JPS63241921A - 分子線エピタキシ装置の基板加熱装置 - Google Patents
分子線エピタキシ装置の基板加熱装置Info
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- JPS63241921A JPS63241921A JP7406787A JP7406787A JPS63241921A JP S63241921 A JPS63241921 A JP S63241921A JP 7406787 A JP7406787 A JP 7406787A JP 7406787 A JP7406787 A JP 7406787A JP S63241921 A JPS63241921 A JP S63241921A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、分子線エピタキシ装置の基板加熱装置に係り
、特に基板を効率良く、均一に加熱するのに好適な分子
線エピタキシ装置の基板加熱装置に関するものである。
、特に基板を効率良く、均一に加熱するのに好適な分子
線エピタキシ装置の基板加熱装置に関するものである。
従来の装置は、特開昭60−112691号に記載のよ
うに、基板を均一に加熱するためにヒータと基板の間に
加熱均一化部材(ここでは加熱板と称する。)を設けて
いる。しかし、加熱板を挿入すると、ヒータからの輻射
熱で加熱板を加熱し、さらに加熱板の輻射熱で基板を加
熱するため、加熱板が無い場合、に比較し、基板を所定
の温度にするための消費電力が多くなる。また、ヒータ
材料が加熱板に蒸着し、加熱板の透過率、輻射率2反射
率等が変わり、経時的に加熱効率が変わる。
うに、基板を均一に加熱するためにヒータと基板の間に
加熱均一化部材(ここでは加熱板と称する。)を設けて
いる。しかし、加熱板を挿入すると、ヒータからの輻射
熱で加熱板を加熱し、さらに加熱板の輻射熱で基板を加
熱するため、加熱板が無い場合、に比較し、基板を所定
の温度にするための消費電力が多くなる。また、ヒータ
材料が加熱板に蒸着し、加熱板の透過率、輻射率2反射
率等が変わり、経時的に加熱効率が変わる。
また、タンタルなどの高融点金属から成るヒータで基板
を直接加熱する場合には、ヒータ材料が蒸発し基板を汚
染する恐れがある。また、一般に、ヒータはヒータベー
スに細線で固定されているが、これらの方法でヒータを
ヒータベースに接触固定する場合は、ヒータからヒータ
ベースへ熱伝導で伝わる熱量がヒータとヒータベースの
接触状態に依存するし、加熱、冷却を繰り返すことでヒ
ータが膨張、収縮を繰り返し、ヒータとヒータベースの
接触状態が変わり、ヒータがヒータ同士や他の部材と短
絡する恐れがある。
を直接加熱する場合には、ヒータ材料が蒸発し基板を汚
染する恐れがある。また、一般に、ヒータはヒータベー
スに細線で固定されているが、これらの方法でヒータを
ヒータベースに接触固定する場合は、ヒータからヒータ
ベースへ熱伝導で伝わる熱量がヒータとヒータベースの
接触状態に依存するし、加熱、冷却を繰り返すことでヒ
ータが膨張、収縮を繰り返し、ヒータとヒータベースの
接触状態が変わり、ヒータがヒータ同士や他の部材と短
絡する恐れがある。
上記従来技術は、基板を均一に加熱することに重点を置
き、基板の加熱効率を向上させることや加熱効率の経時
的な変化やヒータの短絡を防止することについて配慮さ
れていなかった。すなわち。
き、基板の加熱効率を向上させることや加熱効率の経時
的な変化やヒータの短絡を防止することについて配慮さ
れていなかった。すなわち。
上記従来の基板加熱装置では、基板を所定の温度に加熱
するためにはヒータの温度を高める必要があり、したが
って、消′R電力が多くなり、ヒータの周囲からの放出
ガスが多くなったり、ヒータ材料の蒸発による基板の汚
染が増加するといった問題があった。
するためにはヒータの温度を高める必要があり、したが
って、消′R電力が多くなり、ヒータの周囲からの放出
ガスが多くなったり、ヒータ材料の蒸発による基板の汚
染が増加するといった問題があった。
本発明の目的は、基板を均一に加熱するとともに基板の
加熱効率を向上させ成長膜の品質が向上できる分子線エ
ピタキシ装置の基板加熱装置を提供することである。
加熱効率を向上させ成長膜の品質が向上できる分子線エ
ピタキシ装置の基板加熱装置を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、ヒータを発熱体とヒータベースで構成し1
発熱体と基板と対向しない面に配置し。
発熱体と基板と対向しない面に配置し。
発熱体を化学蒸着、スパッタ法、真空蒸着などによって
ヒータベース上に形成することにより、達成される。
ヒータベース上に形成することにより、達成される。
本発明では、ヒータベースにヒータを直接形成している
ので、ヒータベースは、ヒータからの熱伝ぷで加熱され
る。ヒータベースに伝わった熱は、ヒータベース面内に
熱伝導で伝わり、ヒータベースからの熱輻射で基板を加
熱する。従来の加熱板を挿入する方式のように、ヒータ
からの熱輻射で加熱板を加熱し、加熱された加熱板の熱
輻射で基板を加熱していたのに比較して加熱効率を向上
できる。加熱効率を向上させることによって基板を所定
の温度に加熱するのにヒータの温度を従来より低くでき
、しいては、消費電力を少なくでき、放出ガスを少なく
できる。また、タンタルなどの高融点金属で直接基板を
加熱していないので、ヒータ材料が蒸発し基板を汚染す
る恐れがない。
ので、ヒータベースは、ヒータからの熱伝ぷで加熱され
る。ヒータベースに伝わった熱は、ヒータベース面内に
熱伝導で伝わり、ヒータベースからの熱輻射で基板を加
熱する。従来の加熱板を挿入する方式のように、ヒータ
からの熱輻射で加熱板を加熱し、加熱された加熱板の熱
輻射で基板を加熱していたのに比較して加熱効率を向上
できる。加熱効率を向上させることによって基板を所定
の温度に加熱するのにヒータの温度を従来より低くでき
、しいては、消費電力を少なくでき、放出ガスを少なく
できる。また、タンタルなどの高融点金属で直接基板を
加熱していないので、ヒータ材料が蒸発し基板を汚染す
る恐れがない。
また、ヒータはヒータベースに蒸着して形成しているの
で、加熱、冷却を繰り返すことでヒータが膨張、収縮を
繰り返し、ヒータとヒータベースの接触状態が変るとい
ったことがない、したがって、ヒータからヒータベース
へ熱伝導量の変化や。
で、加熱、冷却を繰り返すことでヒータが膨張、収縮を
繰り返し、ヒータとヒータベースの接触状態が変るとい
ったことがない、したがって、ヒータからヒータベース
へ熱伝導量の変化や。
ヒータ同士、またはヒータと他の部材(例えばサセプタ
や1反射板)との接触に起因する短絡の恐れがない。
や1反射板)との接触に起因する短絡の恐れがない。
以下、本発明の一実施例を説明する。第1図は、本発明
の基板加熱装置を分子線エピタキシ装置の試料ホルダー
に設置した時の縦断面図である。基板1はサセプタ2と
板3で保持され、該サセプタ2は爪4で固定され、図中
に示していない駆動機構により回転(自転)運動が可能
である6発熱体5は高融点金属のタングステン、タンタ
ルや炭素などを化学蒸着、スパッタ法、真空蒸着などに
より、熱分解窒化はう素(PBN)等の絶縁物で製作さ
れたヒータベース6上に形成して作成する。
の基板加熱装置を分子線エピタキシ装置の試料ホルダー
に設置した時の縦断面図である。基板1はサセプタ2と
板3で保持され、該サセプタ2は爪4で固定され、図中
に示していない駆動機構により回転(自転)運動が可能
である6発熱体5は高融点金属のタングステン、タンタ
ルや炭素などを化学蒸着、スパッタ法、真空蒸着などに
より、熱分解窒化はう素(PBN)等の絶縁物で製作さ
れたヒータベース6上に形成して作成する。
この発熱体5は、基板1と対向しない面に配置され、基
板1は発熱体5の裏側のヒータベース6と対向する。ま
た1発熱体5と対向して反射板9を配置している。基板
1の温度制御を行うために温度計測を行う熱電対7が試
料ホルダーの中央に取り付けている6本実施例では熱電
対7の碍子9にヒータベース6や反射板9、さらにラジ
エーションシールド板10を取り付ける構造にしている
。
板1は発熱体5の裏側のヒータベース6と対向する。ま
た1発熱体5と対向して反射板9を配置している。基板
1の温度制御を行うために温度計測を行う熱電対7が試
料ホルダーの中央に取り付けている6本実施例では熱電
対7の碍子9にヒータベース6や反射板9、さらにラジ
エーションシールド板10を取り付ける構造にしている
。
次に本実施例の基板加熱装置の伝熱形態を説明する。た
とえば、ヒータベース6をPBNとすると、PBNは1
μm程度以上の波長の赤外線の一部を透過する6したが
って、発熱体5が発生する熱の一部は、ヒータベース6
を透過して基板1を加熱する。また、発熱体5の発生す
る熱の一部は熱伝導によってヒータベース6に伝わりヒ
ータベース6を加熱する。ヒータベース6に伝わった熱
は、ヒータベース6面内に熱伝導で伝わり、ヒータベー
ス6からの熱輻射で基板1を加熱する。従来の技術とし
て説明した特開昭60−112691号の例のように、
加熱板とヒータが接触していない場合は、ヒータの輻射
で加熱板が加熱される。この輻射による加熱効率と本方
式の熱伝導による加熱効率を比較すると、本方式の方が
著しく加熱効率が良い。加熱効率を向上させることによ
って基板1を所定の温度に加熱するのに発熱体5の温度
を従来より低くでき、しいては、消費電力を少なくでき
、発熱体5の周囲の放出ガスを少なくできるので、基板
1上に結晶成長させる薄膜の品質を向上できる効果があ
る。
とえば、ヒータベース6をPBNとすると、PBNは1
μm程度以上の波長の赤外線の一部を透過する6したが
って、発熱体5が発生する熱の一部は、ヒータベース6
を透過して基板1を加熱する。また、発熱体5の発生す
る熱の一部は熱伝導によってヒータベース6に伝わりヒ
ータベース6を加熱する。ヒータベース6に伝わった熱
は、ヒータベース6面内に熱伝導で伝わり、ヒータベー
ス6からの熱輻射で基板1を加熱する。従来の技術とし
て説明した特開昭60−112691号の例のように、
加熱板とヒータが接触していない場合は、ヒータの輻射
で加熱板が加熱される。この輻射による加熱効率と本方
式の熱伝導による加熱効率を比較すると、本方式の方が
著しく加熱効率が良い。加熱効率を向上させることによ
って基板1を所定の温度に加熱するのに発熱体5の温度
を従来より低くでき、しいては、消費電力を少なくでき
、発熱体5の周囲の放出ガスを少なくできるので、基板
1上に結晶成長させる薄膜の品質を向上できる効果があ
る。
また、発熱体5はヒータベース6に蒸着して形成してい
るので、加熱、冷却を繰り返すことで発熱体5が膨張、
収縮を繰り返し1発熱体5とヒータベース6の接触状態
が変るといったことがないしたがって、発熱体5からヒ
ータベース6への熱伝導量の変化や1発熱体5同士、ま
たは発熱体5と他の部材(例えば、サセプタ2や反射板
9)との接触に起因する短絡の恐れがない。
るので、加熱、冷却を繰り返すことで発熱体5が膨張、
収縮を繰り返し1発熱体5とヒータベース6の接触状態
が変るといったことがないしたがって、発熱体5からヒ
ータベース6への熱伝導量の変化や1発熱体5同士、ま
たは発熱体5と他の部材(例えば、サセプタ2や反射板
9)との接触に起因する短絡の恐れがない。
本発明によれば、基板を効率良く、均一に加熱でき、ヒ
ータ温度を低くでき、しいては、消費電力を少なく、ヒ
ータの周囲からの放出ガスを少なくできるので、基板上
に結晶成長させるgt膜の品質を向上できる効果がある
。
ータ温度を低くでき、しいては、消費電力を少なく、ヒ
ータの周囲からの放出ガスを少なくできるので、基板上
に結晶成長させるgt膜の品質を向上できる効果がある
。
図面は、本発明の基板加熱装置を分子線エピタキシ装置
の試料ホルダーに設置した時の縦断面図である。 l・・・基板、2・・一基板ホルダー、3・・・板、4
・・・爪、5・・・発熱体、6・・・ヒータベース、7
・・・熱電対、8・・・碍子、9・・・反射板、1o・
・・ラジェーションシールド。
・X;、ノ
の試料ホルダーに設置した時の縦断面図である。 l・・・基板、2・・一基板ホルダー、3・・・板、4
・・・爪、5・・・発熱体、6・・・ヒータベース、7
・・・熱電対、8・・・碍子、9・・・反射板、1o・
・・ラジェーションシールド。
・X;、ノ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、基板を保持する基板ホルダーと、該基板ホルダーに
保持された基板と、該基板を加熱するヒータより成る分
子線エピタキシ装置の基板加熱装置において、該ヒータ
を絶縁体のヒータベースと発熱体で形成し、該発熱体を
該基板と対向しない面に配置したことを特徴とする分子
線エピタキシ装置の基板加熱装置。 2、特許請求の範囲第1項記載のものにおいて、発熱体
を化学蒸着、スパッタ法、真空蒸着によつてヒータベー
ス上に形成したことを特徴とする分子線エピタキシ装置
の基板加熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7406787A JPS63241921A (ja) | 1987-03-30 | 1987-03-30 | 分子線エピタキシ装置の基板加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7406787A JPS63241921A (ja) | 1987-03-30 | 1987-03-30 | 分子線エピタキシ装置の基板加熱装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63241921A true JPS63241921A (ja) | 1988-10-07 |
Family
ID=13536467
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7406787A Pending JPS63241921A (ja) | 1987-03-30 | 1987-03-30 | 分子線エピタキシ装置の基板加熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63241921A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5126533A (en) * | 1990-03-19 | 1992-06-30 | Conductus, Inc. | Substrate heater utilizing protective heat sinking means |
US5331134A (en) * | 1992-05-21 | 1994-07-19 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Double-layered ceramic heater |
US6087632A (en) * | 1999-01-11 | 2000-07-11 | Tokyo Electron Limited | Heat processing device with hot plate and associated reflector |
US6953918B2 (en) | 2002-11-01 | 2005-10-11 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Heating apparatus which has electrostatic adsorption function, and method for producing it |
JP2011144422A (ja) * | 2010-01-14 | 2011-07-28 | Showa Denko Kk | スパッタリング装置および半導体発光素子の製造方法 |
-
1987
- 1987-03-30 JP JP7406787A patent/JPS63241921A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5126533A (en) * | 1990-03-19 | 1992-06-30 | Conductus, Inc. | Substrate heater utilizing protective heat sinking means |
US5331134A (en) * | 1992-05-21 | 1994-07-19 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Double-layered ceramic heater |
US6087632A (en) * | 1999-01-11 | 2000-07-11 | Tokyo Electron Limited | Heat processing device with hot plate and associated reflector |
US6953918B2 (en) | 2002-11-01 | 2005-10-11 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Heating apparatus which has electrostatic adsorption function, and method for producing it |
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US8882971B2 (en) | 2010-01-14 | 2014-11-11 | Toyoda Gosei Co., Ltd. | Sputtering apparatus and manufacturing method of semiconductor light-emitting element |
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