JPS632320A - 集束イオンビ−ムにおける偏向歪補正方法 - Google Patents

集束イオンビ−ムにおける偏向歪補正方法

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JPS632320A
JPS632320A JP14489786A JP14489786A JPS632320A JP S632320 A JPS632320 A JP S632320A JP 14489786 A JP14489786 A JP 14489786A JP 14489786 A JP14489786 A JP 14489786A JP S632320 A JPS632320 A JP S632320A
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JP
Japan
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ion beam
distortion
deflection
focused ion
deflecting
Prior art date
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Pending
Application number
JP14489786A
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English (en)
Inventor
Eizo Miyauchi
宮内 栄三
Toshio Hashimoto
橋本 寿夫
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National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
Agency of Industrial Science and Technology
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Publication date
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Publication of JPS632320A publication Critical patent/JPS632320A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、集束イオンビームにおける偏向歪補正方法
に関するものである。
(従来の技術) 近年半導体装置製作のために、マスクレスイオン注入装
置が開発され、使用されているか、このマスクレスイオ
ン注入装置においてはイオンビームを偏向させることに
よって半導体基板上にイオンビーム描画することが行な
われている。
このイオンビーム描画を高精度に行なうには、イオンビ
ーム径を微細にすると共に、イオンビームの偏向歪をな
くす必要かある。
(発明か解決しようとする問題点) しかしながら、通常イオンビームの偏向には集束イオン
ビームの通路周囲にX方向偏向電極板及びY方向偏向電
極板に偏向電圧を加え、該偏向電圧によって集束イオン
ビームを静電偏向する静゛心偏向系か用いられているが
、この静電偏向系では電界歪のために偏向フィール1−
に糸巻き状歪乃至樽型歪の偏向歪か不可逆的に発生し、
したかって従来のイオン注入装置によるイオンビーム描
画には精度上の限界があった。
この欠点を解消するために、従来は偏向電極そのものの
形状を修正したり、8極、16極等の他極を使用して修
正することか行なうのか一般的てあったか、これには電
極設計、製作精度、取付は法等に難点が多くあった。
(問題点を解決するための手段) 以上の問題点を解決するため、この発明では偏向電極に
偏向電圧を加えて集束イオンビームを偏向させるように
した方法において上記集束イオンビームを偏向させてX
マーカ、Yマーカ上を、走査させ、これにより得られた
電気信号より上記集束イオンビームの偏向歪を測定し、
測定された集束イオンビームの偏向歪量に基づいて偏向
M、極に加える偏向電圧を修正して集束イオンビームの
偏向歪を補正するようにした集束イオンビームの偏向歪
補正方法を提案するものである。
ここて、集束イオンビームを走査させるXマーカ、Yマ
ーカとしては、第1図A、Hに示すようにパラレル線パ
ターンによりエツチングにて一定間隔にX方向及びY方
向に溝(マーカグループライン)を形成したものを使用
することかてき、集束イオンビームは上記マーカ上に形
成した溝な直角方向に横切るように走査させる。
これにより走査中に、集束イオンビームか溝の立ち上が
り、立ち下かりを通過する際にパルスとなる二次電子信
号を発生するか、この二次電子信号のパルス間隔を測定
することによって集束イオンビームの偏向歪を精度良く
測定することかてきる。
この場合、得られる集束イオンビームの偏向歪は糸巻き
型とこれとは反対な樽型偏向歪に大別され、糸巻き型の
偏向歪の場合にはこの糸巻き型偏向歪を相殺する樽型偏
向歪を重畳することにより、リニアーな偏向線となり、
反対に樽型偏向歪の場合にはこれを相殺するような糸巻
き型偏向歪を重畳することによりリニアーな偏向線を得
ることができるが、この発明ては偏向距離と偏向電圧が
対応関係にあるため、上述のように集束イオンビームの
偏向歪なJlll定した後、この偏向歪を相殺するよう
な偏向歪に対応するような偏向電圧を上記偏向電極に加
えて集束イオンビームの偏向歪を補正するものである。
偏向電極に加える偏向電圧は上記のように測定された集
束イオンビームの偏向歪に基づいて下記式(1)(2)
より定めることかてきる。
X、=X、(1±Y、”−1’S) −−・−−(1)
Yo=Yt(1fXi”−B) −−・−−(2)ここ
て、X、、Y、は測定に際して加えられたX方向並びに
Y方向の偏向電圧値、 X、、Y、は修正して加えるX
方向並びにY方向の偏向電圧値てあり、修正して加える
偏向電圧が糸巻き型の場合は式中の符号を正符号とし1
mは測定された集束イオンビームの偏向歪の形状に応じ
てmalの任意の整数を択するものとし、また補正係数
Bは測定された集束イオンビームの大きさに応じて任意
の小数を選択する。
一方、修正して加える偏向電圧か樽型の場合は式中の符
号を負符号とし、mは測定された集束イオンビームの偏
向歪の形状に応じてm<1の任意の数を選択するものと
し、また補正係数Bは測定された集束イオンビームの大
きさに応じて任意の小数を選択する。
このように選択された式(1)(2)中の歪パラメータ
及び符号を、例えばアナログ型補正回路に加え、アナロ
グ型補正回路より修正された偏向電圧を上記偏向電極に
加えて集束イオンビームの偏向歪の補正を行なうもので
ある。
(発明の効果) 以上要するに、この発明によればマスクレスイオンビー
ム装置等集束イオンビームな使用する装置において問題
となるイオンビーム偏向の歪並びにそれに伴なうイオン
ビーム径の位置的な変化を精度良く測定し、これに基い
てイオンビームの偏向歪を修正するものてあり、この発
明によれば従来−般に用いられている偏向歪除去用の複
雑な構造の偏向電極を使用しなくても簡便な方法て集束
イオンビームの正確な偏向歪の修正か可億となり、した
かって簡便な方法により集束イオンビームによる高精度
、高品質描画を行なわせることかできる。
(実施例) 以下、この発明の実施例を示す。
第3図は、この発明の一実施例を示すものて、操作台1
表面にはXマーカ2とYマーカ3とか並設され、更に操
作台1上には2枚のX偏向電極板4a、4bと2枚のY
偏向電極板5a、5bか設けられている。
Xマーカ2は、例えば第1図Aに示すように縦横1.2
mmの正方形にY方向に等間隔に1200本程度0平行
な溝を形成して構成され、Yマーカ3は、例えば第1図
Bに示すように縦横1.2mmの正方形にX方向に等間
隔に1200本程度0平行な溝を形成して構成される。
1゛Yマーカ3上を走査させる。
これにより上述のようにXマーカ2及びYマーカ3より
二次電子信号が発生するか、この二次電子信号を二次電
子検出器6を検出し、更に増幅器7で増幅してコンピュ
ータ8に印加する。
コンピュータ8内では、二次電子信号に基づいて集束イ
オンビームaの偏向歪量の測定と測定された偏向歪量に
基づいて上記式(1)(2)の符号並びにm、補正係i
!!l!B等の歪パラメータを定める。
第2図は第1図AのXマーカ上に集束イオンビームaを
順次上方に走査させた場合の集束イオンビームaの偏向
歪測定例を示すものてあり、上方に行く程、走査線に大
きな偏向歪か見られる。
第4図Aはmを1、補正係数Bを10%とした場合の式
(1)(2)による補正例てあり、第4図Bはmを2、
補正係数を10%とした場合の補正例である。
コンピュータ8内て測定された集束イオンビームaの偏
向歪量に基づいて式(1)(2)の行第5図は、この実
施例で使用するアナログ型偏向歪補正回路を示すものて
あり、+2aと12bは歪変換回路、 13aとllb
はマルチプレクス、14aと14bは補正量の31節回
路、15aと15bは加算回路を示す。
上記アナログ型偏向回路においてXの入力端子16a及
びYの入力端子16bに入力されたX信号及びY信号は
レベル調整され、X信号はx、、 X信号はY、とする
レベルm整されたX信号X、は歪変換回路12bてJX
1′に変換され1次にマルチブレクス13bではx、1
mとレベル調整されたY信号Y、を積算して、Y、X、
”が得られ、調節回路14bてはこの積算値に補正係数
Bを積算してB−Y、X、’″か得られ、更に加算回路
15bてはY、にこの積算値を加算或は減算してY、±
B−Y、X、”を得る。   −方、レベル3J整され
たY信号Y、は歪変換回路12aてY、′に変換され、
次にマルチブレクス13aてはY、sとX、を積算して
、xtyt’″か得られ、調節回路14aではこれに補
正係数Bを積算してB−X、Y、”を発生させ、更に加
算回路15aてはX、にこの積算値を加算或は減算して
X、±B−X、Y、”を得る。
このようにして修正されたX方向の偏向電圧をX偏向電
圧発生器10及びY方向の偏向電圧なY偏向電圧発生器
11より発生させ、これ等の信号をそして、この実施例
によれば従来−般に用いられている偏向歪除去用の複雑
な構造の偏向電極を使用しなくても簡便な方法で正確な
偏向歪の補正か可1克となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明て使用するマーカの平面図で、第1
図AはXマーカ、第1図BはYマーカを示す、第2図は
同上のXマーカ上に集束イオンビームな走査させた場合
の歪測定例を示す図。 第3図はこの発明の一実施例を示す集束イオンビームの
補正システムを示す概略図、第4(21は上記式(1)
(2)のm、補正係数B等の歪パラメータを適当に選択
した場合の集束イオンビームの偏向歪の補正例を示すも
のてあり、第4図Aはmを1、補正係数Bをlozとし
た場合、第4図Bはmを2、補正係数をIHとした場合
を示す、第5図はこの実施例て使用するアナログ偏向補
正回路の一例を示す図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 偏向電極に偏向電圧を加えて集束イオンビームを偏向さ
    せるようにした方法において、 上記集束イオンビームを偏向させてXマーカ、Yマーカ
    上を、走査させ、これにより得られた電気信号より上記
    集束イオンビームの偏向歪を測定し、測定された集束イ
    オンビームの偏向歪量に基づいて偏向電極に加える偏向
    電圧を修正して集束イオンビームの偏向歪を補正するよ
    うにしたことを特徴とする集束イオンビームにおける偏
    向歪補正方法。
JP14489786A 1986-06-23 1986-06-23 集束イオンビ−ムにおける偏向歪補正方法 Pending JPS632320A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016018707A (ja) * 2014-07-09 2016-02-01 住友重機械イオンテクノロジー株式会社 イオン注入装置及びイオン注入装置の制御方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57210549A (en) * 1981-06-19 1982-12-24 Hitachi Ltd Method of correction attendant on deflection

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