JPS63226526A - 燃焼制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は手動開弁型電磁安全弁を開弁状態に保持する熱
電素子を備えた燃焼制御１１装置に関する。

（従来の技術） 従来のこの種装置として、バーナへのガス供給路に介設
され点火操作に連動して開弁する電磁安全弁と、点火操
作に連動して作動する点火回路と、該電磁安全弁のコイ
ルに接続され゛該バーナで加熱される熱電素子とを備え
るらのは知られる。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、上記従来装置は点火操作により電磁安全
弁を開弁じてバープヘガスを供給すると共に点火回路を
作動させてバーノーを着火させ、その後熱電素子から発
生される所定起電力により該電磁安全弁を開弁状態に保
持して該バーナの燃焼を継続させるようにしたもので、
燃焼器の使用開始（以下これを「コールドスタート」と
称す。）の際には、点火操作によりバーナが石火されな
い場合は熱電素子は加熱されず、所定起電力を発生しな
いから問題はないが、燃焼器の使用をやめ、その後直ち
に再使用を行なう（以下これを「ボットスター１へ」と
称す。）際には、その点火操作を瞬時に行なったため、
点火回路によるスパークが十分でなく、バーナが着火さ
れないどきでも、熱電素子は残存する熱により所定起電
力を発生し続（）ている状態にあるから、電磁安全弁は
開弁状態に保持され、生ガスが放出されて危険であると
いう問題点があった。

（問題点を解決するための手段） 本発明はバーナの上記した危険な状態を無くすことので
きる装置を提供しようとげるものであって、バーナへの
ガス供給路に介設され、点火操作に連動して開弁する電
磁安全弁と、点火操作に連動して作動する点火回路と、
該電磁安全弁のコイルに接続され該バーナで加熱される
熱電素子とを備えるものにおいて、点火操作解除により
作動して該点火回路の作動を該バーナの着火に必要な所
定時間継続させるタイマ回路を設（）たことを特徴とす
る。

（作　用） 本発明は上記構成によるもので、これによれば、点火操
作により電磁安全弁は開弁じ、バーナにガスが供給され
ると共に点火回路が作動し、点火操作解除によりタイマ
回路が所定時間作動ｔノで点火回路の竹動が所定時間継
続げる。

上記点火操作がコールドスタート際であれば、点火操作
によりバーナが着火し、その操作が熱電素子から所定起
電力が発生されるまでの時間継続されているどぎは、そ
の後点火操作を解除しても電磁安全弁は開弁状態に保持
されて、バーブの正常燃焼が継続され、また点火操作が
熱電素子から所定起電力が発生されるまでの時間前で解
除されたときはバーナが着火してもしなくても電磁安全
弁は開弁状態に保持されず、バーナが着火しているとき
はバーナの燃焼は直ちに停止され、バーナが着火してい
ないときはバーナは当初から停止状態に維持されて安全
である。

上記点火操作がホットスタートの際であれば、熱電素子
は残存する熱により所定起電力を発生している状態にあ
り、電磁安全弁は聞か状態に保持されているので、バー
ナが点火操作により着火したとぎはバーナの正常燃焼が
継続され、また、バーナが着火する而に点火操作を解除
したときでもタイマ回路の作動が点火操作解除後所定時
間継続され、この所定時間内にバーナは確実に着火され
、バーナの燃焼が開始される。

したがって、ホットスタートの際、点火操作を行ない、
その点火操作を直らに解除したため、点火操作中にバー
ブが着火しなかったとしても、その後バーナの燃焼は確
実に開始されるから生ガスが放出されることがなく、安
全である。

（実席例） 次に本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図において、（１）はバーブ（２）へのガス供給路
（３）に介設した手動開弁型電磁安全弁を示し、該電磁
安全弁（１）のコイル（４）は該バーナ（２）で加熱さ
れる熱電素子たる熱電対（５）に接続される。

（６）は電池（７）に接続される点火回路を示し、該点
火回路（６）はコンデンサ（８）と小抵抗値の抵抗（９
）とから成る放電回路（ＩＯ及び該コンデンリク８）と
大抵抗値の抵抗（ＪＴとから成る充電回路（′ｌ？Ｊを
備えたタイマ回路（１３を組込んだもので、バーナ（２
）の点火操作により閉じる点火スイッチ（ｌ／Ｄにより
電池（７）からの電力を発振回路（′１９に直接供給し
て、これを作動させて点火１〜ランスａｅの二次側に高
電圧を発生させ、この高電圧を点火電極（１７）に印加
させて電極間にスパークを生じさけ、また点火操作解除
ににり開く解除スイッチ０ｅにより所定時間の間コンデ
ン＋Ｊ（８）の充電とを行なわけ、この所定時間中発振
回路（１９を作動させて上記点火スイッチａ＠によると
きと同様に電極間にスパークを生じさせる構成のものと
した。

上記点火操作がコールドスタートの際であれば、点火操
作により電磁安全弁（１）は開弁し、バーナ（２）にガ
スが供給されると共に点火スイッチａｔが閉じ、コンデ
ンサ−（８）が充電されて点火回路（８）が充電時間中
作動されるので、前記した作用の項に述べたように点火
操作によりバーナ（２）が着火し、その点火操作が熱電
対（５）から所定起電力が発生されるまでの時間継続さ
れているときは、その少点火（開弁）操作を解除しても
熱電対（５）により電磁安全弁（１）は開弁状態に保持
されて、バーナ（２）の正常燃焼が継続され、また点火
操作が熱電対（５）から所定起電力が発生されるまでの
時間前に解除されたときは、バーナ（２）が石火しても
しなくとも電磁安全弁（１）は開弁状態に保持されない
から、バーナ（２）が着火しているときはバーナ（２）
の燃焼は直らに停止され、バーナク１）が石火していな
いどきはバーブ寅２）は当初から停止状態に維持されて
安全である。

上記点火操作がホラ１〜スタートの際であれば、熱電対
（５）は残存する熱により所定起電力を発生している状
【１！、にあり、電磁安全弁（１）は開弁状態に保持さ
れているので、バーナ（２）が点火操作により着火した
ときは、バーナ〈２）の正常燃焼が継続され、またバー
ナ（２）が点火操作を瞬時に行なっため、点火回路（８
）によるスパークが十分でなく、着火しないときでも点
火操作解除により解除スイッチａ＆が間き、コンデンサ
（８）が充電されて点火回路（６）の作動が所定時間継
続され、この所定時間内にバーナ（２）は確実に着火さ
れ、バーナ（２）の燃焼が開始されて安全である。

尚、バーナ（２）の燃焼中、失火を生じたときは、熱電
対（５）　！、Ｌ加熱されず、所定起電力を発生しなく
なるので、電磁安全弁（１）は閉弁され、ガスの供給が
停止されて安全である。

第２図は本発明の他の実施例を示すもので、この場合に
は電磁安全弁（１）のコイル（４）を電力消費の少４；
い複巻コイルで構成し、その一方のコイル（４ａ）を熱
電対（５）に接続すると共にその他方のコイル（４ｂ）
を電池（７）に接続した。

さらに、コイル（４ｂ）の電源回路Ｃ９には点火回路（
６）の外にタイマ回路■と炎検知回路■と安全弁駆動回
路のどを介設した。

該タイマ回路■は点火操作に連動して熱電対（５）から
所定起電力が発生されるまでの一定時間作動するもので
、バーナ（２）の点火操作の際切換ねるホールドスイッ
チのによりコンデンサ■■を一定時間充電させ、この充
電中トランジスタ■■■を導通させて、該一定時間後段
の炎検知回路σに電池〈７）の電圧を印加さＶ１炎検知
回路■を作動準備状態にする構成のものとした。

該炎検知回路Ωはフレームロッド式のもので、上記タイ
マ回路■の作動により発振回路■を作動させ、該発振回
路■からの交流電圧をフレームロッド■に印加させ、バ
ーナ（２）が着火されたときに炎を介してフレームロッ
ド■に流れる整流された電流によりトランジスタωを不
導通にする構成のものとした。

該安全弁駆動回路のは２個のトランジスタ■■と電流制
限用の抵抗■とコイル（４ｂ）とから成り、上記炎検知
回路■のトランジスタ■が不導通のときト・ランジスタ
＠■が導通して電池（７）の電圧をコイル（４ｂ）に印
加させる構成のムのとした。

かくするとぎは、点火操作により電磁安全弁（１）は間
弁じ、バーナ（２）にガスが供給されると共にホールド
スイッチのが切換わり、点火回路（６）が作動され、さ
らにタイマ回路■の一定時間の作動が開始され、電池（
７）の電圧が１〜ランジスタ■を介して炎検知回路■に
印加され、炎検知回路■は作動準備状態におかれる。

この場合、点火操作解除後もタイマａ３により所定時間
スパークが継続される。

ここで上記点火操作が］−ルドスタートの際であれば、
バーナ（２）が点火回路（６）のスパークにより着火し
たときは、フレームロッド■に整流電流が流れ、炎検知
回路Ｑが作動して電池（７）の電圧が安全弁駆動回路■
のトランジスタ■を介して電磁安全弁（１）のコイル（
４ｂ）に印加され、電磁安全弁（１）はタイマ回路■の
一定時間開弁状態に保持され、次いで電磁安全弁＜１）
はバー±（２）で加熱される熱電対（５）からの所定起
電力によりコイル（４ａ）が通電されて開弁状態に保持
されてバーナ（２）の正常燃焼が継続される。

また、バーナ（２）が点火回路（６）のスパークにより
着火しないときは、フレームロッド■に電流が流れず、
炎検知回路σが不作動となって電池（６）の電圧がコイ
ル（４ｂ）に印加されず、電磁安全弁（１）は速やかに
閉弁され、バーナ（２）は停止状態にＩＩＩ持され、安
全である。

上記点火操作がホットスタートの際であれば、残存する
熱により熱電対（５）は所定起電力を発生し続け、これ
がコイル（４ｂ）に供給され、電磁安全弁（１）が開弁
状態に保持されるので、バーナ（２）が点火回路（８）
のスパークにより着火したとぎは、バーナ（２）の正常
燃焼が継続される。

また、点火操作を瞬時に行なったため、点火回路（６）
によるスパークが十分でなくバーナ（２）が着火しない
とぎは、点火操作解除によるタイマ回路ａ３の作動で点
火回路（６）の作動が所定時間継続されスパークが所定
時間継続されるので、この所定時間内にバーノー（２）
は確実に着火され、バーナ（２）の燃焼が開始され、生
ガスの放出がなく安全である。

尚、第２図の実施例では、熱電対（５）の外に熱電対■
を用意し、両者（５）■を互に逆極性に接続し、これを
コイル（４ａ）に接続する構成として、バーナ（２）が
酸欠状態になったとき、熱電対■から熱電対（５）とは
逆方向の起電力が発生するようにし、両名（５）■の起
電力が相殺されて電磁安全弁（１）が閉じるようにした
。

尚、第１図及び第２図の実施例で１よ点火操作を行なう
操作子どしては従来公知のブツシュ・ブツシュ式のもの
又は押し回し式のｂのを用いる乙のとし、第１図の実施
例では、点火操作により点火スイッチ（ｌΦと解除スイ
ッチ（′１３が閉じ、点火操作解除により解除スイッチ
■が開き、消火操作により点火スイッチａ＠が１；ｉり
ようにし、第２図の実施例では点火操作により解除スッ
チ１１■が閉じると共にホールドスイッチ■が切換わり
、烈火操作解除により解除スイッチ（Ｉつが間さ、消火
操作によりホールドスイッチ−■が元の位置に復帰する
ようにした。

尚、第１図及び第２図の実施例中、専はバーナ＜２）の
点、消火操作に連動して間開する元弁を示Ｊ−０ （発明の効果） このように本発明によるときは、点火操作解除により作
動して点火回路の作動を所定時間継続させるタイマ回路
を設りたので、点火操作がｖ５焼器の使用をやめ、その
後直ちに再使用を行なう際の再点火操作に相当する場合
であって、換言すれば熱が残り、熱電素子が所定起電力
を発生し続け、電磁安全弁が開弁状態に保持されてバー
ナヘガスが供給されている場合であって、その点火操作
中にスパークが十分でなくバーナｈ（着火されなかった
としても、点火操作解除後のタイマ回路による点火回路
の所定時間の継続作動でバーナは確実に着火されるから
、生ガスの放出が継続するようなことは全くなく、安全
対策上有利である等の効果を有する。

ざらに本発明によるとぎは、点火操作解除後にタイマ回
路を所定時間作動さＵるようにしたので、点火操作の初
期成い警よ点火操作中にタイマ回路を所定時間作動させ
るものに比してバーナの着火がより一層確実に行なえる
効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施の１例を示す回路図、第２図は本
発明の他の実施例を示す回路図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. バーナへのガス供給路に介設され、点火操作に連動して
   開弁する電磁安全弁と、点火操作に連動して作動する点
   火回路と、該電磁安全弁のコイルに接続され該バーナで
   加熱される熱電素子とを備えるものにおいて、点火操作
   解除により作動して該点火回路の作動を所定時間継続さ
   せるタイマ回路を設けたことを特徴とする燃焼制御装置
   。