JPS6326179Y2 - - Google Patents

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JPS6326179Y2
JPS6326179Y2 JP14533584U JP14533584U JPS6326179Y2 JP S6326179 Y2 JPS6326179 Y2 JP S6326179Y2 JP 14533584 U JP14533584 U JP 14533584U JP 14533584 U JP14533584 U JP 14533584U JP S6326179 Y2 JPS6326179 Y2 JP S6326179Y2
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JP
Japan
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kneading
central flat
kneaded material
arm
rotating shaft
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JP14533584U
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JPS6161023U (ja
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  • Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (考案の目的) この考案は、播種床用農土や畜舎用オガクズ、
あるいはモルタル等の混練物を極力均質に混合、
撹拌する横軸型混練機の新規な構造に関するもの
である。
(従来技術) 農土と薬剤、肥料との混合、あるいはオガクズ
と薬剤等との混合、撹拌、あるいは又、砂とセメ
ントとの混合や、それに水を加えたもの、あるい
は塗り壁材等を均質に混練するための、所謂混練
機には、撹拌、混合すべき混練機を収容する混練
胴に対する回転軸の設置の仕方によつて、大きく
横軸型と縦軸型とに分けることができる。そのう
ち、この考案で対象する横軸型混練機は、混練胴
内に回転軸が横設、軸着され、同回転軸が適宜外
部動力源に連動、回転するようにしたタイプの混
練機である。
この横軸型混練機としてはこれまでに開発、提
供されている混練機には、例えば、実公昭58−
52897号、実公昭52−116020号各公報に記載され
た考案等のように、主に回転軸に突設、形成する
撹拌翼の形状、構造に改良、工夫を施すようにし
たものや、実公昭55−21776号公報に記載された
考案等のように、混練物の排出機構の改良を目的
としたもの等が散見される。しかし、それらこれ
までに提案されているものの多くは、いずれも部
分的な構造の改良に止まるものばかりであつて、
必ずしも予期したほどの効果を期待し得ないもの
ばかりであつた。即ち、上記した先行例の内、前
者に見られるものの場合、撹拌翼だけで混練物の
動きを強制しようとするものとなるために、混練
胴両側端内壁付近の混練物の横方向への動きが緩
慢となり、どうしても混練機全体の混合、撹拌に
ムラを生じてしまい易いという欠点があり、一
方、後者に見られる類いの先行例にあつては、確
かに排出に際しては、混練胴の両側端が排出部の
形成せられた中央部に向けて傾斜部を構成するよ
うにした構造を採用していて、短時間の内に混練
胴内混練物の排出を円滑なさしめる効果は一応期
待ができる構成となつてはいるものの、特に撹拌
翼との関連的な構造については工夫が施されてい
るとはいえないために、やはり混練物の均質な混
合、撹拌効果においてそれほど多くを期待するこ
とができないものとなつてしまつている。
そこで、この考案では、上記した実情に鑑み、
より均質な混合、撹拌効果を期待し得る新規な構
造の横軸型混練機の開発、研究に取り組み、以下
に詳述するとおりの横軸型混練機の実現を見るに
至つたものである。
(考案の構成) 図面に示すこの考案を代表する実施例からも明
確に理解し得るように、この考案は、特定された
構造の混練胴1と、その混練胴1の特定された構
造に対して、特定された関係に配設することとな
る特定された構造の撹拌翼2との組合わせを特徴
とする横軸型混練機である。
即ち、混練胴1は、軸着すべき横軸型回転軸3
の軸線に対して直交する方向の縦断面(第1図平
面図A〜A断面)が、略U字型断面を有し、同軸
線に添う方向の縦断面(第1図B〜B断面)が、
第3図に示すとおり、両側部が中央平坦部11に
向けて下り勾配となる傾斜部12,12に形成さ
れた断面を有するものとして形成される。そし
て、この構造の混練胴1の略中心部には、横軸型
回転軸3が横設、軸着4,4され、Vベルトとプ
ーリー、あるいはチエーンとスプロケツト等とい
つた組合わせからなるような動力伝達装置5を介
してモーター等の外部動力源6に連動され、所定
速度の定速回転が実現されるように計画される。
なお、軸着4、4箇所には、オイルシールその他
適宜手段によつて軸受け部分に水その他異物が侵
入しないような水密構造が、当然のことながら採
用されるものである。図中、13は、混練胴下方
外側部に形成された混練物の放出口である。
一方、横軸型回転軸3には、複数本のアーム杆
31,31……が、同回転軸3の軸線に直交する
方向に、次のとおり規制されて形成される。即
ち、まず隣接する各々のアーム杆31,31は、
互いに軸線廻りに位置をずらした位相状となる関
係に突設、形成されなければならず、しかも、そ
の中の少なくとも2本は、混練胴1の中央平坦部
方向に向かい、また他の少なくとも各1本ずつ
は、混練胴1の両側部に形成された傾斜部12,
12方向に夫々規制されて配設されなければなら
ない。
上記のとおり規制された関係に配設された各ア
ーム杆31,31……の中、混練胴1の中央平坦
部11方向に突設された少なくとも2本のアーム
杆31,31の先端には、回転軸3の回転につれ
て、混練物が夫々傾斜部12,12方向に押し出
される動き(傾斜部12,12を夫々登る方向の
動き)が実現されるような傾斜角度に規制されて
撹拌翼2,2が取着され、また、傾斜部12,1
2方向に夫々突設された少なくとも各1本ずつの
アーム杆31先端には、逆に、混練物が同傾斜部
12から押しやられる方向への動き(傾斜部12
を下だる方向への動き)が実現されるような傾斜
角度に夫々規制されて他の撹拌翼2が取着され
る。
なお、撹拌翼2の形状は、上記したような混練
物の規制された動きを実現し得るようなものであ
れば、どのようなものでも採用可能であつて、特
に図面に示す実施例に限定されるものではなく、
且つ又、アーム杆31先端への該撹拌翼2の取着
構造についても、実施例に示す熔着構造の外、確
実な取着構造を実現し得るあらゆる公知の手段が
採用可能である。
(作用効果) 上記のような構成からなるこの考案は、混練胴
の特定された形状に合わせて撹拌翼の配設構造が
規制されて形成されていることから、混練胴内に
投入された混練物は、混練胴の両傾斜部によつ
て、自然に同中央平坦部方向(図中矢印g方向)
に寄せ集められる傾向が惹起され易い上、更に、
同傾斜部に向けて少なくとも一本の撹拌翼が突設
されていて、図中矢印b方向の動きを惹き起すこ
とになることから、より一層その傾向が助長さ
れ、混練胴の両側部に滞留しがちな混練物が撹拌
されるだけではなく、このようにして中央平坦部
付近に集まつた混練物は、同所方向に突設された
少なくとも2本の撹拌翼によつて、今度は逆に混
練胴の両側部方向(図中矢印a方向)に押出され
る結果、混練物全体が混練胴内を確実且つ平均に
対流現象を実現し、混練物の極めて均質な混合、
撹拌がなし得るものである。
この混練物の対流現象は、アーム杆即ち撹拌翼
が横軸型回転軸廻りに位相状に配設されているた
めに、同回転軸の回転につれて時間差を伴いなが
ら連続していくこととなり、尚一層その効果を高
めるという秀れた特徴を奏するものである。
叙上のとおり、この考案は、従前までのものと
異なり、混練胴とその中に配設される撹拌翼とが
相互に関連させた形状、構造のものに組み合わさ
れて実現されていることから、混練物の混合、撹
拌効果が相乗的に高められるという卓抜した効果
を備えたものとなつている。
【図面の簡単な説明】
図面は、この考案の代表的な実施例に基づくも
のであり、第1図は、一部を省略したもの平面
図、第2図は、同図A〜A断面における従断面
図、第3図は、第1図B〜B断面における縦断面
図である。 1……混練胴、11……同中央平坦部、12…
…同傾斜部、2……撹拌翼、3……横軸型回転
軸、31……アーム杆、4……軸着、5……動力
伝達装置、6……外部動力源。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両側部が中央平坦部に向けて下り勾配となる傾
    斜部に形成された混練胴に横軸型回転軸を軸着す
    ると共に、該横軸型回転軸には、その軸線に直交
    し、夫々軸線廻りに位相状となり、且つ少なくと
    も2本は混練胴の中央平坦部方向に、その他の少
    なくとも各1本ずつは両側傾斜部方向に向かう如
    く軸線方向に分散状として複数本のアーム杆を突
    設し、それらアーム杆の中、混練胴の中央平坦部
    方向に向かう少なくとも2本のアーム杆先端に
    は、混練胴の傾斜部方向に混練物を押し出す傾斜
    角度に形成された撹拌翼を取着する一方、同傾斜
    部方向に向かう少なくとも各1本のアーム杆先端
    には、混練胴両側端から中央平坦部方向に混練物
    を押しやる傾斜角度に形成された撹拌翼を取着し
    て成る横軸型混練機。
JP14533584U 1984-09-24 1984-09-24 Expired JPS6326179Y2 (ja)

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JP14533584U JPS6326179Y2 (ja) 1984-09-24 1984-09-24

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JP14533584U JPS6326179Y2 (ja) 1984-09-24 1984-09-24

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Publication Number Publication Date
JPS6161023U JPS6161023U (ja) 1986-04-24
JPS6326179Y2 true JPS6326179Y2 (ja) 1988-07-15

Family

ID=30703590

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JP14533584U Expired JPS6326179Y2 (ja) 1984-09-24 1984-09-24

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JPS6161023U (ja) 1986-04-24

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