JPS63240191A

JPS63240191A - 電子内視鏡装置

Info

Publication number: JPS63240191A
Application number: JP62071667A
Authority: JP
Inventors: Tadashi Sekiguchi; 正関口
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1987-03-27
Filing date: 1987-03-27
Publication date: 1988-10-05

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）本発明は、原画像上に設けた任意の関心領域についての
色度情報を色度図あるいは色度数値あるいはその双方と
して計測・表示することが可能な、電子内視鏡装置に関
する。

（従来の技術）近年、電子内視鏡により画像をディジタル信号として取
出すことが可能となり、外部機器を用いて画像処理を行
ない、患部の診断を定量的に行なおうとする試みが多く
なされてきている。なかでも癌の部位と正常部位の色の
差を定量的に示そうという研究が多数行なわれている。

ところが、従来の電子内視鏡装置では、色度の３１測・
処理機能を内蔵しておらず、一度内視鏡の画像を記録媒
体等を用いて画像処理用の外部Ｉｌ器に移し替えてから
色の定量化処理を実施するといった煩雑な手続きを採ら
ねばならなかった。

（発明が解決しようとする問題点）このように、従来は、内視鏡画像の色度の計測・表示に
よる色の定量化処理を行なうには、電子内視鏡装置［１
体だけでは不可能であるという問題点があった。

このような事情に鑑み、本発明は、電子内視鏡装置に色
度計測・表示ａ能を附加し、もって色度情報を併用した
診断を容易に実施できるようにすることを目的とした。

［発明の構成］（問題点を解決するための手段）この様な目的を達成するために、本発明では以下に示ず
（ａ）ないし■の手段を具備する電子内視鏡装置を提供
し、よって本装置単体での色度の計測・表示による色の
定量化処理を可能とした。

偲）　原画像の表示画面上に任意の関心領域を単一もし
くは複数個設定できる関心領域設定手段。

（ｂｌ　　色度の４測・表示の実施とその方法とを指示
、選択できる色度情報選択手段。

（Ｃ）　　前記選択手段による選択に応じて、前記各関
心領域内の色度を測定・計算する色度計測手段。

■　前記各測定情報を、数値あるいは色度図あるいはそ
の双方として、表示画面上に表示する色度情報表示手段
。

（作用）電子内視鏡装置の表示画面上に被写体の原画像が表示さ
れているときに、色度情報選択手段を用いて色度情報を
要求することにより、色度情報の計測・表示が可能とな
る。先ず、関心領域設定手段により、色度情報を得るべ
き関心領域を１個もしくは複数個設定する。領１Ｆ１）
定が完了すると、色度情報選択手段により、計測・表示
すべき色度情報の方式を選択する。これらの操作が終了
すると原画像上に設定された各関心領域について、選択
された方式で色度の計測を色度ｔ１１個段が順次実行す
る。この計測の完了に例い、色度情報表示手段により、
選択された方式の色度情報が表示される。

このようにして、本発明による電子内視鏡装置ｄのみで
、原画像から即座に色度図あるいは数値あ゛るいはその
双方を計測・表示することが可能となり、色の定量化処
理情報を併用した診断が実施できるようになる。

（実施例）本発明の一実施例としての電子内祝鏡装置の要部概略ブ
ロック図を、第３図に示す。

固体搬像素子（ＣＯＤ）より内視鏡スコープ１４を通じ
て得られた画像出力信号は、変換処理後ディジタルＲ−
Ｇ−ＢＥとしてフレームメモリ１０に格納される。さら
にディスプレイメモリ１２を介して最終的にディスプレ
イ１に画像表示される。ここでフレームメモリ１０は、
例えばリアルタイム画像とフリーズ画像の２枚の１ｒｊ
ｖＱを格納できる。この他に、グラフィックメモリ１１
と、計樟・ｉ、１１　ｍ等を行なうＣＰＵ１３がある。

なお、この実施例においては色度情報の跨Ｉ測・表示方
式として、色度空間としてよく用いられているｒｇ色度
、ｘｙ色度、Ｌ”ａ”ｂ＠白色度Ｌ９ｕ”Ｖ６色度の４
通りを採用した。

また、第２図は本発明の・一実施例の電子内視鏡装置に
附随するキーボード部の概観図である。

キーボード本体７上に、関心領域設定手段としてのトラ
ックボール８、色度図選択スイッチ９が設けられている
。色度図選択スイッチ９はさらに、色度図要求キー９０
と、色度情ｆＦｉｉｉｍ方式を選択スルｒｇ色度図キー
９１、ｘｙ色度図キー９２、Ｌ１ａ１ｂ＃色度図キー９
３、Ｌ”ｕ”ｖ″色度図キー９４により構成されている
。

そして、第１図は、本発明による一実施例での表示画面
の配置図である。この実施例においては、単一の表示画
面１上に、主画面２の原画像、検査日時などの属性デー
タ３．０１画面４の色度図、色度数値データ５、ならび
に関心領域６が同時に表示可能となっている。

なお、副画面４には、色度情報が要求される以前には、
別種の情報、例えばフリーズ原画像２に対するリアルタ
イム画像が表示されている。

次に、この実施例における動作を説明する。色度情報を
計測ずべきフリーズ原画像を主画面２に選定優に色度図
要求キー９０が押されると、色度゛測定モードとなり、
トラックボール８により関心領域が設定できるようにな
る。トラックボール８からの信号によりグラフィックメ
モリ１１上に関心領域の外周線が描かれ、フレームメモ
リ１０内のフリーズ画像とともにディスプレイメモリ１
２上にて重ね合され、ディスプレイ１に表示される。

関心領域の設定終了摂、色度図選択キー９１ないし９４
により、ｒｇ、ＸＶｓＬ’ａ”ｂ”、またはＬ＃　ｕ　
＠　ｖ　＠のいずれかの色度図が選択されると、各１更
心領域について、フレームメモリ１０内に記憶されたＲ
ＳＧ、Ｂの値を用いて、ＣＰｔＪ１３により色度の平均
値が順次計測される。計測された色度の平均値は、色度
数値データ５として表示されると同時に、ＣＰＵ１３に
よりグラフィックメモリ１１上にグラフ化され、ディス
プレイ１の副−面４に色鳴図とし゛Ｃ表示される。

このとぎ、関心領域が複数個処あれば、領域ごとに異な
る色または形の点として同一色度図中に表示されるとと
もに６度数値データ５にも表示される。

このようにして、従来は成し４！Ｐなかった色度計測・
表示を中休の電子内？ＪＪ鏡装置だけで実現することが
できるようになる。

なお、上記実施例においては、領域設定手段としてトラ
ックボールを用いたが、ライトペン等の他の方法ももち
ろん可能である。

また、表示手段としてのディスプレイとその画面配置も
この実施例の方法に限るものではない。

［発明の効果］以上説明した様に本発明が適用された電子内視鏡装置で
あれば、本￥装置単体で色度の測定・表示を実施するこ
とができ、従来のように他の画像処理用装置にその都度
画像データを移し替えてから色の定量化処理を行なうと
いった煩雑な手続きが不要となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の表示画面の配置図、第２図
は同例のキーボード概観図、第３図は同例の計測・表示
部の概略ブロック図である。１・・・ディスプレイ画面２・・・主画面３・・・属性データ表示領域４・・・０１画面５・・・色度数値データ表示領域６・・・関心領域７・・・キーボ、−ド部８・・・トラックボール９・・・色度図選択スイッチ９０・・・色度図要求キー９１・・・ｘｙ色度図キー９２・・・ｌ　＃　ａ　＠　ｂ＊色度図キー９４−Ｌ＠
１１　’　Ｖ　”色度図キー１０・・・フレームメモリ１１・・・グラフィックメモリ１２・・・ディスプレイメモリ１３・・・ＣＰｔＪ１４・・・内視鏡スコープ代理人　　弁理士　　則　近　　憲　佑代理人　　弁理
士　　大　胡　　典　夫第１Ｅ第２図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）被写体の原画像上に単一もしくは複数の関心領域
を設定可能な関心領域設定手段と、前記各関心領域についての色度情報の選択表示要求が可
能な色度情報選択手段と、前記選択手段による選択に応じて前記各関心領域内の色
度を測定・計算し色度を得る色度計測手段と、前記色度情報を数値あるいは色度図としてその一方もし
くは双方を表示画面上に表示可能な色度情報表示手段と
、を具備することを特徴とする、電子内視鏡装置。