JPS63254007A - 溶湯圧延による金属酸化物の連続的冷却硬化方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、溶湯圧延（３ｔ　ｒａｎｇｇ　ｒ　ｅｓｓｅ
ｎ　）により金属酸化物を連続的に冷却、硬化する方法
に関する。

ドイツ特許第１２５９７６２号公報により、内部冷却し
た回転するロールの周面に溶融、した金属酸化物を供給
し、そこで冷却して、冷却ロールと圧搾ロールとの間に
形成される間隙から可塑性の帯を引き出す方法が知られ
ている。　この圧搾ロールは、間隙に対して垂直に変位
可能なように配置され、冷却ロールに対して一定の重量
をもつ滑車により、所定の圧搾力が加えられる。　従っ
て、可塑状態にある金属帯が冷却ロールから剥れ、冷却
ロールの周面から曲げ離されて、冷却された水平な帯か
ら運び去られる。

上記の方法によると、溶湯は扱き出し前すでにロール間
隙で硬化し、ロール間に溶湯の堆積がなくなるから、前
面の充填部材は必要でなくなる。

冷却ロール上に非常に厚い材料層が硬化したときには、
圧搾ロールを間隙と垂直に変位可能に設けであることに
より装置の破壊は避けられるが、ロール間隙を所定の幅
に設定することができなくなる。　従って、従来の方法
による製品の帯の厚さはバラツキが大きく、品質の均一
な研磨材が得られないという欠点があった。

また、ヨーロッパ特許第００５７６５１Ｍ公報により、
溶融した金属酸化物を溶湯圧延により冷却、硬化する方
法が知られている。　これは、平行軸を有する内部冷却
された一対のロール間に形成された中間室に溶湯を供給
するもので、各ロールは周速度が等しく、互いに反対方
向に回転する。

ロールの回転数と冷却を、回転軸の平面内でロール間隙
にある両外面が硬化した層の中に流動性の被膜を依然と
して保持するように規制し、この被膜がロール間隙へ向
けて僅かな長さで全面を被覆するようにしなければなら
ない。

上記の方法によると、ロール間隙が一定に設定しである
ために、硬化した材料がロール間隙で加圧されるときに
、装置またはロールが損傷を受けるおそれがある。

本発明の基礎となっている課題は、前記の従来技術によ
る方法を改善し、硬化した金属酸化物の帯厚を実質的に
一定に保つことができる方法を提供することである。

この課題は、従来方法を基にした、前記した特許請求の
範囲の記載の、特徴部分によって解決される。

本発明の方法によっても、ロール間の湯１］室に一様に
充満させることはできず、従って溶湯とロール間の接触
角が常に一定に保たれるから、溶湯の流星を一定に保つ
のはきわめて困難である。

しかし本発明の方法によれば、接触角とは無関係に形成
される製品帯の強度を一定に保つように規制することが
可能でおり、冷却速度を一定にすることが保証される。

　回転数を上げると溶湯とロールとの接触時間が減少し
、帯の厚さが減少する。

一方、回転数を下げ、これにより接触時間が長くなると
、帯の厚さが増加する。　このように入念な規制により
、硬化した金属酸化物の帯の厚さがほぼ一定に保たれる
から、これから得られる研磨材は実質的に均一な品質を
示ず。

ロール表面に硬化付着した金属酸化物は、剥離機により
除去する。　ロール表面に硬化した金属酸化物の均一な
薄い層が付着して残っているときは、剥離機では除去で
きず、本発明の方法に従って規制することにより、硬化
した金属酸化物から実質的に一定の厚さをもつ帯を形成
することが可能である。

本発明においては、所望の冷却および硬化と、ロール間
隙からの導出が可能である限りは、ロールとして、円筒
ロール、円錐ロール、その組み合わせ、あるいは他の構
造をもつロールを使用することができる。　ロール上の
湯口室は、その前面がその形状に対応して形成された充
填部材により閉塞される。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　回転する２個のロールの間で溶湯を冷却し、ロールの
   間隙から製品を硬化した帯として導き出し、ロールの少
   なくとも一方を変位させて間隙の大きさを変え、ロール
   を所定の力で間隙に対して垂直に加圧することにより、
   金属酸化物を溶湯圧延して連続的に冷却および硬化する
   方法において、個々の製品の帯幅に与えられた間隙の大
   きさを測定し、測定した大きさの設定値からの偏りを算
   出し、この偏りに基いてロールの回転数を規制し、それ
   によってこの偏りとの関係で間隙中の減少する帯幅を少
   なくし、増加する帯幅を多くすることを特徴とする方法
   。