JPS632523A - 分割金型のシ−ル法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 不発明は、圧力を利用した成形技術の圧力封入方法に係
シ、特に被加工材料に高圧が付加された場合、圧力てよ
りシール部近傍の金型が変形し、シール材が逃げるのを
防止するのに好適な分割金！！！に関する。

〔従来の技術〕

圧力を０リングで封入するバルジ成形を例にとり説明す
る。０リングを用いて圧力を封入する場合、圧力とすき
間には相関関係がある。したがつて、高い圧力を付加し
たい場合はすき間を極力小さくしなければならない。

しかし、特開昭５６−１５４２２８号に示すようにバル
ジ成形を行う場合、成形品を容易て取り出せるように金
型全体が軸方向断面で複数個分割されており、被加工材
料に高い圧力が付加された場合、それに伴って金型には
変形が生じ、分割面のすき間が大きくなり圧力が漏れる
ことては配慮されていなかった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記、従来技術は圧力を付加して生じる金型の変形、特
にシール部近傍ておける分割面のすき間が大きくなる変
形については十分配慮されておらず、高い圧力を付加で
きない問題があった。このことについて、第４図〜第６
図を用いて説明する。

第４図では軸方向断面で２分割された金型１ａを型締め
装置等（図示せず）で拘束した状態で、被加工材料の管
３の両端部を加圧ロッド４で押圧して、加圧ロッド４を
通して付加した内圧Ｐを封入してバルジ成形を行ってい
る。なお、シール材には０リングを用いている。

しかし、圧力が高い場合ては分割金型１２に変形が生じ
、第４図のＣ−Ｃ＠面の第５図に示すようＫＯＩ、Ｉン
グが分割金型１ａの分割面に生じたすき間に逃げて圧力
が漏れる問題があった。

また、第６図て示すように被加工材料３を中央から取り
出せるように中央で組合せた軸方向断面で分割されてい
ない非分割金型１ｂを用いた場合、金型が軸方向に開く
のを防止するために拘束荷重Ｆを付加する必要がある。

さらに、被加工材料３の取出し時には被加工材料３の長
さ以上に金型１ｂを開ける必要がある。その移動に油圧
シリンダを使用する場合、被加工材料３を取り出せる程
度の良いストロークを有する油圧シリンダが必要であり
、長尺な被加工材料３の場合には油圧シリンダの使用が
困難であった。

本発明の目的は、金型内の被加工材料に高い内圧を付加
できるようにすることにあり、さらに。

長尺な被加工材料ても適用できる分割金型シール法を提
供することにある。

ｃ問題点を解決するための手段〕 上記目的は、軸方向断面で分割した金型を中央に、内面
が一様断面形状を有する非分割金型をその両端のシール
部近傍に配設することにより、達成される。

なお、シール部が一端であれば、該部近傍に非分割金型
を配設する。

〔作用〕

金型の開閉の際には、中央罠配設した軸方向分割金型を
半径方向に開閉し、その両端知配投した内面が−様な形
状の非分割金型を軸方向に移動させる。

したがって、被加工材料の金型への搬出入時には、中央
に配設した軸方向分割金型が半径方向に開き、さらに被
加工材料を挿入できるように、両端に配設した金型を軸
方向外側に移動させる。

また、それぞれの金型を閉じてバルジ成形を行う。

以上のように、バルジ成形時には被加工材料のシール部
近傍には割面が存在しないので、金型の変形によってシ
ール材が逃げることはなく、高い圧力を被加工材料に付
加できる。

また、両端罠配投した非分割金型の移動ストロークが短
くて済むので、長尺な被加工材料の成形にも適用できる
。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図〜第３図により説明す
る。

第１図は金型１ａ及び１ｂを用いて、被加工材料３に内
圧Ｐを付加して、バルジ成形を行っている状況を示して
いる。被加工材料３はＯリング２を介して、７１０圧ロ
ツド４を押圧して内圧Ｐを封止している。なお、金型は
中央ては軸方向に２分割された分割金型１ａ、その両端
には内面が一様断面形状を有する非分割金型１ｂを配設
しており、拘束装置（図示せず）により拘束している。

第２図は第１図のＡ−Ａ断面で被加工材料３のシール部
近傍の非分割金型１ｂ＜軸方向の分割面がないので、０
リング２が逃げることはなく、高い圧力ｐｔ付加してバ
ルジ成形を行うことができる。

第３図は第１図のＣ−Ｃ断面図であ）、被加工材料３の
外０１１１を２分割金型で拘束している。

また、成形終了後の被加工材料３の金型１ａ。

１ｂからの取り出しは、軸方向に分割した分割金型１ａ
が半径方向九開き、両端の非分割金型１ｂが外側に移動
することによシ行う。ここで、両端の非分割金型１ｂは
内面が−様な形状を有しているので、被加工材料３は軸
方向に抜き取れる。

なお、被加工材料３の金型１ａ、ｌｂへの挿入は前記被
加工材料３の取り出しと同様な方法で行う。

本実施例特有の効果は、被加工材料３の両端部に配設さ
れた非分割金型１ｂの内面の形状が−様なので、非分割
金型１ｂを分割金型１ａに押圧する荷重は小さくて済む
。

また、非分割金型１ｂは少なくとも被加工材料３のシー
ル部が非分４１３金型１ｂと分割金型１ａの分割面に位
置しない程度の長さでよいので、非分割金型１ｂの移動
ストロークは少なくて済む。したがって、被加工材料３
が長尺な場合にも本金型を適用することができる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、バルジ成形だおいて、被加工材料に高
い内圧を付加できるので、被加工材料には膨出部の曲率
半径が小さな加工が行なえる。また、長尺な被加工材料
にも適用できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の原理を表した縦断面図、第
２図は第１図のＡ−Ａ線横断面図、第３図は第１図のＢ
−Ｂ！横断面図、第４図は従来技術の一例を表した縦断
面図、第５図は第４図のＣ−ｃｍ横断面図、第６図は従
来技術の一例を表した縦断面図である。 １ａ・・・分割金型、１ｂ・・・非分割金型、２・・・
ＯＩＪング、３・・・被加工材料、４・・・加圧ロンド
。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、バルジ成形で素材に内圧を付加して金型形状に成形
   する際に、軸方向断面で分割した分割金型を用いる分割
   金型のシール法において、被加工材のシール部近傍では
   分割面のない金型を配設したことを特徴とする分割金型
   のシール法。