JPS63250360A - サイモペンチンレトロ−インバーソ類似体及びそのフラグメント - Google Patents

サイモペンチンレトロ−インバーソ類似体及びそのフラグメント

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JPS63250360A
JPS63250360A JP63063716A JP6371688A JPS63250360A JP S63250360 A JPS63250360 A JP S63250360A JP 63063716 A JP63063716 A JP 63063716A JP 6371688 A JP6371688 A JP 6371688A JP S63250360 A JPS63250360 A JP S63250360A
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JP63063716A
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アレサンドロ・シスト
アントニオ・シルビオ・ベルディーニ
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Sclavo SpA
Eni Tecnologie SpA
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Sclavo SpA
Eniricerche SpA
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K5/00Peptides containing up to four amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof
    • C07K5/02Peptides containing up to four amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof containing at least one abnormal peptide link
    • C07K5/0212Peptides containing up to four amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof containing at least one abnormal peptide link containing the structure -N-C-N-C(=0)-, e.g. retro-inverso peptides
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P37/00Drugs for immunological or allergic disorders

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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 レトローインバーソ(retro−inverso)類
似体及びそのフラグメント、該新規化合物の製法、その
間に得られる中間体及び該新規化合物の医薬組成物の調
製における使用に係る。
本発明の第1の目的は、下記一般式(I)で表されるサ
イモベンチン(TP5)のレトローインバーソ類似体及
びそのトリペプチドフラグメント(TP5”’)及び相
当する薬学上許容される酸一及び塩基付加物にある。
一般式(I) [式中、 Rは水素又はアシル基であり、 R’は一OR”又は H (ここで、R″は、水素又は炭素数1〜6の直鎖状又は
分枝状アルキル基、炭素数3〜6の直鎖状又は分枝状ア
ルケニル基又はアルキニル基、又は炭素数7〜l2のア
リール−アルキル基又はアルキル−アリール基である)
である] 上記構造式で表される本発明の化合物は、国際的に認め
られたペプチドの表示記号を使用することにより次のよ
うに簡略的に表される。
RNH−gArg−mLys−Asp−R’    (
I )[式中、Rは水素又はアシル基であり、R1は−
OR”又は−Mal−Tyr−OR” (ここで、R3
は上記と同意義である)であるコ 上記式において、gArgは、末端カルボキシル基をア
ミノ基で交換することによりアルギニンから誘導される
gem−ジアミノ残基を表し、mLysは、2位におい
てリシン側鎖によって置換されたマロニル残基を表す。
AspSMal、及びTyrは、それぞれアスパラギン
酸、バリン及びチロシン残基を表す。
本発明の目的に関し、「アシル基、」は、炭素数1〜6
の直鎖状又は分枝状アルカノン酸から誘導されるアシル
基(たとえば、ホルミル基、アセチル基、プロピオニル
基、スクシノイル基等)、及び安息香酸及び置換安息香
酸から誘導されるアシル基(たとえば、ベンゾイル基、
4−ニトロ−ベンゾイル基、2,3.4−1−リメトキ
シベンゾイル基等)を示す。
ここで使用している「薬学上許容される塩」とは、一般
式(I)の新規化合物の酸−及び塩基付加塩であり、そ
のアニオン又はカチオンは、良好な生理活性を呈する用
量において哺乳動物に対して比較的無毒性かつ無害であ
り、かかるアニオン又はカチオンに起因する副作用が活
性化合物の有益な効果を低下させることはない。
これらペプチドと薬学上許容される付加塩を形成しうる
酸としては、塩酸、臭化水素酸、リン酸、硫酸等の無機
酸、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、乳酸、マロン酸、コハ
ク酸、安息香酸等の有機酸、及びメタンスルホン酸又は
ナフタレンスルホン酸等の有機スルホン酸がある。
これらペプチドと薬学上許容される付加塩を形成しうる
塩基としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水
酸化アンモニウム等の無機塩基、トリエチルアミン、ト
リエタノールアミン等の有機塩基がある。
上記付加塩は、新規レトロ−インパーツペプチドの調製
に係る本発明の方法から直接に、又は常法に従い、一般
式(I)のペプチドを1又はそれ以上の当量の酸又は塩
基と反応させることにより得られる。必要であれば、R
,A、B15s+onasらにより[ヘルベチカ・シミ
力・アクタ(Helv、 Chit Acta)J43
 1349、 (I960)に記載されたように適当な
イオン交換樹脂による処理を介して、特定の酸付加塩を
他の酸付加塩に変換することもできる。好適なイオン交
換樹脂は、セルロースを基材とする陽イオン交換体及び
強塩基性陰イオン交換樹脂である。
本発明の化合物の好適なグループは、一般式(I)にお
けるR1が前記と同意義であり、R8が水素であり、R
が水素又は代謝活性アシル基(すなわち、生成物の代謝
初期段階の間に、インビボで容易かつ迅速に開裂され、
しかも一般式(I)で表される生物活性化合物の所望の
薬理効果を呈する濃度において、治療の際、何等毒性又
は禁忌作用を示さないアシル基)である化合物でなる。
最も好適な化合物のグループは、一般式(I)における
Rが水素であり R1が前記と同意義であり、R3が水
素である化合物でなる。
本発明の化合物は、顕著な免疫薬理特性を有する。
過去15年の間では、G、Gldostein及び共同
研究者らは、胸腺の類上皮細胞によって分泌されるポリ
ペプチドホルモンであるサイモポイエチン(その−次セ
クエンスはアミノ酸49個を含有する)の生物学的活性
及び薬理作用に関する研究を行っている(Ci、Gld
ostein 「ネーチ+−(Nature)J 24
ユ、11゜(I974) ;D、H,Schlesin
gerら「セル(Cell)J旦、 361゜(I97
5) ;T、Audhyaら[バイオケミストリー(B
ioche−gtistory)J  糾、  619
5.(I981))。
サイモポイエチンは、神経筋伝達、T−B細胞分化、及
び免疫応答に関与する多数の生物学的調節効果を有して
いる(それぞれ、G、Gldostein rランセッ
ト(Lancet)J 2. 119.(I96g);
 M、P、5cheidら「ジャーナル・オブ・エクス
ペリメンタル・メディカル(J、Exp、Med、)J
 147. 1727.(I978); C,Y、La
uら[ジャーナル・オプ・イミュノロジ−(J、Imm
unol、)J昼互、 1634.(I9130) )
構造−活性に関する研究から、サイモポイエチンのアミ
ノ酸32−36に相当するペンタペプチド(サイモペン
チンーTP5) H−Arg −Lys −Asp −1/al −Ty
r −Ot(がインビトロ及びインビボのいずれにおい
ても天然ホルモンの生物学的特性を有することを示し、
生物学的活性には、サイモポイエチンのすべてのアミノ
酸49個が必要ではないことが明らかになった(G、G
ldosteinら「サイエンス(Science)J
 204゜1:(09,(I979) )。
さらに詳述すれば、事実、インビトロ実験では、サイモ
ポイエチン及びサイモペンチン(TP5)のいずれも、
選択的にTリンパ球の分化を誘発し、一方、Bリンパ球
の成熟を阻害するこ、とが明らかになった。
さらに、インビボ実験では、サイモペンチンも、先天的
に胸腺か欠損し、このため循環する成熟Tリンパ球の量
が少ないヌードマウスにおける工Zく並でのT細胞の分
化を行うことを示した(G、B。
RangesrJ、Exp、Medi 156.105
7. (I982) )。このようにして、この化合物
の主免疫機能が確立された。
サイモポイエチン及びサイモベンチンは、末梢T細胞に
おける明確なサイクリックGNP仲介作用によると考え
られる免疫抑制作用を示す。
さらに詳述すれば、動物試験では、サイモペンチンは、
免疫偏向の際の免疫正常化活性を有し、活発化又は抑制
化が必要となる場合、すなわち、たとえば自己免疫疾患
におけるように高応答の場合、又は胸腺摘除又は老化に
伴う胸腺の衰退におけるように低応答の場合のいずれに
おいても、免疫系を正常方向にもたらすことが明らかに
なった(E、■、Goldbergら[イミュノジェネ
ティックス(lsa+unogenetfcs)J 1
3.201.(I9gり: C,Y、Lauら[セル・
イミュノロジ−(Cell Immunol、)J 6
6、217゜(I9g2) )。
サイモペンチンは、慢性関節リウマチの如き自己免疫疾
患の治療、又は胸腺の欠損又は胸腺の不完全な発達(こ
れにより、Tリンパ球の成熟の変調を生ずる)によって
起こる一次免疫欠損の治療用として、及び予防接種にお
けるアジュバントとして臨床的に使用されている。
しかしながら、有効な用量、投与の適当なルート及び様
式の決定における困難性のため、適切な治療スケジュー
ルを定めることが困難である。事実、薬理効果は投与ル
ート及び様式に応じて非常に顕著に変化することが知ら
れている(T、Audhyaらrsurv、 Immu
nol、 Res、J 4 : 5upp1.1.1?
(I985); T、Audhyaら[インターナショ
ナル・ジャーナル・オブ・ペプチド・プロティン・リサ
ーチ(Int、 J、 Peptide Protei
n Res、)J 22.568゜(I983) ’)
Bollaらにより、「インターナショナル・ジャーナ
ル・オブ・クリニカル・ファーマコロジー・リサーチ(
Ink、 J、 C11n、 Pharm、 Res、
)J ■(6)、431゜(I984)に非常に興味深
い観察結果が報告されている。これによれば、TP5皮
下投与によって誘発される抗体生成の促進は、同じ用量
を静脈内投与する場合には完全に抑制される。その原因
は、TP5の血漿半減期が短かいためと考えられる。事
実、TP5は、ヒト血漿中に存在するプロテアーゼによ
って迅速に開裂されるため、インビボでは非常に急速な
酵素分解作用を受ける。血清中におけるサイモペンチン
の半減期は約1.5分であることが知られている(T、
P、Ti5chioらrlnt、 J、 Peptid
eProtein Res、 J 14.479.(I
979) )。
ここ数年間では、酵素分解に対する抵抗性を有する丁P
5類似体を得ることに研究が集中している。
たとえば、ヨーロッパ特許出願第135,722号及び
米国特許第4,505,853号を参照すれば、これら
は、5位に変更を加えたサイモペンチンの合成類似体に
係るものである。
最近では、サイモペンチンフラグメント 1−3H−A
rg −Lys −Asp −0H(TP5”)も免疫
促進活性を有することが明らかにされている(L、K1
5faludyらrHoppe−8eylers’s 
Z、Physiol。
Chem、J 36土、 933. (I983) )
。予備的なインビボテストでは、胸腺適除したマウスに
おいて免疫応答を回復させるうろことが証明されている
しかしながら、この場合にも、血漿プロテアーゼによる
酵素分解に対するこの化合物の感受性が大きいこと及び
その半減期が短かいことが重大な欠点である。
発明者らは、上記一般式(I)の化合物が、相当する親
の化合物TP5及びTP51−3と比較する場合、同等
又はそれ以上の生物学的活性と共に、実質的に低減され
た抗酵素分解性を有することを見出し、本発明に至った
特に、TP5及び[gArgl、 (R,S)mLys
2] TP5のヒト血漿中における酵素加水分解に対す
る感受性を、ヘパリン処理した(heparinize
d)ヒト血漿を使用し、血漿濃度約30ナノモル/ff
+2で上記ペプチドを別個にインキュベートすることに
よって評価した。
インキュベーションを37℃で行ない、一定時間毎に一
定量(各100μQ)を集め、10%トリフルオル酢酸
で処理してブロック化し、5分間遠心分離した(I0.
OOOrpm)。上澄液から得た一定量についてクロマ
トグラフィーによってアッセイを行ない、各時間毎のテ
ストペプチドの濃度を測定した。このようにして得られ
た速度から、半減期(すなわち、テストペプチドの50
%を減成させるために必要な37℃でのインキュベーシ
ョンの時間)を算定する。
得られた結果を下記第1表に示す。
第  1  表 ヒト血漿中における酵素加水分解 に対する安定性 (分) TP5        1.5 [gArg 、(R,S)mLys2]TP5   3
2一般式(I)におけるR1が一0R1(ここで、R1
は水素である)である化合物も、相当する粗化合物TP
5”よりも大きい血漿プロテアーゼに対する安定性及び
10倍以上長い半減期を有することを示した。
相当する粗化合物TP5及びTP51−3と比べてのか
かるレトロ−インパーツ類似体の実質的に増大された安
定性は、単離された酵素(ロイシンアミノペプチダーゼ
及びカルボキシペプチダーゼ)に対しても証明されてい
る。
[gArg’、(R,S)mLys2]TP5の免疫賦
活活性を、イーンビトロ及びインビボの両方においてT
P5と比較してテストし、一方、一般式(I)における
、Rが水素であり、R1が−OR’(ここで、R8は水
素である)である化合物の活性を、直接インビボにおい
て、相当する粗化合物TP51−3と比較して評価した
特に、インビトロテストとして、抹消血マストセル(P
BMC)及び磨帯血細胞(CBC)の両方についてロゼ
ツトE形成テストを行なった。使用したCBCは、ヒツ
ジ赤血球(SRBC)によるロゼツトE形成割合2〇−
40%を与える。テストは、ヒトT細胞の5RBCによ
るロゼツトE形成能力に基づくものである。O,G。
Bierらによって[ファンダメンタルズ・オブ・イミ
ュノロジー(Fundamentals of Imm
unology)JSpringer−Verlag 
(I981)に記載された方法に従って実施したアッセ
イは、CBCをテストペプチドと共に又は単独で、5%
CO1の存在下、37℃で一夜インキュベーションする
こ゛とによるものである。得られた結果を下記第2表に
示す。
第  2  表 化合物        インキスへ゛−ノ1ン後に  
   ロセ゛ブトEの生きている細胞  形成割合 の割合 (%)     (%) CBC−7’ 57り             10
0               23TP510ng
#12     65       28TP5110
0n/jIi2     65       33TP
5−R110ng/RQ68       341〜2 インビボテストとして、1ijerneによって開示さ
れた、いわゆる「プラグ形成細胞」テストを使用した(
上述のものと同じ文献参照)。このテストでは、テスト
ペプチドを投与したマウスの胛蔵細胞を5RBCと共に
インキュベートし、形成されたプラグの数を計測する。
実施にあたっては、各グループのマウス(各グループは
マウス3匹でなる)に、抗原(SRBC)接種後1時間
の時点で、テストペプチド約1 ng71匹を腹腔内投
与する。この処置後4日の時点で、牌蔵細胞を適除し、
直ちにテストを実施する。得られた結果を下記第3表に
示す。
第  3  表 化合物    形成された  プラクのlog数71ラ
クの数 71ランク             42.000 
          4.62TP5        
       48.375           4
.68TP5−R1,285,5834,93TP5”
’      48.917     4.67TP5
”’ −R1 ,263,1254,78 上記第3表及び本明細書において使用しているrRIJ
は、「レトロ−インパーツ(retro−invers
o)Jの意味である。従って、TP5−[,2は、12
ペプチド結合部でレトロ逆転したサイモベンチン類似体
を意味する。また、TP51−3−R1は、1−2ペプ
チド結合部でレトロ逆転したサイモペンチントリベプチ
ドフラグメントTP51−3類似体を意味する。
プラク形成テストを、抗原(SRBC)の接種3日前に
テストマウスをTP5又は相当するレトロ−インパーツ
類似体TP5−R11−2で処理する場合についても実
施した。得られた結果を、下記第4表に示す。
第  4  表 化合物   形成されたプラク数  プラクのlog数
フ゛ランク            44.000  
           4.64TP5       
 82.QOO4,79TP5−R1,2103,00
G       5.01上記結果か、ら、本発明のペ
プチドは身体の免疫応答に影響を及ぼしうる、代表的に
は欠損の際に免疫応答を促進しうるちのであることが明
らかである。従って、本発明の化合物は、免疫原性欠損
によって生ずる各種疾患の治療に有用である。これらの
疾患としては、たとえば、胸腺の先天的欠損によって特
徴ずけられるDiGeorge症候群、又は慢性ウィル
ス感染症、真菌感染症又はマイコプラズマ感染症がある
本発明のいくつかの化合物は、異常な場合の免疫系活性
を抑制することによる免疫調節活性をも有する。かかる
化合物(TP5−R11−2を含む)は免疫調節剤とし
ての広範な治療での利用が期待される。
本発明の他の目的は、一般式(I)で表される化合物の
1又はそれ以上を治療上の有効量で含有してなる医薬組
成物にある。
免疫促進剤又は免疫調節剤としての使用のため、本発明
の化合物は、非経口的、経口的、鼻腔内又は舌下的に簡
単に投与される。
新規化合物を含有する組成物は、常法に従い、主剤を不
活性な医薬品キャリヤーと混合し、又は任意に、所望タ
イプの組成物の調製にあたり有用であることが知られて
いる一般的な添加剤の中から適当に選択されたものと共
に混合することによって調製される。好適な医薬品キャ
リヤー及び処方方法は基本書(たとえばrReming
ton’s Pharma−ceutical 5ct
encesJ Mack Publishirig C
o、発行)に記載されているとおりである。しかしなが
ら、経口投与又は舌下投与の場合には、デンプン、砂糖
、水、アルコール等の如きキャリヤー及び/又は添加剤
を使用して調製され、かつ任意に香料、安定剤、保存剤
、滑沢剤を含有してなる錠剤、カプセル剤、ドロップ剤
、エリキシル剤等として本発明の化合物を投与できる。
非経口又は鼻腔内投与では、ビヒクルとして注射用滅菌
水を使用する。
常法に従って、添加剤を添加することもできる。
治療効果を得るための1日当たりの用量は、病状及び重
篤性、患者の体重及び年齢、投与ルート及び当分野で公
知の他のファクターに応じて、患者毎に異なるが、1日
当たりの用量は、一般に約10ないし200ng/体重
Lkgであり、1回又は複数回に分けて投与される。こ
のように、本発明の医薬組成物は、かかる1日当たりの
用量を提供するに適する量で一般式(I)の化合物を含
有する。
本発明の化合物は、一般式(n) NIP’ (式中、P法側鎖アミノ基の保護基であり、p t&グ
アニジノ基の保護基である)で表されるペプチドフラグ
メントを、一般式(III) H,N−CH−COR3 OOP [式中、R3は−OR”(ここで、R2は前記と同意義
である)、−OP (ここで、Pはカルボキシル保護基
である)、又は式(IV) −NH−CH−Co−NH−CH−COOPCH−CH
s  CHs (ここで、Pは前記と同意義であり、PIはチロシン水
酸基の保護基である)で表される基であるコで表される
化合物と縮合させ、このようにして得られた一般式(V
) H,N−C0−CH−NH−Co−CH−Co−NH−
CH−COR”HPG で表される中間体の末端アミド基を、I、I−ビス−ト
リフルオロアセトキシヨードベンゼン(TIB)による
処理を介して第1級アミノ基に変化させて一般式(VI
) )1.N−CH−NH−Co−CH−Co−NH−CI
−COR’で表される中間体を生成し、続いて末端アミ
ノ基を任意にアシル化し、保護基を除去することによっ
て調製される。
一般式(I)におけるRが水素であり R1が−OR”
である化合物が望まれる場合には、アミド−アミン変換
工程及び脱保護化工程の順序は逆転されうる。しかしな
がら、一般式(I)におけるR′が−Van−Tyr−
OR”である化合物が望まれる場合には、チロシンにお
ける水酸基がTUHに対して感受性であり、アミド−ア
ミン変換工程の際に保護されていなければならないため
、工程順序の逆転は不可能である。
一般式(I)におけるR1が−OR”である化合物が望
まれ、TIBによるアミド−アミン変換前に保護基の開
裂を行なう場合には、一般式(■)NHNH,C0OH C士NH NH。
で表される中間体が得られる。ついで、この中間体をT
IBと反応させることにより、所望の一般式(I)で表
されるレトロ−インパーツペプチドが生成される。
本発明の他の目的は、一般式(I)の薬理活性化合物の
合成の間に得られる一般式(V)、(VI)及び(■)
で表される中間体にある。
さらに詳細には、本発明の製法における第1工程は、ペ
プチド合成に関する文献において公知の各種カップリン
グ法に従って容易に行なわれる。
生成物の収率及び純度について最良の結果は、ジシクロ
へキシルカルボジイミド又はジイソプロピルカルボジイ
ミドの如きカルボジイミド及び1−ヒドロキシベンゾト
リアゾールを使用する際に得られる。さらに好ましくは
、わずかに過剰量の1−ヒドロキシベンゾトリアゾール
を一般式(I[)で表される原料の酸の溶液に低温で添
加し、ついでジシクロへキシル−又はジイソプロピルカ
ルボジイミド及びさらに一般式(■)で表される反応体
を添加することによって行なわれる。
この縮合反応に関し、反応体を溶解するが反応の進行に
は悪影響を及ぼさない極性、非プロトン性の有機溶媒を
使用し、好ましくは温度0℃ないし室温で行なう。
使用できる溶媒としては、任意に極性の劣る溶媒(たと
えばハロゲン化脂肪族炭化水素、具体的には塩化メチレ
ン、ジクロロエタン等)と混合したジメチルホルムアミ
ド、アセトニトリル、及びジメチルスルホキシドがある
この製法で好適に使用される保護基は、文献において公
知のもの及びペプチド化学で一般的に使用されているも
のである。特に、本発明の製法の好適な具体例によれば
、PLはベンジルオキシカルボニル基(任意にニトロ又
はハロゲン置換されたもの)であり;Poは、たとえば
アルキルベンゼンスルホニル基(トルエンスルホニル等
)又はアルキルアルコキシベンゼンスルホニル基(4−
メトキシ−2,3,6−トリメチルベンゼンスルホニル
基)の如き各種置換ベンゼンスルホニル基であり;PI
は好ましくは第3級ブチル基又は第3級アミル基であり
(これらの基はT[Hに対して安定である);Pは、た
とえばアルキル基(第3級ブチル基又は第3級アミル基
等)又はアラルキル基(ベンジル基゛  又は置換ベン
ジル基等)の如き末端カルボキシル基の一般的な保護基
のいずれかである。
縮合反応(その進行はtlcによって容易に監視される
)が完了したところで、得られた生成物を常法によって
回収する。特に、本発明の製法の好適な具体例によれば
、カップリング剤としてカルボジイミドを使用する場合
には、回収にあたり、生成した尿素の濾過による分離、
溶媒の留去、残渣又はその溶液の弱塩基性溶液及び弱酸
性溶液による洗浄及び得られた中間体の結晶化又はクロ
マトグラフィーによる精製を行なう。
ついで、このようにして得られた生成物とTIBとの反
応を、イタリー国特許出願No、 25755 A/8
1に記載の方法に従って行なう。水及びたとえばジメチ
ルホルムアミド、アセトニトリル等の如き不活性溶媒の
混合物を反応溶媒として、アミド物質とわずかに過剰量
のTIBとを反応させる。反応は、不活性ガス(代表的
には窒素)を反応混合物内で発泡させ、反応の進行をt
lcで監視して行なわれる。
アミド−アミン変換反応が完了したところで、有機溶媒
を留去して、生成物を凍結乾燥によって容易に回収でき
る。
必要であれば、酸の活性エステル(たとえばp−ニトロ
フェニルエステル、2,4.5− )リクロロフェニル
エステル等)を使用して、得られた生成物のアシル化を
行なう。
保護基の除去は、各保護基について当分野で公知の方法
によって実施される。一般に、チロシンにおける水酸基
の保護のための第3級ブチル基又は第3級アミル基、リ
シン残基におけるε−アミノ基の保護のためのカルボキ
シル基、第3級ブトキシカルボニル基又はベンジルオキ
シカルボニル基、及びアルギニンにおけるグアニジノ基
の保護のためのベンゼンスルホニル基の如き一般的な保
護基が使用されている場合には、これらの保護基は、少
量のエタンジチオール、アニソール、チオアニソール、
又はレゾルシノール(生成するカルボカチオンを補集す
るためのスカベンジャーとして使用)の存在下、たとえ
ば酢酸、トリフルオル酢酸又はトリフルオル酢酸−トリ
フルオルメタンスルホン酸混合物で希釈した塩酸によ1
.る酸性溶媒中での酸分解によって容易に除去される。
脱保護化工程の終了後、一般式(I)の所望化合物(そ
のままの状態のもの、又は相当する付加塩)を常法によ
って回収、精製する。
一般式(I)におけるRが水素であり、R1が−OR”
である化合物が望まれる場合には、前述した如く、連続
するアミド−アミン変換工程及び脱保護化工程の順序を
逆転させることが好ましい。しかじながら、これらの工
程を実施する一般的方法は前記と同じである。
このようにして得られた一般式(I)の化合物の均質性
をtlc及びHPLCでアッセイし、純度をアミノ酸分
析及びNMRスペクトル分析によって測定する。
一般式(I[)及び(III)で表される原料化合物は
、市販生成物から容易に調製され、あるいはペプチド合
成及び有機化学の分野で公知の方法によって容易に調製
される。
特に、一般式(II)で表されるフラグメントは、ペプ
チド合成において公知の方法に従って、一般式(■) 11J−CO−CH−Nut (CH*)s H (式中 pGはグアニジノ基の保護基である)で表され
るアミド及び一般式(IX) EtO−CO−CH−C0OH (CHI)4 HPL (式中、PLはアミノ基の好適な保護基である)で表さ
れる2−置換マロン酸ヘミエステルを原料として容易に
調製される。
なお、一般式(■)の化合物は、適当にグアニジノ基及
びアミノ基を保護した相当・するアミノ酸から、アミド
を生成し、アミノ基を脱保護化することによって調製さ
れ、一方、一般式(IX)の化合物は、マロン酸ジエチ
ルから、2位に置換基を導入し、ついでジエステルの部
分的加水分解を行なうことによって調製される。
一般式(III)で表されるペプチドフラグメントを調
製する方法は、オリゴペプチドの合成で従来から使用さ
れている方法である。
本発明の化合物は2種類の異性体形状で存在しうる。
実際、構造式(I)中には、少なくとも3個の不斉炭素
が存在するが、末端アミノ酸(Asp、 Vat。
Tyr)は天然形又はL形であり(フラグメント(I)
は好適に選択したし一アスパラギン酸、L−バリン、及
びL−チロシン誘導体から調製される)、geIll−
ジアミノ炭素原子の絶対配置も、一般式(■)のフラグ
メントがD−アルギニンを原料として得られるため一定
である。
最後に、マロニル不斉炭素原子はR−又はS−配置を持
ちうる。従って、一般式(I)の化合物は、純粋な各異
性体として又は各種割合の異性体混合物として得られ、
使用される。一般式(I)の化合物の調製法がジアステ
レオ異性体の混合物を生成するものである場合、必要で
あれば、公知の分割法に従い、かかる混合物を単一のジ
アステレオ異性体に分離することもできる。
下記の実施例は本発明のいくつかの代表的な化合物及び
その調製法を詳述するものであるが、本発明の精神を限
定するものではない。
実施例1 計i彫− 町!− −NH−CI−Co−NH−CH−COOR”I ギ酸アンモニウム(0,739,11,7ミリモル)の
メタノール(I0i+12)溶液及び木炭に担持したパ
ラジウム(I,59)を、[ニュー・アスベクツ・イン
・フィジオロジカル・アンチツモール・サブスタンシー
ズ(New Aspects in Physiolo
gical Antitumor 5ub−stanc
es)j Karger、 Ba5el (I185)
、 p33に記載された方法に従って調製したし一チロ
シンー〇−第3級ブチルエーテル第3級ブチルエステル
(Tyr(OBut)OButX29.4,68ミリモ
ル)のメタノール(20j112)溶液に添加した。得
られた溶液を25℃に約25分間維持した。ついで、シ
ーライト上で反応混合物を濾過し、溶媒を留去して、透
明な油状物を得た(I.By、87%)。
Rf(CMA、 85:10:5容量) = 0.2(
ただし、CMA=クロロホルム:メタノール:酢酸)1
−ヒドロキシベンゾトリアゾール(HOBt)(0,6
52y、4.47ミリモル)のジメチルホルムアミド(
DMF)(5村)溶液及びジシクロへキシルカルボジイ
ミド(DCCXo、9219、4.47ミリモル) の
DMF  (5zQ)  溶液を、0℃に冷却しかつ撹
拌しながら H(X−ベンジルオキシカルボ= ルー 
L−バリ:/(Z−ValXl、129、4 、47 
ミI7モル)のDMF(251f2)溶液に添加した。
30分後、水浴を取去り、さらに30分間撹拌を続けた
。ついで、前記工程1)で得られた化合物(I,11g
、4.06ミリモル)及びN−メチルモルホリン(NM
M) (0、41g、4 、06 ミIIモル)のDM
F (I5112)溶液を添加した。混合物を室温に1
時間静置した。生成したジシクロヘキシル尿素(DCU
)を炉去し、ろ液を蒸発乾固させた。
得られた油状物を酢酸エチル(AcOEt) (501
12)で抽出し、5%炭酸水素ナトリウム水溶液と共に
20分間撹拌した。有機相を分離し、連続して5%炭酸
水素ナトリウム水溶液、水、0.111 HCl2及び
最後に水で順次洗浄した。有機溶媒を留去することによ
り、粗製の固状残渣が得られた。この固状残渣を少量の
温いイソプロピルエーテルに溶解し、冷却させて結晶化
させた。透明な結晶性生成物が得られた(I.69.7
5%)。
+11.p、           114−5℃Rf
(CMA、 8’5:10:5容量)0.83)Na−
(N(x−ベンジルオキシカルボニル)−アスパルチル
(−第3級ブチル)−バリル−チロシン−〇−第3級ブ
チルエーテル第3級HOBt (0,4349,2,9
7ミリモル)のDMF (31Q)溶液及びDCC(0
,6139、2,97ミリモル)のCH,Cム (I0
xf2)溶液を、0℃に冷却しかつ撹拌しながら、N 
−ヘノジルオキシカルボニルアスパラギン酸(β−第3
級ブチルエステル)(Z −Asp(OBu’) −0
HX1.069.2.97ミリモル)のCLCム(20
xf2)溶液に添加した。30分後、温度を室温に上昇
させ、撹拌をさらに30分間続けた。
HCOOH−H−Yal −Tyr(OBut) −0
But(前記工程2)で調製した中間体から、ギ酸アン
モニウム及びパラジウムを使用した接触水素化分解によ
りベンジルオキシカルボニル基を除去して得られたもの
)(I,269、2,7ミリモル)及びNMM  (0
,207g、 2,7ミリモル) のDMF(I51Q
)溶液を混合物に添加した。反応混合物を室温で24時
間撹拌し、ついで生成したCCUを炉去し、減圧下で再
度溶媒を留去した。残渣をAc0Et(50112)で
抽出し、飽和NaHCOsを添加し、混合物を20分間
撹拌した。水相を除去し、有機相を飽和NaHCOs、
水、0.1N HCl2及び水で順次洗浄した。有機相
をMg5Oaにより乾燥させ、濃縮乾固させた。
生成物を酢酸エチル/ヘキサン混合物から結晶化させた
ところ、微小結晶性の透明な生成物が得られた(I.7
g、90%)。
m、p、           184−85℃Rf(
CMA、 85:10:5容量)0.91−ヒドロキシ
ベンゾトリアゾールアンモニウム塩(HOBt −N)
1303.09、16.45ミリモル)及びDCC(3
,389,16,45ミリモル)のDMF(I0ffi
(2)溶液を、0℃に冷却しかつ撹拌しながら、N“−
フルオレニルメトキシカルボニル−NG−(4−メトキ
シ−2,3,6−トリメチル)ベンゼンスルホニル−D
−アルギニン(Fmoc−D−Arg(Mtr)−0H
X10f、 16.45ミリモル)のDMF(80iQ
)lこ添加した。
1時間後、温度を室温に上昇させ、撹拌をさらに60分
間続けた。ついで、生成したDCUを戸数し、DMF(
I0ff12)で処理した。DMF洗液をろ液に併わせ
た。
溶媒を留去することによって油状残渣を得た。この油状
残渣をAc0Etで抽出し、まず5%炭酸水素ナトリウ
ム溶液で洗浄し、ついで飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄
した。
有機相をMg5O+により乾燥し、濃縮乾固した。
得られた固状残渣をエチルエーテル(I00112)と
共に摩砕して、白色の固状物(9,29,93%)を得
た。
tp、168−72℃ クロマトグラフィー分析(tic及び肝LC)では、不
純物が存在しないことを示した。
前記工程4)で得られた化合物(99,15,5ミ’J
モル)のDMF−ジエチルアミン混合物(80:20.
1001(2)における懸濁液を1時間撹拌した。つい
で、減圧下、溶媒を留去し、残渣をAc0Et(I00
xI2)に取り、希塩酸で抽出した(50峠X3)。水
性抽出液を集め、他のAc0Etで洗浄し、繰返し凍結
乾燥させて無着色のフレーク状生成物の得た(4.59
.80%)。この生成物は明確に認識できる融点を示さ
ない。クロマトグラフィー分析では不純物が存在しない
ことを示した。
窒素雰囲気下、金属ナトリウム(0,289,0,01
2モル)を無水エチルアルコール(EtOHX9m12
)に溶解させた。混合物を60℃に加熱し、ついでマロ
ン酸ジエチル(3,89,0,024モル)を添加した
。得られた溶液に、室温において、N−第3級ブトキシ
カルボニル−4−クロロ−ブチルアミン(2,59,0
,012モル)を徐々に添加した。反応混合物を室温で
2時間、還流温度で6時間撹拌し、その後、Ac0Et
/水混合物(I/1、v/v;100m12)に注加し
た。分離した有機相を繰返し水で洗浄し、MgSO4に
より乾燥させた。
減圧下、100℃で溶媒を留去して、粗製の油状生成物
を得た。ついで、逆転相HPLCにより、RP−18カ
ラムを使用し、CH,CN (45容量%)を添加した
水相で溶出して精製した。このようにして、所望の化合
物Q、31g)が純粋な生成物として得られた。
KOH(9,97ミリモル)ノEtOH(I0m12)
溶液を、上記工程で得られた化合物(3,489、l0
95ミリモル)のEtOH(I5112)懸濁液に滴加
した。
16時間後、反応混合物を水に溶解し、エチルエーテル
で抽出した。ついで、水相をIN HCl2でpH3と
し、再びAc0Etで抽出した。有機抽出液を併わせ、
飽和塩化ナトリウムで洗浄し、Mg5O*により乾燥さ
せた。
減圧下、溶媒を留去することによって、所望の生成物を
透明な油状物として得た。HPLC分析は、不純物が存
在しないことを示した。NMRスペクトルによって構造
を確認した。
HOBt(0,159iF、1.1ミリモル)のDMF
(3112)溶液及びDCC(0,2049,1,0ミ
リモル)のDMF(5112)溶液を、0℃に冷却しか
つ激しく撹拌しながら、上記工程で得られた化合物(0
,30?、1.0ミリモル)のDMF(I0z12)溶
液に添加した。
1時間後、温度を室温に上昇させ、撹拌をさらに60分
間続けた。ついで、前記工程5)で得られた化合物(0
,5G29.1.2ミリモル)及びNMM(I,120
?、1.2ミリモル)のDMF (I0112)溶液を
添加した。4時間後、tieによってHO−+5Lys
(Boa)−0Etの消失を確認した後、反応混合物を
濾過し、ろ液を蒸発乾固させた。このようにして得られ
た残渣をAc0Etに溶解し、有機溶液を連続して5%
炭酸水素ナトリウム、水、O,lN HCl2及び水で
順次洗浄した。有機溶液をMgSO4により乾燥させ、
蒸発させた。得られた油状残渣をヘキサンと共に摩砕し
、白色の微粉体を得た(0.5469.68%)。
m、p、       147−49℃(dec、)ク
ロマトグラフィー分析(tic及びHPLC)では、不
純物が存在しないことを示した。NMR分析によって構
造を確認した。
KOH(0,017xy、0.30μモル)のBtOH
(layQ)溶液を、0℃に冷却しながら、上記工程で
得られた化合物(I80u、0.26ミリモル)のEt
OH(8m12)溶液に2時間で添加し、ついで反応混
合物を16時間撹拌した。混合物を水で希釈し、減圧下
での蒸発によって容量を低下させた。その後、エチルエ
ーテルで抽出しく3 x 50xf2)、水相に0.1
N HCl2を添加してpH3とし、再度Ac0Etで
抽出した。有機抽出液を併わせ、MgSO4により乾燥
し、蒸発させた。油状残渣をエチルエーテルと共に摩砕
して、所望の化合物(0,130g、収率85%)をク
ロマトグラフィー(tie及び)IPLC)において純
粋な生成物として得た。NMR分析によって、構造を確
認した。
HOBt(39m?、 0.26ミリモル)及びDCC
(55my、 0.26ミリモル)のDMF(4xυ溶
液を、0℃に冷却しながら、上記工程で得られた化合物
(I70肩9.0.26ミリモル)のDMF(8xI2
)溶液に添加した。60分後、温度を室温に上昇させ、
撹拌をさらに60分間続けた。
ついで、N −アスパルチル(β−第3級ブチルエステ
ル)バリル−チロシル−〇−第3級ブチルエーテル第3
級ブチルエステル(H−Asp(OBut) −Val
−Tyr(OBu )−0ButX前記工程3)で調製
した化合物から、ギ酸アンモニウム及びパラジウムを使
用する接触水素化分解を介してベンジルオキシカルボニ
ル基を開裂することによって得られたもの)(243M
g、  0.39ミリモル)及びNMM(3919、0
,39ミリモル)を上記溶液に添加した。
16時間後、DCUを炉去し、P液を蒸発乾固させた。
得られた固状残渣をヘキサンと共に摩砕して、白色の微
粉体を得た。得られた生成物を洗浄溶液中に懸濁化させ
ることにより、塩基溶液(5%炭酸水素ナトリウム)及
び酸溶液(0,1N HCl2)での洗浄を行なった。
このようにして、所望生成物(250119,72%)
が得られた。
If) [gArg’、(R,S)mLys”コTP5
−酢酸塩上記工程で得られた化合物(30019)を、
CHsCN(8m12) −H,0(I0m12)混合
物に溶解させた。ついで、窒素雰囲気下、TIB(I2
0u)のCHsCN(2xI2)溶液をこれに添加し、
得られた混合物を3時間撹拌した。
反応混合物を蒸発乾固させ、黄色の油状物を得た。アミ
ノ酸分析により、アルギニンアミドがgeffl−ジア
ミノ基に変換されていることを確認した。
得られた粗製油状物(I501112)を、エタンジチ
オール−トリフルオル酢酸−トリフルオルメタンスルホ
ン酸混合物(I0:89:lX100m12)ニ溶解す
セ、約20分間反応させた。得られた混合物にトリエチ
ルアミン(I,5x12)を添加し、その後、窒素流下
で蒸発乾固させた。
残渣をエチルエーテル及び水の間で分配させた。
有機相を分離し、水で完全に抽出処理した。水相を併わ
せ、エタンジチオールが消失するまでエチルエーテルで
抽出し、その後、繰返し凍結乾燥した。CM −5ep
hadex G −25カラム(I5X o、9cxH
zy)を使用し、0.1Mから0.6Mまでのリニアグ
ラディエンド酢酸アンモニウム(pH4,4;流速42
酎/分)で溶出するイオン変換クロマトグラフィーによ
って生成物を酢酸付加塩として単離した。所望の生成物
を含有するフラクションを集め、減圧下で濃縮し、凍結
乾燥した。固状物45a+y (収率:理論値の42%
)を得た。
クロマトグラフィー及びNMR分析によって、生成物が
純粋であること及びその構造を確認した。
実施例2 A創叉 Asp(OBu )−0But) t HOBt(28xy、 0.20ミリモル)及U DC
C(40xy、 0.20ミリモル)のDMF(5RQ
)溶液を、前記実施例1の工程9)で得うレタ化合物(
I30x9.0.20ミリ+ル)ノDMF(5x&)溶
液に、0℃に冷却しかつ撹拌しながら添加した。
60分後、混合物を室温とし、撹拌をさらに60分間続
けた。ついで、NMM C2LR9,0,21ミリモル
)及びH−Asp(OBu  ) −0But(39z
9、0.21ミリモル)のDMF(33112)溶液を
添加した。
16時間後、溶媒を除去して反応を停止させた。
得られた残渣をAc0Etに取り、濾過した。ろ液に飽
和炭化水素ナトリウム溶液を添加し、混合物を30分間
撹拌した。
有機相を分離し、連続して飽和炭酸水素ナトリウム溶液
、水、0.1N HCl2及び水で順次洗浄し、Mg5
Oaにより乾燥させた。
溶媒を留去することによって得られた残渣を、Ac0E
t/ヘキサンから結晶化させ、m、p、 = 156−
58℃及びRf (CMA、 85:10:5容量)=
0.4を有する所望の生成物(I40zg)を得た。
上記工程で得られた化合物(sox9)を、エタンジヂ
オールートリフルオル酢酸−トリフルオルメタンスルホ
ン酸(I0:1119:lX20m12)に窒素雰囲気
下で溶解させた。
15分後、混合物を0℃に冷却し、トリエチルアミン(
0,3JI+2)を添加した。窒素流下、混合物を蒸発
乾固させ、得られた残渣を水(2511Q)に溶解させ
、エチルエーテル(I01112)で抽出した。分離し
た有機相を水(25RQ)で抽出し、排出した。水性抽
出液を併わせ、エチルエーテルで洗浄しく2X tox
ff)凍結乾燥して、白色の固状物(251119)を
得た。
Rf(BPAW、 15:3:12:10;上澄相)=
 0.2(シングルスポット) (BPAW=ブタノール:ピリジン:酢酸:水)上記生
成物のCHsCN/ HtO(50/ 50. v/ 
vX6m12)溶液にI、I−ビス−(トリフルオルア
セトキシ)ヨードベンゼン(36m9)を添加し、反応
混合物を4時間撹拌し、その後、乾固させた。残渣をH
tO(50ff12)に溶解させ、エチルエーテルで洗
浄した(3 x 25xQ)。ついで、水相を希釈し、
凍結乾燥させた。CM −5ephadex G −2
5カラム(I5x O,9cx;2y)を使用し、0.
15Mから0.6Mまでのリニアグラディエンド酢酸ア
ンモニウム(pH4,4,8時間、流速42xQ1分)
で溶出するイオン変換クロマトグラフィーによって標記
生成物を単離した。6分毎にフラクションを集めた。
所望生成物を含有するフラクションを併わせ、減圧下で
濃縮し、凍結乾燥させた。このようにして、標記化合物
(I2j!9)を白色の固状物として得た(収率43%
)。
クロマトグラフィー(Rf(BPAW) = 0.15
)及びNMR分析によって、生成物が純粋であること及
びその構造を確認した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Rは水素又はアシル基であり、R^1は−OR
    ^2又は ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここで、R^2は、水素又は炭素数1〜6の直鎖状又
    は分枝状アルキル基、炭素数3〜6の直鎖状又は分枝状
    アルケニル基又はアルキニル基、又は炭素数7〜12の
    アリール−アルキル基又はアルキル−アリール基である
    )である]で表される化合物及び相当する薬学上許容さ
    れる酸−又は塩基付加塩。 2 Rが水素であり、R^1が−OR^2又は▲数式、
    化学式、表等があります▼ (ここで、R^2は水素である)である請求項1記載の
    化合物。 3 R^1が ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここで、R^2は水素である)である請求項2記載の
    化合物。 4 [gArg^1,(R,S)mLys^2]TP5
    及びその付加塩から選ばれる請求項3記載の化合物。 5 R^1が−OR^2である請求項2記載の化合物。 6 [gArg^1,(R,S)mLys^2]TP5
    ^1^−^3及びその付加塩から選ばれる請求項5記載
    の化合物。 7 有効成分として請求項1記載の化合物を含有してな
    る医薬組成物。 8 医薬品として使用される請求項1〜6のいずれかに
    記載の化合物。 9 一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、P^Lは側鎖アミノ基の保護基であり、P^G
    はグアニジノ基の保護基である)で表されるペプチドフ
    ラグメントを、一般式(III) ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R^3は−OR^2(ここで、R^2は前記請
    求項1で定義したものと同じ)、−OP(ここで、Pは
    カルボキシル保護基である)、又は式(IV) ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここで、Pは前記と同意義であり、P^Iはチロシン
    水酸基の保護基である)で表される基である]で表され
    る化合物と縮合させ、このようにして得られた一般式(
    V) ▲数式、化学式、表等があります▼ で表される中間体の末端アミド基を、I,I−ビス−ト
    リフルオロアセトキシヨードベンゼンによる処理を介し
    て第1級アミノ基に変化させて一般式(VI) ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、P、P^G、P^L、R^8は前記と同意義で
    ある)で表される中間体を生成し、続いて末端アミノ基
    を任意にアシル化し、保護基を除去してなる請求項1記
    載の化合物の製法において、一般式( I )におけるR
    が水素であり、R^1が−OR^2である化合物が望ま
    れる場合、前記一般式(V)で表される中間体を、まず
    脱保護化して一般式(VII)▲数式、化学式、表等があ
    ります▼ で表される中間体を生成し、ついでI,I−ビス−トリ
    フルオロアセトキシヨードベンゼンによる処理を介して
    所望の一般式( I )で表される化合物に変化させるこ
    とを特徴とする、化合物の製法。 10 一般式(V) ▲数式、化学式、表等があります▼ 一般式(VI) ▲数式、化学式、表等があります▼ 一般式(VII) ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、P^Lは側鎖アミノ基の保護基であり、P^G
    はグアニジノ基の保護基であり、R^3は−OR^2(
    ここで、R^2は前記請求項1で定義したものと同じで
    ある)、−OP(ここで、Pはカルボキシル保護基であ
    る)、又は式(IV) ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここで、Pは前記と同意義であり、P^Iはチロシン
    水酸基の保護基である)で表される基である]で表され
    る中間体。 11 請求項10記載のものにおいて、P^Lが第3級
    ブトキシカルボニル基又は第3級アミロキシカルボニル
    基であり、P^Gが任意に置換されたベンジルスルホニ
    ル基であり、R^3は−OR^2(ここで、R^2は前
    記請求項1で定義したものと同じである)−OP(ここ
    で、Pは第3級ブチル基、第3級アミル基、ベンジル基
    又は置換ベンジル基である)、又は式(IV) ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここで、Pは前記と同意義であり、P^Iは第3級ブ
    チル基又は第3級アミル基である)である、一般式(V
    )、(VI)又は(VII)の中間体。
JP63063716A 1987-03-19 1988-03-18 サイモペンチンレトロ−インバーソ類似体及びそのフラグメント Pending JPS63250360A (ja)

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