JPS63225385A - 新規なビス(マレイミド)シロキサンおよびその製造方法 - Google Patents

新規なビス(マレイミド)シロキサンおよびその製造方法

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JPS63225385A
JPS63225385A JP63037671A JP3767188A JPS63225385A JP S63225385 A JPS63225385 A JP S63225385A JP 63037671 A JP63037671 A JP 63037671A JP 3767188 A JP3767188 A JP 3767188A JP S63225385 A JPS63225385 A JP S63225385A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、構造中にジオルガノポリシロキサン基を有す
る新規なN、N’−ジ置換ビス(マレイミド)に関する
0本発明はまた、該N、N−ビス(マレイミド)を、無
水マレイン酸と構造中にジオルガノポリシロキサン基を
有するアミンとから製造する方法に関する。
かかるN、N’−ジ置換ビス(マレイミド)は特に、熱
安定性ポリイミドを製造するのに用いられつる。テトラ
カルボン酸ジ無水物若しくはジカルボン酸モノ無水物と
例えばα、ω−ビス(アミノフェノキシアルキル)ジオ
ルガノポリシロキサンとの反応により製造される、構造
中にジオルガノポリシロキサン基を有するポリ(アミド
−イミド)若しくは線状ポリイミンについては既に知ら
れている。(米国特許第4.011.279号および同
第4、395.527号を参照のこと)、一般式:(こ
こでRは水素原子、アルキル基又はフェニル基を意味し
、nは1〜6範囲の数である)のN、N’−ビス(マレ
イミド)−シロキサンについてもその存在が知られてい
る(英国特許第2.137゜644号)、この化合物は
、無水マレイン酸とフェノキシ)ジオルガノポリシロキ
サンとの反応によって取得される。而して、かかるビス
(マレイミド)は構造中にSi−0−C結合を有してお
り、その劣悪な強度故に見込まれる用途面での制約を受
がちである。
本発明の主題は、構造中にジオルガノポリシロキサン基
を有する、Si−0−C結合不含のN、N’−ジ置換ビ
ス(マレイミド)にして、本質上一般式:Xは、窒素に
結合したベンゼンの炭素原子に関し0−lm−若しくは
p−位に位置する、の原子ないし基のうちの一つを意味
し、R1,R2、R5、R4およびR8は同じか又は別
異にして随意、塩素、臭素若しくはふっ素原子1個ない
し2個以上又は−CN基で置換されつる炭素原子1−1
2個の線状若しくは枝分れアルキル基並びに随意炭素原
子1〜4個のアルキルおよび(又は)アルコキシ基1個
ないし2個以上又は塩素原子1個ないし2個で置換され
るフェニル基よりなる群から選ばれる一価炭化水素基を
意味し、 Xは、2〜8範囲に入る整数であり、 yおよび2は同じか又は別異にして整数若しくは分数で
ありうる数を意味し、その和はO〜100範囲である) に相当することを特徴とする新規なN、N’−ジ置換ビ
ス(マレイミド)よりなる。
式(I)の化合物では、yおよび(又は)Zが1より大
きいとき、本化合物は構造上重合体であり、稀には単一
化合物であるが、はとんどが分子中の反復単位数の異な
る同じ化学構造同士の混合化合物であるため、整数若し
くは分数でありうるyおよび(又は)2は平均数となる
本発明を好ましく代表するビス(マレイミド)として、
式(1)中、 1)  X= −0−、R,、R2、R5、R4および
R1は同じか又は別異にして各々炭素原子1〜6個の線
状若しくは枝分れアルキル基を意味し、x=2.3.4
又は5、そしてy+z= O〜100範囲好ましくは4
−70範囲の化合物、 2)  X= 7o−、R1,R−およびR3は同シカ
又は別異にして各々炭素原子1〜6個の線状若しくは枝
分れアルキル基を意味し、R4およびR5は各々フェニ
ル基を意味し、x=2.3.4又は5、そしてy+z=
0−100範囲好ましくは4〜70範囲の化合物、 3)  X= −0−、R,、R8およびR4は同じか
又は別異にして各々炭素原子1〜6個の線状若しくは枝
分れアルキル基を意味し、R5およびRsは各々フェニ
ル基を意味し、x=2.3.4又は5、そしてy+z=
 0〜100範囲好ましくは4〜70範囲の化合物、並
びに 4)  X= −0−、R1は炭素原子1〜6個の線状
若しくは枝分れアルキル基を意味し、R3、R5、R4
およびR5は各々フェニル基を意味し、x=2.3.4
又は5、そしてy+z= 0〜100範囲好ましくは4
〜70範囲の化合物が挙げられる。
本発明を更に好ましく代表するビス(マレイミド)とし
て、式(1)中、 5)  X=−0−、L−Rz” R3” R4” R
s:炭素原子1〜3個の線状アルキル基、x=2.3又
は4、そしてy+zは0〜100範囲好ましくは4〜7
0範囲の化合物、 6)  X= −0−、L=ReRe炭素原子1〜3個
の線状アルキル基、R2HRs Rフェニル基、x=2
.3又は4、そしてy+zは0〜100範囲好ましくは
4〜70範囲の化合物、 7)  X= −0−、R1= R2−R4−炭素原子
1〜3個の線状アルキル基、p3vx Ramフェニル
基、x=2.3又は4、そしてy+zはロー100範囲
好ましくは4〜70範囲の化合物、並びに 8)  X=−0−1R−炭素原、子1〜3個の線状ア
ルキル基、R2!R3!R4寓Riフェニル基、x=2
.3又は4、そしてy+zは0〜100範囲好ましくは
4〜70範囲の化合物が挙げられる。
本発明を特に好ましく代表するビス(マレイミド)とし
て、式(11中、 9) X ” −0−、R+” L” Rs” Ra”
 Rs”メチル基、x=3、そしてy+zは0〜100
範囲好ましくは4〜70範囲の化合物、 10) X = −0−、L” L” Rs”メチル基
、R4’Riクフェニル基、x=3、そしてy+zは0
−100範囲好ましくは4−70範囲の化合物、11)
 X= −0−、R+I!R*mRa1lメチル基、R
s”Ri=ミニフェニルx=3、そしてy+zはo −
io。
範囲好ましくは4〜70範囲の化合物、並びに12) 
X= −0−、R1−メチル基、L@ 1lsll R
4! Ramフェニル基、x=3、そしてy+zは0−
100範囲好ましくは4〜70範囲の化合物が挙げられ
る。
本発明を最も好ましく代表するビス(マレイミド)の特
定例として、下記化合物を挙げることができる: 本発明はまた、式(1)のビス(マレイミド)を製造す
るに際し、無水マレイン酸と式:(ここで、X%R,、
R諺、Rs、R4,Rs、 x、 yおよびZは先に示
した意味を有する)のジオルガノポリシロキサン基含有
ジアミンとを脱水剤、第三アミン、有機希釈剤および触
媒の存在で反応させる方法に関する。
ジオルガノポリシロキサン基を含有する上記ジアミン 
(Iりは従来技術でよく知られている化合物である。該
ジアミンについては、例えば英国特許第1.062.4
18号および米国特許第4.395.527号に記載さ
れている。
これらの文献に従えば、特に、弐HI)中y=Z=0の
化合物を取得しつる場合すなわちジオルガノジシロキサ
ン基含有ジアミンを取得しつる場合に適用できるジアミ
ンの製造方法(第一製造法)は、式: (ここでXは既述の意味を有し、Mはアルカリ金属又は
アルカリ土類金属である)の化合物と(ここでXは既述
の値を有し、yは塩素、臭素又はよう素原子である)の
ビス(ハロアルキル)ジシロキサンとを中性種性溶剤の
存在下20〜200℃範囲の温度で反応させることにあ
る。
式(II)中yおよび(又は)2が0以外のジアミンを
得たい場合、上記文献に教示されている製造方法(第二
製造法)は、既述の如く製造されるジオルガノジシロキ
サン基含有ジアミン1モルのシロキシ基7モルおよび(
又は)式:%式% のシロキシ基2モルをもたらしつる量の環式ジオルガノ
ポリシロキサン1種ないし2種以上を共重合させること
にある。
反応は、この場合も同様、溶剤の存在下随意適当な触媒
を存在させ80−250℃範囲の温度で概ね実施される
式(IIJ中yおよび(又は)2が0か又はO以外であ
るジアミンの別の製造方法は、式:(ここでXは、窒素
に結合したベンゼン環の炭素原子に関し0−lm−若し
くはp−位に位置し、そしてXは既述の意味を有する)
のエチレン性不飽和化合物と式: (ここでR1、R2、R5、R4、R,、yおよび2は
先に示した意味を有する)のα、ω−ビス(ヒドロゲノ
)ジオルガノポリシロキサンとを反応させることである
。このヒドロシリル化反応は、白金基剤触媒を使用して
溶剤の不在下バルクで行なうことにより実施される。用
いられるα、ω−ビス(ヒドロゲノ)ジオルガノポリシ
ロキサンはシリコーン工業で周知の化合物であり、その
いくつかは市販されている。それは例えばフランス国特
許第2.486.952号および同第2.058.98
8号に記載されている。
式 (II)のジアミンを製造するのにこのヒドロシリ
ル化反応を用いることが望ましい場合、α、ω−ビス(
ヒドロゲノ)ジオルガノポリシロキサンとの反応によく
適合するエチレン性不飽和アミノ基剤は特に、式: のアリルオキシアニリンである。
この特に有利な条件下での生成物は、式CI)を有する
ビス(マレイミド)のいくつか、すなわちX = −0
−、L、R2、R5、R4、RIi+ yおよび2が既
述の一般的意味ないし特定の意味を有する化合物を製造
するのに用いられる式(II)のジアミンである。
ここで、前記、式(I)のビス(マレイミド)製造方法
に戻ると、式(II)のジアミンと無水マレイン酸とは
脱水剤、第三アミン、有機基剤および触媒の存在で反応
せしめられる。
無水マレイン酸は、有効N+(□当り少くとも1モル量
で用いられ、一般により多い量すなわち有効NL基当り
1.01〜1.5モル程度の量が用いられる。
脱水剤として、無水酢酸の如き低級カルボン酸無水物が
、導入される式(n)のジアミン分子中に存在する有効
NH1基当り少くとも1モル量で用いられる。一般には
、より多い量すなわち有効NH2基当り1.05〜1.
5モル程度が用いられる。
適当な第三アミンとして、アルキル基部分に炭素原子1
−12個を有するトリアルキルアミンそしてまたN、N
−ジアルキルアニリンを特に挙げることができる。トリ
エチルアミンおよびN、N−ジメチルアニリンが有利に
用いられる。第三アミンの量は概ね有効NH2基当り0
.05−0.8モル範囲に入る。
反応は、作動条件実際には大気圧および20〜100℃
において液体の有機希釈剤中で実施される。有用な希釈
剤として、反応で採用される温度条件下反応混合物の他
の成分の存在で出発無水マレイン酸を溶解するものが好
ましく選定される。
そのうち下記のものを挙げることができるニー ベンゼ
ン、トルエン又はシクロヘキサンの如き炭化水素、 −クロルベンゼン又は塩化メチレンの如き塩素化誘導体
、 −テトラヒドロフラン、ジオキサン又はエチルエーテル
の如き環式ないし非環式エーテル、−アセトン又はメチ
ルエチルケトンの如きジアルキルケトン。
触媒として、反応混合物の液相に可溶なニッケル誘導体
例えば、随意水素化されたカルボン酸のニッケル塩およ
びこの金属のキレート化形を用いることができる。酢酸
塩およびアセチルアセトン酸塩が特に適している。これ
らの触媒はNH2基1モル当り0.5 Xl0−’ −
5Xl0−’−1−ル程度の如き非常に少い量で用いら
れる。
実際に、本方法を実施するための第一工程は、無水マレ
イン酸と式(H)のジアミンとを、゛ 選定せる希釈剤
中30−100℃範囲の温度で、該温度に従い数分ない
し1時間反応させることである0次いで、反応媒体に脱
水剤、第三アミンそして最後に触媒を加えた後、この混
合物を先に採用せる温度条件下、該温度に従い1時間〜
3時間反応させる。一般に、反応は、水の如き非溶剤を
加えることによって停止する。製造された式(I)のビ
ス(マレイミド)は通常の方法によって単離される。
一般式 (I)の新規なビス(マレイミド)は、有利な
機械的特性を有する成形用ないし含浸用熱安定性重合体
を製造すべく、他のイミド基含有化合物1種若しくは2
種以上との混合形で用いられつる。
更に特定するに、かかるイミド基含有熱安定性重合体は
特に、 (a)式(I)のジオルガノポリシロキサン基含有N、
N’−ビス(マレイミド)および (b)次式: [ここで、 2は同じか又は別異にして各々H,CHI若しくはCI
を意味し、そして Aは、シクロヘキシレン、フェニレン、4−メチル−1
,3−フェニレン、2−メチル−1,3−フェニレン、
5−メチル−1,3−フェニレン、 2,5−ジエチル
−3−メチル−1,4−フェニレンおよび式:(ここで
Bは単原子側結合又は下記基:の一つを意味し、 Tは同じか又は別異にして各々水素原子又はメチル、エ
チル若しくはイソプロピル基を意味する)の基よりなる
群から選ばれる二価基を意味する]のN、N’−ビス(
マレイミド)又はこれらいくつかの組合せ物を50〜3
00℃範囲の温度で反応させてなる生成物である。
式(1)のビス(マレイミド)に関しては、重合体の製
造を以下に示す情報に従い有機溶剤若しくは希釈剤中で
実施するとき上記種類の化合物のいずれか一つを用いる
ことができる。
重合体の製造がバルクで実施されるとき、好ましく用い
られる式(1)のビス(マレイミド)は、ジオルガノポ
リシロキサン基が複数のSi−フェニル又はSi−置換
フェニル結合を含有するものである。適当なこの種のビ
ス(マレイミド)は、 − ビス(マレイミド)番号 2.3および4 ;− 
ビス(マレイミド)番号 6.7および8 ;−ビス(
マレイミド)番号 1O111および12と下になるほ
ど好ましい前記群に属するものである。
これらの好ましい群に属するビス(マレイミド)のうち
特に適するものは、 Si−フェニル        士A Si−ルキル結合数 の比が少なくとも0゜25の化合物である。この種のビ
ス(マレイミド)の特定例として、特に化合物番号16
が挙げられる。
式 (m)のビス(マレイミド)の特定例として、特に
以下のものが挙げられる: N、N’−(m−フェニレン)ビス(マレイミド)、N
、N’−(p−フェニレン)ビス(マレイミド)、N、
N’−(4,4° −ジフェニルメタン)ビス (マレ
イ ミ ド) 、N、N’−(4,4°−ジフェニルエ
ーテル)ビス(マレイミド)、N、N”−(4,4’ 
 −ジフェニルスルホン) ビス (マレイ ミ ド)
 、N、N’−(1,4° −シクロヘキシレン)ビス
 (マレイ ミ ド) 、N、N’−(4,4“−(1
,1−ジフェニルシクロヘキサン)l ビス (マレイ
ミド)、N、N−[4,4°−(2,2−ジフェニルプ
ロパン月 ビス (マレイミド)、N、N’−(4,4
’−トリフェニルメタン)ビス (マレイ ミ ド) 
、N、N−(2−メチル−1,3−フェニレン)ビス 
(マレイ ミ ド) 、N、N’−(4−メチル−1,
3−7二二レン)ビス(マレイミド)、N、N’−(5
−メチル−1,3−フェニレン)ビス (マレイ ミ 
ド) 。
これらのビス(マレイミド)は米国特許第3、018.
290号および英国特許第1.137.290号に記載
の方法に従い製造することができる。この熱安定性重合
体の製造には、単独使用され或はN、N’−(2−メチ
ル−1,3−フェニレン)ビス(マレイミド) 、 N
、N’−(4−メチル−1,3−フェニレン)ビス(マ
レイミド)および(又は) N、N’−(5−メチル−
1,3−フェニレン)ビス(マレイミド)と混合使用さ
れるN、N’−(4,4”−ジフェニルメタン)ビス(
マレイミド)が好ましい。
上記の熱安定性重合体において、反応体(a)および(
b)の量が、これら成分の総重量に対し式(I)のビス
(マレイミド)2〜50%好ましくは5−20%および 式(III)のビス(マレイミド)50〜98%好まし
くは80〜95%となるように選定される。
上記の内部基含有重合体は、少くとも均質液体部合物が
得られるまで反応体(a)および反応体(b)を直接加
熱することにより製造することができる。温度は、存在
する化合物の物理的状態により変動しつるが、概ね50
−30(1℃範囲である。出発化合物を、加熱前また加
熱時、例えば効率的な攪拌を用いて均質混合状態にし、
或は該混合状態に保持することが有利である。
重合体の製造は、50〜250℃範囲の少くとも一部分
の温度にわたり液体である有機希釈剤中で反応体の混合
物を加熱しても完遂することができる。かかる希釈剤と
して、特に、シレンおよびトルエンの如き芳香族炭化水
素、クロルベンゼンの如きハロゲン化炭化水素、ジオキ
サン、テトラヒドロフランおよびシフチルエーテルの如
き極性溶剤、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキ
シド、N−メチルピロリドン、ジメチルアセトアミド、
メチルグリコールおよびメチルエチルケトンを挙げるこ
とができる0重合体は多くの用途に向いているので、そ
の重合体溶液若しくは懸濁物を用いることができる。ま
た、使用溶剤と混和し得る有機希釈剤による沈殿後、適
当なら、例えば濾過により重合体を単離することもでき
る。このような状況において、120℃を事実上越えな
い沸点を有する炭化水素が有利に用いられる。
イミド基含有重合体の特性は、導入する反応体の種類、
該反応体の選定割合および上記範囲で採用される温度条
件によって広範囲に変動しつる。得られる重合体に関し
ては、それは、普通溶剤に不溶の硬化重合体で、例えば
、上に列挙した而してその分解開始温度未満で有意な軟
化を示さないものでありうる。
しかしながら、かかる重合体は、極性有機溶剤に可溶の
プレポリマー(P)形状を取り得、200℃未満の温度
で軟化点を示す(一般にこの軟化点は50−150℃範
囲である)、このプレポリマーは、均質ないしペースト
状生成物が得られるまで反応体混合物を、概ね50−1
80℃範囲の温度で数分〜数時間にわたりつる期間加熱
することによりバルクで取得される。なお、該期・間は
、採用温度が高いほど短くなる0反応体混合物を加熱に
付す前に、その成分を予め攪拌によって均質混合するこ
とはこの場合も有利である0重合体の製造は、50−1
80℃範囲の少くとも一部分の温度にわたり液体である
希釈剤中懸濁物ないし溶液状態で実施することもできる
プレポリマー(P)はバルク液体状態で用いられ、成形
品を造形製造するには単純な高温注型で十分である。冷
却および粉砕後、粉末、球体、顆粒、繊維若しくはフレ
ーク状の充填剤を随意存在させた圧縮成形操作に例外的
に適する粉末形状でプレポリマー(P)を用いることも
できる。懸濁物若しくは溶液形状では、プレポリマー(
P)は、強化剤がアルミニウムの珪酸塩ないし酸化物又
はジルコニウムの珪酸塩ないし酸化物、カーボン、グラ
ファイト、はう素、アスベスト又はガラスを基剤とする
繊維材料よりなりつる前含浸中間体製品並びに塗料の製
造に用いられつる0例えば、アゾシカ−ボンアミドの如
き発泡剤を混入した後気泡物質を製造すべくかかるプレ
ポリマー(P)を用いることもできる。
第二の工程で、プレポリマー(P)は300℃程度通常
150−250℃範囲の温度に加熱することによって硬
化し得る。付加的造形は、随意減圧下ないし過圧下での
硬化時実施することができ、また該操作を連続的なもの
とすることができる。
本発明に従った重合体は、200−300℃の温度での
高い化学的不活性並びに良好な機械的電気的特性を有す
る材料が必要とされる工業分野で有用である0例えば、
それは、変圧器用プレートないしチューブラ形絶縁体、
印刷回路基材、ビニオン、環状物などの製造に適してい
る。前含浸製品は、例えば航空産業の如き多くの産業で
種々の形状および機能を有する部材の製造に用いること
ができる0回転により製せられるボディとなり得るこれ
ら部材(ラミネートと呼称)は、巻型ないし支持体上に
数層のプリプレグを付着させることによつて得られる。
該プロブレグは、強化材として或は損傷部の補修手段と
して用いることもできる。また、支持体の存在ないし不
在下フィラメントワインディング技法に従い部材を設計
することができ、また射出成形又は引出成形を実施する
こともできる0例えば、成形品を作るのに、反応体の混
合物若しくはブリポリマー (P)のいずれかを出発物
質として用いることが想起されよう0反応体の混合物を
出発物質として直接用いるとき、この混合物は所期製品
形状を付与され、次いで硬化は加熱によって実施される
。プレポリマー (P)を出発物質として用いるとき、
それは単純熱注型又は射出により成形し得、次いで加熱
によってその硬化が誘発される。
下記例は本発明を非制限的に例示する。
例 次式のビス (マレイミド) の製造: 1.1 該ビス(マレイミド)が誘導されるジオルガノ
ポリシロキサン基含有ジアミンの製造:乾燥窒素の僅か
な過圧に設定した、中心攪拌機、滴下漏斗および還流冷
却器を設置せるガラス製反応器に、式: を有する分子量2.082gのα、ω−ビス(ヒドロゲ
ノ)ジオルガノポリシロキサン45g (0,0216
モル)を装入した。
次いで、反応器を、55℃に予熱した油浴に入れたのち
、触媒を加えた。触媒はカルステッド触媒(元素状白金
と1.3−ジビニル−1,1,3,3−テトラメチルジ
シロキサン配位子との錯体)である、これをトルエンに
溶かしく濃度3.5重量%)、この触媒溶液120 m
lを注射器で導入した。r比(導入元素状白金重量/反
応混合物重量)は60×1O−6であった。
次いで、m−アリルオキシアニリン6、45g(0,0
432モル)を反応器に40分間にわたり漸次流入させ
て発熱反応を制御するようにした(温度を55℃に保持
した)、添加し終えてから1時間後、混合物を室温に戻
した。
得られた生成物は51.4gで、下記構造:と一致した
プロトンNMR スペクトルを有する橙褐 色の透明粘稠油状物であった1分子量は2.380g程
度であった。かかる条件下、導入反応体の転化率は10
0%(NMRおよび赤外分光分析でアミンも水素含有シ
ロキサンオリゴマーも検出されなかった)であり、所期
アミンの収率は100重量%であった。
1.2 ビス(マレイミド)−ジオルガノポリシロキサ
ンの製造: 乾燥窒素の僅かな過圧に設定し且つ55℃に予熱せる油
浴に入れた、中心攪拌機および還流冷却器を設置せるガ
ラス製反応器に、滴下漏斗二つを用いて、 上記1.1で調製したジアミノシロキサン23、80g
 (0,01千ル、NH!基0.02)のアセトン溶液
24m1と −無水マレイン酸2.ISg (0,022モル)のア
セトン溶液6 mf とを同時に10分間で導入した。
添加し終えたとき、各濾斗をアセトン5 mlでゆすぎ
、該洗液を反応混合物に加えて更に】5分間攪拌し続け
た。
無水マレイン酸の入った滴下漏斗に無水酢酸2.68g
 (0,026モル)を装入し、別の濾斗にトリエチル
アミン0.66g (0,0066モル)を装入した。
次いで、これら2種の化合物を反応器に流入させたのち
、溶液100 mlにつき酢酸ニッケル0、0528モ
ルを含む水溶液0.1mlを加えた。
反応混合物を2時間30分かき混ぜながら還流下に保っ
た。その後、温度を20℃に低めた。
激しくかき混ぜながら、反応混合物を冷水(5℃) 8
0 mlで希釈し、次いで存在する油状生成物を酢酸エ
チル80 mlで抽出した。得られた有機層を、洗液が
pl(6の値になるまで水80 mlで3回洗浄し、次
いで無水硫酸ナトリウム上で2時間乾燥させた。濾過後
、酢酸エチルを有機相から蒸発により除去した。この操
作は減圧(約70 Pa)下 60℃で完了し、褐橙色
粘稠生成物24. IOg(理論値に関し95重量%の
収率)が収集され、そのNMRスペクトルは所期ビス(
マレイミド)の構造(この例の始めに掲載)と一致した
0分子量は2、540g程度テアツタ、プロト”、t 
NMR(溶剤=CDC1a、  基準:テトラメチルシ
ラン)では、出発ジアミンの不在と下記の化学的シフト
(ppm)が注目6.82 赤外分光学では、下記吸収バンドの存在が注目された: υ(イミド C11O) 111710−1730 c
m−’;υ(マレイミド C−N−C) ;1160 
am−’;v (C−N−C)=1400 cm−’。
五−ユ のビス マレイミド の1゛1 手順は例11!11.1欄に記載のものと同じであるが
、但し次式: を有する、分子量4.982g程度のα、ω−ビス(ヒ
ドロゲノ)ジオルガノポリシロキサン20g(0,00
4モル)を装入し、 触媒溶液50 mlを用いJr比(元素状白金重fi!
/反応混合物重量)を64X ■Q−’とし、m−アリ
ルオキシアニリン1.2g (0,008そルンを反応
器に45分間にわたって流入させ、この反応体を添加し
終えてから30分後、混合物を室温に低下させた。
得られた生成物は21.1gで、下記構造:と一致した
プロトンNMRスペクトルを有する分子量5.280g
程度の橙色粘稠油状物であった。かかる条件下、導入反
応体の転化率は100%(NMRおよび赤外分析でアミ
ンも水素含有シロキサンオリゴマーも検出されなかった
)であり、所期ジアミンの収率は100重量%であった
手順は例1中1.2欄に記載のものと同じであるが、但
し 上記2.1欄で調製せるジアミノシロキサン21g (
0,004モル、N)It基0.008) (7)7七
トン溶液15 mlと無水マレイン酸0.89g (0
,009モル)のア七トン溶液3 mlを流入させ、 次いで無水酢酸1.06g(0,0104モル)および
トリエチルアミン0.273g (0,0027モル)
を流入させた後、酢酸ニッケル溶液40 mlを加えた
褐橙色粘稠油状物20.3g (理論値に関し93.5
重量%の収率)が収集され、そのNMRスペクトルは本
例の始めに示した所期ビス(マレイミド)の構造と一致
した。この分子量は5.440g程度であった。プロト
ンNMRでは、出発ジアミンの不在と下記の化学的シフ
トが注目された: 6.82 赤外分光学では、下記吸収バンドの存在が注目された: υ(イミド C=0 ) =11710−1730 c
m−寡;υ(マレイミド C−N−C) −1160a
m−’:v (C−N−C)*I400 cm−’。
手順は例11’tlf1.1欄に記載のものと同じであ
るが、但し次式: を有する、分子量1.492g程度のα、ω−ビス(ヒ
ドロゲノ)ジオルガノポリシロキサン105g(0,0
7モル)を装入し、 触媒溶液350 mlを用い、r比(元素状白金重量/
反応混合物重量)を75 Xl0−’とし、m−アリル
オキシアニリン21g(0,14そル)を反応器に50
分間にわたって流入させ、この反応体を添加し終えてか
ら30分後、混合物を室温に戻した。
得られた生成物は125.3gで、下記構造:と一致し
たプロトンNMRスペクトルを有する分子量1,790
g程度の褐色粘稠油状物であった。かかる条件下、導入
した反応体の転化率は100%(NMRおよび赤外分析
でアミンも水素含有シロキサンオリゴマーも検出されな
かった)であり、所期ジアミンの収率は100重量%で
あった。 ゛手順は例1中1.2欄に記載のものと同じ
であるが、但し 上記3.1欄で調製せるジアミノシロキサン65g (
0,036モル、NH8基0.072)のアセトン溶液
50 ml と無水マレイン酸7.8g (0,079
モル)のアセトン溶液20m1を流入させ、 次いで無水酢酸9.6g(0,094モル)およびトリ
エチルアミン2.45g (0,024モル)を流入さ
せた後、酢酸ニッケル溶液0.5mlを加えた。
褐橙色粘稠油状物69g(理論値に関し98重量%の収
率)が収集され、そのNMRスペクトルは本例の始めに
示した所期ビス(マレイミド)の構造と一致した。この
分子量は1,950g程度であった。プロトンNMRで
は、出発ジアミンの不在と下記の化学的シフトが注目さ
れた: 区 6.82 Si−フェニル結合数/St−メチル結合数の比が0.
25であると分かった。
赤外分光学では、下記吸収バンドの存在が注目された: υ(イミド Cll0 ) 111710−1730 
crn−’:υ(マレイミド C−N−C) 1111
60 cIll−’;v (C−N−C)s1400 
cm−’。
匠−A のビス マレイミド   1゛: 手順は例1中1.1欄に記載のものと同じであるが、但
し次式: を有する、分子量678g程度のα、ω−ビス(ヒドロ
ゲノ)ジオルガノポリシロキサン 312g(0,46
モル)を装入し、 触媒溶液1.49m1を用い、r比(元素状白金型fl
/反応混合物重fit)を91 Xl0−’とし、m−
アリルオキシアニリン137g (0,92モル)を反
応器に60分間にわたって流入させ、この反応体を添加
し終えてから30分後、混合物を室温に戻した。
得られた生成物は448.9gで、下記構、造:〕 冊282 と一致したプロトンNMRスペクトルを有する分子量9
76g程度の褐橙色粘稠油状物であった。かかる条件下
、導入した反応体の転化率は100%(NMRおよび赤
外分析でアミンも水素含有シロキサンオリゴマーも検出
されなかった)であり、所期ジアミンの収率は100重
量%であった。
手順は例1中1.2欄に記載のものと同じであるが、但
し 上記4.1欄で調製せるジアミノシロキサン25g (
0,025モル、NH2基0.0501 (7)アセト
ン溶液20m1と無水マレイン酸6.4g (0,05
5モル)のアセトン溶液15 mlを流入させ、 次いで無水酢酸6.1g(o、osモル)およびトリエ
チルアミン1.67g (0,0165モル)を流入さ
せた後、酢酸ニッケル溶液0.3mlを加えた。
褐橙色粘稠油状物27.3g (理論値に関し96重量
%の収率)が収集され、そのNMRスペクトルは本例の
始めに示した所期ビス(マレイミド)の構造と一致した
。この分子量は1.136g程度であった。プロトンN
MRでは、出発ジアミンの不在と下記の化学的シフトが
注目された: 6.82 Si−フェニル結合数/Si−メチル結合数の比は0.
5であると分かった。
赤外分光学では、下記吸収バンドの存在が注目された: V(イミド C=0 ) ・1710−1730 cm
−1=υ(マレイミド C−N−C) =1160 c
m−’;v (C−N−C);1400 cm−’。
例4に記載のジオルガノポリシロキサン基含有ビス(マ
レイミド) 9.6 gを、脱ガス用側管とアンカー型
攪拌機を備え且つ160℃に予熱した油浴に浸漬せるガ
ラス製反応器に導入した。2分間の攪拌後、N、N−(
4,4−ジフェニルメタン)ビス(マレイミド)70.
4gを8分で加えた。混合物を更に15分間かき混ぜな
がら反応させ、そしてこの最後の5分間13.3 XI
O” Paの減圧に付した。
外観が透明な反応混合物を150℃に予熱したモールド
に注入して、 140X 100 X 4mm寸法のプ
レートを作り、これを 160℃で10分間、 160〜250℃で130分間、 250℃で16時間および 250−25℃で2時間 の硬化サイクルに付した。
離型後、半透明の褐色硬化重合体を基剤とするプレート
を裁断して、60X IOX 4mm寸法の試験片を得
、該試験片に関しNFT標準51035に従いシャルピ
ー無ノツチ衝撃試験を実施した。それにより、25℃で
の強度は3.4 kJ/m”であった。
比較試験として、上記操作を反復し、175℃に予熱し
た反応器にN、N−(4,4°−ジフェニルメタン)ビ
ス(マレイミド) 100gのみを挿入した。これを1
2分間かき混ぜながら反応させ、そのうちの5分間6.
65 XIO” Paの減圧に付した。
200℃で成形したプレートの硬化サイクルは下記の如
くであった: 200℃で1時間45分間、 200−250℃で1時間、 250℃で16時間および 250〜25℃で2時間。
試験片に関し測定した25℃での強度は1.7kJ/m
2であった。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)構造中にジオルガノポリシロキサン基を有する、
    Si−O−C結合不含のN,N′−ジ置換ビス(マレイ
    ミド)にして、本質上一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (ここで、 Xは、窒素に結合したベンゼン環の炭素原子に関しo−
    、m−若しくはp−位に位置する、−O−、−S−、−
    S−又は▲数式、化学式、表等があります▼ の原子ないし基のうちの一つを意味し、 R_1、R_2、R_3、R_4およびR_5は同じか
    又は別異にして随意、塩素、臭素若しくはふっ素原子1
    個ないし2個以上又は−CN基で置換されうる炭素原子
    1−12個の線状若しくは枝分れアルキル基並びに随意
    炭素原子1〜4個のアルキルおよび(又は)アルコキシ
    基1個ないし2個以上又は塩素原子1個ないし2個以上
    で置換されるフェニル基よりなる群から選ばれる一価炭
    化水素基を意味し、 xは、2〜8範囲に入る整数であり、 yおよびzは同じか又は別異にして整数若しくは分数で
    ありうる数を意味し、その和は0〜100範囲である) に相当することを特徴とするビス(マレイミド)。
  2. (2)式( I )において、 1)X=−O−、R_1、R_2、R_3、R_4およ
    びR_5は同じか又は別異にして各々炭素原子1〜6個
    の線状若しくは枝分れアルキル基を意味し、x=2、3
    、4又は5、そしてy+z=0〜100範囲好ましくは
    4〜70範囲の化合物、 2)X=−O−、R_1、R_2およびR_3は同じか
    又は別異にして各々炭素原子1〜6個の線状若しくは枝
    分れアルキル基を意味し、R_4およびR_5は各々フ
    ェニル基を意味し、x=2、3、4又は5、そしてy+
    z=0〜100範囲好ましくは4〜70範囲の化合物、 3)X=−O−、R_1、R_2およびR_4は同じか
    又は別異にして各々炭素原子1〜6個の線状若しくは枝
    分れアルキル基を意味し、R_3およびR_5は各々フ
    ェニル基を意味し、x=2、3、4又は5、そしてy+
    z=0〜100範囲好ましくは4〜70範囲の化合物、
    或は 4)X=−O−、R_1は炭素原子1〜6個の線状若し
    くは枝分れアルキル基を意味し、R_2、R_3、R_
    4およびR_5は各々フェニル基を意味し、x=2、3
    、4又は5、そしてy+z=0〜100範囲好ましくは
    4〜70範囲の化合物に相当することを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載のビス(マレイミド)。
  3. (3)式( I )において、 5)X=−O−、R_1=R_2=R_3=R_4=R
    _5=炭素原子1〜3個の線状アルキル基、x=2、3
    又は4、そしてy+z=0〜100範囲好ましくは4〜
    70範囲の化合物、 6)X=−O−、R_1=R_2=R_3=炭素原子1
    〜3個の線状アルキル基、R_4=R_5=フェニル基
    、x=2、3又は4、そしてy+z=0〜100範囲好
    ましくは4〜70範囲の化合物、 7)X=−O−、R_1=R_2=R_4=炭素原子1
    〜3個の線状アルキル基、R_3=R_5=フェニル基
    、x=2、3又は4、そしてy+z=0〜100範囲好
    ましくは4〜70範囲の化合物、或は 8)X=−O−、R_1=炭素原子1〜3個の線状アル
    キル基、R_2=R_3=R_4=R_5=フェニル基
    、x=2、3又は4、そしてy+z=0〜100範囲好
    ましくは4〜70範囲の化合物に相当することを特徴と
    する特許請求の範囲第2項記載のビス(マレイミド)。
  4. (4)式( I )において、 9)X=−O−、R_1=R_2=R_3=R_4=R
    _5=メチル基、x=3、そしてy+z=0〜100範
    囲好ましくは4〜70範囲の化合物、 10)X=−O−、R_1=R_2=R_3=メチル基
    、R_4=R_5=フェニル基、x=3、そしてy+z
    =0〜100範囲好ましくは4〜70範囲の化合物、 11)X=−O−、R_1=R_2=R_4=メチル基
    、R_3=R_5=フェニル基、x=3、そしてy+z
    =0〜100範囲好ましくは4〜70範囲の化合物、或
    は 12)X=−O−、R_1=メチル基、R_2=R_3
    =R_4=R_5=フェニル基、x=3、そしてy+z
    =0〜100範囲好ましくは4〜70範囲の化合物に相
    当することを特徴とする特許請求の範囲第3項記載のビ
    ス(マレイミド)。
  5. (5)特許請求の範囲第1項〜4項のいずれか一項記載
    の式( I )のビス(マレイミド)を製造するに際し、
    マレイン酸と式: ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (ここで、X、R_1、R_2、R_3、R_4、R_
    5、x、yおよびzは特許請求の範囲第1項〜4項のい
    ずれか一項に記載の意味を有する)のジオルガノポリシ
    ロキサン基含有ジアミンとを脱水剤、第三アミン、有機
    希釈剤および触媒の存在下で反応させることを特徴とす
    る方法。
  6. (6)脱水剤が無水酢酸であることを特徴とする特許請
    求の範囲第5項記載の方法。
  7. (7)第三アミンがトリエチルアミンであり、またこの
    化合物の量が有効NH_2基当り0.05〜0.8モル
    範囲であることを特徴とする特許請求の範囲第5項又は
    6項記載の方法。
  8. (8)触媒が、反応混合物の液相に可溶なニッケル誘導
    体よりなり、またその量がNH_2基当り0.5×10
    ^−^3〜5×10^−^3範囲であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第5項〜7項のいずれか一項記載の方
    法。
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