JPS6324281Y2 - - Google Patents

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JPS6324281Y2
JPS6324281Y2 JP1984141915U JP14191584U JPS6324281Y2 JP S6324281 Y2 JPS6324281 Y2 JP S6324281Y2 JP 1984141915 U JP1984141915 U JP 1984141915U JP 14191584 U JP14191584 U JP 14191584U JP S6324281 Y2 JPS6324281 Y2 JP S6324281Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、ベルト伝導機構におけるベルトの
張力調整装置に関する。
従来技術 従来、ベルトの張力調整装置には、例えば、第
4図および第5図に示したものがある。これは、
従動側プーリ21を回転可能に軸支した支持プレ
ート22の一端(上端)が固定側部材23に締付
ボルト24により締着され、その固定側部材23
に固定したアジヤストバー25には、作動ピース
26を固着した調整ボルト27が調整ナツト28
を介して取り付けられるとともに、同アジヤスト
バー25には前記支持プレート22の他端が前記
作動ピース26と共に取付ボルト29により締着
され、かつ同アジヤストバー25には前記締付ボ
ルト24を中心とする円周方向への取付ボルト2
9の移動を許容しうる長孔31が形成され、前記
調整ナツト28を回転して調整ボルト27に対し
相対的に螺進させることにより支持プレート22
が締付ボルト24を中心に回動されるようになつ
ていて、その支持プレート22の回動によつて、
固定側部材23上の駆動側プーリ32と縦動側プ
ーリ21とに掛装されているベルト33の張力が
調整される。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、上記した従来の技術にあつて
は、調整ナツト28の螺進によつて、調整ボルト
27が軸移動して同ボルト27の軸先端aが第5
図において矢印でしめすように右方へ突出するた
め、同調整ボルト27が他の周辺部材と干渉する
虞れがあるという問題点があつた。また、アジヤ
ストバー25に支持プレート22が取付ボルト2
9で締着されるにあたつて、取付ボルト29が他
部材と回り止めされていないことにより、取付ボ
ルト29に弛みが発生し易く、また、取付ボルト
29の締め付け時には取付ボルト29の座面と接
面している作動ピース26にねじり力(曲げ荷
重)が作用して同作動ピース26および調整ボル
ト27が不要に曲がつたりして、支持プレート2
2の固定不足が生じるという問題点があつた。な
お、アジヤストバー25に支持プレート22が取
付ボルトと取付ナツトとで締着されている構造が
開示された文献には、例えば実開昭57−187955号
公報が挙げられる。この文献のものにおいても、
ナツトの弛み発生に対する対策は考えられていな
かつた。
問題点を解決するための手段 この考案は、上記したような従来の技術におけ
る問題点に着目して提案されたもので、従動側プ
ーリが回転可能に軸支された支持プレートの一端
を固定側部材に締付ボルトにより締着し、その固
定側部材に固設されたアジヤストバーには、同ア
ジヤストバーの長手方向に移動可能な作動ピース
が螺合された調整ボルトを回転可能に設けるとと
もに、同アジヤストバーには前記支持プレートの
他端を前記作動ピースとともに取付ボルトにより
締着し、かつ同アジヤストバーには前記締付ボル
トを中心とする円周方向への取付ボルトの移動が
許容される長孔を形成して、前記調整ボルトを回
転させることにより支持プレートが締付ボルトを
中心に回動し得るように構成したベルトの張力調
整装置において、前記作動ピースには、アジヤス
トバーの側面に当接して、同作動ピースのアジヤ
ストバーの長手方向への移動をガイドするガイド
片と、前記取付ボルトが遊挿可能に前記アジヤス
トバーの幅方向へ長円形状に貫設されたガイド孔
とを設け、前記支持プレートの他端に前記取付ボ
ルトの下端部が螺合し得る雌ネジを形成し、かつ
前記アジヤストバーの先端部と前記調整ボルトと
の当り面を平面に形成したことを要旨とするもの
である。
上記した手段によるベルトの調整装置によれ
ば、調整ボルトを回転すると、同調整ボルトの軸
上を作動ピースが螺進されるに伴つて支持プレー
トが締付ボルトを中心に回動され、ベルトの張力
が調整される。また、アジヤストバーに対して作
動ピースがガイド片を介して回り止めされた状態
で、取付ボルトにより締着されることになり、そ
のため、同取付ボルトの締め付け時において、調
整ボルトに曲げ荷重は作用しないことになる。
実施例 以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。
第1図および第3図において、固定側部材に相
当するブロツク1の左部には駆動側プーリ2が積
極回転可能に配設されている。ブロツク1の右上
部には菱形状の支持プレート3の上端部が締付ボ
ルト4により締着されている。支持プレート3の
中央部には従動側プーリ5が支軸ボルト6により
回転可能に軸支されている。この従動側プーリ5
と前記駆動側プーリ2には無端状ベルト7が掛装
されている。ブロツク1の右下部にはアジヤスト
バー8の基部が固定ボルト9により固着されてい
る。アジヤストバー8の先端部は右斜上方へ突出
されていて、同先端には上方へ折曲された平面上
の折曲片10が形成されている。折曲片10には
貫孔11が中央より上方寄りに開けられていて、
同貫孔11に右上方から調整ボルト12のねじ軸
12aが左下方へ向けて遊嵌されている。調整ボ
ルト12の頭部12bはアジヤストバー8の折曲
片10に平面的に当接されるとともに、ねじ軸1
2aには上向きに断面L字状に形成された作動ピ
ース13の上向き片13aが螺合されている。な
お、上向き片13aに設けられたネジ孔13aは
アジヤストバー8の長手方向中心線に対して第3
図において左側に配設されたもので、従つて、こ
れにほぼ直角方向に螺合する調整ボルト12はア
ジヤストバー8の左側面側に同側面と平行に配設
されている。作動ピース13の他片をなす水平片
13bはアジヤストバー8の上面と平行状をなし
ている。
さらにこの作動ピース13の水平片13bには
第3図に示す如く、その両端縁にガイド片13c
が下向きに突出して全体として断面字状に形成
され、中央部にはアジヤストバー8の巾方向(ア
ジヤストバーの長手方向に対し直角方向)に長円
形状のガイド孔13dが貫設されている。そして
ガイド片13c,13cはアジヤストバー8の側
面8a,8aに当接してアジヤストバー8の上面
に跨るように形成され同作動ピースのアジヤスト
バーの長手方向への移動をガイドする役目を負
う。次ぎに、アジヤストバー8には、前記支持プ
レート3の他端が作動ピース13と共に、取付ボ
ルト14により締着されている。即ち、支持プレ
ート3の他端に設けられたネジ孔3aに取付ボル
ト14のねじ軸Aが螺合されている。
支持プレート3はアジヤストバー8の下面側に
位置され、アジヤストバー8の上面側には作動ピ
ース13が配置されている。すなわち、取付ボル
ト14の頭部14aは作動ピース13側に位置さ
れ、同取付ボルト14の軸Aが作動ピース13の
ガイド孔13d、アジヤストバー8の長孔17を
通して支持プレート3のネジ孔3aに螺合されて
いる。しかして、アジヤストバー8の長孔17
は、前記締付ボルト4を中心とする支持プレート
3のネジ孔3aの移動軌跡円周に沿う円弧状に形
成されている。なお、図中、19,20はそれぞ
れワツシヤを示している。上記したベルトの張力
調整装置において、ベルト7の張力を調整すると
きには、締付ボルト4および取付ボルト14をそ
れぞれ若干弛緩させたうえで、調整ボルト12を
回転させ、作動ピース13を螺進させる。これに
伴つて、取付ボルト14を介して支持プレート3
が締付ボルト4を中心に第1図において反時計回
り方向へ回動されるとともに、同取付ボルト14
のねじ軸Aはアジヤストバー8の長孔17に沿つ
て摺動する。この際、作動ピース13のガイド片
13c,13cはアジヤストバー8の側面8a,
8aを摺動し、さらに、取付ボルト14のねじ軸
Aは作動ピース13のガイド片13dに沿つてア
ジヤストバー8の巾方向へも摺動する。
これによつて、駆動側プーリ2と従動側プーリ
5との距離が伸縮され、ベルト7の張力が調整さ
れる。この後、締付ボルト4および取付ボルト1
4をそれぞれ緊締させることにより、ベルトの張
力調整作業が完了する。
上記したベルトの張力調整装置によれば、支持
プレート3の回動に係る調整ボルト12の回転に
より、作動ピース13が同調整ボルト12のねじ
軸12a上を螺進されるため、調整ボルト12の
軸移動を伴わない回転によつて支持プレート3の
回動が可能である。また、作動ピース13のガイ
ド片13c,13cがアジヤストバー8の側面8
a,8aと回り止めされた状態で係合しているた
め、同取付ボルト14の締着を確実に行なえる。
すなわち、従来では取付ボルトが他部材と回り止
めされていなかつたが、上記のように作動ピース
13のガイド片13cをアジヤストバー8に回り
止めすることにより、取付ボルト14の弛みは起
こらない。従つて、取付ボルト14の弛みが可及
的に防止されたことになる。さらに、取付ボルト
14の締着時にあつても、前記回り止めによつて
回転力は働かないことから、調整ボルト12への
曲げ荷重は作用しない。
考案の効果 本考案のベルトの張力調整装置は、従動側プー
リが回転可能に軸支された支持プレートの一端を
固定側部材に締付ボルトにより締着し、その固定
側部材に固設されたアジヤストバーには、同アジ
ヤストバーの長手方向に移動可能な作動ピースが
螺合された調整ボルトを回転可能に設けるととも
に、同アジヤストバーには前記支持プレートの他
端を前記作動ピースとともに取付ボルトにより締
着し、かつ同アジヤストバーには前記締付ボルト
を中心とする円周方向への取付ボルトの移動が許
容される長孔を形成して、前記調整ボルトを回転
させることにより支持プレートが締付ボルトを中
心に回動し得るように構成したベルトの張力調整
装置において、前記作動ピースには、アジヤスト
バーの側面に当接して、同作動ピースのアジヤス
トバーの長手方向への移動をガイドするガイド片
と、前記取付ボルトが遊挿可能に前記アジヤスト
バーの幅方向へ長円形状に貫設されたガイド孔と
を設け、前記支持プレートの他端に前記取付ボル
トの下端部が螺合し得る雌ネジを形成し、かつ前
記アジヤストバーの先端部と前記調整ボルトとの
当り面を平面に形成したことにより、調整ボルト
の軸移動を伴わない回転によつて支持プレートの
回動を果たすものであり、従来のものに生じた調
整ボルトの周辺部材との干渉を解決することがで
き、又、作動ピースをアジヤストバーに回り止め
させたことにより、取付ボルトの緩みを防止する
ことができ、かつ従来と異なり調整ボルトに対す
る曲げ荷重を配慮して支持プレートの固定を確実
に成し得るものである。又、アジヤストバーの先
端と調整ボルトの当り面は平面状となつているた
め、取付ボルトの締付時に調整ボルトの曲げ荷重
をより良好に排除することができ、同時に調整ボ
ルトの緩みをも防止することができ、しかも前記
取付ボルトの下端部は支持プレートに螺合される
ためナツト等の部品を節約でき、かつ取付ボルト
は市販の標準ボルトを使用することができるた
め、コストの低減を図ることができる効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図はこの考案の一実施例を示し、
第1図はベルトの張力調整装置の正面図、第2図
は第1図B−B線断面図、第3図は第1図のC−
C線断面図。第4図および第5図は従来例を示
し、第4図はベルトの張力調整装置の正面図、第
5図は第4図のA−A線断面図である。 1……ブロツク(固定側部材)、3……支持プ
レート、4……締付ボルト、5……従動側プー
リ、8……アジヤストバー、12……調整ボル
ト、13……作動ピース、14……取付ボルト、
13c……ガイド片、13d……ガイド孔、17
……長孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 従動側プーリが回転可能に軸支された支持プレ
    ートの一端を固定側部材に締付ボルトにより締着
    し、その固定側部材に固設されたアジヤストバー
    には、同アジヤストバーの長手方向に移動可能な
    作動ピースが螺合された調整ボルトを回転可能に
    設けるとともに、同アジヤストバーには前記支持
    プレートの他端を前記作動ピースとともに取付ボ
    ルトにより締着し、かつ同アジヤストバーには前
    記締付ボルトを中心とする円周方向への取付ボル
    トの移動が許容される長孔を形成して、前記調整
    ボルトを回転させることにより支持プレートが締
    付ボルトを中心に回動しうるように構成したベル
    トの張力調整装置において、前記作動ピースに
    は、アジヤストバーの側面に当接して、同作動ピ
    ースのアジヤストバーの長手方向への移動をガイ
    ドするガイド片と、前記取付ボルトが遊挿可能に
    前記アジヤストバーの幅方向へ長円形状に貫設さ
    れたガイド孔とを設け、前記支持プレートの他端
    に前記取付ボルトの下端部が螺合し得る雌ネジを
    形成し、かつ前記アジヤストバーの先端部と前記
    調整ボルトとの当り面を平面に形成したことを特
    徴とするベルトの張力調整装置。
JP1984141915U 1984-09-19 1984-09-19 Expired JPS6324281Y2 (ja)

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JP1984141915U JPS6324281Y2 (ja) 1984-09-19 1984-09-19

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JP1984141915U JPS6324281Y2 (ja) 1984-09-19 1984-09-19

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Publication Number Publication Date
JPS6155542U JPS6155542U (ja) 1986-04-14
JPS6324281Y2 true JPS6324281Y2 (ja) 1988-07-04

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ID=30700252

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JP1984141915U Expired JPS6324281Y2 (ja) 1984-09-19 1984-09-19

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4809706B2 (ja) * 2006-03-30 2011-11-09 京セラミタ株式会社 画像読み取り装置における走行枠の姿勢調整機構

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58196457U (ja) * 1982-06-25 1983-12-27 三菱電機株式会社 テンシヨンプ−リ装置

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JPS6155542U (ja) 1986-04-14

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