JPS6324490B2 - - Google Patents

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JPS6324490B2
JPS6324490B2 JP58180664A JP18066483A JPS6324490B2 JP S6324490 B2 JPS6324490 B2 JP S6324490B2 JP 58180664 A JP58180664 A JP 58180664A JP 18066483 A JP18066483 A JP 18066483A JP S6324490 B2 JPS6324490 B2 JP S6324490B2
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JP
Japan
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activated carbon
aloe
oil
treatment
water
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JP58180664A
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Kyoshi Murayama
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Lion Corp
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Lion Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
この発明は、特定の処理をほどこしたアロエ分
画物を含有する浴用剤組成物に関する。 従来より、アロエやアロエエキスは、特に民間
的にひび、あかぎれ、やけど、切り傷、水虫等の
治療に用いられている。しかしながら、アロエエ
キスは特有のにおいを有し、その色が濃褐色であ
るうえ、変色しやすいアロイン等のアントラキノ
ン誘導体などを含んでおり、浴用剤組成物中に配
合した場合、におい、色、沈澱等が大きな問題と
なる。このため、配合量も少なめに制限され効果
を十分に発揮させることができなかつた。 この発明の目的は、ひび、あかびれ、荒れ性等
によるカサカサした肌に、入浴後、しつとりした
なめらかさを十分に与えることができ、しかもア
ロエエキス特有のにおいもなく、かつ系の保存安
定性が高く、着色、変色などの問題がない浴用剤
組成物を提供することである。 すなわち、この発明は、アロエ樹液を活性炭処
理して得られたアロエ分画物を含有する浴用剤組
成物を提供する。 以下、この発明を詳細に説明する。この発明に
用いるアロエ分画物は次に述べる原料と処理工程
により得られる。原料となるアロエとしてはアロ
エベラ、シヤボンアロエ、キダチアロエを好適な
ものとして挙げることができる。 これらにアロエの全草、葉部もしくはゼリー部
を圧搾、破砕、粉砕等して得られる樹液を好まし
く過して次の活性炭処理に供する。尚固型物が
混ざつた樹液をそのまま次の工程にまわしても差
支えない。その場合は後の適宜な段階で固型物を
除去する。 次に、このようにして得られるアロエ樹液に対
してバツチ法により活性炭処理を施す。この活性
炭処理により変色し易い有色成分が確実に除去さ
れ、無色乃至淡黄色で水可溶性の創傷治療等に生
理活性作用を有する物質が得られるものである。
これに対し、活性炭処理を行なわない場合には、
有色成分、水不溶性成分が良好に除去されず、本
発明の入浴剤成分としては適当でない。 このバツチ法による活性炭処理において使用す
る活性炭は獣炭、骨炭のような動物炭でも、ヤシ
殻炭等の植物炭でもよいが、吸着力が高く、安価
な植物炭がより好ましい。また、活性炭は粉末の
ものでも粒状のものでもよいが、粉末、特に100
〜400メツシユのものが好ましい。活性炭の使用
量は元のアロエ樹液の重量に対し0.1〜20%(重
量%、以下同じ)、より好ましくは1〜10%とす
ることが望ましい。バツチ法による活性炭処理に
際し、活性炭を加えた後、液を機械撹拌等の手段
で撹拌することが好ましいが、この場合撹拌時間
は15分〜3時間、特に30分〜1時間とすることが
好ましい。なえ、活性炭処理は低温又は室温下で
行なうこともでき、また後述する加熱処理と同時
に行なう場合には加熱下に行なう。 活性炭処理後は、その後更に他の処理を行なう
場合にはそのまま、好ましくは活性炭を除去した
ものについて所定の処理を施し、また活性炭処理
を最終段階として行なつた場合には過等の適宜
な分離手段により活性炭を除去し、その液を目
的分画物として採取する。 活性炭処理を行なうことによつて得られた目的
分画物は、処理液の状態で殆んど無色透明であ
る。この目的分画物は、変色し易い有色色素成分
や水不溶性成分が除去されたものであつて、創傷
治療作用などの優れた生理活性作用を有する。な
お、前記処理液は、目的分画物としてそのまま本
発明の入浴剤組成物に添加することもできるが、
加熱乾燥、噴霧乾燥、凍結乾燥等の適宜な乾燥法
を採用し、水分を留去して、さらさらした白色乃
至淡黄色の粉末状物質としたものを粒状もしくは
粉状の入浴剤組成物に添加することは、貯蔵安定
性等の点から更に好ましいことである。 更に又、上記活性炭処理に加えて加熱処理を行
なうと、より好適なアロエ分画物が得られる。こ
の加熱処理により、加熱や経時によつて変性する
物質(起炎性物質)が除去された安定性に勝れた
生理活性物質が得られる。また、加熱処理によ
り、アロエ樹液の粘稠性がなくなり、過工程が
極めて容易になるため操作性の点でも有利であ
る。 なお、加熱処理と活性炭処理とはどちらを先に
行なつてもよく、また同時に行なつてもよいが、
加熱処理を行なつた後に活性炭処理を施すか、或
いは加熱処理と活性炭処理とを同時に行なうよう
にすることが好ましい。 前記加熱処理は、常圧下又は減圧下において、
温度50〜90℃、より好ましくは60〜80℃である。
また、加熱時間は0.5〜3時間、より好ましくは
1〜2時間である。加熱温度が50℃よりも低い場
合、或いは加熱時間が30分よりも短かい場合は加
熱処理の効果が十分に発揮されず、不溶物を分離
する工程で上記不純成分を十分に除去し得ない場
合が生じる。また、加熱温度が90℃より高い場
合、或いは加熱時間が3時間よりも長い場合には
有効成分の変質や発酵、不溶物の分解可溶化とい
つた問題が生じる場合がある。 前記加熱処理を行なう場合、単にアロエ樹液を
上記処理条件において加熱するだけでもよいが、
この加熱処理を行なう際にアロエ樹液を同時に濃
縮したり(この場合、アロエ樹液は最初の樹液量
の10倍以下、より好ましくは2〜5倍程度の濃縮
液とすることが望ましい)、また水分をほぼ完全
に蒸発させても差支えない。 加熱処理後は、これを最終段階で行なつた場合
は水不溶物を過等の手段によつて除いたものを
目的分画物として採取し、加熱処理後活性炭処理
或いは後述する水可溶性有機溶媒による抽出処理
を行なう場合はそのまま又は水不溶物を除去した
ものを使用する。なお、加熱処理後に活性炭処理
を行なう場合、この加熱処理工程において樹液を
濃縮したような場合は、これに水を好ましくは最
初の樹液量の2〜10倍の濃縮液となるように加
え、これに活性炭を投入することが好ましい。 本発明に用いるアロエ分画物を得る場合、上述
した活性炭処理に加えて、或いは活性炭処理と加
熱処理とに加えて更に水可溶性有機溶媒による抽
出処理を行なうことができ、この有機溶媒による
抽出処理により樹脂類などやアルコール難溶性物
質を更に確実に除去することができる。 この抽出処理は、前記活性炭処理或いは加熱処
理の前もしくは後のいずれの段階で行なつてもよ
いが、特に上記三者の処理を行なう場合は加熱処
理後活性炭処理を行なう工程の前もしくは後、又
は加熱処理と活性炭処理とを同時に施す工程の前
もしくは抽出処理を行なうようにすることが好ま
しい。 なお、水可溶性有機溶媒による抽出処理を活性
炭処理或いは加熱処理に先立つて行なう場合は、
アロエ樹液に有機溶媒を加えて抽出を行ない、そ
の抽出液を採取し、有機溶媒を留去したもの又は
有機溶媒を留去したものに水を加えたものを次の
工程(活性炭処理工程、加熱処理工程)にまわす
ものである。 水可溶性有機溶媒による抽出処理を活性炭処理
の後に行なう場合は活性炭を除去することによつ
て得られる処理液、好ましくはその濃縮液又は乾
燥物に有機溶媒を加えて抽出するものであり、加
熱処理の後に行なう場合は加熱処理後の樹液、好
ましくはその濃縮液又は加熱乾燥物に有機溶媒を
加えて抽出し、抽出後は上述したように抽出液、
その濃縮液又は溶媒留去したものを採取するもの
である。なお、抽出処理を最終工程として行なつ
た場合には、得られた抽出液から溶媒を留去した
ものを目的分画物として採取することが好ましい
が、使用目的に応じては溶媒を留去せずに(特に
水可溶性溶媒としてエタノールやイソプロパノー
ルを用いた場合は)抽出液、或いはその濃縮液を
そのまま使用に供することもできる。 この抽出工程において、抽出に用いる有機溶媒
としてはエタノール、メタノール、イソプロパノ
ール、n―プロピルアルコール、n―ブチルアル
コール、tert―ブチルアルコール、ソルビトー
ル、アセトン等の水可溶性溶媒が使用され、抽出
処理は特にこれら水可溶性溶媒を20〜80%、より
好ましくは25〜40%濃度で含む水との混合溶媒と
することが好ましい。この場合、前記水可溶性溶
媒はその1種を単独で使用しても2種以上を併用
するようにしてもよい。また、有機溶媒(水可溶
性溶媒、特に水可溶性溶媒―水の混合溶媒)の使
用量は、有機溶媒中で抽出されるべき物質が0.1
〜30%、より望ましくは1〜10%濃度となるよう
な量とすることが好ましい。抽出条件としては、
温度0〜25℃で抽出時間1時間〜数日、より望ま
しくは3〜48時間の条件が好ましく採用される。
抽出処理後はその抽出液を採取する。この水可溶
性有機溶媒による抽出処理を行なつて得られる目
的分画物は樹脂類などやアルコール難溶性物質が
確実に除去されたものである。 而して、上記方法により得られた目的分画物
は、優れた組織賦活作用を有するものであり、ま
た変色し易い有色色素成分や水不溶性成分を含ま
ず、無色乃至淡黄色であり、特に加熱処理を行な
つたものは、熱変性、経時的変性による水不溶性
成分(起炎性物質)が確実に除去され、安定で変
色、変質するようなことがなく、また水可溶性有
機溶媒による抽出処理を行なつたものはアルコー
ル難溶性物質を含まないものであり、種々の製品
に配合してもその外観等を損なうことがなく、製
品の品質上で問題となるおそれもない。かつこの
生理活性物質は水溶性で水に殆んど任意の割合で
溶解するものであり、即ち浴中で充分な分散性を
有し本発明浴剤の肌への効果であるしつとりした
なめらかさの付与を保証する。しかも、この分画
物は安全性も高く、皮膚に適用しても刺激性がな
いものである。 この発明の浴用剤組成物は、上述したアロエ分
画物を単品で使用しても良いが、更に後述する常
用成分を含んでいてもよい。後述する常用成分を
含む浴用剤の場合には、全組成物中のアロエ分画
物の配合量は、通常0.1〜99%好ましくは0.1ない
し95重量%、さらに好ましくは0.1ないし30重量
%である。 この発明の浴用剤組成物は、通常、アロエ分画
物の浴中濃度が0.1ないし30ppmになる量使用さ
れる。0.1ppm未満の使用量ではカサカサした肌
にしつとりしたなめらかさを与える効果が不十分
になる。0.1ppmないし30ppmにおいては入浴後
のしつとりしたなめらかさの向上が認められたが
30ppmを超えるとほとんど性能の向上が認められ
ず、また、若干アロエ特有のにおいが認められ
た。 この発明の浴用剤組成物態様である、上記アロ
エ分画物の他に更に常用成分を含む浴用剤は以下
に記載の成分の1種又は2種以上を1〜99.9%好
ましくは5〜99.9%より好ましくは70〜99.9%含
むものである。すなわち、無機塩類としては、例
えば、塩化ナトリウム、ヨウ化カリウム、塩化ア
ンモニウム、硫酸アルミニウム、硫化カリウム、
硫酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリ
ウム、セスキ炭酸ナトリウム、炭酸マグネシウ
ム、重炭酸マグネシウム、ホウ砂、ホウ酸、無水
ケイ酸、メタケイ酸、ポリリン酸ナトリウム、リ
ン酸水素カルシウム、リン酸ナトリウム、イオ
ウ、湯の花等を挙げることができる。これら無機
塩類の浴剤中の量は1〜99.9%、好ましくは5〜
99.9%である。また、油分としては、オリーブ
油、大豆油、アーモンド油、落下生油、ヒマシ
油、ヤシ油、パーム油、タートル油、ヌカ油、ア
ボカド油、ミンク油、卵黄油、牛脂、ラノリン、
スクワレン、流動パラフイン、ワセリン、パラフ
イン等を挙げることができる。これら油分の浴剤
中の量は0〜10%、好ましくは0.1〜1%である。 精油類としては、例えば、ハツカ油、ジヤスミ
ン、人造ジヤ香、カンフアー、シヨウ脳油、ヒノ
キ油、トウヒ油、リユウ油、テレビン油、ケイ皮
油、ベルガモツト油、ミカン油、シヨウブ油、パ
イン油、ラベンダー油、ベイ油、オレンジ油、シ
ンナモン油、スギ油、丁字油、ヒバ油、バラ油、
ユーカリ油、レモン油等を挙げることができる。
これら精油類は浴剤中に0〜10%好ましくは0.1
〜1%の範囲で用いられる。 本発明の浴用剤組成物には、前記成分の他、必
要に応じ、さらに生薬や粘結剤、その他の成分を
添加することもできる。それらの具体例を以下に
示す。 生薬: ソウジユツ、ビヤクジユツ、カノコソウ、ケイ
ガイ、コウボク、センキユウ、トウヒ、ニンジ
ン、ケイヒ、シヤクヤク、ハツカ葉、オウゴン、
ブクリヨウ、シヨウブ、マツブサ、ビヤクシ、サ
フラン、オウバク、ウイキヨウ、チンピ、ガン
ピ、カミツレ、ダイコン、ヤナギ、クスノキ、ニ
ワトコ、ソクズ、ナギナタコウジユ、ヤツデ、セ
キシヨウ、ヨモギ、オトギリソウ、ユズ、ダイダ
イ、モモ、サイカチ、ビワ、スイカズラ、ヨロイ
グサ、ボダイジユ、トチノキ、ノコギリソウ、ホ
ツプ、ローズマリー、カバノキ、マツ、ヤレンズ
ラ、ランタナ、カンゾウ、キツソウコン、マロニ
エ等。 粘結剤: カゼイン、カルボキシメチルセルロース、ナト
リウム塩、ペクチン、デンプン、メチルセルロー
ス、エチルセルロース、アルギン酸ナトリウム、
ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、
ポリビニルメチルエーテル、カラヤゴム、ローカ
ストビーンガム、トラガカントガム、カラゲナ
ン、カーボボール、アカシヤガム、カンテン等。 医薬品、医薬部外品及び化粧品用タール系色素
(キサンチン系等)、界面活性剤(アニオン系、カ
チオン系、両性及びノニオン系)、アスコルビン
酸又はその塩、明ばん類、香料、殺菌剤、還元剤
等。又水性入浴剤として上記各種成分を含合する
組成物を水性溶媒でバランスさせることもでき
る。 次に、この発明の実施例及び比較例を示し、こ
の発明の効果を具体的に説明する。各例の説明に
先立ち、アロエ分画物の具体的調製方法並びにな
めらか感付与性能及び保存安定性の試験法につい
て説明する。なお、各例で用いた組成物は、紙管
中に45℃で7日間保存した後のものである。 アロエ分画物の調製 製造例 1 キダチアロエ葉部10Kgにミキサーにて破砕し、
綿布による過、更に紙による自然過を行な
い、黄緑色のやや不透明な樹液7.5Kgを得た。次
にこの樹液を常温300mmHg減下で3.7Kgになるま
で濃縮した。これに300gの粉末活性炭を加え、
常温で約30分間撹拌した後、紙を用いて吸引
過し、次いで水で活性炭を洗いその洗浄液を液
に加えた。この液を浴温40℃でアスピレータ減
圧下に濃縮し、さらに真空乾燥を行ない、白色粉
末170gを得た。 製造例 2 キダチアロエ葉部10Kgをミキサーにて破砕し、
綿布による過、更に紙による自然過を行な
い、黄緑色のやや不透明な樹液7.5Kgを得た。次
にこの樹液を300mmHg減圧下で70℃、30分間加
熱し、3.7Kgの濃縮樹液を得た。これに300gの粉
末活性炭を加え、室温で約30分間撹拌した後、
紙を用いて吸引過し、次いで水で活性炭を洗い
その洗浄液を液に加えた。この液を浴温40℃
でアスピレータ減圧下に濃縮し、さらに真空乾燥
を行ない、白色粉末172gを得た。 製造例 3 キダチアロエ葉部10Kgをフードスライサー、パ
ルパー、フイニシヤーの順に処理し、緑色の樹液
7.7Kgを得た。この樹液に粉末活性炭700gを加
え、室温で約30分間撹拌した後にフイルタープレ
ス機にて過した。この液を浴温40℃に加熱し
ながらアスピレータ減圧下に約1/5量になるまで
濃縮して1.6Kgの濃縮物を得た。 これにエタノール0.8を加え、30分間撹拌し、
室温で約1日間静置した後、析出した白色沈澱物
を紙を用いて吸引過し、液を得た。これを
浴温40℃でアスピレータ減圧下に濃縮し、更に真
空乾燥を行なつて白黄色粉末116gを得た。 〔比較製造例 1〕 キダチアロエ葉部10Kgをミキサーにて破砕し、
綿布による過、更に紙による自然過を行な
い、黄緑色のやや不透明な樹液7.5Kgを得た。こ
の樹液を凍結乾燥し、奥褐色の粉末210gを得た。 試験法1 (なめらか感付与性能) 肌がカサカサしているパネラー5名の左右の前
腕部の一方を、後述する市販の浴用剤組成物を
100ppm含む42℃の浴湯に、他方をこの発明の浴
用剤組成物を100ppm含む42℃の浴湯に10分間浸
漬した後タオルドライし、タオルドライ10分後の
肌のなめらか感を一対比較により下記基準で評価
した。 評価基準 ◎…市販品に比べて非常に優れた効果がある 〇…市販品に比べてかなり優れた効果がある △…市販品に比べてやや優れた効果がある ×…市販品に比べて同等又はそれ以下の効果しか
ない 試験法2 (保存安定性) 浴用剤組成物の香り及び色調に関する保存安定
性については、市販品との一対比較により、下記
基準で評価した。 評価基準 ◎…市販品よりも変化が認められない 〇…市販品と同等の変化が認められるが商品価値
上問題となる程度ではない。 △…市販品に比べ変化がやや認められる ×…市販品に比べ変化が著しく認められる なお、使用した市販品の分析による成分組成は
次の通りである。 硫酸ナトリウム 58%(重量) 炭酸水素ナトリウム 40% 流動パラフイン 0.5% ウラニン色素 0.3% 香 料 1.2% 試験例 第1表に示す組成を有する浴用剤組成物を調調
製し、そのなめらか感付与性能及び保存安定性を
試験した。結果を同表に示す。なお、表中、組成
は重量%で示されている。
【表】
【表】 下記の組成(重量%)を有する浴用剤組成物を
調製し、試験したところ市販品に比べ優れた保存
安定性と入浴後のへのなめらかさ付与効果を示し
た。 実施例13 (顆粒状) 炭酸水素ナトリウム 50 硫酸ナトリウム 46.5 アロエ分画物(製造例1) 1 ラノリン 0.5 ラウニン色素 0.5 香 料 1.5 計100 実施例14 (粉末状) 炭酸水素ナトリウム 50 炭酸ナトリウム 3 硫酸ナトリウム 43.5 アロエ分画物(製造例2) 1 流動パラフイン 0.5 ウラニン色素 0.5 香 料 1.5 計100 実施例15 (液状) プロピレングリコール 50 エタノール 20 硫酸ナトリウム 5 アロエ分画物(製造例3) 1 ラノリン 0.5 アボガド油 0.5 ウラニン色素 0.5 香 料 1.5 純 水 21 計100 実施例16 (発泡錠) 硫酸ナトリウム 8 炭酸水素ナトリウム 30 炭酸ナトリウム 19 アロエ分画物(製造例1) 1 クエン酸 20 酒石酸 10 こはく酸 10 ウラニン色素 0.5 香 料 1.5 計100

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 アロエ樹液を活性炭処理して得られたアロエ
    分画物を含有する浴用剤組成物。
JP58180664A 1983-09-30 1983-09-30 浴用剤組成物 Granted JPS6072812A (ja)

Priority Applications (1)

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JP58180664A JPS6072812A (ja) 1983-09-30 1983-09-30 浴用剤組成物

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JP58180664A JPS6072812A (ja) 1983-09-30 1983-09-30 浴用剤組成物

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Publication Number Publication Date
JPS6072812A JPS6072812A (ja) 1985-04-24
JPS6324490B2 true JPS6324490B2 (ja) 1988-05-20

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ID=16087150

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JP58180664A Granted JPS6072812A (ja) 1983-09-30 1983-09-30 浴用剤組成物

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