JPS63206970A - デイスクプレ−ヤのピツクアツプ駆動装置 - Google Patents

デイスクプレ−ヤのピツクアツプ駆動装置

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Publication number
JPS63206970A
JPS63206970A JP3929787A JP3929787A JPS63206970A JP S63206970 A JPS63206970 A JP S63206970A JP 3929787 A JP3929787 A JP 3929787A JP 3929787 A JP3929787 A JP 3929787A JP S63206970 A JPS63206970 A JP S63206970A
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JP
Japan
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rack
plate
arm
feed screw
pickup
Prior art date
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Pending
Application number
JP3929787A
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English (en)
Inventor
Tetsuro Kamimura
神村 哲朗
Akira Takahashi
章 高橋
Masahiko Kawamura
河村 正彦
Seiji Morikawa
清司 森川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ビデオディスク、コ、ンバクトディスクと称
されるオーディオ用のディスク等を再生するディスクプ
レーヤにおいて、ディスク上に記録されている信号を読
み取るため、ディスクのトラッキング方向に、信号を読
み取るピックアップ部材を移動させるピックアップ駆動
装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種のディスクプレーヤのピックアップ駆動装
置を第27図に示し、以下これについて説明する。
スピンドル等を装架するキャリジ板上のガイドレールに
沿って移動するピンクアンプ部材101に固定された板
バネ102の先端にラック103を固着し、このラック
103を送りねじ104に対し水平方向から当接させ垂
直方向からばね付勢することにり噛合させ、送りねじ1
04の回転によってラック103を移動させ、ピックア
ップ部材101をトラッキング方向に送るものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、前記した従来のものにあっては、送りねじ1
04に対してラック103水平方向から当接されている
と共に垂直方向のみのばね付勢であるため、ラック10
3の送りねじ104に対する垂直方向のガタは防止でき
るが、水平方向に対しては付勢されていないため、水平
方向の外部振動ガタに対しては、ピックアップの位置が
ガタにより変化してしまうという問題があった。
〔発明の目的〕
本発明は、従来のディスクプレーヤのピックアップ駆動
装置の前述の問題点を解消するために、送りねじに対し
ラックを傾斜して当接すると共に斜め方向からラックに
対してばね付勢したことにより、ラックの送りねじに対
する垂直、水平方向への付勢効果で、該2つの方向の外
部振動に対してガタを防止するようにしたことを目的と
する。
〔発明の概要〕
本発明は前述の目的を達成するために、ラック面がピッ
クアップ部材の移動支点に対して、傾斜して送りねじ部
材に噛合させ、その接触圧力の分力をピックアップ部材
の移動支点に向わせ水平方向のガタを、前記分力と直角
な分力は垂直方向のガタを防止するようにしたことを要
旨とする。
〔発明の実施例〕 本発明の実施例を、第1図以下の図面に示すマルチディ
スクプレーヤについて説明する。
このマルチディスクプレーヤは、第3図のように自動車
積載用として好適なもので、自動車AのトラックAIに
、プレーヤ本体Bを搭載し、このプレーヤ本体Bに、マ
ガジンCを挿入するようになっている。
このマガジンCは、複数枚のディスク載置板Cヨが軸C
zで回動自在に軸支され、各ディスク載W 板c Iに
は1枚宛ディスクDが載置され、所要のディスク載置板
C1が軸Czを中心として回動することによって、所要
のディスクDがプレーヤ本体Bにセットされる。
このプレーヤ本体BはケーブルEによって、自動車Aの
ダツシュボードA2に設置された遠隔制御装置Fに接続
されている。
そして、この遠隔制御装置Fによって、マガジンCの複
数枚のディスクDの中から所要のディスクを選択し、マ
ガジンCからプレーヤ本体Bに、このディスクDを移送
し、これを再生するものである。
このマガジンCのケースC3には、軸C2の近くの一側
面に孔C2が穿設されており、この孔C4から、所要の
ディスクDが載置されているディスク載置板C1を押し
て、これを回動させ、同図のようにこれをケースC3外
に押し出すものである。
又、ケースC3には、これを係止するための窪みC4が
設けられている。
次に、プレーヤ本体Bの構成を説明する。
1は、上板1aを取付けることによって箱状となるフレ
ームで、その左右の側壁には内面に向って突出する軸1
bと、縦長のガイド孔1cが形成されている。
この軸1bには、左右それぞれにスライド板2゜3の横
長のガイド孔2aが挿入され、スライド板2.3はフレ
ームlの側壁に沿って前後にスライド可能である。
一方のスライド板2には、2つの階段状のカム孔2bが
、他方のスライド板3には1つの同様なカム孔2bが形
成されると共に、マガジンCのディスク載置ll1ic
 + と同数の孔が横1列に形成されているマーク板4
が設けられている。
5は、上板5aを、下板5b上に取付けられている左右
の側板5c、5d上に取付けることによって箱状となる
マガジンホルダで、上板5には側板5C側に2本、側板
5d側には1本のピン5eが横方向に立設されている。
これ等のピン5eは、スライド板2,3のカム孔2bを
挿通して、フレーム1のガイド孔ICに挿入され、マガ
ジンホルダ5は前後方向には動くことがなく、且つ3点
支持で水平を保っている。
前記、スライドvi2,3の上面にはラック2Cが刻設
されていて、1本の軸6で連結されている歯車5a、5
bが、それぞれスライドvi、2,3のラック2Cと噛
合している。
前記の上板1aには、モータ7が取付けられ、複数の減
速歯車機構8がその回転速度を減速して歯車6bに伝え
、歯車6a 、6bが回転すると、これに噛合するラッ
ク2Cが前後に駆動され、スライドvi2 、3は、ガ
イド孔2aが軸1bにガイドされて、前後方向にスライ
ドする。
又、上板1aには、マーク板4を挾んでフォトセンサP
1が取付けられている。
マガジンホルダ5は、上板5a、下板5b、側板5c、
5dによって囲われている中に、マガジンCを挿入でき
るようになっており、上板5aには、アーム9が軸支さ
れると共に、バネ9aがアーム9に装架される。
そして、マガジンホルダ5にマガジンCが挿入されると
、マガジンCの先端がアーム9の折曲部9bに当り、こ
れを回動する。
上+Ji5aには、アーム9がこのように回動された時
に、アーム9によって動作するスイッチSW、が取付け
られている。
又、下板5bには、回動アーム10が軸支され、その折
曲片10aが下板5bの長孔5rを挿通して下板5bの
上面に突出し、マガジンCが挿入した時に、これに押さ
れて回動アーム10が回動するようになっている。
この回動アーム10には、マガジンCを押しもどす方向
にバネ10bが装架されると共に、その歯車10cには
抵抗歯車11が噛合され、マガジンCが、バネ10bの
付勢で回動アーム10によりマガジンホルダ5から押し
出される時に、抵抗歯車11が回動アーム10の速度を
落し、マガジンCのエジェクト速度を弱める。
12は、側板5cに軸支されている係止アームで、これ
にはバネ12aが装架されて、その係止端部12bがマ
ガジンホルダ5内に突出するように付勢されている。
係止アーム12の他端12cは、第5図のように、スラ
イド板2の凹部2dに接触しているが、スライド板2が
前述のようにスライドすると、凹部2g以外の実画がこ
れに接し、係止アーム12の係止端部12bがマガジン
ホルダ5内から引込む。
13は、フレーム1の一側壁に設けられた軸によって横
長のガイド孔13aがガイドされ、フレーム1の側壁に
沿って前後にスライドする第2のスライド板である。
このスライド板13には、ラック13bがその側面に刻
設されると共に、フレームエの下面に軸支されたクラン
パ押下カム14の一端が連結部13Cに枢着されており
、スライド板13がスライドすると、クランパ押下カム
14が回動する。
更に、上板1aの下面には、モータ15が取付けられ、
その回転軸に取付けられたウオーム15aが数段の減速
歯車機構16と噛合している。
17は、上板1aの軸に回動自在に軸支され、マガジン
Cのディスク載置板C3を回動させる押出アームで、こ
れと同軸に、内面歯車18a、外面歯車18bを円筒環
状面の両面に形成した両面歯車18の軸部18cが回転
可能に軸支される。
この軸部18cには小歯車19が回転可能に嵌合され、
小歯車19と内面歯車18aに噛合すると共に、押出ア
ーム17の軸部17aには押出アーム17の回転に従っ
て小歯車19の周囲を転勤できる遊星歯車20が軸支さ
れる。
そして、小歯車19が減速歯車機構16と噛合し、モー
タ15の回転がこれに伝達されるが、外面歯車18bの
回転が阻止された時には、遊星歯車20が小歯車19の
周囲を転勤し、押出アーム17の回転が阻止された時に
は、両面歯車18が回転する。
外面歯車18bには、上板1aの軸に、横長のガイド孔
21aが挿入されている第3のスライド板21のラック
21bに噛合している中間歯車22が噛合している。
又、上板1aの軸に長孔のガイド孔23aが挿入されて
、左右にスライド可能な規正+7iE23のL字状のガ
イド孔23bには、スライド板21の突ビン21cがス
ライド可能に挿入されている。
更に、押出アーム17には、ディスク載置板C1をケー
スC5から押出す回動アーム17b、ケースC3内に押
戻す押戻アーム17c、該押戻アーム17cと軸心に対
して平行な位置に突ピン17dが設けられ、この突ビン
17dが規正板23のガイド孔23aと直角なガイド孔
23cに挿入されている。
最初、スライド板21の突ビン21cは、ガイド孔23
bのガイド孔23aと平行な部分の奥端に位置し、スラ
イド板21のスライドを阻止しており、そのため、ラッ
ク21b、中間歯車22を介して外面歯車18bの回転
が阻止される。
この時、モータ15が回転すると、小歯車19の回転に
よって遊星歯車20が小歯車19の周囲を転勤するため
、軸17aによって押出アーム17は回動する。
すると、突ビン17dがガイド孔23cをスライドしな
がら、規正板23をガイド孔23aに沿ってスライドさ
せる。
そして、押出アーム17が90度回転すると、規正板2
3のスライドによって、ガイド孔23bのL字状の角部
が突ビン21cの位置に至り、スライド板21のスライ
ドを可能とする。
それと同時に、突ビン17dはガイド孔23Cの端に至
り、押出アーム17の回転が阻止されるので、遊星歯車
20の転勤が不能となり、内面歯車18aが回転するよ
うになり、中間歯車22、ラック21bによって、スラ
イドvii、21をスライドさせる。
25は、2本の吊下げアーム24によって、上vixa
に対し円弧運動可能に吊下げられているキャリジ板のホ
ルダで、このホルダ25の横板部25aと、該横板部2
5aの軸25bに固定用アーム26が回動可能に軸支さ
れている。
この固定用アーム26と横板部24aの側辺に、前記の
ようにスライド板21がスライドした時、その先端21
eが当り、これを押すようになっており、固定用アーム
26とホルダ25との間には引張りバネ26aが装架さ
れ、ホルダ25と上板laとの間にも引張りバネ25c
が装架されている。
ホルダ25の左右側面には、それぞれピン25dが立設
され、これに固定板27.28のスライド孔27aがス
ライド可能に挿入され、これ等の固定板27.28は固
定用アーム26の両端に連結されている。
従って、固定用アーム26がスライド板21によって押
されると、固定板27,28がガイド孔27aによって
スライドする。
ホルダ25の左右両側内面には、ディスクDを支持する
ための各1本の支持アーム29が、軸25eに回動自在
に軸支されており、軸2.5dに巻回されたバネ29a
によって、支持アーム29の先端29bが下降するよう
に付勢されている。
この支持アーム29にはカム面29cが設けられていて
、固定板27.28の突片27bがこれに接するように
なっており、固定用アーム26が前記のように回動した
時、突片27bがカム面29cを押して、先端29bを
バネ29aに抗して上昇させる。
又、固定板27には1個所の固定板28には2個所の横
向きのV字形の固定溝27cが形成されている。
更に、ホルダ25の両側面には、それぞれ取付用の孔2
5fが穿設され、これにダンパ30の支持具31が装着
される。
このダンパ30は、ゴム等の粘弾性体で形成されて、吸
振作用を呈するもので、キャリジ板32から左右に突出
している突軸32aがその中心孔30aに挿入され、外
部からの振動がホルダ25からキャリジ板32に伝わる
ので防止している。
又、キャリジ板32からは、一方には1本、他方には2
本の固定用軸32bが突設され、この固定用軸32bは
、ホルダ25の孔25gを挿通して外側に突出し、固定
板27.28のスライドによって、そのV字形の固定溝
27cに挾みこまれ、キャリジ板32はホルダ25に固
定される。
32cは、キャリジ板32をホルダ25から吊下げるバ
ネで、キャリジ板32と、これに取付けられた諸部品と
の重量のバランスを取り、ダンパ30にその重量が加わ
らないようにし、ダンパ30の吸振能力を向上させてい
る。
キャリジ板32には、スピンドルモータ33が取付けら
れるが、第18図のようにこれには予じめスピンドルテ
ーブル34が取付けられており、キャリジ板32の開口
32dからキャリジ板32の取付部に、側方から挿入し
、スピンドルテーブル34の孔34aからビスをキャリ
ジ板32に締付けることによって、その取付ができる。
このようにすると、予じめスピンドルテーブル34をス
ピンドルモータ33に取付けておくことができるから、
その作業が容易で、スピンドルテーブル34の傾きを防
止でき、且つ取付用の部品を使用しないですむ。
キャリジ板32には、ピックアップ部材36をガイドす
る2本のガイドレール35が取付けられる。
このピックアップ部材36は、第19図のように1本の
ガイドレール35に嵌合してスライドするピックアップ
本体37、他方のガイドレール35を上下から挾み、そ
の−面側にはマグネット38が埋設されているスライド
片39、該スライド片39に螺合するビス40、該ビス
40が押通されると共に、スライド片39との間にバネ
41を装架した連結片42によって構成されている。
連結片42の一端は、ピックアップ本体37に固着され
ている。
マグネット38は、そのガイドレール35に対する吸着
力によって、これを挾んでいる両片とガイドレール35
間のガタを一方に片寄せ、ピックアップ部材36のガタ
を防止する。
そして、ビス40の締め付は程度により゛、ピックアッ
プ本体37の水平度を調節するものである。
キャリジ板32には、第20図のようにピックアップ部
材36をトラッキング方向に送るモータ43を取付けた
サブ板44が取付けられ、これにホルダ25の一側への
突軸32a、2本の固定用軸32bが取付けられている
このサブ板44に取付けた軸承体45a 、45bによ
って送りねじ46を軸承し、送りねじ46のブーIJ4
7a、モータ43のブー1747 bとの間にベルト4
8を架し、モータ43の回転を送りねじ46に伝える。
一方ビツクアップ部材36には、送りねじ46に噛合す
るラック49を取付け、モータ43の回転に従ってピッ
クアップ部材36をトラッキング方向に送る。
このように、サブ板44を使用することによって、キャ
リジ板32に穿設する孔の数を少くし、キャリジ板32
の強度を高め、その反り等による問題点を解消している
キャリジ板32には支持片50を取付け、これにクラン
パ支持板51の支点51aを軸50aで枢支すると共に
、クランパ支持板51の先端に支持されたクランパ52
を上昇させる方向に、クランパ支持板51と支持片50
との間にバネ51bを架設する。
53は、フレーム1に取付けられ、クランパ52をスピ
ンドルテーブル34に向って押す板バネ、54は上板1
aに取付けられ、マガジンCのケースC3からディスク
載置板C8が押し出されたとき、これを案内するガイド
体である。
このガイド体54には、ディスク!3!置仮C7の通過
する方向にフォトカプラP2が取付けられ、ディスクD
がこの上を通過した時の反射光によって、その通過を確
認するものである。
〔実施例の動作〕
このプレーヤ本体Bにおける動作を、次に説明する。
先づマガジンCの各ディスク載置板C1に、それぞれデ
ィスクDを載置して、プレーヤ本体Bのマガジン挿入口
B+からこれを挿入する。
このようにして挿入されたマガジンCは、マガジンホル
ダ5内に入り、アーム9の折曲部9bを押してこれを回
動させ、マガジンCがマガジンホルダ5内に格納し終っ
た時にスイッチS W +が閉じる。
すると、モータ7が回転して歯車5a、5bによりスラ
イド板2,3を前方に移動させる。
その移動によって、係止アーム12の他端12Cから凹
部2dに移動するので、バネ12aに押されて係止アー
ム12が回動し、その係止端部12bがマガジンホルダ
5内に突出し、マガジンCの窪みC6に入って、マガジ
ンCをその位置に固定する。
それと同時に、マガジンホルダ5のピン5eがスライド
板2,3のカム孔2bに押されて、このカム孔2bの終
端、即ち最下降位置に至るので、マガジンホルダ5は水
平状態を保ったまま最下降位置に降下する。
この降下は、スライド板3の移動完了によってスイッチ
SW2が動作し、最下降位置となったことが検知される
と、モータ7が停止し、マガジンホルダ5はその位置に
保たれる。
次に、遠隔制御装置Fから、所要のディスクDの演奏指
令が来ると、モータ7は、スライド板3のマーク板4を
フォトセンサP、で読みながら、所要のディスクDが載
せられているディスク載置板C5が、押出アーム17の
回動アーム17aの高さと一致するまで上昇し、これを
検知したフォトセンサP、に関連した指令によって、モ
ータ7が停止すると同時に、モータ15が回転する。
この時、スライド板21は、その突ピン21Cが規正板
23のガイド孔23bによってスライドを阻止されてい
るので、両面ギヤ18は回転することができない状態で
ある。
前記、モータ15の回転が小歯車19に伝達されると、
両面歯車18が回転不能であるため、遊星歯車20が小
歯車19の周囲を転勤するので、押出アーム17が回動
し、その回動アーム17bがマガジンCの側面の孔C4
からディスク載置板C3の側面を押す。
これによって、所要のディスクDが載置されているディ
スク載置板C8がガイド仮54上をスライドしながら9
0度回動じて、ケースC3外に押出される。
この時、フォトカプラPgによって、これにディスクD
が載置されているかどうかの確認が行われ、ディスクD
が載置されていない時には直ちにモータ15を逆方向に
回転させ、押出アーム17を逆方向に回転させる。
すると、押戻アーム17cがディスク載置板C1を反対
側に押して、これをケースC3外に押戻すと同時に、こ
れを遠隔制御装置Fで表示し、ディスクDがなかったこ
とを知らせる。
もし、ディスクDの通過がフォトカプラP2で検知され
ると、モータ15の回転が経続して、ディスク載置板C
3は90度にまで、回動アーム17bで押し出される。
このように、押出アーム17が90度回動すると、突ビ
ン17dがガイド孔23Cによって回動を阻止され、押
出アーム17の回動中、突ビン17dによって規正板3
2はガイド孔23aの方向に移動し、ガイド孔23bの
角部に突ビン21cが位置することとなる。
これによって、内面歯車18aが回動できるようになっ
て、その回転がラック21bに伝達され、スライド板2
1の先端がホルダ25の横板部25aと固定用アーム2
6の側面に当り、これを押す。
そのため、ホルダ25はアーム24を回動させて、ホル
ダ25を停止させる個所に当り、アーム24によるホル
ダ25の揺動は不能となる。
又、固定用アーム26がバネ26aに抗して先端21e
で押されて回動すると、固定板27,28が移動し、そ
のV字形の固定溝27cが突軸32bから離れ、これを
フリーとするので、キャリジ仮32は、バネ32cとダ
ンパ30で支持され、ダンパ30によって外部からの振
動を吸収する。
そして、スライド板21による前記の動作の完了は、ス
ライド板21の突片21dによって動作するスイッチS
Wsによって検知される。
一方、第2のスライド板13のラック13bも外面歯車
18bと噛合しており、この外面歯車18bが回転不能
の時には、スライド板13に連結されたクランパ押下げ
カム14の押下げカム14aが、クランパ支持板51に
接し、バネ51bに抗してこれを押下げている。
従って、クランパ52は、スピンドルテーブル34から
離れている。
しかし、外面歯車38が回転すると、スライド板13も
スライドして、クランパ押下げカム14を回転させ、押
下げカム14aの低い所がクランパ支持板51に接し、
バネ51bの付勢力で、クランパ52はスピンドルテー
ブル34に向って移動する。
この時、板バネ53は、クランパ52が水平にスピンド
ルテーブル34に近づくのを助ける。
前記、固定板27.28が移動する以前には、固定板2
7.28によって先端29bが降下している支持アーム
29は、その先端29bが、ディスク載置板C1O回動
によって送り込まれたディスクDの上面に接している。
しかし、前記のようにクランパ52の上昇と同時に、固
定板27.28のスライドによって、支持アーム29の
先端29bも上方に退避するので、ディスクDはクラン
パ52によって押上げられ、スピンドルテーブル34に
セットされる。
この動作完了が前述のようにスイッチSW3によって検
知されると、スピンドルモータ33が回転して、ディス
クDを駆動すると共に、モータ43によって送りねじ4
6を回転させ、ピックアップ部材36をガイドレール3
5に沿ってトラッキング方向に駆動し、ディスクDの再
生が行われる。
ディスクDの再生が終了したり、遠隔制御装置Fから再
生中止、或いはディスクDをマガジンCに戻す指令が出
ると、前記と逆の動作が行われ、ディスクDがディスク
載置板C1に載置された後、ディスク載置板CIがケー
スC1内に戻される。
そして、マガジンCは再び最下降位置に降下して待期す
る。
次に、マガジンCのエジェクト指令があると、モータ7
の逆回転によって、スライド板2,3が逆方向にスライ
ドし、マガジンホルダ5を最上昇位置に上昇させ、同時
に係止アーム12の他端が凹所2d以外の実画に接し、
バネ12aに抗して係止端部12bをマガジンホルダ5
から外方に引込まさせる。
これによって、マガジンCの係止が解除されるために、
マガジンCは回動アーム10の折曲部10aに押され、
プレーヤ本体B外にエジェクトされるものである。
尚、キャリジ板32には、スピンドルテーブル34にセ
ントされたディスクDの信号をピックアップ本体37が
読み取るため、少くともピックアップ本体37の移動範
囲で開口32dが設けられている。
そのため、キャリジ板32の各部、或いはその他の個所
に塗布された油が飛んでピックアップ本体37に付着す
るのを防止するため、及びスピンドルモータ33、ピッ
クアップ部材36への配線を支える隔壁61aが立設さ
れているカバー板61がキャリジ板32に取付けられて
いる。このカバーFi61は、キャリジ板32の強度を
高める役目も果すものである。
〔ピックアップ部材ラックの構成と動作〕次に、前記の
マルチディスクプレーヤにおけるビックアンプ部材36
に取付けられ、送りねじ46と噛合するラック49の構
成について説明する。
第21図〜第23図のようにこのピンクアンプ部材36
のピックアップ本体37に、剛性のラック取付板55が
固定され、その垂下部55aに取付けられている軸56
に、ラック49の軸孔が回動自在に挿通されている。
ラック49の軸孔の一部は切欠部49aとなっていて、
これに2本の脚片57a、57bを有する圧縮バネ57
が軸56に巻付けた状態で装架され、その脚片57aは
ラック取付板55に、脚片57bはラック49に掛けら
れ、ラック49を送りねじ46に噛合する方向に付勢し
ている。
そして、圧縮バネ57の伸長しようとする付勢力によっ
てラック49を一方のEリング56aに押し付け、ラッ
ク49の軸心方向のガタを無くしている。
送りねじ46とラック49の噛合するねし山は断面が3
角形であるため、ピックアップ部材36のスライド抵抗
によって生ずる分力が、ラック49を送りねじ46から
離そうとする。
圧縮バネ57の脚片57a、57bの巻回方向付勢力が
、前記の分力に対してラック49を送りねじ46に圧接
し、両者の間に間隙ができるのを防止し、送りねじ46
の回転で、正確にラック49が動作するようになってい
る。
又、ラック49が送りねじ46と噛合している状態で、
ピックアップ部材36にラック49が取付けられている
側とは反対側のガイドレール35(第19図)と、ラッ
ク49の歯面を結ぶ線に対して、ラック49の歯面ば傾
斜している。
前述のように、ラック49と送りねじ46の接触面に負
荷抵抗が生ずるが、この負荷抵抗は接触面と直角なもの
である。
しかし、ラック49の歯面は前述のように傾斜している
ので、前記のガイドレール35に対し、水平方向と垂直
方向の2つの分力として考えることができる。
前記水平方向の分力はガイドレール35に対し水平方向
に加わる外部振動によるガタを防止し、また、垂直方向
の分力は垂直方向に加わる外部振動によるガタを防止す
る。従って、ラック49をf頃斜してガイドレール35
に当接することにより、水平方向と垂直方向のガタを防
止して、ピックアップ部材36を移動し得るものである
第24図〜第26図は、ラック49の他の形態を示すも
ので、ピックアップ本体37には剛性の支持片58と、
ラック49が形成されているポリアセタール等の樹脂で
形成されたラック体59で形成され、ラック49の歯面
ば前記のものと同様に傾斜している。
そして、ラック体59の一部には肉薄部59aが形成さ
れ、ラック49は可撓的に支持されており、ラック体5
9と支持片58との間には、圧縮バネ60が収容されて
、ラック49を送りねじ46に圧接する方向に付勢して
いる。
ラック体59には実画59bが形成されていて、この実
画59bは支持片58の角孔58a内に挿入され、ラッ
ク49がピックアップ部材36のトラッキング方向への
移動に対するガタを防止し、送りねじ46の回転による
ラック49の動作を正しくピックアップ部材36に伝え
る。
又、ラック体59の上面には、左右2個の突起59cを
形成して、これを支持片58の下面に接し得るようにし
、ラック49が斜めに送りねじ46に接するのを防止し
ている。
この方式も、前記のものと同様な作用、効果を生ずるも
のである。
尚59dは、送りねじ46に塗布されたオイルが飛散し
て、ピックアップ本体37に付着し、信号の読取りに支
障を来すのを防止する隔壁である。
〔発明の効果〕
本発明は畝上のように、送りねじ部材と噛合するラック
の面はピックアップ部材を支持するガイドレールとを結
んだ線に対して傾斜している。
従って、送りねじに対し水平分力と垂直分力とが作用し
て、外部振動に対して水平方向のガタを防止すると共に
、垂直方向のガタを防止してピックアップの位置ずれを
防止できる。
よって、ラックの浮き上りによるガタによるピックアッ
プ部材の位置ずれ、ガタによる狂い等が生じることがな
く、ピックアップ部材をトラッキング方向に、円滑に動
作させることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第27図は本発明の一実施例を示し、第1図と
第2図は分解状態の斜面図、 第3図は車載用とした場合の全体的な斜面図、第4図は
平面図、 第5図は上板の大部分を切除した平面図、第6図はマガ
ジンホルダとキャリジ板を示す平面図、 第7図はクランパ押下機構とキャリジ板ホルダロック機
構の平面図、 第8図は第7図のディスク押出用のアームが押出し状態
まで回動した時の平面図、 第9図は第7図のキャリジ仮ホルダのロック状態の平面
図、 第10図はマガジンとスピンドルテーブルの関係を示す
平面図、 第11図は第10図のディスク載置板がプレイ位置まで
回動した状態の平面図、 第12図はキャリジ仮ホルダの平面図、第13図は一側
のフレームを切除した側面図、第14図はマガジンホル
ダが最下降した時の要部を示す側面図、 第15図はマガジンホルダの位置と、スピンドルテーブ
ルに対するディスクのセット関係を示す側面図、 第16図はキャリジ板ホルダの側面図、第17図はディ
スクガイド板とフォトセンサの側面図、 第18図はスピンドルテーブルの取付手段を示す斜面図
、 第19図はピックアップ部材の支持状態を示す正面図、 第20図は送りねじ部の平面図、 第21図はラック部の斜面図、 第22図はその正面図、 第23図はその縦断側面図、 第24図は他の実施例のラック部の斜面図、第25図は
その縦断側面図、 第26図はその正面図、 第27図は従来例の側面図である。 B・・・プレーヤ本体、C・・・マガジン、C5・・・
ディスク載置板、C2・・・軸、C3・・・ケース、C
4・・・窪み、1・・・フレーム、1b・・・軸、IC
・・・ガイド孔、2.3・・・スライド板、2a・・・
ガイド孔、2b・・・カム孔、2C・・・ラック、2d
・・・凹部、4・・・マーク板、5・・・マガジンホル
ダ、5e・・・ビン、6・・・軸、6a。 6b・・・歯車、7・・・モータ、8・・・減速歯車機
構、9・・・アーム、9a・・・バネ、9b・・・折曲
部、10・・・回動アーム、10a・・・折曲部、10
b・・・バネ、10C・・・歯車部、11・・・抵抗歯
車、12・・・係止アーム、12a・・・バネ、12b
・・・係止端部、12C・・・他端、13・・・スライ
ド板、13a・・・ガイド孔、13b・・・ラック、1
3c・・・連結部、14・・・クランパ押下げカム、1
5・・・モータ、15a・・・ウオーム、16・・・減
速歯車機構、17・・・押出しアーム、17a・・・軸
、17b・・・回動アーム、17c・・・押戻しアーム
、17d・・・突ビン、18・・・両面歯車、18a・
・・内面歯車、18b・・・外面歯車、18c・・・軸
部、19・・・小歯声、20・・・遊星歯車、21・・
・スライド板、21a・・・ガイド孔、21b・・・ラ
ック、21c・・・突ビン、21d・・・突片、21e
・・・先端、22・・・中間歯車、23 ・・・規正板
、23 a 、 23 b 、 23 c−・・ガイド
孔、24・・・吊下げアーム、25・・・キャリジ板の
ホルダ、25a・・・横板部、25b・・・軸、25c
・・・バネ、25ct、zse・・・軸、26・・・固
定用アーム、26a・・・バネ、27.28・・・固定
板、27a・・・ガイド孔、27b・・・突片、27c
・・・固定溝、29・・・支持アーム、29a・・・バ
ネ、30・・・ダンパ、30a・・・中心孔、31・・
・ダンパの支持具、32・・・キャリジ板、32a・・
・突軸、32b・・・固定用軸、32C・・・バネ、3
2d・・・開口、33・・・スピンドルモータ、34・
・・スピンドルテーブル、34a・・・孔、35・・・
ガイドレール、36・・・ピックアップ部材、37・・
・ピックアップ、38・・・マグネット、39・・・ス
ライド片、40・・・ビス、41・・・バネ、42・・
・連結片、43・・・モータ、44・・・サブ板、45
a 、45b・・・軸承体、46・・・送りねじ、47
a、47b・・・プーリ、48・・・ベルト、49・・
・ラック、50・・・支持片、50a・・・軸、51・
・・クランパ支持板、51a・・・支点、51b・・・
バネ、52・・・クランパ、53・・・仮バネ、54・
・・ガイド体、SWr  、SWt 、SW、、SW、
・・・スイッチ、Pl・・・フォトセンサ、P、r・・
・フォトカブラ、49a・・・切欠部、55・・・取付
板、55a・・・垂下部、56・・・軸、57・・・圧
縮バネ、57a、57b”・脚片、58 ・・・支持片
、58a・・・角孔、59・・・ラック体、59a・・
・肉薄部、59b・・・文面、59c・・・突起、59
d・・・隔壁、60・・・バネ。 特許出願人     パイオニア株式会社第17図 32c 第18図 5コ 第23図 第24図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. キャリジ板上をガイド部材によってガイドされて移動可
    能なピックアップ部材と、該ピックアップ部材を移動さ
    せるべく断面3角状のねじ山を有する送りねじ部材と、
    前記ピックアップ部材に設けられ、前記送りねじに接す
    るラックがピックアップ部材を支持する位置に対して傾
    斜していることを特徴とするディスクプレーヤのピック
    アップ駆動装置。
JP3929787A 1987-02-24 1987-02-24 デイスクプレ−ヤのピツクアツプ駆動装置 Pending JPS63206970A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61233475A (ja) * 1985-04-09 1986-10-17 Hitachi Ltd 磁気ヘツド移動機構

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61233475A (ja) * 1985-04-09 1986-10-17 Hitachi Ltd 磁気ヘツド移動機構

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