JPS63259553A - マイクロカプセルを用いて金属模様をつくるための方法および感光性物質 - Google Patents

マイクロカプセルを用いて金属模様をつくるための方法および感光性物質

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JPS63259553A
JPS63259553A JP7427688A JP7427688A JPS63259553A JP S63259553 A JPS63259553 A JP S63259553A JP 7427688 A JP7427688 A JP 7427688A JP 7427688 A JP7427688 A JP 7427688A JP S63259553 A JPS63259553 A JP S63259553A
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ポール・クリントン・アデイアー
キャサリン・アン・ギュアー
ジェームズ・アラン・ドウラー
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  • Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、基材上に金属模様を形成するための写像方法
およびそのために有用な感光性材料に関する。本発明は
装飾用を含むすべての目的のための金属模様の形成を包
含する一方、特に電気回路の生成に関するものである。
アメリカ特許A4,399,209および腐4.440
,846には、マイクロカプセルからのカラー前駆体の
放出をコントロールすることにより造像するために感光
性組成物とカラー前駆体とを含有するマイクロカプセル
を利用した造像シスチームが開示されている。本発明の
ある態様においては、本性は、金属模様更に詳細には印
刷回路を形成するために利用される。
印刷回路をつくるための各種の方法が文献において公知
である。これらの方法は云わゆる加色法、半加色法およ
び減色法である。触媒あるいは核の位置として機能し、
その上で金属模様が無電気メッキ溶液から析出されるよ
うな金属模様の形成法である加色法は非常に有利な方法
であった。写像法および印刷法の両方共にこれらの触媒
的模様を形成するために用いられてきた。例えば、鉄あ
るいはニッケル金属の粉末を含有する樹脂(例えばエポ
キシ樹脂およびポリイミド樹脂)ベースのインクを絶縁
基材上にシルクスクリーンで捺染後、硫酸銅溶液中に浸
漬し銅膜様を形成させるものである( C& E Ne
ws、 JlLly 2.1984、p5 )。
アメリカ特許A3,950,570 (Westerf
LElectric社による)には、絶縁部を感光性感
応剤(Ni 、A/s 、U 、Mo 、あるいはWの
感応様のコロイド)でコートする方法が開示されている
。この感応剤を露光させることにより、銀、パラジウム
あるいは白金イオンのような活性化金属イオンを還元す
る能力によって活性化させたりあるいは不活性化させた
りする。すなわち感応剤を電気回路と同じ模様に露光さ
せた後活性化されている金属イ、オン溶液で処理し、つ
いで還元された銀1.NOラジウムあるいは白金により
触媒活性化無電気メッキ溶液で処理することにより回路
を形成する。これらに関連する方法は、アメリカ特許、
%4,084゜023およびA3,904,783に記
載されている。
本発明は、広い範囲では電気回路あるいは装飾用模様の
ような金属模様の製造における写像用マイクロカプセル
の使用に関する。
本発明のある態様によると、種模様は、内相に種物質を
含有する感光性マイクロカプセルの造模様露光層からの
転写によりつくられる。マイクロカプセルからの種物質
の放出は露光によってコントロールされる。このことは
アメリカ特許扁4.399,209に詳述されている。
この方法により種物質の模様がつくられれば金属模様は
文献で公知の方法によりつくられる。この種模様は、金
属、金属塩、あるいは還元剤の模様である。
種物質が金属塩である場合の発明の態様によると、この
ような金属塩の造像模様を含有する基材は、第二の金属
塩と還元剤とを含有するメッキ浴へ導かれる。この種金
属塩は浴中の第二の金属塩よりも還元剤によって非常に
迅速に還元されるような濃度でかつその可能性が標準的
であるようなものである。この種金属塩が還元されると
、これらの物質は第二の、活性が小さい金属塩を還元す
るための核位置としであるいは触媒として作用する。そ
れにより金属模様がつくられるのである。
種物質が還元剤である場合の本発明の態様においてはこ
れらの還元剤の造像模様を含有する基材は、第二の還元
剤と金属塩とを含有するメッキ浴へ導かれる。この種還
元剤は、浴の金属塩が、浴の第二の還元剤によるよりも
種還元剤によって非常に迅速に還元されるような濃度で
かつそのような可能性が標準的であるようなものである
。このことによって金属種模様かつ(られ、これらの物
質が浴の第二の還元剤により更に金属塩を還元するため
の核位置としであるいは触媒として働く。
このようにして金属模様かつ(られるのである。
本発明は、感光性物質がその表面に感光性マイクロカプ
セル層を有する支持体から成り、該マイクロカプセルが
金属模様を形成するための種物質を含む内相を含有する
ことを特徴とする、金属模様を形成する上で有用な感光
性物質についてである。
また本発明は、 その表面に感光性マイクロカプセル層を有する支持体か
ら成る感光性物質を活性放射線へ造模様露光させること
(該マイクロカプセルは該金属模様をつくるための種物
質を含む内相を含有する); 該造模様露光された感光性物質を該金属模様をつくるこ
とが望まれる支持体部と組合せること; 核種物質が、該支持体部の表面へ造模様転写されるよう
に該マイクロカプセルに均一転写力を与えること; 金属が該支持体部上に該模様で析出されるような条件下
で、該種物質が造模様転写される該支持体部の該表面を
金属メッキ溶液とを接触させること; から成ることを特徴とする金属模様をつくるための方法
についてである。
更に、本発明はマイクロカプセルを接着剤の模様を析出
するために使用する方法についてである。
この接着剤は重合していない光硬化可能な組成物から成
る。接着剤の模様はそれに選択的に接着する金属顔料に
より調色されたりあるいは粉末をふりかげられたりする
、その後この調色された模様は無電気析出物により金属
模様をつくるために使用される。
第1図は、金属模様をつ(るために有用な本発明による
感光性物質の断面図である。
第2図は露光後の第1図の物質の断面図である。
第3図は金属模様がつくられる支持体への種物質の転写
を示す。
第4図は金属模様の析出を示す。
第5図は光分解可能な壁を有するマイクロカプセルを使
用した感光性物質の断面図である。
第6図は、第5図の物質を用いた内相の転写を示す。
、第7図および第8図は本発明によるトナ一方法を示す
第1図は支持体部(12)がマイクロカプセル層(14
)でコーティングされている本発明による感光性物質(
10)を示している。マイクロカプセル(14)にはカ
プセル壁部(16〕と種物質を含有する内相(18)と
が含まれている。本発明のある態様においては内相は更
に、露光後マイクロカプセルからの種物質の放出をコン
トロールすることができる感光性組成物を含有している
。本発明の態様による感光性物質は、アメリカ特許A4
,399゜209および腐4,440,846に記載の
物質と類似のものであるが、マイクロカプセル中には種
物質は含まれているが、発色剤は含有されていない。
第2図は光マスク、レーザーまたはペンシル光ビーム、
CRT管、液晶ディスプレーあるいはその他の公知の方
法を用いておこなわれた造模様露光後の第1図の感光性
物質を示している。態様を説明するだけの目的で、内相
(20)は光硬化可能な組成物を含有するものとして示
しであるこの内相は、露光時に遺構様硬化される。露光
域における内相は固形樹脂になることが示されている。
実際に半固体かあるいは高粘性液体となる。この固形化
あるいは濃稠化は露光による内相の重合あるいは架橋に
よっておこなわれる。非露光域では変化がなく、最初の
液相(18)が保持される。
露光後の転写は第3図に示すように支持体部(30)に
対しておこなわれる。種物質を含有する転写内相(32
)は、マイクロカプセル(21)が破壊された第2図に
示す非露光域に相応する域の支持体(30)においての
み存在している。転写は、感光性物質(10)と支持体
(30)とを組合せた後その組合せを均一な破壊力およ
び転写力を与えることにより主として加圧することによ
りおこなわれるのが一般的である。その他の破壊および
転写方法は、これらに関連する特許に記載されている。
金属模様(33)はメッキ溶液に浸漬することにより第
4図に示すような模様(32)に仕上げられる。ある方
法における種物質は、酸化鉄である。
酸化鉄を含有する模様(32)は、支持体を一般的な銅
無電気メッキ浴に浸漬することにより銅でメッキされる
。市販の銅メツキ溶液を用いての銅膜様を形成する場合
に問題が残されている。即ち、これらの溶液は反応が遅
く、銅膜様を析出するために必要な溶液へ長時間接触さ
せると種模様が除去されてしまうのである。しかし、こ
の問題はより活性が大きい銅メツキ溶液を使用すること
により解決できる。この問題は銀メツキ溶液で鎖模様を
つ(る場合、反応速度が大きいため生じない。
また銅膜様を形成させる問題の解決法が考えだされた。
まず最初に支持体部を銀メツキ溶液に浸漬した後で銅溶
液に浸漬する。一度銀がメッキされれば、種模様の接着
性には問題がなく、このため支持体は銅膜様を析出させ
るのに要する全時間、銅メツキ溶液中に保持される。
本発明の他の態様におけるマイクロカプセル壁は感光性
であるが・・・・・・内相はそうではない。例えば壁に
は活性露光により架橋される感光性物質が含まれている
。このような性質をもつ感光性マイクロカプセルは文献
において公知であり、日本公開特許A74−6212に
記載されている。ジアゾニュウム化合物が露光により破
壊されるマイクロカプセル壁中に存在するマイクロカプ
セルもまた公知である。これに関しては日本公開特許6
9−17733を参照されたい。
後者の物質の操作について第5図および第6図に示す。
露光前の物質の物理的構造は、第4図と同じである。し
かしながら第5図に示すように、露光によりマイクロカ
プセル(14)の壁(16)力変化する。即ち露光によ
り壁部(26)が分解したりあるいは構造的に弱くなる
。非露光壁は影響を受けない。内相は感光性ではないた
めに露光により第2図のような内相の硬化はおこなわれ
ない。
第1〜4図に示す物質がプラスの作用を示すのに対し、
この物質はマイナスの作用である。マイクロカプセル壁
物質(16)は、非露光域におけるマイクロカプセルが
露光脆弱化壁(26)を有する被露光マイクロカプセル
を破壊するために要する力(例えば圧力)の下でも保持
されるように選択されねばな℃・。従って第5図に示す
感光性物質が第6図に示すような支持体部と組合されて
、均一転写力を与えられた場合、転写内相(42)はマ
イクロカプセル(41)が破壊される露光域に相応する
域に存在する。理論的には、これらのカプセルは露光に
よってのみ破壊されうるのであり、要する力は内相を転
写するために要する力のみである。
本発明による金属模様の析出のための種物質として種々
の物質を使用しうることは無電気析出による金属模様を
形成する技術に詳しい人には容易に整知しうろことであ
る。
本発明において有用な種物質の一例は、金属顔料である
。代表的な顔料は、鉄、ニッケル、銅、亜鉛、パラジウ
ム、スズおよび銀の顔料である。
更に鉄の酸化物、Faz03およびFa、04のような
金属もこの範囲内に含まれる。顔料の大きさは非常に微
細な粒子程度であり、通常約100〜325メツシユの
顔料が使用される。
金属顔料が無電気析出を触媒作用するメカニズムは明ら
かでない。本発明において使用される金属顔料は無電気
温から析出される金属のための核位置として作用する。
またこれらはレドックス反応におけるメッキ金属により
置換される。更にこれらは金属塩と還元剤との間の導電
体として電子移動を容易にすることにより析出を触媒作
用することもできる。内相への代表的な顔料の分散量は
内相の残りの構成分100重量部あたり約5〜25重量
部である。マイクロカプセルの内相が感光性の場合、残
りの成分は通常、光硬化可能なあるいは光軟化可能な組
成物から成る。マイクロカプセル壁が感光性の場合には
、内相は、通常オイル(例えばイーカーボン紙法で発色
剤と共に通常使用されるオイルのすべてが使用できる)
および種物質から成る。
本発明のある修飾によるマイクロカプセルは種物質が含
有されていない。まず未硬化の感光性組成物あるいは接
着剤がマイクロカプセルから転写される。ついでこの未
キユア感光性組成物あるいは接着剤は金属顔料で調色さ
れる。このことを第7図に示すが、この場合絶縁支持体
部(50)は、第3図あるいは第6図のように形成され
た接着剤模様(52)を担持する。ついで金属顔料(5
0)は、ディスペンサー(56)から模様に使用され、
選択的に接着剤域(52)に接着する。その後支持体(
50)をメッキ浴に入れ第8図に示すような金属模様を
形成させる。顔料は最も代表的なものとしては金属顔料
であるが、ここに記載した他の種物質も理論的には、こ
の方法においての支持体に選択的に接着される。
他の種物質は金属鉄還元剤である。ノ・ロゲン化銀およ
び/あるいは他の金属塩を現像させるために写真技術で
使用されている還元剤を使用することができる。使用し
つる還元剤の例は、ノ・イドロキノン、ホルムアルデヒ
ド、フェニドン、ビスフェノール、アスコルビン酸、し
ゆう酸、リダクトン、アミノフェノール、ジアミノベン
ゼン、3−ピラジドン、ポリヒドロキシベンゼン等であ
る。
内相に感光性組成物が含まれる場合、還元剤は組成物の
露光および現像に影響を与えないものを選択する必要が
ある。例えば、ある種の還元剤はフリーラジカルをとら
えたりまたフリーラジカル重合可能組成物を抑制したり
する。
還元剤の使用量は通常、内相の残成分100部あたり約
5〜30部である。この量は処理溶液の活性を充分にさ
せるだめの転写特性に基いて調整される。種物質が還元
剤である本発明の態様においてはこのような還元剤の造
像模様を含有する基材は第二の還元剤と金楕塩とを含有
するメッキ浴へ導入される。この種還元剤は、浴の金属
塩が浴の第二の還元剤によるよりも種還元剤によって非
常に迅速に還元されるような濃度で、かつ可能性が標準
的であるようなものである。
本発明において有用な他のタイプの種物質は、金属塩で
ある。本発明の最も代表的な態様によるこれらの金属塩
は有機−可溶性のものである。即ち、光硬化可能なある
いは光軟化可能な組成物のようなオイル状物質に、可溶
なもの、あるいはビスフェノール、脱臭ケロセン、脂肪
族炭化水素およびノーカーボンシステムの内相に一般的
に使用される他のオイルのようなオイル状溶剤に可溶性
のものである。メッキ操作時に塩が除去されないように
、水への溶解度がかなり小さい塩を選択することが望ま
しい。
本発明において有用な塩は銀、ニッケル、白金、スズ、
パラジウム、イリジウム、ロジウム、オスミウム、ルテ
ニウムから選ばれる金属イオンの塩である。有機可溶性
の塩は、アルカノエート、であり例えば、ベヘナート、
ラウレート等である。
金属塩は代表的には内相の他成分100部あたり約5〜
30部の量で内相に添加される。種物質が金属塩である
本発明の態様においては、このような金属塩の造像模様
を含有する基材は、第二の金属塩と還元剤とを含有する
メッキ浴へ導入壱れる。この種金属塩は、浴中の第二金
属塩よりも還元剤によって非常に迅速に還元されるよう
な濃度で、かつその可能性が標準的であるようなもので
ある。
種物質は内相にそれらを溶解あるいは分散(金属顔料の
場合)し、その内相を連続相に分散し、ついで他の公知
の方法でマイクロカプセル壁を形成させることによりカ
プセル化される。適当なカプセル化法は、アメリカ特許
/164,399,209に記載されている。好適なマ
イクロカプセルはメラミン−ホルムアルデヒドカプセル
である。
内相が感光性である本態様に有用な光硬化可能な組成物
は、アメリカ特許/I64,399,209に記載され
ている。光軟化可能な組成物もまた特許に記載されてい
る。他の有用な光軟化可能な組成物はポリアルデヒドを
使用したものでありアメリカ特許44,108,839
 ; 3,984,253 ;および3.915,70
4に開示されている。ここで有用な陽イオン染料ホウ酸
塩コンプレックスのよづな陰イオン染料一対イオン化合
物を使用した可視光線感応性組成物は、アメリカ出願特
許A944,305(1986年12月12日ファイル
)に記載されている。UV−感応性組成物は、アメリカ
出願特許A755,400(1985年7月16日ファ
イル)に詳述されている。
金属模様は、非導電性支持体部上につ(られて印刷回路
として提供される。このような支持体部は文献で公知で
ある。支持体部は析出模様への接着性を向上させるため
に処理される。金属模様の接着性は、更に支持体への内
相の接着性の役割をはたすものと思われる。特に支持体
を文献において通常使用される無電気析出水溶液中に浸
漬した場合、多くの光硬化可能な組成物に用いられるモ
ノマーの極性によりそれが洗い落され易くなる。
従ってこの問題の解決法の一つは内相へワックスを添加
して、それをより疎水性にすることであり、このことに
より析出操作時に洗い落とされる傾向を減少させるので
ある。内相に光硬化可能な組成物が含まれている場合、
転写された模様を活性放射線へ事前−露光することによ
り接着性を改良することができる。
種物質の模様転写後の処理工程は、種物質と使用される
析出浴のタイプとによっているいろである。
これらのメッキ浴の活性度は、pH1塩、および/ある
いは還元剤濃度をコントロールすることにより公知の方
法において変更することができる。
本発明のある態様による金属顔料は酸化鉄である。この
顔料は金属模様を提供するために直接にあるいは間接に
無電気メッキ浴を組合せて使用される。本発明のある態
様による金属模様を担持する非導電性支持体は銅メッキ
浴に浸漬されて直接銅模様を形成する。しかしながら前
述のようにこの方法は時間がかかる傾向がある。全工程
はつぎのようにしてより効率的にすることが可能である
即ちまず金属顔料の種模様を非常に迅速にする傾向をも
つ銀無電気メッキ浴中に浸漬して金属銀模様を形成させ
る。これはその後で使用される銅無電気メッキ浴から銅
膜様を析出させるための触媒あるいは核位置として作用
する。
本発明においては市販の無電気メッキ浴を使用すること
ができる。このような浴はShiptayCompα九
ν、 N#wt ofL、 Mα88から市販されてい
る。
無電気メッキ浴は更に特許にもよく記載されている。例
えばアメリカ特許Jli4,152,477 (実施例
2);アメリカ特許屑4,239,813(欄6);お
よびアメリカ特許A3,758,304 (実施例4)
等に記載されている。
本発明において使用されるマイクロカプセルの大きさは
、約1〜10ミクロンが好ましく、約3〜8ミクロンが
更に好ましい。
以下の制限されない実施例により本発明を更に詳細に説
明する。
実施例1゜ 本発明による感光性物質をつくるために以下の操作を用
いた。
TMPTA 50?、イソプロピルチオキサントン1.
(1、エチルp−ジメチルアミノヘンフェート2.Or
、種物質10FおよびDa amo chbr N −
100CModay ) 3.339の溶液を内相とし
てつ(す、水1801、ペクチン4,02、Varsa
TL500 3.5r、重炭酸ナトリウムo、osrの
連続相中で乳化した。メラミン7.82、水882、お
よびホルムアルデヒド(37%)13.Orの溶液を6
0℃で30分処理した後、65℃で2.00 Or、p
、mで攪拌しながら添加した。1時間攪拌しつづけた後
、更に1200 r、p、tnで攪拌しながら尿素溶液
(50%)15.4rを添加した。
上記のようにしてつくったカプセルをポリエステル上に
3m1tコーテイングし、乾燥させた。
実施例2゜ 以下の種物質を用いて実施例1のようにして感光性物質
なつ(りた。
A、銅粉末   (1ミクロン) B、亜鉛粉末  (−325メツシユ)C,スズ粉末 
 (−325メツシユ)D、ニッケル粉末(−325メ
ツシユ)E、酸化鉄粉末 (−325メツシユ)F、 
 t−プチルノ1イドロキノン G、2.7−シヒドロキシナフタレン H,1,6−ヒドロキシナフタレン いづれの場合(A−H)の物質もマスクを通して白色光
の感光度針に露光させた。ついで被覆光シートを印刷回
路板支持体と組合せた後実験室用加圧ローラーを用いて
カプセルを破壊した。
その後、板を水100−あたりAQNO,5,Orとハ
イドロキノン0.22とを含有する銀無電気メッキ浴中
に室温で浸漬した。浴を軽く攪拌しながら板を30秒浸
漬させた。ついで板を浴から取出したところ鎖模様が認
められた。
実施例3゜ 酸化鉄を含有するカプセルを用いて実施例2のようにし
て銀−金属像をつくった。使用した基材は、フェノール
ラミネートNE:MAグレードG−10、MIL−P−
18177タイプGEE(0,065インチ) (Da
yton PLastica)である。
板を乾燥後、りぎの銅メツキ浴中に58℃で1,5時間
浸漬した。
7、Of   CuS0゜ 10.75r   EDTA三ナトジナトリウム塩4 
  NaOH 10、!1M   ホルムアルデヒド 1 ?   Carbovaz  4000100(l
  脱イオン水 メッキ浴から板を取り出し乾燥させた。マルチメーター
により測定したところ連続性を有する銅膜様が認められ
た。
以下の内相を含有するメラミン−ポルムアルデヒドカプ
セルを実施例1のようにしてつくった。
359  7MPTA 15y  オクタコサン 12  イソプロピルチオキサントン if   2−メルカプトベンズオキサソールこれらの
カプセルを造像露光した後加圧下基材板へ転写した。で
きた液状模様をっぎの金属粉の一種により調色処理した
(Aldrtch Chmmical)黒色酸化第二鉄
 −1ミクロン(Fisher)調色処理後、非露光域
へ接着しなかった金属をDlLst−Off  (圧縮
フレオ;/−12、Fjgld Co。
Inc、社製)により除去した。っ(った4種類の板を
実施例3に記載の銅浴に58℃で1,5時間浸漬した。
板をメッキ浴から取り出して脱イオン水で洗浄した後乾
燥した。各サンプルは、共に連続性を有する銅膜様を示
した。
これまで本発明について詳細にかつそれらの好適な態様
により説明してきたが、特許請求の範囲に制限される本
発明の範囲から離脱することなく修飾および変更するこ
とが可能であることは明白である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、金属模様をつくるために有用な本発明による
感光性物質の断面図である。 第2図は、露光後の第1図の物質の断面図である。 第3図は、金属模様かつ(られる支持体への種物質の転
写を示す。 第4図は、金属模様の析出を示す。 第5図は、光分解可能な壁を有するマイクロカプセルを
使用した感光性物質の断面図である。 第6図は、第5図の物質を用いた内相の転写を示す。 第7図および第8図は本発明によるトナ一方法を示す。 (外4名) FIG、3 FIG、6

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、感光性物質がその表面に感光性マイクロカプセルの
    層を有する支持体を含み、該マイクロカプセルが金属模
    様をつくるために有用な種物質を含む内相を含有するこ
    とを特許とする金属模様をつくるのに有用な感光性物質
    。 2、該感光性マイクロカプセルが、その内相に更に光硬
    化可能なあるいは光軟化可能な組成物を含有する特許請
    求の範囲第1項記載の感光性物質。 3、該感光性マイクロカプセルが、内相に光硬化可能な
    組成物を含む特許請求の範囲第2項記載の感光性物質。 4、該種物質が金属顔料である特許請求の範囲第3項記
    載の感光性物質。 5、該種物質が該感光性組成物に溶解しうる金属である
    特許請求の範囲第3項記載の感光性物質。 6、該種物質が還元剤である特許請求の範囲第3項記載
    の感光性物質。 7、該金属顔料が、鉄、ニッケル、銅、亜鉛、パラジウ
    ム、スズ、銀およびこれらの酸化物から成る群から選ば
    れる金属の顔料である特許請求の範囲第4項記載の感光
    性物質。 8、該金属顔料が酸化鉄である特許請求の範囲第7項記
    載の感光性物質。 9、該還元剤が、ハイドロキノン類、ハイドロアンスラ
    キノン類、ホルムアルデヒド、フエニドン、ビスフェノ
    ール類、しゆう酸、アスコルビン酸、リダクトン、アミ
    ノフェノール類、3−ピラゾリドン類、ジアミノベンゼ
    ン類およびポリヒドロキシベンゼン類から成る群から選
    ばれる特許請求の範囲第6項記載の感光性物質。 10、該還元剤がハイドロキノン類である特許請求の範
    囲第9項記載の感光性物質。 11、該金属塩が、有機可溶性の銀、銅、スズ、イリジ
    ウム、ロジウム、オスミウム、ルテニウムおよびパラジ
    ウムの塩からなる群から選ばれる特許請求の範囲第5項
    記載の感光性物質。 12、その表面に感光性マイクロカプセルの層を有する
    支持体から成る感光性物質を活性放射線へ造模様露光さ
    せること、(ここにおいて該マイクロカプセルは金属模
    様をつくるための種物質を含む内相を含有する); 該造模様露光された感光性物質を該金属模様をつくるこ
    とが望まれる支持体部と組合せること;該種物質が該支
    持体部の表面へ造模様転写されるように該マイクロカプ
    セルへ均一な破壊力および/あるいは転写力を与えるこ
    と; 金属が該支持体部上に該模様で析出されるような条件下
    で、該種物質が造模様転写される該支持体部の該表面と
    金属メッキ溶液とを接触させること; から成ることを特徴とする金属模様をつくるための方法
    。 13、該感光性マイクロカプセルが、それらの内相に更
    に光硬化可能なあるいは光軟化可能な組成物を含有する
    特許請求の範囲第12項記載の方法。 14、該感光性マイクロカプセルが内相に光硬化可能な
    組成物を含む特許請求の範囲第13項記載の方法。 15、該種物質が金属顔料であり、かつ該メッキ溶液が
    析出されるべき金属の塩および還元剤の無電気メッキ溶
    液である特許請求の範囲第14項記載の方法。 16、該種物質が還元剤であり、かつ該メッキ溶液が該
    還元剤により還元可能である、析出されるべき金属の塩
    を含有する特許請求の範囲第14項記載の方法。 17、該種物質が、有機可溶性金属塩であり、かつ該メ
    ッキ溶液が該金属塩のための還元剤を含有する特許請求
    の範囲第14項記載の方法。 18、該種物質が金属顔料でありかつ該メッキ溶液が析
    出されるべき第一の金属塩および還元剤の無電気メッキ
    溶液であり、かつ該支持体部と該メッキ溶液との該接触
    工程後、該方法が該支持体部と析出されるべき第二の金
    属塩および還元剤の第二のメッキ溶液との追加接触工程
    を含み該第一金属が該第二金属より迅速に析出される金
    属である、特許請求の範囲第15項記載の方法。 19、該金属顔料が、鉄、銅、亜鉛、パラジウム、スズ
    、イリジウム、ロジウム、オスミウム、ルテニウム、銀
    、およびこれらの酸化物から成る群から選ばれる金属の
    顔料である特許請求の範囲第15項記載の方法。 20、該メッキ溶液が銅、銀、スズおよびパラジウムか
    ら成る群から選ばれる金属の塩の溶液であり、該塩が該
    金属顔料の金属と同じかまたは異なる金属の塩である特
    許請求の範囲第19項記載の方法。 21、該金属顔料が酸化鉄であり、かつ該金属塩が銀の
    塩である特許請求の範囲第20項記載の方法。 22、該金属顔料が酸化鉄であり、かつ該金属塩が銅塩
    である特許請求の範囲第20項記載の方法。 23、該金属模様が導電性であり、かつ少なくとも電気
    回路の一部を形成する特許請求の範囲第15項記載の方
    法。 24、該感光性組成物が可視光線あるいは紫外放射線に
    対し感応性である特許請求の範囲第1項記載の感光性物
    質。 25、感光性マイクロカプセルの造像露光された層から
    の転写により、支持体上に接着剤、金属顔料、金属塩あ
    るいは還元剤を形成させることから成ることを特徴とす
    る金属模様を形成させる方法の改良。 26、その表面に感光性マイクロカプセル層を有する支
    持体から成る感光性物質を活性放射線へ造模様露光させ
    ること、(ここにおいて該マイクロカプセルは支持体部
    へ金属顔料を接着するための物質を含む内相を含有する
    ); 該造模様露光された感光性物質を該金属模様を形成する
    ことが望まれる支持体部と組合せること;該顔料を接着
    するための該物質が該支持体の表面へ造模様転写される
    ように該マイクロカプセルへ均一な破壊力または転写力
    を与えること;該接着剤物質へ該金属顔料を接着させる
    ために、該接着剤物質が造模様転写される該支持体部の
    表面へ金属顔料を振りかけること;および 該金属顔料が金属模様の無電気析出のための触媒あるい
    は核位置として提供されるような条件下で、該接着剤物
    質が造模様転写される該支持体部の該表面と金属メッキ
    溶液とを接触させること;から成ることを特徴とする金
    属模様をつくるための方法。 27、該感光性マイクロカプセルが光硬化可能な組成物
    を含有し、かつ該光硬化可能な組成物が更に該支持体部
    へ該金属顔料を接着するための該接着剤物質として機能
    する特許請求の範囲第26項記載の方法。
JP7427688A 1987-03-30 1988-03-28 マイクロカプセルを用いて金属模様をつくるための方法および感光性物質 Pending JPS63259553A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH043062A (ja) * 1990-04-20 1992-01-08 Nisshinbo Ind Inc 導電パターンの形成方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH043062A (ja) * 1990-04-20 1992-01-08 Nisshinbo Ind Inc 導電パターンの形成方法

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