎等の付着率が著しく低下し、そのため多量の農薬
散布が必要となり、この結果粒化装置の近傍の植物への
影響が大となり括れや土壌汚染等の種々の問題点があっ
た。
本発明はこれらの問題点を解消し微粒化粒子が効率的に
均一に得られる微粒化装置を提供することを目的とする
(4)問題点を解決するための手段 この目的を達成すべく第1発明は、ノズル本体内に、該
本体の1側の流入口から他側の流出口に連る高速気体の
流路を形成すると共に、該流路に該流路内を横断するパ
イプを設け、該パイプの周面に、液体を気体の上流側の
斜方向に又は側方に噴出するスリット状の開口を形成し
たことを特徴とし、又第2発明は、ノズル本体内に、該
本体の1側の流入口から他側の流出口に連る高速気体の
流路を形成すると共に、該流路に該流路内を横断するパ
イプを設け、該パイプの周面に、液体を気体の上流側の
斜方向に又は側方に噴出するスリット状の開口を形成し
、前記流出口にサイクロン分離器の流入口を連通接続し
たことを特徴とする。
(5)作用 第1発明によるとスリット状の開口から液体が膜状に噴
出して該膜状の液体の面に高速気体が広範囲に略直角に
衝突し瞬時に該膜状液体を分断して微粒化し、更に第2
発明によるとサイクロン分離器において塵埃その他の粗
粒子を分離して均一な微粒子が得られる。
(6)実施例 本発明を農薬散布用に適用したl実施例を第1図乃至第
5図に従って説明する。
(1)はノズル体を示し、該ノズル体(1)は第1図及
び第2図の如くノズル本体(la)の中心部にエアーの
流路(2)が形成されており、該流路(2)はその流入
口(2a)側が小径の管状に形成されていると共に流出
口(2b)側が大径の管状に形成され、該大径の管状部
を微粒室(3)に形成した。そして該微粒室(3)内に
エアーの流れに直交する方向に農薬のパイプ(4)を設
け、該パイプ(4)の前記エアーの上流側の湾曲状の周
面にスリット状の噴出開口(5)(5)を形成した。こ
こで該各スリット状開口(5)の平行幅は1.0mm位
が好ましい。
(6)はサイクロン分離器を示し、該分離器(6)は上
半部が同径の円筒状で下半部が縮小径の円筒状の本体(
6a)とその内部の上端に接線方向に開口する流入口(
6b)と該本体(6a)内の上部の中央部に先端が開口
する流出管(6c)と該本体(6a)の下端開口に接続
した排出管(6d)とからなり、前記流入口(6b)に
前記ノズル体(1)の流出口(2b)をパイプを介して
接続した。そして前記ノズル体(1)の流入口(2a)
をエアー源であるコンプレッサー(7)に、又該ノズル
体(1)の前記パイプ(4)の先端開口を農薬タンク(
8)にそれぞれパイプ(9)(10)を介して連通した
。尚、(11)は該パイプ(9)から分岐して前記タン
ク(8)内の農薬に圧力をかけるための給圧パイプ、(
12)はこれらパイプ(9)〜(11)中に介在した流
量調節用バルブ、(13)は該パイプ(9)に介在した
流量計、(14)は前記タンク(8)に設けた農薬のレ
ベル計、(15)は前記サイクロン分離器(6)の排出
管(6d)の下端部に接続した受はタンクを示す。
次に上記実施例装置による農薬の微粒化について説明す
る。
コンプレッサー(7)を作動させてエアー圧を2 k 
g / c 1112以上にし、ノズル体(1)内の流
路(2)に第2図の矢印の如くエアーを約150m/s
以上の高速で流すと共に、農薬タンク(8)内において
エアー圧により農薬は押圧されてパイプ(10)を介し
てパイプ(4)のスリット状の開口(5)(5)から同
図の如く斜上方に液膜状に噴出する。他方前記高速のエ
アーはパイプ(4)により斜下方に分流して前記液膜の
面に広範囲に略直角に急激に衝突して該液膜を瞬時に分
断し農薬を微粒化する。ここで発明者がこの微粒化され
た微粒子の分布を調べた結果第6図の如き分布曲線が得
られ、この分布曲線より粒径が10〜1514%の範囲
で最大分布となりこれより小さい5μ〜程度の粒径のも
のでも約20%存在し、従来の粒化装置と比べて微粒化
が格段に行われたことがINらかである。その後このよ
うに微粒化した農薬の粒子はエアーと共に流入口(6b
)よりサイクロン分離器(6)内にその周壁の接線方向
に流入し、該サイクロン分離器(6)内において塵埃そ
の他の粗粒子はエアーの回転に伴う遠心力により側壁の
方向に分離移動して該側壁に沿って下方に移動し受はタ
ンク(8)に集められ、又他方粒径が約5μ鵠の微粒子
は選別されて上部の流出管(6C)を経て外部に排出さ
れる。このように外部に排出された農薬はその粒径が約
5μ処の微粒子であるので、空中に浮遊しながら徐々に
降下し、かくて均等に且つ長時間にわたって全植物に効
率的に付着する。
尚、前記実施例では、パイプ(4)のエアーの上流側の
湾曲状の周面にスリット状の噴出開口(5)(5)を形
成した場合を示したが、第7図の如くパイプ(4)の側
方位置に噴出開口(5)(5)を形成して液体を側方に
噴出するようにしても、又は第8図の如くパイプ(4)
のエアーの下流側の周面であっても液体をエアーの上流
側の斜上方に噴出するように噴出開口(5)(5)を傾
斜させて形成しても、前記実施例と同様の作用を達成す
る。
(7)発明の効果 このように第1発明によるとノズル本体内の高速気体の
流路内に液体のパイプを横断させて設け、該パイプの周
面に、液体を気体の上流側の斜方向に又は側方に噴出す
るスリット状の開口を形成したので、該開口から液体が
膜状に噴出して該膜状の液体の面に高速気体が広範囲に
略直角に衝突し瞬時に該膜状液体を分断して微粒化し、
更に第2発明によると前記流路の流出口にサイクロン分
離器の流入口を接続したので、該分離器において塵埃そ
の他の粗粒子を分離して均一な微粒子が得られ、かくて
本発明の微粒化装置を例えば農薬の散布に適用した場合
に微粒子化した農薬は空中を浮遊しながら徐々に降下し
、従って該農薬は広範囲にわたる植物に均等且つ長時間
にわたって付着してその付着効率が高く、更に、農薬散
布以外に油の燃焼バーナに本発明を適用して燃焼効率を
格段に向上したり、又は粉乳等の噴霧乾燥等のための食
品工業や化学工業等の種々の産業における液体の微粒化
に適用可能である効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装この1実施例のノズル体の断面図、第
2図はそのII −II線線断断面図第3図はサイクロ
ン分離器の1部を截除した正面図、第4図はその平面図
、第5図は全体の配管系統図、第6図は本発明のノズル
により微粒化した微粒子の分布曲線、第7図は他の実施
例のノズル本体の噴出開口部の拡大断面図、第8図は更
に他の実施例のノズル本体の噴出開口部の拡大断面図、
第9図は従来装置の断面図である。 (la)・・・ノズル本体 (2)・・・流路(2a)
・・・流入口   (2b)・・・流出[1(4)・・
・パイプ    (5)・・・開口(6)・・・サイク
ロン分離器 (6b)・・・流入口 特許出願人   大   谷   茂   盛森永エン
ジニアリング株式会社 代  理  人     弁理士   小   山  
 篩筒6図 510  20  30  40  <)In))第1
図    第2図 第5図 第7図  第7図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ノズル本体内に、該本体の1側の流入口から他側
    の流出口に連る高速気体の流路を形成すると共に、該流
    路に該流路内を横断するパイプを設け、該パイプの周面
    に、液体を気体の上流側の斜方向に又は側方に噴出する
    スリット状の開口を形成したことを特徴とする液体の微
    粒化装置。
  2. (2)ノズル本体内に、該本体の1側の流入口から他側
    の流出口に連る高速気体の流路を形成すると共に、該流
    路に該流路内を横断するパイプを設け、該パイプの周面
    に、液体を気体の上流側の斜方向に又は側方に噴出する
    スリット状の開口を形成し、前記流出口にサイクロン分
    離器の流入口を連通接続したことを特徴とする液体の微
    粒化装置。
JP10621987A 1987-05-01 1987-05-01 液体の微粒化装置 Pending JPS63274466A (ja)

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JPS63274466A true JPS63274466A (ja) 1988-11-11

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JP10621987A Pending JPS63274466A (ja) 1987-05-01 1987-05-01 液体の微粒化装置

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