JPS63257271A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JPS63257271A
JPS63257271A JP9221687A JP9221687A JPS63257271A JP S63257271 A JPS63257271 A JP S63257271A JP 9221687 A JP9221687 A JP 9221687A JP 9221687 A JP9221687 A JP 9221687A JP S63257271 A JPS63257271 A JP S63257271A
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JP
Japan
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region
insulating film
type
collector
conductivity type
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Pending
Application number
JP9221687A
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English (en)
Inventor
Tetsuji Yuasa
湯浅 哲司
Tsutomu Matsuura
松浦 勉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は半導体装置及びその製造方法に関し、特にバイ
ポーラトランジスタの低電流領域の電流増幅率及び周波
数特性の改善に関する。
〔従来の技術〕
従来、バイポーラアナログ回路に用いられるバイポーラ
トランジスタ素子として第4図に示す断面構造のトラン
ジスタがある。
第4図のバイポーラトランジスタはP型半導体基体1に
N型埋込み領域2を設け、その上にN−エビタキシャル
層3を設け、島領域形成の為P型絶縁領域4を設け、次
に、島領域内にP型ベース領域7を設け、そのP型ベー
ス領域7内にN+エミッタ領域12とN+のコレクタ取
り出し領域5を同時に設け、絶縁膜8に開口部を設け、
最後にエミッタ電極14のベース電極15.コレクタ電
極16を設けることにより得られる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述した従来のパイボーラトランジクタ構造では、第5
図で示す通り実効的なベース幅として、垂直方向のベー
ス幅Yと水平方向のベース幅Xとが有る。電流増幅率の
特性は、低電流領域でP型ベース領域5上の絶縁膜8の
界面状態と共に水平方向のベース幅Xが、高電流領域で
垂直方向のベース幅Yが重要な要因となる。一般的にコ
レクタ電流対電流増幅率の特性において、低電流領域で
電流増幅率が低く、エミッタの注入効率が低下する前の
高電流領域でピークを生じる。低電流領域で電流増幅率
の低下は、表面結合とエミッタ・ベース空間電荷層内再
結合が大きい為で水平方向のベース幅Xが大きいほどそ
の悪い影響が顕著となる。従って従来のバイポーラトラ
ンジスタの構造では低電流領域で電流増幅率の低下及び
周波数特性の低下特にfアの低下、雑音特性の低下を生
じる欠点があった。尚、電流増幅率は、ベース幅に依存
することは自明である。
本発明の目的は、低電流領域での電流増幅率の低下がな
いトランジスタ特性を持ち、かつ周波数特性と雑音特性
を改善した半導体装置及びその製造方法を提供すること
にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の第1の発明の半導体装置は、一導電型半導体の
コレクタ領域の一主面に設けられた逆導電型のベース領
域と、該ベース領域内に前記コレクト領域までの距離が
垂直方向に比べて水平方向の方が小さく形成されな一導
電型のエミッタ領域とを有して構成される。
また、本発明の第2の発明の半導体装置の製造方法は、
一導電型半導体のコレクタ頭載上に第1の絶縁膜を形成
する工程と、該第1の絶縁膜の一部を除去した領域に逆
導電型のベース領域を形成する工程と、表面に第2絶縁
膜を形成する工程と、該第2絶縁膜をエツチングして少
くとも前記逆導電型ベース領域と前記一導電型半導体の
コレクタ領域間の近傍に残す工程と、前記逆導電型のベ
ース領域と前記コレクタ領域間の近傍に残した第2絶縁
膜に接する前記逆導電型のベース領域内にエミッタ領域
を形成する工程とを含んで構成される。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について図面を参照して詳細に説
明する。第1図は本発明の一実施例の構造を示す断面図
であり、第2図(a)〜(C)は本発明の一実施例の製
造方法を説明するために工程順に示した途中工程の断面
図である。
第2図(a)に示すように、P型半導体基体1上にアン
チモンにより比抵抗数+07口のN型埋込み領域2を設
け、その上に比抵抗が数Ω・C程度のN−型エピタキシ
ャル層3を数μm設ける。
次に、P型絶縁分離領域4を選択形成し、次いで、コレ
クタ取り出しN+領域5を、他のN−型エピタキシャル
層3の島領域ではエミッタとして同時に設け、次いで、
P型ベース領域7を設ける為、絶縁膜8の二酸化ケイ素
膜を選択除去した後に、イオン注入技術によりホウ素を
注入して埋込み熱処理しP型ベース領域7を設ける。次
いで、気相成長法による二酸化ケイ素又は窒化ケイ素な
どの第2絶縁膜9を全面に設ける。
次に、第2図(b)に示すように、半導体基体に有機物
のレジスト11を選択形成し、等方性イオンエツチング
により第2絶縁膜9の一部の絶縁膜10を絶縁膜8の端
に形成する。次に、第2図(c)に示すように、第2図
(b)の半導体基体の有機物のレジスト11を除去した
後に、イオン注入技術によりAs(ヒ素)をイオン注入
した後に、熱処理してAs埋込みをし、N+エミッタ領
域12を設ける。その後数百℃で酸化し絶縁膜8aを設
ける。
次に、第1図に示すように、第2図(c)による半導体
基体の表面にプラズマ窒化膜などの第3絶縁[1Bを設
ける。次いで電極用の開孔部を形成し、アルミニウムな
どによりエミッタ電極14とベース電極15とコレクタ
電′w116を選択形成する。
ここで、水平方向ベース幅(X)が垂直方向べ−大幅〔
Y〕より大きくすることを図で示す。例えば本実施例で
はXの寸法か0.2μmとしてYの寸法を1μm程度と
したものである。本実施例によって水平方向ベース〔X
〕は絶縁膜10によって制御できる。
第3図(a)〜(h)は本発明の他の実施例を説明する
ために工程順に示した素子の断面図であり、第3図(i
)は第3図(h)の平面図である。
本実施例では本発明をPNPトランジスタに適用した場
合について説明する。
第3図(a)に示すように、P型半導体基体1にN型埋
込み領域2を設け、その上にN−エピタキシャル層3を
設け、続いてP型絶縁分離領域4を選択形成し、1つの
島領域にP−コレクタ領域17を設け、その一部にP+
コレクタ取り出し領域18を設ける。
次に、第3図(b)に示すように、絶縁膜8の一部を除
去した後、イオン注入または拡散によりリンを不純物と
いて導入しN型ベース領域19を。
設ける。
以下、簡略化の為、第3図(c)〜(g)は第3図(b
)に示したA領域を取り出して説明する。
次に、第3図(C)に示すように、第3図(b)におけ
る半導体基板に気相成長による二酸化ケイ素膜または窒
化ケイ素の第2絶縁膜を設ける。
次に、第3図(d)に示すように、レジスト11をホト
レジスト技術により形成する。
次に、第3図(e)に示すように、第3図(d)にて設
けたレジスト11をマスクにして異方性イオンエツチン
グを行い第2絶縁膜9の一部の絶縁膜10を絶縁膜8の
端に形成し、次いでレジスト11を除去する。
次に、第3図(f)に示すように、イオン注入技術によ
って、ホウ素を不純物としてイオン注入する。このとき
絶縁膜10下のN型ベース領域1つには不純物が導入さ
れない。
次に、第3図(g>に示すように、第3図(f)の半導
体基体を数百°Cで熱処理した後、絶縁膜8aを設け、
次に、全面に第3絶縁膜13を設ける。
次に、第3図(h)に示すように、電極形成のための開
孔部を設け、エミッタ電極21.ベース電極22.コレ
クタ電極23をそれぞれ設ける。
ここで図示されているように、水平方向ベース幅Xが垂
直方向ベース幅Yより小さく形成されている。
第3図(i)は第3図(h)のA部の平面図であって、
絶縁膜10の領域が実効的ベース幅を示す。
以上第2の実施例で示したPNPトランジスタ構造にす
ることによって、従来のラテラルPNPトランジスタよ
り電流増幅率が高く、かつ周波数特性も大幅に改善され
た高性能なPNPトランジスタを提供できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、トランジスタの水平方向
のベース幅を垂直方向のベース幅よりも小さくすること
によって低電流領域での電流増幅の向上ができることに
より周波数特性と雑音特性の改善をできる効果がある。
また、本発明によれば自己整合的に容易に本発明構造を
形成することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構造を示す断面図、第2図
(a)〜(C)は本発明の一実施例の製造方法を説明す
るために工程順に示した途中工程の素子の断面図、第3
図(a)〜(h)は本発明の第2の実施例を説明するた
めに工程順に示した素子の断面図、第3図(i)は第3
図(h)のA部の平面図、第4図は従来技術を説明する
ための半導体素子の一例の断面図である。 1・・・P型半導体基体、2・・・N型埋込み領域、3
・・・N−エピタキシャル層、4・・・P型絶縁分離領
域、5・・・コレクタ取り出しN“領域、7・・・P型
ベース領域、8・・・絶縁膜、8a・・・絶縁膜、9・
・・第2絶縁膜、10・・・絶縁膜、11・・・レジス
ト、12・・・N+エミッタ領域、13・・・第3絶縁
膜、14゜21・・・エミッタ電極、15.22・・・
ベース電極、2.3.16・・・コレクタ電極、17・
・・P−コレクタ領域、18・・・P+コレクタ取り出
し領域、19・・・N型ベース領域、20・・・P型エ
ミッタ領域。 $ 2 図 茅 3 m $  3  I!! 茅 3WJ $−4図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一導電型半導体のコレクタ領域の一主面に設けら
    れた逆導電型のベース領域と、該ベース領域内に前記コ
    レクタ領域までの距離が垂直方向に比べて水平方向の方
    が小さく形成された一導電型のエミッタ領域とを有する
    ことを特徴とする半導体装置。
  2. (2)一導電型半導体のコレクタ領域上に第1の絶縁膜
    を形成する工程と、該第1の絶縁膜の一部を除去した領
    域に逆導電型のベース領域を形成する工程と、表面に第
    2絶縁膜を形成する工程と、該第2絶縁膜をエッチング
    して少くとも前記逆導電型ベース領域と前記一導電型半
    導体のコレクタ領域間の近傍に残す工程と、前記逆導電
    型のベース領域と前記コレクト領域間の近傍に残した第
    2絶縁膜に接する前記逆導電型のベース領域内にエミッ
    タ領域を形成する工程とを含むことを特徴とする半導体
    装置の製造方法。
JP9221687A 1987-04-14 1987-04-14 半導体装置及びその製造方法 Pending JPS63257271A (ja)

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