JPS63211004A - プログラマブルコントロ−ラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、各種機械、プロセス、システムの自動制御に
用いられるプログラマブルコントローラ（Ｐｒｏｇｒａ
ｍｍａｂｌｅ　Ｃｏｎｔｒｏｌｌｅｒ）以下、ｐｃと略
称する）に関する。

〔従来の技術〕

この種のＰＣは第２図に示すように、各部を制御するＣ
ＰＵＩと、シーケンスプログラムを格納するメモリ２と
、制御対象機器との入力部３および出力部４から構成さ
れている。各部の間のデータ転送は各部１〜４を接続す
るバス５を介して行なわれる。

また、第３図に従来のＰＣによるシーケンスプログラム
処理手順を示す、ステップＳ１において。

ＰＣは外部からのシーケンスプログラム実行の停止要求
を常に監視し、停止要求の無い時ステップＳ２へ進み、
一連のシーケンスプログラム処理を実行した後、ステッ
プ１へ戻るスキャニング方式％式％ ここで、ス゛デ゛ツブＳ２におけるシーケンスプロダラ
ムの処理について第４図により説明する。

第４図において、ＰＣのメモリ２に格納されたシーケン
スプログラム６は、プログラムステップ番号７がＯから
ｎまでの（ｎ＋１）ステップから構成されており、ステ
ップ番号Ｏから順次読出し。

必要に応じて入力部３の情報を読出しながら、出力部４
への演算結果の書込み等の処理を実行する。

これを、ステップ番号ｎまで繰り返し、最後のＥＮＤ命
令８の読出し、実行により一連の処理を終了するように
なされている。

通常ＰＣは上記一連のシーケンスプログラムの処理を高
速に繰り返すことにより、対象機器等のシーケンス制御
を行なっている。ここで、プログラムステップ番号Ｏの
処理を開始してステップ番号ｎまでの処理を実行した後
、再びステップ番号０へ戻るまでの時間を一般に１スキ
ャンタイムと称している。

なお、この種のプログラマブルコントローラとして関連
するものには、特開昭６０−２ＨＯ５号記載のものが挙
げられる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来のＰＣを用いたシーケンスプログラム処理において
は、人為的または誤操作によりシーケンスプログラムの
停止要求が入力されると直ちにシーケンスプログラムの
処理は停止し、入力部３のその時点における状態に従っ
た演算結果は、出力部４へ反映しなくなり、出力の状態
は停止直前の状態のままか、あるいはＰＣの種類によっ
ては全部がオフとなり、停止時の状態を設定することが
できないという問題があった。

本発明の目的は、シーケンスプログラムの停止直前にお
いて、停止に備えて各種状態の設定、退避を可能とし、
円滑な制御を実現することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的は、シーケンスプログラムの停止直前にオンと
なる、望ましくはプログラム可能な、内部接点（以下、
接点オンオフによる結果としてとらえ、停止パルスと称
する）を設けることにより達成される。本発明において
停止直前とは、停止前少なくとむ丁′戊キャンタイムの
時間を有することを意味する。

〔作用〕

上記停止パルスのタイミング図を第５図に示す。

図中、Ｔは１スキャンタイムを表わす。

図に示すように、シーケンスプログラムの停止要求がオ
フからオンへと変化した時、停止パルスをオンとして１
スキャンだけシーケンスプログラムを実行後、シーケン
スプログラム処理を停止するとともに、停止パルスをオ
フとするように動作する。

上記停止パルスをシーケンスプログラムの実行に使用す
ることにより、停止に備えた各種処理の実行を可能とす
るものである。

〔実施例〕

本発明の一実施例におけるシーケンスプログラム処理手
順を第１図に示す１図において、ステップＳ４．Ｓ５に
おける記号ｒ−（１−ｐｏｘ、ａ」は本発明の特徴であ
る停止パルスを表わす。

第１図中、ステップＳ１においてシーケンスプログラム
の停止要求有りの場合においても、第３図のように直ち
にステップＳ２のシーケンスプログラム処理の実行を停
止しないで、ステップＳ３にて前回のスキャンで停止要
求があったか、つまり、停止要求がオフからオンへの立
上がりによるものかどうかを判断する。そこで、立上が
りによるものの場合にはステップＳ４にて停止パルスを
オンとし、さらにもう］、同シーケンスプログラム処理
の実行（ステップＳ２）を行なう、立上がりによるもの
でない場合は、前回のスキャンがすでに停止要求に基づ
いてなされたものであるからステップＳ５にて停止パル
スをオフとするものである。

第６図に、停止パルスを用いたシーケンスプログラムの
一例を示す。

通常実行時、出力Ｙｌ、Ｙ２は、入力部３から転送され
る入力Ｘｉ、Ｘ２の状態によりオン、オフが決定され、
出力部４へ転送される。

ここで、シーケンスプログラム処理の停止要求が有ると
、停止パルスｒ」トｐｏｔａ」がオンｃ　ｒｉｐｏ′１
−ｓ」がオン）となり、シーケンスプログラム処理がも
う１口実行されるため、入力Ｘｉ、Ｘ２の状態に関係無
く、出力Ｙ１はオン。

Ｙ２はオフとなり、演算コイルＭＯＶが起動されてワー
クエリアＡの情報はワークエリアＢへ転送される。

こうして、その後シーケンスプログラム処理の停止状態
における出力Ｙｌ、Ｙ２の状態は、それぞれオン、オフ
となり、Ｂエリアには停止直前のＡエリアの情報が退避
される。

以上の例では明らかなように、停止パルスを設けること
により、シーケンスプログラム処理の停止に先たち、出
力状態の設定や、ワークエリア等の停止直前の情報を退
避することを可能とする効果がある。よって、制御対象
機器は中途半端な状態に放置されることはない。

なお、上記実施例においては、停止パルスｒ−１トｐｏ
ｔ３」によりシーケンス処理の停止前１スキャンタイム
間オンとする例につき説明したが、停止パルスとするシ
ンボル、名称、ナンバーは任意であり、停止直前オンと
する期間は数スキャンタイムでもよい、さらに、停止パ
ルスのオフ（解除）は、シーケンスプログラム処理の停
止状態にて行なっているが、上記停止状態となった変化
時から次回の最初のシーケンスプログラム処理の実行開
始までの間のいつでもよい、また、停止パルスは、通常
実行時オン、停止前オフとしても。

上記実施例と同様の効果を奏する。

〔発明の効果〕

以上のように、本発明によれば、ＰＣにおけるシーケン
スプログラム処理の停止に備えた各種状態の設定や、情
報の退避が可能となる効果がある。

更には、停止要求が入力されたとき、制御対象を不安定
あるいは不完全な状態に放置せず１円滑な制御が達成さ
れるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例におけるシーケンスプログラ
ム処理手順を示す図、第２図はプログラマブルコントロ
ーラの構成図、第３図は従来のシーケンスプログラム処
理手順を示す図、第４図はシーケン入プ＝−＝ラム構成
の例を示す図、第５図は停止パルスのタイミング図、第
６図は本発明による停止パルスを用いたシーケンスプロ
グラム例を示す。 １・・・ＣＰＵ、２・・・メモリ、３・・・入力部％４
・・・出力部、５・・・バス、６・・・シーケンスプロ
グラム、７・・・竿　１　目 第２目 ／　　　　　　２Ｊ４ 茅　５″　　固 茅２固

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、シーケンスプログラムを格納するメモリと、前記シ
   ーケンスプログラムの読出し、実行を繰り返すＣＰＵを
   有するプログラマブルコントローラにおいて、前記シー
   ケンスプログラムの読出し、実行の繰り返しを停止させ
   る停止要求が入力されたとき、前記シーケンスプログラ
   ムの処理の停止直前にメイクする内部接点を具備するこ
   とを特徴とするプログラマブルコントローラ。 ２、特許請求の範囲第１項において、前記プログラム可
   能な内部接点は、前記シーケンスプログラムの処理の停
   止前少なくともシーケンスプログラムの１スキャンに要
   する時間より前にメイクすることを特徴とするプログラ
   マブルコントローラ。