JPS63268678A - 電子タイプライタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、印字内容をメモリに記憶して入力操作と印字
動作とを分離して行なうことができるようにした電子タ
イプライタに関する。

従来技術 この種の装置では、所定の処理ルーチンにしたがって編
集及び印字がなされ、それらの編集又は印字の過程にお
いて種々の付加機能を容易に実行させることができる。

この付加機能というのは、編集上の種々の機能や印字上
の種々の機能をいう。

例えば、編集過程においては特定文書の複写や呼出し等
、印字過程においては字体の選択等である。

一方、これらの付加機能を実行させるには、そのための
動作モードに処理ルーチンを移行させれば良い。

発明が解決しようとする問題点 従来の電子タイプライタでは、付加機能を実行させる旨
の指示を与えると、処理ルーチンは瞬時にそのための動
作モードに移行してしまった。このため、指示した動作
モードが意図した付加機能についての動作モードなのか
否かを確認する機会が与えられないという欠点を有する
。そこで、例えば誤操作をしてしまったような場合には
、その訂正の機会を与えられることなく意図しない付加
機能が実行されてしまうという不都合があった。

問題点を解決するための手段 本発明は、付加機能の動作内容についてのメツセージデ
ータを記憶するメモリを設け、いずれかの付加機能を選
択してその選択された付加機能に係るメツセージデータ
をメモリ内より呼び出して表示部に表示させる付加機能
選択キーを設け、処理ルーチンを当該付加機能について
の動作モードに移行させるか通常の動作モードに戻すか
を選択するモード選択キーを設けた。

作用 実行させようとするいずれかの付加機能を付加機能選択
キーにより選択すると、該当するメツセージデータが表
示部に表示され、実際に動作モードを移行させるか否か
の判断の機会が与えられる。

そこで、そのメツセージデータが意図した付加機能につ
いてのものであるとしてモード選択キーによりその行指
示すると、ここで初めて付加機能が実行される。したが
って、現実に付加機能が実行される前に訂正の機会が与
えられ、誤操作に対する不都合が解決される。

実施例 本発明の一実施例を第１図ないし第５図に基づいて説明
する。筐体状の本体ケース１の外部には、表示部２とキ
ーボード３とが設けられている。前記表示部２は液晶デ
ィスプレイよりなる。前記キーボード３はモード選択キ
ー４を含む。このモード選択キー４は、イエスキー５ａ
とノーキー５ｂとの二つのキーよりなる。

次いで、前記本体ケース１の内部には記録紙６を搬送す
るプラテン７が回転自在に設けられ、このプラテン７と
平行にキャリアシャフト８及びガイドシャフト９が配設
されている。これらのキャリアシャフト８及びガイドシ
ャフト９には、デージ−ホイール方式の印字ヘッド１０
を載置するキャリア１１がスライド自在に取付けられて
いる。

このキャリア１１には、前記プラテン７の両端近傍に配
置された二つのプーリ１２に張設されたテンションベル
ト１３が固定されている。しかして。

前記印字ヘッド１０は、図示しないデージ−ホイールの
キャラクタ部分が印字位置において前記プラテン７に対
向するように配置され、これらの印字ヘッドｌＯとプラ
テン７との間にはインクリボン１４が設けられている。

次いで、各電気部品の接続を第１図のブロック図に示す
、ＣＰＵ１５が設けられ、このＣＰＵｌ５には前記表示
部２及び前記キーボード３が接続されている。又、ペー
パーフィードモータ１６（以下ＰＦモータという）、キ
ャリアモータ１７（以下ＣＡモータという）、デージ−
ホイールモータ１８（以下ＤＷモータという）及びハン
マーソレノイド１９も前記ＣＰＵｌ５に接続されている
。前記ＰＦモータ１６はペーパフィードドライバ１６ａ
を介し、前記ＣＡモータ１７はキャリアドライバ１７ａ
を介し、前記ＤＷモータ１８はデージ−ホイールドライ
バ１８ａを介し、前記ハンマーソレノイド１９はハンマ
ードライバ１９ａを介してである。ここで、前記ＰＦモ
ータ１６は前記プラテン７の駆動源となり、前記ＣＡモ
ータ１７は前記キャリア１１の駆動源となる。前記ＤＷ
モータ１８は、前記印字ヘッド１０の内部の図示しない
デージ−ホイールの駆動源となる。前記ハンマーソレノ
イド１９は、そのデージ−ホイールの所定のキャラクタ
を駆動して前記プラテン７にインパクトさせる図示しな
いハンマーソレノイドの駆動源となる。加えて、前記Ｃ
ＰＵ１５にはメモリ２０も接続されている。

しかして、前記メモリ２０の内容としては、それぞれ図
示はしないが、実行可能な付加機能のための独立した複
数の拡張メモリが含まれ、又、各付加機能の動作内容に
ついてのメツセージデータ領域が設けられている。

このような構成において、動作の流れを第４図のフロー
チャートに基づいて説明する。処理ルーチンが通常の動
作モードである場合、キーボード３によるキー人力がな
されると、その入力データは直ぐに通常のデージ−ホイ
ールプリンタと同様の動作をもって記録紙７に印字され
る。

一方、その過程において付加機能選択キー２１が入力さ
れると、処理ルーチンは表示モードに移行し、割込み動
作がなされる。ここで、付加機能選択キー２１とは、実
行可能な付加機能のうちのいずれかを選択するキーであ
り、キーボード３上の特定のキーを指すものではなく、
例えばいずれかの二つのキーの組合せ等により構成され
る。そこで、この付加機能選択キー２１が入力されると
。

その選択された付加機能が何であるかがサーチされる。

すると、サーチされた付加機能に該当するメツセージデ
ータがメモリ２０内より呼び出され。

これが表示部２に表示される。したがって、操作者は、
この表示部２に表示されたメツセージデータにより、実
行を意図した付加機能が実際に入力された付加機能であ
るか否かを判断することができる。そこで、その判断を
基に、モード選択キー４によって処理ルーチンを通常の
動作モードに復帰させるか、あるいは選択した付加機能
の動作モードに移行させるかを選択する。すなわち、誤
操作により入力操作を間遠えた場合には１通常の動作モ
ードに戻して再度の入力の機会が与えられる。

このように訂正の機会が与えられるところに表示部２に
おいてメツセージデータを表示することの意義がある。

しかして１通常の動作モードに復帰する行選択すると５
表示部２におけるメツセージデータの表示が消され、処
理ルーチンは通常の動作モードに復帰する。一方、付加
機能の動作モードに移行する行選択すると、処理ルーチ
ンはその動作モードに移行し、当該付加機能が実行され
る。

そして１選択した付加機能が実行されてそれが終了する
と、処理ルーチンを通常の動作モードに復帰させるか、
又は全ての動作を終了させるかをモード選択キー４によ
り選択することができる。

発明の幼果 本発明は、付加機能の動作内容についてのメツセージデ
ータをメモリに記憶させ、付加機能選択キーにより選択
されたいずれかの付加機能に該当するメツセージデータ
をメモリより呼び出して表示部に表示し、モード選択キ
ーによって処理ルーチンを当該付加機能についての動作
モードに移行させるか通常の動作モードに戻すかを選択
するようにしたので、表示部にメツセージデータが表示
された後であって現実に付加機能が実行される前に訂正
の機会が与えられ、誤操作に対する不都合の解決に寄与
する等の効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す電気的接続のブロック
図、第２図は全体の外観を示す斜視図、第３図は印字機
構の平面図、第４図は動作のフローチャートである。 ２・・・表示部、４・・・付加機能キー、２０・・・メ
モリ、２１・・・モード選択キー 出　願　人　　東京電気株式会社 」Ｚ菌 」０図 Ｊ）は図 手続補正書（醋） 昭和６２年　７月　１日

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 実行可能な付加機能についてそれぞれの動作内容のメッ
   セージデータを記憶するメモリを設け、いずれかの付加
   機能を選択してこの選択された付加機能に係るメッセー
   ジデータを前記メモリ内より呼出して機器本体に設けら
   れた表示部に表示させる付加機能選択キーを設け、処理
   ルーチンを前記表示部に表示された付加機能についての
   動作モードに移行させるか通常の動作モードに戻すかを
   選択するモード選択キーを設けたことを特徴とする電子
   タイプライタ。