JPS63225500A - 薄膜elパネルの透明電極構造 - Google Patents

薄膜elパネルの透明電極構造

Info

Publication number
JPS63225500A
JPS63225500A JP62059658A JP5965887A JPS63225500A JP S63225500 A JPS63225500 A JP S63225500A JP 62059658 A JP62059658 A JP 62059658A JP 5965887 A JP5965887 A JP 5965887A JP S63225500 A JPS63225500 A JP S63225500A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resistance
film
ito film
sample
ito
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP62059658A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0230156B2 (ja
Inventor
憲明 中村
川口 順
園山 康保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP62059658A priority Critical patent/JPS63225500A/ja
Priority to US07/166,893 priority patent/US4855641A/en
Publication of JPS63225500A publication Critical patent/JPS63225500A/ja
Publication of JPH0230156B2 publication Critical patent/JPH0230156B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B33/00Electroluminescent light sources
    • H05B33/12Light sources with substantially two-dimensional radiating surfaces
    • H05B33/26Light sources with substantially two-dimensional radiating surfaces characterised by the composition or arrangement of the conductive material used as an electrode
    • H05B33/28Light sources with substantially two-dimensional radiating surfaces characterised by the composition or arrangement of the conductive material used as an electrode of translucent electrodes

Landscapes

  • Electroluminescent Light Sources (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、薄膜ELパネルの透明電極構造に関する。
(従来の技術) 従来の薄膜ELパネルの構造の一例を第22図及び第2
3図に示す。なお、第22図は表示面積の小さい薄膜E
Lパネル(例えば512X128ドツト)、第23図は
それよりも表示面積の太きい薄膜ELパネル(例えば6
40X400ドツト)を示している。
同図において、従来の薄膜ELパネルは、ガラス基板1
0上に酸化インジウム(InzL)からなる透明電極(
以下ITO膜という)11.11・・・が横方向に所定
間隔を存して多数本形成されるとともに、このITO膜
11..11・・・上に第1絶縁層12、発光層(図示
省略)、第2絶縁層13、及びA6等からなる裏面電極
14.14・・・が順次堆積された構造であり、前記I
TO膜11.11・・・は、通常その厚み及び幅が均一
となるように形成されている。なお、図中の符号15は
ガラス基板10上の端部に形成された前記ITO膜11
.11・・・p端部をそれぞれ接続するAj2−Ni端
子、16は表示部、17は表示画素である。
このような従来の薄膜ELパネルでは、動作中に絶縁破
壊点(以下B P : Breakdoivn Po1
ntと略記する)18が表示画素17内に発生すること
がある。
(発明が解決しようとする問題点) このBP18はその大きさが一定の大きさを越えると表
示の品位が著しく損なわれ、表示装置の機能を著しく低
下させるといった問題があった。
このような不良となる基準はBP18の面積が1画素の
面積のA以上となった場合に発生する。
また、BP18の発生傾向は、薄膜ELパネルの構造、
例えば表示面積、透明電極の抵抗値等によって違いが見
られる。
(問題点の検討) 本発明者らは、このようなりPI3の発生モードの違い
を解明すべく、ITO膜1工のライン抵抗に着目し、I
TO膜11の長さく抵抗)とLBP (Large B
、P :直径が100μm以上のBP)の分布との関係
について次の実験を行った。
(1)実験1 ■実験1の方法 表示面積及びITO膜のライン抵抗の異なる種々の薄膜
ELパネル(以下試料と称する)を作製し、周囲温度7
5℃、動作電圧vLh+100Vの条件で20時間連続
の加速エージングを行った後、発生したLBPの大きさ
く最大径)とそのLBPのITO膜の基端部(Al−N
i端子との接続端)からの距離を測定した。
■実験1に用いた試料 試料は表1に示す条件のものを用いた。
なお、表1に示した各試料の測定箇所を第4図に示す。
また、rTo膜抵抗は、比抵抗P=2;lX10−’Ω
・cm、ITO膜厚−1400人として計算した。
(以下余白) (2)実験1の結果 この実験1の結果を第7図に示す。同図より、試料2、
試料4、試料7においてはITO膜抵抗が500Ω(計
算値)の付近にLBPが多く発生し、また試料5におい
てはITO膜抵抗が10にΩ以上(計算値)の先端部分
(Ajl!−Ni端子との接続端より遠い側)にLBP
が多く発生した。
ここで、ITO膜抵抗の高い所で発生する画素欠け(L
 B P)の原因を明確にするために、さらに以下の実
験を行った。
まず、以下の実験に使用する各試料を表2に示す。
(以下余白) ただし、この表2において前記実験1で使用した試料と
同じ試料には同番号を付している。また、試料2′は試
料2において、試料3′は試料3において、試料4′は
試料4においてそれぞれ絶縁層12.13のスパッタ領
域を拡大したものである。
なお、表2のlはIn5(絶縁層)から最初の画素まで
の距離、WはITO膜の幅である(第5図参照)。
(1)実験項目 ■実験2 : LBP (BP)の分布測定表2の各試
料をITO膜抵抗の違いにより幾らかの領域に分けてL
BP及びBPの数を測定し、LBP及びBPの表示部内
での分布を求める。また、LBP及びBP数とIT○膜
抵抗との関係を調べる。
ここで、領域の分は方としては、第6図に示すように、
各試料の表示部16を縦に6分割(A−F)、横に4分
割(I〜IV)して24の領域に分割し、各領域につい
てLBP及びBPの発生数を調べるものとする。
■実験3:DC(直流電圧)による破壊におけるITO
膜抵抗又は外部抵抗とBPの大きさの関係の測定 ITO膜をプラスとしてDCを印加することによりBP
を発生させ、そのBPの大きさを測定することによりI
TO膜抵抗(長さ)とBPの大きさの関係を求める。
また、DC電源と試料との間に種々の外部抵抗を入れて
BPを発生させ、外部抵抗とBPの大きさの関係を求め
る。この場合、外部抵抗はITO膜の先端部側に挿入す
るものとする。
■実験4:BP加速テスト 周囲温度75℃、印加電圧Vth+100VでBP加速
テストを行い、BPの増加率、BPの平均の大きさ等を
求める。また、加速テスト後の各試料についてITO膜
抵抗とBP数及びBPの大きさの関係を求める。
(2)実験結果 ■実験2の結果 表3〜表6に、4種類の試料5を作製してそれぞれエー
ジングを行った後のLBP及びBPの分布を示す。
ここで、各表において、ITO(長)とはその領域内に
おいてITO膜の基端部からの距離が遠い側に発生した
LBP及びBPを、ITO(短)とはその領域内におい
てITO膜の基端部からの距離が近い側に発生したLB
P及びBPを示している。なお、C−(1〜■)領域、
I)−(1〜■)領域ばITO膜の長さが両端部(基端
部と先端部)から略等しいので特に区別をしていない。
上記表3〜6より、LBPは全体的にITO膜抵抗の高
い所の方がITO膜抵抗の低い所よりも2〜3倍多く発
生している。一方、BP全全体は、ITO膜抵抗の低い
所の方がITO膜抵抗の高い所と同程度かそれよりも5
0%程度多く発生している。これらの結果は、試料5に
おいて、IT○膜抵抗の高い部分でLBP及び画素欠け
が多く発生している現象と一致する。これは、試料5の
ようにITo膜抵抗の高い(10,4にΩ)ものでは、
ITO膜抵抗が高い領域においてBPが大きくなる(p
ropagatingモード:以下Pモードという)確
率が高くなるためであると考えられる。
■実験3の結果 ■−1:DCによる破壊におけるITO膜抵抗とBPの
大きさの関係 第8図に試料5のITO膜抵抗(比抵抗2.lXl0−
’Ω・口とした場合の計算値)とBPの大きさの関係を
示す。同図は5種類の試料5−1.5−2.5−3.5
−4.5−5を作製して実験した結果である。
各試料5−1〜5−5の間である程度の差はあるが、ど
の試料5−1〜5−5もITO膜抵抗が8にΩ以上にな
ると急激にBPの大きさが増し、ITO膜抵抗が1にΩ
以下の領域でもBPの大きさが増す傾向にある。
また、ITO膜抵抗が8〜9にΩ(IT○膜の長さ9〜
LoCn)以上になると、BPの破壊モードがSモード
(self healingモード)からPモードに変
わる(Pモードの割合が増す)傾向が強い。
第9図に、試料5においてITO膜の幅を220μmと
した場合のITO膜抵抗とBPの大きさの関係を示す。
同図は、5種類の試料5−1′・・・試料5−5′を作
製して実験した結果である。
各試料とも、第8図に示す試料5−1〜5−5のものに
比べて全体的にBPの大きい領域は少ない。また、BP
の大きさとITO膜抵抗の関係は、前記試料5−1〜5
−5及びこの試料5−1′〜5−5′の両方ともほぼ一
致しており、ITO膜の先端部分でのBPの大きさは、
ITO膜の抵抗値によっている。
従って、他の条件が同じであれば、ITO膜の幅を18
0μmから220μmに変えることにより、ITO膜の
先端部分での抵抗値が下がり、DCによる破壊において
BPの大きさが小さくなっている。
第10図(al、 (telに、試料5において、IT
O膜の厚さを1400人から1700人に変更してIT
O膜抵抗を減少させた場合の、該ITO膜長さとBPの
大きさ及びITO膜抵抗とBPの大きさの関係を示す。
同図は、上記要件(膜厚:1700人)を備えた1つの
試料5−1’(ITO膜抵抗8.2にΩ:実測値)と通
常の膜厚(1400人)を有する2種類の試料5−6 
(ITO膜抵抗14、5 kΩ:実測値)、試料5−7
(1,TO膜抵抗17.2にΩ:実測値)とを作製して
比較した結果である。
同図(a)、 (b)において、ITO膜長さとBPの
大きさはある程度対応しているが、ITO膜抵抗とBP
の大きさの関係においては対応はほとんど見られない。
このことは、BPの大きさがITO膜抵抗だけでなくI
TO膜の長さ、つまり試料中における破壊点の位置によ
る影響を受けていると考えられる。
第11図にその他の各種試料2、試料6、試料7のIT
O膜抵抗(計算値)とBPの大きさの関係を示す。
試料5のものに比べある程度のずれはあるが、最大のB
Pの大きさの値はITO膜抵抗の影響を受けている。
■−2:DCによる破壊における外部抵抗とBPの大き
さの関係 表7に各種試料の外部抵抗とBPの大きさの関係を求め
た結果を示す。
測定位置はrTo膜抵抗が最も小さい点、つまりITO
膜の基端部に最も近い画素とした。
同表より、全体的に外部抵抗の値が増すとBPが大きく
なるが、この傾向は試料5に強く表れ、表示面積の小さ
い試料3−1.3−2や試料2−1ではこの傾向は小さ
い。
また、表示面積の等しい試料5−1〜5−3、試料5−
1′〜5−3’、試料5−8、試料7−1の中で画素の
縦横比が大きい試料5−1〜5−3と試料5−8の方が
外部抵抗に対しBPが大きくなっている。
第12図に試料5−3と試料5−4の外部゛抵抗とBP
の大きさの関係を示す。
BPの大きさは数にΩ〜10にΩの間で増加し、それ以
上になると飽和状態となってい ゛る。
また、第13図に外部抵抗と画素が破壊されるときにP
モードになる割合との関係を示す。
Pモードの割合は、2にΩ〜IOkΩの間で大きく変化
し、第11図に示すBPの大きさとの関係の場合よりも
変化の割合は大きい。
したがって、試料5の各サンプルにおいて、外部抵抗の
増加に伴ってBPの大きさが増すのは、電源と画素の間
にある値以上の抵抗が入ることにより、BP破壊モード
がPモードになることに強く影響を受けると考えられる
第14図及び第15図は、試料5−1及び試料5−4中
のBPの位置と外部抵抗の関係を求めるため、測定位置
をITO膜の基端部から先端部側に順次移動させて求め
た[TO膜の長さとBPの大きさの関係を示している。
同図より、10にΩ以上の外部抵抗を挿入してBPの大
きさが増加しているのは、試料5−1及び試料5−4と
も表示部の基端部から10重1程度の所までであり、表
示部の中心に近い所では、外部抵抗をつけない場合とほ
とんど差がない、つまり、外部抵抗を挿入するだけでは
BPが大きくなることはなく、表示部の周辺部分のIT
O膜の膜質や膜構成が中心部分より劣化している場合に
、画素とDC電源の間にある値以上の抵抗が入った時に
BPが大きくなるのではないかと考えられる。
これらの結果は、DCにより生じたBPにおける検討で
あるが、実際のAC駆動における場合と全体的な傾向は
一致すると考えられる。
■実験4の結果 ■−1:BP加速テスト結果 第16図に各試料5−1. 5−2. 5−5゜5−7
のエージング時間とBP数との関係を、第17図ニI 
T O膜厚を1400人から1700人に変更した各試
料5−6’、5−7’及び通常の膜厚(14,00人)
を有する試料5−9のエージング時間とBP数との関係
を、第18図に試料6.試料7のエージング時間とBP
数との関係を、及び表8にこれら各試料のBP加速テス
ト結果を示す。ただし、第17図において「端し」とは
測定位置が表示部の左右両端し、すなわちITO膜の幅
方向の両端しのことである。
第16図において、BP数及びBP増加率は全体的にか
なり多くなっている。また、試料5−2はITO膜抵抗
の先端部側で画素欠けが発生している。
第17図において、BP数は若干多めであるが、1/λ
(発生したBPの平均の大きさ)は十分に小さく画素欠
けは発生していない。
また、Niをエツチング除去した試料5−6′は通常の
膜厚を有する試料5−9と比べ変化は見られない。一方
、この試料5−9は、16、9 kΩものITO膜抵抗
があるにもかかわらず画素欠けは発生していない。これ
より薄膜E Lパネルの膜質及び膜構成が悪くなければ
、ITO膜抵抗力月7にΩ程度あっ□ても試料5に特有
の画素欠けのモードは生しないと思われる。
第18図において、BP数はかなり多く画素欠けが発生
しているが、数としては少ない。
■−2:BP加速テスト後のBPの大きさの分布 第19図(a)、 (+)1〜第21図(al、 (b
lにITO膜の長さの違いによるBP加速テスト後のB
P数及びBPの大きさの分布を示す。
同図より、全体としてBP数はITO膜の長さが増す(
TTO膜抵抗が増す)と減少し、BPの大きさはITO
膜の長さが80n以上になると増大する。この傾向は、
前記実験2における場合より顕著ではないが、IT○膜
抵抗が増加するとBPの大きさが増すという点で一致し
ている。
これら実験2〜実験4の結果より、ITO膜抵抗が高い
所(ITO膜の先端部分)で起こる画素欠け(LBP)
の原因は、主としてITO膜抵抗が一定値より高いこと
によりBP発生時に画素破壊のエネルギーとなる電流が
制限されるため画素破壊が停止せず(Sモードとならず
)、破壊がwE続する(Pモートになる)ことにより、
BPが大きくなると考えられる。
以上、実験1の結果及び実験2〜実験4の結果を総合的
に判断すると、 薄膜ELパネルの表示部に位置するITO膜抵抗を1に
Ω〜9.5にΩ(計算値:実測値では500Ω〜13に
Ω)の範囲に設定すれば、表示部内のLBPの発生数を
大幅に減らすことができると考えられる。
(問題点を解決するための手段) 本発明に係る薄膜ELパネルの透明電極構造は係る実験
結果に鑑みてなされたもので、基板上に透明電極が形成
されるとともに、該透明電極上に第1絶縁層、発光層、
第2絶縁層、及び裏面電極がこの順序で堆積された構造
の薄膜ELパネルにおいて、前記透明電極の形状が表示
画素部と該表示画素部外とで異なるようにしたものであ
る。
(作用) 透明電極(ITO膜)の形状、例えば幅を細くしたり広
くしたりして、rTo膜の抵抗値を適値(IkΩ〜9.
5にΩの範囲:計算値)に設定することにより、BPの
発生を低減させる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する
〔実施例1〕 第1図は、IT○膜抵抗の基端部側に発生するBPに対
処するための実施例を示している。
同図において、1はガラス基板、2はガラス基板1上に
形成された酸化インジウム(InzO:+)からなる透
明電極(ITO膜)であり、横方向に所定の間隔を存し
て多数本配設されている。このITO膜2,2・・・上
に第1絶縁層3、発光層(図示省略)、第2絶縁層4が
順次堆積されるとともに、第2絶縁層4上にA1等から
なる裏面電極5,5・・・が前記ITO膜2と直交して
多数本配設されている。また、図中の符号6はAA−N
i端子、7は表示部、8は表示画素である。このような
積層構造は前記従来例のものと同様である。本実施例で
は、前記ITO膜2のAl−Ni端子6との接続端2a
から表示部7までの膜幅を、表示部7に位置するITO
膜2の膜幅より小さく (すなわら面積を小さく)シて
、接続端2aから表示部7までのITO膜抵抗を大きく
し、抵抗範囲を1にΩ〜9.5にΩ(計算値)となるよ
うにしたものである。これにより、ITO膜2の接続端
2aがら表示部7までの電圧降下を大きくすることがで
き、ITO膜2の基端部側でのBPの発生を低減するこ
とができる。
〔実施例2〕 本実施例は第2図に示し、ITO膜の先端部(図示省略
)側に発生するBPに対処するための実施例である。
この薄膜ELパネルの積層構造は上記実施例1と同様で
あるので、ここでは説明を省略し、かつ同部材には同符
号を付するものとする。
本実施例では、上記実施例1とは逆に、接続端2aから
表示部7までのITO膜2の膜幅を表示部7に位置する
I’L’O膜2の膜幅より広く (すなわち面積を広<
)シて、接続端2aから表示部7までのITO膜抵抗を
小さくし、抵抗範囲を1にΩ〜9.5にΩ(計算値)と
なるようにしたものである。これ、によりITO膜2の
接続端2aがら表示部7までの電圧降下を小さくするこ
とができ、■TO膜2の先端部側でのBP(特にLBP
)の発生を低減することができる。
〔実施例3〕 本実施例は第3図に示し、上記実施例2の変形実施例で
あって、接続端2aと表示部7までのITO膜2の膜幅
を広くしただけではまだ抵抗値が大きすぎる場合に適用
する。
すなわち、ITO膜2のうち表示部7に位置する部分で
あって、隣接する表示画素8.8間(すなわち、隣接す
る裏面電極5,5のギヤツブ部分)に相当するITO膜
部分2bの膜幅も広くすることにより、ITO膜抵抗を
より一層小さくしたものである。他の構成は上記実施例
2と同様である。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明に係る薄膜ELパネルの透
明電極構造によれば、表示画素以外の透明電極の形状を
最適な面積とすることにより、BPの3発生を大幅に低
減することができる。したがって、薄膜ELパネルの表
示品位の向上を図ることができるとともに、生産工程に
おける良品率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明に係る薄膜ELパネルの透
明電極構造の各実施例を示す一部拡大した概略平面図、
第4図は表1に示した試料の測定箇所を示すための薄膜
ELパネルの概略平面図、第5図は表2のX、Wの測定
箇所を示す図、第6図は各試料の表示部をいくつかの領
域に分割した状態を示す図、第7図ないし第21図は実
験1〜実験4の各結果をそれぞれグラフに表した図、第
22図及び第23図は従来の薄膜ELパネルの透明電極
構造を示す概略平面図である。 1・・・ガラス基板 2・・・透明電極(ITO膜) 3・・・第1絶縁層   4・・・第2絶縁層5・・・
裏面電極    7・・・表示部8・・・表示画素 喜1図 、/、/    / 第2図 第3図 σ  2   σ  2 専4図 呵74図 +TO月美0長*             [mml
第76図 第17題 BP/)大*”J (AC: W++100m )BP
の&  (AC:V+k +1OO(vl)BP/) 
火k”l (AC:Vth+1001vJ、80H)!

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1) 基板上に透明電極が形成されるとともに、該透明
    電極上に第1絶縁層、発光層、第2絶縁層、及び裏面電
    極がこの順序で堆積された構造の薄膜ELパネルにおい
    て、 前記透明電極の形状が表示画素部と該表示 画素部外とで異なることを特徴とする薄膜ELパネルの
    透明電極構造。
JP62059658A 1987-03-13 1987-03-13 薄膜elパネルの透明電極構造 Granted JPS63225500A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62059658A JPS63225500A (ja) 1987-03-13 1987-03-13 薄膜elパネルの透明電極構造
US07/166,893 US4855641A (en) 1987-03-13 1988-03-11 Transparent electrodes of thin-film electroluminescence panel

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62059658A JPS63225500A (ja) 1987-03-13 1987-03-13 薄膜elパネルの透明電極構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63225500A true JPS63225500A (ja) 1988-09-20
JPH0230156B2 JPH0230156B2 (ja) 1990-07-04

Family

ID=13119518

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62059658A Granted JPS63225500A (ja) 1987-03-13 1987-03-13 薄膜elパネルの透明電極構造

Country Status (2)

Country Link
US (1) US4855641A (ja)
JP (1) JPS63225500A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63168994U (ja) * 1987-04-23 1988-11-02

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01283792A (ja) * 1988-05-11 1989-11-15 Sharp Corp カラーelパネル
KR100370030B1 (ko) * 2000-10-06 2003-01-30 엘지전자 주식회사 평판표시소자 및 그 제조 방법
KR100674028B1 (ko) * 2003-09-03 2007-01-25 엘지전자 주식회사 스캔 연결 전극 상에 접촉부를 갖는 유기 전계 발광 소자
US7138964B2 (en) * 2003-12-30 2006-11-21 Au Optronics Corp. Mobile unit with dual panel display

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3289198A (en) * 1963-11-18 1966-11-29 Sylvania Electric Prod Translator-display device
NL7108092A (ja) * 1970-06-18 1971-12-21

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63168994U (ja) * 1987-04-23 1988-11-02

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0230156B2 (ja) 1990-07-04
US4855641A (en) 1989-08-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH01154426A (ja) 電子源
JPS63225500A (ja) 薄膜elパネルの透明電極構造
JPH06186590A (ja) アクティブマトリクス型液晶表示パネル
US4412155A (en) Aging method for thin-film electroluminescent display element
JP5306600B2 (ja) 液晶表示素子
JPS61288396A (ja) 薄膜表示装置
JPH0254894A (ja) 薄膜el表示素子
JPH01117296A (ja) 薄膜elパネルのエージング駆動方法
JPS6388786A (ja) 薄膜elパネルのエ−ジング方法
JP2755877B2 (ja) 薄膜エレクトロ・ルミネッセンス素子の電極構造
JPH02251823A (ja) 液晶表示装置における非線形素子
JPH02126589A (ja) 薄膜elパネル
JPS5919992A (ja) 表示パネル
JPH02301722A (ja) 電極の欠陥修正法
JP3110609B2 (ja) ガス放電型表示装置およびその駆動方法
JPH0524155Y2 (ja)
JPH02230693A (ja) 薄膜el表示素子
JPH056317B2 (ja)
JPS62153898A (ja) 薄膜交流エレクトロルミネツセンス表示パネルの安定化装置
JPS6319072B2 (ja)
JPH04159679A (ja) 強誘電体薄膜素子
JPS62123691A (ja) 面光源
JPS58175294A (ja) 薄膜発光素子
JPH0410325A (ja) 表面伝導形電子放出素子の製造方法
JPH02126590A (ja) 薄膜elパネルのエージング方法

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term