JPS63241803A - 照明器具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は照明器具に係り、例えば天井埋め込み形ダウン
ライトなどの照明器具に関する。

（従来の技術） 従来のこの種の断熱施工用の天井埋め込み形のダウンラ
イトは、器具本体に白色ＩＭ反射板やアルミニューム反
射板を設け、または器具本体の外側をガラスウールなど
の遮熱板で覆い、器具本体の外側と遮熱板との間に断熱
空気層を形成し、器具本体を埋め込み施工した造営材側
の湿度上昇を抑える構造などが採られていた。

（発明が解決しようとする問題点） 上記従来の構造をもつダウンライトでは器具本体の表面
処理が必要となり、また反射板によって赤外線の一部は
吸収され、反射板の温度が上界し、反射板の背面側に放
熱される問題があり、また遮熱板で器具本体を覆う構造
では、構造が複雑となり、施工に手数がかかり、高価と
なる問題を有していた。

本発明は上記問題点に鑑みなされたもので、反射板にて
光源から反射される可視光線とともに熱線を照射開口側
に反射させ、器具本体内の温度上昇を低減するとともに
、反射板の背面側に放熱されることを防止した断熱施工
に適する照明器具を提供することを目的としたものであ
る。

〔発明の構成〕

（問題点を解決するための手段） 本発明の照明器具は、光源と、前方に照！ｌ）Ｉ　１ｊ
ｉ１口を有し前記光源を内包する反射板と、この反射板
を収納し前記反射板の照射開口側を開口した器具本体と
を具備しており、前記反射板は表面に可視光を透過する
とともに赤外線を反射する薄膜層を形成し、この反射板
の背面側に間隙を介してこの反射板と略相似形のフード
を配置し、前記反射板とフードとの間の間隙を密閉した
ことを特徴とするものである。

（作用） 本発明の照明器具は、光源から放射された赤外線は反射
板の表面に形成した薄膜層にて反射されて照射開口から
出射されるとともに可視光は反射板の表面にて反射され
て照射開口から出射され、また反射板とフードとの間の
間隙は密閉されているため、熱対流による器具本体側へ
の熱伝導がなく、器具本体側の温度上昇が抑えられ、さ
らにフードにより反射板の裏面側からの二次放射熱によ
る器具本体の温度上昇を低減でき、器具本体の外側の温
度１貸を押えることができる。

（実施例） 本発明の一実施例の構成を図面第１図および第２図につ
いて説明する。

１は光源で、ランプにて構成され、この光源１を内包す
る反射板２は可視光線の反射率の高いアルミニュームな
どで成型され、前方に照ｔＩ４開口３が形成されるよう
に回転二次曲面など適宜の所望の曲率に成型されている
。

また前記反射板２は下面を開口した円筒形の器具本体４
内に収納され、この反射板２の照射開口３は器具本体４
の下面開口部５ｋ１ｍませられている。またこの器具本
体４の内底面にはソケット取付は台６を介してソケ゛ッ
ト７が取付けられている。またこの器具本体４の上面に
は端子台８が取付けられている。そしてこの器具本体４
は造営物の火柱面９に形成した取付は穴１０に埋め込み
固定される。

またこの反射板２の表面の反射面にはコーテングにより
赤外線を反射させるとともに可視光を透過させる例えば
、１ｎ２０３　、５ｎ０２などの多層薄膜層１１を形成
する。そしてこの多層１１ｍ１ｔの厚みは１０００人な
いし３０００人が好ましく、厚みが薄いと赤外線の反射
効率が低下し、厚みが厚いと可視光を透過させて反射板
２で反射させる効率が低下する。

また１２はフードで、プラスチックなどの熱伝導率の低
い材料で前記反射板２と略相似形に形成され、このフー
ド１２は前記反射板２の背面側に間隙１３を介して配設
され、この反射板２とフード１２との間の間隙１３は密
閉された断熱空気層に形成されている。そして前記反射
板２とフード１２との中心部に前記ソケット７が気密に
挿通されている。

つぎにこの実施例の作用を説明する。

光源１から反射板２に向って放射された光の内、可視光
は薄膜層１１を透過して反射板２の鏡面の表面で反射さ
れ照射量１〕３から出射され、光源１からの赤外線は薄
膜層１１にて反射され、赤外線は反射板２に吸収される
ことがなく、照射間口３から出射される。また反射板２
の背面側の密閉された間隙１３による断熱空気層により
、空気の流れが起きないのひ、熱対流が生じることがな
く、反射板２の背面側に放熱されるごどがなく、さらに
フード１２により反射板２から二次放射熱が遮断され、
器具本体４の側面および」−面側の温度ト界が低減され
る。

なお前記反射板２は、回転二次曲面に限らず適宜の形状
とすることができるものであり、前記フード１２は成型
加二［性の面から反射板２と同様に７　Ｉ！ノミニュー
ムでもよい。

〔発明の効果〕

本発明によれば、反射板は表面に可視光を透過するとと
もに赤外線を反射する薄膜層を形成し、この反射板の背
面側に間隙を介してこの反射板と略相似形のフードを配
設し、前記反射板とフードどの間の間隙を密閉したのＣ
１光源から発生した赤外線は反射板の表面の薄膜層にて
反射され、反則板の照射開口から出射され、ざらに反射
板の背面側に形成される密閉された断熱空気層にて熱対
流が起こらないため、反射板の背面側への放熱がなく、
さらにフードにより反（ト）板からの二次放射熱が遮断
され、器具本体側への放熱が少なく、器具本体の外側の
温度上昇を低減でき、しかも光源からの熱は線は反射板
の照射間口から積極的に放射させるため、各部の温度上
昇が低くできるため、部品寿命も長くなり、ｌＩＩ単な
構成で安価に得られ、従来のダウンライトなどの各種器
具において、反射板を交換するのみで容易に断熱施工形
に各種の照明器具に適用できるものである。

【図面の簡単な説明】

′１５１図は本発明の−・実施例を示す照明器具縦断側
面図、第２図は同上反射板部の拡大断面図、第３図は同
上反射板部の一部の拡大断面図である。 ２・・反射板、３・・照射間口、４・・器具本体、１１
・・薄膜層、１２・・フード、１３・・間隙。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）光源と、前面に照射開口を有し前記光源を内包す
   る反射板と、この反射板を収納し前記反射板の照射開口
   側を開口した器具本体とを具備し、 前記反射板は表面に可視光を透過するとともに赤外線を
   反射する薄膜層を形成し、 この反射板の背面側に間隙を介してこの反射板と略相似
   形のフードを配設し、 前記反射板とフードとの間の間隙を密閉したことを特徴
   とした照明器具。