JPS63260620A - ル−パ内ステアリング制御方法 - Google Patents

ル−パ内ステアリング制御方法

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JPS63260620A
JPS63260620A JP9339487A JP9339487A JPS63260620A JP S63260620 A JPS63260620 A JP S63260620A JP 9339487 A JP9339487 A JP 9339487A JP 9339487 A JP9339487 A JP 9339487A JP S63260620 A JPS63260620 A JP S63260620A
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JP
Japan
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roller
strip
maximum steering
steering
distance
Prior art date
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JP9339487A
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JPH074613B2 (ja
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Yutaka Naruse
豊 成瀬
Takayuki Naoi
直井 孝之
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ストリップ処理ラインにおけるルーパ内ステ
アリング制御方法に関する。
〔従来の技術〕
ストリップの連続処理ラインにおいては一般に、処理速
度を一定に保持するため前後にルーパ(アキュムレータ
)を用いてコイルハンドリング等に対応している。また
このようなラインではライン長が長くなるため適宜固定
側ローラを配置してストリップの蛇行を防止している。
この固定側ローラは当然ルーパ内にも配置され、その場
合には第3図に示すように移動側ローラ3に対して固定
側ローラ2を設置する。この固定側ローラ2の操作方法
は通常の固定側ローラと同様にストリップ1の蛇行量に
対してステアリングを作動させるもので、その最大制御
量はステアリング制御用シリンダのストロークと一致し
、これに制限を加えることがないのが一般的である。一
方固定側ローラ2を操作するとストリップ1には第4図
に示すように固定側ローラ2の入側では捩りを、出側で
は面歪を与えることとなり、ストリップ1には偏応力を
発生する。ルーパでは固定側ローラ2と移動側ローラ3
との距離が変化し、この距離が小さくなるとステアリン
グ制御量が同一でもストリップ内の応力が大きくなる。
従って、ストリップ1の破断やストリップ1に塑性歪が
生じないように固定側ローラ2と前後ローラ間には十分
な距離を設ける必要がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ルーバ内ステアリングにおいては、第3図に示すように
移動側ローラ3が位置P(固定側ローラ2に最も接近し
た)と位置Q(固定側ローラ2から最も離れた)の間を
移動するので、位Hpに移動側ローラ3が来た時に破断
し易い材料や低降伏点の材料ではストリップ1の破断や
降伏塑性変形を発生する危険性がある。これを回避する
ために移動側ローラ3の位置Pを固定側ローラ2から十
分離れた位置に設定することも考えられるが、その場合
にはデッドスペースが発生するため設備の投資コスト上
好ましくない。またステアリング制御量を小さくするこ
とも考えられるが移動側ローラ3が位置Qに移動した場
合に十分なステアリング量を確保できないという問題が
ある。
本発明は上述の問題点を解決するために提案されたもの
であり、設備にデッドスペースを生じることもなく、ま
たストリップに有害な張力偏差が発生するのを防止して
設備コストの低減を図るルーパ内ステアリング制御方法
を提供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上述の問題点を解決するものであり、ルーパ内
ヲ走行するストリップの蛇行を修正するステアリング制
御方法に適用され、次の技術手段を採った。すなわち。
移動側ローラと固定側ローラとの距離を測定し、距離に
応じて定まるストリップの許容応力限度内での固定側ロ
ーラの最大ステアリング角θrsaxおよび最大ステア
リング量δrmaxを求め、両値を同一のディメンショ
ンで比較し、小さい方の値をステアリング最大制御量と
する方法を用いた。
〔作用〕
第4図に示した、固定側ローラ2の入側の捩りによるス
トリップ内の応力σは幾何学的に以下の式のように求め
ることができる。なお第4図はステアリング作動時のス
トリップの変形説明図であり、第4図(&)は側面図、
第4図(b)は第4図(a)のA−A矢視図、第4図(
C)は第4図(a)のB−B矢視図である。
第5図のように捩られたストリップのストリップエツジ
における応力は、 crraax = (EV2/ 12) X (θ/L
)2+σt         ・・・■ となり、ストリップセンタにおける応力は。
crmin = (−EV2/ 24) X (θ/L
)2+σt          ・・・■ となる。ただし上式において、 Eニストリップのヤング率 W:板幅 L:ローラ間距離 θニステアリング角 σtコストリップの単位張力 である。
すなわち、応力分布はストリップエツジで高く、ストリ
ップセンタで低い偏心力となる。極端な場合にはストリ
ップエツジに凹性歪が発生したり、ストリップセンタの
張力がOとなりバー2クリングを起すことが考えられる
。また固定側ローラ2出側のメトリー2プlでも同様な
偏心力を発生する。このため、固定側ローラ2と前後ロ
ーラとの距離は一般に十分とり偏心力の発生を極力小さ
くし、ストリップ幅方向で張力が0とならないようにす
る必要がある0次式はストリップ幅方向で張力がOとな
らない条件である。
La1n > e W (E / 24 crt ) 
’−−−■固定側ローラ出側では、 局 Lmin > (3EWδ/crt)   −■ただし
  δニステアリング量 ところで、ルーパ内ステアリングについてはこのような
ローラ間圧1111Lを確保するためには、第3図に示
す、移動側ロー゛う3の位mPを固定側ローラ2から十
分離れた位置にセットする、もしくは、ステアリング角
θ、ステアリング量δを小さくして移動側ローラ3の位
置Pを固定側ローラ2に近づけることが考えられる。し
かし、前者の方法では、ルーパにデッドスペースが発生
するので設備コスト上好ましくない。また後者では、移
動側ローラ3が位置Qへ移動した場合には十分な蛇行制
御ができない恐れがある0以上の理由から、移動側ロー
ラ3の位置を検出してこれによりステアリング最大制御
量にリミットを設定し、ステアリング制御することによ
り上記の問題は解決することが分る。
この時の安全率をfとして、式■、■から逆算すれば、
最大ステアリング角Owaxおよび最大ステアリング量
δ1laX として、 θwax = (1/ f IX L/W)坏 ×(24σt /E)     ・・・■δmax =
 (1/f2)XL2crt /3EW・・・■ が得られる。固定側ローラの直径なりと量れば、δ=D
Xθ    であるから、 式■、■のθmax、δll1aXのいずれか一方のデ
ィメンションに変換して両者のディメンションヲ一致さ
せて比較し、小さい方の値をステアリング最大制御量と
して採用すればよい。
〔実施例〕
本発明を好適に実施するステアリング制御装置の例を第
1図に示す。ストリップlが蛇行した場合、これを投受
光式検出器7によって検出し、制御装置8はその偏差量
に見合うだけ固定側ローラ2を動かすようサーボバルブ
10を開とし、シリンダ11を作動させる。この時ステ
アリングの位l検出器12の出力信号がフィードバック
される。さらに、移動側ローラ3と固定側ローラ2の距
iLは、ウィンチ4を駆動するモータ5の出側に設置さ
れたPLG (パルス発生器)6によって算出される。
そしてその位置によって制御装置8は弐〇あるいは弐〇
によって演算された最大ステアリング角Owaxおよび
最大ステアリング量δll1aHのうち小さい方の値を
ステアリング最大制御量としてステアリングを制御する
例えば、 W=1200mm crt  =0.6 kg/mm2 D=500 φ fl = 1 f2=0.01 の場合、弐〇、■のディメンションをステアリング角に
統一して示したのが第2図のグラフである。この例では
ローラ間隔14m以下の時は最大ステアリング角δma
x/Dのカーブで、ローラ間隔14m以上の時は最大ス
テアリング角θma!のカーブで制御することになる。
〔発明の効果〕
本発明は、ルーパ内ステアリングを行う際、十分な制御
特性を持つとともに、設備にデッドスペースを生じるこ
ともなく、またステアリング操作量を小さくすることな
く、ストリップに有害な張力偏差が発生するのを防止し
て設備コストの低減に優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を好適に実施するステアリング制御装置
の系統図、第2図は本発明の一実施例の、ロール間圧a
Lとステアリング角0の関係グラフ、第3図はルーパ内
の固定側ローラと移動側コーラの説明図、第4図はステ
アリング作動時のストリップの変形説明図であり、第4
図(a)は側面図、第4図(b)は第4図(a)のA−
A矢視図、第4図(c)は第4図(a)のB−B矢視図
である。第5図はストリップが捩られた場合の変形の説
明図である。 1・・・ストリップ 2・・・固定側ローラ 3・・・移動側ローラ 4・・・ウィンチ 5・・・モータ 6・・・PLG 7・・・投受光式検出器 8・・・制御装置 9・・・油圧ユニット 10・・・サーボバルブ 11・・・シリンダ 12・・・CPC位置発振器 W・・・板幅 L・・・ローラ間距離 θ・・・ステアリング角 δ・・・ステアリング量 σt・・・ストリップの単位張力 P、Q・・・位置 D・・・固定側ローラの直径

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ルーパ内を走行するストリップの蛇行を修正するス
    テアリング制御方法において、 移動側ローラと固定側ローラとの距離を測 定し、該距離に応じて定まる前記ストリップの許容応力
    限度内での前記固定側ローラの最大ステアリング角θ_
    m_a_xおよび最大ステアリング量δ_m_a_xを
    求め、両値を同一のディメンションで比較し、小さい方
    の値をステアリング最大制御量とすることを特徴とする
    ルーパ内ステアリング制御方法。
JP9339487A 1987-04-17 1987-04-17 ル−パ内ステアリング制御方法 Expired - Lifetime JPH074613B2 (ja)

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JP9339487A JPH074613B2 (ja) 1987-04-17 1987-04-17 ル−パ内ステアリング制御方法

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JP9339487A JPH074613B2 (ja) 1987-04-17 1987-04-17 ル−パ内ステアリング制御方法

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Publication Number Publication Date
JPS63260620A true JPS63260620A (ja) 1988-10-27
JPH074613B2 JPH074613B2 (ja) 1995-01-25

Family

ID=14081086

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JP9339487A Expired - Lifetime JPH074613B2 (ja) 1987-04-17 1987-04-17 ル−パ内ステアリング制御方法

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JP (1) JPH074613B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100878676B1 (ko) * 2002-10-09 2009-01-13 주식회사 포스코 냉연공정의 수평식 루퍼의 거리확인장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100878676B1 (ko) * 2002-10-09 2009-01-13 주식회사 포스코 냉연공정의 수평식 루퍼의 거리확인장치

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Publication number Publication date
JPH074613B2 (ja) 1995-01-25

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