JPS63263348A - 給湯装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は給湯温度を調節するとともに、給湯対象に勘を
供給する複数の給湯口を備えた給出装置に関するもので
ある。

従来の技術 従来のこの極の給湯装置には第８図に示すようなものが
あった。（例えば実開昭６１−１８４２４号公報） 第８図において水道１は２系統に分岐され、給湯機２を
経た給湯管路３と、給水管路４とが定温給湯装置５に接
続されている。定温給湯装置５の内部では、給湯管路３
に湯量弁６が、また給水管路に水量弁７が接続されてい
て混合比を調節している。混合管路８には、混合湯温を
検出するサーミスタ９が設けられており、このサーミス
タ９の信号と混合湯温を任意に調節するコントローラ１
０の信号に基づき、制御装置１１で湯量弁６（！：水量
弁７が制御される。混合湯は混合管路８の端末に設けた
蛇口１２を経て、給湯対象である浴槽１３に供給される
。湯量弁６と水量弁７は制御装置１１により制御される
ｈｔＪｊｋ＆弁モータ１４と水量弁モータ１５により駆
動され、サーミスタ９の信号でフィードバック制御され
る。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような従来の構成では、次のような
問題点を有していた。

（１）浴槽１３の湯温を上昇させるために、熱湯のさし
揚を行なった後、例えコントローラ１０で低温に戻して
も混合管路８内に熱湯が残っており、再び蛇口１２を開
成すると熱湯が供給されて危険であった。

（２）浴室内では浴槽１３以外に、洗い場やシャワーと
いった浴槽１３と使用温度範囲の異なる給湯対象がある
が、蛇口１２と定温給湯装置５が１対１対応であるため
、複数の給湯対象に対応するには同数の定温給湯装置を
必要としていた。

（３）定温給瘍装りは５は１台だけで複数の給湯対象に
給湯を行なう場合、混合管路８から分岐して蛇口を複数
箇所に設けると、浴槽１３への熱烏供給中に他の蛇口を
開成すると、そこにも熱湯が供給され危険であった。

本発明はこのような従来の問題点を解消するものであり
、複数の使用温度範囲の異なる給湯対象にも、単数の給
湯対象にも安全に給湯が行なえる給湯装置を提供するこ
とを目的としている。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の給湯装置は、温度
調節手段と、温度調節手段で調節された温度範囲の異な
る勘を供給する複数の給湯口と、これらを開閉する開閉
弁と、給湯口の選択を行なう給湯口設定部と、温度調節
手段の湯温の設定を行なう亀温設定部と、給湯口設定部
と奴温設芝部の設定に従って開閉弁と温度調節手段を制
御する制御器とを備えて構成しているものである。

作　　　用 本発明は上記した構成によって、給湯口設定部で使用し
たい給湯口を選択することにより、他の給湯対象への給
湯時の残湯が供給されて危険を生じたり、他の給湯対象
への熱湯結局時に給湯が開始されたりすることを防止す
るものである。

実施例 以下本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。

第１図において、給湯機１６で作られた湯は湯側経路１
７を経て、また水は水側経路１８を経て、温度調節手段
である混合ユニット１９に導入される。そして湯と水は
逆止弁２０，２１、湯圧と水圧をバランスさせる圧力バ
ランス弁２２を経て混合弁２３に至る。混合弁２３はモ
ータで駆動される電気的に制御される型式のものであり
、混合比率を調節された混合湯はサーミスタ２４、流量
センサ２５、加圧ポンプ２６を経て開閉弁Ａ２７゜８２
７′に至る。開閉弁Ａ２７，８２７’もモータで駆動さ
れ電気的に制御される型式のものであり、開閉弁Ａ２７
で給湯口Ａ２８がまた、開閉弁８２７′で給湯口Ｂ２９
が開閉される。給湯口Ａ２８は通常水から４５°Ｃ位ま
での温度範囲の湯を必要とする洗い場のシャワー３０と
カラン３１に経路Ａ３２を経て接続されている。また、
給湯口８２９は、水から４２°Ｃ前後は勿論、熱湯まで
を必要とする浴槽３３の吐出口３４に、経路ｄ３５を経
て接続されている。給湯口Ａ２Ｂには、万が一混合弁２
３や切替弁２７が故障したり、制御回路３６の故障時に
シャワー３０やカラン３１に一、Ｘｔｍが供給されるこ
とを防ぐ、感温素子を有した抛械的な温度安全弁３７が
設けられている。また浴至内には給湯光を切り替えたり
混合湯温の温度を調節する設定器３８が設けられている
。浴室外の例えば台所には、リモコン給湯や、タイマー
給湯、あるいは電話による給湯の開始の中継を行なうリ
モコン設定器３９が設けられている。

第２図は、混合弁２３周辺ブロックの詳細図である。混
合弁２３は湯側弁体４０と水側弁体４１が、軸４２に設
けられており、モータ４３によりギヤボックス４４を介
して駆動される型式である。

第３図は、開閉弁Ａ２７，８２７’の詳細図である。開
閉弁Ａ２７１日２７′は、ばね４６で付勢された弁体Ａ
４７と弁体８４ＢがモータＡ４９とモータ８５０により
駆動される。開閉弁Ａ２７と８２７′はそれぞれ独立し
て給湯口Ａ２Ｂと給湯口Ｂ２９を開閉することができる
。給湯口Ａ２８に設けた温度安全弁３７は、感温素子で
あるワックスサーモ５１が設定された温度（４７℃）以
上になると伸びて弁体５２にて流路を開成するように構
成されている。

第４図は設定器３８の詳細を示すものである。

シャワー３０とカラン３１への給湯を指示するこれに対
応して設定器３８に配置されたカラン、シャワースイッ
チ５３、浴槽への給湯を指示するこれに対応して設定器
３８に配置された浴槽スイッチ５４、流量を多くする多
スィッチ５５、少なくする少スイッチ５６、また他人を
呼ぶためのコールスイッチ５７が表に臨んで設けられて
いる。カラン、シャワースイッチ５３あるいは浴槽スイ
ッチ５４を押すと、押された側の給湯口が開成されると
ともに、予めこれらのスイッチに対応して制御器３６に
設けた昆合員温と流量を設定する４つのボリューム（図
示せず）で設定された値で給湯が開始される。同時に使
用される場合はカラン、シャワースイッチ５３に対応し
た温度が優先される。そして、設定器３８の蓋でおおわ
れた所に設けられている渇張り量ボリューム５８で設定
された値になると給湯は自動的に停止する。流量の予め
設定された値を変更したい時は多スィッチ５５あるいは
少スイッチ５６を操作して変更する。また、予め設定さ
れた混合湯温を変更したい場合は、蓋の中の高スィッチ
５９あるいは低スイッチ６ｏを操作して調節する。６１
は排水栓確認スイッチであり、後で述べるリモコン設定
器３９の信号受は入れ用である。設定器３８にはこの他
、表示部６２や警報ブザ−６ａを有している。

なお、高スィッチ５９で温度が変えられる範囲は、カラ
ン、シャワースイッチ５３が押された場合は水から４５
℃まで、また浴槽スイッチ５４が押された場合は水から
４５°Ｃ以上の５０”Ｃ熱湯まで全域に亘って変更する
ことができる。

第５図はリモコン設定器３９の詳細である。

リモコンスイッチ６４を押すと前述の排水栓確認スイッ
チ６１が押されており、かつ設定器３８を操作した給湯
が行なわれていない時はリモコンで給湯することができ
る。

また、時計表示部６５を有したタイマー６６で設定した
時刻が来ると、タイマースイッチ６７が押され、かつリ
モコンスイッチ６４と同様な条件下でタイマー給湯を行
なうことができる。更に、このリモコン設定器ａ９には
ＨＡアダプタが設けられており、電話６９で給湯を指示
すると、リモコンスイッチ６４と同様な条件下で給湯を
開始することができる。このようなリモコン給湯、タイ
マー給湯、テレコン給湯時には、給湯温度は給湯温度ボ
リューム７０の設定に従い、自動的に開閉弁８２７′が
給湯口８２９側を開成し、浴槽３３へ給湯が行なわれる
。リモコン設定器３９にはこの他、コールスイッチ５７
に連動して鳴るブザー７１や各種の表示部が設けられて
いる。

第６図は制御ブロック図である。前述した各批のスイッ
チやボリューム類の信号を受けて、混合弁２３部はサー
ミスタ２４で混合湯温をフィードバックし調節部７２を
経てモータ４３を制御する。

また、開閉弁２７はカラン、シャワースイッチ５３によ
り、開門弁２７′は浴槽スイッチ５４の指示により、指
定された給湯口を開成し、流量センサ２５の信号をフィ
ードバックして調節部７３゜７３′を介してモータ４９
，５０を制御する。この開閉弁Ａ２７．Ｂ２７’の開閉
は、給湯温度が４５°Ｃ以下の場合は単独でも双方でも
開成することが可能に設定され、５０°Ｃと熱湯給湯時
は開閉弁日２７′のみが開成できるように設定されてい
る。これによって４５°Ｃ以下の給湯時には、シャワー
３０、カランａ１側と浴槽３３側双方の同時使用が可能
となり、５０”Ｃ１熱湯という高温給湯時にはシャワー
、カラン側には給湯が行なわれない。

このように給湯口の用途に応じて供給できる温度範囲を
異ならせているため、利便性と安全性の双方を満たすも
のとなっている。但し、必要に応じてシャワー、カラン
側からも５０″Ｃ１熱揚が供給できるように図示してい
ないか、触れにくい場所に切替スイッチを設けている。

また、流量センサ２５の信号は更に、流量積算部７４で
積算され、湯張リボリューム５８の値と比較され、定量
止水を行なう。

次にこの実施例のｈ作を説明する。設定器３８のカラン
、シャワースイッチ５３を押すと、開閉弁Ａ２７は給湯
温度範囲が水から４５°Ｃまでの給湯口Ａ２８側を開成
し、予め制御器３６で設定した温度と流量で給湯が開始
される。給湯温度は混合弁２３で調節され、設定された
温度とサーミスタ２４で検出さる温度が比較されて適温
を得る。

流量は開閉弁Ａ２７にて調節され、予め設定された流量
と流量センサ２５で検出される流量が比較されて適量を
得ている。予め設定された湯温を変更したい場合は、高
スィッチ５９あるいは低スイッチ６０を操作して行なう
。但し、カラン、シャワースイッチ５３による出湯の時
には、高スィッチ５９を操作しても制御的に４５°Ｃ以
上の温度は設定できない。

予め設定された流量を変更したい場合は、多スィッチ５
５あるいは少スイッチ５６を操作して行なう。給湯を止
めたい場合は、もう一度カラン、シャワースイッチ５３
を押すと、開閉弁Ａ２７か流路を開成する。浴槽スイッ
チ５４を押すと開閉弁Ｂ２７’は、給湯温度範囲が水か
ら熱湯までの給湯口８２９側を開成し、予め制御器３６
で設定した温度と流量で給湯が行なわれる。制御器３６
のカラン、シャワースイッチ５３に対応した温度を予め
設定するボリューム、及び浴槽スイッチ５４に対応した
温度を予め設定するボリュームも、給湯口Ａ２Ｂと給湯
口Ｂ２９の給湯温度範囲内で選べるようになっている。

給湯温度が４５°Ｃ以下の時は、浴槽３３側とカラン３
１、シャワー３０側の双方同時に給湯が可能である。浴
槽３３側へ５０°Ｃあるいは熱湯が供給されている場合
は、カラン、シャワースイッチ５３を押してもカラン３
１、シャワー３０側への給湯はできない。また、同時給
湯中に高スィッチ５９を操作して４５°Ｃを越える温度
が指示されると、開閉弁２７は流路を開成しカラン３１
、シャワー側への給湯を直ちに停止する。

浴槽３３への給湯の場合は、揚張りボリューム５８の設
定値に達した時点で給湯は自動的に停止される。カラン
、シャワースイッチ５３の操作時も止め忘れを防ぐ目的
で、一応湯張りボリューム５８の設定値まで連続使用さ
れると給湯は止まるようになっている。これら定量止水
は、流量センサ２５の信号を積算して行なわれる。入浴
時に浴槽３３の湯温を上げる目的で熱湯のさし湯をする
場合は、まず浴槽スイッチ５４を押し、次に高スィッチ
５９を操作して設定温度を熱湯にまで上げる。開閉弁８
２７′は給湯口８２９側を開成し、混合弁２３は湯側を
全開にして熱湯が給湯される。

この状態で、洗い場でカラン３１またはシャワー３０を
使用する場合は、カラン、シャワースイッチ５３を押す
と、直ちに混合弁２２は予め定めた混合湯温に混合比率
を変え、開閉弁Ａ２７が給湯口Ａ２８側を開成し、予め
定めた４５”Ｃ以下の温度と流量で給湯が行なわれる。

すなわち温度に関しては常にシャワー、カラン側が優先
になっている。

また、経路を２つに分けているため、浴槽３３に熱湯の
さし湯をした後でも、カラン３１、シャワー３０に対し
、経路８３５内に残っている熱湯が供給されることがな
く安全である。また、給湯口Ａ２Ｂと給湯口１３２９が
切り替えられること、同時使用されることに連動して、
給湯温度範囲も自動的に変えられるため一層安全なもの
となっている。また、給湯対象へは開閉弁Ａ２７，８２
７’の開閉と連動して給湯温度が制御されるため、浴槽
３３へ熱湯を供給している時に、カラン３１、シャワー
３ｏから熱湯が供給されることもない。

万が一１混合弁２３や切替弁２７また制御器３６の故障
により、４６°Ｃ以上の勘が給湯口２８から供給されよ
うとする場合は、直ちに温度安全弁３テが作動−して高
温の場が供給されることを防止する。

なお、この混合ユニット１９は経路Ａ３２と経路日が第
７図に示す如く１つの給湯金具７５にも対応ができる。

この場合、経路Ａ３２と経路日３５は給湯金具７５の直
前で合流して接続される。

この１ケ所対応の場合も複数ケ所対応の場合と同様に簡
単な操作で、安全に給湯ができる。

また、本実施例においては開閉弁Ａ２７と開閉弁８２７
′は、それぞれ独立したモータ４９，５０により駆動さ
れていたが、１つのモータで構成してもよい。

本実施例の効果としでは、操作部であるカラン、シャワ
ースイッチ５３、あるいは浴槽スイッチ５４の操作に応
じて給湯口が開閉されるとともに、温度調節手段である
混合弁２３で調節される温度範囲も変わるため、特に高
温を必要としない給湯対象に熱湯が供給されることなく
安全である効果を有している。また開閉弁Ａ２７．＆３
２７’は流量調節機能も有しているため、他に流量制御
弁を設ける必要がなく構成が簡素化できる効果を有して
いる。温度調節手段は湯水混合弁２３としているため、
ガス比例弁付瞬同揚沸器等に比べて熱交換器の熱容量等
の問題がないため、欲しい温度が直ちに得られるという
効果を有している。給湯口Ｇこ接続される給量対象は、
浴室の浴槽３３とシャワー３０、カラン３１としている
ため、スイッチ５３．５４を１つの設定器３８に付ける
ことが可能となる効果を有している。また、浴槽３３と
洗い場のシャワー３０、カラン３１に対応して浴槽スイ
ッチ５４とカラン、シャワースイッチ５３を設けている
ため、操作が簡単になる効果を有している。なおこれら
のスイッチ５３．５４は、１つの設定器３８でなく別々
に分けた設定器に設けてもよい。

発明の効果 以上のように本発明の給湯装置によれは、次のような効
果が得られる。

（１）複数の給湯口と経路を経て接続される複数の給湯
対象の内の１ケ所で熱湯を供給した後、１１の給湯対象
に給湯を行なっても、先に使用した経路内に残った熱湯
が供給される危険がない。

（２）１台の給湯装置に複数の給湯口を胃しており、１
コの温度調節手段をもって複数の給湯対象に給湯するこ
とができる。

（３）１ケ所で熱湯供給中に他の箇所で使用しても、給
湯口設定部の設定に連動して湯温設定を下げる方法や、
給湯口設定部の切替設定直前に湯温を下けれる方法によ
り熱湯が供給されることがない。

（４）複数の給湯口に複数の経路を接・続し、１ケ所の
給湯金具の直前で経路を合流させることにより、安全性
を維持しつつ１ケ所の給湯対象にも使用できる。

（５）複数の給湯口を開閉する開閉弁により、任意の１
ケ所への給湯や複数ケ所同時給湯ができる。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の一実施例における給湯装置を用いた給
湯システム医、第２図は同装置の混合弁ブロックを示す
一部切欠断面図、第３−は同切替弁ブロックの一部切欠
断面図、第４図は同設定器の正面図、第５図は同リモコ
ン設定器の正面図、第６１は同装置の制御ブロック図、
第７−は同装置を応用した他の給湯システム因、第８図
は従来の給湯装置を用いた給湯システム図である。 ２３・・・・・・混合弁（温度調節手段）、２７．２７
’・・・・・・開閉弁Ａ’、Ｂ、２Ｂ・・・・・・給湯
口Ａ１２９・・・・・・給湯口Ｂ１３６・・・・・・制
御器、ａ８・・・・・・設定器（給湯口設定部、湯温設
定部）。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第２
図 第３図 第４図 星 第５図 ユ 第８図 ／ρ

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. （１）湯温を調節する温度調節手段と、この温度調節節
   手段で調温された湯を給湯対象に供給する経路が接続さ
   れる複数の給湯口と、これら複数の給湯口を開閉する開
   閉弁と、前記給湯口の選択を行なう給湯口設定部と、前
   記温度調節手段の湯温の設定を行なう湯温設定部と、前
   記給湯口設定部と前記湯温設定部の設定に従って前記開
   閉弁と前記温度調節手段を制御する制御器とを備えた給
   湯装置。
2. （２）複数の給湯口は供給する温度範囲を異ならせた特
   許請求の範囲第１項記載の給湯装置。
3. （３）開閉弁は流量調節機能を有した特許請求の範囲第
   １項記載の給湯装置。
4. （４）温度調節手段は湯水混合弁とした特許請求の範囲
   第１項記載の給湯装置。
5. （５）給湯口に接続される給湯対象は、浴室の浴槽と同
   じく浴室洗い場のカラン、シャワーとした特許請求の範
   囲第１項記載の給湯装置。
6. （６）給湯口設定部は複数の給湯対象に対応して設けた
   特許請求の範囲第１項記載の給湯装置。