JPS63219700A - 塗工または含浸用水系組成物 - Google Patents

塗工または含浸用水系組成物

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JPS63219700A
JPS63219700A JP62047818A JP4781887A JPS63219700A JP S63219700 A JPS63219700 A JP S63219700A JP 62047818 A JP62047818 A JP 62047818A JP 4781887 A JP4781887 A JP 4781887A JP S63219700 A JPS63219700 A JP S63219700A
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  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は経時変色が軽減され、かつ被塗工物に殺菌、防
臭特性を効果的に付与し得る塗工または含浸用水系組成
物とその加工物に関する。
〈従来の技術〉 一般にL−アスコルビン酸と鉄(11)化合物とからな
る組成物は殺菌性および防臭性を有することが知られて
いる。かかる特性を有効利用したケースとして、例えば
、前者(殺菌性)の利用に加熱殺菌が不可能な加工食品
類やサラダ用原料野菜類の殺菌、あるいは生鮮食料品や
水産物製品、例(ば鮮度の落ち易い野菜、果物、肉類、
魚介類等の殺菌を兼ねた鮮度保持、防腐、保存等がある
また、後者(防臭性)の利用例として、前記組成物を活
性炭含有担持剤に添着、または組成物そのものを紙布に
含有させる等した脱臭剤としての用途がある。
しかして、上記組成物の特性および用途については、い
ちはやく、本発明者がその研究成果として提案したとこ
ろであって、関連公報に特開昭59−59604号、特
開昭59−143576号、特開昭59−132937
号および特開昭60−66753号等がある。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかるところ、前記L−アスコルビン酸と鉄(II)化
合物を含む組成物は、支持体に塗工または含浸させたと
き、経時変色を起こすことがあり、用途によっては商品
価値を著しく損なうなどの難点があった。
そこで、かかる欠点を解消するため、白色顔料の類を混
用することも考えられるが、該組成物が強酸性であるこ
とから、凝集あるいはゲル化などして困難であった。
また該組成物を塗工あるいは含浸し乾燥させた後、白色
塗料等を重ね塗工して変色を隠ぺいする方法も考えられ
るが、この場合、該組成物の塗工面と上塗り塗料との接
着強度不足による上塗り塗料層の脱落等が生じ易く実用
的でない、さらに該組成物に関する前記公報には、該組
成物にチオ硫酸塩あるいは亜ニチオン酸塩を適量配合す
ることにより経時変色を軽減し得るとの記述もあるが、
支持体の種類によっては、はとんど効果を期待できない
場合もある。
かかる見地から上記問題の解決方が特に緊急の課題とな
るに至った。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、経時変色を
軽減させ、かつ良好な殺菌、防臭性を有する塗工または
含浸用水系組成物とその加工物を提供することを目的と
する。
く問題点を解決するための手段〉 本発明者は上記課題を最も合理的かつ効果的に解消する
ため鋭意研究を進めた結果、従来のL−アスコルビン酸
と鉄(II)化合物を含む組成物にジアルデヒド系化合
物を混用することによって得られた水溶液が支持体に塗
工または含浸せしめた際の経時変色の軽減を期待できる
ことを、多数次の実験によってつきとめ本発明を完成し
た。
すなわち、本発明はL−アスコルビン酸と鉄(II)化
合物中から選ばれた少な(とも1種類の鉄(II)化合
物を含む組成物において、該組成物にジアルデヒド系化
合物を混合したことを要旨とする塗工または含浸用水系
組成物に係る第1の発明と、L−アスコルビン酸と鉄(
■)化合物中から選ばれた少なくとも1種類の鉄(II
)化合物を含む組成物において、該組成物にジアルデヒ
ド系化合物を混合した水系組成物を支持体に塗工または
含浸したことを要旨とする加工物に係る第2の発明とか
らなる。
ここに使用する鉄(II)化合物としては硫酸第一鉄、
塩化第一鉄、硝酸第−鉄等の鉄塩類の少なくとも1種類
を任意に採択して満足され水溶液として使用される。ま
た、ジアルデヒド系化合物としては、グリオキザール、
マロンジアルデヒド、フタルアルデヒド等が使用される
しかして、本発明で所要する水系組成物を調製するには
下記方法のうち、いずれか−法に準拠して行えばよい。
■ L−アスコルビン酸と鉄(II)化合物を含む混合
固形物(含粉体;以下同じ)とジアルデヒド系化合物の
固形物とを同時に水に溶解する。
■ L−アスコルビン酸と鉄(II)化合物を含む混合
水溶液にジアルデヒド系化合物の固形物を溶解する。
■ L−アスコルビン酸と鉄(II)化合物を含む混合
水溶液とジアルデヒド系化合物の水溶液とを混合する。
■ ジアルデヒド系化合物の水溶液にL−アスコルビン
酸と鉄(II)化合物を含む混合物(いずれも固形物)
を別々にまたは混合して溶解する。
上記水系組成物において、ジアルデヒド系化合物の含有
量は、L−アスコルビン酸と鉄(I[)化合物との合計
使用量に対して1〜4000重量%(固形分換算;以下
同じ)好ましくは5〜400重景%で重量ことが肝要で
ある。その使用量が1重量%未満であると得られる前記
水系組成物を支持体に塗工または含浸させた際の経時変
色の軽減効果が不十分となる。また、その使用量が上限
4000重量%を超えると前記欠点は解消されるが、前
記2成分系組成物(L−アスコルビン酸+鉄(II)化
合物を含む混合物)濃度の過少により殺菌、防臭特性の
付与が困難となり、実用的でない。
そして、この時の水系組成物の液濃度は0.3〜50重
量%好ましくは1〜35重量%とするが、咳液中に占め
るL−アスコルビン酸と鉄(If)化合物との合計含有
量は0.1〜30重量%好ましくは1.0〜20重量%
の範囲とすることが重要である。この範囲は塗工または
含浸−後において支持体に所望する殺菌、防臭特性を付
与する上での最良の範囲である。この含有量が0.1重
量%未満であると前記2成分くL−アスコルビン酸+鉄
(II)化合物)の含有量の過少によって所望の殺菌、
防臭特性を兼備させることができない、また、その含有
量が30重量%を超えると前記欠点は解消されるが水系
組成物の所定濃度(0,3〜50重量%)の保持が困難
となり塗工等の処理を含めて不適となる。
このように本発明は、前記水系組成物を構成する成分の
混合量を前記の如く一定の混合率(範囲)となるように
混用することによって所望する前記目的を最も効果的に
達成できる。
上記水〜系組成物の塗工用支持体としては、紙。
不織布1合成樹脂フィルムの類を、また含浸用には紙、
不織布の類を任意に使用して満足される。
く作用〉 本発明は前記したようにL−アスコルビン酸と鉄(II
)化合物を含む組成物の合計使用量(固形分換算)に対
しジアルデヒド系化合物(固形分)の一定量を混用する
ことにより鉄(II)化合物は悪臭源(成分)と錯体を
形成して悪臭源を効果的に除去すると同時に、スーパー
オキシドラジカル(o2−)を発生して殺菌性を示すの
と相俟ってジアルデヒド系化合物の混用により、該組成
物(水溶液)を支持体に塗工または含浸させた際の経時
変色の程度を軽減せしめる。
〈発明の効果〉 本発明は次のような特有の効果を発揮する。
■ 本発明は、L−アスコルビン酸と鉄(II)化合物
中から選ばれた少なくとも1種類の鉄(II)化合物を
含む組成物において、該組成物を構成するL−アスコル
ビン酸と鉄(II)化合物の合計使用量(固形分換算)
に対し、ジアルデヒド系化合物(固形分)の一定量を混
用した組成物であるから、その水溶液を支持体に塗工ま
たは含浸させた際の経時変色の程度が軽減され、変色に
起因する商品価値の低下を最小限に押さえることができ
る。
■ また、この発明は前述の如く、これが悪臭源と接触
すると、鉄(II)化合物が悪臭源(成分)と錯体を形
成する一方、L−アスコルビン酸の混用によって、スー
パーオキシドラジカル(Ox−)を発生して殺菌性が付
与される。しかも、従来からL−アスコルビン酸と鉄(
II)化合物を含む組成物の有する脱臭特性が、アンモ
ニア及びアミンの如き窒素系の悪臭(成分)に対する脱
臭力は非常に優れている反面、硫化水素及びメルカプタ
ン等の如き硫黄系の悪臭(成分)に対する脱臭力は、窒
素系の悪臭(成分)に対する脱臭力に比較してやや劣る
という欠点があったのに対し、本発明にかかる水系組成
物にはジアルデヒド系化合物が混用されており、ジアル
デヒド系化合物のうち、グリオキザール等は、それ自身
脱臭特性を有し、その脱臭効果は、アンモニア及びアミ
ンの如き窒素系の悪臭(成分)については前記L−アス
コルビン酸と鉄(II)化合物を含む組成物に及ばない
ものの、硫化水素及びメルカプタン等の如き硫黄系の悪
臭(成分)については、前記L−アスコルビン酸と鉄(
II)化合物を含む組成物に優る効力を有している。
従ってジアルデヒド系化合物として、たとえば、グリオ
キザールを使用すれば、硫化水素及びメルカプタンの如
き硫黄系の悪臭(成分)に対する脱臭効力が増強され、
前記した窒素系悪臭(成分)と硫黄系悪臭(成分)に対
する脱臭効力の不均衡が補正、均整化され、より強力な
脱臭特性を付与することができる。
■ 従って本発明は、その塗液を支持体に塗工または含
浸させた際の経時変色の程度を軽減させつつ、支持体に
殺菌、脱臭性を同時に付与できるので要殺菌、要脱臭(
含防臭)および要鮮度保持用等として多目的用途に適し
、その適用分野は広範で実用上に益する効果は顕著であ
る。
〈実施例〉 ■ 水溶液の調製 tal  A液 L−アスコルビン酸と硫酸第一鉄の合計使用量が100
gとなるように、前者の10gと後者の90gとを容量
1000−のフラスコに秤取し、これに水300 gを
添加攪拌して水溶液中に占める前記L−アスコルビン酸
と硫酸第一鉄との合計使用量(固形分換算;以下同じ)
が25重量%となるように調製した組成物(水溶液)を
得た。
fbl  B液 上記(a)で調製したA液100gを62.3 gの水
で希釈し、水溶液中に占めるL−アスコルビン酸と硫酸
第一鉄との合計使用量が15.4重量%となるように調
製した組成物(水溶液)を得た。
tCI  C液 液中に占めるL−アスコルビン酸と硫酸第一鉄との合計
使用量が15.4重量%、グリオキザールの使用量が1
5.4重量%となるように調製した組成物(水溶液)を
得た。
(di  D液 上記falで調製したA液100gに固形チオ硫酸ナト
リウム1.25gft−添加攪拌し、さらに61.1 
gの水で希釈し、水溶液中に占めるL−アスコルビン酸
と硫酸第一鉄との合計使用量が15.4重量%であり、
かつL−アスコルビン酸と硫酸第一鉄との合計使用量に
対する千オ硫酸ナトリウムの使用量が5重量%となるよ
うに調製した組成物(水溶液)を得た。
[111E液 上記(alで調製したA液100gにローカストビーン
ガムの5重量%濃度の水溶液25gを添加撹拌して水溶
液中に占めるL−アスコルビン酸と硫酸第一鉄との合計
使用量が20.0重量%、L−アスコルビン酸と硫酸第
一鉄との合計使用量に対するローカストビーンガムの使
用量が5重量%となるように調製した組成物(水溶液)
を得た。
Tel ′E ”液 上記(alで!Pl製したA液100 gにローカスト
ビーンガムの5重量%濃度の水溶液100gを添加攪拌
して水溶液中に占めるL−アスコルビン酸と硫酸第一鉄
との合計使用量が12.5重量%、L−アスコルビン酸
と硫酸第一鉄との合計使用量に対するローカストビーン
ガムの使用量が20重量%となるように調製した組成物
(水溶液)を得た。
tfl  F液 上記(alで調製したA液100gにグリオキザール4
0重量%液62.5 g及びローカストビーンガムの4
重量%液31.3 gを添加攪拌して水溶液中に占める
L−アスコルビン酸と硫酸第一鉄との合計使用量が12
.9重量%。
グリオキザールの使用量が12.9重置%、L−アスコ
ルビン酸と硫酸第一鉄との合計使用量に対するローカス
トビーンガムの使用量が5重量%となるように調製した
組成物−(水溶液)を得た。
(fl F ′液 上記(alで調製したA液100gにグリオキザール4
0重量%液62.5 g及びローカストビーンガムの4
重量%液125gを添加攪拌して水溶液中に占めるL−
アスコルビン酸と硫酸第一鉄との合計使用量が8.7重
量%。
グリオキザールの使用量が8.7重量%、L−アスコル
ビン酸と硫酸第一鉄との合計使用量に対するローカスト
ビーンガムの使用量が20重置部となるように調製した
組成物(水溶液)を得た。
■ 経時変色試験 (イ)市販の洋紙に上記A液及びC液をロンド塗工(常
法)し、得られたA液塗工祇及びC液塗工紙を20’C
,相対湿度65%に調節された環境下に保存し、経時で
の色相変化を色差計で測定したところ、第1表及び第1
図記載の結果を得た。なお、液の塗工量はL−アスコル
ビン酸と硫酸第一鉄との合計固形分量でA液が6.1.
g/n?、B液が6.0/dである。また、第1表中の
値は該液塗工祇と未塗工紙との色差ΔEでありΔEは で与えられる。
(El)市販の板紙に上記B液、C液、D液、E液及び
F液をロンド塗工(常法)し、上記(イ)と同様にして
、各液塗工祇の経時での色相変化を測定したところ、第
2表及び第2図記載の結果を得た。なお、液の塗工量は
、L−アスコルビン酸と硫酸第一鉄との合計固形分量で
B液が4.7g/nr、 C液が5.2g/+yr、 
 [)液が5.5g/n(、E液が4.0g/rd、 
 F液が2.0 g / cdである。
また、第2表中の値は該液塗工祇と未塗工紙との色差Δ
Eであり、ΔEについては前記(イ)に示したとおりで
ある。
第1表 第2表 第1表、第2表、第1図及び第2図から明らかなように
、L−アスコルビン酸と硫酸第一鉄含有の水溶液あるい
はL−アスコルビン酸と硫酸第一鉄及び植物性ガム賞を
含存した水溶液にグリオキザールを混用した組成物(水
溶液)を洋紙あるいは板紙に塗工した際の経時変色の程
度が、グリオキザール無添加の場合に比し、著しく軽減
されていることが判る。
■ 脱臭試験 上記■経時変色試験の(イ)で得たA液塗工祇とC液塗
工祇及びF液塗工紙について次の脱臭試験を行い、第3
表記載の結果を得た。
(アンモニア脱臭試験) (イ)環境分析用のにおい袋(ガスクロ工業社製、容量
31)に空気を注入し、これに適量のアンモニア蒸気を
注入して均一に分散させた後、検知管(北沢産業社製)
を介してアンモニア濃度を測定する。
(ロ)前記供試体を5111I×3011I11に裁断
して一定数1 (30個)の供試片を得る。
しかる後、前記アンモニア含有の袋(イ)に供試片(ロ
)の全量を投入し、シリコンゴム栓を施した後、1時間
放置後、袋内のアンモニア濃度を検知管を介して測定す
る。
(硫化水素脱臭試験) (イ)環境分析用のにおい袋(ガスクロ工業社製、容量
31)に空気を注入し、これに適量の硫化水素蒸気を注
入して均一に分散させた後、検知管(北沢産業社製)を
介して硫化水素濃度を測定する。
(ロ)前記供試体を51×60IllIに裁断して一定
数量(150個)の供試片を得る。
しかる後、前記硫化水素含有の袋(イ)に供試片(ロ)
の全量を投入し、シリコンゴム栓を施した後、7時間放
置後、袋内の硫化水素濃度を検知管を介して測定する。
!3表 第3表から明らかなように、L−アスコルビン酸と硫酸
第一鉄含有の水溶液と、この水溶液にグリオキザールを
混用した組成物(水溶液)を塗工量(L−アスコルビン
酸と硫酸第一鉄の合計固形分量)が同じとなるように支
持体(祇)に塗工した該塗工紙を所定の方法によって臭
気含有雰囲気中で処理した場合の脱臭率が、アンモニア
については両液とも同等に高い脱臭率を示しているが、
硫化水素については、グリオキザールを混用した液のほ
うがグリオキザール無添加の場合よりも著しく高い脱臭
率を示している。すなわち、グリオキザールを混用する
ことにより、L−アスコルビン酸と鉄(II)化合物の
有する本来の殺菌、脱臭効果を何等阻害することがなく
、さらに悪臭成分の種類に対する脱臭力の不均衡が補正
、均整化され、より強力な脱臭特性が付与されることが
判る。また植物ガム質物を混用した場合においても、グ
リオキザール混用によるかかる効果は何等阻害されない
■ 液性試験 上記、A液、E液、F′液、C液、F液。
F′液について、液粘度及び保水性を測定したところ、
第4表記載の結果を得た。
第4表 すなわち、L−アスコルビン酸と硫酸第一鉄含有の水溶
液に植物ガム質物を混合すると、接液の液粘度及び保水
性を増大させることができるが、接液にグリオキザール
を混合した場合においても、植物ガム質物を混合するこ
とで、所望の液粘度及び保水性の増大を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は色差と経時°日数との関係を示す
特性図である。 特許出願人  北越製紙株式会社 葛1 図 豫1 時 8 匁 社時日枚 手続補正書く自発) 昭和62年5月27日 特許庁長官 黒 1)明 雄 殿 1 、 !I<件の表示 昭和62年特許願第47818号 2、発明の名称 塗工または含浸用水系組成物とその加工物3、補正をす
る者 事件との関係  特許出願人 住 所  新潟県長岡市西蔵王3丁目5番1号名称 北
越製紙株式会社 4、代理人 住 所  東京都港区虎ノ門1丁目11番2号明細書の
「発明の詳細な説明」の欄 6、補正の内容

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)L−アスコルビン酸と鉄(II)化合物中から選ば
    れた少なくとも1種類の鉄(II)化合物を含む組成物に
    おいて、該組成物とジアルデヒド系化合物とを混合した
    ことを特徴とする塗工または含浸用水系組成物。
  2. (2)ジアルデヒド系化合物がグリオキザールである特
    許請求の範囲第1項記載の塗工または含浸用水系組成物
  3. (3)ジアルデヒド系化合物の使用量が、L−アスコル
    ビン酸と鉄(II)化合物中から選ばれた少なくとも1種
    類の鉄(II)化合物との合計使用量に対し1〜4000
    重量%からなる特許請求の範囲第1項または第2項記載
    の塗工または含浸用水系組成物。
  4. (4)L−アスコルビン酸と鉄(II)化合物中から選ば
    れた少なくとも1種類の鉄(II)化合物を含む組成物に
    おいて、該組成物にジアルデヒド系化合物を混合した水
    系組成物を支持体に塗工または含浸したことを特徴とす
    る加工物。
  5. (5)水系組成物中のL−アスコルビン酸と鉄(II)化
    合物との合計使用量が、該水系組成物に対し0.1〜3
    0重量%からなる特許請求の範囲第4項記載の加工物。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0340898A (ja) * 1990-07-16 1991-02-21 Hokuetsu Paper Mills Ltd 支持体加工物
JPH0343465A (ja) * 1989-07-11 1991-02-25 Nippon Tokushu Toryo Co Ltd 建築物内装用塗料
US5049159A (en) * 1988-06-23 1991-09-17 Kohjin Co., Ltd. Deodorizing material and process for producing the same: cellulose fibers treated with copper hydroxide or zinc hydroxide colloid solution

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