JPS63260944A - ポリオレフイン組成物 - Google Patents

ポリオレフイン組成物

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JPS63260944A
JPS63260944A JP62096640A JP9664087A JPS63260944A JP S63260944 A JPS63260944 A JP S63260944A JP 62096640 A JP62096640 A JP 62096640A JP 9664087 A JP9664087 A JP 9664087A JP S63260944 A JPS63260944 A JP S63260944A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ポリオレ、フィン組成物に関する。さらに詳
しくは、耐衝撃白化性、光沢、耐衝撃性、機械的強度お
よび剛性に優れた成形品が得られるポリオレフィン組成
物に関する。
[従来の技術] 一般にプロピレン系重合体は優れた加工性、酎薬品性、
電気的性質および機械的性質を有するので、射出成形品
、中空成形品、フィルム、シート、繊維等に加工され各
種の用途に用いられている。
しかしながら各種の具体的用途によっては、これらの性
質、とりわけ耐衝撃性が充分とは云えない場合があり、
機械的衝撃を受ける成形品、もしくは低温で使用される
成形品には使用され難いという問題点がある。一般にプ
ラスチック材料の剛性と耐衝撃性とは非両立的関係にあ
り、前者と後者を同時に改善し向上させることは極めて
困難な場合が多い。プロピレン系重合体の耐衝撃性の向
上に関しては、いくつかの提案が為されている。例えば
プロピレン系重合体に低密度ポリエチレン、高密度ポリ
エチレンもしくは非晶性エチレン−プロピレンランダム
共重合体等を混合し溶融混練処理する方法またはプロピ
レンをエチレンとブロック共重合させる方法がよく知ら
れている。とりわけエチレン−プロピレンブロック共重
合体はプロピレン単独重合体にくらべて耐衝撃性は著し
く向上する反面応力による衝撃を受けた場合、該応力の
集中した部分が白濁すなわち白化し成形品としての商品
価値を著しく損なうといった問題がある。
このため、従来よりプロピレン系重合体の耐衝撃性およ
び耐衝撃白化性を向上する目的で特公昭39・1874
6号公報、特公昭47−26369号公報、特開昭48
−71478号公報、特公昭49−15044号公報、
特開昭49−99351号公報、特開昭53−4223
4号公報、特開昭51141950号公報、特開昭56
−163137号公報、特開昭58185634号公報
、特開昭58−208337号公報および特開昭60−
112844号公報の各公報においてプロピレン系重合
体に高密度ポリエチレンおよび非晶性エチレン−プロピ
レン系ランダム共重合体を特定量配合してなるポリオレ
フィン組成物が、またプロピレン系重合体の耐衝撃性、
耐衝撃白化性および剛性を向上する目的で特公昭45−
23416号公報においてプロピレン系重合体、高密度
ポリエチレンおよび無定形のエチレン−プロピレン共重
合物からなる三成分混和物に対して芳香族スルホン酸系
化合物および有機カルボン酸系化合物から選ばれた1種
または2種以上の造核剤を添加してなるポリオレフィン
組成物が提案されている。また、プロピレン系重合体の
結晶化温度を融点側に近づけることを目的として特開昭
61−103944号公報においてプロピレン単独重合
体、結晶性α−オレフィン−プロピレンランダム共重合
体および結晶性エチレン−プロピレンブロック共重合体
から選ばれた1 1ffiまたは21に高密度ポリエチ
レンもしくは非晶性エチレン−プロピレンランダム共重
合物を配合してなる配合物に対して有機リン酸ソーダを
含有するポリオレフィン組成物が提案されている。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、前記特公昭39−18746号公報、特
公昭47−26369号公報、特開昭48−71478
号公報、特公昭49−15044号公報、特開昭49−
99351号公報、特開昭53−42234号公報、特
開昭54−41950号公報、特開昭56−16313
7号公報、特開昭58−185634号公報、特開昭5
8−208337号公報および特開昭60−11284
4号公報の各公報に提案されたプロピレン系重合体に高
密度ポリエチレンおよび非晶性エチレン−プロピレン系
ランダム共重合体を特定量配合したポリオレフィン組成
物の耐衝撃性および耐衝撃白化性はかなり改善されるも
のの剛性は未だ充分満足できるものではない。また特公
昭45−23416号公報に提案されたプロピレン系重
合体、高密度ポリエチレンおよび無定形のエチレン−プ
ロピレン共重合物からなる三成分混和物に対して芳香族
スルホン酸系化合物および有機カルボン酸系化合物から
選ばれた1種または2種以上の造核剤を添加してなるポ
リオレフィン組成物の耐衝撃性および耐衝撃白化性は前
記各公報と同様かなり改善され、和番拳楔剛性の改善効
果はある程度認められるものの未だ充分満足できるもの
ではない。また、特開昭61−103944号公報に提
案されたプロピレン単独重合体、結晶性α−オレフィン
−プロピレンランダム共重合体および結晶性エチレン−
プロピレンブロック共重合体から選ばれた1種または2
種に高密度ポリエチレンもしくは非晶性エチレン−プロ
ピレンランダム共重合物を配合してなる配合物に対して
有機りf辻R ン酸ソーダを含有ス=呑、ポリオレフィン組成物の剛性
の改善効果は、該有機リン酸ソーダの配合によりかなり
認められるものの耐衝撃性、耐衝撃白化性および剛性の
3者を同時に満足できるものではない。さらに前記特開
昭61−103944号公報に於てプロピレン単独重合
体、結晶性α−オレフィン−プロピレンランダム共重合
体および結晶性エチレン−プロピレンブロック共重合体
を主成分とし、高密度ポリエチレンおよび非晶性エチレ
ン−プロピレンランダム共重合物を朝み合わせた配合物
に対して有は何ら記載されておらず、また該ポリオレフ
ィン組成物が耐衝撃性、耐衝撃白化性および剛性の3者
を同時に改善し得ることを示唆する記載すら認められな
い。
本発明者らは、前述のポリオレフィン組成物に関する上
述の問題点を解決するために鋭意研究した。その結果、
結晶性α−オレフィン−プロピレンランダム共重合体に
高密度エチレン系重合体、非晶性エチレン−プロピレン
ランダム共重合体または部品性エチレンープロピレンー
非共役ジエンランダム共重合体および下記一般式[IF
で示されるフォスフニー!・系化合物(以下、化合物A
という。)をそれぞれ特定量配合してなる組成物が、上
述のポリオレフィン組成物の問題点を解決することがで
き、さらに光沢および■械的強度にも優れた組成物が得
られることを見い出し、この知見に基づき本発明を完成
した。
(但し、式中R2は硫黄または炭素数1〜4のアルキリ
デン基を、R2およびR3はそれぞれ水素または炭素数
1〜8の同種もしくは異種のアルキル基を、Mは1価〜
3価の金属原子を、mは0または1を、nは1〜3の整
数を示す。) 以上の記述から明らかなように、本発明の目的は耐衝撃
白化性、光沢、耐衝撃性、機械的強度および剛性に優れ
eフィン組成物を提供することである。
[問題点を解決するための手段] 本発明は下記の構成を有する。
(A)結晶性α−オレフィン−プロピレンランダム共重
合体65〜98重量部、(B)高密度エチレン系重合体
1〜15重量部および(C)非晶性エチレン−プロピレ
ンランダム共重合体または部品性エチレンープロピレン
ー非共役ジエンランダム共重合体1〜20重量部の各成
分からなり、成分(A)〜(C)の合計100重量部に
対して、下記一般式[I]で示されるフォスフェート系
化合物(以下、化合物Aという。)を0.01〜1重量
部配合してなるポリオレフィン組成物。
(但し、式中R1は硫黄または炭素数1〜4のアルキリ
デン基を、R2およびR3はそれぞれ水素または炭素数
1〜8の同種もしくは異種のアルキル基を、Mは1価〜
3価の金属原子を、mはOまたは1を、nは1〜3の整
数を示す。) 本発明に用いる成分(A)である結晶性α−オレフィン
−プロピレンランダム共重合体とは、プロピレンと炭素
数2〜8(但し炭素数3を除く)のα−オレフィンの1
種または2種以上との結晶性ランダム共重合体であり、
好ましくは結晶性エチレン−プロピレンランダム共重合
体、結晶性エチレン−プロとトン−ブテン−1ランダム
共重合体、結晶性プロピレン−ブテン−1ランダム共重
合体である。α−オレフィンの含有量は1〜l01i量
%が好ましい。またメルトフローレート(MFR;  
230℃における荷重2.16kgを加えた場合の10
分間の溶融樹脂の吐出量)は通常0.01−100g/
 10分、好ましくは0.1〜50g/10分である。
また、本発明に用いる成分(B)である高密度エチレン
系重合体とはエチレンの単独重合体またはエチレンと炭
素数3〜8のα−オレフィンの1種または2種以上との
共重合体であり、密度が0.940〜0.975g/ 
+l”のものが好ましい。またメルトインデックス(M
r;190℃における荷!2.16kgを加えた場合の
10分間の溶融樹脂の吐出m)は通常0.O1〜100
g/ 10分、好ましくは0.1〜50g710分であ
る。
また5 本発明に用いる成分(C)である非晶性エチレ
ン−プロピレンランダム共重合体または非晶性エチレン
ープロピレンー非共役ジエンランダム共重合体とはプロ
ピレン含有量が20〜60MM%、好ま性エチレンープ
ロピレンー非兵役ジエンランダム共重合体にあってはヨ
ウ素価が20以下のものが好ましい。
以上の各成分の配合割合は成分(A )65〜98重量
部、好ましくは75〜94重量部、成分(B)1〜15
重量部、好ましくは3〜10重量部および成分(C)1
〜20重量部、好ましくは3〜15重量部であり、成分
(A)〜(C)の各成分の合計量が100重量部となる
ように配合する。
本発明で用いられる化合物Aとしてはナトリウム−2,
2′−メチレン−ビス−(4,6−ジ−t−ブチルフェ
ニル)フォスフェート、ナトリウ1.−2.2’−エチ
リデン−ビス−(4,6−ジ−L−ブチルフェニル)フ
ォスフェート、リチウム−2,2′−メチレン−ビス−
(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)フォスフェート、
リチウム−2゜2′−エチリデン−ビス−(4,6−ジ
−t−ブチルフェニル)フォスフェート、ナトリウム−
2,22−エチリデン−ビス−(4−1−プロピル−6
−t−ブチルフェニル)フォスフェート、リチウム−2
,2′−メチレン−ビス−(4−メチル−8−t−ブチ
ルフェニル)フォスフェート、リチウム−2,2′−メ
チレン−ビス−(4−エチル−6−t−ブチルフェニル
)フォスフェート、カルシウム−ビス−[2,2′−チ
オビス−(4−メチル−6−t−ブチルフェニル)フォ
スフェートコ、カルシウム−ビス−[2,2’−チオビ
ス−(4−エチル−6−1−ブチルフェニル)フォスフ
ニートコ、カルシウム−ビス−[2,2’−チオビス−
(4,6−ジ−も一ブチルフェニル)フォスフェート]
、マグネシウム−ビス−[2,2’−チオビス−(4,
G−ジ−t−ブチルフェニル)フォスフェート]、マグ
ネシウム−ビス−[2,2’−チオビス−(4−t−オ
クチルフェニル)フォスフェート]、ナトリウム−2,
2′−ブチリデン−ビス−(4,6−ジ−メチルフェニ
ル)フォスフェート、ナトリウム−2,2′−ブチリデ
ン−ビス−(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)フォス
フェート、ナトリウム−2,2ゝ−t−オクチルメチレ
ン−ビス−(4,6−ジ・メチルフェニル)フォスフェ
ート、ナトリウム−2,2’−t−オクチルメチレン−
ビス=(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)フォスフェ
ート、カルシウム−ビス−[2,2’−メチレン−ビス
・(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)フォスフェート
]、マグネシウム−ビス−[2,2’−メチレン−ビス
−(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)フォスフェート
]、バリウム−ビス−[2,2’−メチレン・ビス−(
4,6−ジ−L−ブチルフェニル)フォスフェート]、
ナトリウム−2,2′−メチレン−ビス−(4−メチル
−6−1−ブチルフェニル)フォスフェート、ナトリウ
ム−2,2′・メチレン−ビス−(4−エチル−e−t
−ブチルフェニル)フォスフェート、ナトリウム(4,
4’−ジメチル−6,6′−ジ−1−ブチル−2,2′
−ビフェニル)フォスフェート、カルシウム−ビス−[
(4,4’−ジメチル−6,6′−ジ−t−ブチル−2
,2′−ビフェニル)フォスフニートコ、ナトリウム−
2,2′−エチリデン・ビス−(4−8−ブチル−6−
L−ブチルフェニル)フォスフェート、ナトリウム−2
,2′−メチレン−ビス−(4,6−ジ−メチルフェニ
ル)フォスフェート、ナトリウム−2,21−メチレン
−ビス−(4,6−シーニチルフエニル)フォスフェー
ト、カリウム−2,2′−エチリデン−ビス−(4,6
−ジ−t−ブチルフェニル)フォスフェート、カルシウ
ム−ビス−[2,2′−エチリデン−ビス−(4,6−
ジ・七−ブチルフェニル)フォスフェート]、マグネシ
ウム−ビス−[2゜2′−エチリデン−ビス−(4,6
−ジ−t−ブチルフェニル)フォスフェート]、バリウ
ム−ビス−[2,2’−エチリデン−ビス−(4,6−
ジ−t−ブチルフェニル)フォスフェート]、アルミニ
ウムートリス−[2,2’−メチレン−ビス−(4,6
−ジ−t−ブチルフェニル)フォスフェート]およびア
ルミニウムートリス−[2,2’−エチリデン−ビス−
(4,6−ジ−t・ブチルフェニル)フォスフェート]
などを例示できる。特にナトリウム−2,2’−メチレ
ン−ビス−(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)フォス
フェートが好ましい。該化合物Aの配合割合は、上述の
成分(A)、成分(B)および成分(C)の各成分の合
計100重量部に対して0.01〜1重量部、好ましく
は0.05〜0.5重量部である。0.01重量部未満
の配合では剛性、光Rおよび機械的強度の改善効果が充
分に発揮されず、また1重量部を超えても構わないが、
それ以上の上述の効果の向上が間待できず実際的でない
ばかりでなくまた不経済である。
本発明の組成物にあっては、成分(A)および成分(B
)を除く各種の熱可塑性合成樹脂(例えば超低密度ポリ
エチレン、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチ
レン、中密度ポリエチレン、プロピレン単独重合体、プ
ロピレンとエチレン、ブテン−1、ペンテン−1,4−
メチル−ペンテン−1、ヘキセン−1、オクテン刊なと
のα−オレフィンの1種または2種以上との結晶性ブロ
ック共重合体、ポリブテン、ポリ−4−メチルペンテン
−1、α−オレフィンとVギ酸ビニル、アクリル酸エス
テルなどとの共重合体もしくは該共重合体のケン化物、
α−オレフィンと不飽和シラン化合物どの共1重合体、
α−オレフィンと不飽和カルボン酸もしくはその無水物
との共重合体、該共重合体と金属イオン化合物との反応
生成物、ポリオレフィンを不飽和カルボン酸もしくはそ
の誘導体で変性した変性ポリオレフィン、ポリオレフィ
ンを不飽和シラン化合物で変性したシラン変性ポリオレ
フィン、ポリスチレン、スチレン−アクリロニトリル共
重合体、アクリロニトリル−ブタジェン−スチレン共重
合体、ポリアミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリ
カーボネート、ポリブチレンテレフタレート、ポリ塩化
ビニル、フッ素樹脂など)、または成分(C)を除く通
常ポリオレフィンに添加される各種の合成ゴム(例^ば
ポリブタジェン、ポリイソプレン、ポリクロロプレン、
塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレン、スチレン
−ブタジェン系ゴム、アクリロニトリル−ブタジェン系
ゴム、スチレン−ブタジェン−スチレンブロック共重合
体、スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体
、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレンブロック共
重合体、スチレン−プロピレン−ブチレン−スチレンブ
ロック共重合体など)を本発明の目的を損なわない範囲
で併用することができる。
また、本発明の組成物にあっては、通常ポリオレフィン
に添加される各種の添加剤例えばフェノール系、ヂオエ
ーテル系、リン系などの酸化防止剤、光安定剤、透明化
剤、造核剤、滑剤、帯電防止剤、防曇剤、アンチブロッ
キング剤、無滴剤、顔料、重金属不活性化剤(銅害防止
剤)、過酸化物の如きラジカル発生剤、金属石鹸類なと
の分散剤もしくは中和剤、無機充填剤(例えばタルク、
マイカ、クレー、ウオラストナイト、ゼオライト、アス
ベスト、炭酸カルシ1クム、水酸化アルミニウム、水酸
化マグネシウム、二酸化ケイ素、二酸化チタン、酸化亜
鉛、酸化マグネシウム、硫化亜鉛、硫酸バリウム、ケイ
酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ガラス繊維、チタ
ン酸カリウム、炭素繊維、カーボンブラック、グラファ
イト、金属繊維なと)もしくはカップリング剤(例えば
シラン系、チタネート系、ボロン系、アルミネート系、
ジルコアルミネート系など)の如き表面処理剤で表面処
理された前記無機充填剤または有機充填剤(例えば木粉
、バルブ、故紙、合成繊維、天然繊維なと)を本発明の
目的を損なわない範囲で併用することができる。
本発明の組成物は前述の本発明に係わる成分(A)、成
分(B)および成分(C)に対して、化合物Aならびに
通常ポリオレフィンに添加される前述の各種添加剤の所
定量を通常の混合装置例えばヘンセルミキサー(商品名
)、スーパーミキサー、リボンブレンダー、パンバリミ
キサーなどを用いて混合し、通常の単軸押出機、2軸押
出機、ブラベンダーまたはロールなどで、溶融混練温度
170 ’C〜300℃、好ましくは200℃〜250
℃で溶融混練ペレタイズすることにより得ることができ
る。得られた組成物は射出成形法、押出成形法、ブロー
成形法などの各種成形法により目的とする成形品の製造
に供される。
[作用] 本発明において化合物Aで示されるフォスフェート系化
合物は特開昭58−1736号公報に開示された如く造
核剤として剛性および4!1械的強度の改善に作用する
ことが一般に知られている。しかしながら、化合物Aを
本発明に係わる特定の配合割合からなる成分(A)、成
分(B)および成分(C)に配合することにより、従来
公知の造核剤の配合からは到底予測できない驚くべき相
乗効果が発揮され、剛性、光沢および機械的強度が著し
く優れた組成物が得られることを見い出した。
[効果] 本発明の組成物は、結晶性プロピレン系重合体、高密度
ポリエチレンおよび非晶性エチレン−プロピレンランダ
ム共重合体からなる3成分に各種造核剤を配合してなる
ポリオレフィン組成物の従来公知の組成物に比較して、
(1)剛性、光沢および機械的強度が著しく優れている
。(2)耐衝撃白化性および耐衝撃性が優れている。(
3)耐衝撃白化性、光沢、耐衝撃性、機械的強度および
剛性の要求される各種用途とりわけバッテリーケース、
ウオッシャ−タンク等の自動車部品、洗濯機の上蓋およ
び中蓋、掃除機のハ1クジング等の家電部品に好適に使
用できる。
[実施例コ 以下1、実施例および比較例によって本発明を具体的に
説明するが、本発明はこれによって限定されるものでは
ない。
尚、実施例および比較例で用いた評価方法は次の方法に
よった。
1)耐衝撃白化性: 得られたペレットを用いて長さ5
0IIII11、巾50mm、厚み2市の試験片を射出
成形法により作成し、該試験片を用いて該試験片の中心
部に鋼球が当たるように500gの鋼球を100c+n
の高さから自然落下させ、該試験片に衝撃白化を発生さ
せる。発生した白化を以下の4段階に分類することによ
り耐衝撃白化性を評価した。
◎:はとんど白化が認められない。
O:わずかに白化が認められる。
Δ: かなり白化が認められる。
X:著しい白化が認められる。
■)光沢: 得られたペレットを用いて長さ50mm、
巾50間、厚み2III111の試験片を射出成形法に
より作成し、該試験片を用いて光沢率を測定(ASTM
D523に準拠)することにより光沢を評価した。
■〉耐衝撃性:得られたペレットを用いて長さ63.5
mm、巾13mm、厚み3.5mmの試験片(ノツチ有
り)を射出成形法により作成し、該試験片を用いて23
℃におけるアイゾツト衝撃強度を測定(JISに7!1
0に準拠)することにより耐衝撃性を評価した。
■)機械的強度:得られたペレットを用いて長さ175
師、巾10mm、厚み3.3−のJISI号試験片を射
出成形法により作成い 該試験片を用いて引張強度を測
定(JISに7113に準拠)することにより機械的強
度を評価した。
■)剛性: 得られたペレットを用いて長さ100II
I!l、巾10 mmx  厚み4ffimの試験片t
i:射出成形法により作成し、該試験片を用いて曲げ弾
性率を測定(JISK7203に準拠)することにより
剛性を評価した。
実施例1−11、比較例1〜9 成分(A)としてMFR7,0g/ 10分の安定化さ
れていない粉末状結晶性エチレン−プロピレンランダム
共重合体くエチレン含有1:2.5M量%; (A)−
[I] )、後述の第1表に示した成分(B)および成
分(C)をそれぞれ後述の第1表に示した配合割合とな
るように配合し、さらに成分(A)〜(C)の合計10
0111量部に、化合物Aとしてナトリウム−2,2′
−メチレン−ビス−(4,6−ジ−t−ブチルフェニル
)フォスフェートおよび他の添加剤のそれぞれ所定量を
後述の第1表に記載した配合割合でヘンセルミキサー(
商品名)に入れ、3分間攪拌群合した後口径40mmの
単軸押出機で200℃にて溶融混練処理してペレット化
した。また比較例1〜9として成分(A)がMFR7,
Og/ 10分の安定化されていない粉末状結晶性エチ
レン−プロピレンランダム共重合体(エチレン含有量2
.5ffi量%;(A)−[Iコ)、後述の第1表に示
した成分(B)、成分(C)およ?、FEPBをそれぞ
れ後述の第1表に示した配合割合となるように配合し、
さらに成分(A)〜(C)およびEPBの合計100重
量部に、後述の第1表に記載の添加剤のそれぞれ所定量
を配合し、実施例1〜11に準拠して溶融混練処理して
ペレットを得た。
耐衝撃白化性、光沢、耐衝撃性、機械的強度および剛性
試験に用いる試験片は、得られたペレットを樹脂温度2
50℃、金型温度50℃で射出成形により調製した。
得られた試験片を用いて前記の試験方法により耐衝撃白
化性、光沢、耐衝撃性、機械的強度および剛性の評価を
行った。これらの結果を第1表に示した。
実施例12〜22、比較例10〜18 成分(A)としてMFR2,0g/ 10分の安定化さ
れていない粉末状結晶性エチレン−プロピレンランダム
共重合体(エチレン含有m4.5重量%; (A)−[
nコ)、後述の第2表に示した成分(B)および成分(
C)をそれぞれ後述の第2表に示した配合割合どなるよ
うに配合し、さらに成分(A)〜(C)の合計1001
量部に、化合物Aとしてナトリウム−2,2′−メチレ
ン−ビス−(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)フォス
フェートおよび他の添加剤のそれぞれ所定量を後述の第
2表に記載した配合割合でヘンセルミキサー(商品名)
に入れ、3分間攪拌混合した後口径40mmの単軸押出
機で200℃にて溶融混練処理してペレット化した。ま
た比較例1O〜18として成分(A)がMFR2,0g
/ 10分の安定化されていない粉末状結晶性エチレン
−プロピレンランダム共重合体(エチレン含有m4.5
重量%;(A)−[ロコ)、後述の第2表に示した成分
(B)、成分(C)およびEPBをそれぞれ後述の第2
表に示した配合割合となるように配合し、さらに成分(
A)〜(C)およびEPBの合計100fftf1部に
、後述の第2表に記載の添加剤のそれぞれ所定量を配合
し、実施例12〜22に準拠して溶融混練処理してペレ
ットを得た。
耐衝撃白化性、光沢、耐Ij撃性、機械的強度および剛
性試験に用いる試験片は、得られたペレットを樹脂温度
250℃、金型温度50℃て射出成形により調製した。
得られた試験片を用いて前記の試験方法により耐衝撃白
化性、光沢、耐衝撃性、機械的強度および剛性の評価を
行った。これらの結果を第2表に示した。
実施例23〜33、比較例19〜27 成分(A)としてMFR7,0g/ 10分の安定化さ
れていない粉末状結晶性エチレン−プロピレン−ブテン
−1ランダム共重合体くエチレン含有1t2.5fft
f1%、ブテン−1含有量4.5重量%; (A)−[
[Iコ)、後述の第3表に示した成分(B)および成分
(C)をそれぞれ後述の第3表に示した配合割合となる
ように配合し、さらに成分(A)〜(C)の合計100
重量部に、化合物Aとしてナトリウム−2,2′−メチ
レン−ビス−(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)フォ
スフェートおよび他の添加剤のそれぞれ所定量を後述の
第3表に記載した配合割合でヘンセルミキサー(商品名
)に入れ、3分間攪拌混合した後口径40n+n+の単
軸押出機て200℃にて溶融混練処理してベレット化し
た。
また比較例!9〜27として成分(A)がMFR7,O
g/ 10分の安定化されていない粉末状結晶性エチレ
ン−プロピレン−ブテン−1ランダム共重合体(エチレ
ン含有量2.5重量%、ブテン−1含有量4,5重量%
;  (A)−[■])、後述の第3表に示した成分(
B)、成分(C)およびEPBをそれぞれ後述の第3表
に示した配合割合となるように配合し、さらに成分(A
)〜(C)およびEPBの合計100!量部に、後述の
第3表に記載の添加剤のそれぞれ所定量を配合し、実施
例23〜33に準拠して溶融混練処理してペレット を
得た。
耐衝撃白化性、光沢、耐衝撃性、機械的強度および剛性
試験に用いる試験片は、得られたペレットを樹脂温度2
50℃、金型温度50℃で射出成形により調製した。
得られた試験片を用いて前記の試験方法により耐衝撃白
化性、光沢、耐衝撃性、機械的強度および剛性の評価を
行った。これらの結果を第3表に示した。
実施例34〜44、比較例28〜36 成分(A)としてMFR7,0g/ 10分の安定化さ
れていない粉末状結晶性エチレン−プロピレン−ブテン
−1ランダム共重合体(エチレン含有量4.0重量%、
ブテン−!含有量 4.5重量%; (A)−[:IV
コ)、後述の第4表に示した成分(B)および成分(C
)をそれぞれ後述の第1表に示した配合割合となるよう
に配合し、さらに成分(A)〜(C)の合計100重量
部に、化合物Aとしてナトリウム−2,2′−メチレン
−ビス−(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)フォスフ
ェートおよび他の添加剤のそれぞれ所定量を後述の第4
表に記載した配合割合でヘンセルミキサー(商品名)に
入れ、3分間攪拌混合した後口径40mmの車軸押出機
で200℃にて溶融混練処理してペレット化した。
また比較例28〜36として成分(A)がMFR7,O
g/ 10分の安定化されていない粉末状結晶性エチレ
ン−プロピレン−ブテン−1ランダム共重合体(エチレ
ン含有m4.0重量%、ブテン−1含有量4.5重量%
; (A)−[■])、後述の第4表に示した成分(B
)、成分(C)お上びEPBをそれぞれ後述の第4表に
示した配合割合となるように配合し、さらに成分(A)
〜(C)およびEPBの合計100重量部に、後述の第
4表に記載の添加剤のそれぞれ所定量を配合し、実施例
34〜44に準爬して溶融混練処理してペレットを得た
耐衝撃白化性、光沢、耐衝撃性、機械的強度および剛性
試験に用いる試験片は、得られたペレットを樹脂温度2
50℃、金型温度50℃で射出成形により調製した。
得られた試験片を用いて前記の試験方法により耐衝撃白
化性、光沢、耐衝撃性、機械的強度および剛性の評価を
行った。これらの結果を第4表に示した。
第1〜4表に示される本発明しこ係わる成分(A)〜(
C)および化合物AならびにEPBおよび添加剤は下記
の通りである。
成分(A) (A)−[I1; 結晶性エチレンープロピレンランダ
ム共重合体(MFR7,0g/ 10分; エチレン含
有量2.5重量%) (A)−[■]; 結晶性エチレンープロピレンランダ
ム共重合体(MFR2,Og/ 10分; エチレン含
有量4.5重量%) (A)−[ml ; 結晶性エチレン−プロピレン−ブ
テン司うンダJ1共重合体(MFR?。Og/ 10分
: エチレン含有量2.5重量%、ブテン−1含有@4
.5重量%)(A)−[IV] ; 結晶性エチレンー
プロピレンーブテン−1ランダム共重合体(MFR?、
Og/ 10分; エチレン含有量4.0重量%、ブテ
ン−1含有量4.5M量%)EPB; 結晶性エチレン
−プロピレンブロック共重合体(MFR4,0g/ 1
0分; エチレン含有In 8.5重量%) 成分(B) (B)−[I1;  チーグラー・ナツタ系高密度エチ
レン単独重合体(旧5.0g/ 10分;密度0.98
38/c+n’)− (B)−[n];  チーグラー・ナツタ系高密度エチ
レン−プロピレン共重合体(Ml 5.Og/10分;
 密度0.9503/ cm’ ;メチル分岐3.0個
/ 1000炭素)(B)−[I11] ;  チーグ
ラー・ナツタ系高密度エチレン−ブテン−1共重合体(
旧5.0g/ 10分;密度0.9483/ cm’ 
:エチル分岐0.0111個/ 1000炭素)成分(
C) (C)−[I]; 非晶性エチレン−プロピレンランダ
ム共重合体(ムーニー粘度ML1+4(100℃)63
;プロピレン含有4123重量%; 日本合成ゴム社製
商品名[JSRT7961コ) (C)−[I]]; 非晶性エチレン−プロピレンラン
ダム共重合体(ムーニー粘度MLI+4(100℃)4
0;プロピレン含有1149重量%; 日本合成ゴム社
製商品名[JSREPIIコ) (C)−[ml ; 非晶性エチレン−プロピレン−エ
チリデンノルボルネンランダム共重合体(ムーニー粘度
MLI+4(100℃)82;プロピレン含有fi26
重量%; ヨウ素価!5.0 ;日本合成ゴム社製 商
品 □名[JSREP57P]) 化合物A; ナトリウム−2,2′−メチレン・ビス−
(4゜6−ジ−t−ブチルフェニル)フォスフェート(
アデカ・アーガス化学社製 商品名[MARKNA−1
10FI) 造核剤1;p−t−ブチル安息香酸アルミニウム造核剤
2:l・3,244−ジベンジリデンソルビトール造核
剤3; ナトリウム−ビス=(4−t−ブチルフェニル
)フォスフェート(アデカ・アーガス化学社製 商品名
[MARK  NA−10UFコ)フェノール系酸化防
止剤1;2,6−ジ−t−ブチル−p−クレゾール フェノール系酸化防止剤2; テトラキス[メチレン−
3−(3’、5’−ジ−t−ブチル−4′−ヒドロキシ
フェニル)プロピオネートコメタン リン系酸化防止剤1; ビス(2,4−ジ−t・ブチル
フェニル)−ペンタエリスリトールージフォスファイリ
ン系酸化防止剤2; テトラキス(2,4−ジ−t−ブ
チルフェニル) −4,4’−ビフエニレンージーフオ
スフォナイト Ca−3t;  ステアリン酸カルシウム第1表に記載
の実施例および比較例は、成分(A)として結晶性エチ
レン−プロピレンランダム共重合体を、また他の成分と
してそれぞれ第1表に記載したものを用いた場合である
。第1表かられかるように、実施例1−Ifは本発明の
配合割合の範囲内にある成分(A)〜(C)に化合物A
を配合したものであり、実施例1〜3と比較例1〜3(
本発明の配合割合の範囲内にある成分(A)〜(C)に
造核剤を用いないもの)とをくらべてみると、耐衝撃性
および耐衝撃白化性は両者とも同程度であるものの、比
較例1〜3は実施例1〜3にくらべて光沢、機械的強度
および剛性に劣っていることがわかる。また本発明の配
合割合の範囲内にある成分(A)〜(C)に、化合物A
以外の化合物からなる造核剤を配合した比較例4〜6と
実施例1〜3をくらべると、比較例4〜6は光沢、機械
的強度および剛性の改善効果は未だ充分ではなく、実施
例1〜3が著しく機械的強度および剛性に優れており、
化合物Aを用いることによりυn著な相乗効果を奏する
ことがわかる。すなわち、本発明で得られる機械的強度
および剛性は、本発明において限定された配合割合の範
囲内にある成分(A)〜(C)に化合物へを用いたとき
にみられる特有の効果であるといえる。さらに前述の特
開昭61−103944号公報に記載されたポリオレフ
ィン組成物すなわち本発明の配合割合の範囲外にある成
分(A)ならびに成分(B)、成分(C)およびEPB
から選ばれた1種または2種に有機リン酸ソーダすなわ
ち化合物Aを配合した比較例7〜9と実施例1〜3をく
らべると、比較例7〜9は耐衝撃白化性、光沢、耐衝撃
性、機械的強度および剛性のいづれかの点て劣っている
反面、実施例1〜3がこれらの全ての点で優れているこ
とがわかる。また、実施例1〜3に用いた成分(B)お
よび成分(C)をそれぞれ替えた実施例4〜11につい
ても、実施例1〜3と同様の効果が得られていることが
わかる。
第2表〜第4表は成分(A)としてそれぞれ結晶性エチ
レン−プロピレンランダム共重合体および結晶性エチレ
ン−プロピレン−ブテン−1ランダム共重合体を用いた
ものであり、これらについても上述と同様の効果が確認
された。
このことから本発明の組成物が、従来から知られたプロ
ピレン系重合体、高密度ポリエチレンおよび非晶性エチ
レン−プロピレン系ランダム共重合体の各成分の特定の
配合割合のものに造核剤を配合してなる組成物にくらべ
て、耐衝撃白化性、光沢、耐衝撃性、機械的強度および
剛性に優れ、とりわけ機械的強度および剛性の点で著し
く優れていることがわかり本発明組成物の顕著な効果が
確認された。
以  上 手続補正8(自発) 特許庁長官 小 川 邦 夫 殿 1、事件の表示 昭和62年を侍許願第96640号 2、発明の名称 ポリオレフィン組成物 8、補正をする者 事件との関係 特許出願人 大阪府大阪市北区中之島三丁目6番32号(〒530)
(207)チッソ株式会社 代表者 野 木 貞 雄 4、代 理 人 東京都新宿区新宿2丁目8番1号(〒160)5、補正
の対象 「発明の詳細な説明」の欄 6、補正の内容 明細書第26頁15行目「第1表」を「第4表」に補正
する。
以上

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(A)結晶性α−オレフィン−プロピレンランダ
    ム共重合体65〜98重量部、(B)高密度エチレン系
    重合体1〜15重量部および(C)非晶性エチレン−プ
    ロピレンランダム共重合体または非晶性エチレン−プロ
    ピレン−非共役ジエンランダム共重合体1〜20重量部
    の各成分からなり、成分(A)〜(C)の合計100重
    量部に対して、下記一般式[ I ]で示されるフォスフ
    ェート系化合物(以下、化合物Aという。)を0.01
    〜1重量部配合してなるポリオレフィン組成物。 ▲数式、化学式、表等があります▼[ I ] (但し、式中R_1は硫黄または炭素数1〜4のアルキ
    リデン基を、R_2およびR_3はそれぞれ水素または
    炭素数1〜8の同種もしくは異種のアルキル基を、Mは
    1価〜3価の金属原子を、mは0または1を、nは1〜
    3の整数を示す。)
  2. (2)一般式[ I ]において、R_1がメチレン基、
    R_2およびR_3で示されるアルキル基がt−ブチル
    基である特許請求の範囲第(1)項に記載のポリオレフ
    ィン組成物。
  3. (3)化合物Aとしてナトリウム−2,2’−メチレン
    −ビス−(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)フォスフ
    ェートを配合してなる特許請求の範囲第(1)項に記載
    のポリオレフィン組成物。
JP62096640A 1987-04-20 1987-04-20 ポリオレフイン組成物 Granted JPS63260944A (ja)

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KR1019880004425A KR910005690B1 (ko) 1987-04-20 1988-04-19 폴리올레핀 조성물

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2702098A1 (en) 2011-04-26 2014-03-05 Basf Se Additives for high-flow polymers
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WO2019220658A1 (ja) 2018-05-18 2019-11-21 株式会社Adeka 粒状核剤、樹脂組成物、成形品およびその製造方法
WO2020008668A1 (ja) 2018-07-04 2020-01-09 株式会社Adeka 粒状核剤、樹脂組成物、成形品およびその製造方法
WO2021149524A1 (ja) 2020-01-20 2021-07-29 株式会社Adeka 樹脂組成物の製造方法、および成形品の製造方法
WO2021186862A1 (ja) 2020-03-16 2021-09-23 株式会社Adeka 粒状核剤、樹脂組成物およびその製造方法ならびに成形品

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EP2702098A1 (en) 2011-04-26 2014-03-05 Basf Se Additives for high-flow polymers
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