JPS63240113A - 水晶振動子の電極形成装置 - Google Patents

水晶振動子の電極形成装置

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JPS63240113A
JPS63240113A JP7134787A JP7134787A JPS63240113A JP S63240113 A JPS63240113 A JP S63240113A JP 7134787 A JP7134787 A JP 7134787A JP 7134787 A JP7134787 A JP 7134787A JP S63240113 A JPS63240113 A JP S63240113A
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film
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cathode
metal film
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JP7134787A
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Toshio Sugita
利男 杉田
Yasuo Kamimura
上村 康夫
Masami Tsujimoto
辻本 正美
Hidekazu Nishikawa
西川 英一
Shigeo Ebisawa
海老沢 重雄
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DAN KAGAKU KK
HERUTSU KK
TOKYO BUTSURI GAKUEN
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DAN KAGAKU KK
HERUTSU KK
TOKYO BUTSURI GAKUEN
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は水晶振動子の電極を形成する装置に関するも
のである。
〔従来の技術〕
水晶振動子の周波数は電極の膜厚によって決定されるた
め、従来水晶振動子の電極を形成するには、まず水晶片
の表面にA1等からなるベース金属膜を形成し、さらに
水晶振動子の周波数を検出しながら、真空蒸着によりベ
ース金属膜上にA1等からなる上層金属膜を形成し、水
晶振動子の周波数が所定値になったとき、上層金属膜の
形成を停止したのち、熱処理を行なっている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、長期間にわたって水晶振動子の周波数が変動
しないようにするには、電極を構成する金属膜が安定し
ていることが必要であるが、ベース金属膜を形成した水
晶片が大気にさらされるから、ベース金属膜の表面に酸
化膜、水酸化膜などが形成され、また不純物が付着する
ので、上層金属膜の形成を停止したのちに熱処理を行な
うと。
上層金属膜のベース金属膜に対する付漕力が弱くなるた
め、電極を構成する金属膜が不安定となり、長期間を経
過すると、水晶振動子の周波数が変動してしまう、また
、真空蒸着によりベース金属膜上に上層金属膜を形成し
たときには、膜形成速度が大きいので、水晶振動子の周
波数を正確に所望の値にすることができない。
この発明は上述の問題点を解決するためになされたもの
で、長期間にわたって水晶振動子の周波数が変動せず、
また水晶振動子の周波数を正確に所望の値にすることが
できる水晶振動子の電極形成装置を提供することを目的
とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成するため、この発明においては、水晶振
動子の電極を形成する装置において、真空容器と、上記
真空容器内に設けられた中空状の陽極と、上記陽極の両
側にかつ上記陽極の中心線とほぼ直角に設けられた対向
陰極と、磁力線が上記陽極の中心線とほぼ平行な磁場を
形成する磁石と、上記対向陰極・に設けられかつ中心線
が上記陽極の中心線とほぼ平行で上記陽極の縁端部近傍
より外側を通る透過孔とを設ける。
〔作用〕 この水晶振動子の電極形成装置においては、真空容器内
を適切な圧力のガス雰囲気としたのち、陽極と対向陰極
との間に電圧を印加すると、陽極と対向陰極との間に冷
陰極放電が生じ、これによって生成されるガスの正イオ
ンが対向陰極の表面を衝撃し、対向陰極を構成する金属
の原子がスパッタリングされ、スパッタリングされた金
属原子が透過孔を透過して、金属原子が水晶片の表面に
付着する。
〔実施例〕
第1図はこの発明に係る水晶振動子の電極形成装置を示
す概略断面図、第2図は第1図に示した水晶振動子の電
極形成装置の一部を示す断面図である。図において、1
は真空容器、2は真空容器1に設けられた排気管で、排
気管2は真空排気装置(図示せず)に接続されている。
4は真空容器1内に設けられたスパッタリング容器、5
は容器4によって形成されたスパッタリング室、3は一
端がスパッタリング室5に接続された導入管で、導入管
3の他端は不活性ガス供給装置(図示せず)に接続され
ており、導入管3は真空容器1を気密に貫通している。
6は容器4に設けられた排気用孔、7aはスパッタリン
グ室5内に設けられた円筒状の陽極で、陽極7aはSU
Sからなる。8は陽極7aに取り付けられた陽極リード
で、陽極リード8は真空容器1を気密に貫通しており、
また陽極リード8は直流高電圧電源(図示せず)に接続
されている。9.10は容器4に取り付けられた一対の
平板状対向陰極で、陰極9,10は陽極7aの両側に位
置しており、陰極9.10は陽極7aの中心線と直角で
あり、また陰極9.10はアース電位であり、さらに陰
極9.10はAuからなる。11は容器4、陰極10に
設けられた透過孔で、透過孔11の中心線は陽極7aの
中心線と平行であり、透過孔11の中心線は陽極7aの
外側を通る。12は真空容器1を気密に貫通した回転軸
、13は回転軸12に取り付けられた回転板、14は回
転板13に取り付けられた保持棒で、保持棒14は導体
からなる。16は保持棒14に保持された水晶片で、水
晶片16の表面にはA1等からなるベース金属膜が形成
され、ベース金属膜と接続されたリードが設けられてお
り、そのリードを介して水晶片16のベース金属膜と保
持棒14とが接続されている。 15は水晶片16に被
せられたキャップで、キャップ15には水晶片16のベ
ース金属膜が露出するように穴が設けられている。
17は真空容器1に取り付けられた接触片で、接触片1
7は水晶片16が透過孔11と対向する位置に来たとき
保持棒14と接触する所に位置している。18は接触片
17に接続されたリード線で、リード線18は真空容器
1を気密に貫通しており、リードfi18は周波数検出
装置(図示せず)に接続されている。19は容器4、水
晶片16の外側に設けられた磁石で、磁石19の磁力線
の方向は陽極7aの中心線と平行である。
この水晶振動子の電極形成装置においては、保持棒14
に水晶片16を保持した状態で、真空排気装置により真
空容器1内をlXl0−’Paの真空に排気したうえで
、スパッタリング室5内に不活性ガス供給装置からAr
ガスを導入することにより、真空容器1内を2 Xl0
−2P aのArガス雰囲気としたのち、水晶片16を
透過孔11と対向する位置にした状態で1周波数検出装
置により周波数を検出しながら、直流高電圧電源により
陽極7aに正電位を与えると、陽極7aと陰極9.10
との間に冷陰極放電が生じ、これによって生成されるA
rガスの正イオンが陰極9.10の表面を衝撃し、陰極
9.10からAu原子がスパッタリングされ、スパッタ
リングされたAug子の一部が透過孔IIを透過して、
水晶片16のベース金属膜の表面にAu原子が付着し、
周波数検出装置で検出した周波数が所定値になったとき
、直流高電圧電源を停止すると、水晶片16のベース金
属膜上にAuからなる上層金属膜が形成され、水晶片1
6に所定膜厚の電極が形成される。つぎに、回転軸12
を回転することにより、回転板13を回転し、次の水晶
片I6を透過孔11と対向する位置にした状態で、周波
数検出装置により周波数を検出しながら、直流高電圧電
源により陽極7aに正電位を与え、周波数検出装置で検
出した周波数が所定値になるまで、水晶片16のベース
金属膜の表面にAuからなる上層金属膜を付着する。以
下、同様にして回転板13に取り付けられた水晶片16
のベース金属膜の表面にAuからなる上層金属膜を付着
する。
このように、この水晶振動子の電極形成装置においては
、陰極9,10からスパッタリングされたAu原子を水
晶片16の表面に付着することにより、所望の膜厚の電
極を形成するので、ベース金属膜の表面に酸化膜、水酸
化膜が形成され、またベース金属膜の表面に不純物が付
着したとしても、スパッタリングされたAuJ7i子の
エネルギーによって酸化膜、水酸化膜、不純物が除去さ
れるから。
上層金属膜を形成したのちに熱処理を行なっても、上層
金属膜のベース金属膜に対する付着力が非常に強いので
、電極を構成する金属膜が極めて安定している。また、
膜形成速度が非常に小さいので、水晶振動子の周波数を
正確に所望の値にすることができる。さらに、従来のよ
うに、真空蒸着によりベース金属膜上に上層金属膜を形
成したときには、蒸着源金属の使用量が多くなるから、
上層金属膜をAuのような貴金属で形成したときには、
製造コストが高くなるのに対して、この発明に係る水晶
振動子の電極形成装置によりにベース金属膜上に上層金
属膜を形成したときには、金属の使用量が非常に少なく
てすむので、上層金属膜をAuのような貴金属で形成し
たとしても、コストが安価であり、経済的である。
第3図はこの発明に係る他の水晶振動子の電極形成装置
の一部を示す断面図である。図において、7bはスパッ
タリング室5内に設けられた円筒状の陽極で、陽極7b
はSUSからなり、陽極7bの中心線は透過孔11の中
心線と平行である。20は真空容器1と陽極リード8と
の間に設けられたベローズで、ベローズ20を伸縮する
ことにより、陽極7bの透過孔11に対する位置を変化
することができる。
この水晶振動子の電極形成装置においては、透過孔11
の中心線が陽極7bの内側を通る状態で、直流高電圧電
源により所定時間陽極7bに正電位を与えたのち、陽極
7bの透過孔11に対する位置を変化して、透過孔11
の中心線が陽極7bの外側を通る状態とし、この状態で
周波数検出装置により周波数を検出しながら、直流高電
圧電源により陽極7bに正電位を与えて、水晶片16の
ベース金属膜の表面にAu原子を付着し、周波数検出装
置で検出した周波数が所定値になったとき、直流高電圧
電源を停止すれば、まずスパッタリングされたAu原子
、Arガスの正イオンの衝撃により、ベース金属膜の表
面に形成された酸化膜、水酸化膜、ベース金属膜の表面
に付着した不純物を侵食したのちに、上層金属膜を形成
することができるので、ベース金属膜と上層金属膜との
間に酸化膜、水酸化膜、不純物等が全く存在しないよう
にすることができるから、極めて安定した金属膜を形成
することができる。
第4図はこの発明に係る他の水晶振動子の電極形成装置
の一部を示す断面図である。図において、21は真空容
器1内に設けられた磁石、24は磁石21内に設けられ
た円筒状の陽極で、陽極24はSUSからなる。25は
陽極24に取り付けられた陽極リードで、陽極リード2
5は真空容器1を気密に貫通しており、また陽極リード
25は直流高電圧電源(図示せず)に接続されている。
22は磁石21の内面に取り付けられた対向陰極で、陰
極22の陽極24の両側の近傍に位置する部分は陽極2
4の中心線と直角であり、また陰極22はアース電位で
あり、さらに陰極22はAuからなる。23は磁石21
、陰極22に設けられた透過孔で、透過孔23の中心線
は陽極24の中心線と平行であり、透過孔23の中心線
は陽極24の外側を通る。
この水晶振動子の電極形成装置においては、磁石21が
スパッタリング容器を兼ねているので、非常に小型にす
ることができる。
なお、上述実施例においては、中空状の陽極として円筒
状の陽極7a、7b、24を用いたが、角筒状等の陽極
、中心線と平行な切欠きを有する筒状の陽極、2つのリ
ングを数本の棒体で連結した陽極等を用いてもよい。ま
た、上述実施例においては、Auからなる対向陰極9.
10.22を用いたが、他の金属たとえばAI、Ag、
Ti、Ptからなる対向陰極を用いてもよい。さらに、
上述実施例においては、真空容器1内をArガス雰囲気
としたが、真空容器1内を他の不活性ガス雰囲気としで
もよく、対向陰極がAuのように不活性物質からなると
きには、真空容器内を活性ガス雰囲気としてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明に係る水晶振動子の電極
形成装置においては、極めて安定な金属膜を形成するこ
とすることができるから、長期間を経過したとしても、
水晶振動子の周波数が変動してしまうことはない。また
、膜形成速度が小さいので、水晶振動子の周波数を正確
に所望の値にすることができる。このように、この発明
の効果は顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る水晶振動子の電極形成装置を示
す概略断面図、第2図は第1図に示した水晶振動子の電
極形成装置の一部を示す断面図で第3図、第4図はそれ
ぞれこの発明に係る他の水晶振動子の電極形成装置の一
部を示す断面図である。 1・・・真空容器     7a、7b・・・陽極9.
10・・・対向陰極   11・・・透過孔16・・・
水晶片      19・・・磁石21・・・磁石  
     22・・・対向陰極23・・・透過孔   
   24・・・陽極代理人  弁理士 中 村 純之
助 才1 臀 ブ:ブ 2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、水晶振動子の電極を形成する装置において、真空容
    器と、上記真空容器内に設けられた中空状の陽極と、上
    記陽極の両側にかつ上記陽極の中心線とほぼ直角に設け
    られた対向陰極と、磁力線が上記陽極の中心線とほぼ平
    行な磁場を形成する磁石と、上記対向陰極に設けられか
    つ中心線が上記陽極の中心線とほぼ平行で上記陽極の縁
    端部近傍より外側を通る透過孔とを具備することを特徴
    とする水晶振動子の電極形成装置。
JP7134787A 1987-03-27 1987-03-27 水晶振動子の電極形成装置 Granted JPS63240113A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7134787A JPS63240113A (ja) 1987-03-27 1987-03-27 水晶振動子の電極形成装置

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JP7134787A JPS63240113A (ja) 1987-03-27 1987-03-27 水晶振動子の電極形成装置

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JPS63240113A true JPS63240113A (ja) 1988-10-05
JPH0573288B2 JPH0573288B2 (ja) 1993-10-14

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ID=13457873

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011193288A (ja) * 2010-03-15 2011-09-29 Seiko Instruments Inc パターン形成方法、パターン形成装置、圧電振動子、圧電振動子の製造方法、発振器、電子機器および電波時計

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011193288A (ja) * 2010-03-15 2011-09-29 Seiko Instruments Inc パターン形成方法、パターン形成装置、圧電振動子、圧電振動子の製造方法、発振器、電子機器および電波時計
CN102206803A (zh) * 2010-03-15 2011-10-05 精工电子有限公司 图案形成方法、图案形成装置、压电振动器及其制造方法

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JPH0573288B2 (ja) 1993-10-14

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