JPS63219034A - 自然言語対話装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、質問応答・検索などを行うための自然言語対
話装置に関する。

従来の技術 従来の質問応答・検索などを行うための自然言語対話装
置においては、質問応答・検索などを行う問題対象領域
に固有の専門用語を用いた文を生成し、それに対する利
用者が選択した選択肢や専門的な文を解釈する方式の装
置を用いていた。

一般的に行われている自然言語によるデータベース検索
装置について示す。

日本語によるデータベース検索においては、通常はキー
ワードの論理和・論理積の形で行われる。実験的に自然
言語からキーワードを抽出し、それに基づいてデータベ
ース検索を行い、答えを表示もしくは生成することが行
われている。例えば、 「ライセンサ−がＡ社である技術導入契約」（１）とい
う句から ライセンサ−（Ａ社）＊技術導入契約（１１）というキ
ーワードの論理式を、 ｆ（ｒ名詞１？が名詞２？である」）→名詞１？（名詞
２？） ｆ（係り文？−名詞？）→ ｆ（係り文？）＊ｆ（名詞？） 但、？のついた単語はその構文範鴫に分類しうる文字列
を表し、°は文字列の連接を表わす。

というようなかたちで定義される構文・論理式対応規則
ｆを用いて、生成する。このような変換はデータベース
の定義域において既定義である属性に対応する単語が直
接用いられた場合のみにおいて有効である。

発明が解決しようとする問題点 従来の自然言語対話装置においては、質問応答検索など
を行う問題対象領域に固有の専門用語を用いた文を生成
し、それに対する利用者が選択した選択肢や専門的な文
を解釈する方式であり、問題対象領域についての専門的
な知識を有しない利用者には利用しにくいという問題点
を有していた本発明は専門的な知識を有しない利用者で
も操作可能にすることを目的とする。

問題点を解決するための手段 本発明の自然言語対話装置は、利用者の自然言語入力文
の意味表現を得るための手段と、意味表現と専門的な知
識を表す意味表現との対応関係を記憶するための手段と
、前記入力文の意味表現と前記対応関係とから専門的な
知識を得る手段と、前記入力文の意味表現と前記対応関
係とから利用者への炭質間の意味表現を得る手段と、最
終的に得られた意味表現から自然言語を生成する手段と
を有することにより問題対象領域に関する専門的知識の
ない利用者が自然言語対話により質問応答・検索などを
行うことを可能とする。

作用 上記の手段を用いて、利用者の入力した自然言語を解析
し、その意図・状況に対応する専門的な知識を導出し、
同時に利用者に対して次に質問する意図・状況に関する
文を生成する。

実施例 第１図を用いて契約文書に関するデータベース検索を日
本語の対話によって実行する場合に関する本発明の詳細
な説明する。

実施例は、日本語入力を行うためのキーボードなどの入
力装置１、入力された日本語の構文・意味解析を行って
その意味表現を得るために用いる構文・意味解析装置２
、利用者よりの概念に基づく意味表現の列と契約に関す
る専門的な概念に基づ（意味表現との対応関係を表す話
題・条件対応規則を格納している話題・条件対応表記憶
装置５、構文・意味解析装置２で得られた意味表現と上
記の話題・条件対応規則とからデータベース検索の条件
となる意味表現を得るための条件抽出装置３、構文・意
味解析装置２で得られた意味表現と上記の話題・条件対
応規則とから次に利用者に質問するべき内容の意味表現
を得るための話題選択装置４、契約文書に関するデータ
ベース７、条件抽出装置３で得られたデータベース検索
の条件となる意味表現からデータベース検索用の命令を
生成してデータベース７に対して検索を行い検索結果の
意味表現を得るためのデータベース検索装置６、話題選
択装置４で得られた次に利用者に質問するべき内容の意
味表現やデータベース検索装置６で得られたデータベー
ス検索結果の意味表現を日本語として生成するための文
生成装置８、文生成装置８で得られた日本語を表示する
ためのＶＤＴなどの表示装置９から構成される。

以下、説明中でシングルクォーテーション（゛）で囲わ
れている部分は意味表現記述であることを表している。

本実施例の装置の話題・条件対応表記憶装置５中には、
あらかじめ、「左辺→右辺」の形式をした話題・条件対
応規則が格納されている。同規則の左辺は利用者よりの
概念に基づく意味表現の並びが変数を持った形で書かれ
ており、右辺には契約に関する専門的な概念に基づ（意
味表現が左辺と同じ変数をもったものとして書かれてい
る。以下、規則の中で、英字の大文字の後に疑問符（？
）のついたものは変数を表すものとする。いま、話題・
条件対応表記憶装置５中には、 ′売る（主体：Ｘ？、対象：技術） →　２ライセンサ−（Ｘ？）’ ′使う（主体：Ｘ？、対象：特許） →　′ライセンシー（Ｘ？）’ ′訴える（主体：Ｘ７２客体：Ｙ？） →　′ライセンサー（Ｘ？）’。

′ライセンシー（Ｙ？）’ といった規則が多数格納されている。

第１図は、このとき、利用者が入力装置１により、「Ａ
社が技術を売った契約を知りたい」という文を入力した
ことによってそれが文字列１１として出力された状態を
表している〇 構文・意味解析装置２は前記の文字列１１を受は取ると
、その文の利用者の意図をあられす意味表現 （２１）’知りたい（ 対象：契約（ 内容：売る（ 主体：Ａ社。

対象：技術） ）。

と構文的主題２２技術を第２図示すように出力する。

条件抽出装置３は、第３図に示すように、意味表現２１
に対して、話題・条件対応表記憶装置５に格納されてい
る話題・条件対応規則の中で規則の左辺か意味表現２１
中に埋め込まれているような規則を捜し、そのような規
則の全てに対して、その右辺を集めてデータベース検索
の条件となる意味表現３１を生成する。この場合、他に
当てはまる規則がなければ意味表現３１は′ライセンサ
ー（Ａ社）′となる。その意味表現３１は、データベー
ス検索装置６中に、データベース検索の条件として格納
される。

同時に、第４図に示すように、話題選択装置４は前記の
意味表現２１を用い、話題・条件対応表記憶装置５に格
納されている話題・条件対応規則の中で、 ′売る（主体：Ｘ？。

対象：技術（分野：Ｙ？） ）” ′ライセンス対象製品（Ｙ？）’ というような規則の左辺が一部分だけ意味表現２１中に
埋め込まれている規則を捜し、左辺の満たされていない
部分゛技術（分野：Ｙ？）’を次に利用者に質問するべ
き内容の意味表現の候補とする０候補が一つの場合には
それを次に利用者に質問するべき内容の意味表現４１と
するが・候補が複数ある場合には、前記の構文的主題２
２と同じ構文的主題を持つ候補を選び、それを次に利用
者に質問するべき内容の意味表現４１とする。この場合
、前記の構文的主題２２は「技術」であり、′技術（分
野：　Ｙ？）’の構文的主題も「技術」であるので、意
味表現４１は′技術（分野：Ｙ？）’となる。

第５図の文生成装置８は前記の次に利用者に質問するべ
き内容の意味表現４１に対応する日本語文の文字列８１
「何に関する技術ですか」を出力し、表示装置９を通し
て、利用者への表示を行う。

第４図に示した状況において、もはや、当てはまる規則
が存在せず、候補がない場合には、話題選択装置４は、
データベース検索の開始を指示する命令４２を出力する
。すると、第６図に示すように、データベース検索装置
６は、格納していた検索条件をデータベース検索用の命
令６１に変換してデータベース７を検索し、結果をデー
タベース検索結果の意味表現６２として文生成装置８に
わたす。以下は、第５図と同様の処理を行い、解答に対
応する日本語文を表示装置９に表示する。

上記の、第４図において話題選択装置４が複数の候補の
中から一つのものを選択する場合に、データベース検索
装置６の方で特に必要としている条件を右辺に持つ規則
を優先的に用いるという手法を同時に用いることも可能
である。

発明の効果 利用者が問題対象領域に関する専門用語などの知識なじ
に、自然言語による対話により当該対象領域に関する操
作を行うことを可能とする。

【図面の簡単な説明】

第１図から第６図は本発明の一実施例のデータベース検
索システムのブロック構成図である。 １・・・・・・入力装置、２・・・・・・構文・意味解
析装置、３・・・・・・条件抽出装置、４・・・・・・
話題選択装置、５・・・・・・話題・条件対応表記憶装
置、６・・・・・・データベース検索装置、７・・・・
・・データベース、８・・・・・・文生成装置、９・・
・・・・表示装置。 出願人　工業技術院長　飯　塚　幸　三筒１図 第２図 第３図 第４図 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 利用者の自然言語入力文の意味表現を得るための手段と
   、前記意味表現と専門的な知識を表す意味表現との対応
   関係を記憶するための手段と、前記入力文の意味表現と
   前記対応関係とから専門的な知識を得る手段と、前記入
   力文の意味表現と前記対応関係とから利用者への次質問
   の意味表現を得る手段と、最終的に得られた意味表現か
   ら自然言語を生成する手段とを有する自然言語対話装置
   。