JPS63246162A - 医療用椅子の自動位置制御装置 - Google Patents

医療用椅子の自動位置制御装置

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JPS63246162A
JPS63246162A JP62079970A JP7997087A JPS63246162A JP S63246162 A JPS63246162 A JP S63246162A JP 62079970 A JP62079970 A JP 62079970A JP 7997087 A JP7997087 A JP 7997087A JP S63246162 A JPS63246162 A JP S63246162A
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修弘 阪口
盛雄 井上
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J Morita Manufaturing Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は産科又は婦人科の検診台、あるいは歯科、耳
鼻科、眼科等においても設置使用される医療用椅子で、
詳しくは、スイッチ等によって全体の昇降動作、背もた
れ部および/若しくは座部の角度を変更する傾動動作、
および全体の回動動作の1つ又は複数の組合せにより、
予め設定し記憶された任意の姿勢位置を再現し得るよう
に構成した医療用椅子の自動位置制御装置に関するもの
である。
(従来の技術) この種の装置として従来から知られているものに、 (A)特開昭57−185857号公報で開示されてい
るように、医療用椅子の1例である検診台の高さをスイ
ッチとメモリを用いて予め設定高さに記憶させておいて
、検診の度に自動的にその設定高さを再現するように検
診台を自動的に昇降制御するように構成したもの、 (B)特開昭56−46855号公報で開示されている
ように、検診台の背もたれ傾動角度をリミットスイッチ
とカムを用いて、予め設定された任意の角度に自動的に
傾動制御するように構成したもの、が存在する。
(発明が解決しようとする問題点) 上記した従来の装置において、(A)のものは、この種
の医療用椅子(検診台)を実際に使用する上で必要不可
欠な動作のうち、昇降動作を自動化しただけであり、ま
た(B)のものは傾動動作を自動化しただけのものであ
って、何れも回動動作は行なえず、患者の向き姿勢か術
者に正対する姿勢に固定化されたものであった。そのた
め、(A)。
(B)ともに医療用椅子に患者が乗り降りするのは術者
の正面に限られ、例えば椅子の正面に処置台や術者用の
椅子などがある場合、それらが乗り降りの邪魔になるこ
とが多い。
また、特に産科や婦人科で使用される検診台において乗
り降りを術者の正面から行なうものでは、患者に大きな
五恥心な与え、診察自体を困難にする難点があった。
この発明は上記の実情に鑑みてなされたものであって、
乗り降りが楽であるとともに、産・婦人科用として患者
に精神的苦痛を与えないで使用でき、しかも適正診察姿
勢を非常にスピーディに現出することができる医療用椅
子の自動位置制御装置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、この発明に係る医療用椅
子の自動位置制御装置は、昇降動作、傾動動作、回動動
作のうち、回動動作とそれ以外の少なくとも1つの動作
に関して、基準物体に対する上記各部の位置を夫々検出
してアナログ電気信号に変換する位置検出装置と、この
位置検出装置の出力信号をディジタル信号に変換するA
/D変換器と、このA/D変換器の出力信号を記憶する
記憶装置と、この記憶装置の書き込みおよび読み出しを
指令する指令装置と、上記記憶装置の出力信号と上記A
/D変換器の出力信号とを比較して、その比較信号によ
って上記各動作を実現する駆動部を制御する制御装置と
を具備し、上記指令装置からの指令信号によって所望の
姿勢位置を上記記憶装置に記憶させる一方、上記記憶装
置の出力信号と上記位置検出装置の出力信号とが一致す
るように、上記制御装置を介して駆動部を制御して記憶
した姿勢位置を再現するように構成したことを特徴とす
るものである。
(作用) 上記のような特徴構成を有する、この発明によれば、回
動動作に関しては、術者の正面に対し通常90°の回動
角度をもつ側方から正面に向う回動が得られるように設
定し記憶するとともに、昇降動作および/若しくは傾動
動作に関しては、基準物体に対する各部の位置を夫々検
出したアナログ電気信号なディジタル信号に変換した上
で、そのディジタル信号を記憶装置に記憶させる。この
状態で指令装置に対してワンタッチ操作することにより
、上記記憶装置の記憶内容を読み出して、その信号と位
置検出装置の出力信号とが一致するように、設定角度の
回動と同時に昇降および/若しくは傾動とを自動制御し
て、予め設定された姿勢位置を再現させる。これによっ
て、患者の乗り降りを術者の正面に対して側方に設定す
ることができるとともに、その側方からの回動動作と同
時並行する昇降動作8よび/若しくは傾動動作によって
術者の正面に対面した状態になったときは診察に適正な
姿勢またはそれに近い姿勢が自動的に再現されるに至る
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図乃至第4図は産・婦人科用検診台に、この発明を
適用した実施例について図面に基づいて説明する。
第1図乃至第4図において、(1)は接地基台であって
、その上面部には支持台(2)が上下軸心の周りで正逆
切換可能なモータ(図示せず)を介して駆動回動自在に
支承連設されている。(3)は昇降支持台であって、上
記固定支持台(2)内に組込まれている油圧シリンダ(
図示せず)を介して上下に駆動揺動可能な可動アーム(
4)により、第1図に示すような下降姿勢と第4図に示
すような上昇姿勢とに切換自在に構成されているととも
に、この昇降支持台(3)の上端部にはブラケット(5
)を介して、背もたれ部(6)と座部(7)との一体物
か油圧シリンダなとの駆動部(1図示せず)により横軸
(8)の周りに駆動傾動可能に枢支連設されている。(
9)、(9)は上記座部(7)の二叉分岐部の下端に連
設された患者の太腿部受は具である。
次に、上記のように、全体を昇降させる昇降動作、背も
たれ部(6)と座部(7)との一体物の角度を変更させ
る傾動動作、および全体を回動させる回動動作の3つの
動作を実現する駆動装置(lO)を備えた検診台の構成
を示す第5図のフロック図に  。
ついて説明する。
第5図において、 (IIA)および(11B)は全体
の昇降位置および背もたれ部(6)と座部(7)との一
体物の傾動角度を夫々検出してアナロク電気信号として
の電圧を検出する位置検出装置、(12)はこの位置検
出装置(IIA)および(118)のアナロク出力信号
をディジタル信号に変換するA/D変換器、(13)は
マイクロプロセッサで、上記A/D変換器(12)によ
りディジタル出力信号に変換される複数段階のセット昇
降位置および傾動角度を夫々不揮発性メモリ(13A)
に記憶させ、かつ消去するとともに、上記メモリ(13
A)から選択的に読み出されるセット位置、角度信号と
上記A/D変換器(12)の出力信号とを比較演算す条
機能を有している。セット回動信号についてはマイクロ
プロセッサ(13)からのプログラムにしたがって第8
図に示すように指令される。(14)は上記マイクロプ
ロセッサ(13)から、上記の各位置姿勢の書き込みお
よび読み出しを指令される装置の一例であるプログラマ
ブル入出力装置で、操作スイッチ(15)を有する。こ
の操作スイッチ(15)は第6図で明示の如く、複数個
のセットスイッチ(旧)、(M2) 、プリセットスイ
ッチ(Pl)、全体を上昇3よび下降させて゛ 任意の
高さ位置に設定するアップスイッチ(U)およびダウン
スイッチ(D)、および背もたれ部(6)と座部(7)
との傾動角度を大小に設定変更するスイッチ(AR) 
、 (AS)とをスイッチボード(15A)に取り付け
て構成されている。
(17)は上記マイクロプロセッサ(13)からの出力
Jう2け甘−≧、\プ 績込ムn面&翻hシリ眺翻す廿
よび上記前もたれ部(6)、座部(7)の傾動動作を実
現するように、1記駆動a:置(10)を制御する制御
装置で、この制御装置(17)は回動用モータ、昇降用
油圧シリンダ、傾動用モータなどからなる駆動装置(l
O)を起動および停止する3つのリレー(17八)、(
17B) 、(17C)から構成されている。
上記回動用モータの駆動回路には、第7図で示すように
1回動力向を正逆に選択可能な・回動方向選択−スイッ
チ(18)が介装されいるとともに、正転用回路及び逆
転用回路には夫々セット回転信号及びリセット回転信号
により励磁されてモータを駆動回転し、かつセット用リ
ミットスイッチ(19a)及びリセット用リミットスイ
ッチ(19b)のオン動作により解磁されてモータの駆
動回転を停止する正転用リレースイッチ(17C−a)
及び逆転用リレースイッチ(17C−b)か設けられて
いる。
次に、上記構成の検診台の動作を第8図で示すフ【1−
チャートを参照にし°C1説明する。
先ず、スイッチボード(15A)のアップスイッチ(U
)、タウンスイッチ(b)およびスイッチ(AR)。
(AS)を操作して、背もたれ部(6)、座部(7)の
昇降位置およびそれらの傾動角度を所望の姿勢位置とし
た上で、セットスイッチ(Ml)又は(M2)を操作す
ることによって、ポテンショメータなどの位置検出装置
(IIA)および(IIB)により検出されるところの
上記昇降位置および傾動角度に対応する大きさのアナロ
グ電圧信号がA/D変換器(12)にてディジタル信号
に変換されたのち、マイクロプロセッサ(13)を経て
、(Xn)て示ず昇降セット位置および(Yn)で示す
傾動セット角度かメモリ(1:IA)に書き込まれ、こ
れか目標値となる。また、検診台全体の所望のセット回
動量はリミットスイッチ(17C)の位置変更によって
変更可能て、また、リセットスイッチ(pt)の操作に
より昇降、傾動それぞれのリセット位置もメモリ(13
八)に書き込まれる。
上記のようにして、所望の姿勢位置を記憶させた状態て
、実際の検診に際してセットスイッチ(Ml)又は(M
2)を操作すると、この操作時における昇降位置および
傾動角度か位置検出装置(11A)および(IIB)に
より検出され、かつそれらのアナログ電圧信号かA/D
変換器(12)によりディジタル信号に変換されたのち
、現在の昇降位置(X)および現在の傾動角度(Y)と
してマイクロプロセッサ(13)に読み込み入力される
とともに、上記メモリ(13A)に書き込み記憶されて
いる目標値(Xn)および(Yn)か読み出されて、両
者か比較される。この比較に基づいて、両者が一致する
までプロマブル入出力装置(14)を経て、制御装置(
17)のリレー(17A) 、(17B)に上昇信号お
よび傾動角度か出力されて1、駆動装置(lO)か起動
され、背もたれ部(6)および座部(7)が所望の姿勢
位置にセットされる。このようなセット動作は全体の回
動セット動作と同時並行される。つまり、昇降、傾動、
および回動を全て油圧シリンダによる駆動とすれば。
仮りに同時に駆動信号を与えてもシリンダの面圧の違い
により作動の順序が決まり、同時に作動しないが、本実
施例のごとく油圧シリンダの昇降と傾動およびモータ駆
動の回動とは異なる駆動源を採用しているので、回動と
昇降と傾動との3つの動作のうち、少なくとも2つの動
作(回動と傾動)か同時に行なわれるので、患者か乗り
降りする位置(リセット位置)を術者の正面に対して9
06の回動角をもつ側方に設定しておくことにより、患
者の荒恥心な軽減できるとともに、適正検診姿勢をスピ
ーディに現出することができる。
検診終了後は、リセットボタン(PI)を操作すること
により、上記のセット動作と同様にして1乗り降り位置
姿勢に復元することができる。
なお、上記実施例においては、記憶装置の書き込みおよ
び読み出し、ならびに記憶装置の出力信号とA/D変換
変換比力信号との比較演算をマイクロプロセッサを用い
て行なうように構成したが、これに限定されるものでな
く、例えば、書き込み用ゲート、読み出し用ゲート、デ
ィジタルコンパレータ等を組合せて構成してみよい。
また、第5図の仮想線で示すように、昇降用リレー(1
7A)ならびに傾動用リレー(17B)を手動にて操作
てきるマニュアルスイッチ(16)を設けてもよい。
さらに、上記実施例では、回動動作と昇降動作ならびに
傾動動作といった3つの動作のうち1.少なくとも2つ
の動作を同時に行なえるようにしたか、駆動源の組み合
わせを変えることにより回動動作と昇降動作又は昇降動
作と傾動動作とを必要に応じて同時に行ない、他の傾動
動作又は回動動作はその次に行なうといった上記実施例
とは異なる二段階の経時動作にしてもよい。
また、モータとギヤ機構を夫々用いれば回動と昇降と傾
動の3つの動作を同時に行なうことかできる。
また、回動位置については、リミットスイッチの代りに
ポテンショメータを用いて、任意の回動位置をメモリに
記憶させ、再現させるようにして 、もよい。
さらにまた、背もたれ部(6)と座部(7)とか一体に
傾動するものであっても、別々に傾動するものてあって
もよい。
なお、別々に傾動させる場合には、第5図における位置
検出器、傾動用リレー、傾動用駆動装置を夫々追加すれ
ばよい。
(発明の効果) 以上の説明からも明らかなように、この発明によるとき
は、椅子全体の回動動作を含む自動位置制御であるから
、患者の乗り降りする位置および向き姿勢を術者の正面
に対して側方に設定することができ、これによって、正
面に設けられていることが多い処置台や術者用の椅子に
邪魔されることなく、椅子への乗り降りを楽に行なうこ
とかてきる。
しかも、乗り降りか術者にIE対しないて済む側面であ
ることと、その向き姿勢から正面への向き姿勢に変更す
るための回動動作に連動して、昇降動作および/若しく
は傾動動作を同時並行的に行なえるので、それら動作を
経時的に順番に行なう場合のように、術者に対して一旦
、正対する姿勢を経由することがない。従って、特に産
・婦人科用検診台の場合において患者の1恥心なと精神
的苦痛を軽減することができるとともに、3つの動作を
全て経時的に行なう場合に比べて、適正診察姿勢を非常
にスピーディに現出することができるといった効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例として適用した産・婦人科用
検診台の側面図、第2図は同平面図、第3図は同正面図
、第4図は上昇、傾動状態の側面図、第5図は自動制御
部の構成を示すブロック図、第6図は操作スイッチ部を
示す平面図、第7図は回動モータの駆動回路図、第8図
はフローチャートである。 (符号の説明) (6)・・・背もたれ部、゛(7)・・・座部、 (1
0)−・・駆動装置、(IIA)、(IIB)−・・位
置検出装置(12)−A / D変換器、 (13)・
・・マイクロプロセッサ、(13A)・・・メモリ、(
14)・・・プログラマブル入出力装置。 (15)・・・操作スイッチ、(17)−・・制御装置
。 −以上− 特許出願人 株式会社 そりり製作所 代理人 弁理士(6235)  松 野 英 彦第3図 第2図 第4図 第5図 第6図 第7図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)スイツチ等によつて全体を昇降させる昇降動作、
    背もたれ部および/若しくは座部の角度を変更させる傾
    動動作、および全体を回動させる回動動作のうちの1つ
    又は複数の組合わせにより任意の姿勢位置を得るように
    構成した医療用椅子において、上記各動作のうち、回動
    動作とそれ以外の少なくとも1つの動作に関して、基準
    物体に対する上記各部の位置を夫々検出してアナログ電
    気信号に変換する位置検出装置と、この位置検出装置の
    出力信号をデイジタル信号に変換するA/D変換器と、
    このA/D変換器の出力信号を記憶する記憶装置と、こ
    の記憶装置の書き込みおよび読み出しを指令する指令装
    置と、上記記憶装置の出力信号と上記A/D変換器の出
    力信号とを比較して、その比較信号によつて上記各動作
    を実現する駆動部を制御する制御装置とを具備し、上記
    指令装置からの指令信号によつて所望の姿勢位置を上記
    記憶装置に記憶させる一方、上記記憶装置の出力信号と
    上記位置検出装置の出力信号とが一致するように、上記
    制御装置を介して駆動部を制御して記憶した姿勢位置を
    再現するように構成したことを特徴とする医療用椅子の
    自動位置制御装置。
  2. (2)上記した3つの動作のうち、回動動作以外の2つ
    の動作を組として記憶させると共に、回動動作とそれ以
    外の2つの動作のうちの少なくとも1つの動作とを同時
    に駆動制御するように構成した特許請求の範囲第1項に
    記載の医療用椅子の自動位置制御装置。
  3. (3)上記指令装置が、上記回動動作の回動方向を正逆
    に選択可能な回動方向選択スイツチを組込んで構成され
    ている特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の医療用
    椅子の自動位置制御装置。
JP62079970A 1987-03-31 1987-03-31 医療用椅子の自動位置制御装置 Granted JPS63246162A (ja)

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