JPS6327035B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6327035B2 JPS6327035B2 JP24120685A JP24120685A JPS6327035B2 JP S6327035 B2 JPS6327035 B2 JP S6327035B2 JP 24120685 A JP24120685 A JP 24120685A JP 24120685 A JP24120685 A JP 24120685A JP S6327035 B2 JPS6327035 B2 JP S6327035B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cleaner
- spacer
- razor
- razor blades
- blade
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 35
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 230000003749 cleanliness Effects 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Dry Shavers And Clippers (AREA)
- Surgical Instruments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
発明の目的
（産業上の利用分野）
この発明は２枚の剃刃を介装板を介して固定し
た安全かみそりに関するものである。
た安全かみそりに関するものである。
（従来の技術及び発明が解決しようとする問題
点） 従来、この種の介装板としては、例えば特開昭
54−97153号公報に示すように、２枚の剃刃間の
間隔を保持するためにその両剃刃間の固定される
スペーサと、そのスペーサの少なくとも前方位置
において前後動可能に設けられ、前進することに
より両剃刃の刃先間の剃りかすを排除するクリー
ナと、そのクリーナと前記スペーサとの間に一体
に設けられ、クリーナを後退位置に弾性保持する
弾性片とにより構成されたものがある。
点） 従来、この種の介装板としては、例えば特開昭
54−97153号公報に示すように、２枚の剃刃間の
間隔を保持するためにその両剃刃間の固定される
スペーサと、そのスペーサの少なくとも前方位置
において前後動可能に設けられ、前進することに
より両剃刃の刃先間の剃りかすを排除するクリー
ナと、そのクリーナと前記スペーサとの間に一体
に設けられ、クリーナを後退位置に弾性保持する
弾性片とにより構成されたものがある。
この場合、介装板のスペーサとクリーナとを同
じ厚さにすれば、介装板として合成樹脂を使用す
るときその金型の製作が容易となり、一方金属板
を使用するとき単に打抜成形するのみでよく、加
工が非常に簡単になるが、スペーサを介して固定
される上下両剃刃により、クリーナが圧接されて
円滑に移動しなくなるおそれがある。
じ厚さにすれば、介装板として合成樹脂を使用す
るときその金型の製作が容易となり、一方金属板
を使用するとき単に打抜成形するのみでよく、加
工が非常に簡単になるが、スペーサを介して固定
される上下両剃刃により、クリーナが圧接されて
円滑に移動しなくなるおそれがある。
そこで、スペーサとクリーナの厚さを同一にし
た場合の欠点防止策としてなされたものが本発明
である。
た場合の欠点防止策としてなされたものが本発明
である。
発明の構成
（問題点を解決するための手段）
すなわち、本発明は後記する実施例の図面に示
すように、２枚の剃刃を介装板を介して固定した
安全剃刃において、２枚の剃刃３，４間の間隙を
保持するためにその両剃刃３，４間に固定される
スペーサ７と、そのスペーサ７の少なくとも前方
位置において前後動可能に設けられ、前進するこ
とにより両剃刃３，４の刃先３ａ，４ａ間の剃り
かすを排除するクリーナ８と、そのクリーナ８と
前記スペーサ７との間に一体に設けられ、クリー
ナ８を後退位置に弾性保持する弾性片９とにより
介装板６を構成し、前記スペーサ７とクリーナ８
の厚さを同一にするとともに、２枚の剃刃３，４
のうち少なくとも一方には前記クリーナ８と剃刃
３，４との間に間隙Ｓを持たせるように前記スペ
ーサ７に当接する段差部５，１８を形成したもの
である。
すように、２枚の剃刃を介装板を介して固定した
安全剃刃において、２枚の剃刃３，４間の間隙を
保持するためにその両剃刃３，４間に固定される
スペーサ７と、そのスペーサ７の少なくとも前方
位置において前後動可能に設けられ、前進するこ
とにより両剃刃３，４の刃先３ａ，４ａ間の剃り
かすを排除するクリーナ８と、そのクリーナ８と
前記スペーサ７との間に一体に設けられ、クリー
ナ８を後退位置に弾性保持する弾性片９とにより
介装板６を構成し、前記スペーサ７とクリーナ８
の厚さを同一にするとともに、２枚の剃刃３，４
のうち少なくとも一方には前記クリーナ８と剃刃
３，４との間に間隙Ｓを持たせるように前記スペ
ーサ７に当接する段差部５，１８を形成したもの
である。
（作用）
そして、両剃刃３，４の刃先３ａ，４ａ間に剃
りかすが詰まつた場合には、介装板６のクリーナ
８を前進させてその剃りかすを簡単に排除でき
る。このとき、前記間隙Ｓにより、クリーナ８は
両剃刃３，４で圧接されず、その移動が円滑にな
る。
りかすが詰まつた場合には、介装板６のクリーナ
８を前進させてその剃りかすを簡単に排除でき
る。このとき、前記間隙Ｓにより、クリーナ８は
両剃刃３，４で圧接されず、その移動が円滑にな
る。
（実施例）
以下、この発明を具体化した一実施例を第１図
〜第３図について説明すると、図面中１は刃台で
あつて、前縁にガード部２が設けられている。
〜第３図について説明すると、図面中１は刃台で
あつて、前縁にガード部２が設けられている。
３，４は刃台１の上面に配置された２枚の剃刃
であつて、上部側の剃刃４の刃先４ａが後退して
いるとともに、その上部側の剃刃４の中央部刃幅
方向には下方へ彎曲する段差部５が形成されてい
る。
であつて、上部側の剃刃４の刃先４ａが後退して
いるとともに、その上部側の剃刃４の中央部刃幅
方向には下方へ彎曲する段差部５が形成されてい
る。
６は前記両剃刃３，４間に介装された介装板で
あつて、下部側の剃刃３と上部側の剃刃４の前記
段差部５との間で固定される１枚のスペーサ７
と、そのスペーサ７を囲むように配置され、前後
動可能にしたほぼ四角枠状のクリーナ８と、第３
図に示すように、クリーナ８の後部内側左右とス
ペーサ７の中央部との間に一体に設けられ、クリ
ーナ８を後退位置に弾性保持する左右対称の一対
の弾性片９とにより構成されており、スペーサ７
とクリーナ８とは同じ厚さになつているととも
に、クリーナ８と上部側の剃刃４との間に間隙Ｓ
ができるようになつている。そして、スペーサ７
は両剃刃３，４間の間隔保持機能を有し、クリー
ナ８は弾性片９の弾性に抗して前進することによ
り両剃刃３，４の刃先３ａ，４ａ間の剃りかすを
その両剃刃３，４間の前端開口部から排除できる
ようになつている。１０はクリーナ８の後端縁に
形成された操作部であつて、弾性片９の弾性に抗
してクリーナ８を前進させるためのものである。
あつて、下部側の剃刃３と上部側の剃刃４の前記
段差部５との間で固定される１枚のスペーサ７
と、そのスペーサ７を囲むように配置され、前後
動可能にしたほぼ四角枠状のクリーナ８と、第３
図に示すように、クリーナ８の後部内側左右とス
ペーサ７の中央部との間に一体に設けられ、クリ
ーナ８を後退位置に弾性保持する左右対称の一対
の弾性片９とにより構成されており、スペーサ７
とクリーナ８とは同じ厚さになつているととも
に、クリーナ８と上部側の剃刃４との間に間隙Ｓ
ができるようになつている。そして、スペーサ７
は両剃刃３，４間の間隔保持機能を有し、クリー
ナ８は弾性片９の弾性に抗して前進することによ
り両剃刃３，４の刃先３ａ，４ａ間の剃りかすを
その両剃刃３，４間の前端開口部から排除できる
ようになつている。１０はクリーナ８の後端縁に
形成された操作部であつて、弾性片９の弾性に抗
してクリーナ８を前進させるためのものである。
１１は上部側剃刃４の上面位置に設けられた天
板であつて、その下面に突設された４本の固定脚
１２は前記剃刃４、スペーサ７、剃刃３及び刃台
１にそれぞれ形成した透孔１３，１４，１６を通
つて、刃台１の下面にかしめられている。
板であつて、その下面に突設された４本の固定脚
１２は前記剃刃４、スペーサ７、剃刃３及び刃台
１にそれぞれ形成した透孔１３，１４，１６を通
つて、刃台１の下面にかしめられている。
従つて、両剃刃３，４の刃先３ａ，４ａ間に剃
りかすが詰まつた場合には、操作部１０により介
装板６のクリーナ８を前進させてその剃りかすを
簡単に排除でき、常に清潔さを維持して快適なひ
げ剃りを行うことができる。
りかすが詰まつた場合には、操作部１０により介
装板６のクリーナ８を前進させてその剃りかすを
簡単に排除でき、常に清潔さを維持して快適なひ
げ剃りを行うことができる。
特に、介装板６のスペーサ７とクリーナ８とを
同じ厚さにしたので、介装板６として合成樹脂を
使用する場合はその金型の製作が容易となり、一
方金属板を使用する場合は単に打抜成形するのみ
でよく、加工が非常に簡単になる。又、クリーナ
８と上部側剃刃４との間には間隙Ｓがあるので、
クリーナ８は両剃刃３，４で圧接されず、その移
動が円滑になる。
同じ厚さにしたので、介装板６として合成樹脂を
使用する場合はその金型の製作が容易となり、一
方金属板を使用する場合は単に打抜成形するのみ
でよく、加工が非常に簡単になる。又、クリーナ
８と上部側剃刃４との間には間隙Ｓがあるので、
クリーナ８は両剃刃３，４で圧接されず、その移
動が円滑になる。
さらに、介装板６のスペーサ７とクリーナ８と
を連結する弾性片９は左右対称になつているの
で、クリーナ８はその前縁が両剃刃３，４の刃先
３ａ，４ａ間の開口部に対して平行な位置関係を
保持したまま傾いたりすることなく前進し、剃り
かすを残すことなく確実に排除することができ
る。
を連結する弾性片９は左右対称になつているの
で、クリーナ８はその前縁が両剃刃３，４の刃先
３ａ，４ａ間の開口部に対して平行な位置関係を
保持したまま傾いたりすることなく前進し、剃り
かすを残すことなく確実に排除することができ
る。
なお、本発明は前記実施例に限定されるもので
はなく、次のような態様で具体化することも可能
である。
はなく、次のような態様で具体化することも可能
である。
(イ) 第４図に示すように、介装板６の一対の弾性
片９をともに一方向に傾斜させること。
片９をともに一方向に傾斜させること。
(ロ) 第５図に示すように、下部側の剃刃３にも上
方へ湾曲する段差部１８を設け、両剃刃４，３
の段差部５，１８間でスペーサ７を固定し、ク
リーナ８と両剃刃３，４の間に間隙Ｓを持たせ
ること。
方へ湾曲する段差部１８を設け、両剃刃４，３
の段差部５，１８間でスペーサ７を固定し、ク
リーナ８と両剃刃３，４の間に間隙Ｓを持たせ
ること。
発明の効果
要するに本発明は、スペーサ７とクリーナ８の
厚さを同一にするとともに、２枚の剃刃３，４の
うち少なくとも一方には前記クリーナ８と剃刃
３，４との間に間隙Ｓを持たせるように前記スペ
ーサ７に当接する段差部５，１８を形成したの
で、両剃刃３，４の刃先３ａ，４ａ間に詰まつた
剃りかすを介装板６のクリーナ８で簡単に排除で
きるばかりでなく、介装板６の製造を簡単にする
とともに、介装板６のクリーナ８の移動を円滑に
することができる。
厚さを同一にするとともに、２枚の剃刃３，４の
うち少なくとも一方には前記クリーナ８と剃刃
３，４との間に間隙Ｓを持たせるように前記スペ
ーサ７に当接する段差部５，１８を形成したの
で、両剃刃３，４の刃先３ａ，４ａ間に詰まつた
剃りかすを介装板６のクリーナ８で簡単に排除で
きるばかりでなく、介装板６の製造を簡単にする
とともに、介装板６のクリーナ８の移動を円滑に
することができる。
第１図〜第３図は本発明の一実施例を示し、第
１図は剃刃ヘツドの分解斜視図、第２図は同じく
断面図、第３図は介装板の平面図、第４図は介装
板の別例を示す平面図、第５図は剃刃ヘツドの別
例を示す断面図である。 剃刃……３，４、介装板……６、スペーサ……
７、クリーナ……８、弾性片……９、段差部……
５，１８、間隙……Ｓ。
１図は剃刃ヘツドの分解斜視図、第２図は同じく
断面図、第３図は介装板の平面図、第４図は介装
板の別例を示す平面図、第５図は剃刃ヘツドの別
例を示す断面図である。 剃刃……３，４、介装板……６、スペーサ……
７、クリーナ……８、弾性片……９、段差部……
５，１８、間隙……Ｓ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ ２枚の剃刃を介装板を介して固定した安全剃
刃において、２枚の剃刃３，４間の間隔を保持す
るためにその両剃刃３，４間に固定されるスペー
サ７と、そのスペーサ７の少なくとも前方位置に
おいて前後動可能に設けられ、前進することによ
り両剃刃３，４の刃先３ａ，４ａ間の剃りかすを
排除するクリーナ８と、そのクリーナ８と前記ス
ペーサ７との間に一体に設けられ、クリーナ８を
後退位置に弾性保持する弾性片９とにより介装板
６を構成し、前記スペーサ７とクリーナ８の厚さ
を同一にするとともに、２枚の剃刃３，４のうち
少なくとも一方には前記クリーナ８と剃刃３，４
との間に間隙Ｓを持たせるように前記スペーサ７
に当接する段差部５，１８を形成したことを特徴
とする２枚刃安全かみそり。 ２ クリーナ８はスペーサ７を囲むほぼ四角枠状
である特許請求の範囲第１項に記載の２枚刃安全
かみそり。 ３ 弾性片９はクリーナ８の後部内側左右とスペ
ーサ７の中央部との間に設けられて左右対称をな
す一対のものである特許請求の範囲第２項に記載
の２枚刃安全かみそり。 ４ 弾性片９はスペーサ７の後部とクリーナ８の
後部内側との間に設けられ、一方向へ傾斜した一
対ものである特許請求の範囲第２項に記載の２枚
刃安全かみそり。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24120685A JPS61106192A (ja) | 1985-10-28 | 1985-10-28 | ２枚刃安全かみそり |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24120685A JPS61106192A (ja) | 1985-10-28 | 1985-10-28 | ２枚刃安全かみそり |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61106192A JPS61106192A (ja) | 1986-05-24 |
| JPS6327035B2 true JPS6327035B2 (ja) | 1988-06-01 |
Family
ID=17070778
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24120685A Granted JPS61106192A (ja) | 1985-10-28 | 1985-10-28 | ２枚刃安全かみそり |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61106192A (ja) |
-
1985
- 1985-10-28 JP JP24120685A patent/JPS61106192A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61106192A (ja) | 1986-05-24 |
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