JPS63242563A - 携帯用光照射装置 - Google Patents

携帯用光照射装置

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JPS63242563A
JPS63242563A JP62077030A JP7703087A JPS63242563A JP S63242563 A JPS63242563 A JP S63242563A JP 62077030 A JP62077030 A JP 62077030A JP 7703087 A JP7703087 A JP 7703087A JP S63242563 A JPS63242563 A JP S63242563A
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JP
Japan
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light
heat
image area
irradiation device
light irradiation
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JP62077030A
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Shiro Saito
史郎 齋藤
Kimio Taniguchi
谷口 喜三雄
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Individual
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J3/00Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed
    • B41J3/28Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed for printing downwardly on flat surfaces, e.g. of books, drawings, boxes, envelopes, e.g. flat-bed ink-jet printers

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  • Printers Characterized By Their Purpose (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、印刷物などの画像情報を被記録体に複写した
り、画像情報に着色を加えたりするための携帯用光照射
装置である。
〔従来技術〕
印刷物の画像情報を複写する場合、静電式複写装置や感
熱式複写装置を用いるのが一般的であるが従来の複写装
置は比較的太き(重いため手元で手軽に使用するには程
遠いものである。最近、持ち運び可能な静電式複写機が
安く発売されるようになったが価格や大きさに限度が有
り誰れでもが手軽に使えるものでない。又、複写したい
時に手軽に複写できる携帯用複写装置としてイメージス
キャナとサーマルプリンターを一体にした製品が商品化
され話題を呼んでいるが、複写できる被記録体の幅が製
品幅内に限定されるため携帯用としての用途を考慮する
と複写幅を広くとることはできないし常に一定の幅でし
か複写できないというのも何か物足りない気がする。こ
れら前述の従来の複写装置は前記欠点に加えて印刷物の
画像情報の所望の情報だけを被記録体に手軽に選別して
複写できるものでな(、まして幾枚かの印刷物の所望の
情報だけを1枚の被記録体に重ね合わせて複写する如き
はかなりの手間を要するか高額な複写装置を用いるしか
ない。これを満足するためにペン型イメージスキャナー
とプリンターとを分離したことを特徴とする携帯用複写
装置(商品名;ハンディコピーZ−HCI)が発売され
てきたが、プリンターの大きさで被記録体の複写幅が限
定されてしまうことと共に構成上価格の大幅な低下は期
待できないという欠点がある。一方印刷物の画像区域と
非画像区域との光線の吸収度の差を利用して印刷物の画
像情報を被記録体に複写するという考え方が、特許公報
昭36−14241、特許公報昭39−20299、公
開特許公報昭58−219084等古くから出願されて
いる。しかし、真に市場ニーズを満足する携帯性と実用
性を備えた考案や商品化は残念ながら成されていないの
が現状であり、電卓のように携帯に便利でいつでもどこ
でも手軽に所望の画像情報を所望のサイズとレイアウト
で複写再生したり着色したりする安価な装置が待たれて
いる。
〔目的〕
本発明は、印刷物などの光線を吸収する画像区域を有す
る原版の所望の部分の画像区域のみを所望のレイアウト
で所望のサイズの被記録体に[したり、原版の所望の画
像区域のみを所望の色に着色したりできる携帯用光照射
装置を提供することを目的とする。
〔構成〕
光線のエネルギーを比較的よく吸収する例えば黒色印刷
部等の画像区域と前記画像区域に比べるとあまり光線の
エネルギーを吸収しない空白等の非画像区域とから成る
原版上に、熱で化学変化や物理変化をする要素を有し、
且つ光線を透過する感熱反応体を重ねた状態で、前記原
版の必要な箇所のみに手で感熱反応体を押接して原版に
圧着させながら光線を照射することによって所望の画像
区域を発熱させ、その熱でもって当接する感熱反応体に
変化を与えることにより前記目的を達成するものである
以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説明する。第
1図は、本発明の一実施例の概略説明図である。1は、
原版で、書籍や複写コピーしたゼロックス用紙や手書き
ノート等の印刷物であり文字や図形等の画像区域1aか
ら成る情報が記録されている。2は、熱で変化する要素
を含む感熱反応体である。3は、ハンディタイプの携帯
用光照射装置であり感熱反応体2が原版1に圧着するよ
うに携帯用光照射装置3を感熱反応体2に手で押接して
光線を発生させる。携帯用光照射装置3は、原版1の所
望の画像区域の感熱反応体2上を、矢印Aの水平方向に
連続して押接しながらなぞって使用したり、なぞること
なく所望の箇所のみ垂直方向にスタンプ式に押接して使
用したりする。原版Iの光照射部の例えば黒色放射源と
なるような態にあるので効率良く熱を受け、感熱反応体
2の熱の影響を受ける要素は発熱画像区域1bに応じて
変化を起こす。ここで、携帯用光照射装置3がハンディ
タイプであるが故に、携帯用光照射装置3が感熱反応体
2を押接する面積が比較的小さく均一な圧着状態を得や
すいというメリットと共に光照射する作用面積が小さい
と画像区域1aを小区域単位で複写したり着色したりで
きるというメリットがある。又、携帯用光照射装置3は
、ハンディタイプで自由度があり原版1や感熱反応体2
のサイズの大小にかかわらず任意の位置の画像区域1a
を選定できるという特徴があり原版1や感熱反応体2の
サイズはどれだけ大きくても良くサイズを限定しないと
いうメリットがある。原版1と感熱反応体2は、構成上
地かの原版や感熱反応体と容易に交換でき、1枚の原版
1と複数の感熱反応体又は1枚の感熱反応体2と複数の
原版というように使用用途に応じて組み合わせを自由に
替えることができる。第1図の実施例の感熱反応体2は
、染料、顔料、ワックス、樹脂等の組み合わせから成る
着色層2aと着色層2aを支持するポリエステルフィル
ム等の支持体2bとから成り、圧着状態にある発熱した
画像区域1bの熱を受けて着色層2aが軟化して発熱画
像区域1bに付着し所望の画像区域は着色される。着色
層2aと支持体2bの間に離型層を設けても光線や画像
区域1bの熱により離型層での結合力が弱まるようにす
れば発熱画像区域1bに着色層2aを付着することがで
きる。又、支持体2b、着色層2a、接着層の順の構成
としても熱により接着層が圧着状態にある発熱画像区域
1bに付着し支持体2bと着色層2aとの結合力に打ち
勝って発熱画像区域1bを着色することができる。感熱
反応体2は、幅の広いシートであっても幅の狭いテープ
であっても良い。幅の広いシートの場合、着色層2aに
より原版1上の画像区域1aが識別しにくいことが考え
られるが、これは第2図の感熱反応体の実施例のように
着色層2aがある部分2Cと着色層2aがない透明な部
分2dとを交互に配置し着色層2aがない部分2dより
原版1の画像区域1aの情報を得れば良い。ここで、感
熱反応体2は、画像区域1aの光照射による発熱があっ
て始めて着色層2aが発熱した画像区域1bに付着する
という条件を満たすよう光線を吸収しすぎることなく透
過する必要がある。即ち、光線が感熱反応体2の着色層
等を通過する際に吸収されるエネルギーにより着色層2
aが原版1の光照射の画像区域1aに関係なく原版1に
付着することがなく、光照射による画像区域1aの発熱
が加わって始めて着色層2aが発熱した画像区域1bに
付着するエネルギーレベルに達することを意味する。又
、感熱反応体2の着色層2aによっては光線吸収により
光照射の画像区域と無関係に転写付着してしまうことが
考えられるが、これは携帯用光照射装置3に例えば可視
光線域を主に吸収し赤外線を透過するようなフィルタを
設ければ解決される。このように、これまで白黒情報で
あるのが一般的であったような原版を誰れでもが手軽に
所望の所のみカラー情報に編集できる携帯用光照射装置
3を本発明は提供する。又、発熱画像区域1bのみに着
色層2aが付着するので、感熱反応体2は着色層2aの
抜けという形で光照射した所望の画像区域を複写してお
り原版1が汚れても良いなら画像区域の複写の実施例と
いうこともできる。
第3図〜第5図は、原版1の所望の画像区域を感熱反応
体に複写する実施例である。第3図の感熱反応体4は、
携帯用光照射装置3による光照射で発熱した画像区域1
bの熱を受けて発色する熱発色体4aを塗布した支持シ
ート4bから成り、画像区域1bの発熱状態に応じて圧
着状態にある熱発色体4aの発色状態が変わり原版1上
の所望の画像区域を被記録体である感熱反応体4に複写
することができる。4Cは、熱発色体4aが熱を受けた
発色部分である。ここで、支持シー)4bは光線を透過
する例えば紙や合成樹脂シート等でできている。
第4図の感熱反応体5は、保護膜層5aと着色層5bと
被記録シート5Cとから成り、携帯用光照射装置3によ
る光照射で発熱した画像区域1bの熱で着色層5bが被
記録シート5Cに強く付着し、感熱反応体5の被記録シ
ート5Cを引き剥しても前記強く付着した着色層5bの
みが一緒に引き剥され、他の着色層5bは保護膜層5a
に結合したまま残る。このように光照射した所望の画像
区域のみが感熱反応体5の被記録シー)5Cに着色層5
bの付着という形で複写される。一方、保護膜層5aの
側では、所望の前記画像区域のみが着色層5bの抜けと
いう形で複写されたことになる。保護膜層5aは、着色
層5bが原版1に付着し汚すことを防止すると共に着色
層5bを保持する役割を果たしており、耐熱性があり薄
いものが好ましい。被記録シー)5cは感熱反応体5の
構成上、着色層5bと接合して一体となっていても別体
として分離されていても使用時に重ね合せられるならど
ちらでも良い。使用者が被記録シート5Cの代替として
複写するための紙や合成樹脂シートを準備し着色層5b
に重ねて使用するなら。
準備したものが被記録シート5Cと考えられる。
ここで、被記録シー)5Cに着色層5bの抜けという形
で画像情報を複写したいなら、着色層5bを被記録シー
)5cに保持し着色層5bの保護膜層5aの側に接着層
を設ければ発熱した画像区域1bに対応した着色層5b
を保護膜層5aに強く付着させて抜くことができる。
第5図の感熱反応体6は、保護膜層6aと熱昇法の実施
例である。熱昇華層6bは昇華性染料6d等から成って
おり、光照射による原版1上の画像区域1bの発熱量に
応じた量の昇華蒸気を発生して染料吸着性と耐熱性に優
れた被記録シート6Cに吸着しアナログ階調で所望の画
像区域を被記録体シー)6cに複写できる。又、熱昇華
層6bから熱により昇華される化学成分が被記録体シー
ト6Cに塗布された成分と化学反応を起こし発色するよ
うな構成としても同様にアナログ階調で複写することは
明らかである。その他の感熱反応体の実施例として、嫌
油性を示す熱収縮性の合成樹脂の粒子とその粒子を均一
に分散した状態で保持する薄い多孔質体から感熱反応体
が成っていると、光照射による画像区域の発熱に応じて
前記粒子が熱収縮を起こして感熱反応体に貫通孔という
形で所望の画像区域を複写できる。紙などの被記録体上
に前記感熱反応体を重ねてインクローラ等で油性インク
を感熱反応体上に押接してなぞると貫通孔を通って油性
インクが被記録体に貫通孔の情報に応じて付着する。感
熱反応体は嫌油性成分を有するので、油性インクが感熱
反応体になじみにくくシャープな画像の印刷が得られる
。又、水性インクを使用する場合は疎水性を示す熱収縮
性の合成樹脂の粒子を用いれば同様の効果が得られるこ
とは明らかである。
第6図は、本発明の携帯用光照射装置の一実施例の概略
説明図である。3は、ハンディタイプの携帯用光照射装
置であり、光線を発生する光源3aと電源手段3bと光
線を有効に利用するための光線反射体3Cと感熱反応体
に押接して使用する光透過体3dとを備えている。3b
は、蓄電池等の電源手段であり必要に応じて電源制御回
路を有する。コンパクトで手で操作しやすいように光透
過体3d、光源3a、光線反射体3C1電源手段3bの
順に縦方向に配置しである。3fは、光照射用スイッチ
で指先で制御しやすいように携帯用光照射装置3の側面
に配置してあり、携帯用光照射装置3を感熱反応体上に
押接した状態で光照射用スイッチ3fをオンすることに
より光源3aに電源手段3bから電気エネルギーが供給
される。
光照射用スイッチ3fを手でオンしている間、連続して
光照射しても間欠的に光照射しても良い。
又、一度のオンに対し閃光するなど一定時間のみ光照射
するようにしても良い。人の目に向けて光照射されると
目に障害を及ぼすことも考えられるので、携帯用光照射
装置3は感熱反応体3gに押接した状態で光照射用スイ
ッチ3fを指先でオンして始めて光照射するようにする
と良い。このような構成にすると、携帯用に光照射用ス
イッチ3fが何かに接触してオンし、知らぬ間に電池が
消耗してしまうとか、他かの物に光照射し品質を損なわ
せるとかのトラブルを防止できる。しかも、押接により
圧着状態が確保された時点で光照射するので、より安定
した着色や複写が得られる。又、光照射用スイッチ3f
の換りに感熱反応体3gへの押接のみで電気配線がつな
がる押接式光照射用スイッチを備えても同様の効果が得
られる。3Cは光線反射体であり、実施例では一部品と
なっているが光源3aや光源3a等の支持フレームに光
線反射体3Cを塗布したりメッキしたりしても同様の効
果が得られるのは明らかである。3dは、光透過体であ
り携帯用光照射装置3のフレームと一体又は脱着可能に
支持されている。3eは、光透過体3dの光線透過部で
あり、耐熱性、耐光性に優れていることが好ましくガラ
スや合成樹脂等からできている。又、光線透過部3eの
形状は、画像区域への光照射を均一にするため四角形で
ある。第6図の実施例の携帯用光照射装置は、ハンディ
タイプであるが故に光照射する作用面積が小さい為、光
照射量が少なく光源3a等に対する性能要求もゆるくて
済むというメリットがある。又、原版1と感熱反応体3
gの圧着部での光照射による空気や水分等の急激な熱膨
張によって発生する複写品質不良は、圧着部の面積が少
ない程発生しにくくなるというメリットもある。光源3
aや光反射体3Cからの光線を光線透過部3eに収束す
る収束レンズを備えれば低エネルギー化が期待でき光源
3a等の負担は更に軽くなる。低エネルギー化は携帯用
という要望にとっては不可欠な要素であり付加価値とし
て操作性や実用性を高めることができる。感熱反応体は
光線の透過と光線の吸収による画像区域の熱の有効利用
と感熱反応体のコストを最少限に抑える関係上、通常薄
いものである為、携帯用光照射装置を押接しながらなぞ
って移動すると強度不足で引き伸ばされてしまうような
感熱反応体に対しては、光透過体が感熱反応体上を相対
的にすべることなくころがるように光透過体を回転可能
に支持すると感熱反応体が歪むことなく良好な着色や複
写が得られる。この際光透過体はベルト形状であっても
良い。又、原版を着色するための感熱反応体など幅の狭
いロール状の感熱反応体に対しては、携帯用光照射装置
にカセット式に脱着可能に支持すると所望の色の着色層
を有する感熱反応体のカセットと容易に交換でき便利で
ある。又、カセット内に収納されているため感熱反応体
は持運び等で傷付いたり手を汚すこともない。原版の画
像区域を複写するような感熱反応体の場合でも、感熱反
応体の輻が狭くても良いならば同様にロール状にしてカ
セットに収納すれば良い。この際も光透過体が携帯用光
照射装置に回転可能に支持されているとロール状に巻か
れた感熱反応体を光透過体の回転を利用してカセットか
ら引き出して供給することができる。
携帯用光照射装置を手で感熱反応体上に押接しながら原
版をなぞる際、連続して光照射したり等しい時間間隔で
光照射したりすると原版を手動でなぞる時のスピードに
ムラがある為、光照射の光量にもムラが生じ原版への着
色品質や感熱反応体への複写品質が落ちる。特に始点や
終点と中間点との間に品質に差が生じる。これを解決す
る為、本発明では原版との相対位置の変化量に同期して
光線を間欠的に発生することを特徴とする携帯用光照射
装置を提案する。原版との相対位置の変化量を検知し光
照射を同期させる実施例としては、携帯用光照射装置に
、例えば、ベルトやローラーの形状をした光透過体を回
転可能に支持し原版をなぞる時の光透過体の回転量番こ
同期して光照射する方法と等間隔1こ凹凸形状のある案
内定規を別途準備し携帯用光照射装置を前記案内定規に
案内されながら原版をなぞる時の前記案内定規の凹又は
凸形状に同期して光照射する方法等が考えられる。
第7図の実施例の携帯用光照射装置は、光源を有する小
形軽量化された光照射装置の本体7aと光照射装置の本
体7aと分離して設けられた電源手段7bとがケーブル
7Cを介して接続されることを特徴とする。7dは、原
版1上に重ねられた感熱反応体である。重量比の大きい
電源手段7bを分離することによって光照射装置の本体
7aは、手軽に操作できると共に長時間使用しても疲れ
ないというメリットがある。又、電源手段7bが少々重
くても大きくても光照射装置の本体7aの操作性には影
響を与えないというメリットがあるので光源への電気エ
ネルギーの供給タイミングや供給量を制御する手段等を
市場ニーズに合わせて電源手段7bに付加する際の設計
上の自由度が増すことができる。ゼンマイ等の機械エネ
ルギーを電気エネルギーに交換する構成を電源手段7b
が有すると充電や電池の交換等の配慮をしなくて済み経
済的である。ケーブル7Cは光照射装置の本体7aと電
源手段7bの片方又は両方と脱着可能な状態で接続され
る構造とすると携帯に便利である。
第8図の実施例の携帯用光照射装置8は、光源8aと光
透過体8dの光線透過部8eの間の光線通過路8bに遮
光板8Cを備えて、光線透過部8eでの光線の通過領域
を調節することにより、感熱反応体8gや原版1に関与
する光照射領域を可変できることを特徴とする。光線透
過部8eの光線通過領域を遮光板8Cで調節する実施例
としては、例えば絞り機構のように遮光板の位置をかえ
て光線通過領域をコントロールする方法と光線通過用の
開口や切欠きを有する遮光板を用いて、開口や切欠き形
状の異なった遮光板と交換することにより光線通過領域
をコントロールする方法とがある。第8図の実施例では
、光線通過開口8fの形状の違いで光線通過領域をコン
トロールする。
遮光板8Cの交換は、実施例では光透過体8dの脱着で
簡単に交換できるが、携帯用光照射装置8の側面に遮光
板8Cを挿入する開口部を設けて光透過体8dを脱着す
ることなく交換できるようにしても良い。このように光
照射の作用領域が遮光板8Cにより調節できることは、
原版lの局所的な画像区域のみ光照射するケースから幅
広い画像区域を同時に光照射するケースまでの使用用途
に簡単に対応できるという効果があり、画像区域の融通
性や作業効率の向上に役立つ。
第9図の実施例の携帯用光照射装置9は、光線透過部9
bを複数備えたことを特徴とする。実施例では、1回の
操作で何行かの文字等を着色又は複写するための細長い
長方形の光線透過部と文字等を部分的に着色又は複写す
るための比較的に小さな長方形の光線透過部とから光線
透過部9bは成っており、遮光板等により各々の光線透
過部を独立して光線の通過を制御すれば使用勝手上の自
由度を増すことができる。ここで、複数の光線透過部又
は光線通過路の各々に専用の光源を備えた構成とすれば
、各々の光源を独立して制御することにより遮光板がな
くても第8図、第9図の実施例と同様の効果は得られる
感度反応体や原版に関与する光照射の作用領域を可変す
る他の実施例として、形状の異なった光線透過部を有す
る光透過体を携帯用光照射装置に交換して取付けること
により光照射領域を可変する方法があげられる。光透過
体は、携帯光照射装置の本体にネジ構造取付けや凹凸嵌
合等により脱着可能に取付けられていることを特徴とす
る。第6図を用いて説明すると、第6図の実施例は、ツ
メ形状による凹凸に合の例でありワンタッチで脱着でき
る。光透過体3dは光線を通過させる光線透過部3eと
光線を通過させない光線非透過部とから成っており、光
線透過部3eの形状や大きさの異なる光透過体3dを携
帯用光照射装置3の本体に交換して取り付けることによ
り光照射領域をコントロールすることができる。光線透
過部3eは光線を透過するガラスや合成樹脂等からでき
ており感熱反応体3gを原版lに圧着する役割を果たす
。光線透過部の幅が狭い時などは、光線透過部の周囲の
光線非透過部の押接により、光線透過部3eの押接がな
くても光照射される感熱反応体3gと原版1との圧着状
態が良好となるので光透過部3eは単なる開口でガラス
等なくすこともできる。又、光線透過部3eにある波長
領域の光を主に吸収してしまうフィル7゛−の役割を担
わせると原版1の画像情報に関係なく着色されたり複写
されたりするのを防ぐのに役立つと共に異なるフィルタ
ー性能を持つ光透過体と簡単に交換できるというメリッ
トにもなる。
又、光線の強度調節や光源の点燈時間の調節の付加手段
を設ければ、原版や感熱反応体の種類や使用勝手に応じ
て光照射量を調節でき、更に製品価値が高まる。着色や
複写の品質を高める実施例として、感熱反応体とは反対
側の原版の下に弾性と断熱性を有する下敷シートを敷い
て携帯用光照射を感熱反応体に押接すればより安定した
原版と感熱反応体間の圧着性と光線エネルギーの有効利
用が得られる。下敷シートも携帯に便利なようにロール
状に巻いて持運びできるようロール状態を保持するマジ
ックテープを下敷シートに備えれば便利である。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように本発明の携帯用光照射装置は
、原版の所望の画像区域のみ部分的に手軽に選択して着
色又は複写できる手段を提供するものであり、原版や感
熱反応体のサイズに限定されることなく使用することが
できる。又、構成要素が少な(て着色や複写の目的を達
成できるので、手軽に持ち渾びできて操作性に優れる効
果と共にかなり安い価格でユーザーが人手できるという
メリットがある。更に、本発明の各実施例に示した機能
を携帯用光照射装置が備えることにより、使用用途の拡
大や使用勝手上の要求に容易に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第3図、第4図、第5図は、本発明の実施例を
示す説明図であり、原版と感熱反応体は、断面を拡大し
たものでその一部を示す。 第2図は、感熱反応体の一実施例を示す説明図である。 第6図、第8図は、本発明に係る携帯用光照射装置の実
施例を示す断面図である。 第7図、第9図は、本発明に係る携帯用光照射装置の実
施例の斜視図である。 1・・・原版 1a・・・原版の画像区域 1b・・・
光線を吸収し発熱した画像区域 2.3g、4.5.6
.7d、8g・・・感熱反応体 3.7.8.9・・・
携帯用光照射装置 3a、8a・・・光源 3b、7b
・・・電源手段 3d、8d・・・光透過体 3C・・
・光、デb 線反射体 3 e 、s キイ箋線透過部 2a、5b
・・・着色層 4a・・・熱発色体 6b・・・熱昇華
層11図 鼎広HA青砥L]”i”=、○

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光線を吸収する画像区域と前記画像区域に比べる
    とあまり光線を吸収しない非画像区域とを有する原版上
    に、熱で変化する要素を有し、且つ光線を透過する感熱
    反応体を重ねた状態で、前記感熱反応体上の一部を押接
    し、且つ前記原版の画像区域のうち所望の画像区域のみ
    部分的に選択して光線を照射できることを特徴とする携
    帯用光照射装置。
  2. (2)光照射部の画像区域の光線の吸収による発熱で感
    熱反応体の着色層が、前記発熱した画像区域に付着する
    ことにより、原版の所望の画像区域のみ選択して着色で
    きることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の
    携帯用光照射装置。
  3. (3)光照射部の画像区域の光線の吸収による発熱で感
    熱反応体が変化を起こすことにより、原版の所望の画像
    区域のみ選択して感熱反応体に識別可能な状態で複写で
    きることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の
    携帯用光照射装置。
  4. (4)感熱反応体に押接して使用する光透過体と光源と
    電源手段とを備えていることを特徴とする特許請求の範
    囲第(1)項記載の携帯用光照射装置。
  5. (5)感熱反応体への押接が、光源に電気エネルギーを
    供給して光照射できるための条件であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第(4)項記載の携帯用光照射装置。
  6. (6)光透過体が回転可能な状態で支持されていること
    を特徴とする特許請求の範囲第(4)項記載の携帯用光
    照射装置。
  7. (7)原版との相対位置の変化量に同期して光線を間欠
    的に発生することを特徴とする特許請求の範囲第(4)
    項記載の携帯用光照射装置。
  8. (8)感熱反応体を脱着可能な状態で支持することを特
    徴とする特許請求の範囲第(4)項記載の携帯用光照射
    装置。
  9. (9)電源手段が光源を有する携帯用光照射装置の本体
    と分離して設けられ、ケーブルを介して接続されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第(4)項記載の携帯
    用光照射装置。
  10. (10)光源と光透過体の光線透過部との間の光線通過
    路に遮光板を備えて光線の通過や遮断を制御することに
    より、感熱反応体と原版に関与する光照射領域を可変で
    きることを特徴とする特許請求の範囲第(4)項記載の
    携帯用光照射装置。
  11. (11)光線透過部を複数有し、且つ前記光線透過部で
    の光線の通過や遮断を各々独立して制御できることを特
    徴とする特許請求の範囲第(4)項記載の携帯用光照射
    装置。
  12. (12)光透過体を脱着可能な状態で支持し、且つ光線
    透過部の形状の異なる光透過体を交換して取り付けるこ
    とにより感熱反応体と原版に関与する光照射領域を可変
    できることを特徴とする特許請求の範囲第(4)項記載
    の携帯用光照射装置。
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