JPS63220435A - 光記録媒体 - Google Patents

光記録媒体

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Publication number
JPS63220435A
JPS63220435A JP62052869A JP5286987A JPS63220435A JP S63220435 A JPS63220435 A JP S63220435A JP 62052869 A JP62052869 A JP 62052869A JP 5286987 A JP5286987 A JP 5286987A JP S63220435 A JPS63220435 A JP S63220435A
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JP
Japan
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general formula
optical recording
group
recording medium
substituted
Prior art date
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Pending
Application number
JP62052869A
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English (en)
Inventor
Tetsuro Fukui
哲朗 福井
Takeshi Miyazaki
健 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、レーザ等による光学的書込み記録に適した光
学情報記録媒体に関し、詳しくは光ディスク及び光カー
ドなどに用いつる改善された光学記録媒体に関するもの
である。
[従来の技術] 一般に、光ディスク或いは光カードは、基体の上に設け
た薄い記録層に形成された光学的に検出可1戯な小さな
、例えば、約lILピットをらせん状又は円形または直
線状のトラック形態にして高密度情報を記憶することが
できる。この様なディスク或はカードに情報を書込むに
は、レーザ感応層の表面に集束したレーザを走査し、こ
のレーザ光線が照射された表面のみがビットを形成し、
このビットをらせん状又は円形もしくは直線状のトラッ
クの形態で形成する。レーザ感応層は、レーザ・エネル
ギーを吸収して光学的に検出可能なビットを形成できる
。例えば、ヒートモート記録方式ではレーザ感応層は熱
エネルギーを吸収し、その個所に蒸発又は融解により小
さな四部(ビット)を形成できる。また、別のヒートモ
ード記録方式では、照射されたレーザ・エネルギーの吸
収により、その個所に光学的に検出可能な濃度差を有す
るビットを形成できる。
この光ディスクおよび光カートに記録された情報は、レ
ーザ光をトラックに沿って走査しビットが形成された部
分とビットが形成されていない部分の光学的変化を読み
取ることによって検出される0例えば光ディスクや光カ
ードの場合、レーザ光がトラックに沿って走査され、デ
ィスクやカートにより反射されたエネルギーがフォトデ
ィテクターによって、モニターされる。ビットが形成さ
れている部分は、レーザ光の反射は低くなりフォトディ
テクターの出力は小さくなる。一方、ビットが形成され
ていない部分は、反射が充分になされ、フォトディテク
ターの出力は大きくなる。
この様な光ディスクSよび光カートなどに用いる光学情
報記録媒体として、これまでアルミニウム、金蒸着膜な
どの金属薄膜、ビスマス薄膜、酸化テルルM膜やカルコ
ゲナイド系非晶質ガラス膜などの無機物質を主に用いた
ものが提案されている。これらの薄膜は、保存性が悪い
、分解能が低い、記録密度が低い、コスト高になるなど
の欠点を有する。
また、最近になって比較的長波長の光で物性変化し得る
有機色素薄膜を記録層に用いることが提案されている。
この有機色素薄膜は、上記欠点を除去するものであるか
、一般に長波長側に吸収特性をもつ有機色素は、熟およ
び光に対して安定性が低いなどの問題点がある。これら
の点を含めて、記録材料に用いられる有機色素としては
次のような性質が必要とされる。即ち、 1、 lli性かないこと 2、80Dna付近に吸収を持ち、吸光係数が大きいこ
と 3、有機溶剤に対する溶解性が良いこと4、薄膜状態で
800n■付近で大きな反射率を持つこと 5、薄膜状態で結品化しにくいこと 6、紫外及び可視光安定性があること 7、熱的安定性があること 8、対湿安定性があること 9、合成が容易であること 茅が挙げられる。
また、これらの性山を満足する色素として、例えばアズ
レニウム塩抜を有する色素か提案されている。
従来使われてきた無機化合物と比べてこの様なアズレニ
ウム塩抜を有する有機色素の利点は1.の毒性がないこ
と、3.の溶解性の良さ等が挙げられるが、一方、記録
感度が良いにもかかわらず、高エネルギーで書き込みを
行なってもそれ程CN値が上昇しないという問題がある
他方、光記録媒体において、基板と記録層との接着性の
向上、基板に対する耐溶剤性効果、反射率の向上、記録
層の保存安定性の向上などの目的で下引層を設けること
が種々報告されている。下引層の材料としては、ポリア
ミド系樹脂、ビニル系樹脂、天然高分子、シリコーン樹
脂などの高分子材料やシランカップリング剤、無機化合
物として、璽gFt* sio、 TiO□、2口0.
 TiN、 SiNなどや、Zn、 Cu、 S、 N
i、 Cr、 Seなどの金属類が知られている。
しかし、これ等の下引層は前記の接着性の向上、耐溶剤
性等を目的とするものであり、高いCN値(SN(+i
’i)を得る効果のある下引層は現在あまり知られてい
ない。
例えば、特開昭61−11292号公報には、CN値を
向上させる下引層として、ケイ素系縮合物が報告されて
いる。しかし、この下引層の最適膜厚は80〜120人
と極めて薄く、内外周差での膜厚ムラに対してCN値が
大幅に変動し、製造上の制御が問題となる。また膜厚が
500人をこえるとトラッキングエラー信号が得られな
いという問題がある。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は上記実状に鑑みてなされたものであり、その主
たる目的は、アズレニウム系色素を含有する記録層を有
する、高いCN値を得ることの出来る光記録媒体を提供
することを目的とするものである。
[問題点を解決するための手段] 即ち、本発明は、基板上にアクリル変性ケイ素縮合物か
らなる下引層を設け、該下引層の上に有機系光記録材料
を含有する記録層を積層してなることを特徴とする光記
録媒体である。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明の上記の目的は、具体的には、基板上にアクリル
変性ケイ素縮合物からなる下引き層を形成し、その上に
アズレニウム塩抜を有するアズレニウム系色素からなる
記録層を形成することにより達成することがてきる。
具体的には、記録感度も良く、低エネルギー光の書き込
みでCN値が急激に上昇する特性を有するが、高エネル
ギー光での書き込みに対するCN値か十分に上昇しない
欠点をもつアズレニウム系色素を含有する記録層を設け
た光記録媒体において、下引層として、上記のアクリル
変性ケイ素縮合物を用いることにより高エネルギー光の
書き込みでも高いCN値を得ることを回部にしたもので
ある。
本発明において用いられる下引層は、一部アクリル樹脂
で置換されたケイ素化合物を縮合させたアクリル変性ケ
イ素縮合物の皮膜からなる。本発明における「アクリル
樹脂」、「アクリル変性」はアクリル酸、アクリル酸エ
ステル、メタクリル酸、メタクリル酸エステル類を指し
、これ等のホモポリマーあるいはこれ等のコポリマーの
他に。
これ等のアクリル系単量体と共重合し得るスチレン、酢
酸ビニル、アクリロニトリル、アクリルアミド等の他の
ビニル系単量体との共重合物でも良い。
この様なケイ素化合物としては、例えば特開昭60−8
4366号公報に記載されているメチルジメトキシシリ
ル化ポリブチルメタクリル酸とポリシロキサンとの縮合
物等が利用てきる。
ケイ素に置換されているアクリル樹脂の分子量は、好ま
しくは500〜30000程度、より好ましくは100
0〜1sooo程度である。
また、下引層に釡まれる樹脂成分は、通常0.1〜90
重量%、好ましくは5〜60重量%である。
この様なアクリル変性ケイ素化合物はエタノール、イソ
プロパツールやブタノールなどのアルコール、酢酸アル
キルなどのエステル類、芳香族炭化水素中で安定して存
在し、保存性もよく、一般的なスピナー塗布、浸漬法、
スプレー塗布、マイヤーバー塗布、ブレート塗布、ロー
ラー塗布、カーテンp!Ii布などの塗布法を用いて成
膜することができる。
下引層の膜厚は50人〜lOμ■、好ましくは100人
〜4000人が望ましく、プリグループの深さを越える
膜厚でもトラッキングエラーの原因やノイズが増大する
ようなことがない。この様にして、基板上に設けられた
下引層は、膜厚のバラツキによるCN差が少なく、プリ
グループの深さ以上の膜厚でもトラッキングエラー信号
がとれるという非常に良好な特性がある。
また1本発明における下引層は、CN値を向上させると
いう特性の他に、耐溶剤性能がある。例えば、インジェ
クション又はコンプレッション法により得られた基板上
に塗布した場合、記録層形成の際の溶剤を自由に選択で
きるという利点かある。
本発明において、記録層に含有されている有機系光記録
材料としては、アズレニウム塩抜な有するアズレニウム
化合物がもちいられる。
特に、前述のアズレニウム塩化合物は、下記一般式[I
]、[II]又は[mlによって表わされることができ
る。
一般式[I] 一般式[■I R。
一般式[ml (但し、一般式[I]、[II]および[mlにおいて
* R1+ R2s R3e R4* RII+ R6
+およびR7は水素原子、ハロゲン原子、又は1価の有
機残基を表わし、又はhとR2、R2とR3、R8lと
R4、しとRs、  RsとRagよびR6とR7の組
合せのうち少なくとも1つの組合せで置換又は未置換の
縮合環を形成してもよい、Aは2価の有機残基を表わし
、zeはアニオン残基を表わす、) 一般式に3いて、 R1−R7は、水素原子、ハロゲン
原子(塩素原子、臭素原子、沃素原子)又は1価の有機
残基を表わす。1価の有機残基としては、広範なものか
ら選択することができるが、特にアルキル基(メチル、
エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、t
−ブチル、n−アミル、n−ヘキシル、n−オクチル、
2−エチルヘキシル、t−オクチルなど)、アルコキシ
基(メトキシ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシなど)
、置換もしくは未置換のアリール基(フェニル、トリル
、キシリル、エチルフェニル、メトキシフェニル、エト
キシフェニル、クロロフェニル、ニトロフェニル、ジメ
チルアミノフェニル。
α−ナフチル、β−ナフチルなど)、置換もしくは未置
換のアラルキル基(ベンジル、2−フェニルエチル、2
−フェニル−1−メチルエチル、ブロモベンジル、2−
ブロモフェニルエチル、メチルベンジル、メトキシベン
ジル、ニトロベンジル)、アシル25i(アセチル、プ
ロピオニル、ブチリル、バレリル、ベンゾイル、トリオ
イル、ナフトイル、フタロイル、フロイルなど)、置換
もしくは未置換アミノ基(アミノ、ジメチルアミノ、ジ
エチルアミノ、ジプロピルアミノ、アセチルアミノ、ベ
ンゾイルアミノなど)、置換もしくは未置換スチリル!
Si(スチリル、ジメチルアミノスチリル、ジエチルア
ミノスチリル、ジプロピルアミノスチリル、メトキシス
チリル、エトキシスチリル、メチルスチリルなど)、ニ
トロ基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、シアノ基又は
置換もしくは未置換アリールアゾ基(フェニルアゾ、α
−ナフチルアゾ、β−ナフチルアゾ、ジメチルアミノフ
ェニルアゾ、クロロフェニルアゾ、ニトロフェニルアゾ
、メトキシフェニルアゾ、 トリルアゾなど)を挙げる
ことができる。
又、R8とRs、  RzとR3,R3とR4,R4と
RS、 RsとR6およびR6とR7の組合せのうち、
少なくとも1つの組合せて置換又は未置換の縮合環を形
成してもよい、縮合環としては5員、6員、または7員
環の縮合環であり、芳香族環(ベンゼン、ナフタレン、
クロロベンゼン、ブロモベンゼン、メチルベンゼン、エ
チルベンゼン、メトキシベンゼン、エトキシベンゼンな
ど)、複素環(フラン環、ベンゾフラン環、ピロール環
、チオフェン環、ピリジン環、キノリン環、チアゾール
環など)、脂肪族環(ジメチレン、トリメチレン、テト
ラメチレンなど)が挙げられる zeはアニオン残基を
表わす。
Aは、2重結合によって結合した2価の有機残基を表わ
す。
かかるAを含む本発明に用いられる色素の具体的な例と
しては、下記の一般式(1)〜(lりで表わされるもの
を挙げることかできる。但し、式中のqoは下記のアズ
レニウム塩抜を示し、式中の00を除く右辺かAを示し
ている。
アズレニウム塩抜(qo) R。
R鴨 一般式 式中、IIl〜R7は前記で定義したものと同一の定義
を有する。
R。
■5 式中、R3−R7は前記て定義したものと同一の定義を
有する。
式中、R′1〜R17は、水素原子、ハロゲン原子(塩
素原子、臭素原子、沃素原子)又は1価の有機残基を表
わす、1価の有機残基としては、広範なものから選択す
ることができるが、特にアルキル基(メチル、エチル、
n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、t−ブチル
、n−アミル、n−ヘキシル、n−オクチル、2−エチ
ルヘキシル、t−オクチルなど)、アルコキシ基(メト
キシ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシなど)、置換も
しくは未置換の7リール基(フェニル、トリル、キシリ
ル、エチルフェニル、メトキシフェニル、エトキシフェ
ニル、クロロフェニル、ニトロフェニル、ジメチルアミ
ノフェニル、α−ナフチル、β−ナフチルなど)、置換
もしくは未置換の7ラルキル21si(ベンジル、2−
フェニルエチル、2−7エニルー1−メチルエチル、ブ
ロモベンジル、2−ブロモフェニルエチル、メチルベン
ジル、メトキシベンジル、ニトロベンジル)、アシル基
(アセチル、プロピオニル、ブチリル、バレリル、ベン
ゾイル、トリオイル、ナフトイル、フタロイル、フロイ
ルなど)、置換もしくは未置換アミノ基(アミン、ジメ
チルアミノ、ジエチルアミノ、ジプロピルアミノ、アセ
チルアミノ、ベンゾイルアミノなど)、置換もしくは未
置換スチリル基(スチリル、ジメチルアミノスチリル、
ジエチルアミノスチリル、ジプロピルアミノスチリル、
メトキシスチリル、エトキシスチリル、メチルスチリル
など)、ニトロ基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、シ
アノ基又は置換もしくは未置換アリールアゾ基(フェニ
ルアゾ、α−ナフチルアゾ、β−す7チルアゾ、ジメチ
ルアミノフェニルアゾ、クロロフェニルアゾ、ニトロフ
ェニルアゾ、メトキシフェニルアゾ、トリルアゾなど)
を挙げることかで゛きる。
又、R’l  とR’2+ R’2とR’3. R’3
とR’s 、 R’sとR’s、 R’sとR’6およ
びR’6 とR’7の組合せのうち、少なくとも1つの
組合せで置換又は未置換の縮合環を形成してもよい、l
a合環としては5員。
6員または7員環の縮合環であ°す、芳香族環(ベンゼ
ン、ナフタレン、クロロベンゼン、ブロモベンゼン、メ
チルベンゼン、エチルベンゼン、メトキシベンゼン、エ
トキシベンゼンなど)、複素環(フラン環、ベンゾフラ
ン環、ピロール環、チオフェン環、ピリジン環、キノリ
ン環、チアゾール環など)、脂肪族環(ジメチレン、ト
リメチレン、テトラメチレンなど)が挙げられる。
又、Q″′で示すアズレニウム地核と前記式(3)にお
ける右辺のアズレン塩抜とは対称であってもよ〈又は非
対称であってもよい、z′3は、前記で定義したものと
同一の定義を有する。 R8は、水素原子、ニトロ基、
シアノ基、アルキル基(メチル、エチル、プロピル、ブ
チルなど)又はアリール基(フェニル、トリル、キシリ
ルなど)を表わし、nは0、l又は2の整数を表わす。
式中、 R1−R1およびZoは前記で定義したものと
同一の定義を有する。
式中、RI〜R7、R’+ 〜R’y オJ: ヒZ’
ハ前記テ定義したものと同一の定義を有する。
Z′″ 式中、又はピリジン、チアゾール、ベンゾチアゾール、
ナフトチアゾール、オキサゾール、ベンゾオキサゾール
、ナフトオキサゾール、イミダゾール、ベンゾイミダゾ
ール、ナフトイミダゾール、2−キノリン、4−キノリ
ン、イソキノリン又はインドールなどの含窒素複素環を
完成するに必要な非金属金子群を表わし、かかる複素環
には、ハロゲン原子(塩素原子、臭素原子、沃素原子)
、アルキル基(メチル、エチル、プロピル、ブチルなど
)、アリール、+! (フェニル、トリル、キシリルな
ど)などによって置換されていてもよい、 Rqはアル
キル基(メチル、エチル、プロピル、ブチルなど)、置
換アルキル基(2−ヒドロキシエチル、2−メトキシエ
チル、2−二トキシエチル、3−ヒドロキシプロピル、
3−メトキシプロピル、3−エトキシプロピル、3−ク
ロロプロピル、3−ブロモプロピル、3−カルボキシプ
ロピルなど)、環式アルキル基(シクロヘキシル、シク
ロプロピル)、アリル、アラルキル基(ベンジル、2−
フェニルエチル、3−フェニルプロピル、4−7エニル
ブチル、α−ナフチルメチル、β−ナフチルメチル)、
置換アラルキル基(メチルベンジル、エチルベンジル、
ジメチルベンジル、トリメチルベンジル、クロロベンジ
ル、ブロモベンジルなど)、アリール基(フェニル、ト
リル、キシリル、α−ナフチル、β−ナフチル)又は置
換アリール基(クロロフェニル、ジクロロフェニル、ト
リクロロフェニル、エチルフェニル、メトキシフェニル
、ジメ)+ジフェニル。
アミノフェニル、ニトロフェニル、ヒドロキシフェニル
など)を表わす0mは0又は1の整数を表わし、 z”
は前記で定義したものと同一の定義を有する。
(7)     Q”= CH−RIG式中、Rloは
置換又は未置換の7リール基(フェニル、トリル、キシ
リル、 ビフェニル、α−ナフチル、β−ナフチル、ア
ンドラリル、ピレニル、メトキシフェニル、ジメトキシ
フェニル、トリメトキシフェニル、エトキシフェニル、
ジェトキシフェニル、クロロフェニル、ジクロロフェニ
ル、トリクロロフェニル、ブロモフェニル、ジブロモフ
ェニル、トリブロモフェニル、エチルフェニル、ジエチ
ルフェニル、ニトロフェニル、アミノフェニル、ジメチ
ルアミノフェニル、ジエチルアミノフェニル、ジベンジ
ルアミノフェニル、ジプロピルアミノフェニル、モルホ
リノフェニル、ピペリジニルフェニル、ピペラジノフェ
ニル、ジフェニルアミノフェニル、アセチルアミノフェ
ニル、ベンゾイルアミノフェニル、アセチルフェニル、
ベンゾイルフェニル、シアノフェニルなど)を表わし 
zeは前記で定義したちのと同一の定義を有する。
(8)     Q″′= CH−R1+e 式中、R1+ はフラン、チオフェン、ベンゾフラン、
チオナフテン、ジベンゾフラン、カルバゾール、フェノ
チアジン、フェノキサジン、ピリジンなどの複素環から
誘導された1価の複素環基を表わし、Z″′は前記で定
義したものと同一の定義を有する。
(9)      Q”= CH−CH= C−Rh。
式中、 RI2は水素原子、アルキル基(メチル、エチ
ル、プロピル、ブチルなど)又は置換もしくは未置換の
アリール基(フェニル、トリル、キシリル、ビフェニル
、エチルフェニル、クロロフェニル、メトキシフェニル
、エトキシフェニル、ニトロフェニル、アミノフェニル
、ジメチルアミノフェニル、ジエチルアミノフェニル、
アセチルアミノフェニル、α−ナフチル、β−ナフチル
、アントラリル、ピレニルなど)を表わす* Rhoお
よびzeは、前記で定義したものと同一の定義を有する
(10)      Q・=CH−Cs C−RIGe 式中、 RIOおよびzeは前記で定義したものと同一
の定義を有する。
式中、×2は置換されてもよいビラン、チアピラン、セ
レナビラン、ベンゾピラン、ベンゾチアピラン、ベンゾ
セレナビラン、ナフトピラン、ナフトチアピラン又はナ
フトセレナピランを完成するに必要な原子群を示す、β
は0又はlの整数である。Yは、硫黄原子、酸素原子又
はセレン原子を表わす* R1:およびI?+4は、水
素原子、アルキル基(メチル、エチル、プロピル、ブチ
ルなど)、アルコキシ基(メトキシ、エトキシ、プaボ
キシ、ブトキシなど)、置換もしくは未置換のアリール
基(フェニル、トリル、キシリル、クロロフェニル、ビ
フェニル、メトキシフェニルなど)、置換もしくは未置
換のスチリル基(スチリル、p−メチルスチリル、0−
クロロスチリル、p−メトキシスチリルなど)、置換も
しくは未置換の4−フェニル、3−ブタジェニル基(4
−フェニル1.3−ブタジェニル、4− (p−メチル
フェニル)−1,3−ブタジェニルなど)又は置換もし
くは未置換の複素環基(キノリル、ピリジル、カルバゾ
リル、フリルなど)を表わす、Zoはアニオン残基であ
る。
又、式中の7ニオン残基z0は、塩化物イオン、臭化物
イオン、ヨウ化物イオン、過塩素酸塩イオン、ベンゼン
スルホン酸塩イオン、P−)ルエンスルホン酸塩イオン
、メチル硫酸塩イオン、エチル硫酸塩イオン、プロピル
硫酸塩イオン、テトラフルオロホウ酸塩イオン、テトラ
フェニルホウ酸塩イオン、ヘキサフルオロリン酸塩イオ
ン、ベンゼンスルフィン1vJi!イオン、酢酸塩イオ
ン、トリフルオロ酢酸塩イオン、プロピオン酢酸塩イオ
ン、安息香酸塩イオン、シュウ酸塩イオン、コハク酸塩
イオン、マロン#塩イオン、オレイン酸塩イオン、ス、
テアリン酸塩イオン、クエンmklJイオン、−木素二
リンi%i Ii!イオン、二水素−リン酸塩イオン、
ペンタクロロスズ酸塩イオン、クロロスルホン酸塩イオ
ン、フルオロスルホン酸塩イオン、トリフルオロメタン
スルホン酸塩イオン、ヘキサフルオロアンチモン酸塩イ
オン、モリブデン酸塩イオン、タングステン酸塩イオン
、チタン酸塩イオン、ジルコン酸塩イオンなどの陰イオ
ンを表わす。
このような色素は一般に800nm付近に吸光係数の大
きい吸収ピークを有し、また有機溶剤に対する溶解性も
良く、耐光性かあり、光学情報記録媒体として、優れた
ものである。
次に、本発明で使用される色素の具体例を挙げる。
前記一般式(1)で−わされる化合物の例CH!   
      CH。
(3)。
CH3G)!3 前記一般式(2)で表わされる化合物のしH3 CHs CH3 CH3CH3 前記一般式(4)で表わされる化合物の例(31)  
              CH321e 2CI!Oa8 8Fa e 1e C)13    Cl0a ” 1;H3 C2H5 ■ 前記一般式(3)で表わされる化合物の例H3 しH3 CH3BFa。
一般式(1)および(2)で表わされる化合物は、アン
ゲバンテ・ケミ(Angewandte chemie
) 78巻。
No、20. p、937(1988年)に記載されて
いる様にアズレン化合物とスクワリック酸又はクロコン
酸と適当な溶媒中で反応させることによって容易に得る
ことが出来る。
一般式(3)で表わされる化合物において、n=oの化
合物はジャーナル・オブ・ザ・ケミカル・ソサイエティ
−(Journal of the che+5ica
lSociety)、 P、501 (1960年)に
記載されているl−フォルミルーアズレン化合物とアズ
レン化合物とを強酸存在下で適当な溶媒中で加熱するこ
とによるか、またはジャーナル・オブ・ザ・ケミカル・
ソサイエティ−(Journal of the ch
emicalSociety)、 P、1724〜P、
17コ0 (1961年)記載の様に1−エトキシメチ
レンアズレニウム塩化合物とアズレン化合物とを適当な
溶媒中で混合することによるか、あるいは、ジャーナル
・オブ・ザ・ケミカル・ソサイエテイー(Journa
l of the chemicalSociety)
、 P、359 (1961年)記載の様に2−ヒドロ
キシメチレンシクロヘキサノンとアズレン化合物とを強
酸存在下で適当な溶媒中で加熱することによって得られ
る。一般式(3)において、n=1及びn=2の化合物
は、ジャーナル・オブ・ザ・ケミカル・ソサイエテ4−
 (Journal of theche+5ical
 5ociety)、 P、3591〜P、3592 
(1961年)に記載されている様にアズレン化合物と
マロンジアルデヒド類又はグルタコンジアルデヒド類と
を強酸存在下で適当な溶媒中で混合することによって得
られる。
一般式(4)で表わされる化合物は、ジャーナル・オブ
・ザ・ケミカル・ソサイエティー(Journa 1o
f the chemical 5ociety)、 
P、3S88 (1961年)に記載されている様に強
酸存在下アズレン化合物とグリオキザールとを適当な溶
媒中で加熱することによって容易に得られる。
一般式(5)で表わされる化合物は、ジャーナル・オブ
・ザ・ケミカル・ソサイエティ−(Journalof
 the chemical 5ociety)、 P
、501 (1950年)に記載されている様に強酸存
在下で1.3−シフオルミルアズレン化合物とアズレン
化合物とを適当な溶媒中で加熱することにより得られる
一般式(6)で表わされる化合物は、ジャーナル・オブ
・ザ・ケミカル・ソサイエティ−(Journa 1o
f  the  chemical  5ociety
)、  P、163〜P、167(1961年)に記載
されている様に1−7オルミルアズレン化合物と活性メ
チル基を有する複素環4級アンモニウム塩化合物とを適
当な溶媒中で加熱することにより得られる。
一般式(7)、 (8)、 (9)および(lO)で表
わされる化合物は、ジャーナル・オブ・ザ・ケミカル・
ソサイエテイ−(Journal  of  the 
 chemicalSociety)、 P、1110
〜P、1l17 (1958年)、ジャーナル・オブ・
ザ・ケミカル・ソサイエテイー(Journal of
 the chemical 5ociety)、 P
、494〜P、501(1960年)及びジャーナル・
オブ・ザ・ケミカル・ソサイエテイ−(Journal
 of the chemicalSociety)、
 P、3579〜P、359コ(1961年)に記載さ
れている様にアズレン化合物と対応するアルデヒド化合
物とを強酸の存在下適当な溶媒中で混合することによっ
て得られる。
一般式(11)で表わされる化合物は、l−フォルミル
ーアズレン化合物と一般式(12)て表わされる化合物
とを溶媒中で反応させることにより得られる。
式中X2. Y 、 R,3,RI4. Zo及び12
 ハ前記”t’ 定j!したものと同一の定義を有する
この様なアズレニウム系染料は結晶化しやすく、反射率
が経時変化し記録できなくなる場合がある。この様な結
晶化防止のために金属キレート化合物を含有させること
が効果的であり、耐久性のある光記録媒体を得ることが
できる。使用されるキレート化合物は中心金属がZn、
 Cu、 Ni、 Go。
Mn、 Pd、 Zr等の遷移金属類が好ましい。
使用出来るキレート化合物の具体例を以下に挙げる。
l)下記式で示されるチオサリチルアルドキシム系 11%は水素原子、ヒドロキシル基、アルキル基、アリ
ール基でもう一方のR1,3と結合しても良い、R86
はアルキル基、ハロゲン原子、水素原子、ニトロ基又は
ベンゾ縮合系基な表わし、中心金属MはCu、 Ni、
 Go又はPdを表わす。
具体例、No、    Its   、R+a    
MM−1−101I     HCu M−1−20tl     HN1 M−1−:l    H4−Ca1ls    N1M
−1−4Cd1s    5−Cji’    NfM
−1−5i−C:+IN、HC。
M−1−6n−Ca1l:+   4−C113N!M
−1−71−Cs1l+:+   4−CII3   
 Pd1ie−1−8C611S    HNi繭−I
J    H5,6−(:6H4N1M−1−10−C
1l□−4−NOx    N +2)下記式で示され
るサリチルアルドキシム系RI7は水素原子、水酸基、
アルキル基、アリール基でもう一方のRI7 と結合し
ても良い、R18は水素原子、ハロゲン原子、アルキル
基、ニトロ基又はベンゾ縮合系基を表わし1MはCu、
旧、 Co又はPdを表わす。
具体例、No、    R17R18MM−2−I  
  HHCu M−2−2CH3H旧 L2−3   0H5−02R5Cu M−2−4C2H55−C2H5旧 M−2−5C3H74−CRN1 M−2−8(CH2)SCH34−CH3旧M−2−7
(C)Iz)++CH35,13−C6Ha   Ni
ト2−8  1−C3H75,8−C6Hi   C。
M−2−90H4−03R7C。
M−2−100HHPd M−2−11−CH2−4−NO21 M−2−12−CH2−4−NO2Cu3)チオアセト
チオフェノン系 R19はアルキル基、アリール基、R20は水素原子、
ハロゲン原子、アルキル基、アリール基、ニトロ基又は
ベンゾ縮合系基を表わし、MはCu、旧又はPdを表わ
す。
具体例、 No、    R19R20MM−3−I 
CH3H旧 M−3−2CzHs      4−CH3旧M−3−
3、CbHs  4−C2R5旧M−3−44’−(C
H3)zN−C6Hn−H旧M−3−54’−C1’−
C6)+4−   4−CH31M−3−8、0134
−GH3Pd M−3−7CzHs      4−CRPdM−3−
8CH34−NO2N1 M−3−9CbHs      C6H5Ni4)アセ
トチオフェノン系 R21はアルキル基、アリール基、R22は水素原子、
ハロゲン原子、アルキル基又はベンゾ縮合系基を表わし
、MはCu、Ni、又はPdを表わす。
具体例、No、    R7lR22MM−4−I  
  C83HCu N−4−2、C2H54−C1h    CuM−4−
30H3H旧 M−4−4C3H74−CHs    NfL4−5 
(CH2)5CH3CbH5旧M−4−8(CH2hC
lh    C6H5N1M−4−7CzHs    
5,8−CbHs   N1M−4−8C)13HPd M−4−9(Ct(2)scH34−C12Pd5)オ
キシキサンチオン系 R23は水素原子、ハロゲン原子又はアルキル基を表わ
し1MはCu又はXiを表わす。
具体例、 No、    R23M M−5−I    HCu M−5−2HNi N−5−34−CH3Ni 6)ピロメコン酸系 R24は水素原子、又はアルキル基を表わし、MはCu
、 Ni 、 Go又はMnを表わす。
具体例、 No、    R24M M−6−I       HMn X−6−2HX1 N−8−32−02)15        N +7)
ビス・ジチオニッケル系 R251R26は、置換ないし非置換のアルキル基、ア
シル基又はアリール基またはR25,R26で芳香族環
を形成しても良い0MはCu、旧、 Go又はPdを表
わす、この場合、Mは負電荷を持ち、カウンタ・カチオ
ンを持っても良い。
No、    R25R26M M−7−I    C6H5C6H5CuM−7−2C
aHs      C6H5N1M−7−3p−CC2
Hs)2N4:6Ha   CbHs    X1M−
7−4p−(CH3)2N−C6H4C6H5旧M−7
−5G!(3Go      CTo CON 1M−
7−8−CH婁CH−CH−CH−N 1M−7−11
−CH=CH−CH−CH−C。
8)メルカプトベンゾアゾール系 R2Fはイオウ原子、置換ないし非置換の7ミノ基、酸
素原子又はチオケトン基、R2Bは水素原子、アルキル
基、ハロゲン原子又はアミン基を表わし1MはZn、C
u又はNiを表わす。
No、       R27R28M M−8−10HZn M−8−205−CH3Zn M−8−3S          HN1M−8−43
5−CRN1 M−8−5S         5−CH3N1M−8
−634−CH3旧 M−8−755−(CH5)2N   旧M−8−8N
HH旧 M−8−9NH5−CH3旧 M−8−10NCH3HNi MJ−11NH8−C2H5旧 M−8−12−C−S     H旧 9)ヒドロキサム酸系 R29はアルキル基、アリール基又はスチリル基を表わ
し1MはCu、旧、又はGoを表わす。
No、      R29M M−9−I      C3H7Cu M−9−2CbH5N1 M−9−306)15CI−CI−N1M−9−4(:
R−CbHaCH−CH−旧lO)ビスシクロペンタジ
ェン系 R30は水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アシル
基又はアリール基を表わし、Mは旧又はZrを表わす。
No、    R30M    X M−10−I     H旧    −M−10−2H
Zr    (I! M−10−3CH3CO旧    − M−10−4C12旧    − M−10−5C3H7Ni    − 11)ニトロソヒドロキシルアミン系 R31はアルキル基又はアリール基、MはCu、旧又は
Goを表わす。
No、    R31M M−11−I   C3H7Cu M−11−203H7旧 M−11−3p−(CH3)2N−C6H5−CuM−
11−4p−(CH3)2N−C6H4−旧12)ジオ
キシム系 R32,R33はアルキル基又はアリール基、MはNi
を表わす。
No、       R32R33M に−t2−I      CH3CH3Niに−12−
2C2H5C2H5N1 M−12−3C6H5C6H5X1 13)グリオキシム系 0、 0 ・、H/ ’R34,R3Sはアルキル基、アミノ基、アリ−・ル
基又はフラン基、又はRsa とR3Sで脂環式化合物
を形成しても良い0Mは旧を表わす。
No、   R34R35 M−13−I   NH2NH2 に−13−2CbH5C6H5 M−13−4−CH2CH2−−CH2CH2−(R3
4とR35は結合して環を形成)M−13−5CH30
83 M−13−8G285      C2)1514)下
記式で示される化合物 R36,R37は水素原子、ハロゲン原子又はアルキル
基でXはm素原子又は硫黄原子、Mは旧を表わす。
No、     R36R37X M−14−I    HH0 M−14−25−C)13m−CH30M−14−34
−CH3lll−CH30M−14−45−CI   
 p−CI!0M−14−5HH5 M−14−65−CH3m−CH35 N−14−74−C1h       m−C2H5S
M−14−85−CI    P−C2R5515)下
記式で示される化合物 R38,R39は水素原子、アルキル基、ハロゲン原子
又はニトロ基、Xは酸素原子又は硫黄原子、MはNi、
 Y”は4級アンモニウムカチオンを表わす。
No、    R38R39X M−15−13−CHz     H0M−15−23
−CR4−Cl30 M−15−34−NO24−CH30 M−15−4H4−CH35 M−15−53−8024−(d Hs    5R4
oはアミ7基、MはCu、旧、Co又はPdを表わす。
No 、     Ra o       MM−IE
i−1(Ca8日)2N    旧M−16−2(Cs
H+ 1)2N    旧17)アントラニル酸系 R41は水素原子、ハロゲン原子、アルキル基。
アシル基、ニトロ基又はアルコキシル基、MはZn、C
u、Ni又はGOを表わす。
No、    R41M M−17−I    HCu M−17−24−CRN 1 M−17−34−NO2X1 M−17−45−CH3Ni このような金属キレート化合物と色素を組み合わせるこ
とにより、保存安定性を改良することが出来るとともに
、高いC/N値を得ることが出来る。このような金属キ
レート化合物は記録層を形成する記録材料全量に対し1
〜60重量%程度、好ましくは5〜40重量%、さらに
好ましくは10〜30重量%含有されることが望ましい
また、上記アズレン系色素以外にシアニン系色素、フタ
ロシアニン系色素、ビリリウム系色素、ポリメチン系色
素、ナフトキノン系色素等を使用しても良い。
また、色素、金属キレート化合物以外に他種の色素およ
びバインダーを混合しても良い、好適なバ、インダーと
しては、広範な樹脂から選択することができる。具体的
にはニトロセルロース、リン酸セルロース、硫酸セルロ
ース、酢酸セルロース、プロピオン酸セルロース、醋酸
セルロース、ミリスチン酸セルロース、パルミチン酸セ
ルロース、酢酸・プロピオン酸セルロース、酢酸・酪醜
セルロースなどのセルロースエステル類、メチルセルロ
ース、エチルセルロース、プロピルセルロース、ブチル
セルロースなどのセルロースエーテル類、ポリスチレン
、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルブチラ
ール、ポリビニルアセタール、ポリビニルアルコール、
ポリビニルピロリドンなどのビニル樹脂類、スチレン−
ブタジェンコポリマー、スチレン−アクリロニトリルコ
ポリマー、スチレン−ブタジェン−アクリロニトリルコ
ポリマー、塩化ビニル−酢酸ビニルコポリマーなどの共
重合樹脂類、ポリメチルメタクリレート、ポリメチルア
クリレート、ポリブチルアクリレート、ポリアクリル酸
、ポリメタクリル酸、ポリアクリル′アミド1.ポリア
クリロニトリルなどのアクリル樹脂類、ポリエチレンテ
レフタレートなどのポリエステル類、ポリ(4,4’−
イソプロピリデン、ジフェニレン−ニー1.4−シクロ
ヘキシレンジメチレンカーボネート)、ポリ(エチレン
ジオキシ−3,3′−フェニレンチオカーボネート)、
ポリ(4,4’−イソプロピリデンジフェニレンカーボ
ネートーコーテレフタレート)、ポリ(4,4’−イソ
プロピリデンジフェニレンカーボネート)、ポリ(4,
4’−5ec−ブチリデンジフェニレンカーボネート)
、ポリ(4,4’−イソプロピリデンジフェニレンカー
ボネート−ブロック−オキシエチレン)などのボリアリ
レート樹脂類、或はポリアミド類、ポリイミド類、エポ
キシ樹脂類、フェノール樹脂類、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、塩素化ポリエチレンなどのポリオレフィン類
などを用いることができる。
塗工の際に使用できる有機溶剤は1分散状態とするか、
あるいは非晶質状態とするかによって異なってくるが、
一般には、メタノール、エタノール、イソプロパツール
などのアルコール類、アセトン、メチルエチルケトン、
シクロヘキサノンなどのケトン類、N、N−ジメチルホ
ルムアミド、N、N−ジメチルアセトアミドなどのアミ
ド類、ジメチルスルホキシドなどのスルホキシド類、テ
トラヒドロフラン、ジオキサン、エチレングリコールモ
ノメチルエーテルなどのエーテル類、酢酸メチル、酢酸
エチル、酢酸ブチルなどのエステル類、クロロホルム、
塩化メチレン、ジクロルエチレン、四塩化炭素、トリク
ロルエチレンなどの脂肪族ハロゲン化炭化水素類、ある
いはベンゼン、トルエン、キシレン、モノクロルベンゼ
ン、ジクロルベンゼン、アニソールなどの芳香族類など
を用いることかできる。
塗工は、浸漬コーティング法、スプレーコーティング法
、スピンナーコーティング法、ビートコーティング法、
マイヤーバーコーティング法、ブレートコーティング法
、ローラーコーティング法、カーテンコーティング法な
どのコーティング法を用いて行なうことができる。
基板としては、ガラス、ポリアミド、ポリエステル、ポ
リオレフィン、ポリカーボネート、エポキシ、ポリイミ
ド、ポリメチルメタクリレート等が使用される。
[作用] 本発明の光記録媒体は、基板上にアクリル変性ケイ素縮
合物からなる下引層を設け、該下引層の上に有機系光記
録材料を含有する記録層を積層してなるので、 CN値
を向上させることかできる。
前記下引層な設けることによりCN値が゛向上する原因
は定かではないが、以下の4点が考えられる。即ち、記
録層が記録時に半導体レーザー光を吸収し、加熱分解あ
るいは加熱溶融してピットが形成されるが、ビット形成
は基板側の材質の硬度が低い(軟い)もの程容易であり
、硬くなればCN値が取れないという傾向がある。した
がって、(1)本発明における下引層はケイ素縮合物で
あるが、アクリル樹脂により変性されているため熱可塑
性を有し、CN値が大きくなる。
(2i)下引層による濡れ性が変り、濡れ角度が大きく
なったためにビットが出来やすくなり、 CN値が大き
くなる。
(3)基板表面の荒れが、下引層によりなくなり、ノイ
ズレベルが低下したためにCN値が向上する。
(4)プリグループの端面が鋭角的に変化しているのが
、下引層を設けることによりこの変化がなだらかになり
、良好なピットを形成することが出来る。
[実施例] 、 以下1本発明の実施例をあげ詳細に説明する。
実施例1〜3 紫外線硬化樹脂て深さ800人のプリグループを設けた
、直径130 am、内径1511Iのアクリルディス
ク基板」二に、アクリル樹脂成分25wt%のポリメタ
クリル酸ブチルで変性したアクリル変性シソケート化合
物を用いて、膜厚4000人のアクリル変性ケイ素縮合
物の下引き層を形成した。その後、下記第1表に示す膜
厚800〜1000人の記録層を所定溶媒を用いて形成
した。
このようにして得られた記録媒体の基板側から、830
ns+の半導体レーザー光を用いて、記録周波数3MI
Iz、回転数1800rpm 、読み出しパワー0.5
 mWて、記録パワーを順次変化させ、書き込み、読み
出しを行い、その読み出し波形をスペクトル解析により
CN値(単位dB)を測定した。その結果を第2表に示
す。
実施例4〜6 下引層のアクリル樹脂成分をメタクリル醜ブチルとメタ
クリル酸メチル共重合体10wt%に変化させ、膜厚を
600人にした以外は、前記実施例1と同様にしてCN
値を測定した。その結果を第2表に示す。
比較例1〜4 下引層の形成していない前記実施例1と同様の基板を用
いた以外は、前記実施例1と同様にしてCN値を測定し
た。その結果を第2表に示す。
第  1  表 [発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、下引層としては
アクリル変性ケイ素縮合物を用いることにより、スレッ
シュホールドの良いアズレニウム系色素の特徴を生かし
て、さらに高いCN値か得られる光記録媒体を提供する
ことができる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基板上にアクリル変性ケイ素縮合物からなる下引
    層を設け、該下引層の上に有機系光記録材料を含有する
    記録層を積層してなることを特徴とする光記録媒体。
  2. (2)有機系光記録材料が下記一般式[ I ]、[II]
    又は[III]で表わされる化合物である特許請求の範囲
    第1項記載の光記録媒体。 一般式[ I ] ▲数式、化学式、表等があります▼ 一般式[II] ▲数式、化学式、表等があります▼ 一般式[III] ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、一般式[ I ]、[II]および[III]において
    、R_1、R_2、R_3、R_4、R_5、R_6、
    およびR_7は水素原子、ハロゲン原子、又は1価の有
    機残基を表わし、又はR_1とR_2、R_2とR_3
    、R_3とR_4、R_4とR_5、R_5とR_6お
    よびR_6とR_7の組合せのうち少なくとも1つの組
    合せで置換又は未置換の縮合環を形成してもよい。Aは
    2価の有機残基を表わし、Z^■はアニオン残基を表わ
    す。)
  3. (3)有機系光記録材料が下記一般式[ I ]、[II]
    又は[III]で表わされる化合物と金属キレート化合物
    とからなる特許請求の範囲第1項記載の光記録媒体。 一般式[ I ] ▲数式、化学式、表等があります▼ 一般式[II] ▲数式、化学式、表等があります▼ 一般式[III] ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、一般式[ I ]、[II]および[III]において
    、R_1、R_2、R_3、R_4、R_5R_6、お
    よびR_7は水素原子、ハロゲン原子、又は1価の有機
    残基を表わし、又はR_1とR_2、R_2とR_3、
    R_3とR_4、R_4とR_5、R_5とR_6およ
    びR_6とR_7の組合せのうち少なくとも1つの組合
    せで置換又は未置換の縮合環を形成してもよい。Aは2
    価の有機残基を表わし、Z^■はアニオン残基を表わす
    。)
  4. (4)金属キレート化合物がZn、Cu、Ni、Co、
    Mn、Pd又はZrの金属キレートである特許請求の範
    囲第3項記載の光記録媒体。
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