JPS63243970A

JPS63243970A - 多色液体現像装置

Info

Publication number: JPS63243970A
Application number: JP63055918A
Authority: JP
Inventors: エドウィン　アール　モンケルバーン; ジョセフ　ファントウッゾ
Original assignee: Xerox Corp
Current assignee: Xerox Corp
Priority date: 1987-03-16
Filing date: 1988-03-09
Publication date: 1988-10-11
Also published as: US4796051A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、一般には電子写真式印刷機、より詳細には多
色刷りコピーを作成するため静電潜像を現像する装置に
関するものである。

発明が解決しようとする課題一般に、電子写真式印刷プロセスでは、光導電性部材が
一様な電位に帯電され、その表面が感光化される。光導
電性部材の帯電した部分は、複写する原稿書類の光像に
さらされ、この露光によって光導電性部材の上に、原稿
書類に含まれている情報領域に対応する静電潜像が記録
される。光導電性部材の上に静電潜像が記録された後、
潜像は、現像液と接触することによって現像される。現
像液は、液体キャリヤ内に着色粒子が分散しているもの
である。着色粒子は、光導電性部材の上に像の形状で堆
積する。その後、現像された像は、コピーシートへ転写
される。着色粒子をコピーシートへ永久的に定着し、か
つコピーシートに付着している残留液体キャリヤを蒸発
させるために、コピーシートに熱が加えられる。多色刷
りコピーを作成する場合は、光導電性部材の表面に、次
々に静電潜像が記録される。各静電潜像は、光学フィル
タにかけられたものである。これらの静電潜像は、光学
フィルタの色の減色法の原色に対応する色の現像剤で現
像される。異なる色で現像された像は、光導電性表面か
らコピーシートへ互いに重ね合わされて転写される。転
写後、像をコピーシートへ永久的に定着するため熱が加
えられ、多色刷のコピーができ上がる。

従来、多色現像装置は、３個の現像ユニットが必要であ
った。各現像ユニットには、異なる色の現像剤が入って
いた。一般に、現像ユニットの１つは、光導電性表面に
近接して置かれ、残りの現像ユニットは、光導電性表面
から離して置かれた。

このやり方で、静電潜像は、光導電性表面に近接してお
かれた現像ユニット内の現像剤によって現像された。残
りの現像ユニットは、同じ静電潜像の上で異なる色の現
像剤が混じるのを防止するため、作動停止された。たと
えば、日立カラー複写機、型式番号ＧＸ−２０１は、各
色の現像に１個づつ、４個の別個の同一現像装置を使用
している。各コピーサイクルにおいて、現像剤は、現像
剤溜りから、コピーが現像される現像トレーを通して循
環される。４個の現像トレーが、１個のユニットを形成
するように取り付けられている。現像装置は、水平と垂
直の両方向に移動可能である。コピーシートは静止して
おり、各色ごとに現像装置が左右に移動する。現像装置
を垂直方向に動がし、トレーをベルト駆動装置に整合す
ることによって、正しい現像トレーが選択される０次に
コピーシートの現像を行うため、現像トレーが水平方向
に移動する。コピーサイクルが終了すると、現像液は、
排出されて溜りへ戻される。現像ユニットの機械的運動
は、振動を伴うことが知られている。この振動は、コピ
ーの品質を悪くするので、印刷機に振動を生じさせずに
、異なる色の現像剤が混じり合うのを防止することがで
きれば望ましい。

本発明に関連があると思われる特許文献としては、米国
特許第３，９００，００３号（１９７５年８月１９日発
行）、同第３，９１０，２３１号（１９７５年１０月７
日発行）、同第４，３５０．４２９号（１９８２年９月
２１日発行）、同第４，３５８，１９５号（１９８２年
１１月９日発行）、同第４．４２１，０５８号（１９８
３年１２月２０日発行）、同第４　、４４９　、４７５
号（１９８４年５月２２日発行）、同第４，４５６，３
８７号（１９８４年６月２６日発行）、同第４，５０４
，１３７号（１９８５年３月１２日発行）、同第４，５
８０゜８８９号（１９８６年４月８日発行）、同第４，
６２７，７０５号（１９８６年１２月９日発行）がある
。

上記文献の関連部分は、以下のように要約することがで
きる。

米国特許第３，９００，００３号は、カラー電子写真式
複写機に使用する液体現像装置を開示している。

静電潜像は、共通の現像電極の所で現像され、指定され
た色の現像液が供給管を通して供給される。

所望の色の調整は、各供給管に設けられたセルロイド弁
を通じて行われる。

同第３，９１０，２３１号は、所定の色の現像液を単一
現像ステーションへ供給する現像液供給手段を備えたカ
ラー電子写真式複写機の現像装置を開示している。現像
液は、供給管を通して運ばれ、各供給管に設けられた弁
装置によって制御される。

同第４，３５０，４２９号は、それぞれの貯蔵タンクに
入っている現像液を選択して使用する現像処理装置を開
示している。所望の現像液を現像装置へ供給するために
、ポンプとセレクタ弁から設けられている。

同第４，３５８，１９５号は、電子写真カラー校正刷り
装置を開示している。４個の別個の調色用容器が入って
いる調色装置が設置されている。各容器には、現像後光
導電性部材から過剰トナーを除去する真空ノズルが付い
ている。

同第４，４２１．０５６号は、電気泳動式印刷機の中間
像支持体へ着色液を吹き付けるノズル装置を開示してい
る。各着色液に１個のノズルが設置されており、複数の
ノズルは、上に重ねて配列され、１つの調色装置を形成
している。中間像支持体の他の側に、洗浄液が入った別
個のノズルが配置されている。

同第４，４４９，４７５号は、中間像支持体がら異なる
色のトナー懸濁液を除去する清掃装置を開示している。

各着色トナー懸濁液が空気ダクトの定規形上縁の上方を
通って着色トナー収集槽へ流れるように、空気が清掃装
置に強制的に通される。

同第４，４５６，３６７号は、電子写真式像形成装置の
液体調色装置を開示している。複数の着色剤が入ってい
る複数のトナー・モジュールが設置され、所望の着色剤
のモジュールが残りのモジュールより上昇して調色する
ようになっている。各モジュールは、トナー流を導くト
ラブル繰作制御弁で、トナーを貯蔵びんから露光された
光導電性表面へ供給する供給装置を内蔵している。

同第４，５０４，１３７号は、カラー・コピーを作成す
る電子写真式印刷機を開示している。必要な着姓現像剤
を供給する４個の現像ユニットを備えた現像ステーショ
ンにおいて、静電潜像の現像が行われる。

同第４．５８０，８８９号は、カラー複写機を開示して
いる。複数の光導電性ドラムに、個別の現像ユニットが
組み合わされている。転写用ドラムの外周に、複数の光
導電性ドラムが配置されており、現像された像は、光導
電性ドラムから転写用ドラムに付着しているコピーシー
トへ転写される。

同第４，８２７，７０５号は、各色の現像が光導電性ド
ラムの外周に配置された共通のステーションで行われる
カラー電子写真式印刷機を開示している。

循環装置は、所望の着色ｉを現像ハウジングへポンプで
送り、現像後、着色液を貯蔵びんへ戻す。

また色を変更する前および後に、循環装置の共通部分を
洗浄液を用いてフラッシュするようになっている。

課題を解決するための手段本発明は、第１の態様として、複数の異なる色の現像液
のうち選択された色の現像液で潜像を現像するように構
成された現像装置を提供する６本装置は、複数の定置現
像ユニットと、選択された色の現像液を各現像ユニット
へ供給する手段を備えている。現像液供給手段は、潜像
を選択された色の現像液で現像するため、選択された色
の現像液を第１の現像ユニットへ供給する。別の潜像を
現像するとき異なる色の現像液が混じるのを防止するた
め、現像液供給手段が別の色の現像液を第２の現像ユニ
ットへ供給する前に、洗浄液を第１の現像ユニットへ供
給し現像ユニットから残留現像液を洗浄する洗浄液供給
手段を備えている。

本発明は、第２の態様として、静電潜像が光導電性部材
に記録される形式の電子写真式印刷機を提供する。本印
刷機は、複数の定置現像ユニットと、選択された色の現
像液を各現像ユニットへ供給する手段を備えている。現
像液供給手段は、静電潜像を選択された色の現像液で現
像するため、選択された色の現像液を第１の現像ユニッ
トへ供給する。別の静電潜像を現像するとき異なる色の
現像液が混じるのを防止するなめ、現像液供給手段が別
の色の現像液を第２の現像ユニットへ供給する前に、第
１の現像ユニットへ洗浄液を供給して残留現像液を洗浄
する洗浄液供給手段を備えている。

本発明のその他の特徴は、添付図面を参照して以下の説
明を読まれれば、明らかになるであろう。

実施例以下、本発明をその好ましい実施例について説明するが
、本発明をその実施例に限定するつもりのないことは理
解されるであろう、むしろ本発明は、特許請求の範囲で
明示した発明の精神および発明の範囲に入るすべての代
替物、修正物、均等物を含んでいるものと考える。

電子写真式印刷技術は、周知であるから、第１図の印刷
機に用いられているいろいろな処理ステーションを略図
で示し、それらの作用を簡単に説明する。

第１図に示すように、電子写真式印刷機は、導電性基層
の上に光導電性表面を堆積させたベルト１０を使用して
いる。光導電性表面は、セレン合金から作られたものが
好ましく、導電性基層は、接地されたアルミニウム合金
から作られたものが好ましいが、他の適当な光導電性表
面および導電性基層を用いてもよい。ベルト１０は、矢
印１２の方向に動いて光導電性表面の連続する部分を進
め、その移動路の周囲に配置されたいろいろな処理反チ
ージョンを順次通過させる。ベルト１０は、三角形の頂
点に軸が平行に配置された３個のローラー１４゜１６．
１８によって支持されている。ローラー１４は、適当な
モーターと駆動装置（図示せず）によって回転駆動され
、ベルト１０を矢印１２の方向に進める。

最初に、ベルト１０の一部分が帯電ステーションＡを通
過する。帯電ステーションＡでは、コロナ発生装置２０
がベルト１０の光導電性表面を比較的高い一様な電位に
帯電させる。

次に、光導電性表面の帯電した部分は、露光ステーショ
ンＢへ進められる。露光ステーションＢには、透明な支
持プラテン２４の上に原稿書類２２が表を下にして置か
れている。原稿書類２２をランプがせん光照明する。原
稿書類２２から反射された光線は、光学フィルタを透過
して、色フィルタにかけられた光像を形成する。レンズ
は、色フィルタにかけられた光像を光導電性表面の帯電
した部分の上に結像させ、その上の電荷を選択的に消去
させる。これにより、原稿書類の１つの色に含まれてい
る情報領域に対応する単色静電潜像が光導電性表面に記
録される。多色刷り原稿書類を複写する場合は、光像を
赤色フィルタ、緑色フィルタ、青色フィルタに通すこと
によって、次々に単色光像が形成される。白黒コピーを
作成する場合は、光像は、ニュートラル・フィルタに通
される。このようにして、赤色フィルタにかけられた静
電潜像、緑色フィルタにかけられた静電潜像、青色フィ
ルタにかけられた静電潜像が次々に光導電性表面の上に
記録される。白黒コピーの場合は、ニュートラル・フィ
ルタにかけられた静電潜像が光導電性表面の上に記録さ
れる。その後、ベルト１０は、光導電性表面に記録され
た色フィルタにかけられた静電潜像を現像ステーション
Ｃへ進める。

現像ステーションＣでは、透明絶縁性液体キャリヤと着
色トナー粒子から成る現像液が静電潜像に接触する。現
像装置２６は、印刷機のフレームに静置された４個の現
像ユニット２８，３０，３２．３４を備えている。各現
像ユニットは、互いに同一であり、唯一の相違は、その
中に入っている現像液の色である。現像ユニット２８に
は、透明キャリヤとシアン色のトナーから成る現像液が
入っており、現像ユニット３０には、透明キャリヤとマ
ゼンタ色のトナーから成る現像液が入っており、現像ユ
ニット３２には、透明キャリヤとイエロー色のトナーか
ら成る現像液が入っており、現像ユニット３４には、透
明キャリヤと黒色のトナーから成る現像液が入っている
。現像ユニット２８は、光導電性表面に記録された赤色
フィルタにかけられた静電潜像をシアン色の現像液で現
像するために使用される。現像ユニット３０＜、ｌ−１
光導電性表面に記録された緑色フィルタにかけられた静
電潜像をマゼンタ色の現像液で現像するために使用され
る。現像ユニット３２は、光導電性表面に記録された青
色フィルタにかけられた静電潜像をイエロー色の現像液
で現像するために使用される。現像ユニット３４は、光
導電性表面に記録されたニュートラル・フィルタにかけ
られた静電潜像を黒色の現像液で現像するために使用さ
れる。各現像ユニットが対応する静電潜像を現像した後
、次の現像ユニットを使用して次の静電潜像を現像する
前に、使用した現像ユニットが洗浄され、残留現像液が
パージされる。洗浄液は、次の現像ユニットを使用する
前に、現像ユニットを通して循環される。洗浄液は、透
明液体キャリヤが好ましい。作用について説明すると、
赤色フィルタにかけられた静電潜像は、現像ユニット２
８によってシアン色の現像液で現像される０次に、現像
ユニット２８を通して洗浄液が循環され、現像ユニット
２８から残留現像液がパージされる。その後、緑色フィ
ルタにかけられた静電潜像をマゼンタ色の現像液で現像
するため、現像ユニット３０が使用される。緑色フィル
タにかけられた静電潜像の現像後、現像ユニット３０を
通して洗浄液が循環され、現像ユニット３０からマゼン
タ色の現像液がパージされる。次に、青色フィルタにか
けられた静電潜像をイエロー色の現像液で現像するため
、現像ユニット３２が使用される。青色フィルタにかけ
られた静電潜像がイエロー色の現像液で現像された後、
現像ユニット３２を通して洗浄液が循環され、現像ユニ
ット３２から残留現像液がパージされる。白黒コピーを
作成する場合は、ニュートラル・フィルタにかけられた
静電潜像が、現像ユニット３４を使用して黒色の鏡像液
で現像される。ニュートラル・フィルタにかけられた静
電潜像が現像された後、現像ユニット３４を通して洗浄
液が循環され、現像ユニット３４から残留現像液がパー
ジされる。現像ユニット２８，３０，３２．３４は、振
動を減らしてコピーの品質を向上させるために、印刷機
内に定置されている。

現像後、ベルト１０は、現像された像を転写ステーショ
ンＤへ進める。シート給送装置４０は、スタック３８か
らコピーシート３６を転写ステーションＤへ送り出す、
コピーシート３６は、転写ステーションＤに設置された
電気バイアスされた転写ローラー４２まで送られ、そこ
で転写ローラー４２と一緒に回転するように転写ローラ
ー４２にはく離可能に固定される。このやり方で、液体
像が、静電気の力で互いに重ね合わせてコピーシート３
６へ次々に転写される。すなわち、多色刷りコピーを作
成する場合には、シアン色の像とマゼンタ色の像とイエ
ロー色の像が、互いに重ね合わせてコピーシート３６へ
転写され、多色刷りのコピーが作られる。白黒コピーを
作成する場合は、コピーシート３６を転写ローラー４２
に一回だけ通して、黒色の像が転写される。転写後、コ
ピーシート３６は、そのまま移動してコンベヤ４４に載
り、定着ステーションＥへ運ばれる。・定着ステーションＥには、定着装置４６が設置されてい
る。定着装置４６は、コピーシートから液体キャリヤを
蒸発させ、かつトナー粒子を像の形状でコピーシートへ
永久的に定着する。この定着により、多色刷りコピーが
でき上がる。定着後、コピーシートは、キャッチ・トレ
ー４８へ送り込まれ、オペレータによって印刷機から取
り出される。

転写後、光導電性表面には、ある程度の残留現像液が付
着したままになっている。この残留現像液は、清掃ステ
ーションＦにおいて光導電性表面から除去される。清掃
ステーションＦでは、適当な合成樹脂で作られた清掃ロ
ーラー５０が、ベルト１０の移動方向とは反対の方向に
回転駆動して、光導電性表面をきれいにふきとる。この
清掃作用を促進するため、パイプ５２を通して現像液を
清掃ローラー５０の表面に注いでもよい。ワイパー・ブ
レード５４は、光導電性表面の仕上げ清掃を行う。光導
電性表面に残っているすべての残留電荷は、光導電性表
面を投光照明するランプ５６によって消去される。

現像液は、透明な絶縁性液体キャリヤとその中に分散し
ている着色粒子すなわちトナー粒子から成るものが好ま
しい。透明絶縁性液体キャリヤは、低沸点を有する脂肪
族炭化水素、たとえばｌ５ｏｐａｒ（エクソン社の商標
）から作られたものが適当である。トナー粒子は、ポリ
マーと結合した顔料である。米国特許第４，５８２，７
７４号（１９８６年発行）に、本現像装置に適した現像
液が記載されている。

以上、本発明の特徴を組み入れた電子写真式印刷機の一
般的作用について説明したが、本出願の目的には十分で
あろうと考える。

次に第２図を参照して現像ユニット２８を詳細に説明す
る。現像装置２６の各現像ユニットは、印刷機内に定置
され、中に入っている現像液の色が異なっていることを
除いて、同一である。ポンプ５８により透明絶縁性液体
キャリヤとシアン色のトナー粒子から成る現像液が容器
６０からバイブロ２を通して現像トレー６４に送り込ま
れ、そこからポンプ６６によってバイブロ８を通して容
器６０へ送り戻される。現像トレー６４は、印刷機のフ
レームに固定されており、動かすことができない。現像
トレー６４は、適当な手段たとえばボルトを用いて印刷
機のフレームにしっかり固定することができる。現像液
を送り戻すときは、弁７２が、パイプ７０をバイブロ８
へ接続する。適当な電気バイアスを印加することができ
る現像電極７４は、静電潜像が現像液と接触したとき、
トナー粒子すなわち液体キャリヤ全体に分散している着
色粒子による静電潜像の現像を促進する。液体キャリヤ
全体に分散している帯電したトナー粒子は、電気泳動に
より静電潜像へ向かって移動する。トナー粒子の電荷は
、光導電性表面上の電荷に対し極性が逆である。実例と
して、光導電性表面がセレン合金で作られていれば、光
導電性表面は正に帯電され、トナー粒子は負に帯電され
る。代わりに、光導電性表面が硫化カドミニウムが作ら
れていれば、光導電性表面は、負に帯電され、トナー粒
子は、正に帯電される。一般に、光導電性表面上の液体
キャリヤの量は多過ぎるので、現像された像を乱すこと
なく、過剰な液を除去するために、表面が光導電性表面
の移動方向とは反対の方向に動くローラー（図示せず）
が、光導電性表面から間隔をおいて配置されている。

第２図の説明を続けると、現像ユニット２８により赤色
フィルタにかけられた静電潜像が現像された後、現像装
置２６の別の現像ユニットを作動させる前に、現像トレ
ー６４から残留現像液をパージするため、洗浄液で現像
トレー６４がフラッシュされる。このフラッシングは、
現像電極７４およびローラーからも残留現像液を清掃す
る。清掃モードでは、ポンプ５８．６６が停止され、弁
７２がパイプ７６をパイプ７０に接続する。そして弁７
８が開かれ、ポンプ８０．８２が作動する。この結果、
容器８４がら洗浄液がパイプ８６を通して現像トレー６
４に送り込まれ、残留現像液がトレー６４からパージさ
れる。さらに現像電極７４およびローラーからも残留現
像液が除去される。ポンプ８２は、現像ユニット２８か
ら洗浄液と残留現像液を除去する。この残留現像液と洗
浄液は、パイプ７０．７６を通して容器８８に送り込ま
れ、容器８８は、その後印刷機から取り出される。

洗浄液は、現像液の液体キャリヤ、すなわち透明低沸点
脂肪族炭化水素、たとえばｌ５ｏｐａｒ　（エクソン社
の商標〉が好ましい。

発明の効果本発明の現像装置は、複数の静置形現像ユニットを用い
ていることがわかる。各現像ユニットは、光学フィルタ
にかけられた静電潜像の色の補色の現像液で静電潜像を
単色現像するように構成されている。第１の現像ユニッ
トは、第２の現像ユニ・ントの作動前に、洗浄液で洗浄
され、その中の残留現像液が除去される。本発明の現像
装置では、振動が少なく、かつ異なる色の現像液が混じ
ることがない。

以上の説明から、本発明に従って、先に述べた目的およ
び利点を完全に達成する液体現像装置が得られたことは
明らかである０本発明を、特別の実施例について説明し
たが、この分野の専門家がこの実施例から多くの代替物
、修正物、均等物を思い浮かべることは明らかである。

したがって、特許請求の範囲の精神および広義の範囲に
入ると思われるすべての代替物、修正物、均等物は、本
発明に含まれるべきものと考える。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の特徴を組み入れた典型的な電子写真
式印刷機の略正面図、第２図は、第１図の印刷機に使用した現像ユニットの１
つの略正面図である。符号の説明＾・・・帯電ステーション、　Ｂ・・・露光ステーショ
ン、Ｃ・・・現像ステーション、　Ｄ・・・転写ステー
ション、Ｅ・・・定着ステーション、　Ｆ・・・清掃ス
テーション、１０・・・ベルト、　　　　　１２・・・
移動方向、１４．１６．１８・・・ローラー、　２０・
・・コロナ発生装置、２２・・・原稿書類、　　　　２
４・・・透明支持プラテン、２６・・・現像装置、２Ｂ、３０，３２．３４・・・現像ユニット、３６・・
・コピーシート　　　３８・・・スタック、４０・・・
シート供給装置、　４２・・・転写ローラー、４４・・
・コンベヤ、　　　　４６・・・定着装置、４８・・・
キャッチ・トレー、５０・・・清掃ローラー、５２・・
・パイプ、　　　　　５４・・・ワイパーブレード、５
６・・・ランプ、　　　　　　５８・・・ポンプ、６０
・・・容器、　　　　　　６２・・・パイプ、６４・・
・現像トレー、　　　６６・・・ポンプ、６８．７０・
・・パイプ、　　　　７２・・・弁、７４・・・現像電
極、　　　　７６・・・パイプ、７８・・・弁、　　　
　　　　８０．８２・・・ポンプ、８４・・・容器、　
　　　　　８６・・・パイプ、８８・・・容器。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）複数の異なる色の現像液のうち選択された色の現
像液で潜像を現像するように構成された現像装置であっ
て、複数の定置現像ユニット、前記現像ユニットのそれぞれに接続され、潜像を選択さ
れた色の現像液で現像するため、選択された色の現像液
を対応する現像ユニットへ供給する複数の現像液供給手
段、および前記現像ユニットのそれぞれに接続され、別の潜像を現
像するとき異なる色の現像液が混じるのを防止するため
、次の現像液供給手段が別の色の現像液を次の現像ユニ
ットへ供給する前に、対応する現像ユニットから残留現
像液を除去するため、対応する現像ユニットへ洗浄液を
供給する複数の洗浄液供給手段、から成ることを特徴とする現像装置。
（２）前記洗浄液供給手段は、次の現像液供給手段が現
像液を次の現像ユニットへ供給する前に、作動停止され
ることを特徴とする請求項１に記載の現像装置。
（３）前記現像液供給手段は、実質上無色の液体キャリ
ヤと着色されたトナー粒子から成る現像液を供給するこ
とを特徴とする請求項２に記載の現像装置。
（４）前記洗浄液供給手段は、少なくとも現像液の無色
の液体キャリヤから成る洗浄液を供給することを特徴と
する請求項３に記載の現像装置。
（５）前記現像液供給手段は、シアン色、マゼンタ色、
またはイエロー色の顔料から選ばれたトナー粒子を含む
現像液を供給することを特徴とする請求項４に記載の現
像装置。
（６）前記現像液供給手段は、黒色の顔料から選ばれた
トナー粒子を含む現像液を供給することを特徴とする請
求項５に記載の現像装置。
（７）光導電性部材の上に静電潜像が記録される形式の
電子写真式印刷機であって、複数の定置現像ユニット、前記現像ユニットのそれぞれに接続され、光導電性部材
の上に記録された静電潜像を選択された色の現像液で現
像するため、対応する前記現像ユニットへ選択された色
の現像液を供給する複数の現像液供給手段、および前記現像ユニットのそれぞれに接続され、光導電性部材
の上に記録された別の潜像を現像するとき異なる色の現
像液が混じるのを防止するため、次の現像液供給手段が
別の色の現像液を次の現像ユニットへ供給する前に、対
応する現像ユニットから残留現像液を除去するため、対
応する現像ユニットへ洗浄液を供給する複数の洗浄液供
給手段、から成ることを特徴とする電子写真式印刷機。
（８）前記洗浄液供給手段は、次の現像液供給手段が現
像液を次の現像ユニットへ供給する前に、作動停止され
ることを特徴とする請求項７に記載の電子写真式印刷機
。
（９）前記現像液供給手段は、実質上無色の液体キャリ
ヤと着色されたトナー粒子から成る現像液を供給するこ
とを特徴とする請求項８に記載の電子写真式印刷機。
（１０）前記洗浄液供給手段は、少なくとも現像液の無
色の液体キャリヤから成る洗浄液を供給することを特徴
とする請求項９に記載の電子写真式印刷機。
（１１）前記現像液供給手段は、シアン色、マゼンタ色
、またはイエロー色の顔料から選ばれたトナー粒子を含
む現像液を供給することを特徴とする請求項１０に記載
の電子写真式印刷機。
（１２）前記現像液供給手段は、黒色の顔料から選ばれ
たトナー粒子を含む現像液を供給することを特徴とする
請求項１１に記載の電子写真式印刷機。