JPS63258274A - 自動車車体の補強構造 - Google Patents

自動車車体の補強構造

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JPS63258274A
JPS63258274A JP62094054A JP9405487A JPS63258274A JP S63258274 A JPS63258274 A JP S63258274A JP 62094054 A JP62094054 A JP 62094054A JP 9405487 A JP9405487 A JP 9405487A JP S63258274 A JPS63258274 A JP S63258274A
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JP
Japan
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epoxy resin
weight
amine
parts
foaming
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Pending
Application number
JP62094054A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Yamamoto
拓 山本
Toshimichi Suzuki
利道 鈴木
Shigeru Katayama
茂 片山
Isao Urazuka
浦塚 功
Yukio Nishiyama
幸夫 西山
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Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動車のフード(ボンネット)、トランク切リ
ッド、ルーフ、ドア等の自動車車体の外板(アウターパ
ネル)の補強構造に関するものである。
〔従来の技術とその問題点〕
従来、自動車車体の外板の補強構造として外板表面にゴ
ム系、PvC系、アスファルト系等の接着剤層を介して
内板(補強用インナーパネル)を設け、外板と内板とを
加熱接着することによって外板に張り剛性を付与するこ
とが広く行われている。
しかしながら、このような補強構造に上記の如き接着剤
を用いたのでは、加熱後の接着剤の接着力が低いため、
外板の張り剛性が不十分であるという問題がある。
と記の接着力の低さを改善するものとしてエポキシ樹脂
、アクリル樹脂、ウレタン樹脂等の加熱、硬化により高
い接着力を示す接着剤を使用する方法が考えられる。
ところが、かような方法にあっては、加熱、硬化の際の
収縮が大きく、外板に歪が発生するという問題がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは、上記の事情に檻み鋭意研究した結果、外
板上に熱硬化性樹脂を発泡させた発泡層を介して内板を
設ければ、高い張り剛性と歪発生防止を両立できること
を見出し末完明番こ至ったものである。
即ち、本発明は高い張り剛性と低歪性を有する自動車車
体の補強構造に関し、外板上に発泡層を介して内板を設
けて成る補強構造であって、発泡層が発泡倍率1.03
〜1.30倍の熱硬化性樹脂製発泡体であることを特徴
とするものである。
以下、図面により本発明を説明する。
第1図および第2図に示す補強構造において、1は外板
であり、所望の位置に発泡層3を介して内板2が設けら
、れている。本発明においては内板2の断面形状は第2
図の如く平板状であっても良く、第3図の如くフランジ
部を有するものであっても良い。このフランジ部を有す
る場合、発泡層3は内板2のフランジ部のみに設ければ
軽量化できるので好ましい。
また、上記実例においては内板の平面形状が長方形のも
ののみを例示したが、本発明においては用途、目的等に
応じて任意の形状のものを用いることができる。
本発明における発泡層としては、発泡倍率が1゜03〜
1.30倍、好まL <は1.05〜1.25音の熱硬
化性樹脂製発泡体が用いられる。この際の発泡倍率が1
.03倍より小さいものは硬化収縮による歪が発生する
ことがあり、1.30倍を越えると気泡抜けが起り易く
なり、耐腐食性が低下する傾向を示す。
特に本発明では、発泡層として通気性を有さない独立発
泡体を用いた際に耐腐食性がより一屑向上するので好ま
しい。
次に、発泡1に用いられる熱硬化性樹脂の発泡前の形態
である熱硬化性樹脂組成物について説明する。
熱硬化性(選脂組成物としては、エポキシ樹脂、ウレタ
ン樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂、)エノール樹脂、ア
クリル樹脂等めM硬化性樹脂を用いた組成物を挙げるこ
とができる。中でも耐熱性、接−i!耐久性の点からエ
ポキシ樹脂組成物を用いるのが好ましい。
熱硬化性樹II!組成物に配合される発泡剤としては常
温より高い温度で発泡するものであれば特に−限定はさ
れない。例えば、エポキシ樹脂組成物を用いて外板と内
板を接若して電着塗装を施す場合には、その塗装温度付
近の温度、130〜230℃程度で分解発泡する発泡剤
が好ましく用いられる。
これらの発泡剤の好適な具体例としてはアゾジカルボン
アミド、ジニトロソペンタメチレンテトラミン、4,4
′−ジオキシビスベンゼンスルホニルヒドラジッド等を
挙げることができる。
本発明で用いられるエポキシ樹脂の具体例としては、ビ
スフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エ
ポキシ樹脂、環状脂肪族エポキシ樹脂、ヒダントイン型
エポキシ樹脂、ノボラック型エポキシ樹脂、ダイマー酸
ジグリシジルエステル型エポキシm脂、グリシジルアミ
ン型エポキシ樹脂、ポリアルキレングリコールジグリシ
ジルエーテル、アミン変性エポキシ樹脂、ゴム変性エポ
キシ樹脂、フェノキシ樹脂溶融エポキシ樹脂を挙げるこ
とができ、これらの−皿もしくは二重以上の混合物を用
いることができる。
上記エポキシ樹脂の中でも可撓性、シール性、防錆性が
特に良好な、アミン変性エポキシ樹脂を用いた組成物に
より発泡層を形成するのが好ましい。
かような組成物としては、例えば、アミン変性エポキシ
樹脂、硬化剤、発泡剤を必須酸物とし、その他必要lこ
応じて未変性のエポキシ樹脂、各種添加剤を配合したも
のを挙げることができる。
以下、アミン変性エポキシ樹脂を例にとって説明する。
アミン変性エポキシ樹脂を製造するために用いるエポキ
シ樹脂としては、特に限定はされず、例えば、ビスフェ
ノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ
樹脂、環状脂肪族エポキシ樹脂、ヒダントイン型エポキ
シ樹脂、ノボラック型エポキシ樹脂、ダイマー酸ジグリ
シジルエステル型エポキシ樹脂、ジカルボン酸ジグリシ
ジルエステル型エポキシ樹脂、グリシジルアミン型エポ
キシ樹脂、ポリアルキレングリコールジグリシジルエー
テル等を単独もしくは2種以上混合して用いることがで
きる。また、エポキシ樹脂の当量としては、通常100
〜3500、好ましくは100〜1500程度のものが
用いられる。
このアミン変性エポキシ樹脂は、エポキシ樹脂としての
反応性を有するために、1分子中に平均2個以上のエポ
キシ基を有するものを用いるのが好ましい。
エポキシ樹脂を変性するのに用いられるモノアミン化合
物としては、一般式R−NH2(Rは脂肪族、指環族ま
たは芳香族の一価の有機基であり、炭素数は50以下、
好ましくは炭素数15以下)で表される一級アミノ基を
1分子中に1個有する化合物が挙げられる。このような
モノアミン化合物としてはヘキシルアミン、シクロヘキ
シルアミン、アニリン等を挙げることができる。
アミン変性エポキシ樹脂を製造するには、例えば、上記
エポキシ樹脂とモノアミン化合物を50〜130℃程度
で0.25〜5時間溶融混合することにより得ることが
できる。このように溶融混合して得られたアミン変性エ
ポキシ樹脂は実質的にアミノ基の活性水素を含まないも
のとされる。しかしながら、活性水素が少々残存してい
ても、保存性を損なわない範囲で本発明において使用可
能である。一般的に初期活性水素量の10%以下好まし
くは3%以下程度残存していても本発明において使用可
能である。
上記のアミン変性エポキシ樹脂の構造は、必ずしも明ら
かではないが、以下lこ示すような基本構造を有するも
のと推測される。
(上記の式において、EPはエポキシ樹脂の骨格部分、
Rは脂肪族、脂環族または芳香族の一価の有機本であり
、炭素数50以下のもの)アミン変性エポキシ樹脂中の
アミン成分含有率は、1〜10重量%とされる。アミン
成分含有率とは、アミン変性エポキシ樹脂の骨格中に組
込まれたアミン成分(R−NH2相当分)が該エポキシ
樹脂に占める割合をいう。理論上は一級アミン基1個に
対してエポキシ基2個用いると当量になるが、変性後の
三級アミン基(−級アミ7基が変性により変化)がエポ
キシ樹脂成分の硬化触媒としての作用もするためゲル化
しやすいので、保存安定性の点からアミン変性エポキシ
樹脂中のアミン成分(’R−NH2相当分)含有率は1
0重量%以下にするのが良い。また、アミン成分含有率
が1重量%未満ではモノアミン化合物添加による変性の
効果が低いので好ましくない。
アミン変性エポキシ樹脂と混合するエポキシ樹脂として
はアミン変性エポキシ樹脂を製造するのに用いられるエ
ポキシ樹脂をそのまま用いることができる。
エポキシ樹脂成分としてアミン変性エポキシ樹脂とエポ
キシ樹脂を併用する場合には、エポキシ樹脂成分中でア
ミン成分含有量を0.5〜8重量%、好ましくは1〜5
重量%用いられる。0.5重環%未満ではOJ撓性付与
効果が十分でなく、−万8重量%を越えると耐熱性の低
下が大きくなると共に液状の場合には高粘度になるため
作業性が悪くなる傾向があるので好ましくない。
発泡剤としては常温より高い温度で発泡するものであれ
ば特に限定はされない。例えば、エポキシ樹脂組成物を
用いて外板と内板を接着して電着塗装を施す場合には、
その塗装温度は近の温度、130〜230℃程度で分解
発泡する発泡剤が好ましく用いられる。
これらの発泡剤の好適な具体例としてはアゾジカルボン
アミド、ジニトロソペンタメチレンテトラミン、4,4
−ジオキシビスベンゼンスルホニルヒドラジッド等を挙
げることができる。発泡剤の添加量としては用いる発泡
剤の種類によっても異なるがエポキシ樹脂成分100電
纜部に対して0゜03〜0.9重量部、より好ましくは
0.1〜0,8重量部用いるのが良い。0.03重量部
未満では硬化発泡による硬化収縮の防止、接着シール部
の空隙の充填が不完全になるため好ましくない。文た、
0.9重量部を越えると硬化発泡時に気泡抜けが起こり
耐食性が低下するおそれがあるため好ましくない。
硬化剤としては特に限定はされず、メルカプタン系、ア
ミン系、ポリアミド系、ホウ素系、ジシアンジアミド系
、ヒドラジド系、イミダゾール系、フェノール系、酸無
水物系、アミンイミド系等の硬化剤を挙げることができ
る。その中でもホウ素系、ジシアンジアミド系、ヒドラ
ジド系、イミダゾール系、フェノール系、酸無水物系、
アミンイミド系は保存安定性の点で良好であり、特にジ
シアンジアミド系、ヒドラジド系、イミダゾール系、フ
ェノール系、アミンイミド系はエポキシ樹脂の硬化剤と
して好ましいものである。エポキシ樹脂組成物を一液性
とする時には保存安定性の点からジシアンジアミド系、
ヒドラジド系、フェノール系の硬化剤を用いるのが好ま
しい。
本発明ではエポキシ樹脂としてビスフェノール系エポキ
シ樹脂或いはダイマー酸ジグリシジルエステル型エポキ
シ樹脂を用い、且つ硬化剤としてジシアンジアミド系、
ヒドラジド系のものを用いた時に防錆性の向−ヒが著し
い。
また、上記の硬化剤と共に硬化促進剤を併用することも
できる。かような硬化促進剤は特に限定はされないが、
好適なものとしては例えば、イミダゾール系、グアニジ
ン系、アミンイミド系、尿素系等の硬化促進剤を挙げる
ことができる。
エポキシ樹脂組成物に、さらにシラン系カップリング剤
を用いると耐水性、耐薬品性、密着性をより一層向上さ
せることができる。このようなシラン系カップリング剤
としては、例えばX S IY 3(Xはビニル基、メ
タアクリロキシプロピル基、アミノアルキル基、メルカ
プトアルキル基、エポキシアルキル基等の非加水分解型
の有機基、Yはハロゲン、アルコキシ基等の加水分解基
)で表されるシラン化合物が好適で、具体的にはr−ア
ミノプロピルトリエトキシシラン、γ−グリシドキシプ
ロピルトリメトキシシラン、γ−メルカプトプロピルト
リメトキシシラン、ビニルトリアセトキシシラン等を挙
げることができる。シラン系カップリング剤はエポキシ
樹脂成分100重量部に対して5重隈部以下、好ましく
は0.2〜3重量部程度用いられる。
また、と記エポキシ樹脂組成物においては、シリカ、ク
レー、石こう、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、石英粉
、ガラス繊維、カリオン、マイク、アルミナ、水和アル
ミナ、水酸化アルミ、タルク、ドロマイト、ジルコン、
チタン化合物、モリブデン化合物、アンチモン化合物等
の充填剤、顔料、老化防止剤、その他の一般的に使用さ
れる種類の添加剤成分を用途や目的性状に応じて適宜配
合することができる。
エポキシ樹脂組成物は、液状、固型状のいずれの形態で
も良いが、シール性を目的とする用途においては、施工
性の観点から液状のもの、特に粘度が100〜1000
ポアズのものが好ましい。
かようなエポキシ樹脂組成物は例えば、前記必須成分お
よび所望により各種添加剤の所用量を室温で混合するこ
とにより得ることができる。
そして、本発明では、例えば、外板上に上記の如き熱硬
化性樹脂組成物の所望量を塗布し、その上に内板を設け
た後、150〜200℃で120〜20分間加熱するこ
とにより前記組成物が発泡硬化し、目的とする補強構造
を得ることができる。
〔実施例〕
以下、実施例により本発明の補強構造を説明する。
下記の各側に示す組成物による発泡層により、第1図お
よび第2図に示す形状の補強構造を得た。
尚、外板1詔よび内板2として鋼板(SPCC−8D、
0.8■ )を用いた。
また、以下における平均分子量とは、ポリスチレンをx
準物質と1−だゲルパーミェーションクロマトグラフィ
ーにより測定した数平均分子量を意味する。
製造例1 9.11−オクタデカジエン酸からなるダイマー酸ジグ
リシジエステル(分子ff1780〜940)70重量
%と平均分子量380のビスフェノールA型ジグリシジ
ルエーテル30重景%とからなるエポキシ[11167
重量部とシクロヘキシルアミン3重量部を加熱混合釜中
100〜110℃で1時間加熱混合し、アミン変性エポ
キシ樹脂を得た。
上記アミン変性エポキシ圏脂50重量部、ダイマー酸ジ
グリシジルエステル(#出)20重量部、ビスフェノー
ルA型ジグリシジルエーテル(61130重量部を40
〜80℃で加熱溶融混合し、冷却後、炭酸カルシウム4
0部、ジシアンジアミド8重量部、3−(3,4−ジク
ロルフェニル)−1,1−ジメチル尿素IMIIk部、
γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン1重量部
、4.4’−オキシビスベンゼンスルホニルヒドラジッ
ド0.1重量部を添加し、室温で1時間混合した後、3
本ロールに通してエポキシ樹脂組成物を得た。
製造例2.3 4.4′−オキシビスベンゼンスルホニルヒドラジッド
の配合量を0.4 M(1部、0.8ilifi部とす
る他は全て製造例1と同壜にして製造例2セよび3のエ
ポキシ樹脂組成物を得た。
製造例4 1分子当り君均2個のエポキシ基を有する平均分子t3
80のビスフェノールA型エポキシ樹脂50重1%と両
端にカルボキシル基を有する平均分子13400、アク
リロニトリル含有@18電嵐%のブタジェンアクリロニ
トリル共重合ゴム(平均カルボキシル基数1.9個/分
子)50重量%を140〜150℃で約4時間反応させ
、ゴム変性エポキシ!脂を得た。
このゴム変性エポキシ樹脂50重fl、l:’Xフェノ
ールA型エポキシ樹脂(前出)20重上部、カルシウム
80ifi部、ジシアンジアミド8重電部、3−(3,
4−ジクロルフェニル)−1,1−ジメチル尿素1重量
部、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン1重
壜部、4.4 −オキシビスベンゼンスルホニルヒドラ
ジッド0.4 重j1 部を添加、し、室温で1時間混
合した後、3本ロールに通してエポキシ樹脂組成物を得
た。
製造例5 フェノキシ樹脂(平均分子量25000 )30重量部
とビスフェノールA型エポキシ樹脂(前出)30重量部
を150〜200℃で2.〜3時間加熱溶溶融金し、5
0〜80℃まで冷却した後、ダイマー酸ジグリシジルエ
ステル40重量部を加え溶融混合する。室温まで冷却の
後、タルク30電毫部、ジシアンジアミド8重量部、3
−(3,4−ジクロルフェニル)1.1−ジメチル尿素
3重量部、γ−グリシドキシプロビルトリメトキシシラ
ン1重tS。
4.4 −オキシビスベンゼンスルホニルヒドラジッド
0.4重量部を添加し、1時間混合後、3本ロールに通
してエポキシ樹脂組成物を得た。
製造例5〜7 比較のため、製造例1の4.4 −オキシビスベンゼン
スルホニルヒドラジッドの配合量を0重量部、1重量部
とする他は全て製造例1と同様にして製造例5.6のエ
ポキシ樹脂組成物を得た。
また、ポリ塩化ビニル粉末14重量部、ジオクチルフタ
レート33重量部、炭酸カルシウム53重量部を混合釜
中、室温で1時間攪拌混合行った後、3本ロールに通し
て製造例7のポリ塩化ビニル組成物を得た。
上記各製造例で得られた組成物の特性を下記の方法によ
り測定した。結果を後記第1表に示す。
〈発泡倍率〉 アルミ箔上に組成物0.29を乗せ、170℃、40分
加熱を行い、加熱前後の密度、体積測定により計算した
く歪性〉 鋼板(SPCC−8D1100x300x1.8■)の
中心部15 x 270■に組成物を厚さ61mで塗布
し、170℃、40分間加熱の後、鋼板表面の歪の有無
を目視で観察した。
○・・・・・・・・・歪無し × ・・・・・・・・・歪有り く接着力〉 JIS K 6850に従い、鋼板(SPCC−8D。
100 x 25 x 1.6−11 )を用いて、1
70℃、40分の加熱の後、室温で引張剪断接着力を測
定した。
く曲げ強度〉 二枚の鋼板(SPCC−8D、150x80x0.8m
および5PCC−8D、120x25xO,8m)を組
成物厚2、5〜3.0 mで接着し、170℃、40分
間加熱した。その後第5図に示すようにスパン4.4′
の間隔100鴫とし、曲げ速度5 m/minで荷重B
をかけ変位が2鴫となった際の強度を測定する。
く耐腐食性〉 歪性の評価の際、作製した試料に電@塗装を施し、塩水
噴霧試験(雰囲気温度35℃、塩水濃度5%)を336
時間行う。その後、発泡層を剥離して下地金属の錆の有
無を目視観察する。
○ ・・・・・・・・・錆発生無し X ・・・・・・・・・錆発生有り また、ウレタン樹脂を用いて同様の評価をしたところ、
エポキシ樹脂の場合と同様良好な結果が得られた。
〔発明の効果〕
上記のように本発明の補強構造によれば歪の発生を防止
でき、しかも高い張り錆性(曲げ強度)を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実例を示す斜視図、第2図は第1図の
A−A’線で切断した断面図、第3図および第4図は他
の実例を示す断面図、第5図は曲げ強度の測定方法の概
略を示す断面図である。 l・・・・・・・・・外板 2・・・・・・・・・内板 3・・・・・・・・・発泡層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)外板上に発泡層を介して内板を設けて成る補強構
    造であって、発泡層が発泡倍率1.03〜1.30倍の
    熱硬化性樹脂製発泡体であることを特徴とする自動車車
    体の補強構造。
  2. (2)内板がフランジ部を有し、且つ発泡層がフランジ
    部のみに設けられて成る特許請求の範囲第1項記載の自
    動車車体の補強構造。
  3. (3)熱硬化性樹脂がエポキシ樹脂である特許請求の範
    囲第1項または第2項記載の自動車車体の補強構造。
JP62094054A 1987-04-16 1987-04-16 自動車車体の補強構造 Pending JPS63258274A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016135848A (ja) * 2015-01-20 2016-07-28 トヨタ自動車株式会社 カチオン電着塗料組成物
WO2022249602A1 (ja) 2021-05-26 2022-12-01 日本製鉄株式会社 自動車用パネル構造
WO2023032906A1 (ja) 2021-09-03 2023-03-09 日本製鉄株式会社 自動車用パネル構造および自動車用パネル構造の製造方法

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WO2022249602A1 (ja) 2021-05-26 2022-12-01 日本製鉄株式会社 自動車用パネル構造
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