JPS63218358A

JPS63218358A - カ−ド印刷機

Info

Publication number: JPS63218358A
Application number: JP5262887A
Authority: JP
Inventors: Takeshi Hashimoto; 毅橋本
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1987-03-06
Filing date: 1987-03-06
Publication date: 1988-09-12
Also published as: JPH0431865B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明は、プリペイドカードやメンバーズカード等の
カードを多色印刷するカード印刷機に関する。

〔従来の技術〕

従来、この種カードの印刷においては、大シート上にオ
フセット印刷を施こしたのち、該大シートを打ち抜いて
個々のカードを得るか、名刺や葉書の印刷のようにカー
ドに個々に印刷を施こす方法が採られている。

しかし、前者の方法では、打ち抜きの工程が特に必要で
アリ、作業が煩わしく、簡便さの点で問題があり、さら
に、樹脂等の硬質カードには適用が困難な欠点を有して
いる。

また、後者の方法では、特にカードを４〜５色程度に多
色刷する場合、各色毎の印刷機を用意するか、各色の印
刷毎にローラ、ブランケット胴を洗浄しインキを取り換
える必要があり、コスト。

作業性の点で問題があり、しかも、各色の印刷毎の見当
合せにかなりの精度を要する難点がある。

さらに、多数枚のカードはその取り扱いの簡便さから積
み重ねる必要があるが、各色の印刷毎にカードを積み重
ねるために各色の印刷毎に乾燥工程を要することとなり
、かなりの時間と手間が必要になる欠点を有している。

〔発明が解決しようとする問題点〕

この発明は、前記の点に留意してなされたものであり、
カードを順次連続して多色刷し得る手段を提供しようと
するものである。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明によるカード印刷機は、多色の色数に分割され
たインキング装置と、前記多色の色毎の版を並べて固定
した版定盤と、複数の印刷定盤を環状に連結して構成さ
れ少なくとも前記色数の印刷定盤が前記版定盤の各版に
対向し該各印刷定盤が前記各版の配列間隔で間欠送りさ
れる印刷定盤装置と、前記各印刷定盤上に順次カードを
送給する供給装置と、前記各印刷定盤上のカードを排出
する排出装置と、前°記インキング装置と前記印刷定盤
装置との間を往復移動し、前記インキング装置の各色の
インキを前記各版に付与する着けローラおよび前記各版
のインキを前記各印刷定盤上のカードに付与するブラン
ケット胴を有する印刷ユニットとを備えたことを特徴と
するものである。

〔作　用〕

したがって、この発明は、前述のように構成したので、
印刷ユニットが往復移動すると、着けローラにより版定
盤の各版に各色のインキが付与されるとともに、ブラン
ケット胴により各版面のインキが印刷定盤装置の各印刷
定盤上のカードに転写され、印刷ユニットの往復移動毎
に各印刷定盤が間欠送りされることにより、カードに順
次各色の印刷が行なわれる。

〔実施例〕

つぎに、この発明を、そのｌ実施例を示した図面ととも
に詳細に説明する。

実施例は、５色刷カード印刷機を示しており、図面にお
いて、（１）は１対の本体フレーム、（２）は両フレー
ム（１）間の右側に設けられ５色の色数に分割されたイ
ンキング装置であり、インキ壺（３）、内棒（４）、イ
ンキ呼出ローラ（５）、横振りローラ（６）　、　（７
）　。

（８）　、　（９）および練りローラαＯ１αυ、（２
）、　（１３、Ｑ４からなり、各ローラ（５）〜α荀に
は横振りによるインキの混合を防止するため溝が形成さ
れている。α１はインキング装置（２）の各ローラ駆動
用のモータである。

ｑＱはフレーム（１）間の中央部に設けられた版定盤で
あり、前記各色毎のインキング装置（２）に対応して各
色毎の５個の版ａηが並べて固定されており、各版αη
を固定する版バイス（至）により版見当の微調整が行な
われる。

α９はフレーム（１）間の左側に位置し複数個（１６個
）の印刷定盤−を環状に連結してなる印刷定盤装置であ
り、各印刷定盤−はレール■上を走行するようになって
おり、版定盤（１６側の５個の印刷定盤−が各版αηに
対向して並び、各印刷定盤−が各版αηの配列間隔でエ
アシリンダ■により間欠送りされる。

この各印刷定盤翰上には、後述の供給装置より送給され
たカードが載置されるが、このカードは、各印刷定盤翰
内をエアホースのを介して真空引きすることにより固定
される。

また、各印刷定盤−には、その外周側に位置決め用のピ
ン九が固設されている。

凶は印刷位置決め装置であり、各版αηに対応した５個
のピン受けのを有し、エアシリンダ内により装置内を移
動することにより、各版α力に対向した５個の印刷定盤
−のそれぞれのピン咀に各ピン受けのが保合し、各版α
ηと５個の各印刷定盤■とが正確に対向するよう位置決
めされる。

■はカード四の供給装置であり、供給台■上に積み重ね
られたカード四が前後、左右のガイド板Ｇυ、１３ｚに
より供給位置を自在に調整できるようになっており、最
上脣のカードのがサッカ３３）により印刷定盤翰上に順
次送給される。

このカード四の供給時、エアシリンダ錦小によって移動
する供給位置決め装置用のピン受け（ト）が印刷定盤−
のピン九に保合し、該印刷定盤−が位置決めされる。

（３ηはカード囚の排出装置であり、排出位置に印刷定
盤−が到達すると、該印刷定盤■のエアが切られるとと
もに、印刷定盤翰内の排出針によってカード■が持ち上
げられ、排出装置ａηの排出ぐし３８１により印刷定盤
−上のカード■が排出される。

この排出装置（３７１によって排出されたカード囚は、
排出コンベアおよび乾燥装置（３９）に案内され、熱風
乾燥あるいはＵＶもしくは赤外線乾燥等によって乾燥さ
れる。

（佃は印刷ユニットであゆ、１対のユニットフレーム１
４１１間に、着けＣＩ　−ラ＠’Ａ　、　（４３１、横
振りｏ　−ラｔｎおよび練りローラ（４υ、　１４６１
　、　＋４７１　、　＋４８１からなるインキングロー
ラ群（４９）と、ブランケット胴（５０）とを支持して
構成されており、本体フレーム（１）に固定された１対
のレール＠１）上をユニットフレーム［１１が移ａ−ｔ
−る。

６２はメインモータ、−は該モータ■により減速回転さ
れる拡大クランク、曽は拡大クランク勺によって揺動操
作される揺動腕であり、その自由端が前記ユニット（４
０１に連結されており、モータめの駆動により、ユニッ
ト顛がインキング装置（２）と印刷定盤装置α９との間
を往復移動する。

このユニット１＋０＋の往復移動時、着けローラ１４壜
。

（４３１はインキング装置（２）と版定盤αＱとの間を
移動し、ブランケット胴（５０）は版定盤αＱと印刷定
盤装置αｌとの間を移動する。

また、ユニット顛の往復動作毎に前記エアシリンダ■に
よって印刷定盤−が間欠送りされる。

競は本体フレーム（１）に支持された１対のラックであ
り、ブランケット胴□□□＠の両端のビニオン父が噛合
し、ユニット１４０１の往復移動時のブランケット胴（
５０）の回転を調整する。６′ｉ）はベアラである。

つぎに、前記実施例の動作について説明する。

メインモータωが駆動すると、印刷ユニット（４［］ｌ
は、ブランケット胴−）の回転中心が第２図の１点鎖線
矢印で示す軌跡をたどるよう、インキング装置（２）と
印刷定盤装置０Ｉとの間を往復移動する。

そして、印刷ユニット（４０１の着けローラ（４２、ｆ
４３）は、インキング装置（２）と版定盤αＱとの間を
移動し、まず、横振りローラ（９）　、　（８）より各
色毎のインキが付与され、一旦上昇して版定盤αＱまで
移動し、その後下降し、各色毎のインキを各版αηにそ
れぞれ供給する。

他方、印刷ユニツ）　１４０１のブランケット胴■は、
版定盤ＯＱと印刷定盤装置α９との間を移動し、着けロ
ーラｆ４２　、　＋４３１によって付与された各版αη
のインキがブランケット胴（５０）に転移式れ、一旦上
昇し、この状態で各版α力に対向した５個の印刷定盤−
まで移動し、下降してブランケット胴■表面の各色毎の
インキを各印刷定盤−のカード（ハ）上に転写する。

ここで、印刷ユニツｌ−４０１がインキング装置（２）
から印刷定盤装置０９に移動してくると、このタイミン
グでエアシリンダ勾により位置決め装置力が作動し、各
版ａηに対向した各印刷定盤−の印刷時の位置決めがな
される。

また、印刷ユニツ）　ｋｉｌ＋の往復動作に同期して、
すなわち印刷ユニツｌ−４０１がインキング装置（２）
へ移動する毎に、エアシリンダのによって印刷定盤■が
間欠送りされるので、印刷ユニツＩ−１４０１の１往復
によって１回目（１色目）の印刷が終った印刷定盤（４
）上のカードは、間欠送りされて２回目（２色目）の印
刷が行なわれ、以下同様にして５色の各色印刷が順次行
なわれる。

なお、供給装置■におけるカードのの送給は、印刷ユニ
ット＋４０１が印刷定盤装置α９に移動したタイミング
で行なわれ、エアシリンダ（イ）による位置決め装置Ｇ
の作動と同時に、エアシリンダ（財）により位置決め装
置廼が作動し、カード囚の送給時の位置決めがなされる
。

さらに、排出装置（３７１によるカード■の排出も、こ
のタイミングで行なわれ、５色の重ね刷りを終えたカー
ド四が順次排出されて乾燥工程に案内される。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明のカード印刷機によると、印刷
定盤上に送給されたカードに各色毎の印刷を順次連続し
て行なうことができるため、従来のように大シート上に
オフセット印刷して打ち抜く場合に比し、作業性、簡便
さが大幅に改善される上、カードに直接多色刷できるた
め、カード材質を問わず、汎用性が高まり、さらに、従
来のような多色の色毎に印刷機を備えたり、各色の印刷
毎に洗浄・インキの取り換え等の手間も不要となり、コ
スト、作業性の問題が解消され、しかも、１台の印刷機
で順次多色刷が行なえるから、見当合わせに高い精度が
得られるとともに、各色の印刷毎の乾燥工程が不要とな
り、短時間で高精度な多色刷が実現できるものである。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明のカード印刷機の１実施例を示し、第１
図は平面図、第２図は正面図である。（２）・・・インキング装置、αＱ・・・版定盤、αη
・・・版、αｌ・・・印刷定盤装置、翰・・・印刷定盤
、■・・・供給装置、囚・・・カード、（３η・・・排
出装置、咽・・・印刷ユニット、（４’Ａ　、　＋４３
・・・着ケローラ、１５０）・・・ブランケット胴。

Claims

【特許請求の範囲】

［１］多色の色数に分割されたインキング装置と、前記
多色の色毎の版を並べて固定した版定盤と、複数の印刷
定盤を環状に連結して構成され少なくとも前記色数の印
刷定盤が前記版定盤の各版に対向し該各印刷定盤が前記
各版の配列間隔で間欠送りされる印刷定盤装置と、前記
各印刷定盤上に順次カードを送給する供給装置と、前記
各印刷定盤上のカードを排出する排出装置と、前記イン
キング装置と前記印刷定盤装置との間を往復移動し、前
記インキング装置の各色のインキを前記各版に付与する
着けローラおよび前記各版のインキを前記各印刷定盤上
のカードに付与するブランケット胴を有する印刷ユニッ
トとを備えたことを特徴とするカード印刷機。